JP2011042952A - 防振壁 - Google Patents

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Hirohisa Yamada
浩久 山田
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
積水化成品工業株式会社
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Abstract

【課題】地下水の上昇による浮力によって浮き上がる力が作用しないようにした地中防振壁を提供する。
【解決手段】振動伝播経路中の地中に埋設される防振壁10は、積層させることにより内部に空隙Sが確保できる樹脂製構造物31の多数個を立体状に積み上げて形成されてなる構造体11で構成される。好ましくは、前記構造体11は、不織布のような透水性シート12,砕石層13,砕石層13を覆う透水性シート14とを備える。上昇した地下水は、一時的に、前記構造体11内の空隙S内に入り込み、構造体11に浮力を生じさせない。
【選択図】図1

Description

本発明は振動伝播経路中の地中に埋設される防振壁に関する。
道路上や高架軌道上を車両が走行することにより発生する振動、あるいは、工場での大型の工作機械等が発生する振動等が地盤を介して隣接する地盤に伝わり、振動公害を引き起こす場合がある。この対策として、振動伝播経路中の地中に防振壁を設けることが行われる。
地中にバネ定数の低い材料を埋設することで、振動の伝搬を遮断することができるが、バネ定数が小さすぎると土圧や水圧により、材料に変形や破壊が生じるので、水平方向に一定値以上の剛性を持つ材料(すなわち、バネ定数が高い材料)が必要となる。そのような材料として、ポリスチレン発泡体等のブロック状の合成樹脂発泡体が有効であることが知られており、特許文献1や特許文献2には、合成樹脂発泡体を地中に埋設した防振壁構造が記載されている。
しかし、ブロック状の合成樹脂発泡体は一般に比重が1以下であり、合成樹脂発泡体を地中に埋設した場合、地下水の上昇により浮力が生じ、地中での埋設状態が不安定になる。そのために、特許文献1や特許文献2に記載の防振壁構造では、浮き上がり防止のために、合成樹脂発泡体を、比重の大きいコンクリートや鉄板などと連結させて、地中に埋設施工するようにしている。
特開平7−180170号公報 特開平9−289599号公報
従来の防振壁構造では、上記のように合成樹脂発泡体を、比重の大きいコンクリートや鉄板などと連結させて地中に埋設施工しているが、コンクリートや鉄板は重量物であり、施工が煩雑となるのが避けられない。本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、施工を簡素化しながら、高い防振効果を達成することのできる、地中に埋設された防振壁を提供することを課題とする。
本発明による防振壁は、振動伝播経路中の地中に埋設される防振壁であって、前記防振壁は、積層させることにより内部に空隙が確保できる樹脂製構造物の多数個を立体状に積み上げて形成されてなる構造体からなることを特徴とする。
上記の防振壁では、その主たる構造材は、積層させることにより内部に空隙が確保できる樹脂製構造物のみであり、従来のように、コンクリートや鉄板のような重量物は用いない。樹脂製構造物は軽量材であり、それを積層しかつ地中に埋設していく作業は、人力施工でもって容易に行うことができる。そのために、防振壁の施工は大きく簡素化される。
本発明による防振壁では、防振壁構造体は樹脂製構造物を積層させることによって形成された空隙を内部に有しており、通常ではその空隙には空気が入り込んでいる。また、防振壁構造体の全容積に対する空隙の割合は、樹脂製構造物の構造によって幅があるとしても、容易に90%以上とすることができる。そのために、前記空隙は、従来の防振壁における合成樹脂発泡体と同様に、振動の伝搬を遮断する機能を果たすことができる。そして、防振壁が埋設されている地盤の地下水位が上昇したときには、地下水は前記空隙内に入り込むことができるので、防振壁構造体に浮力が作用することはなく、地中に埋設した防振壁の設置状態が不安定になることもない。
樹脂製構造物が比重1よりも小さい場合には、その分の浮力が作用するが、樹脂材料として比重はほぼ1である材料を選択して使用することと、比重が1以下の材料を用いる場合であっても、前記のように防振壁構造体の全容積に対する樹脂製構造物が占める割合は10%以下であることから、実質的には、浮き上がりの問題は生じない。
本発明による構造体の好ましい態様では、前記防振壁構造体は透水性シートによって被覆されている。防振壁構造体を透水性シートで被覆することにより、前記空隙内への地下水の進入、および地下水位が下がったときの空隙からの地下水の脱出を確保しながら、防振壁構造体の積み上げ姿勢を長期にわたり安定的に保持することができる。透水性シートとして、防振壁構造体の周囲の土砂が通過できない目開きのものを用いることはより好ましく、長期にわたって、前記空隙の容積を減少させることなく維持することができる。
より好ましくは、防振壁構造体の周囲を砕石層で覆うようにする。それにより、前記空隙内への地下水の進入および脱出を一層確実に、同時に、空隙内への土砂の進入を一層確実に阻止することができる。
本発明による防振壁は、任意の振動伝播経路中の地中に設置することで有効に機能するが、特に、道路または鉄道路線に沿って設置されることは、有効である。
なお、本発明において、積層させることにより内部に空隙が確保できる樹脂製構造物の形状は任意であり、特に制限はない。一例として、特開2009−24447号公報に記載される積層構造体が挙げられる。
