JP2011059559A5 - - Google Patents
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本発明に係るマルチビーム光走査装置は、主走査方向及び副走査方向に間隔を空けて配列された複数の発光部を夫々が有する第1及び第2の光源手段と、該第1及び第2の光源手段の夫々から出射した複数の光束を偏向手段の同一偏向面に入射させる第1及び第2の入射光学系と、前記同一偏向面にて偏向走査された複数の光束を夫々対応する第1及び第2の被走査面上に集光する結像光学系と、を備えるマルチビーム光走査装置であって、副走査断面内において、前記第1及び第2の入射光学系の夫々は、前記偏向手段の回転軸に垂直な平面に対して斜め方向から、前記第1及び第2の光源手段から出射した前記複数の光束を前記同一偏向面に入射させており、前記第1の光源手段が有する複数の発光部のうち、前記第1の被走査面上における副走査方向の先頭の第1の走査線の印字に対応する発光部を第1の発光部、前記第2の光源手段が有する複数の発光部のうち、前記第2の被走査面上における副走査方向の先頭の第2の走査線の印字に対応する発光部を第2の発光部、とした時、前記第1の光源手段における前記複数の発光部のうちの前記第1の発光部の主走査方向の配列の順位と、前記第2の光源手段における前記複数の発光部のうちの前記第2の発光部の主走査方向の配列の順位と、が異なることを特徴とする。
なお、上記マルチビーム光走査装置を用いた画像形成装置も本発明の他の一側面を構成
する。
なお、上記マルチビーム光走査装置を用いた画像形成装置も本発明の他の一側面を構成
する。
そこで、本実施例においては、Cの色に対応した被走査面7上における走査線と、Kの色に対応した被走査面7上における走査線とが、副走査方向において走査領域全域で重なるように設定している。具体的には、本実施例では、光偏向器5の回転軸Sに垂直な面Tに対して斜め上方向から入射する光束に対応する光源手段1(第1の光源手段)の複数の発光部1a,1bのうち、副走査方向の先頭ライン(最も上端側のライン)の印字(Kの色)に対応する発光部を第1の発光部とする。また、光偏向器5の回転軸Sに垂直な面Tに対して斜め下方向から入射する光束に対応する光源手段1(第2の光源手段)の複数の発光部1a,1bのうち、副走査方向の先頭ライン(最も上端側のライン)の印字(Cの色)に対応する発光部を第2発光部とする。このとき副走査方向の先頭ラインの印字に対応するK色及びC色用の第1及び第2の発光部を夫々副走査方向で互いに異ならせている。つまり、本実施例では副走査方向の先頭ラインの画像データを書き始めるK色の発光部は1b(図5(c))、C色用の発光部は1a(図3(c))となるように夫々の色に対応して異ならせている。
言い換えれば、第1の光源手段における複数の発光部のうちの第1の発光部の主走査方向の配列の順位と、第2の光源手段における複数の発光部のうちの第2の発光部の主走査方向の配列の順位と、が異なる(第1の発光部1bは図5(c)におけるy方向のマイナス側位置、第2の発光部1aは図3(c)におけるy方向のプラス側位置、となる)ように構成している。
言い換えれば、第1の光源手段における複数の発光部のうちの第1の発光部の主走査方向の配列の順位と、第2の光源手段における複数の発光部のうちの第2の発光部の主走査方向の配列の順位と、が異なる(第1の発光部1bは図5(c)におけるy方向のマイナス側位置、第2の発光部1aは図3(c)におけるy方向のプラス側位置、となる)ように構成している。
Claims (13)
- 主走査方向及び副走査方向に間隔を空けて配列された複数の発光部を夫々が有する第1及び第2の光源手段と、該第1及び第2の光源手段の夫々から出射した複数の光束を偏向手段の同一偏向面に入射させる第1及び第2の入射光学系と、前記同一偏向面にて偏向走査された複数の光束を夫々対応する第1及び第2の被走査面上に集光する結像光学系と、を備えるマルチビーム光走査装置であって、
副走査断面内において、前記第1及び第2の入射光学系の夫々は、前記偏向手段の回転軸に垂直な平面に対して斜め方向から、前記第1及び第2の光源手段より出射した前記複数の光束を前記同一偏向面に入射させており、
前記第1の光源手段が有する複数の発光部のうち、前記第1の被走査面上における副走査方向の先頭の第1の走査線の印字に対応する発光部を第1の発光部、前記第2の光源手段が有する複数の発光部のうち、前記第2の被走査面上における副走査方向の先頭の第2の走査線の印字に対応する発光部を第2の発光部、とした時、
前記第1の光源手段における前記複数の発光部のうちの前記第1の発光部の主走査方向の配列の順位と、前記第2の光源手段における前記複数の発光部のうちの前記第2の発光部の主走査方向の配列の順位と、が異なることを特徴とするマルチビーム光走査装置。 - 前記同一偏向面と前記第1及び第2の被走査面の夫々との間の光路中に、少なくとも1つの反射部材を有しており、
前記第1の光源手段における前記複数の発光部のうちの前記第1の発光部の副走査方向の配列の順位と、前記第2の光源手段における前記複数の発光部のうちの前記第2の発光部の副走査方向の配列の順位と、が同じであることを特徴とする請求項1に記載のマルチビーム光走査装置。 - 前記同一偏向面と前記第1及び第2の被走査面の夫々との間の光路中に、少なくとも1つの反射部材を有しており、
