JP2011042310A - 車両用ダッシュサイレンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用ダッシュサイレンサにおいて、大幅な質量の増加をさせることなく必要部位のみ製品板厚を増加しノイズ、バイブレーション性能の向上を図る。
【解決手段】この車両用ダッシュサイレンサ10は、繊維積層体を加熱・加圧成形によって形成されており、ダッシュパネルPの車室R内面の凹凸形状に即して立体凹凸状に形成されてダッシュパネルPに面して配設される相対的に広い面積の主ダッシュサイレンサ部位20と、主ダッシュサイレンサ部位20の車室Rの内面側に積層状態として配設される相対的に狭い面積の副ダッシュサイレンサ部位30aと、主ダッシュサイレンサ部位20と副ダッシュサイレンサ部位30aの積層状態を保持することのできる係止手段40とから構成されており、副ダッシュサイレンサ部位30aは主ダッシュサイレンサ部位20の遮音性能上必要とされる箇所に積層配置されて係止手段40により係止される。
【選択図】図9

Description

この発明は車両用ダッシュサイレンサに関する。詳しくは、車両のエンジンルームと車室を仕切るダッシュパネルの車室内側に配置される車両用ダッシュサイレンサに関する。
従来、車両のエンジンルームと車室を仕切るダッシュパネルの車室内側に配置されてエンジンルーム内の騒音及び振動が車室内に侵入するのを軽減ないしは防止する車両用ダッシュサイレンサが知られている(例えば特許文献1)。この車両用ダッシュサイレンサは、軽量化に鑑みて繊維積層体の軽量防音材が主流となっており、例えばフェルト系等の繊維積層体が用いられている。
ところで、車両のエンジンルームと車室を仕切るダッシュパネルは、車種によって形状が様々であり、車室内側形状も平坦ではなく種々の凹凸形状に形成されており、上記車両用ダッシュサイレンサもこれに即して凹凸形状に形成されて車室内側面の形状に沿うことにより、ダッシュパネルの車室内側を隙間無く覆いエンジンルーム内の騒音及び振動の軽減ないしは防止を図っている。
また、ダッシュパネルには、エンジンルームと車室内側とを連通する車両装備品が多く装着される部位であり、この車両装備品を取り付けるための開孔が設けられている。そして、車両用ダッシュサイレンサにおいてもこの開孔と対応する位置に孔部が設けられている。この孔部は、車室内側からの嵌合作業、車室外側からの嵌合作業と様々な作業がなされる。例えば、ワイヤーハーネス用グロメットをダッシュパネルに取り付ける際は、この車両用ダッシュサイレンサには取付用の大孔を開ける方法が採用されている。また、孔部を含めた繊維積層体を捲り構造とする方法も採用されている。一方、車室外側から嵌合作業を行なう場合には、孔から放射状にスリットを設定することで孔部の径を最小にしつつ車両装備品の取り付けを容易にする方法が採用されている。
ここで、上記孔部及び捲り構造においてはエンジンルーム内の騒音及び振動が車室内側に侵入してしまうという問題があった。このエンジンルーム内の騒音及び振動による所謂ノイズ、バイブレーション性能は、車の快適性に直接影響するものであり、このノイズ、バイブレーション性能を向上させる方法のひとつとして、繊維積層体の材料(繊維体)の目付を上げて最高板厚を上げる方法が採用されていた。
特開2007−210381号公報
しかしながら、繊維積層体の最高板厚を上げるためには相当量の目付を上げる必要があるため、大幅な質量の増加が懸念されている。また、製品全体の目付を上げなくてはならないため、板厚の増加を必要としない部位までもが板厚増加を余儀なくされるという懸念があった。また、取付用の大孔を開ける場合、エンジンルーム内の騒音及び振動が容易に車室内側に侵入してしまいノイズ、バイブレーション性能上、優れた仕様とは言えない。また、孔部そのものを捲りの構造とする場合、この捲りの構造を捲りながら車両装備品を孔部に通して取り付けるため、片手での取付作業となり取付作業が煩わしいといった問題が懸念されている。
