JP2011033262A - 吸収式冷凍機 - Google Patents

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貴博 吉田
Shiguma Yamazaki
志奥 山崎
Sozo Sorimachi
創造 反町
Shingo Nagasawa
慎悟 長澤
勝甫 ▲吉▼見
Katsusuke Yoshimi
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Abstract

【課題】冷媒ポンプの保護を図りつつ、ブライン温度の変動を抑制できる吸収式冷凍機を提供すること。
【解決手段】高温再生器5、低温再生器6、凝縮器7、蒸発器1及び吸収器2を備える吸収式冷温水機100において、蒸発器1は、冷媒溜り1Bに溜まった冷媒を汲み上げる冷媒ポンプP3と、この冷媒ポンプP3と冷/温水管14の伝熱管14Aの上方に配置された散布器1Cとを繋ぐ冷媒管34と、この冷媒管34に設けられ、弁開度を無段階に調整可能な比例弁61とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、蒸発器内に溜まった冷媒の液面レベル制御技術に関する。
一般に、冷媒を含む吸収液を加熱して吸収液から冷媒を気化させて分離する再生器と、この再生器によって分離した冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器と、この凝縮器で凝縮した冷媒を、ブラインが通過する伝熱管に散布させて、低圧下のケーシング内で蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器で蒸発した冷媒を吸収液に吸収させる吸収器とを備えた吸収式冷凍機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の吸収式冷凍機では、ケーシング内の冷媒溜りに溜まった冷媒を汲み上げる冷媒ポンプを備え、この冷媒ポンプを継続して運転することにより、蒸発器内で冷媒とブラインとの熱交換を行い、このブラインを熱負荷(例えば空気調和装置)に循環供給することにより、吸収式冷凍機で発生した冷熱及び温熱を室内空調に利用している。
特公平03−8465号公報
しかしながら、蒸発器内の冷媒の液面高さは、吸収液濃度等に起因して大きく変動する傾向にあり、従来の構成では、蒸発器内の冷媒の液面高さが低下すると、冷媒ポンプの保護の観点から当該冷媒ポンプの運転を停止していた。このため、冷媒ポンプが停止している間は、冷媒とブラインとの熱交換が行われず、ブライン温度が変動するため、ブラインの温度変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することが難しいといった問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、冷媒ポンプの保護を図りつつ、ブライン温度の変動を抑制できる吸収式冷凍機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、冷媒を含む吸収液を加熱して吸収液から冷媒を気化させて分離する再生器と、この再生器によって分離した冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器と、この凝縮器で凝縮した冷媒を、ブラインが通過する伝熱管に散布させて、低圧下のケーシング内で蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器で蒸発した冷媒を吸収液に吸収させる吸収器とを備えた吸収式冷凍機において、前記蒸発器は、前記ケーシング内の冷媒溜りに溜まった冷媒を汲み上げる冷媒ポンプと、この冷媒ポンプと前記伝熱管の上方に配置された散布器とを繋ぐ冷媒管と、この冷媒管に設けられ、弁開度を無段階に調整可能な比例弁とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、冷媒管に弁開度を無段階に調整可能な比例弁を設けたことにより、例えば、冷媒管を流通する冷媒流量を減少するように、比例弁の弁開度を縮小することにより、伝熱管での熱交換による冷媒の蒸発が抑えられるため、蒸発器内の冷媒の液面高さが必要以上に低下することが防止され、冷媒ポンプの発停頻度を少なくすることができる。このため、ブライン温度の変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することができる。また、蒸発器内の液面高さが必要以上に低下しないため、冷媒ポンプを強制的に停止することなく当該冷媒ポンプの保護を十分に実現できる。
