JP2011008101A - 端末装置及び表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示コンテンツの視認性を好適に保持し、かつ無駄な電力消費を抑制するように、効率よくリフレッシュ処理を実行する。
【解決手段】携帯端末装置10は、画面コンテンツに対応する電圧を供給して画面コンテンツを表示し、電圧を所定のタイミングで再供給するリフレッシュ処理により画面コンテンツを継続表示することが可能な画面コンテンツ表示部(電子ペーパー)11と、画面コンテンツを画面コンテンツ表示部11に表示するためのコンテンツ情報から、画面コンテンツごとに設定され、リフレッシュ処理を実行するリフレッシュタイミングを含むリフレッシュ情報を取得するリフレッシュ情報取得部16と、リフレッシュ情報に規定されるリフレッシュタイミング基づいて、画面コンテンツ表示部11にリフレッシュ処理を実行する表示制御部14と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置及び表示制御方法に関する。
文字・記号等の表示コンテンツに対応する電圧を印加して、これらの文字・記号等を表示画面上に描画することができる電子ペーパーが知られている。電子ペーパーは、一度描画したものは追加の電圧印加を必要とせずに長時間表示し続けることができるため、消費電力を低く抑えることが可能となる。また、時間経過に伴い描画保持力が落ちてきたときには、電圧を再供給して再度同じ情報を描画する処理(リフレッシュ)を行い、再び鮮明に表示させることができる。
このようにリフレッシュ処理によって表示画面の鮮明性を維持することができる電子ペーパーなどの表示部を備える携帯電話やPDAなどの携帯端末装置が提案されている。例えば特許文献1には、表示部の各画素に対応して設けられる表示素子の情報保持時間に見合った一定のリフレッシュ周期を設定し、このリフレッシュ周期にて各画素の表示内容をリフレッシュすることが記載されている。
特開2005−140959号公報
しかしながら、特許文献1に記載されるような表示部を一定周期にてリフレッシュする構成では、常に一定のリフレッシュ周期でリフレッシュ処理が行われる。このため、例えば、表示部に文字情報や静止画像など、リフレッシュを行う頻度が少なくても視認性に影響が少ない情報が表示されている場合でも、必要以上の頻度でリフレッシュ処理が行われ、無駄な電力が消費されることになる。このような場合には、リフレッシュ周期をなるべく長くしてリフレッシュの頻度を少なくし、消費電力を低減できることが好ましい。
また、表示部に目の細かい画像や緻密な画像などが表示されている場合には、少しの崩れでさえも元の画像の表現を損なうことになるため、視認性が悪化してユーザの受ける印象も悪くなり、ユーザからのクレームにもなりかねない。このような場合には、リフレッシュ周期を短くしてリフレッシュの頻度を増やし、表示画像の視認性を維持できることが好ましい。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、表示コンテンツの視認性を好適に保持し、かつ無駄な電力消費を抑制するように、効率よくリフレッシュ処理を実行することが可能な端末装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る端末装置は、画面コンテンツに対応する電圧を供給して画面コンテンツを表示し、電圧を所定のタイミングで再供給するリフレッシュ処理により画面コンテンツを継続表示することが可能な表示手段と、画面コンテンツを表示手段に表示するためのコンテンツ情報から、画面コンテンツごとに設定され、リフレッシュ処理を実行するリフレッシュタイミングを含むリフレッシュ情報を取得する取得手段と、取得手段により取得されたリフレッシュ情報に規定されるリフレッシュタイミング基づいて、表示手段にリフレッシュ処理を実行する制御手段と、を備えることを特徴とする。
