JP2011032887A - 垂直軸型風車 - Google Patents

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悦久 森田
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守 福田
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Abstract

【課題】風力の大きさに応じて複数のブレードの各受風面積を可変する。
【解決手段】鉛直方向に垂設され、且つ、発電機Gに回転自在に連結される垂直回転軸11と、垂直回転軸11から放射状に延出させたブレード支持アームに取り付けられ、且つ、垂直回転軸11のまわりを円周方向に沿って略等角度間隔で配設された複数のブレード13と、を備えた垂直軸型風車10において、複数のブレード13それぞれは、ブレード支持アーム12に取り付けられたメインブレード13Aと、このメインブレード13A上に少なくとも一層以上積層されて円周方向に伸縮可能に設けられた一以上のサブブレード13B1,13B2と、を有することを特徴とする垂直軸型風車10を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉛直方向に垂設した垂直回転軸から放射状に延出させたブレード支持アームにブレードを円周方向に沿って略等角度間隔で複数取り付けた際に、風力の大きさに応じて複数のブレードの各受風面積を可変できる垂直軸型風車に関するものである。
最近、地球温暖化対策に伴って、太陽エネルギー,バイオエネルギー,風力など各種の自然エネルギーを利用して発電を行う発電装置が盛んに開発されているが、自然エネルギーのうちで風力を利用した風力発電装置がコスト的に安価であり、且つ、小型化すれば可搬可能であることから見直されている。
この種の風力発電装置は、風車の回転軸が水平に設けられた水平軸型風車と、風車の回転軸が垂直に設けられた垂直軸型風車とに大別できるが、風の方向に追従する必要がある水平軸型風車に対して、風向きに関係なく微風から強風に亘って発電できる垂直軸型風車が注目されている。
上記した垂直軸型風車の一例として、地面に垂直な固定軸廻りを回転し得る垂直羽根型の風車と、この風車の回転力により発電する発電機とを備えた風力発電装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、上記した垂直軸型風車の他例として、垂直型風車翼の一部を可動とし、広範囲の風速域で風車を効率良く回転することができる可変翼を有する垂直軸形風水車がある(例えば、特許文献2参照)。
図10に示した従来例1の風力発電装置100は、特許文献1に開示されているものであり、地面に垂直な固定軸101廻りを回転し得る垂直羽根型の風車102と、この風車102の回転力により発電する発電機106とを備えている。
上記した風車102は、固定軸101の上端に取り付けた発電機106に不図示の軸受けを介して垂直回転軸103が回転自在に支持されており、この垂直回転軸103の上下からそれぞれ放射状に延出させた上下の支柱104にブレード105が円周方向に沿って略等角度間隔で合計4枚取り付けられている。
この際、プレード105は、アルミ合金や合成樹脂材などを用いて流線形に形成されており、且つ、垂直回転軸106と略平行になるように取り付けられている。
従って、風力を受けて4枚のブレード105が上下の支柱104を介して垂直回転軸103と一体に回転することで、発電機106で発電することができる。
一方、図11に示した従来例2の可変翼を有する垂直軸形風水車は、特許文献2に開示されているものであり、微風下から強風下に亘り対応可能な複数のブレード200が上下のブレード支持アーム(図示せず)を介して垂直回転軸(図示せず)に回転自在に取り付けられているが、以下では一のブレード200について説明する。
具体的に説明すると、図11(a)に示した如く、一のブレード200は、翼本体201が垂直方向に長尺に形成され且つ円周方向が流線形に形成されており、この翼本体201の上下両端に翼支持板202がネジ203で固定されている。
また、フラッパ204が上下の翼支持板202にナット205で固定したフラッパ軸206を中心に開閉自在に支持されている。
また、図11(b)に示した如く、翼本体201にフラッパ204を収納するための凹部201aが形成されており、且つ、この凹部201a内でフラッパ軸206に支持されたフラッパ204が板バネ207により外側に押圧付勢されている。
そして、微風時には、ブレード200の回転が遅いので遠心力が小さく、これによりフラッパ204が板バネ207の付勢力により全開して、風流が翼本体201とフラッパ204とに当たることにより、ブレード200が回転するようになっている。
