JP2011043220A - 油圧緩衝器の減衰力調整構造 - Google Patents

油圧緩衝器の減衰力調整構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 油圧緩衝器の減衰力調整構造において、ピストンの大ストローク域では減衰バルブを確実に閉じ、高周波微小ストローク域では減衰バルブを開き易くし、減衰力の周波数依存特性を安定にすること。
【解決手段】 油圧緩衝器10の減衰力調整構造であって、減衰バルブ60の背圧室63に対する受圧面積A2が、該減衰バルブ60の前記加圧された一方の油室12Aに対する受圧面積A1より大きくなるように設定され、前記バックアップカラー67の減衰バルブ60の背面に対する当接位置が、前記ピストン24のピストンラウンド25Bが減衰バルブ60の正面に対する当接位置より、該減衰バルブ60の内周側に配置されてなるもの。
【選択図】 図2

Description

本発明は油圧緩衝器の減衰力調整構造に関する。
油圧緩衝器の減衰力調整構造として、特許文献1に記載の如く、シリンダの油室に油液を収容し、シリンダに挿入されたピストンロッドの挿入端に設けたピストンをシリンダに摺動可能に嵌挿し、ピストンの摺動によって加圧される一方の油室から他方の油室への油液の流れを、該ピストンに添設されてそのピストンラウンドに対して接離する減衰バルブにより制御して減衰力を発生させるに際し、減衰バルブの背面側に、加圧された一方の油室にオリフィスを介して連通する背圧室を設け、ピストンロッドに支持されるコイルばねにより付勢されるバックアップカラーを減衰バルブの背面に押当てるものがある。
ピストン速度が通常の低周波大ストローク域にあるときには、加圧された油室の圧力はオリフィスによる圧力伝搬遅れをほとんど伴なうことなく背圧室に伝わり、背圧室の圧力を受ける減衰バルブを開き難くし、減衰バルブの減衰力を高くする。
車両が路面の凹凸に乗り、ピストン速度が高周波微小ストローク域に入ると、加圧された油室の圧力はオリフィスによる圧力伝搬遅れを伴ない、背圧室の圧力を上昇させず、減衰バルブは開き易くなって減衰力を低くする。
特開2002-295566
特許文献1に記載の油圧緩衝器の減衰力調整構造は、ピストンロッドに取付けられるバルブハウジングの外周にバックアップカラーを摺動可能に設け、バックアップカラーの内周が規定する背圧室に対する減衰バルブの受圧面積が、減衰バルブの前記加圧された一方の油室に対する受圧面積より大きくなるように設定しているかに見える。しかしながら、それらの受圧面積の大小関係に関する記載は全くないし、バックアップカラーの減衰バルブの背面に対する当接位置を、ピストンのピストンラウンドが減衰バルブの正面に対する当接位置より、減衰バルブの外周側に配置している。
特許文献1に記載の油圧緩衝器の減衰力調整構造は、バックアップカラーの減衰バルブの背面に対する当接位置を、ピストンのピストンラウンドが減衰バルブの正面に対する当接位置より、減衰バルブの外周側に配置しているから、背圧室の圧力がバックアップカラーの内面に及ぼす荷重が、減衰バルブのピストンラウンドに対する当接位置より外側に作用し、減衰バルブを開き難くする構造である。このため、ピストンの大ストローク域で減衰バルブを開き難くして減衰バルブの減衰力を高くするように、バックアップカラーの内周が規定する背圧室に対する減衰バルブの受圧面積を大きくすると、ピストンの微小ストローク域で背圧室の圧力が上昇しなくても、この背圧室の圧力がバックアップカラーの内面の大きな受圧面積を介し、しかも減衰バルブのピストンラウンドに対する当接位置より外側に位置するバックアップカラーの当接点を介して作用する結果、減衰バルブを一層開き難くするものになり、減衰バルブの減衰力は高く、乗り心地は悪い。
本発明の課題は、油圧緩衝器の減衰力調整構造において、ピストンの大ストローク域では減衰バルブを確実に閉じ、高周波微小ストローク域では減衰バルブを開き易くし、減衰力の周波数依存特性を安定にすることにある。