この構成において、前記ケーシング内の冷媒溜りの液面高さを検知する液面検知センサーと、この液面検知センサーの検知結果に応じて前記比例弁を制御する弁制御手段とを備える構成としても良い。この構成によれば、液面検知センサーの検知結果によって、比例弁の弁開度を調整することにより、冷媒管を流通する冷媒流量を精度良く調整することができ、より簡単かつ正確に冷媒溜りの冷媒の液面高さの管理ができる。
また、前記吸収器の吸収液溜りに溜まった吸収液の濃度を検知する濃度検知手段と、この濃度検知手段の検知結果に応じて、前記比例弁を制御する弁制御手段とを備える構成としても良い。この構成によれば、吸収液の濃度から蒸発器の冷媒溜りの冷媒の液面高さを推定することができるため、蒸発器の冷媒溜りに別個液面検知センサーを設けることなく、冷媒溜りの冷媒の液面高さの管理ができる。
また、本発明は、冷媒を含む吸収液を加熱して吸収液から冷媒を気化させて分離する再生器と、この再生器によって分離した冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器と、この凝縮器で凝縮した冷媒を、ブラインが通過する伝熱管に散布させて、低圧下のケーシング内で蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器で蒸発した冷媒を吸収液に吸収させる吸収器とを備えた吸収式冷凍機において、前記蒸発器は、前記ケーシング内の冷媒溜りに溜まった冷媒を汲み上げる冷媒ポンプと、この冷媒ポンプと前記伝熱管の上方に配置された散布器とを繋ぐ冷媒管と、前記冷媒ポンプの回転数を調整する回転数調整手段とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、冷媒ポンプの回転数を調整する回転数調整手段を設けたことにより、例えば、冷媒管を流通する冷媒流量を減少するように、冷媒ポンプの回転数を低減させることにより、伝熱管での熱交換による冷媒の蒸発が抑えられるため、蒸発器内の冷媒の液面高さが必要以上に低下することが防止され、冷媒ポンプの発停頻度を少なくすることができる。このため、ブライン温度の変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することができる。また、蒸発器内の液面高さが必要以上に低下しないため、冷媒ポンプを強制的に停止することなく当該冷媒ポンプの保護を十分に実現できる。
この構成において、前記ケーシング内の冷媒溜りの液面高さを検知する液面検知センサーを備え、前記回転数調整手段は、検知された液面高さが低くなるにつれ、前記冷媒ポンプの回転数を低減するように調整する構成としても良い。この構成によれば、液面高さが低い場合には、汲み上げる冷媒量を減少させることにより、伝熱管での熱交換による冷媒の蒸発が抑えられるため、冷媒ポンプを継続的に運転させることができ、ブライン温度の変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することができる。
また、前記吸収器の吸収液溜りに溜まった吸収液の濃度を検知する濃度検知手段を備え、前記回転数調整手段は、検知された吸収液濃度が低くなるにつれ、前記冷媒ポンプの回転数を低減するように調整する構成としても良い。この構成によれば、吸収液の濃度から推定された蒸発器の冷媒溜りの冷媒の液面高さが低い場合には、汲み上げる冷媒量を減少させることにより、伝熱管での熱交換による冷媒の蒸発が抑えられるため、冷媒ポンプを継続的に運転させることができ、ブライン温度の変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することができる。さらに、吸収液の濃度から蒸発器の冷媒溜りの冷媒の液面高さを推定することで、蒸発器の冷媒溜りに別個液面検知センサーを設けることなく、冷媒溜りの冷媒の液面高さの管理ができる。
本発明によれば、冷媒管に弁開度を無段階に調整可能な比例弁を設けたことにより、例えば、冷媒管を流通する冷媒流量を減少するように、比例弁の弁開度を縮小することにより、伝熱管での熱交換による冷媒の蒸発が抑えられるため、蒸発器内の冷媒の液面高さが必要以上に低下することが防止され、冷媒ポンプの発停頻度を少なくすることができる。このため、ブライン温度の変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することができる。また、蒸発器内の液面高さが必要以上に低下しないため、冷媒ポンプを強制的に停止することなく当該冷媒ポンプの保護を十分に実現できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態にかかる吸収式冷温水機(吸収冷凍機)100の概略構成図である。吸収式冷温水機100は、冷媒に水を、吸収液に臭化リチウム(LiBr)水溶液を使用した二重効用型の吸収式冷温水機である。