一方、図11(c)に示した如く、風速が増加すると、ブレード200の回転が速いので遠心力が増加し、この遠心力によりフラッパ204が翼本体201の凹部201a内に収納されて翼本体201の外形に略合致した状態でブレード200が回転するようになっている。
特開2007−336777号公報 特開2007−270746号公報
ところで、上記した特許文献1に開示された風力発電装置100では、前述したように、風力を受けて4枚のブレード105が上下の支柱104を介して垂直回転軸103と一体に回転することで、発電機106で発電することができるものの、4枚のブレード105の各受風面積が常に一定であるために、風力発電装置100は微風から強風に亘る風況に対して対応できにくい構造である。
一方、上記した特許文献2に開示された可変翼を有する垂直軸形風水車におけるブレード200では、翼本体201にフラッパ軸206を介して取り付けたフラッパ204を微風時に開き、強風時に閉じることにより、複数のブレード200が微風下から強風下に亘り対応可能であると記載されているが、風力によってブレード200が回転したときに生じる遠心力だけでフラッパ204を開閉しているので、フラッパ204の開閉動作に対して信頼性が得られにくく、しかも、遠心力に応じてフラッパ204の重量やサイズなどを設定しなければならないので、ブレード200の設計や作製がむづかしいなどの問題がある。
そこで、鉛直方向に垂設した垂直回転軸から放射状に延出させたブレード支持アームにブレードを円周方向に沿って略等角度間隔で複数取り付けた際に、風力の大きさに応じて複数のブレードの各受風面積を可変できる垂直軸型風車を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、第1の発明は、鉛直方向に垂設され、且つ、発電機に回転自在に連結される垂直回転軸と、
前記垂直回転軸から放射状に延出させたブレード支持アームに取り付けられ、且つ、前記垂直回転軸のまわりを円周方向に沿って略等角度間隔で配設された複数のブレードと、を備えた垂直軸型風車において、
前記複数のブレードそれぞれは、前記ブレード支持アームに取り付けられたメインブレードと、このメインブレード上に少なくとも一層以上積層されて前記円周方向に伸縮可能に設けられた一以上のサブブレードと、を有することを特徴とする垂直軸型風車である。
また、第2の発明は、上記した第1の発明の垂直軸型風車において、
前記垂直回転軸に回動体を前記円周方向に回動可能に嵌合させ、且つ、複数の前記メインブレード上にそれぞれ積層された前記一以上のサブブレードのうちで同一層のサブブレードと前記回動体とをサブブレード支持アームにより連結させて、前記回動体の前記円周方向への回動と一体に前記同一層のサブブレードを前記円周方向に伸縮させることを特徴とする垂直軸型風車である。
また、第3の発明は、鉛直方向に垂設され、且つ、発電機に回転自在に連結される垂直回転軸と、
前記垂直回転軸から放射状に延出させたブレード支持アームに取り付けられ、且つ、前記垂直回転軸のまわりを円周方向に沿って略等角度間隔で配設された複数のブレードと、を備えた垂直軸型風車において、
前記複数のブレードそれぞれは、前記ブレード支持アームに取り付けられたメインブレードと、このメインブレード上に少なくとも一層以上積層されて前記垂直回転軸と平行な垂直方向に伸縮可能に設けられた一以上のサブブレードと、を有することを特徴とする垂直軸型風車である。
また、第4の発明は、上記した第3の発明の垂直軸型風車において、
前記垂直回転軸にスライド体を前記垂直方向にスライド可能に嵌合させ、且つ、複数の前記メインブレード上にそれぞれ積層された前記一以上のサブブレードのうちで同一層のサブブレードと前記スライド体とをサブブレード支持アームにより連結させて、前記スライド体の前記垂直方向へのスライドと一体に前記同一層のサブブレードを前記垂直方向に伸縮させることを特徴とする垂直軸型風車である。
また、第5の発明は、上記した第3の発明の垂直軸型風車において、
前記メインブレード上にピニオンギアを回転可能に設け、且つ、前記ピニオンギアを挟んでこのピニオンギアに噛合する一対のラックを前記メインブレード上で上下対称に前記垂直方向にスライドする一対のサブブレードに固着させたことを特徴とする垂直軸型風車である。
