JP2011037081A - 消音装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ダクト28内の長手方向中間部に、音経路変更手段29を内嵌する。音経路変更手段29は、ダクト28の中心をダクト28の長手方向と平行に貫通する第1の穴33と、ダクト28の長手方向に対して空気の流れ方向下流に向かう程ダクト28の壁面28aに向かう方向に傾斜するように貫通する第2の穴34とを有する。そして、第1の穴33と第2の穴34とにより、互いに経路長が異なる1対の経路M、Nを形成する。これら両経路M、Nの経路長の差を排気ファン30から発生する音の波長の1/2にする。これにより、音の干渉現象を利用して消音を行う。
【選択図】図7
Description
本発明の第1の実施形態について、図1ないし図8を用いて説明する。まず、本実施形態の消音装置を組み込む画像形成装置について図1により簡単に説明する。画像形成装置10は、原稿を読み取る原稿読み取り部11と、原稿読み取り部11の画像情報に基づいて画像を形成する画像形成部12と、画像形成部12に記録材Pを搬送する搬送部13と、記録材Pにトナー像を定着させる定着装置14などを備える。また、画像形成部12は、像担持体である感光ドラム15と、コロナ帯電器などの帯電手段16と、レーザなどの露光手段と、現像手段17と、帯電器などの転写手段18及び分離手段19と、クリーニング手段20などを備える。
|LA−LB|=S×K/(2×f)
の関係式を満たすようにしている。この関係式について説明する。
本発明の第2の実施形態について、図9を用いて説明する。本実施形態の場合、ダクト28A、音経路変更手段29A及び排気ファン30Aを断面円形としている。また、ダクト28Aは、音経路変更手段29Aよりも空気の流れ方向下流で一度直径を大きくし、更に下流で、下流に向かう程直径を徐々に小さくなる方向に傾斜させている。このような直径の変化は、音経路変更手段より下流から直径が大きくなる拡径部36よりも、直径が大きくなった部分から下流に向かう程直径が小さくなる縮径部37の方が緩やかにしている。そして、音経路変更手段29Aの第2の穴34Aを通過する音の全ての経路が、ダクト28Aの壁面28aに反射してダクト28Aの中心軸上の1点(点H)で収束するようにしている。即ち、縮径部37の壁面28aの傾斜角度と、第2の穴34A(及びフィルター35b)の傾斜角度との関係を規制して、第2の穴34Aを通過する音の経路を点Hで収束させている。なお、第1の穴33Aは、音経路変更手段29Aの中央部に形成され、ダクト28Aの長手方向に貫通する円形の穴としている。また、第2の穴34Aは、第1の穴33Aの周囲に円輪状に形成され、ダクト28Aの長手方向に対して下流に向かう程壁面28aに向かう方向に傾斜するように貫通している。したがって、第2の穴34Aは、部分円錐状に形成される。
|LA−LB(LC)|=S×K/(2×f)
の関係式を満たすようにしている。なお、経路I−J−K−HとO‐P‐Q‐Hとは、互いに同じ距離となる。その他の構造及び作用は、上述の第1の実施形態と同様である。
本発明の第3の実施形態について、図10を用いて説明する。本実施形態の構成は、前述の第1の実施形態とほぼ同じであるが、音経路変更手段29の第2の穴34を通過する音の経路を、ダクト28の出口(空気の流れ方向下流の開口部)近傍で収束させている点が第1の実施形態と異なる。具体的には、第2の穴34の厚さ方向(図10の上下方向)中央部を通る経路Nと、第1の穴33の中央部を通る経路Mとが、ダクト28の出口側の端部で収束するように、第2の穴34(フィルター35b)の傾斜角度を規制している。これによりダクト28の出口から外に放射される音をより小さくしている。
(X−W)/sinθ−Y=S×K/(2×f)
の関係式を満たすように、傾斜角度θを、距離D、H、Lとの関係で規制する。
C‐D=(X/2−W)/sinθ、D‐B=X/2sinθ
となる。
したがって、経路Nは、C‐D+D‐B=(X−W)/sinθとなる。
(X−W)/sinθ−Y
となり、これが音の周波数fの半波長になるようにすれば良い。したがって、
(X−W)/sinθ‐Y=S×K/(2×f)
(S:ダクト28内の空気伝播音速、f:音の周波数、K:奇数)
Claims (6)
- 空気が流れるダクトと、該ダクト内に空気の流れを遮蔽する方向に設置され、且つ、貫通する複数の経路を有し、空気の流れ方向上流から空気伝播している音の伝播経路を、該複数の経路により互いに経路長が異なる少なくとも1対の経路に変更する音経路変更手段と、を備え、
該1対の経路は、該音経路変更手段よりも空気の流れ方向下流で収束し、この収束する点を収束点、音の伝播経路が変更される点を始点とした場合に、
これら始点から収束点までの前記1対の経路の経路長をそれぞれLA、LB、前記ダクト内の空気伝播音速をS、該ダクト内を空気伝播する音の周波数をf、Kを奇数とすると、
|LA−LB|=S×K/(2×f)
の関係式を満たすことを特徴とする消音装置。 - 前記音経路変更手段は、該ダクトの長手方向中間部を塞ぐように内嵌され所定の厚さを有する板状部材で、該ダクトの中心を該ダクトの長手方向と平行に貫通する第1の穴と、該ダクトの長手方向に対して空気の流れ方向下流に向かう程ダクトの壁面に向かう方向に傾斜するように貫通する第2の穴とを有し、
前記第1の穴と該第2の穴とにより前記複数の経路を形成することを特徴とする請求項1に記載の消音装置。 - 前記第1の穴の周囲に前記第2の穴を設け、該第2の穴を通過する音の経路は前記ダクトの壁面に反射し、該ダクトの中心軸に直交する断面が多角形の場合に該中心軸を挟んで対向する面同士の距離、或は、同じく断面が円形の場合の内径をX、該ダクトの長手方向の前記始点から前記収束点までの距離をY、前記第1の穴を通過する音の経路と前記第2の穴を通過する音の経路との始点同士の距離をW、該第2の穴の前記ダクトの長手方向に対する傾斜角度をθとした場合に、
(X−W)/sinθ−Y=S×K/(2×f)
の関係式を満たすことを特徴とする請求項2に記載の消音装置。 - 前記音の周波数fは、複数の羽を有し、前記ダクト内に空気の流れを形成するファンの羽の風きり音に基づき、該ファンの1秒あたりの回転数をN、前記各羽の数をZ、Jを自然数とすると、
f=N×Z×J
であることを特徴とする請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載の消音装置。 - 前記第1の穴及び第2の穴に、空気中の揮発性有機化合物を吸着するフィルターを設けたことを特徴とする請求項2ないし4のうちの何れか1項に記載の消音装置。
- 装置内の空気を外部に排出するファンと、該ファンにより排出される空気が流れる消音装置とを備えた画像形成装置において、該消音装置が請求項1ないし5のうちの何れか1項に記載の消音装置であることを特徴とする画像形成装置。
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