吸収式冷温水機100は、図1に示すように、蒸発器1と、この蒸発器1に並設された吸収器2と、これら蒸発器1及び吸収器2を収納した蒸発器吸収器胴(ケーシング)3と、ガスバーナ4を備えた高温再生器(再生器)5と、低温再生器(再生器)6と、この低温再生器6に並設された凝縮器7と、これら低温再生器6及び凝縮器7を収納した低温再生器凝縮器胴8と、低温熱交換器12と、高温熱交換器13と、冷媒ドレン熱交換器16と、稀吸収液ポンプP1と、濃吸収液ポンプP2と、冷媒ポンプP3とを備え、これらの各機器が吸収液管21〜25及び冷媒管31〜36などを介して配管接続されている。
また、符号14は、蒸発器1内で冷媒と熱交換したブラインを、図示しない熱負荷(例えば空気調和装置)に循環供給するための冷/温水管であり、この冷/温水管14の一部に形成された伝熱管14Aが蒸発器1内に配置されている。符号15は、吸収器2及び凝縮器7に順次冷却水を流通させるための冷却水管であり、この冷却水管15の一部に形成された各伝熱管15A、15Bがそれぞれ吸収器2及び凝縮器7内に配置されている。符号50は、吸収式冷温水機100全体の制御を司る制御装置である。
吸収器2は、蒸発器1で蒸発した冷媒蒸気を吸収液に吸収させ、蒸発器吸収器胴3内の圧力を高真空状態に保つ機能を有する。この吸収器2の下部には、冷媒蒸気を吸収して稀釈された稀吸収液が溜る稀吸収液溜り2Aが形成され、この稀吸収液溜り2Aには、稀吸収液ポンプP1及び溶液制御弁40が設けられた稀吸収液管21の一端が接続されている。溶液制御弁40は、制御装置50によって開度が調整される開度調整弁であり、当該溶液制御弁40の開度を調整することにより、稀吸収液ポンプP1を介して吸収器2から高温再生器5へと圧送される稀吸収液の流量を調整することができる。
稀吸収液管21は、稀吸収液ポンプP1及び溶液制御弁40の下流側で第1稀吸収液管21Aと第2稀吸収液管21Bとに分岐され、第1稀吸収液管21Aは冷媒ドレン熱交換器16を経由し、第2稀吸収液管21Bは低温熱交換器12を経由した後に再び合流する。そして、稀吸収液管21の他端は、高温熱交換器13を経由した後、高温再生器5内に形成された熱交換部5Aの上方に位置する気層部5Bに開口している。
高温再生器5は、ガスバーナ4の火炎を熱源として熱交換部5Aに溜った吸収液を加熱再生するものであり、熱交換部5Aの側方には、この熱交換部5Aで加熱再生された中間吸収液が溜る中間吸収液溜り5Cが形成されている。この中間吸収液溜り5Cには、中間吸収液溜り5C(高温再生器5内)に溜った吸収液の液面レベルを検知する液面センサー52が設けられている。
中間吸収液溜り5Cの下端には、中間吸収液管22の一端が接続され、この中間吸収液管22の他端は、高温熱交換器13を介して、低温再生器6内の上部に形成された気層部6Aに開口している。高温熱交換器13は、中間吸収液溜り5Cから流出した高温の吸収液の温熱で稀吸収液管21を流れる吸収液を加熱するものであり、高温再生器5におけるガスバーナ4の燃料消費量の低減を図っている。また、中間吸収液管22の高温熱交換器13上流側と吸収器2とは開閉弁V1が介在する吸収液管23により接続されている。
低温再生器6は、高温再生器5で分離された冷媒蒸気を熱源として、気層部6Aの下方に形成された吸収液溜り6Bに溜った吸収液を加熱再生するものであり、吸収液溜り6Bには、高温再生器5の上端部から凝縮器7の底部への延びる冷媒管31の一部に形成される伝熱管31Aが配置されている。この冷媒管31に冷媒蒸気を流通させることにより、上記伝熱管31Aを介して、冷媒蒸気の温熱が吸収液溜り6Bに溜った吸収液に伝達され、この吸収液が更に濃縮される。
低温再生器6の吸収液溜り6Bには、濃吸収液管24の一端が接続され、この濃吸収液管24の他端は、濃吸収液ポンプP2及び低温熱交換器12を介して、吸収器2の気層部2B上部に設けられる濃液散布器2Cに接続されている。低温熱交換器12は、低温再生器6の吸収液溜り6Bから流出した濃吸収液の温熱で第2稀吸収液管21Bを流れる稀吸収液を加熱するものである。また、濃吸収液ポンプP2の上流側には、この濃吸収液ポンプP2及び低温熱交換器12をバイパスするバイパス管25が設けられており、濃吸収液ポンプP2の運転が停止している場合には、低温再生器6の吸収液溜り6Bから流出した吸収液は、バイパス管25通じて低温熱交換器12を経由することなく吸収器2内に供給される。
上述のように、高温再生器5の気層部5Bと凝縮器7の底部とは、低温再生器6の吸収液溜り6Bに配管された伝熱管31A及び冷媒ドレン熱交換器16を経由する冷媒管31により接続され、この冷媒管31の伝熱管31A上流側と吸収器2の気層部2Bとは開閉弁V2が介在する冷媒管32により接続されている。また、凝縮器7の底部と蒸発器1の気層部1AとはUシール部33Aが介在する冷媒管33により接続されている。また、蒸発器1の下方には、液化した冷媒が溜る冷媒液溜り(冷媒溜り)1Bが形成され、この冷媒液溜り1Bと蒸発器1の気層部1A上部に配置される散布器1Cとは冷媒ポンプP3が介在するに冷媒管34により接続されている。また、冷却水管15の伝熱管15B出口側との冷/温水管14の伝熱管14Aの出口側とは、開閉弁V3が介在する冷媒管36により接続されている。