上記した第1の発明の垂直軸型風車によると、鉛直方向に垂設した垂直回転軸から放射状に延出させたブレード支持アームにブレードを円周方向に沿って略等角度間隔で複数取り付けた際に、とくに、複数のブレードそれぞれは、ブレード支持アームに取り付けられたメインブレードと、このメインブレード上に少なくとも一層以上積層されて円周方向に伸縮可能に設けられた一以上のサブブレードと、を有しているので、強風時には、複数のブレードの各受風面積が狭くなるように、一以上のサブブレードをブレードの円周方向の長さが短縮する方向にメインブレード上で移動させることで、ソリディティの値が小さくなり、風の抵抗を減少させて複数のブレードと一体に垂直回転軸を効率良く高速に回転させることができると共に、強風時に生じる垂直軸型風車の破壊を防止でき、一方、微風時には、複数のブレードの各受風面積が広くなるように、一以上のサブブレードをブレードの円周方向の長さが伸長する方向にメインブレード上で移動させることで、ソリディティの値が大きくなり、微風による風力でも垂直軸型風車のエネルギー変換量を効率良く増大できるために、第1の発明の垂直軸型風車は微風下から強風下に亘る風況に対応できる。
また、上記した第2の発明の垂直軸型風車によると、第1の発明の効果が得られる他に、複数のメインブレード上にそれぞれ積層された一以上のサブブレードのうちで同一層のサブブレードを、垂直回転軸に嵌合した回動体の円周方向への回動と一体に同じ移動量だけ同時に移動させることができる。
また、上記した第3の発明の垂直軸型風車によると、鉛直方向に垂設した垂直回転軸から放射状に延出させたブレード支持アームにブレードを円周方向に沿って略等角度間隔で複数取り付けた際に、とくに、複数のブレードそれぞれは、ブレード支持アームに取り付けられたメインブレードと、このメインブレード上に少なくとも一層以上積層されて垂直回転軸と平行な垂直方向に伸縮可能に設けられた一以上のサブブレードと、を有しているので、強風時には、複数のブレードの各受風面積が狭くなるように、一以上のサブブレードをブレードの垂直方向の長さが短縮する方向にメインブレード上で移動させることで、風の抵抗を減少させて複数のブレードと一体に垂直回転軸を効率良く高速に回転させることができると共に、強風時に生じる垂直軸型風車の破壊を防止でき、一方、微風時には、複数のブレードの各受風面積が広くなるように、一以上のサブブレードをブレードの垂直方向の長さが伸長する方向にメインブレード上で移動させることで、微風による風力でも垂直軸型風車のエネルギー変換量を効率良く増大できるために、第3の発明の垂直軸型風車は微風下から強風下に亘る風況に対応できる。
また、上記した第4の発明の垂直軸型風車によると、第3の発明の効果が得られる他に、複数のメインブレード上にそれぞれ積層された一以上のサブブレードのうちで同一層のサブブレードを、垂直回転軸に嵌合したスライド体の垂直方向へのスライドと一体に同じ移動量だけ同時に移動させることができる。
また、上記した第5の発明の垂直軸型風車によると、第3の発明の効果が得られる他に、メインブレード上に設けたピニオンギアを時計方向又は反時計方向に回転させることにより、ピニオンギアに噛合する一対のラックを固着させた上下一対のサブブレードが同じ移動量だけ同時に移動して、ブレードの垂直方向の長さを伸長又は短縮することができる。
本発明に係る実施例1の垂直軸型風車を示した斜視図である。 本発明に係る実施例1の垂直軸型風車において、図1に示した一のブレードを説明するための斜視図であり、(a)一以上のサブブレードを円周方向に対してX1方向に移動してブレードの円周方向の長さを短縮させた場合を示し、(b)は一以上のサブブレードを円周方向に対してX2方向に移動してブレードの円周方向の長さを伸長させた場合を示した図である。 本発明に係る実施例1の垂直軸型風車を使用しないときの状態を示した斜視図である。 本発明に係る実施例1の垂直軸型風車を一部変形させた変形例の垂直軸型風車を示した斜視図である。 本発明に係る実施例2の垂直軸型風車を示した斜視図である。 本発明に係る実施例2の垂直軸型風車において、図5に示した一のブレードを説明するための斜視図であり、(a)一以上のサブブレードを垂直方向に対してY1方向に移動してブレードの垂直方向の長さを短縮させた場合を示し、(b)は一以上のサブブレードを垂直方向に対してY2方向に移動してブレードの垂直方向の長さを伸長させた場合を示した図である。 本発明に係る実施例2の垂直軸型風車を使用しないときの状態を示した斜視図である。 本発明に係る実施例2の垂直軸型風車を一部変形させた第1変形例の垂直軸型風車を示した斜視図である。 本発明に係る実施例2の垂直軸型風車を一部変形させた第2変形例の垂直軸型風車において、一のブレードを説明するための斜視図である。 従来例1の風力発電装置を示した斜視図である。 従来例2の可変翼を有する垂直軸形風水車において、(a)は一のブレードを説明するための正面図であり、(b)は微風時における一のブレードを示したアーア断面図であり、(c)は風速が増加した時における一のブレードを示したアーア断面図である。
以下に本発明に係る垂直軸型風車の一実施例について図1〜図9を参照して、実施例1,実施例2の順に詳細に説明する。
本発明に係る垂直軸型風車は、鉛直方向に垂設した垂直回転軸から放射状に延出させたブレード支持アームにブレードを円周方向に沿って略等角度間隔で複数取り付けた際に、風力の大きさに応じて複数のブレードの各受風面積を可変できるように構成されている。