また、この捲りの構造の場合は、捲った繊維積層体の部位が元位置まで戻らないで口開き状態となることもあって音洩れの懸念があるし、車両装備品の取付時における荷姿も懸念されている。一方、車室外側から嵌合作業を行なう場合に採用されている方法(孔から放射状にスリットを設定し孔部の径を最小にする方法)は、車両装備品を取り付けた状態のときにスリット部位が口開きとなって音洩れするという問題や、車両装備品の貫通作業時にこのスリット部位が貫通を困難にさせる場合がある。
そこで、本発明者は、上記車両用ダッシュサイレンサにおいて大幅な質量の増加をさせることなく必要な部位のノイズ、バイブレーション性能を向上する構造について鋭意検討した。その結果、上記車両用ダッシュサイレンサの製造過程において、この車両用ダッシュサイレンサの材料となる繊維積層体が加熱・加圧されたのち、外形トリムする工程、車両用ダッシュサイレンサの製品内部に孔部を形成する工程の際に、製品外として除去される製品外部位に着目した。すなわち、この製品外部位を有効に活用することができれば、大幅な質量の増加をさせることなく必要部位のみ製品板厚を増加しノイズ、バイブレーション性能の向上を図ることができる。また、この製品外部位の形状を工夫することで煩わしい取付作業の改善を図り作業性が向上することができる。
而して、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、車両用ダッシュサイレンサにおいて、大幅な質量の増加をさせることなく必要部位のみ製品板厚を増加しノイズ、バイブレーション性能の向上を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用ダッシュサイレンサは次の手段をとる。
先ず、第1の発明に係る車両用ダッシュサイレンサは、車両のエンジンルームと車室を仕切るダッシュパネルの車室内側に配置される車両用ダッシュサイレンサであって、該ダッシュサイレンサは、繊維積層体を加熱・加圧成形によって形成されており、前記ダッシュパネルの車室内面の凹凸形状に即して立体凹凸状に形成されて前記ダッシュパネルに面して配設される相対的に広い面積の主ダッシュサイレンサ部位と、該主ダッシュサイレンサ部位の車室内面側に積層状態として配設される相対的に狭い面積の副ダッシュサイレンサ部位とから成り、前記主ダッシュサイレンサ部位と副ダッシュサイレンサ部位の積層状態として配設される両部位間には該両部位の積層状態を保持することのできる係止手段が設けられており、前記副ダッシュサイレンサ部位は前記主ダッシュサイレンサ部位の遮音性能上必要とされる箇所に積層配置されて前記係止手段により係止されて構成されることを特徴とする。
この第1の発明によれば、主ダッシュサイレンサ部位と、副ダッシュサイレンサ部位とから構成されている。この副ダッシュサイレンサ部位は、遮音性能上必要とされる箇所に積層配置されることから製品全体の目付けを上げることがない。そのため、大幅な質量の増加をさせることなく必要部位のみ製品板厚を増加し、エンジンルーム内の騒音及び振動が車室内に侵入するのを軽減ないしは防止して、ノイズ、バイブレーション性能の向上を図ることができる。また、大幅な質量増加の抑制によってコストの抑制も図れる。また、係止手段によって、副ダッシュサイレンサ部位を主ダッシュサイレンサ部位の遮音性能上必要とされる箇所に積層配置された状態を保持することができる。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、前記主ダッシュサイレンサ部位と副ダッシュサイレンサ部位とは成形時において平面的に隣接した一体的状態として配設されて形成され、両者を折り曲げて積層状態とすることを特徴とする。
この第2の発明によれば、主ダッシュサイレンサ部位と副ダッシュサイレンサ部位とは成形時において平面的に隣接した一体的状態として配設されて形成されているため、主ダッシュサイレンサ部位をダッシュパネルに取り付けた後に主ダッシュサイレンサ部位の車室内面側に折り曲げて積層状態とする作業であることから作業性の向上が図れる。