吸収式冷温水機100は、制御装置50の制御により、冷/温水管14から冷水を取り出す冷房運転が実行される。冷房運転時には、冷/温水管14を介して図示しない熱負荷に循環供給されるブライン(例えば冷水)の蒸発器1出口側温度が所定の設定温度、例えば7℃になるように吸収式冷温水機100に投入される熱量が制御装置50により制御される。具体的には、制御装置50は、すべての開閉弁V1〜V3を閉じ、すべてのポンプP1〜P3を起動し、且つ、ガスバーナ4においてガスを燃焼させ、温度センサーS1が計測するブラインの温度が所定の7℃となるようにガスバーナ4の火力を制御する。
吸収器2から稀吸収液管21を介して、稀吸収液ポンプP1により高温再生器5に搬送された稀吸収液は、この高温再生器5でガスバーナ4による火炎および高温の燃焼ガスにより加熱されるため、この稀吸収液中の冷媒が蒸発分離する。高温再生器5で冷媒を蒸発分離して濃度が上昇した中間吸収液は、高温熱交換器13を経由して低温再生器6へ送られる。この低温再生器6において、中間吸収液は、高温再生器5から冷媒管31を介して供給されて伝熱管31Aに流入する高温の冷媒蒸気により加熱され、さらに冷媒が分離して濃度が一段と高くなり、この濃吸収液が濃吸収液ポンプP2及び低温熱交換器12を経由して吸収器2へ送られ、濃液散布器2Cの上方から散布される。
一方、低温再生器6で分離生成した冷媒は凝縮器7に入って凝縮する。そして、凝縮器7で生成された冷媒液は冷媒管33を経由して蒸発器1に入り、冷媒ポンプP3の運転により揚液されて散布器1Cから冷/温水管14の伝熱管14Aの上に散布される。
伝熱管14Aの上に散布された冷媒液は、伝熱管14Aの内部を通るブラインから気化熱を奪って蒸発するので、伝熱管14Aの内部を通るブラインは冷却され、こうして温度を下げたブラインが冷/温水管14から熱負荷に供給されて冷房等の冷却運転が行われる。
そして、蒸発器1で蒸発した冷媒は吸収器2へ入り、低温再生器6より供給されて上方から散布される濃吸収液に吸収されて、吸収器2の稀吸収液溜り2Aに溜り、稀吸収液ポンプP1によって高温再生器5に搬送される循環を繰り返す。なお、吸収液が冷媒を吸収する際に発生する熱は、吸収器2内に配置される冷却水管15の伝熱管15Aにより冷却される。
ところで、上述のように、吸収式冷温水機100の冷房運転時には、蒸発器1の冷媒液溜り1Bに溜まった冷媒液が、冷媒ポンプP3の運転により汲み上げられて散布器1Cから冷/温水管14の伝熱管14Aの上に散布される。この伝熱管14Aの上に散布された冷媒液は、伝熱管14Aの内部を通るブラインから気化熱を奪って蒸発することにより、伝熱管14Aの内部を通るブラインが冷却される。
一方、蒸発器1内の冷媒液溜り1Bの液面高さは、例えば、冷却水の温度が低下に伴って低下するように、外乱の影響に起因して大きく変動する傾向にある。
このため、冷媒の液面高さが低下した際に、冷媒ポンプP3の保護の観点から冷媒ポンプP3の運転を停止すると、冷媒ポンプP3が停止している間は、冷媒とブラインとの熱交換が行われず、ブライン温度が変動するため、ブラインの温度変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することが困難になる。
本実施形態では、蒸発器1は、冷媒管34に設けられた比例弁61と、蒸発器1内の冷媒液溜り1Bの液面高さを検知する液面検知センサー62と、この液面検知センサー62の検知結果によって比例弁61の開度を調整する制御装置(弁制御手段)50とを備える構成としている。
比例弁61は、弁開度を無段階に調整可能に構成された電動弁であり、制御装置50の制御に従って動作する。液面検知センサー62は、例えば、磁歪式センサーのように液面を無段階に計測可能なセンサーであり、その検知結果を制御装置50に出力する。
制御装置50は、液面検知センサー62の検知結果に応じて比例弁61の弁開度を制御する。具体的には、図2に示すように、検知された液面高さ(液面レベル)がα(本実施形態では20%)よりも低い場合には、比例弁61の弁開度を所定開度X%(本実施形態では20%)に制御し、液面高さがβ(本実施形態では100%)よりも高い場合には、比例弁61の弁開度を全開(100%)に制御する。また、液面高さがαとβとの間では、この検知された液面高さに応じて比例弁61の弁開度を所定開度X%と全開との間で比例的に制御する。
この所定開度X%は、比例弁61の弁開度を縮小した際に、冷媒ポンプP3に過剰な負荷がかかることなく、更に、蒸発器1の冷媒液溜り1Bの液面高さが低減しない程度の流量を確保できる開度をいう。また、液面高さ100%とは、通常の運転時における基準の液面高さをいい、液面高さ20%とは、この基準の高さに対する冷媒液溜り1Bの底面からの高さをいう。