請求項1の発明は、シリンダの油室に油液を収容し、シリンダに挿入されたピストンロッドの挿入端に設けたピストンをシリンダに摺動可能に嵌挿し、ピストンの摺動によって加圧される一方の油室から他方の油室への油液の流れを、該ピストンに添設されてそのピストンラウンドに対して接離する減衰バルブにより制御して減衰力を発生させるものであり、減衰バルブの背面側に、加圧された一方の油室にオリフィスを介して連通する背圧室を設け、背圧室が、ピストンロッドに取付けられるバルブハウジングと、バルブハウジングに摺動可能に設けられ、スプリングにより付勢されて減衰バルブの背面に押当てられるバックアップカラーと、板ばねからなり、バルブハウジングの内部をシリンダの油室に対して区画する隔壁体により区画形成されてなる油圧緩衝器の減衰力調整構造であって、減衰バルブの背圧室に対する受圧面積が、該減衰バルブの前記加圧された一方の油室に対する受圧面積より大きくなるように設定され、前記バックアップカラーの減衰バルブの背面に対する当接位置が、前記ピストンのピストンラウンドが減衰バルブの正面に対する当接位置より、該減衰バルブの内周側に配置されてなるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記減衰バルブの背圧室に対する受圧面積が、該減衰バルブの前記加圧された一方の油室に対する受圧面積の1.1倍から1.5倍の範囲内に入るように設定されるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記バックアップカラーがバルブハウジングの外周に摺動可能に設けられるようにしたものである。
(請求項1)
(a)減衰バルブの背圧室に対する受圧面積A2が、減衰バルブの加圧された油室に対する受圧面積A1より大きくなるように設定される。従って、ピストンの大ストローク域で、加圧された油室の圧力が先に減衰バルブの正面に作用し、その後オリフィスによる圧力伝搬遅れをほとんど伴なうことなく減衰バルブの背面に作用するとき、減衰バルブのピストンラウンドが規定する正面の受圧面積A1と、バックアップカラーの内周が規定する背面の受圧面積A2の差により、背圧室の圧力がバックアップカラーを介して減衰バルブを閉じる力の方が確実に大きくなる。従って、背圧室を構成するバックアップカラーの摺動部等における圧力のリークやフリクションの発生があっても、減衰バルブを確実に閉じ、減衰バルブの減衰力を確実に高くする。
尚、減衰バルブの背圧室に対する受圧面積A2と、減衰バルブの加圧された油室に対する受圧面積A1とが同じ場合には、ピストンの大ストローク域で、加圧された油室の圧力が先に減衰バルブの正面に作用して減衰バルブを一旦開いた後、その油室の圧力がオリフィスを経て減衰バルブの背面に作用するとき、減衰バルブの受圧面積A1、A2を同じにしている正面と背面に及ぶ圧力が同圧になり、減衰バルブは閉じるはずである。ところが、背圧室を構成するバックアップカラーの摺動部等における圧力のリークやフリクションの影響を受け、減衰バルブの正面と背面の受圧面積を同じとする場合には、減衰バルブが確実には閉じないことがあり、減衰バルブの減衰力を低くしてしまうこともあり得る。背圧室を構成するバックアップカラーの摺動部等における圧力のリークやフリクションの影響を抑えるには、それらの構成部品精度を上げる必要があり、高コストになるし、それらのリーク、フリクションを完全になくすことは不可能でもある。
(b)バックアップカラーの減衰バルブの背面に対する当接位置が、ピストンのピストンラウンドが減衰バルブの正面に対する当接位置より、該減衰バルブの内周側に配置される。従って、背圧室の圧力がバックアップカラーの内面に及ぼす荷重が、減衰バルブのピストンラウンドに対する当接位置より内側に作用し、減衰バルブを開き易くするものになる。このことは、前述(a)の如くに減衰バルブの背圧室に対する受圧面積を大きく設定した場合であっても、ピストンの微小ストローク域で、背圧室の圧力が上昇しないことと相まって、減衰バルブを一層開き易くすることを意味し、減衰バルブの減衰力を低く、乗り心地を向上する。