前記第1の光源手段における前記複数の発光部のうちの前記第1の発光部の副走査方向の配列の順位と、前記第2の光源手段における前記複数の発光部のうちの前記第2の発光部の副走査方向の配列の順位と、が異なることを特徴とする請求項1に記載のマルチビーム光走査装置。 - 副走査断面内において、前記第1及び第2の入射光学系の双方は、前記平面に対して斜め上方向又は斜め下方向のいずれか一方の同じ方向から前記複数の光束を前記同一偏向面に入射させており、
副走査断面内において、前記第1の光源手段から出射し前記同一偏向面で偏向走査される光束が前記少なくとも1つの反射部材により反射される回数と、前記第2の光源手段から出射し前記同一偏向面で偏向走査される光束が前記少なくとも1つの反射部材により反射される回数と、の差がゼロを含む偶数であることを特徴とする請求項2に記載のマルチビーム光走査装置。 - 副走査断面内において、前記第1の入射光学系は前記平面に対して斜め上方向から前記複数の光束を前記同一偏向面に入射させており、かつ、前記第2の入射光学系は前記平面に対して斜め下方向から前記複数の光束を前記同一偏向面に入射させており、
副走査断面内において、前記第1の光源手段から出射し前記同一偏向面で偏向走査される光束が前記少なくとも1つの反射部材により反射される回数と、前記第2の光源手段から出射し前記同一偏向面で偏向走査される光束が前記少なくとも1つの反射部材により反射される回数と、の差が奇数であることを特徴とする請求項2に記載のマルチビーム光走査装置。 - 副走査断面内において、前記第1及び第2の入射光学系の双方は、前記平面に対して斜め上方向又は斜め下方向のいずれか一方の同じ方向から前記複数の光束を前記同一偏向面に入射させており、
副走査断面内において、前記第1の光源手段から出射し前記同一偏向面で偏向走査される光束が前記少なくとも1つの反射部材により反射される回数と、前記第2の光源手段から出射し前記同一偏向面で偏向走査される光束が前記少なくとも1つの反射部材により反射される回数と、の差が奇数であることを特徴とする請求項3に記載のマルチビーム光走査装置。 - 副走査断面内において、前記第1の入射光学系は前記平面に対して斜め上方向から前記複数の光束を前記同一偏向面に入射させており、かつ、前記第2の入射光学系は前記平面に対して斜め下方向から前記複数の光束を前記同一偏向面に入射させており、
副走査断面内において、前記第1の光源手段から出射し前記同一偏向面で偏向走査される光束が前記少なくとも1つの反射部材により反射される回数と、前記第2の光源手段から出射し前記同一偏向面で偏向走査される光束が前記少なくとも1つの反射部材により反射される回数と、の差がゼロを含む偶数であることを特徴とする請求項3に記載のマルチビーム光走査装置。 - 前記第1及び第2の発光部の夫々は、前記第1の走査線と前記第2の走査線との間の副走査方向のずれを低減するように、前記複数の発光部から選択されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置。
- 前記第1及び第2の光源手段の夫々は、前記複数の発光部が同一基板上に形成されたモノリシックなマルチビーム半導体レーザーであり、
主走査方向及び副走査方向において、前記同一基板上に設けられた前記複数の発光部同士の間隔は同一であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置。 - 前記第1及び第2の光源手段の夫々は、前記複数の発光部から出射した複数の光束を同一方向に導光するビーム合成手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置。
- 副走査断面内において、前記同一偏向面と前記第1及び第2の被走査面の夫々とは共役な関係を満たしていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置。
- 主走査方向及び副走査方向に間隔を空けて配列された複数の発光部を夫々が有する第3及び第4の光源手段と、該第3及び第4の光源手段の夫々から出射した複数の光束を前記偏向手段の前記同一偏向面とは異なる偏向面に入射させる第3及び第4の入射光学系と、前記複数の光束を夫々対応する第3及び第4の被走査面上に集光する結像光学系と、を備え、
副走査断面内において、前記第3及び第4の入射光学系の夫々は、前記偏向手段の回転軸に垂直な平面に対して斜め方向から、前記第3及び第4の光源手段から出射した前記複数の光束を前記偏向手段に入射させており、
前記第3の光源手段が有する複数の発光部のうち、前記第3の被走査面上における副走査方向の先頭の第3の走査線の印字に対応する発光部を第3の発光部、前記第4の光源手段が有する複数の発光部のうち、前記第4の被走査面上における副走査方向の先頭の第4の走査線の印字に対応する発光部を第4の発光部、とした時、
前記第3の光源手段における前記複数の発光部のうちの前記第3の発光部の主走査方向の配列の順位と、前記第4の光源手段における前記複数の発光部のうちの前記第4の発光部の主走査方向の配列の順位と、が異なることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置。 - 請求項1乃至12のいずれか1項に記載のマルチビーム光走査装置と、前記第1及び第2の被走査面上に配置され、互いに異なる色の画像を形成する第1及び第2の像担持体と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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