JP2011041631A - おおまかに足形をつけた履物およびカップインソール - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、あらかじめ踵、中足骨接地面、足指先の部分を平均的に沈み込む範囲より小さい範囲で足形に沈み込ませる方法、およびカップインソールである。靴の履き初めから、インソールが個々の足裏に沿うように塑性変形した後の足囲のズレを予防し、個々の足裏にも沿うように変形塑性するカップインソールを提供する。
【解決手段】インソールにおいて、あらかじめ沈みこむ踵、中足骨接地面、足指先の部分で、加工しやすい部材で足形の木型を作り、平均的な沈み込み範囲より小さく沈み込むように成形し、加熱した平鉄板で被覆材、低密度ポリエチレン、衝撃吸収材の3層の部材を挟み込み、低密度ポリエチレンのみを熱可塑性させる方法と、衝撃吸収材と低密度ポリエチレンからなる2層の部材又は、衝撃吸収材のみの部材を足形の木型に貼り付け、平行に削り取った部材を木型からはがし、被覆材を貼り合わせる方法を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、おおまかに足形を成形し履物の足囲と踵のズレを抑え、個々の足形に塑性変形する履物、及びカップインソールで、安価で容易な製造方法に関す
る。
履物においては、地面の舗装化による足、膝、腰に負担が増大するため、地面からの衝撃を吸収分散させることにより、長時間使用しても疲労を低減させる事が要求される。従って、個々の足裏に沿って変形保持する塑性樹脂発泡体などを用いたインソールがある(特許文献1参照)。又、コンピューターや計測機器を用いて個々の足裏形を成形する加工法があった(特許文献2)。
しかしながら前者のものにあっては、履物において、個々の足裏に添わすには凹凸の差が5〜10ミリ前後必要なため、履き初めと足形に塑性変形した後の踵の位置と足囲に誤差を生じる問題があった。
又、個々の足形に合わせるように成形するには、時間と費用がかかった。
特開2007-238790号公報 特開2009-45244号公報
本発明は上述の問題点を除去するためになされたものであり、インソールの塑性変形した後の踵の高さと足囲の変化を抑える加工方法を提供することを目的としている。
請求項1においては、上層部に被覆材(14)、中層部に低密度ポリエチレン(15)、下層部にエチレン酢酸ビニル共重合体(16)の3層からなる部材を加熱した足裏形の金型で押さえ、中層部の低密度ポリエチレン(15)だけを足形に塑性させた履物、及びカップインソールである。
請求項1においては、金型のかわりに、木、プラスチック、塩化ビニル、アクリル樹脂などを足形に削り、加熱した鉄板を押し付け、中層部の低密度ポリエチレン(15)だけを足形に塑性させた履物、及びカップインソールである。
請求項2においては、エチレン酢酸ビニル共重合体(16)と低密度ポリエチレン(15)の2層からなる部材を、足形に削った木型にエチレン酢酸ビニル共重合体(16)側とを接着し、低密度ポリエチレン(15)側を平面になるように平行に削り、はがし取った部材に被覆材を貼り付けた履物、及びカップインソールである。
本発明は、かならず沈み込みが出来る踵(3)、中足骨の接地面(2)、足指先(1)を小さめの範囲で沈み込みを作り、数時間の使用により個々の足の形に変形塑性する。よって、踵の位置、足囲みのズレがきわめて小さく、地面からの衝撃を足全体に分散させることにより、長時間使用による疲労を軽減する。
請求項1に記載の発明によれば、低密度ポリエチレン(15)は熱可塑性樹脂のためヒーターを付けた足裏形の金型で平坦な土台とで挟むことで大量生産も可能である。
請求項1の記載の発明によれば、金型のかわりに木、プラスチック、塩化ビニル、アクリル樹脂など加工し易い材料で足形の木型を作り、ヒーターを付けた平鉄板で挟んで低密度ポリエチレンを塑性させれば、さまざまな形に対応しやすくなる。
請求項目3の記載の発明によれば、熱可塑性樹脂を使用しなくても衝撃吸収材のみの部材でも成形が可能で、柔軟性のある材質であれば殆ど加工可能である。