(請求項2)
(c)減衰バルブの背圧室に対する受圧面積が、該減衰バルブの前記加圧された一方の油室に対する受圧面積の1.1倍から1.5倍の範囲内に入るように設定される。従って、前述(a)のピストンの大ストローク域で、減衰バルブを一層確実に閉じ、減衰バルブの減衰力を確実に高くすることができる。
(請求項3)
(d)バックアップカラーがバルブハウジングの外周に摺動可能に設けられる。従って、バックアップカラーが設けられるバルブハウジングの外周サイズを小型にし、減衰力調整構造のコンパクトを図ることができる。また、バルブハウジングを鍛造成形するとき、バルブハウジングにバックアップカラーが摺動可能になる内周凹部を絞り加工する必要がなく、バルブハウジングの形状を簡素にし、加工コストを低減できる。
図1は油圧緩衝器を示す模式断面図である。 図2は減衰力調整手段を示す断面図である。 図3は油圧緩衝器の油液の流れを示し、(A)は伸側行程の低周波大ストローク域を示す模式図、(B)は伸側行程の高周波微小ストローク域を示す模式図、(C)は圧側行程を示す模式図である。 図4はスリットバルブを示す平面図である。 図5はスプリングを示す平面図である。
減衰力調整式油圧緩衝器10は、図1に示す如く、ダンパチューブ11にシリンダ12を内蔵した二重管からなる複筒式であり、油液を収容したシリンダ12にピストンロッド13を挿入し、ダンパチューブ11の下部に車軸側取付部を備えるとともに、ピストンロッド13の上部に車体側取付部14を備え、車両の懸架装置を構成する。
油圧緩衝器10は、ダンパチューブ11の外周の下スプリングシート15と、ピストンロッド13の上端部の車体側取付部14に設けられた上スプリングシート(不図示)の間に懸架ばね16を介装する。
油圧緩衝器10は、シリンダ12に挿入されるピストンロッド13のためのロッドガイド17、ブッシュ18、オイルシール19を、ダンパチューブ11の上端加締部11Aとシリンダ12の上端部の間に挟圧固定している。
減衰力調整式油圧緩衝器10は、ピストンバルブ装置20とボトムバルブ装置40を有する。ピストンバルブ装置20とボトムバルブ装置40は、ピストンロッド13のシリンダ12への挿入端に設けた後述するピストン24がシリンダ12を摺動することによって生ずる油液の流れを制御して減衰力を発生させ、それらが発生する減衰力により、懸架ばね16による衝撃力の吸収に伴うピストンロッド13の伸縮振動を制振する。尚、ピストンロッド13は、大径部13Aと小径部13Bを有し、ピストンロッド13のシリンダ12への挿入端を小径部13Bとし、大径部13Aと小径部13Bの境界に段差状肩部13Cを設けている。
(ピストンバルブ装置20)
ピストンバルブ装置20は、図2に示す如く、シリンダ12に挿入されたピストンロッド13の小径部13Bの外周に、ストッパピース23、ピストン24、バルブストッパ25を挿着し、これらを小径部13Bの先端螺子部21に螺着される、サブ伸側減衰バルブ60のためのバルブハウジング61により、ピストンロッド13の肩部13Cとの間に挟圧固定する。尚、ストッパピース23は、ピストンロッド13の後述するバイパス路51に連通してシリンダ12のロッド側油室12Aに開口する流路23Aを備える。
ピストン24は、シリンダ12に摺動可能に嵌挿され、伸側流路31と圧側流路32を設け、ピストン24とバルブストッパ25の間にディスクバルブ状のメイン伸側減衰バルブ33の環状中央部を挟圧し、ピストン24とストッパピース23の間にディスクバルブ状の圧側減衰バルブ34の環状中央部を挟圧する。即ち、ピストンバルブ装置20は、ピストン24によりシリンダ12内をロッド側室12A(上油室)とピストン側室12B(下油室)に区画し、ロッド側室12Aとピストン側室12Bはピストン24に設けた伸側流路31及び該伸側流路31を開閉するメイン伸側減衰バルブ33と、圧側流路32及び該圧側流路32を開閉する圧側減衰バルブ34のそれぞれを介して連通される。