本実施形態によれば、制御装置50は、液面検知センサー62が検知した液面高さが低下すると、この液面高さに応じて比例弁61の弁開度を縮小するため、冷媒管34を流通して、散布器1Cから散布される冷媒量が減少する。このため、冷/温水管14の伝熱管14Aでの熱交換による冷媒の蒸発が抑制され、蒸発器1内の冷媒液溜り1Bの液面高さHが必要以上に低下することが防止される。従って、冷媒ポンプP3の発停頻度を最小限に抑えることができ、ブライン温度の変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することができる。また、蒸発器1内の冷媒液溜り1Bの液面高さHが必要以上に低下しないため、冷媒ポンプP3を強制的に停止することなく当該冷媒ポンプP3の保護を十分に実現できる。
この場合、散布器1Cから散布される冷媒量が減少することにより、熱負荷に供給されるブラインの温度は上昇する傾向にあるが、その上昇幅は、冷媒ポンプP3が停止した場合に比べると十分に小さく、例えば、冷房運転を阻害するものとはならない。
一方、冷媒液溜り1Bの液面高さHが上昇すると、制御装置50は、比例弁61の弁開度を拡大することにより、散布器1Cから散布される冷媒量を増加させる。これによれば、冷/温水管14の伝熱管14Aでの熱交換による冷媒の蒸発が促進され、十分に冷却された温度のブライン熱負荷に安定的に供給することができる。
また、本実施形態によれば、制御装置50は、液面高さに応じて当該比例弁61の弁開度を調整するため、冷媒管34を流通する冷媒流量を精度良く調整することができ、より簡単かつ正確に冷媒液溜り1Bの冷媒の液面高さの管理ができる。
次に、別の実施形態について説明する。
図3は、別の実施形態にかかる吸収式冷温水機(吸収冷凍機)200の概略構成図である。この吸収式冷温水機200は、吸収器2内の稀吸収液溜り2Aに溜まった稀吸収液濃度を検知する濃度検知センサー(濃度検知手段)63と、この濃度検知センサー63の検知結果によって比例弁61の開度を調整する制御装置(弁制御手段)50とを備える点で、上記した吸収式冷温水機100と構成を異にする。その他の構成は吸収式冷温水機100と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
濃度検知センサー63は、吸収液中の臭化リチウム濃度を無段階に計測可能なセンサーであり、その検知結果を制御装置50に出力する。
制御装置50は、濃度検知センサー63の検知結果に応じて比例弁61の弁開度を制御する。具体的には、図4に示すように、検知された吸収液中の臭化リチウム濃度(稀液濃度)がA(本実施形態では50%)よりも低い場合には、比例弁61の弁開度を所定開度X%(本実施形態では20%)に制御し、臭化リチウム濃度がB(本実施形態では51%)よりも高い場合には、比例弁61の弁開度を全開(100%)に制御する。また、臭化リチウム濃度がAとBとの間では、この検知された液面高さに応じて比例弁61の弁開度を所定開度X%と全開との間で比例的に制御する。
ここで、上述のように、吸収器2では、蒸発器1で蒸発した冷媒蒸気を吸収液に吸収させるため、吸収器2の稀吸収液溜り2Aには、冷媒蒸気を吸収して稀釈された稀吸収液が溜るようになっている。また、吸収式冷温水機では、冷媒が循環する経路は閉じているため、この経路を循環する冷媒量は一定である。
このため、稀吸収液溜り2Aに溜まった稀吸収液の濃度を計測することにより、蒸発器1の冷媒液溜まり1Bの冷媒の液面高さHを推定することが可能となる。即ち、稀吸収液濃度が低くなると、吸収液に多量の冷媒が吸収されているため、冷媒液溜まり1Bの液面高さHは低下する。また、稀吸収液濃度が高くなると、吸収液に吸収される冷媒量が減少するため、冷媒液溜まり1Bの液面高さHは上昇すると推定される。稀吸収液濃度と冷媒液溜まり1Bの液面高さHとの関係は、実験的に求められたものであり、本構成では、この関係を用いて冷媒液溜まり1Bの液面高さHを管理している。
具体的には、吸収器2に充填される吸収液充填量及び蒸発器1に充填される冷媒充填量は既知な値であり、これら吸収液及び冷媒の初期充填量は、吸収液を設計運転濃度(例えば57%)とした時に、蒸発器1の冷媒液溜まり1Bの液面高さHがβ(100%)になるような値に設計されている。従って、稀吸収液の濃度が分かれば、計算上どれだけの冷媒が吸収液に吸収されているかが分かるため、蒸発器1の冷媒液溜まり1Bの容積(既知)から、あとどれだけ冷媒が残っているか、すなわち冷媒液溜まり1Bの液面高さHを推定することができる。