同様に、上記課題を解決するため、本発明に係る表示制御方法は、画面コンテンツに対応する電圧を供給して画面コンテンツを表示し、電圧を所定のタイミングで再供給するリフレッシュ処理により画面コンテンツを継続表示することが可能な表示手段を備える端末装置における表示制御方法であって、画面コンテンツを表示手段に表示するためのコンテンツ情報から、画面コンテンツごとに設定され、リフレッシュ処理を実行するリフレッシュタイミングを含むリフレッシュ情報を取得する取得ステップと、取得ステップにおいて取得されたリフレッシュ情報に規定されるリフレッシュタイミング基づいて、表示手段にリフレッシュ処理を実行する制御ステップと、を備えることを特徴とする。
このような端末装置及び表示制御方法によれば、画面コンテンツごとに設定されたリフレッシュタイミングでリフレッシュ処理が行われるため、表示手段に表示する画面コンテンツの内容(単純か複雑か)や種類(テキスト、写真など)に応じて最適なリフレッシュタイミングを設定することが可能となり、無駄なリフレッシュ処理の実行を抑制することができ、この結果、無駄な電力消費を抑制することができる。また、画面コンテンツの内容が複雑な場合でも十分な描画保持を実現できるようにリフレッシュタイミングを設定することが可能となり、表示コンテンツの視認性を好適に保持することができる。したがって、表示コンテンツの視認性を好適に保持し、かつ無駄な電力消費を抑制するように、効率よくリフレッシュ処理を実行することが可能となる。
また、本発明の端末装置は、表示手段の画面スペックに応じてリフレッシュ処理を実行するか否か判定する判定手段を備え、制御手段は、判定手段によりリフレッシュ処理を実行すると判定された場合に、リフレッシュタイミングに基づいて表示手段にリフレッシュ処理を実行することが好適である。
この構成により、画面スペックに応じてリフレッシュ実行の可否が判断され、リフレッシュ実行と判定された表示手段についてのみリフレッシュ制御が実行されるため、例えば画面サイズや解像度が小さく、リフレッシュ制御を実行しても視認性に大差ない表示手段に対してはリフレッシュ制御が行われず、無駄なリフレッシュ制御が実行されるのを抑制することが可能となり、より一層効率よくリフレッシュを実行することが可能となる。
また、コンテンツ情報は、ホームページ記述言語で構成され、リフレッシュ情報は、ホームページ記述言語のヘッダに記述されることが好適である。これにより、既存のコンテンツ情報のヘッダに追記するだけでリフレッシュ情報を端末装置に提供することが可能となり、効率のよいリフレッシュ処理を簡便に実行することができる。
また、表示手段は、電子ペーパーであることが好適である。電子ペーパーは液晶ディスプレイ等と比べて薄くて軽いため、表示手段の軽量化、省スペース化を図ることができる。
本発明に係る端末装置及び表示制御方法によれば、表示コンテンツの視認性を好適に保持し、かつ無駄な電力消費を抑制するように、効率よくリフレッシュ処理を実行することができる。
本発明の一実施形態に係る携帯端末装置の機能ブロック図である。 画面スペック確認部におけるリフレッシュ対象の判断基準の一例を示す図である。 画面コンテンツデータベースに保持される画面コンテンツのコンテンツ情報の一例を示す図である。 リフレッシュ判定部におけるリフレッシュ実行可否の判定基準の一例を示す図である。 本実施形態の携帯端末装置において実行される処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯端末装置(端末装置)10の機能ブロック図である。携帯端末装置10は、例えば携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant:個人情報端末)などであり、特に本実施形態では表示画面の少なくとも1つとして「電子ペーパー」を適用したものである。図1では、電子ペーパーを適用して実現される表示画面は、画面コンテンツ表示部(表示手段)11として記載されている。電子ペーパーによる画面コンテンツ表示部11は、携帯端末装置10が携帯電話の場合、例えばキーパッドや背面ディスプレイなどに適用することができる。