従って、伸長時には、ロッド側室12Aの油が、ピストン24の伸側流路31を通り、メイン伸側減衰バルブ33を撓み変形させて開き、ピストン側室12Bに導かれ、伸側減衰力を発生させる。また、圧縮時には、ピストン側室12Bの油が、ピストン24の圧側流路32を通り、圧側減衰バルブ34を撓み変形させて開き、ロッド側室12Aに導かれ、圧側減衰力を発生させる。
(ボトムバルブ装置40)
油圧緩衝器10は、ダンパチューブ11とシリンダ12の間隙をリザーバ室12Cとし、このリザーバ室12Cの内部を油室とガス室に区画している。そして、ボトムバルブ装置40は、シリンダ12の内部のピストン側室12Bとリザーバ室12Cとを仕切るボトムピース41をシリンダ12の下端部とダンパチューブ11の底部との間に配置し、ダンパチューブ11の底部とボトムピース41の間の空間をボトムピース41に設けた流路によりリザーバ室12Cに連絡可能にする。
ボトムバルブ装置40は、ボトムピース41に設けた圧側流路41Aと伸側流路(不図示)をそれぞれ開閉するボトムバルブとしての、ディスクバルブ42とチェックバルブ43を備える。
そして、伸長時には、シリンダ12から退出するピストンロッド13の退出容積分の油が、チェックバルブ43を押し開き、リザーバ室12Cからボトムピース41の伸側流路(不図示)経由でピストン側室12Bに補給される。圧縮時には、シリンダ12に進入するピストンロッド13の進入容積分の油が、ピストン側室12Bからボトムピース41の圧側流路41Aを通ってディスクバルブ42を撓み変形させて開き、リザーバ室12Cへ押出され、圧側減衰力を得る。
尚、油圧緩衝器10にあっては、シリンダ12のロッド側室12Aに位置するピストンロッド13まわりで、ピストン24の側(下側)に固定されたリバウンドシート46の上に、ピストンロッド13の伸切り時(油圧緩衝器10の最伸長状態)に圧縮変形せしめられるリバウンドラバー47を備えている。
しかるに、油圧緩衝器10は、ピストンバルブ装置20の減衰力、本実施例では伸側減衰力を調整するための伸側減衰力調整装置50を以下の如くに備える。
伸側減衰力調整装置50は、図2に示す如く、メイン伸側減衰バルブ33をバイパスしてロッド側室12Aとピストン側室12Bを連通するバイパス路51をピストンロッド13に設け、このバイパス路51にサブ伸側減衰バルブ60(減衰力調整部)を設ける。ピストンロッド13の小径部13Bに挿着されているメイン伸側減衰バルブ33のバルブストッパ25の下端中央環状突出部と、ピストンロッド13の小径部13Bの先端螺子部21に螺着されるバルブハウジング61の本体61Aの上端中央環状突出部との間にディスクバルブ状のサブ伸側減衰バルブ60の環状中央部を挟圧する。即ち、伸側減衰力調整装置50は、バイパス路51の一端をロッド側室12Aに開口するとともに、バイパス路51の他端をバルブストッパ25に設けたサブ流路25Aに開口し、サブ伸側減衰バルブ60によりこのサブ流路25Aをピストン側室12Bに対して開閉する。
伸側減衰力調整装置50は、サブ伸側減衰バルブ60をバルブストッパ25に添設し、バルブストッパ25のピストンラウンド25Bに対して接離させる。そして、伸側減衰力調整装置50は、サブ伸側減衰バルブ60の背面側に、ロッド側室12A(伸長時に加圧される一方の油室)にスリットバルブ62のオリフィス62Aを介して連通する背圧室63を設け、背圧室63を一枚以上の積層板ばね71からなる隔壁体70により閉じる。スリットバルブ62は、サブ伸側減衰バルブ60の背面に添設され、メイン伸側減衰バルブ33のバルブストッパ25の下端中央環状突出部とバルブハウジング61の本体61Aの上端中央環状突出部との間に環状中央部を挟圧される。スリットバルブ62は、図4に示す如く、環状中央部の内周にスリットを備え、各スリットをオリフィス62Aとする。