この別の実施形態によれば、制御装置50は、濃度検知センサー63が検知した稀吸収液濃度が低下すると、冷媒液溜まり1Bの液面高さHが低下すると推定されるため、この稀吸収液濃度に応じて比例弁61の弁開度を縮小することにより、散布器1Cから散布される冷媒量を減少させる。これにより、冷/温水管14の伝熱管14Aでの熱交換による冷媒の蒸発が抑制され、蒸発器1内の冷媒液溜り1Bの液面高さHが必要以上に低下することが防止される。従って、冷媒ポンプP3の発停頻度を最小限に抑えることができ、ブライン温度の変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することができる。また、蒸発器1内の冷媒液溜り1Bの液面高さHが必要以上に低下しないため、冷媒ポンプP3を強制的に停止することなく当該冷媒ポンプP3の保護を十分に実現できる。
この場合、散布器1Cから散布される冷媒量が減少することにより、熱負荷に供給されるブラインの温度は上昇する傾向にあるが、その上昇幅は、冷媒ポンプP3が停止した場合に比べると十分に小さく、例えば、冷房運転を阻害するものとはならない。
一方、制御装置50は、濃度検知センサー63が検知した稀吸収液濃度が上昇すると、冷媒液溜まり1Bの液面高さHが上昇すると推定されるため、この稀吸収液濃度に応じて比例弁61の弁開度を拡大することにより、散布器1Cから散布される冷媒量を増加させる。これによれば、冷/温水管14の伝熱管14Aでの熱交換による冷媒の蒸発が促進され、十分に冷却された温度のブライン熱負荷に安定的に供給することができる。
また、本実施形態によれば、制御装置50は、液面高さに応じて当該比例弁61の弁開度を調整するため、冷媒管34を流通する冷媒流量を精度良く調整することができ、より簡単かつ正確に冷媒液溜り1Bの冷媒の液面高さの管理ができる。
また、この別の実施形態では、濃度検知手段として濃度検知センサー63を用いて稀吸収液濃度を検知する構成としているが、これに限るものではなく、例えば、蒸発器1の冷媒液溜まり1B及び吸収器2の吸収液溜まり2Bに、それぞれ冷媒温度センサー及び稀液温度センサー(図示略)を設け、これら温度センサーが検知した各冷媒温度及び稀吸収液温度に基づいて、稀吸収液濃度を算出する構成としても良い。
具体的には、吸収液(LiBr水溶液)の物性値は一般化されており、その近似式も作成されている。吸収器2における稀吸収液は、飽和状態と考えることができ、この稀吸収液濃度は、圧力と温度との関数となります。圧力は、吸収器2内圧力=蒸発器1内圧力=冷媒飽和圧力Pとなります。ここで、冷媒飽和圧力Pは、冷媒温度から求めることができるため、この冷媒温度から求めた圧力と稀吸収液温度とを、LiBr水溶液の濃度算出近似式に代入すれば、稀吸収液濃度を算出することができる。
この構成によれば、冷媒液溜まり1B及び吸収液溜まり2Bに、それぞれ温度センサーを設けるといった簡単な構成で稀吸収液濃度を検知することができるため、濃度検知センサーを設けるものに比べて低コストで簡易な構成とすることができる。
次に、別の実施形態について説明する。
図5は、別の実施形態にかかる吸収式冷温水機(吸収冷凍機)300の概略構成図である。この吸収式冷温水機300は、冷媒管34に比例弁61を設けておらず、冷媒ポンプP3の運転周波数を調整するインバーター51を備え、このインバーター51を介して冷媒ポンプP3の回転数を制御する構成とする点で上記した吸収式冷温水機100と構成を異にする。その他の構成は吸収式冷温水機100と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。また、この実施形態では、インバーター51と制御装置50とを備えて回転数調整手段が構成される。
制御装置50は、液面検知センサー62の検知結果に応じて冷媒ポンプP3の回転数を調整する。具体的には、図6に示すように、検知された液面高さ(液面レベル)がα(本実施形態では20%)よりも低い場合には、制御装置50は、インバーター51を介して、冷媒ポンプP3の回転数を所定回転数Y%(本実施形態では20%)に制御し、液面高さがβ(本実施形態では100%)よりも高い場合には、冷媒ポンプP3の回転数を定格回転数(100%)に制御する。また、液面高さがαとβとの間では、この検知された液面高さに応じて冷媒ポンプP3の回転数を所定回転数Y%と定格回転数との間で比例的に制御する。
この所定回転数Y%は、冷媒ポンプP3の回転数を低減した際に、蒸発器1の冷媒液溜り1Bの液面高さが低減しない程度の流量を確保できる回転数をいい、定格回転数に対する割合で表示されている。また、液面高さ100%とは、通常の運転時における基準の液面高さをいい、液面高さ20%とは、この基準の高さに対する冷媒液溜り1Bの底面からの高さをいう。