ここで、本実施形態では、「電子ペーパー」とは、文字、数字、記号、図形、色彩、映像等を含む「画面コンテンツ」を可変表示することが可能な表示手段であって、画面コンテンツに対応する電圧(電荷)を供給し、内部に封止され帯電された粒子を移動させることによって、画面コンテンツを表示することができるものを指すものとする。この電子ペーパーは、電圧の供給を止めると粒子の動きが停止し、そのままの状態を保つことができるので、一度描画したものは追加の電力を必要とせず、描画したものを長時間表示し続けることが可能となり、消費電力を低く抑えることができる。電子ペーパーは、具体的には例えばマイクロカプセル方式やマイクロカップ方式によって実現される。
しかし、このような構成の電子ペーパーは、仕組みとしてはコンデンサとほぼ同様であるため、時間が経つごとに電界を作る電荷の量が徐々に落ち、放置したままでいると最終的には粒子を保持することができなくなり、描画内容が崩れてしまう場合がある。そこで、このような問題が生じるのを防ぐために、電子ペーパーの描画保持力が落ちてきたときに、再度同じ電界をつくるように電圧を再供給する処理を実行する。本実施形態では、この処理を以下「リフレッシュ処理」と呼ぶ。リフレッシュ処理により、描画当初と同様に電荷が充分貯まっている状態に戻し、再び鮮明な表示に戻して、画面コンテンツを電子ペーパー上にさらに継続表示させることが可能となる。
携帯端末装置10は、図1に示すように、上述の画面コンテンツ表示部11のほかに、画面スペックデータベース12、画面コンテンツデータベース13、表示制御部(制御手段)14、画面スペック確認部(判定手段)15、リフレッシュ情報取得部(取得手段)16、リフレッシュタイミング決定部17、及びリフレッシュ判定部18を備えて構成されている。
画面スペックデータベース12は、携帯端末装置10が備える表示画面に関する画面スペック(解像度、サイズ)の情報を保持する部分である。
画面コンテンツデータベース13は、画面コンテンツを画面コンテンツ表示部11に表示するための情報(コンテンツ情報)を保持する部分である。コンテンツ情報は、例えば図3に示すようなCHTML、HTML、XMLなどのホームページ記述言語で構成されている。コンテンツ情報は、携帯端末装置10と通信可能な外部のコンテンツプロバイダサーバ(図示せず)から取得されるか、または予め携帯端末装置10内に保持されている。
表示制御部14は、画面コンテンツを画面コンテンツ表示部11に表示する部分である。表示制御部14は、画面コンテンツに関連付けられたコンテンツ情報を画面コンテンツデータベース13から取得し、このコンテンツ情報に基づいて、画面コンテンツ表示部11の各表示素子にそれぞれ電圧を印加して、画面コンテンツを画面コンテンツ表示部11に表示する。
また、表示制御部14は、表示している画面コンテンツの情報を画面スペック確認部15及びリフレッシュ情報取得部16に送信する。具体的には、表示制御部14は、例えば画面コンテンツ表示部11に表示する画面コンテンツを変更したことをトリガとして、画面スペック確認部15には携帯端末装置10のどの画面コンテンツ表示部11の画面コンテンツが変更されたかを示す情報を送信し、リフレッシュ情報取得部16にはどの画面コンテンツを表示しているかを示す情報を送信する。
さらに、表示制御部14は、後述するリフレッシュ判定部18により画面コンテンツのリフレッシュ処理を実行すると判定された場合には、リフレッシュ判定部18から送信されるリフレッシュタイミングに応じて、表示中の画面コンテンツに対応する電圧を、画面コンテンツ表示部11の各表示素子にそれぞれに再供給して、画面コンテンツ表示部11のリフレッシュ処理を実行する。
画面スペック確認部15は、表示制御部14により画面コンテンツが変更された画面コンテンツ表示部11について、画面スペックを画面スペックデータベース12から取得し、この画面スペックに応じてリフレッシュ処理を実行するか否か判定する部分である。具体的には、画面スペック確認部15は、画面スペックに基づく判断基準にしたがって、リフレッシュ処理可否を判定し、この判定結果をリフレッシュ判定部18に送信する。
図2は、画面スペック確認部15におけるリフレッシュ対象の判断基準の一例を示している。本実施形態では、「画面スペック」とは例えば画面解像度及び画面サイズであり、「判断基準」は、例えば、図2に示すように、画面解像度を「大(VGAなど)」、「中(QVGAなど)」、「小(Sub−QCIFなど)」の3段階に区分し、画面サイズを「大(例えば6インチ)」、「中(例えば3インチ)」、「小(例えば1インチ)」の3段階に区分し、画面解像度が「大」又は「中」であり、かつ画面サイズが「大」又は「中」である場合にリフレッシュ対象(リフレッシュ処理を実行する必要がある表示画面)であると判定する。