また、本発明に係る垂直軸型風車は、複数のブレードそれぞれがメインブレードと、このメインブレード上に少なくとも一層以上積層されてスライド可能な一以上のサブブレードとから構成されており、不使用時に一以上のサブブレード側をメインブレード側に可搬可能に収納して小型化を図ることで、不特定な場所に適宜設置可能になっていると共に、垂直軸型風車の設置・撤収も容易に行なうことができるようになっている。
そして、本発明に係る垂直軸型風車を、例えば、災害時に自動車の屋根などに設置したとき各種の電子機器に電力を供給でき、また、号外カーに設置したときに車中の印刷機に電力を供給して号外を迅速印刷できるなど、緊急用途に対応可能になっている。
図1に示した如く、本発明に係る実施例1の垂直軸型風車10は、鉛直方向に垂設され、且つ、軸受けB及び不図示の継ぎ手を介して発電機Gに回転自在に連結される垂直回転軸11と、垂直回転軸11から放射状に延出させたブレード支持アーム12に取り付けられ、且つ、垂直回転軸11のまわりを円周方向に沿って略等角度間隔で配設された複数のブレード13とを備えて構成されている。
この際、垂直回転軸11及びブレード支持アーム12並びにブレード13は、剛性を有し且つ軽量で耐食性を有するアルミ合金や合成樹脂材などを用いており、各部材11〜13を溶接又は溶着することにより実施例1の垂直軸型風車10が可搬可能に組み立てられている。
また、上記した複数のブレード13それぞれは、ブレード支持アーム12に取り付けられたメインブレード13Aと、このメインブレード13A上に少なくとも一層以上スライド可能に積層されて円周方向に伸縮可能に設けられた一以上のサブブレード13B1,13B2とを有している。
そして、後述するように、メインブレード13A上で一以上のサブブレード13B1,13B2を円周方向に伸縮させることで、複数のブレード13の各受風面積を風力の大きさに応じて可変可能になっている。
これを言い換えると、実施例1の垂直軸型風車10において、複数のブレード13の回転に占める面積(=風車の回転径×ブレードの垂直方向の長さ)に対する複数のブレード13の投影面積の比率を示すソリディティ(Solidity)を風力の大きさに応じて可変できるようになっており、このソリディティの単位は%であり、ソリディティが大きいほど高トルク低速回転となる。
ここで、実施例1の垂直軸型風車10について具体的に説明すると、垂直回転軸11の外周面11aを円周方向に沿って複数に等分(例えば120゜間隔で3等分)して、等分した外周面11aの軸線方向に沿って各組ごとに少なくとも2ヶ所以上の部位(例えば上下2ヶ所の部位)からブレード支持アーム12を垂直回転軸11と交差する方向に放射状に複数組(例えば3組)延出して、複数組(例えば3組)のブレード支持アーム12に複数枚(例えば3枚)のブレード13を垂直回転軸11と略平行に支持した上で、垂直回転軸11の下端を軸受けB及び不図示の継ぎ手を介して発電機Gに回転自在に連結しているので、複数枚(例えば3枚)のブレード13に風が当たったときに垂直回転軸11と一体に複数枚(例えば3枚)のブレード13が矢印で示した回転方向に回転するために、発電機Gから電力を取得できるようになっている。
更に、図2(a),(b)を用いて複数のブレード13のうちの一のブレードについて説明すると、一のブレード13は、メインブレード13Aと、このメインブレード13A上を円周方向にスライド可能に積層された例えば2枚のサブブレード13B1,13B2とからなり、風力の大きさに応じてメインブレード13Aと2枚のサブブレード13B1,13B2とによる合計の受風面積を可変できるようになっている。
上記したメインブレード13Aは、円周方向に沿った一端側が流線形状に屈曲され、且つ、他端側が円周方向を流線形状に沿うように所定の曲率を持って板状に形成されており、且つ、流線形状に屈曲された一端側の外側部位と内側部位との間に補強部材14が介装されていると共に、内側部位の上下に計2本のブレード支持アーム12の一端側が固着され、計2本のブレード支持アーム12の他端側は垂直回転軸11(図1)に固着されている。
また、上記した2枚のサブブレード13B1,13B2は、メインブレード13Aの他端側と略相似な形状に形成されており、円周方向の長さがメインブレード13Aよりも短く形成され、且つ、円周方向と直交する垂直方向の長さがメインブレード13Aと略同じに形成されている。
そして、メインブレード13Aの他端側に、2枚のサブブレード13B1,13B2がスライド可能に積層されて円周方向に伸縮可能に設けられている。
この際、メインブレード13A上に接しているサブブレード13B1は、上下に円周方向に沿って形成したスライド用長孔13cと、このスライド用長孔13c内に挿入されてメインブレード13Aの上下に形成したネジ孔13d(図1のみ図示)に螺合するネジ15とによってメインブレード13A上を円周方向に沿ってスライド可能になっている。