次に、第3の発明は、上述した第1の発明において、前記主ダッシュサイレンサ部位は車両装備品を取り付けるための取付孔を有する構成であり、該取付孔を形成するために切り抜く部位の一部又は全部を前記副ダッシュサイレンサ部位として形成することを特徴とする。
この第3の発明によれば、副ダッシュサイレンサ部位の構成は、主ダッシュサイレンサ部位が車両装備品を取り付けるための取付孔を形成するために切り抜く部位の一部又は全部を活用するものである。そのため、従来、取付孔を形成するために切り抜く部位は除去されて廃却されていた部位であるが、これを副ダッシュサイレンサ部位として有効に活用できる構成であるため、大幅な質量の増加をさせることなく必要部位のみ製品板厚を増加しノイズ、バイブレーション性能の向上を図ることができる。
次に、第4の発明は、上述した第3の発明において、前記副ダッシュサイレンサ部位として形成する前記主ダッシュサイレンサ部位の取付孔を形成するために切り抜く部位は該取付孔縁の一部が主ダッシュサイレンサ部位と一体的接続状態となっており、該接続状態箇所を折り曲げて切り抜いた部位の副ダッシュサイレンサ部位を主ダッシュサイレンサ部位に対して積層状態とすることを特徴とする。
この第4の発明によれば、副ダッシュサイレンサ部位として形成する主ダッシュサイレンサ部位の取付孔を形成するために切り抜く部位は取付孔縁の一部が主ダッシュサイレンサ部位と一体的接続状態となっており、副ダッシュサイレンサ部位の取付作業性が向上する。
次に、第5の発明は、上述した第1の発明において、前記主ダッシュサイレンサ部位は車両装備品を取り付けるための取付孔を有する構成であり、前記副ダッシュサイレンサ部位は該取付孔の位置において積層配置される構成であり、該副ダッシュサイレンサ部位は、車両装備品との干渉を退避する貫通孔と、外周から該貫通孔に向かって切り込まれた切り込み溝と、が形成されており、前記貫通孔は、前記主ダッシュサイレンサ部位に形成される取付孔より小さく形成されていることを特徴とする。
この第5の発明によれば、エンジンルーム内の騒音及び振動が車室内側に侵入してノイズ、バイブレーション性能の影響が著しい部位は、車両装備品を取り付けるための取付孔の部位である。そのため、この取付孔の部位に副ダッシュサイレンサ部位を構成して製品板厚を増加されることで、効率よくノイズ、バイブレーション性能の向上を図ることができる。
また、副ダッシュサイレンサ部位は、車両装備品との干渉を退避する貫通孔と、外周からこの貫通孔に向かって切り込まれた切り込み溝とが形成されており、この貫通孔は、主ダッシュサイレンサ部位に形成される取付孔より小さく形成されている。すなわち、副ダッシュサイレンサ部位は、主ダッシュサイレンサ部位の車室内面側に積層状態に配設する際に副ダッシュサイレンサ部位に形成された切り込み溝の溝部に車両装備品を通過させ、貫通孔を主ダッシュサイレンサ部位の取付孔の位置に配設する構成となっている。また、貫通孔は、主ダッシュサイレンサ部位の取付孔より小さく形成されているため、車両装備品との干渉を退避するとともに、エンジンルーム内の騒音及び振動が車室内側に侵入するのを抑制する構成とされている。
本発明は上記各発明の手段をとることにより、車両用ダッシュサイレンサは、大幅な質量の増加をさせることなく必要部位のみ製品板厚を増加しノイズ、バイブレーション性能の向上を図ることができる。
本実施例に係る車両用ダッシュサイレンサの車体取付状態を概略的に示した全体斜視図である。 本実施例に係る車両用ダッシュサイレンサの車体取付状態を概略的に示した縦断面図である。 本実施例に係る車両用ダッシュサイレンサを示した平面図である。 本実施例に係る車両用ダッシュサイレンサの変形例を示した平面図である。 図3のV−V線断面図である。 図4のVI−VI線断面図である。 図3のVII−VII線断面図である。 図4のVIII−VIII線断面図である。 図3のIXの位置の部分拡大斜視図である。 図4のXの位置の部分拡大斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態の実施例について図面を用いて説明する。
先ず、この発明の実施例1に係る車両用ダッシュサイレンサを図1から図6、及び図9、図10にしたがって説明する。
