JP2011026846A - 出窓ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】外壁3の屋外側に取り付けられるとともに、外壁3の開口部4とほぼ同じ上下長さの開口部5を有する矩形枠状の枠部材6と、枠部材6より建物1の屋外方向に突出した位置に取り付けられるガラス障子7を有し、枠部材6に嵌め込まれる窓サッシ8とを備える。枠部材6は、上下方向の長さが建物1の外壁3の開口部4が形成される階の床面から天井面の高さまでの距離の半分以下とされ、左右方向の長さが上下方向の長さの1.5倍以上の長さとされている。枠部材6の左右および上下の各辺が角柱状部材9により構成されている。角柱状部材9は、外壁面に沿った幅に対する外壁面から屋外側に突出する方向に沿った幅が3倍以下とされている。
【選択図】図5
Description
更に、意匠性を高めるために、隣接する二部屋に跨って一つの出窓を設けられることが行われるとともに、現場作業の低減のために予め出窓部分を工場等で製作してユニット化することが行われている(例えば、特許文献1〜3参照)。
また、出窓を設けることで、床面積を増やすことなく、窓部分で建物の体積を増やすことができ、出窓部分もしくは出窓状の構造部分に棚を設けて、出窓もしくは出窓状の構造部分を壁面収納として用いたものが知られている(例えば、特許文献4〜6参照)。
このような構造の出窓を二部屋に渡るように左右幅を長くしてユニット化して、工場、倉庫、配送所等から現場に搬送する場合に、嵩張る構造となるとともに、他の部材との混載が難しく、搬送コストが高くなってしまう。
また、現場に直接搬送するのではなく、工場から複数の前記出窓ユニットを倉庫や配送所等に搬送するような場合も一度に搬送可能な出窓ユニットの数が少なくなってしまい、搬送コストが高くなる。
前記外壁の屋外側に取り付けられるとともに、前記開口部とほぼ同じ上下長さの開口部を有する矩形枠状の枠部材と、
前記枠部材より前記建物の屋外方向に突出した位置に取り付けられるガラス障子を有し、前記枠部材に嵌め込まれる窓サッシとを備え、
前記枠部材は、上下方向の長さが前記建物の前記外壁の開口部が形成される階の床面から天井面の高さまでの距離の半分以下とされ、左右方向の長さが上下方向の長さの1.5倍以上の長さとされ、
かつ、前記枠部材の左右および上下の各辺が角柱状部材により構成され、
当該角柱状部材は、外壁面に沿った幅に対する外壁面から屋外側に突出する方向に沿った幅が3倍以下とされていることを特徴とする。
したがって、低コストに出窓を形成することができる。
したがって、出窓ユニットを他の部材と容易に混載して搬送することができるとともに、出窓ユニットを倉庫や配送所等に複数まとめて搬送する際に、たとえば、スペーサを間に挟んで積み重ねて搬送することも可能であり、容易に搬送することができる。
また、上述のように複数の外壁の開口部に渡って一つの出窓ユニットを取り付ける構造とする際に、開口部どうしの間の部分に対応して閉塞パネルを配置することができ、複数の外壁の開口部に渡る出窓ユニットにおいて、無駄な窓サッシを配置する必要がなくなる。
前記外壁が縦横の框材を四角枠状に組み立てた枠体の両面に面材を貼り付けてなる壁パネルを組んで形成され、前記外壁の開口部の左右上下に前記壁パネルが配置されることにより、前記開口部の周囲を囲むように前記框材が配置され、
前記枠部材が前記框材に固定されていることを特徴とする。
図1は本発明の実施の形態の出窓ユニットが取り付けられた建物を示す側面図であり、図2は前記出窓ユニットを示す展開斜視図であり、図3は前記出窓ユニットを示す窓サッシ部分の縦断面図であり、図4は前記出窓ユニットを示す正面図であり、図5は前記出窓ユニットを示す横断面図であり、図6は前記出窓ユニットを示す背面図であり、図7は前記出窓ユニットの閉塞パネル部分の縦断面図である。
出窓ユニット2b(2a)は、建物1の外壁3に形成された矩形の開口部4の周縁より外側の当該外壁3の屋外側に取り付けられて出窓2を形成するものである。
また、枠部材6は、上下方向の長さが建物1の外壁3の開口部4が形成される階の図示しない床面から天井面の高さまでの距離の半分以下とされ、左右方向の長さが上下方向の長さの1.5倍以上の長さとされている。
そして、図1の建物1においては、出窓ユニット2aからなる出窓2の上下長さに対して左右長さが5倍以上となっており、建物1の一つの外壁面の左右幅の多くの部分に渡って帯状の出窓2が形成されている。なお、出窓ユニット2bにおいては、上下長さに対する左右長さが3倍弱となっている。
さらに、出窓ユニット2b(2a)の枠部材6の左右および上下の各辺が角柱状部材9により構成され、当該角柱状部材9は、外壁面に沿った幅に対する外壁面から屋外側に突出する方向に沿った幅が3倍以下とされている。この例では、角柱状部材9は、具体的には、外壁面に沿った幅に対する外壁面から屋外側に突出する方向に沿った幅がほぼ2倍(2倍以下)とされているが、少なくとも1倍以上とされていることが好ましい。
基本的に外壁面からの出窓2の突出量は、上述の枠部材6を構成する角柱状部材9の外壁面に直交する方向の幅と、枠部材6からの窓サッシ8の突出量によって決まることになる。この例では、出窓ユニット2a(2b)からなる出窓2の外壁面からの突出量が200mmより小さいものとなっている。
また、枠部材6の屋外側となる前面の位置と、閉塞パネル10の屋外側となる前面の位置とがほぼ同じとなっており、閉塞パネル10は枠部材6の屋外側に寄った状態に取り付けられている。