伸側減衰力調整装置50は、バルブハウジング61をピストンロッド13の小径部13Bの先端螺子部21に螺着される本体61Aからなるものとし、本体61Aの螺子部21に螺着される円板部aの外周側の下部に環状部bを突設し、本体61Aの環状部bの内周にストッパ65を螺着して備える。バルブハウジング61は本体61Aの円板部aの周方向複数位置に複数の連絡孔61Bを設け、バルブハウジング61の内部で軸方向の両側に背圧室63を連続可能にする。
背圧室63は、サブ伸側減衰バルブ60のバルブハウジング61と、バルブハウジング61の本体61Aの円板部aの外周に摺動可能に設けられてスプリング66によりサブ伸側減衰バルブ60の背面に付勢されるバックアップカラー67と、ストッパ65における背圧室63に臨む上面であるばね着座面68A上に着座する隔壁体70により区画形成される。バックアップカラー67はバルブハウジング61の本体61Aの円板部aの外周の環状溝に装填したシール材61Cに液密に上下に摺動し、バックアップカラー67の上端面をサブ伸側減衰バルブ60の背面に衝合する。スプリング66は、図5に示す如く、環状中央部の外周に十字状の張り出し部66Aを備え、環状中央部をバルブハウジング61の本体61Aの上端中央環状突出部まわりの上面に着座して支持され、張り出し部66Aの先端部の上にバックアップカラー67を支持する。
即ち、伸側減衰力調整装置50は、サブ伸側減衰バルブ60の背面側に、ピストンロッド13に取付けられるバルブハウジング61と、バルブハウジング61の外周に摺動可能に設けられてサブ伸側減衰バルブ60の背面に押当てられるバックアップカラー67と、バルブハウジング61の内部をシリンダ12のピストンロッド13が挿入されないピストン側室12Bに対して区画する隔壁体70とにより区画形成される背圧室63を設ける。そして、背圧室63の内部で、バルブハウジング61の本体61Aの円板部aの上面に着座して支持されるスプリング66により、バックアップカラー67の上端面をサブ伸側減衰バルブ60の背面に付勢して押当てる。
隔壁体70は、円板状の板ばね71の中心部に芯材73を設け、芯材73の軸方向における板ばね71の反対側に補助ばね72を設け、補助ばね72をバルブハウジング61の本体61Aの環状部bの内周の中間段差面であるばね着座面69Aに担持させ、補助ばね72の付勢力により板ばね71をストッパ65のばね着座面68Aに着座させる。本実施例では、補助ばね72は円板状の複数の孔を有する板ばねからなるものとしており、芯材73は膨出部73Aの軸方向の両側に細径部73B、73Cを突設し、細径部73Bに板ばね71の中央の内周孔を滑り移動自由に係合するように装填し、細径部73Cに補助ばね72の中央の内周孔を滑り移動自由に係合するように装填した状態で、板ばね71の外縁側端面(外周)をストッパ65のばね着座面68Aに載せて着座させ、補助ばね72の外縁側端面(外周)をバルブハウジング61のばね着座面69Aに載せて担持させる。隔壁体70の板ばね71の外縁側端面はストッパ65のばね着座面68A上にて固定保持されることなく、ばね着座面68Aの面に沿って滑り移動自由とされ、板ばね71のばね定数を低く設定している。隔壁体70の補助ばね72の外縁側端面もバルブハウジング61のばね着座面69Aに沿って滑り移動自由とされている。
隔壁体70は、背圧室63の圧力により押し込まれて撓む板ばね71の撓み量を規制するばね撓み規制面68Bをストッパ65に設けている。ばね撓み規制面68Bは、ストッパ65におけるばね着座面68Aの内周側に、該ばね着座面68Aに対する一定の段差をなすように設けられる。ばね着座面68A上に着座する板ばね71はこの段差分だけ撓んでその内周側端面をばね撓み規制面68Bに衝接し、それ以上の撓みを制止される。