図1は、本実施例に係る車両用ダッシュサイレンサの車体取付状態を概略的に示した全体斜視図である。図2は、本実施例に係る車両用ダッシュサイレンサの車体取付状態を概略的に示した縦断面図である。
図1及び図2に図示されるように、車両のエンジンルームEと車室Rを仕切るダッシュパネルPが配置構成されている。このダッシュパネルPは、鋼板製の板状部材がプレス成形によって形成されたものであり、車体構造及びステアリング、ブレーキ装置、或いは各種配管等の車両装備品との干渉を避けるために複雑な立体凹凸状に形成されている。
また、上記の車両装備品をダッシュパネルPに取り付けるために貫通状に設けられた種々の形状の開孔(図示省略)が形成されている。
また、車両用ダッシュサイレンサ10をダッシュパネルPの車室Rの内面側に取り付けるために、車室Rの内側面に突設したスタッドボルト(図示省略)が構成されている。
図2に図示されるように、ダッシュパネルPの車室R側には、車両用ダッシュサイレンサ10が配置構成されている。この車両用ダッシュサイレンサ10は、エンジンルームE内のエンジン音、走行音、振動音等の騒音や振動が車室R内に侵入するのを軽減ないしは防止し、車室R内の静粛性を確保するために構成されている。
図3は、車両用ダッシュサイレンサ10を示した平面図である。この車両用ダッシュサイレンサ10は、概略、主ダッシュサイレンサ部位20と、副ダッシュサイレンサ部位30と、両部位を積層状態として保持する係止手段40から構成されている。以下に各構成の詳細を説明する。
主ダッシュサイレンサ部位20について説明する。
図3に図示されるように、主ダッシュサイレンサ部位20は、ダッシュパネルP(図2参照)に面して配設される相対的に広い面積の繊維積層体から構成されたダッシュサイレンサである。この主ダッシュサイレンサ部位20は、ダッシュパネルP(図2参照)に面して配設される構成であり、ダッシュパネルPの車室R(図2参照)の内面側を覆うように外形が形成され、車室Rの内面の凹凸形状に即して立体凹凸状に形成されるとともに、ステアリング、ブレーキ装置、或いは各種配管等の車両装備品を貫通して取り付けるための取付孔22が開設されている。
この主ダッシュサイレンサ部位20は、繊維積層体としてマット状に集合させた繊維屑にバインダー樹脂を散布し、これを加熱した後、所定の成形型にセットしてプレス成形することにより厚肉部24(図5参照)と薄肉部26(図5参照)が混在し厚さが部分的に異なる構成となっている。この薄肉部26が形成された部位を図示しない切抜型によってトリムすることによって、外形をトリミングするとともに、ステアリング、ブレーキ装置、或いは各種配管等の車両装備品を取り付けるための取付孔22が開設される。
副ダッシュサイレンサ部位30について説明する。
ここでは、副ダッシュサイレンサ部位30を説明するにあたり、代表として主ダッシュサイレンサ部位20の取付孔22aに積層状態で配設される副ダッシュサイレンサ部位30aの構成について説明する。
図3に図示されるように、副ダッシュサイレンサ部位30aは、主ダッシュサイレンサ部位20の車室R(図2参照)の内面側に積層状態として配設されるものであり、主ダッシュサイレンサ部位20に比べて相対的に狭い面積の繊維積層体から構成されている。この副ダッシュサイレンサ部位30aは、主ダッシュサイレンサ部位20の遮音性能上必要とされる箇所に積層配置されることによって騒音や振動が車室R内に侵入するのを軽減、防止するものである。この副ダッシュサイレンサ部位30aの形成方法は、主ダッシュサイレンサ部位20と同様であり、繊維積層体としてマット状に集合させた繊維屑にバインダー樹脂を散布し、これを加熱した後、所定の成形型にセットしてプレス成形することにより厚肉部24(図5参照)と薄肉部26(図5参照)が混在し厚さが部分的に異なる構成となっている。
この副ダッシュサイレンサ部位30aは、主ダッシュサイレンサ部位20の成形時において平面的に隣接した一体的状態として配設されて形成されている。この副ダッシュサイレンサ部位30aは、主ダッシュサイレンサ部位20の製品部位の側部外周に隣接配置されて、主ダッシュサイレンサ部位20と共にプレス成形される。