この別の実施形態によれば、制御装置50は、液面検知センサー62が検知した液面高さが低下すると、この液面高さに応じて冷媒ポンプP3の回転数を低減するため、冷媒管34を流通して、散布器1Cから散布される冷媒量が減少する。このため、冷/温水管14の伝熱管14Aでの熱交換による冷媒の蒸発が抑制され、蒸発器1内の冷媒液溜り1Bの液面高さHが必要以上に低下することが防止される。従って、冷媒ポンプP3の発停頻度を最小限に抑えることができ、ブライン温度の変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することができる。また、蒸発器1内の冷媒液溜り1Bの液面高さHが必要以上に低下しないため、冷媒ポンプP3を強制的に停止することなく当該冷媒ポンプP3の保護を十分に実現できる。
この場合、散布器1Cから散布される冷媒量が減少することにより、熱負荷に供給されるブラインの温度は上昇する傾向にあるが、その上昇幅は、冷媒ポンプP3が停止した場合に比べると十分に小さく、例えば、冷房運転を阻害するものとはならない。
一方、冷媒液溜り1Bの液面高さHが上昇すると、制御装置50は、冷媒ポンプP3の回転数を上昇させることにより、散布器1Cから散布される冷媒量を増加させる。これによれば、冷/温水管14の伝熱管14Aでの熱交換による冷媒の蒸発が促進され、十分に冷却された温度のブライン熱負荷に安定的に供給することができる。
また、本実施形態によれば、制御装置50は、液面高さに応じて冷媒ポンプP3の回転数を無段階に調整するため、冷媒管34を流通する冷媒流量を精度良く調整することができ、より簡単かつ正確に冷媒液溜り1Bの冷媒の液面高さの管理ができる。
次に、別の実施形態について説明する。
図7は、別の実施形態にかかる吸収式冷温水機(吸収冷凍機)400の概略構成図である。この吸収式冷温水機400は、液面検知センサー62の代わりに稀吸収液溜り2Aに溜まった稀吸収液の濃度を検知する濃度検知センサー63を備え、この稀吸収液濃度に基づいて、冷媒ポンプP3の回転数を制御する構成とする点で吸収式冷温水機300と構成を異にする。その他の構成は、上記した吸収式冷温水機100と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。また、この実施形態では、インバーター51と制御装置50とを備えて回転数調整手段が構成される。
制御装置50は、濃度検知センサー63の検知結果に応じて冷媒ポンプP3の回転数を調整する。具体的には、図8に示すように、検知された吸収液中の臭化リチウム濃度(稀液濃度)がA(本実施形態では50%)よりも低い場合には、制御装置50は、インバーター51を介して、冷媒ポンプP3の回転数を所定回転数Y%(本実施形態では20%)に制御し、臭化リチウム濃度がB(本実施形態では51%)よりも高い場合には、冷媒ポンプP3の回転数を定格回転数(100%)に制御する。また、液面高さがαとβとの間では、この検知された液面高さに応じて冷媒ポンプP3の回転数を所定回転数Y%と定格回転数との間で比例的に制御する。
この所定回転数Y%は、冷媒ポンプP3の回転数を低減した際に、蒸発器1の冷媒液溜り1Bの液面高さが低減しない程度の流量を確保できる回転数をいい、定格回転数に対する割合で表示されている。また、液面高さ100%とは、通常の運転時における基準の液面高さをいい、液面高さ20%とは、この基準の高さに対する冷媒液溜り1Bの底面からの高さをいう。
この別の実施形態によれば、制御装置50は、濃度検知センサー63が検知した稀吸収液濃度が低下すると、上述のように、冷媒液溜まり1Bの液面高さHが低下すると推定されるため、この稀吸収液濃度に応じて冷媒ポンプP3の回転数を低減するため、冷媒管34を流通して、散布器1Cから散布される冷媒量が減少する。このため、冷/温水管14の伝熱管14Aでの熱交換による冷媒の蒸発が抑制され、蒸発器1内の冷媒液溜り1Bの液面高さHが必要以上に低下することが防止される。従って、冷媒ポンプP3の発停頻度を最小限に抑えることができ、ブライン温度の変動を抑えて熱負荷に当該ブラインを安定的に供給することができる。また、蒸発器1内の冷媒液溜り1Bの液面高さHが必要以上に低下しないため、冷媒ポンプP3を強制的に停止することなく当該冷媒ポンプP3の保護を十分に実現できる。
この場合、散布器1Cから散布される冷媒量が減少することにより、熱負荷に供給されるブラインの温度は上昇する傾向にあるが、その上昇幅は、冷媒ポンプP3が停止した場合に比べると十分に小さく、例えば、冷房運転を阻害するものとはならない。
一方、制御装置50は、濃度検知センサー63が検知した稀吸収液濃度が上昇すると、冷媒液溜まり1Bの液面高さHが上昇すると推定されるため、この稀吸収液濃度に応じて冷媒ポンプP3の回転数を上昇させることにより、散布器1Cから散布される冷媒量を増加させる。これによれば、冷/温水管14の伝熱管14Aでの熱交換による冷媒の蒸発が促進され、十分に冷却された温度のブライン熱負荷に安定的に供給することができる。
また、この実施形態によれば、制御装置50は、検知した稀吸収液濃度に応じて冷媒ポンプP3の回転数を無段階に調整するため、冷媒管34を流通する冷媒流量を精度良く調整することができ、より簡単かつ正確に冷媒液溜り1Bの冷媒の液面高さの管理ができる。