加工後の沈み込みの(斜線部分)を表すカップインソールの上面図である。 加工後のカップインソールの側面図である。 履き初めの履物を切断した側面図である。 数時間後のインソールが足裏に塑性変形した履物を切断した側面図である。 加熱された金型(9)と土台(10)で部材を挟み込む前の側面図である。 木型(11)と加熱された平鉄板(12)で部材を挟み込む前の側面図である。 凹型の木型(5)と凸型の木型(6)で部材を挟みこみ、凹型の木型(5)に接着させる前の側面図である。 図7で凹型の木型(5)に部材を接着させた側面図である。 図8で部材を7−7の線で削り取り、はがし取った部材の側面図である。
本発明の実施するための形態を説明する。
図1は低密度ポリエチレンだけを塑性させた3層構造のインソールの上面図で、殆どの人が過多に加重を受ける点線部分(13)の踵、中足骨接地面、足指先で、低密度ポリエチレンを小さい範囲で1〜2ミリ程度の厚さまであらかじめ沈みこませる事で、図3の足囲(8)と図4の足囲(8)の変化の誤差を抑え、個々の足裏に沿って成形させる余裕をもたせたインソールである。
次に、本発明の製造方法について説明する。
図5では加熱した足裏形に成形された金型(9)と 土台(10)の間に金型に近い上層部に被覆材(14)、中層部に低密度ポリエチレン(15)、下層部に衝撃吸収材(16)からなる部材を挟み込み、中層部の低密度ポリエチレン(15)のみを熱可塑性させ、成形させる。このときの加熱温度は被覆材の種類により違いはあるが、摂氏110度から190度までで作業する。又、被覆材は革、布、化学繊維、合成皮革を用いるが、摂氏200度でも融けないものとする。
図6では平鉄板(12)を加熱し、足裏形に成形された木型(11)とで平鉄板(12)に近い方の下層部に被覆材(14)、中層部に低密度ポリエチレン(15)、上層部に衝撃吸収材(16)からなる部材を挟み込み中層部の低密度ポリエチレン(15)だけを熱可塑性させ成形する。個のとき、木型の材質として木材、塩化ビニル、アクリル樹脂などの加工し易い部材を用いることで、誰でも簡単に木型が作れる。
図5、図6においては、部材として被覆材と発泡ポリエチレン、あるいは被覆材と低密度ポリエチレンの2層からなる部材でも同様の効果がある。
図7においては、衝撃吸収材(16)と低密度ポリエチレンを貼り合わせた2層の部材で、衝撃吸収材(16)の上に接着材をぬり、凹の木型(5)と凸の木型(6)で圧着し、図8で木型(5)に張りついた部材を木型と平行に削り(7)、部材を剥がし被覆材を低密度ポリエチレン(15)の上に貼り合わせたインソールが図9である。
1 足指先の沈み込み部分
2 中足骨接地面の沈み込み部分
3 踵の沈み込み部分
4 成形された低密度ポリエチレン
5 対をなす凹の足形に成形された木型
6 対をなす凸の足形に成形された木型
7 削り取り線
8 足囲線
9 凹の足形に成形された金型
10 土台
11 凹の足形に成形された木型
12 平鉄板
13 平均的な沈み込みの面を表す点線
14 被覆材
15 低密度ポリエチレン
16 衝撃吸収材
17 靴底

Claims (3)

  1. 上層部を被覆材、中層部には低密度ポリエチレン、下層に衝撃吸収材からなる部材を中層部の低密度ポリエチレンだけをおおまかな足裏形に熱塑性させる方法、およびカップインソール。
  2. 低密度ポリエチレンと衝撃吸収材を貼り合わせた部材で、足裏形の木型に衝撃吸収材側を貼り付け、低密度ポリエチレン側を薄くなる部分を1〜2ミリ残る程度に平行に削り取り、はがした部材に被覆材を貼り付ける方法、およびカップインソール。
  3. 衝撃吸収材を足裏形の木型に貼り付け、衝撃吸収材を平行に削り取り被覆材を貼り付ける方法、およびカップインソール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015116434A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 李伯曜 背を高く見せる靴

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