すなわち、副ダッシュサイレンサ部位30aの形成位置は、主ダッシュサイレンサ部位20がダッシュパネルPに取り付けられる範囲の製品部位とは異なり、切抜型によって外周をトリムされて製品外として除去される製品外部位の位置に形成されている。主ダッシュサイレンサ部位20の外周と副ダッシュサイレンサ部位30aとの境界は、プレス成形によって薄肉部26として形成されており、この薄肉部26の位置で主ダッシュサイレンサ部位20上に折り曲げて積層配置可能な構成とされている。
なお、本実施例においては、副ダッシュサイレンサ部位30aは、主ダッシュサイレンサ部位20の製品部位の側部外周に隣接配置される構成について示した。しかしながらこれに限定されることなく、本発明において、副ダッシュサイレンサ部位は、主ダッシュサイレンサ部位の成形時において平面的に隣接した一体的状態として配設されて形成される構成であればよく、例えば、主ダッシュサイレンサ部位の製品外部位の位置に形成される構成として、図3の図示上、上部外周に隣接配置される構成でもよいし、下部外周に隣接配置される構成であってもよい。
また、本実施例においては、副ダッシュサイレンサ部位30aは取付孔22aの位置において積層配置される構成である。すなわち、副ダッシュサイレンサ部位30aは、主ダッシュサイレンサ部位20に形成された取付孔22aに対応する位置に、折り曲げて積層配置可能な構成とされている。更に、この副ダッシュサイレンサ部位30aには、主ダッシュサイレンサ部位20の取付孔22aに対応して車両装備品との干渉を退避する貫通孔32aが形成されている。この貫通孔32aは主ダッシュサイレンサ部位20に形成される取付孔22aより小さく形成されており、車両装備品が挿通可能な最低限の孔部が形成されている。また、この貫通孔32aの位置に車両装備品を挿通させるのを容易とするため、副ダッシュサイレンサ部位30aの外周から貫通孔32aに向かって切り込まれた切り込み溝34が形成されている。
係止手段40について説明する。
図3に図示されるように、この係止手段40は、上記した、主ダッシュサイレンサ部位20の車室R(図2参照)の内面側に副ダッシュサイレンサ部位30を積層状態として保持するために構成されたものである。本実施例において、この係止手段40は、面ファスナが採用されている。この面ファスナは係合面と被係合面が張り合わされて結合することによって係止する構成とされている。そして、主ダッシュサイレンサ部位20と副ダッシュサイレンサ部位30の重ね合わせ面のいずれか一方に係合面、他方に被係合面が貼り付けられており、係合面と被係合面が重なり合って結合することで両部位間を積層状態として保持する構成となっている。
この副ダッシュサイレンサ部位30aにおいて、主ダッシュサイレンサ部位20の遮音性能上必要とされる取付孔22aの位置に積層配置される構成について説明する。
図5は、図3のV−V線断面図が図示されている。図9は、図3のIXの位置の部分拡大斜視図である。図5及び図9に図示されるように、この取付孔22aと同位置のダッシュパネルP上には、開孔(図示省略)が形成されておりこの開孔(図示省略)に車両装備品が取り付けられている。本実施例では、車両装備品の例としてワイヤーハーネス50の取り付けについて説明する。ワイヤーハーネス用グロメット52は、ダッシュパネルPに設けられた開孔(図示省略)に図示しないシール材を介在させて嵌装する。そして、ワイヤーハーネス用グロメット52の固定はパネルの孔に爪部を引っ掛け、爪部の内壁面とワイヤーハーネス用グロメット52の平坦面でパネル、シール材を挟み込む構造となっている。
そして、主ダッシュサイレンサ部位20をダッシュパネルPのスタッドボルト(図示省略)に通して締結結合することでダッシュパネルP上に主ダッシュサイレンサ部位20を取り付ける。このとき、ダッシュパネルPに嵌装されたワイヤーハーネス用グロメット52及びワイヤーハーネス50を主ダッシュサイレンサ部位20の取付孔22aに挿通する。そして、副ダッシュサイレンサ部位30aは、主ダッシュサイレンサ部位20との境界に形成された薄肉部26の位置で折り曲げられて、主ダッシュサイレンサ部位20の車室Rの内面側に積層状態に配置する。