また、サブブレード13B1上に接しているサブブレード13B2は、サブブレード13B1内のネジ15を逃げるためのU字状逃げ孔13eが上下のスライド用長孔13cと対応して形成されていると共に、上下のU字状逃げ孔13e間に円周方向に沿って形成したスライド用長孔13fと、このスライド用長孔13f内に挿入されてサブブレード13B1に形成したネジ孔13g(図1のみ図示)に螺合するネジ16とによって、サブブレード13B1上を円周方向に沿ってスライド可能になっている。
そして、図2(a)に示したように、強風時には、一のブレード13の受風面積が狭くなるように、メインブレード13A上で2枚のサブブレード13B1,13B2をメインブレード13Aの流線形状の一端側に近づく方向(矢印X1方向)に向けてそれぞれ所望の移動量だけ移動させて、移動後にサブブレード13B1をネジ15によりメインブレード13A上に固定し、且つ、サブブレード13B2をネジ16によりサブブレード13B1上に固定することにより、一のブレード13の円周方向の長さを短縮させている。
従って、強風時には、複数のブレード13の各受風面積が狭くなるので、前記したソリディティの値が小さくなり、風の抵抗を減少させて複数のブレード13と一体に垂直回転軸11を効率良く高速に回転させることができると共に、強風時に生じる垂直軸型風車10(図1)の破壊を防止できる。
一方、図2(b)に示したように、微風時には、一のブレード13の受風面積が広くなるように、メインブレード13A上で2枚のサブブレード13B1,13B2をメインブレード13Aの流線形状の一端側から遠ざかる方向(矢印X2方向)に向けてそれぞれ所望の移動量だけ移動させて、移動後にサブブレード13B1をネジ15によりメインブレード13A上に固定し、且つ、サブブレード13B2をネジ16によりサブブレード13B1上に固定することにより、一のブレード13の円周方向の長さを伸長させている。
従って、微風時には、複数のブレード13の各受風面積が広くなるので、前記したソリディティの値が大きくなり、微風による風力でも実施例1の垂直軸型風車10のエネルギー変換量を効率良く増大できる。
上記から実施例1の垂直軸型風車10(図1)は、微風下から強風下に亘る風況に対応できる。
更に、図3に示した如く、実施例1の垂直軸型風車10を使用しないときには、メインブレード13A側に2枚のサブブレード13B1,13B2が互いに重なり合って収納されるように矢印X1方向に向けて移動させることで、3枚のブレード13は円周方向の長さが一番短くなり、小型化されるので可搬時の持ち運びが容易になる。
次に、実施例1の垂直軸型風車10を一部変形させた変形例の垂直軸型風車10’について、図4を用いて実施例1に対して異なる点についてのみ簡略に説明する。
図4に示した如く、変形例の垂直軸型風車10’では、例えば3枚のブレード13’を3組のブレード支持アーム12を介して垂直回転軸11に取り付けている点は実施例1と同じであるが、各ブレード13’は各組のブレード支持アーム12に取り付けられたメインブレード13Aと、このメインブレード13A上をスライド可能に積層されて円周方向に伸縮可能に設けられた一のサブブレード13Bとを有している。
この際、垂直回転軸11に各組のブレード支持アーム12を固着する前に、垂直回転軸11に回動体17を円周方向に回動可能に嵌合させ、且つ、回動体17の外周面から120°間隔で3本のサブブレード支持アーム18を放射状に延出させた回動体17を垂直回転軸11上で各組の上下のブレード支持アーム12の間に位置させている。
そして、回動体17と3枚のサブブレード13Bとを3本のサブブレード支持アーム18でそれぞれ連結して、回動体17を垂直回転軸11を中心にして円周方向に回動させることで、メインブレード13A上で同一層に積層された3枚のサブブレード13Bを回動体17の円周方向への回動と一体に同じ移動量で同時に移動させることができる。更に、3枚のサブブレード13Bを所望の量だけ移動させた後に、回動体17をセットスクリュー19により垂直回転軸11に固定している。
尚、一のメインブレード13A上に積層するサブブレード13Bが複数層ある場合には、サブブレード13Bの積層数に応じて回動体17を積層数だけ用意して、複数のメインブレード13A上にそれぞれ積層された一以上のサブブレード13Bのうちで同一層のサブブレード13Bと回動体17とをサブブレード支持アーム18により連結させれば、回動体17の円周方向への回動と一体に同一層のサブブレード13Bを円周方向に伸縮させることができる。