隔壁体70は、伸側行程では、加圧されるロッド側室12Aの圧力がバイパス路51からオリフィス62Aを介して印加される背圧室63の圧力を受け、補助ばね72の孔を通り、背圧室63の圧力が板ばね71と補助ばね72の間の中間室74にも及ぶ。伸側行程では、隔壁体70の板ばね71の内周側端面がストッパ65のばね撓み規制面68Bに衝接し、板ばね71の撓みを規制する。逆の圧側行程では、加圧されるピストン側室12Bの圧力がストッパ65の中央面に設けてある連通孔65Aから板ばね71に及び、補助ばね72が撓み、板ばね71はストッパ65のばね着座面68Aから離隔し、ピストン側室12Bの圧力が、中間室74から背圧室63にも及ぶ。隔壁体70は、上述の伸側行程と圧側行程を繰り返し、伸側行程ではロッド側室12Aの圧力の伝搬に遅れを生じさせ、圧側行程ではピストン側室12Bの圧力の伝搬に遅れを生じさせる。板ばね71と補助ばね72のばね定数を互いに独立に設定でき、板ばね71の積層枚数を少なくして伸側を弱く設定することによりロッド側室12Aから背圧室63への圧力伝搬遅れを発生させ、ピストンバルブ装置20及び伸側減衰力調整装置50の減衰力の応答速度を調整できる。
伸側減衰力調整装置50は、隔壁体70の押し込みストロークをストッパ65のばね着座面68Aに対するばね撓み規制面68Bの段差量により規制し、その押し込みストロークを0.3〜2mm程度の微小ストロークにすることができ、伸・圧行程の切換わり時の応答性を向上できる。尚、ストッパ65に設けた連通孔65Aをオリフィスとすることもできる。
従って、油圧緩衝器10は、伸側減衰力調整装置50を備えて以下の如くに動作する。
(1)伸側行程で、油圧緩衝器10のピストン速度が通常の低周波大ストローク域にあるときには、図3(A)に示す如く、加圧されたロッド側室12Aの圧力は、オリフィス62Aによる圧力伝搬遅れをほとんど伴なうことなく背圧室63に伝わり、板ばね71からなる隔壁体70を押し込みストロークさせた後、背圧室63の圧力が上昇すると、この背圧室63の圧力を受けたサブ伸側減衰バルブ60は開くことなく、メイン伸側減衰バルブ33が開いて減衰力を発生させる。メイン伸側減衰バルブ33は通常走行時の操安性を良好とするように、サブ伸側減衰バルブ60よりも高い撓み剛性を備えていて通常必要な減衰力を発生させる。
(2)伸側行程で、車両が路面の凹凸に乗り、ピストン速度が高周波微小ストローク域に入ると、図3(B)に示す如く、加圧されたロッド側室12Aの圧力はオリフィス62Aによる圧力伝搬遅れを伴ない、背圧室63の圧力を上昇させず、サブ伸側減衰バルブ60は開き易くなって減衰力を低くする。
(3)圧側行程では、図3(C)に示す如く、圧側減衰バルブ34が開いて減衰力を発生させる。
油圧緩衝器10は、伸側減衰力調整装置50により以下の減衰力特性を具備する。
(a)ピストン速度の低周波大ストローク域で、板ばね71により付勢されている隔壁体70の押し込みストロークは大きく、背圧室63の圧力の上昇は早く、伸・圧行程の切換わり時にも違和感なく応答でき、応答速度が速い。また、板ばね71は占有スペースが小さく、ばねの積層枚数の調整によりばね力の設定も容易である。
サブ伸側減衰バルブ60の背圧室63に対する受圧面積、オリフィス62Aの流路面積、又は隔壁体70の板ばね71のばね定数の変更により、油圧緩衝器10が発生する減衰力の周波数特性を容易に調整できる。
(b)メイン伸側減衰バルブ33とサブ伸側減衰バルブ60を備え、サブ伸側減衰バルブ60の背面側に背圧室63を設ける。メイン伸側減衰バルブ33の撓み剛性をサブ伸側減衰バルブ60の撓み剛性よりも大きくすることにより、ピストン速度が低周波大ストローク域にある通常時には、前述(1)により、メイン伸側減衰バルブ33によって高い減衰力を得ることができる。ピストン速度が高周波微小ストローク域に入ったときには、前述(2)により、サブ伸側減衰バルブ60が開き易くなって減衰力を低くし、微振動のブルブル感をなくすことができる。即ち、通常の低周波大ストローク域ではメイン伸側減衰バルブ33がピストン速度の低速〜高速の広い範囲で安定した減衰力を提供して操安性を確保し、高周波微振動はサブ伸側減衰バルブ60が開くことによって吸収し、乗心地性を確保できる。
しかるに、油圧緩衝器10の伸側減衰力調整装置50は、ピストンの大ストローク域ではサブ伸側減衰バルブ60を確実に閉じ、高周波微小ストローク域ではサブ伸側減衰バルブ60を開き易くし、減衰力の周波数依存特性を安定にするため、以下の構成を具備する。