このとき、ワイヤーハーネス50を切り込み溝34に通して貫通孔32aに配置して積層状態に配置する。そして、主ダッシュサイレンサ部位20と副ダッシュサイレンサ部位30aに貼り付けられた一対の面ファスナを重ね合わせて結合し、両ダッシュサイレンサ部位の積層状態を保持する。
このような構成の車両用ダッシュサイレンサ10によれば、主ダッシュサイレンサ部位20と、副ダッシュサイレンサ部位30aとから構成されている。この副ダッシュサイレンサ部位30aは、遮音性能上必要とされる箇所に積層配置されることから製品全体の目付けを上げることがない。そのため、大幅な質量の増加をさせることなく必要部位のみ製品板厚を増加し、エンジンルームE内の騒音及び振動が車室内に侵入するのを軽減ないしは防止して、ノイズ、バイブレーション性能の向上を図ることができる。
また、この車両用ダッシュサイレンサ10によれば、車室R内に侵入してしまった騒音及び車室R内で発生した音を減衰させる働きもなす。
また、主ダッシュサイレンサ部位20と副ダッシュサイレンサ部位30aとは成形時において平面的に隣接した一体的状態として配設されて形成されているため、主ダッシュサイレンサ部位20をダッシュパネルPに取り付けた後に主ダッシュサイレンサ部位20の車室Rの内面側に折り曲げて積層状態とする作業であることから作業性の向上が図れる。
また、エンジンルームE内の騒音及び振動が車室R内側に侵入してノイズ、バイブレーション性能の影響が著しい部位は、車両装備品を取り付けるための取付孔22aの部位である。そのため、この取付孔22aの部位に副ダッシュサイレンサ部位30aを構成して製品板厚を増加されることで、効率よくノイズ、バイブレーション性能の向上を図ることができる。
また、副ダッシュサイレンサ部位30aは、車両装備品との干渉を退避する貫通孔32aと、外周からこの貫通孔32aに向かって切り込まれた切り込み溝34とが形成されており、この貫通孔32aは、主ダッシュサイレンサ部位20に形成される取付孔22aより小さく形成されている。すなわち、副ダッシュサイレンサ部位30aは、主ダッシュサイレンサ部位20の車室Rの内面側に積層状態に配設する際に副ダッシュサイレンサ部位30aに形成された切り込み溝34の溝部に車両装備品を通過させ、貫通孔32aを主ダッシュサイレンサ部位20の取付孔22aの位置に配設する構成となっている。また、貫通孔32aは、主ダッシュサイレンサ部位20の取付孔22aより小さく形成されているため、車両装備品との干渉を退避するとともに、エンジンルームE内の騒音及び振動が車室Rの内側に侵入するのを抑制する構成とされている。
なお、本実施例においては、副ダッシュサイレンサ部位30aは、主ダッシュサイレンサ部位20の成形時において平面的に隣接した一体的状態とした構成のものについて示した。すなわち、主ダッシュサイレンサ部位20の外周と副ダッシュサイレンサ部位30aとの境界は、プレス成形によって薄肉部26として形成されて、インテグラルヒンジとして一体的に接続された構成のものである。図4は、本実施例に係る車両用ダッシュサイレンサの変形例を示した平面図である。図6は、図4のVI−VI線断面図が図示されている。図10は、図4のXの位置の部分拡大斜視図である。図4、図6及び図10に図示されるように、実施例1の変形例は、副ダッシュサイレンサ部位30bが、上記実施例1における薄肉部26の位置で主ダッシュサイレンサ部位20とは切り離されて別体として構成され、取付孔22bの位置に積層状態として配設された構成のものである。かかる変形例は主ダッシュサイレンサ部位20と副ダッシュサイレンサ部位30bとを隣接した一体的なものとして形成困難な部位に適用される。
次に、この発明の実施例2に係る車両用ダッシュサイレンサを図3、図4、図7、図8にしたがって説明する。