また、屋根耐水シート13と防腐合板14との間の枠部材6の左右端部となる位置には、それぞれコーナー部材16が配置されている。なお、コーナー部材16は、壁パネル31に取り付けられる基部16aと、当該基部16aに固定される本体16bとからなっており、コーナー部材16が防腐合板14が重ねられた枠部材6の上側の左右の角部を覆うように配置されている。
また、上述の閉塞パネル10が取り付けられた枠部材6の前面には、外壁防水透湿シート20が貼られている。
外壁防水透湿シート20は、外壁3を構成する壁パネル31の外面に貼り付けられる外壁防水透湿シートと同様のものであり、枠部材6の前面より少し大きなサイズを有するとともに、枠部材6の開口部に対応する開口部が形成されている。
また、外壁防水透湿シート20は、片面ブチルテープで枠部材6に取り付けられている。
また、窓サッシ8は、出窓ユニット2bにおいて、押し出し窓となっており、たとえば、上辺もしくは左右側縁のうちの一方に沿った回転軸周りに回転するとともに外側に押し出されるように開放するものである。すなわち、窓サッシ8がサッシ枠内で回転移動を伴って開閉する一枚だけのガラス障子7を備えている。
外壁3は、壁パネル31によって構成されており、壁パネル31は、上下左右の框材32を矩形枠状に組んだ枠体33の両面にそれぞれ面材(構造用合板)34を貼り付けたものである。
外壁3は、各階用の壁パネル31を左右の接合するとともに、下端部を下階の壁パネル31もしくは基礎に固定して構成される。
したがって、開口部4の周囲には、左の壁パネル31の右側縁部、右の壁パネル31の左側縁部、腰壁パネル(31)の上側縁部、小壁パネル(31)の下側縁部が周囲を囲った状態となっているとともに、これら壁パネル31(腰壁パネルおよび小壁パネルを含む)の側縁部に配置された框材32が開口部4を囲んだ状態となっている。
そして、外壁3の開口部4の周囲に取り付けられる出窓ユニット2bの枠部材6は、開口部4の周囲を囲む框材32と前後に重ねて配置され、壁パネル31の框材32に固定される。この例では、枠部材6には、たとえば、その四隅の角部や、左右の中央部等にザグリ穴が設けられ、外装材24等の裏側のザグリ穴内にあらかじめワッシャやナット等が取り付けられた状態となっており、壁パネル31の框材32に形成されたボルト孔に屋内側からボルト41を挿入してナットとボルト41により枠部材6と壁パネル31の框材32(枠体33)を締結するようになっている。なお、壁パネル31のボルト41が挿入される部分は、框材32が二重に配置されているか、壁パネル31の面方向に沿った厚みが厚くされている。
また、屋内側においては、外壁3の屋内側の内側面に合わせて出窓ユニット2bの内装仕上げ材29を取り付けて内装仕上げが行われる。
以上のような出窓ユニット2b(2a)によれば、角柱状部材9から構成される枠部材6に窓サッシ8を取り付けた状態の出窓ユニット2bを外壁3の開口部4に合わせて取り付けることにより、出窓2が構成されるが、角柱状部材9を外壁3に取り付けることで、十分な強度を得ることができるので、たとえば、横に長い出窓2を容易に形成することができる。すなわち、出窓2の外壁3からの突出量が外壁3に取り付けられた角柱状部材9と、窓サッシ8とからなるもので、突出量が小さく、容易に十分な強度を確保できる。
また、閉塞パネル10を用いることで、出窓2に窓サッシ8がある部分と無い部分を設けることができる。
すなわち、実際の窓となる開口部4は左右幅狭くても、複数の開口部4に渡ってこの例の出窓ユニット2b(2a)を配置することで、意匠的に意外性を有する極めて長い出窓2を構築することができる。建物の構造における強度等を考慮した場合に、開口部4の左右長さが制限される場合があるが、複数の開口部4間に渡って上述のように出窓2を設けることで、建物1の強度に関係なく、屋外側から見て長い出窓2を形成することができる。
このようなことから、住宅の一つの外壁面に沿って、外壁面の端部から端部に至るような長い出窓2を構築することができる。
また、複数の開口部4が隣接する部屋それぞれの開口部4である場合に、出窓2は複数の部屋に跨って配置されることになる。
なお、開口部4の一部と閉塞パネル10とを内外に重なるように配置して、上述の棚部材27を設けることで、外壁3の開口部4の一部を窓ではなく、壁面収納として用いることができる。
図8から図10に示すように、出窓ユニット2cでは、閉塞パネル10が用いられず、閉塞パネル10の代わりに棧材42が矩形の枠部材6の左右の中央部に上下に渡って配置され、枠部材6の開口部5が左右の開口部に分割されている。そして、枠部材6の左右に分割されたそれぞれの開口部にそれぞれ窓サッシ8が嵌め込まれている。すなわち、右の窓サッシ8の左側縁部と、左の窓サッシ8の右側縁部とが棧材42に固定されている。
また、外壁3への取付構造および取付方法も同様となっている。
したがって、閉塞パネル10による効果以外は、出窓ユニット2bとほぼ同様の効果を有するものとなっている。