上記した実施形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、上記実施形態では、吸収式冷温水機は二重効用型であるが、一重効用型を始め、一重二重効用型及び三重効用型の吸収式冷温水機及び吸収式ヒートポンプ装置の蒸発器に適用可能なことは勿論である。
本実施形態に係る吸収式冷温水機の概略構成図である。 本実施形態における蒸発器内の液面レベルと比例弁開度との関係を示す図である。 別の実施形態に係る吸収式冷温水機の概略構成図である。 この別の実施形態における稀吸収液濃度と比例弁開度との関係を示す図である。 別の実施形態の係る吸収式冷温水機の概略構成図である。 この別の実施形態における蒸発器内の液面レベルと冷媒ポンプの回転数との関係を示す図である。 別の実施形態の係る吸収式冷温水機の概略構成図である。 この別の実施形態における稀吸収液濃度と冷媒ポンプの回転数との関係を示す図である。
1 蒸発器
1B 冷媒液溜まり
2 吸収器
3 蒸発器吸収器胴(ケーシング)
5 高温再生器(再生器)
6 低温再生器(再生器)
7 凝縮器
P1 稀吸収液ポンプ
P2 濃吸収液ポンプ
P3 冷媒ポンプ
14 冷/温水管
14A 伝熱管
34 冷媒管
35 分岐管(バイパス管)
40 溶液制御弁
50 制御装置(弁制御手段、回転数調整手段)
51 インバーター(回転数調整手段)
61 比例弁
62 液面検知センサー
63 濃度検知センサー(濃度検知手段)
100 吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)
200 吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)
300 吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)
400 吸収式冷温水機(吸収式冷凍機)

Claims (6)

  1. 冷媒を含む吸収液を加熱して吸収液から冷媒を気化させて分離する再生器と、この再生器によって分離した冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器と、この凝縮器で凝縮した冷媒を、ブラインが通過する伝熱管に散布させて、低圧下のケーシング内で蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器で蒸発した冷媒を吸収液に吸収させる吸収器とを備えた吸収式冷凍機において、
    前記蒸発器は、前記ケーシング内の冷媒溜りに溜まった冷媒を汲み上げる冷媒ポンプと、この冷媒ポンプと前記伝熱管の上方に配置された散布器とを繋ぐ冷媒管と、この冷媒管に設けられ、弁開度を無段階に調整可能な比例弁とを備えたことを特徴とする吸収式冷凍機。
  2. 前記ケーシング内の冷媒溜りの液面高さを検知する液面検知センサーと、この液面検知センサーの検知結果に応じて前記比例弁を制御する弁制御手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍機。
  3. 前記吸収器の吸収液溜りに溜まった吸収液の濃度を検知する濃度検知手段と、この濃度検知手段の検知結果に応じて、前記比例弁を制御する弁制御手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の吸収式冷凍機。
  4. 冷媒を含む吸収液を加熱して吸収液から冷媒を気化させて分離する再生器と、この再生器によって分離した冷媒を冷却して凝縮させる凝縮器と、この凝縮器で凝縮した冷媒を、ブラインが通過する伝熱管に散布させて、低圧下のケーシング内で蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器で蒸発した冷媒を吸収液に吸収させる吸収器とを備えた吸収式冷凍機において、
    前記蒸発器は、前記ケーシング内の冷媒溜りに溜まった冷媒を汲み上げる冷媒ポンプと、この冷媒ポンプと前記伝熱管の上方に配置された散布器とを繋ぐ冷媒管と、前記冷媒ポンプの回転数を調整する回転数調整手段とを備えることを特徴とする吸収式冷凍機。
  5. 前記ケーシング内の冷媒溜りの液面高さを検知する液面検知センサーを備え、前記回転数調整手段は、検知された液面高さが低くなるにつれ、前記冷媒ポンプの回転数を低減するように調整することを特徴とする請求項4に記載の吸収式冷凍機。
  6. 前記吸収器の吸収液溜りに溜まった吸収液の濃度を検知する濃度検知手段を備え、前記回転数調整手段は、検知された吸収液濃度が低くなるにつれ、前記冷媒ポンプの回転数を低減するように調整することを特徴とする請求項4に記載の吸収式冷凍機。
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