ここでは、代表として主ダッシュサイレンサ部位20の取付孔22cに積層状態で配設される副ダッシュサイレンサ部位30cの構成について説明する。なお、上記実施例1と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略することがある。この実施例2では、上記実施例1とは副ダッシュサイレンサ部位30cの配設位置が異なっている。すなわち、図3、図7に図示されるように、主ダッシュサイレンサ部位20は車両装備品を取り付けるための取付孔22cを有する構成である。そして、この取付孔22cを形成するために切り抜く部位の一部又は全部を副ダッシュサイレンサ部位30cとして形成する構成のものである。
図3、図7に図示されるように、この副ダッシュサイレンサ部位30cとして形成する主ダッシュサイレンサ部位20の取付孔22cを形成するために切り抜く部位は、取付孔22cの縁の一部が主ダッシュサイレンサ部位20と一体的接続状態となっている。この接続状態箇所を折り曲げて、切り抜いた部位の副ダッシュサイレンサ部位30cを主ダッシュサイレンサ部位20に対して積層状態とする構成のものである。
なお、副ダッシュサイレンサ部位30cは取付孔22cの位置において積層配置される構成、主ダッシュサイレンサ部位20の取付孔22cに対応して車両装備品との干渉を退避する貫通孔32cが形成されている構成、貫通孔32cの位置に車両装備品を挿通させるのを容易とするため、副ダッシュサイレンサ部位30cの外周から貫通孔32cに向かって切り込まれた切り込み溝34が形成されている構成、については実施例1と同様である。この実施例2における副ダッシュサイレンサ部位30cの配設位置は実施例1と異なるが形成方法は上記実施例1と同様である。
以上より、本実施例2の副ダッシュサイレンサ部位30cは、実施例1と同一の機能を果たし、同一の作用、効果を得ることができると共に、次のような作用、効果を得ることができる。すなわち、副ダッシュサイレンサ部位30cの構成は、主ダッシュサイレンサ部位20が車両装備品を取り付けるための取付孔22cを形成するために切り抜く部位の一部又は全部を活用するものである。そのため、従来、取付孔22cを形成するために切り抜く部位は除去されて廃却されていた部位であるが、これを副ダッシュサイレンサ部位30cとして有効に活用できる構成であるため、大幅な質量の増加をさせることなく必要部位のみ製品板厚を増加しノイズ、バイブレーション性能の向上を図ることができる。
また、副ダッシュサイレンサ部位30cとして形成する主ダッシュサイレンサ部位20の取付孔22cを形成するために切り抜く部位は取付孔22cの縁の一部が主ダッシュサイレンサ部位20と一体的接続状態となっており、副ダッシュサイレンサ部位30cの取付作業性が向上する。
なお図3、図7に図示されるように、実施例2では、副ダッシュサイレンサ部位30cは、主ダッシュサイレンサ部位20の成形時において取付孔22cを形成するために切り抜く部位において取付孔22cの縁の一部が主ダッシュサイレンサ部位20と一体的接続状態となっている構成のものについて示した。すなわち、主ダッシュサイレンサ部位20と副ダッシュサイレンサ部位30cとの境界は、プレス成形によって薄肉部26として形成されて一体的に接続された構成のものである。
図4は、本実施例に係る車両用ダッシュサイレンサの変形例を示した平面図である。図8は、図4のVIII−VIII線断面図が図示されている。図4及び図8に図示されるように、実施例2の変形例として副ダッシュサイレンサ部位30dは、上記取付孔22の薄肉部26の位置で切り離されて別体として構成され、取付孔22dに積層状態として配設された構成を適用できる。
なお、この発明は前記実施例に限定するものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。
上記実施例においては、係止手段40は面ファスナとする構成について示したが、これに限定されることはなく、本発明における係止手段は種々の係止手段を適用できるものである。例えば、樹脂クリップによって主ダッシュサイレンサ部位20と副ダッシュサイレンサ部位30を係合させる係止手段であってもよいし、ボルトナット、螺子部材等の締結手段によって係止する手段であってもよい。また、主ダッシュサイレンサ部位20と副ダッシュサイレンサ部位30のいずれか一方に切り込み状のスリットを設け、他方に繊維積層体の端部をこのスリットに差込可能な構成とするものであってもよい。また、上記の組み合わせてあってもよい。