図5に示した如く、本発明に係る実施例2の垂直軸型風車20も、実施例1と同様に、鉛直方向に垂設され、且つ、軸受けB及び不図示の継ぎ手を介して発電機Gに回転自在に連結される垂直回転軸21と、垂直回転軸21から放射状に延出させたブレード支持アーム22に取り付けられ、且つ、垂直回転軸21のまわりを円周方向に沿って略等角度間隔で配設された複数のブレード23とを備えて構成されている。
この際、実施例2でも、垂直回転軸21及びブレード支持アーム22並びにブレード23は、剛性を有し且つ軽量で耐食性を有するアルミ合金や合成樹脂材など用いており、各部材21〜23を溶接又は溶着することにより実施例2の垂直軸型風車20が可搬可能に組み立てられている。
また、上記した複数のブレード23それぞれは、ブレード支持アーム22に取り付けられたメインブレード23Aと、実施例1とは異なってメインブレード23A上に少なくとも一層以上スライド可能に積層されて垂直回転軸21と平行な垂直方向に伸縮可能に設けられた一以上のサブブレード23B1,23B2とを有している。
そして、後述するように、メインブレード23A上で一以上のサブブレード23B1,23B2を垂直方向に伸縮させることで、複数のブレード23の各受風面積を風力の大きさに応じて可変可能になっている。
尚、実施例2の垂直軸型風車20では、複数のブレード23の各受風面積を変えるときに、各ブレード23の円周方向の長さは一定で変化しないが、各ブレード23の垂直方向の長さが変化するために、実施例1とは異なって、ソリディティ(Solidity)はブレード23の受風面積の変動に関係なく常に一定である。
ここで、実施例2の垂直軸型風車20について具体的に説明すると、垂直回転軸21の外周面21aを円周方向に沿って複数に等分(例えば120゜間隔で3等分)して、等分した外周面21aの軸線方向に沿って各組ごとに少なくとも2ヶ所以上の部位(例えば上下2ヶ所の部位)からブレード支持アーム22を垂直回転軸21と交差する方向に放射状に複数組(例えば3組)延出して、複数組(例えば3組)のブレード支持アーム22に複数枚(例えば3枚)のブレード23を垂直回転軸21と略平行に支持した上で、垂直回転軸21の下端を軸受けB及び不図示の継ぎ手を介して発電機Gに回転自在に連結しているので、複数枚(例えば3枚)のブレード23に風が当たったときに垂直回転軸21と一体に複数枚(例えば3枚)のブレード23が矢印で示した回転方向に回転するために、発電機Gから電力を取得できるようになっている。
更に、図6(a),(b)を用いて複数のブレード23のうちの一のブレードについて説明すると、一のブレード23は、メインブレード23Aと、このメインブレード23A上を垂直方向にスライド可能に積層された例えば2枚のサブブレード23B1,23B2とからなり、風力の大きさに応じてメインブレード23Aと2枚のサブブレード23B1,23B2とによる合計の受風面積を可変できるようになっている。
上記したメインブレード23Aは、円周方向に沿った一端側が流線形状に屈曲され、且つ、他端側が円周方向を流線形状に沿うように所定の曲率を持って板状に形成されており、且つ、流線形状に屈曲された一端側の外側部位と内側部位との間に補強部材24が2枚のサブブレード23B1,23B2に影響しない長さで介装されていると共に、内側部位の上下に計2本のブレード支持アーム22の一端側が固着され、計2本のブレード支持アーム22の他端側は垂直回転軸21(図5)に固着されている。
また、上記した2枚のサブブレード23B1,23B2は、メインブレード23Aと略相似な形状に形成されており、垂直方向の長さがメインブレード23Aよりも短く形成され、且つ、円周方向の長さがメインブレード23Aと略同じに形成されている。
そして、メインブレード23Aの下端側に、2枚のサブブレード23B1,23B2がスライド可能に積層されて垂直方向に伸縮可能に設けられている。
この際、メインブレード23A上に接しているサブブレード23B1は、右方に垂直方向に沿って形成したスライド用長孔23cと、このスライド用長孔23c内に挿入されてメインブレード23Aに形成したネジ孔23d(図5のみ図示)に螺合するネジ25とによってメインブレード23A上を垂直方向に沿ってスライド可能になっている。
また、サブブレード23B1上に接しているサブブレード23B2は、サブブレード23B1内のネジ25を逃げるためのU字状逃げ孔23eがスライド用長孔23cに対応して形成されていると共に、U字状逃げ孔23eの内側に垂直方向に沿って形成したスライド用長孔23fと、このスライド用長孔23f内に挿入されてサブブレード23B1に形成したネジ孔23g(図5のみ図示)に螺合するネジ26とによって、サブブレード23B1上を垂直方向に沿ってスライド可能になっている。