本発明によれば、施工時の作業性を向上させながら、特別の対策を施すことなく地下水位の上昇により生じる浮力の影響を受けることのない防振壁が得られる。
本発明による防振壁を説明する概略図。 積層させることにより内部に空隙が確保できる樹脂製構造物の一例を示す図。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による防振壁の一例を示す概略図である。
図1において、1は車道であり、車2が走行する。車道1の図で左側には側溝3を挟んで住宅地4が隣接しており、道路1からの振動が家屋5に伝搬しないようにすることが求められる。すなわち、図示の例で、車道1から家屋5までが振動伝播経路となっており、道路1からの振動が家屋5に伝搬しないように、車道1に沿うようにして、防振壁10が地中に埋設されている。
防振壁10は、一例として、上下方向の深さが4m程度、幅が0.5m程度のものであり、上端側が地表面に近接するようにして、地中に設置される。防振壁10の主たる構造物は、図2にその一例を示すような樹脂製構造物31を多段に積層して形成された構造体11であり、全体が不織布のような透水性シート12で包み込まれており、さらにその外側全体が砕石層13および不織布のような透水性シート14で覆われている。なお、15は上載荷重を分散緩和する目的で形成されるコンクリート床版であり、防振壁10の設置場所によっては省略することもできる。
図2に示す樹脂製構造物31は、次のように構成を持つ。すなわち、下端が開放された箱状部の複数個が間隔を空けながらX方向に配列した箱列32が、X方向に直交するY方向に間隔を空けながら必要列数だけ配列した構成を基本的に備える。図2に示すように、必要な場合には、異なった大きさの複数個の貯水空間形成部材31を箱列32の方向が同じ方向となるように寄せ集めて貯水空間形成部材31とすることもできる。そして、上記の貯水空間形成部材31の多数枚を、前記箱列32の方向が互いに直角に交差させながら多段に上下方向に積み上げることにより、図1に示すように、内部に多くの空隙Sを持つ樹脂製構造物31からなる構造体11とされる。
上記の防振壁10において、防振壁構造体11は樹脂製構造物31を積層させることによって形成された空隙Sを内部に有しており、通常ではその空隙Sには空気が入り込んでいる。防振壁構造体11の全容積に対する空隙Sの割合は、樹脂製構造物31の構造を適宜選択することで、90%程度以上とすることができる。そして、前記空隙Sは、従来の防振壁における合成樹脂発泡体と同様に、振動の伝搬を遮断する機能を効果的に果たすことができる。
一方、防振壁10が埋設されている地盤の地下水位が上昇したときには、地下水は前記空隙S内に入り込むことで、防振壁構造体11に浮力が作用するのを回避することができ、地中に埋設した防振壁10の設置状態が不安定になることはない。
また、防振壁構造体11は透水性シート12によって被覆されているので、空隙S内への地下水の進入、および空隙からの脱出は確保されるとともに、防振壁構造体11の積み上げ姿勢を長期にわたり安定的に保持することができる。透水性シート12として、防振壁構造体11の周囲の土砂が通過できない目開きのものを用いることで、長期にわたり空隙S内に土砂等が入り込むのを阻止することができ、振動の伝搬阻止機能を低下させるような空隙Sの容積低下を回避することができる。
さらに、防振壁構造体11の周囲を覆う砕石層13および透水性シート14を備えることで、前記空隙S内への地下水の進入および脱出を一層確実に、また、空隙S内への土砂の進入も一層確実に阻止することができる。
上記のように、本発明による防振壁10では、浮力よる浮き上がりを軽減できるので、特別の浮き上がり阻止対策は不要であり、施工全体の容易化と施工コストの低減が可能となる。
1…車道、
2…車、
4…住宅地、
5…家屋、
10…地中に埋設された防振壁、
11…積層させることにより内部に空隙が確保できる樹脂製構造物の多数個を立体状に積み上げて形成されてなる構造体、
12…透水性シート、
13…砕石層、
14…透水性シート、
15…コンクリート床版、
31…積層させることにより内部に空隙が確保できる樹脂製構造物、
32…下端が開放された箱状部の複数個が間隔を空けながら配列してなる箱例。

Claims (3)

  1. 振動伝播経路中の地中に埋設される防振壁であって、前記防振壁は、積層させることにより内部に空隙が確保できる樹脂製構造物の多数個を立体状に積み上げて形成されてなる構造体からなることを特徴とする防振壁。
  2. 前記構造体は、透水性シートによって被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の防振壁。
  3. 請求項1または2に記載の防振壁であって、道路または鉄道路線に沿って設置されていることを特徴とする防振壁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111997097A (zh) * 2020-09-03 2020-11-27 西南交通大学 一种隧道侧穿房屋的复合式隔离桩及其加固施工方法

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JPS63114726A (en) * 1986-10-30 1988-05-19 Nkk Corp Underground vibration-insulating wall
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