(i)サブ伸側減衰バルブ60の背圧室63に対する受圧面積A2が、サブ伸側減衰バルブ60のサブ流路25A(ロッド側室12A)に対する受圧面積A1より大きくなるように設定する。A1はバルブストッパ25のピストンラウンド25Bの内径により規定され、A2はバルブハウジング61の外周に摺接するバックアップカラー67の内径により規定される(図2)。
A2は、好適には、A1の1.1倍から1.5倍の範囲内に入るように設定される。
(ii)バックアップカラー67におけるサブ伸側減衰バルブ60の背圧室63に臨む背面に対する当接位置が、バルブストッパ25のピストンラウンド25Bがサブ伸側減衰バルブ60のサブ流路25A(ロッド側室12A)に臨む正面に対する当接位置より、サブ伸側減衰バルブ60の内周側に配置される。
バックアップカラー67は、図2に示す如く、バルブハウジング61の外周に摺接する筒状部67Aと、筒状部67Aの上部から該筒状部67Aの内周よりすぼめられる環状部67Bを有する。バックアップカラー67は、環状部67Bの先端部(上端部)をサブ伸側減衰バルブ60の背面に当接するものであり、筒状部67Aの上部外周から環状部67Bの先端部までの外周をテーパ状に縮径し、環状部67Bの先端部の直径をバルブストッパ25のピストンラウンド25Bの直径より小径とする。これにより、バックアップカラー67は、サブ伸側減衰バルブ60の背面に当接する環状部67Bの先端部を、バルブストッパ25のピストンラウンド25Bがサブ伸側減衰バルブ60の正面に当接する位置より該サブ伸側減衰バルブ60の内周側に配置する。
尚、バックアップカラー67は、筒状部67Aの上部内周からすぼめられる環状部67Bの基部内周を、該筒状部67Aの内周に概ね直交する段差面とし、スプリング66の張り出し部66Aの先端部の上にバックアップカラー67における環状部67Bの基部内面を支持させる。
従って、本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)サブ伸側減衰バルブ60の背圧室63に対する受圧面積A2が、サブ伸側減衰バルブ60の加圧されたロッド側室12Aに対する受圧面積A1より大きくなるように設定される。従って、ピストン24の大ストローク域で、加圧されたロッド側室12Aの圧力が先にサブ伸側減衰バルブ60の正面に作用し、その後オリフィス62Aによる圧力伝搬遅れをほとんど伴なうことなくサブ伸側減衰バルブ60の背面に作用するとき、サブ伸側減衰バルブ60のピストンラウンド25Bが規定する正面の受圧面積A1と、バックアップカラー67の内周が規定する背面の受圧面積A2の差により、背圧室63の圧力がバックアップカラー67を介してサブ伸側減衰バルブ60を閉じる力の方が確実に大きくなる。従って、背圧室63を構成するバックアップカラー67の摺動部等における圧力のリークやフリクションがあっても、サブ伸側減衰バルブ60を確実に閉じ、サブ伸側減衰バルブ60の減衰力を確実に高くする。
(b)バックアップカラー67のサブ伸側減衰バルブ60の背面に対する当接位置が、ピストン24のピストンラウンド25Bがサブ伸側減衰バルブ60の正面に対する当接位置より、該サブ伸側減衰バルブ60の0.2〜1.0mm内周側に配置される。従って、背圧室63の圧力がバックアップカラー67の内面に及ぼす荷重が、サブ伸側減衰バルブ60のピストンラウンド25Bに対する当接位置より内側に作用し、サブ伸側減衰バルブ60を開き易くするものになる。このことは、前述(a)の如くにサブ伸側減衰バルブ60の背圧室63に対する受圧面積を大きく設定した場合であっても、ピストン24の微小ストローク域で、背圧室63の圧力が上昇しないことと相まって、サブ伸側減衰バルブ60を一層開き易くすることを意味し、サブ伸側減衰バルブ60の減衰力を低く、乗り心地を向上する。