そして、図6(a)に示したように、強風時には、一のブレード23の受風面積が狭くなるように、メインブレード23A上で2枚のサブブレード23B1,23B2をメインブレード23Aの上端側に近づく方向(矢印Y1方向)に向けてそれぞれ所望の移動量だけ移動させて、移動後にサブブレード23B1をネジ25によりメインブレード23A上に固定し、且つ、サブブレード23B2をネジ26によりサブブレード23B1上に固定することにより、一のブレード23の垂直方向の長さを短縮させている。
従って、強風時には、複数のブレード23の各受風面積が狭くなるので、風の抵抗を減少させて複数のブレード23と一体に垂直回転軸21を効率良く高速に回転させることができると共に、強風時に生じる垂直軸型風車20(図5)の破壊を防止できる。
一方、図6(b)に示したように、微風時には、一のブレード23の受風面積が広くなるように、メインブレード23A上で2枚のサブブレード23B1,23B2をメインブレード23Aの上端側から遠ざかる方向(矢印Y2方向)に向けてそれぞれ所望の移動量だけ移動させて、移動後にサブブレード23B1をネジ25によりメインブレード23A上に固定し、且つ、サブブレード23B2をネジ26によりサブブレード23B1上に固定することにより、一のブレード23の垂直方向の長さを伸長させている。
従って、微風時には、複数のブレード23の各受風面積が広くなるので、微風による風力でも実施例2の垂直軸型風車20のエネルギー変換量を効率良く増大できる。
上記から実施例2の垂直軸型風車20(図5)も、実施例1と同様に、微風下から強風下に亘る風況に対応できる。
更に、図7に示した如く、実施例2の垂直軸型風車20を使用しないときには、メインブレード23A側に2枚のサブブレード23B1,23B2が互いに重なり合って収納されるように矢印Y1方向に向けて移動させることで、3枚のブレード23は垂直方向の長さが一番短くなり、小型化されるので可搬時の持ち運びが容易になる。
次に、実施例2の垂直軸型風車20を一部変形させた第1,第2変形例の垂直軸型風車20’,20’’について、図8,図9を用いて実施例2に対して異なる点についてのみ簡略に説明する。
まず、図8に示した如く、第1変形例の垂直軸型風車20’では、例えば3枚のブレード23’を3組のブレード支持アーム22を介して垂直回転軸21に取り付けている点は実施例2と同じであるが、各ブレード23’は各組のブレード支持アーム22に取り付けられたメインブレード23Aと、このメインブレード23A上をスライド可能に積層されて垂直方向に伸縮可能に設けられた一のサブブレード23Bとを有している。
この際、垂直回転軸21にキー溝付きスライド体27をキー28により回転を規制しながら垂直方向にスライド可能に嵌合させ、且つ、キー溝付きスライド体27の外周面から120°間隔で3本のサブブレード支持アーム29を放射状に延出させたキー溝付きスライド体27を垂直回転軸21上で各組の上下のブレード支持アーム22よりも下方に位置させている。
そして、キー溝付きスライド体27と3枚のサブブレード23Bとを3本のサブブレード支持アーム29でそれぞれ連結して、キー溝付きスライド体27を垂直回転軸21上で垂直方向にスライドさせることで、メインブレード23A上で同一層に積層された3枚のサブブレード23Bをキー溝付きスライド体27の垂直方向へのスライドと一体に同じ移動量で同時に移動させることができる。更に、3枚のサブブレード23Bを所望の量だけ移動させた後に、キー溝付きスライド体27をセットスクリュー30により垂直回転軸21に固定している。
尚、一のメインブレード23A上に積層するサブブレード23Bが複数層ある場合には、サブブレード23Bの積層数に応じてキー溝付きスライド体27を積層数だけ用意して、複数のメインブレード23A上にそれぞれ積層された一以上のサブブレード23Bのうちで同一層のサブブレード23Bとキー溝付きスライド体27とをサブブレード支持アーム29により連結させれば、キー溝付きスライド体27の垂直方向へのスライドと一体に同一層のサブブレード23Bを垂直方向に伸縮させることができる。
次に、図9に示した第2変形例の垂直軸型風車20’’では、全体構造の図示を省略するが,複数のブレードブレード23’’のうちで一のブレードについて説明すると、一のブレード23’’は、メインブレード23Cと、このメインブレード23C上で上下対称に垂直方向にスライド可能な一対のサブブレード23D1,23D2とを有している。
上記したメインブレード23Cは、流線形状に形成した一端側に2本のブレード支持アーム22が固着されていると共に、一端側と反対の他端側を板状に形成した中央部位にピニオンギア30が回転自在に軸着されている。
また、メインブレード23Cの上方部位に積層されるサブブレード23D1には、ラック31が垂直方向に沿って固着されており、このラック31がピニオンギア30に噛合していると共に、垂直方向に沿って形成したスライド用長孔23h内にネジ32が挿入されている。