また、上記実施例においては、副ダッシュサイレンサ部位が主ダッシュサイレンサ部位の遮音性能上必要とされる箇所に積層配置された構成として、取付孔の位置に積層配置される構成について説明した。しかしながら、これに限定されることなく、主ダッシュサイレンサ部位の遮音性能上必要とされる箇所は、取付孔の位置に限定されず、取付孔等が形成されない主ダッシュサイレンサ部位の各位置にも適用できるものである。
10 車両用ダッシュサイレンサ
20 主ダッシュサイレンサ部位
22a 取付孔
22b 取付孔
22c 取付孔
22d 取付孔
24 厚肉部
26 薄肉部
30a 副ダッシュサイレンサ部位
30b 副ダッシュサイレンサ部位
30c 副ダッシュサイレンサ部位
30d 副ダッシュサイレンサ部位
32a 貫通孔
32b 貫通孔
32c 貫通孔
32d 貫通孔
34 切り込み溝
40 係止手段
50 ワイヤーハーネス
52 ワイヤーハーネス用グロメット
E エンジンルーム
R 車室
P ダッシュパネル

Claims (5)

  1. 車両のエンジンルームと車室を仕切るダッシュパネルの車室内側に配置される車両用ダッシュサイレンサであって、
    該ダッシュサイレンサは、繊維積層体を加熱・加圧成形によって形成されており、前記ダッシュパネルの車室内面の凹凸形状に即して立体凹凸状に形成されて前記ダッシュパネルに面して配設される相対的に広い面積の主ダッシュサイレンサ部位と、該主ダッシュサイレンサ部位の車室内面側に積層状態として配設される相対的に狭い面積の副ダッシュサイレンサ部位とから成り、
    前記主ダッシュサイレンサ部位と副ダッシュサイレンサ部位の積層状態として配設される両部位間には該両部位の積層状態を保持することのできる係止手段が設けられており、
    前記副ダッシュサイレンサ部位は前記主ダッシュサイレンサ部位の遮音性能上必要とされる箇所に積層配置されて前記係止手段により係止されて構成されることを特徴とする車両用ダッシュサイレンサ。
  2. 請求項1に記載の車両用ダッシュサイレンサであって、
    前記主ダッシュサイレンサ部位と副ダッシュサイレンサ部位とは成形時において平面的に隣接した一体的状態として配設されて形成され、両者を折り曲げて積層状態とすることを特徴とする車両用ダッシュサイレンサ。
  3. 請求項1に記載の車両用ダッシュサイレンサであって、
    前記主ダッシュサイレンサ部位は車両装備品を取り付けるための取付孔を有する構成であり、該取付孔を形成するために切り抜く部位の一部又は全部を前記副ダッシュサイレンサ部位として形成することを特徴とする車両用ダッシュサイレンサ。
  4. 請求項3に記載の車両用ダッシュサイレンサであって、
    前記副ダッシュサイレンサ部位として形成する前記主ダッシュサイレンサ部位の取付孔を形成するために切り抜く部位は該取付孔縁の一部が主ダッシュサイレンサ部位と一体的接続状態となっており、該接続状態箇所を折り曲げて切り抜いた部位の副ダッシュサイレンサ部位を主ダッシュサイレンサ部位に対して積層状態とすることを特徴とする車両用ダッシュサイレンサ。
  5. 請求項1に記載の車両用ダッシュサイレンサであって、
    前記主ダッシュサイレンサ部位は車両装備品を取り付けるための取付孔を有する構成であり、前記副ダッシュサイレンサ部位は該取付孔の位置において積層配置される構成であり、
    該副ダッシュサイレンサ部位は、車両装備品との干渉を退避する貫通孔と、外周から該貫通孔に向かって切り込まれた切り込み溝と、が形成されており、
    前記貫通孔は、前記主ダッシュサイレンサ部位に形成される取付孔より小さく形成されていることを特徴とする車両用ダッシュサイレンサ。
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