それ以外の構成は、出窓ユニット2bと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2bと同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2cと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2c(2b)と同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2dと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2d(2b)と同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2eと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2e(2b)と同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2bと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2bと同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2bと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2bと同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2dと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2d(2b)と同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2dと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2d(2b)と同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2lと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2l(2b)と同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2jと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2j(2b)と同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2kと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2k(2b)と同様である。
それ以外の構成は、出窓ユニット2lと同様となっており、外壁3への取付構造および取付方法も出窓ユニット2l(2b)と同様である。
なお、出窓ユニット2a〜2qが取り付けられる建物は、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てて構築するパネル工法で構築されるが、従来の軸組工法や壁式工法やユニット工法の木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造等の建物にも適用することができる。
2 出窓
2a〜q 出窓ユニット
3 外壁
4 開口部
5 開口部
6 枠部材
7 ガラス障子
8 窓サッシ
9 角柱状部材
10 閉塞パネル
26 棚板
27 棚部材
31 壁パネル
32 框材
33 枠体
34 面材
Claims (6)
- 建物の外壁に形成された矩形の開口部の周縁より外側の当該外壁の屋外側に取り付けられて出窓を形成する出窓ユニットであって、
前記外壁の屋外側に取り付けられるとともに、前記開口部とほぼ同じ上下長さの開口部を有する矩形枠状の枠部材と、
前記枠部材より前記建物の屋外方向に突出した位置に取り付けられるガラス障子を有し、前記枠部材に嵌め込まれる窓サッシとを備え、
前記枠部材は、上下方向の長さが前記建物の前記外壁の開口部が形成される階の床面から天井面の高さまでの距離の半分以下とされ、左右方向の長さが上下方向の長さの1.5倍以上の長さとされ、
かつ、前記枠部材の左右および上下の各辺が角柱状部材により構成され、
当該角柱状部材は、外壁面に沿った幅に対する外壁面から屋外側に突出する方向に沿った幅が3倍以下とされていることを特徴とする出窓ユニット。 - 前記枠部材には、前記窓サッシと前記枠部材に嵌め込まれて当該枠部材の開口部の一部を閉塞する閉塞パネルとが左右に並んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の出窓ユニット。
- 前記閉塞パネルが、前記角柱状部材の外壁面から屋外側に突出する方向に沿った幅より薄くされるとともに、前記枠部材の前記建物の屋外側よりに配置され、前記閉塞パネルの屋内側に前記閉塞パネルから前記外壁の開口部の屋内側に至る棚板を備えた棚部材が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の出窓ユニット。
- 前記枠部材の左右の中央に前記閉塞パネルが配置され、当該閉塞パネルの左右に窓サッシが配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の出窓ユニット。
- 前記窓サッシがサッシ枠内で回転移動を伴って開閉する一枚だけの前記ガラス障子を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の出窓ユニット。
- 前記外壁が縦横の框材を四角枠状に組み立てた枠体の両面に面材を貼り付けてなる壁パネルを組んで形成され、前記外壁の開口部の左右上下に前記壁パネルが配置されることにより、前記開口部の周囲を囲むように前記框材が配置され、
前記枠部材が前記框材に固定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の出窓ユニット。
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