更に、メインブレード23Cの下方部位に積層されるサブブレード23D2にも、ラック33が垂直方向に沿って固着されており、このラック33がピニオンギア30に噛合していると共に、垂直方向に沿って形成したスライド用長孔23i内にネジ34が挿入されている。
従って、一対のラック31,33は、ピニオンギア30を挟んで互い対向してピニオンギア30に噛合していると共に、メインブレード23C上で上下対称に垂直方向にスライドする一対のサブブレード23D1,23D2に固着されていることになる。
そして、手動によりピニオンギア30を図示時計方向に回転させると、上下一対のサブブレード23D1,23D2が一対のラック31,33を介して互いに離間する方向に同じ移動量だけ同時に移動するので、一のブレード23’’の垂直方向の長さを伸長することができる。
一方、上記とは逆に、手動によりピニオンギア30を図示反時計方向に回転させると、上下一対のサブブレード23D1,23D2が一対のラック31,33を介して互いに接近する方向に同じ移動量だけ同時に移動するので、一のブレード23’’の垂直方向の長さを短縮することができる。
尚、第2変形例の垂直軸型風車20’’において、サブブレードの積層数を増やしたい場合には、ラックを固着したサブブレードに増加したサブブレードをネジで締結すれば良いものである。
10…実施例1の垂直軸型風車、
10’…実施例1を一部変形させた変形例の垂直軸型風車、
11…垂直回転軸、11a…外周面、12…ブレード支持アーム、
13,13’…ブレード、
13A…メインブレード、13B,13B1,13B2…サブブレード、
14…補強部材、15,16…ネジ、
17…回動体、18…サブブレード支持アーム、19…セットスクリュー、
20…実施例2の垂直軸型風車、
20’…実施例2を一部変形させた第1変形例の垂直軸型風車、
20’’…実施例2を一部変形させた第2変形例の垂直軸型風車、
21…垂直回転軸、21a…外周面、22…ブレード支持アーム、
23,23’,23’’…ブレード、
23A,23C…メインブレード、
23B,23B1,23B2,23D1,23D2…サブブレード、
24…補強部材、25,26…ネジ、
27…キー溝付きスライド体、28…キー、29…サブブレード支持アーム、
30…セットスクリュー、30…ピニオンギア、31…ラック、32…ネジ、
33…ラック、34…ネジ、
B…軸受け、G…発電機。

Claims (5)

  1. 鉛直方向に垂設され、且つ、発電機に回転自在に連結される垂直回転軸と、
    前記垂直回転軸から放射状に延出させたブレード支持アームに取り付けられ、且つ、前記垂直回転軸のまわりを円周方向に沿って略等角度間隔で配設された複数のブレードと、を備えた垂直軸型風車において、
    前記複数のブレードそれぞれは、前記ブレード支持アームに取り付けられたメインブレードと、このメインブレード上に少なくとも一層以上積層されて前記円周方向に伸縮可能に設けられた一以上のサブブレードと、を有することを特徴とする垂直軸型風車。
  2. 前記垂直回転軸に回動体を前記円周方向に回動可能に嵌合させ、且つ、複数の前記メインブレード上にそれぞれ積層された前記一以上のサブブレードのうちで同一層のサブブレードと前記回動体とをサブブレード支持アームにより連結させて、前記回動体の前記円周方向への回動と一体に前記同一層のサブブレードを前記円周方向に伸縮させることを特徴とする請求項1記載の垂直軸型風車。
  3. 鉛直方向に垂設され、且つ、発電機に回転自在に連結される垂直回転軸と、
    前記垂直回転軸から放射状に延出させたブレード支持アームに取り付けられ、且つ、前記垂直回転軸のまわりを円周方向に沿って略等角度間隔で配設された複数のブレードと、を備えた垂直軸型風車において、
    前記複数のブレードそれぞれは、前記ブレード支持アームに取り付けられたメインブレードと、このメインブレード上に少なくとも一層以上積層されて前記垂直回転軸と平行な垂直方向に伸縮可能に設けられた一以上のサブブレードと、を有することを特徴とする垂直軸型風車。
  4. 前記垂直回転軸にスライド体を前記垂直方向にスライド可能に嵌合させ、且つ、複数の前記メインブレード上にそれぞれ積層された前記一以上のサブブレードのうちで同一層のサブブレードと前記スライド体とをサブブレード支持アームにより連結させて、前記スライド体の前記垂直方向へのスライドと一体に前記同一層のサブブレードを前記垂直方向に伸縮させることを特徴とする請求項3記載の垂直軸型風車。
  5. 前記メインブレード上にピニオンギアを回転可能に設け、且つ、前記ピニオンギアを挟んでこのピニオンギアに噛合する一対のラックを前記メインブレード上で上下対称に前記垂直方向にスライドする一対のサブブレードに固着させたことを特徴とする請求項3記載の垂直軸型風車。
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