(c)サブ伸側減衰バルブ60の背圧室63に対する受圧面積が、該サブ伸側減衰バルブ60の前記加圧されたロッド側室12Aに対する受圧面積の1.1倍から1.5倍の範囲内に入るように設定される。従って、前述(a)のピストン24の大ストローク域で、サブ伸側減衰バルブ60を一層確実に閉じ、サブ伸側減衰バルブ60の減衰力を確実に高くすることができる。
(d)バックアップカラー67がバルブハウジング61の外周に摺動可能に設けられる。従って、バックアップカラー67が設けられるバルブハウジング61の外周サイズを小型にし、減衰力調整構造のコンパクトを図ることができる。また、バルブハウジング61を鍛造成形するとき、バルブハウジング61にバックアップカラー67が摺動可能になる内周凹部を絞り加工する必要がなく、バルブハウジング61の形状を簡素にし、加工コストを低減できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
本発明は、油圧緩衝器の減衰力調整構造であって、減衰バルブの背圧室に対する受圧面積が、該減衰バルブの前記加圧された一方の油室に対する受圧面積より大きくなるように設定され、前記バックアップカラーの減衰バルブの背面に対する当接位置が、前記ピストンのピストンラウンドが減衰バルブの正面に対する当接位置より、該減衰バルブの内周側に配置されてなるようにした。これにより、油圧緩衝器の減衰力調整構造において、ピストンの大ストローク域では減衰バルブを確実に閉じ、高周波微小ストローク域では減衰バルブを開き易くし、減衰力の周波数依存特性を安定にすることができる。
10 油圧緩衝器
12 シリンダ
12A ロッド側室
12B ピストン側室
13 ピストンロッド
24 ピストン
25 バルブストッパ(ピストン)
25A サブ流路
25B ピストンラウンド
33 メイン伸側減衰バルブ
34 圧側減衰バルブ
50 伸側減衰力調整装置
51 バイパス路
60 サブ伸側減衰バルブ(減衰バルブ)
61 バルブハウジング
62 スリットバルブ
62A オリフィス
63 背圧室
66 スプリング
67 バックアップカラー
67A 筒状部
67B 環状部
70 隔壁体
71 板ばね
A1 減衰バルブの加圧された油室に対する受圧面積
A2 減衰バルブの背圧室に対する受圧面積

Claims (3)

  1. シリンダの油室に油液を収容し、シリンダに挿入されたピストンロッドの挿入端に設けたピストンをシリンダに摺動可能に嵌挿し、ピストンの摺動によって加圧される一方の油室から他方の油室への油液の流れを、該ピストンに添設されてそのピストンラウンドに対して接離する減衰バルブにより制御して減衰力を発生させるものであり、
    減衰バルブの背面側に、加圧された一方の油室にオリフィスを介して連通する背圧室を設け、
    背圧室が、
    ピストンロッドに取付けられるバルブハウジングと、
    バルブハウジングに摺動可能に設けられ、スプリングにより付勢されて減衰バルブの背面に押当てられるバックアップカラーと、
    板ばねからなり、バルブハウジングの内部をシリンダの油室に対して区画する隔壁体により区画形成されてなる油圧緩衝器の減衰力調整構造であって、
    減衰バルブの背圧室に対する受圧面積が、該減衰バルブの前記加圧された一方の油室に対する受圧面積より大きくなるように設定され、
    前記バックアップカラーの減衰バルブの背面に対する当接位置が、前記ピストンのピストンラウンドが減衰バルブの正面に対する当接位置より、該減衰バルブの内周側に配置されてなる油圧緩衝器の減衰力調整構造。
  2. 前記減衰バルブの背圧室に対する受圧面積が、該減衰バルブの前記加圧された一方の油室に対する受圧面積の1.1倍から1.5倍の範囲内に入るように設定される請求項1に記載の油圧緩衝器の減衰力調整構造。
  3. 前記バックアップカラーがバルブハウジングの外周に摺動可能に設けられる請求項1又は2に記載の油圧緩衝器の減衰力調整構造。
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