なお、図2に示した判断基準は一例に過ぎず、画面スペックに関するどの情報を採用するか、採用した情報をどのように区分するか、各情報のどの区分に含まれる場合にリフレッシュ対象とするか、などの諸条件は、画面コンテンツ表示部11に適用するデバイスの性能やポリシーに応じて適宜設定してよい。
ここで、図2に示す例で、解像度やサイズが小さい場合にリフレッシュ非対象とした理由は、例えば以下のようなものである。画面のサイズや解像度が小さいと、元々表示できる画像が粗くなるため、このような表示画面は高精細なコンテンツの表示には利用されず、デジタル時計などの簡易的なコンテンツを表示するのに用いられることが多くなると考えられる。したがって、解像度やサイズが小さい場合には、定期的にリフレッシュを行うほどのものではないと判断し、リフレッシュ非対象とした。また、図2で画面サイズ小に区分される1インチ程度の表示画面は、例えば背面ディスプレイなどで広く利用されている。
リフレッシュ情報取得部16は、表示制御部14により画面コンテンツ表示部11に表示された画面コンテンツについて、画面コンテンツごとに設定されるリフレッシュ情報を取得する部分である。具体的には、リフレッシュ情報取得部16は、画面コンテンツデータベース13から該当する画面コンテンツのコンテンツ情報を取得し、このコンテンツ情報からリフレッシュ情報を抽出して、リフレッシュタイミング決定部17に送信する。
図3は、画面コンテンツデータベース13に保持される画面コンテンツのコンテンツ情報の一例を示している。図3に示すように、特に本実施形態では、リフレッシュ情報は、コンテンツ情報のヘッダ部分、すなわちタグ<Header>と</Header>の間に記述されるものであり、タグ<Refresh>、<RefreshTime>、<RefreshCount>を含んで構成されるものである。
タグ<Refresh>は、当該画面コンテンツの表示時にリフレッシュを行うか否かを指定するタグであり、リフレッシュを行うと指定する場合には「ON」、リフレッシュを行わないと指定する場合には「OFF」と記述される。図3の例では、<Refresh>ON</Refresh>と記述されているので、この場合はリフレッシュ処理を行うと指定されている。
タグ<RefreshTime>は、リフレッシュ処理の周期を指定するタグであり、例えば分単位や時間単位、または日単位で周期を指定することができる。図3の例では、<RefreshTime>1h</RefreshTime>と記述されているので、この場合は、当該コンテンツが表示されてから、1時間周期でリフレッシュ処理を行うと指定されている。
タグ<RefreshCount>は、リフレッシュ処理の回数を指定するタグであり、例えば1回から(当該画面コンテンツが表示され続ける限り、次の画面コンテンツが表示されるまで)永久まで指定することができる。図3の例では、<RefreshCount>2</RefreshCount>と記述されているので、この場合は当該コンテンツが表示されてから2回リフレッシュ処理を行うと指定されている。
つまり、図3に示す例では、リフレッシュ処理を行うと指定され、また、当該コンテンツが表示されてからリフレッシュ処理を1時間周期で2回実行するように指定されている。
リフレッシュタイミング決定部17は、リフレッシュ情報取得部16により取得されたリフレッシュ情報に基づき、リフレッシュ処理を実行するリフレッシュタイミングを決定する部分である。ここで、本実施形態における「リフレッシュタイミング」とは、リフレッシュ処理の周期と回数であり、上述のリフレッシュ情報のタグ<RefreshTime>及び<RefreshCount>の記述から決定される。例えば図3の例では、リフレッシュタイミングは、「1時間周期で2回」であり、画面コンテンツが表示された後1時間おきに2回リフレッシュ処理が実行される。
リフレッシュタイミングは、対象となる画面コンテンツの内容によって適宜設定することができる。例えば、デザインや柄が複雑なもので、わずかな表示崩れでもユーザにとっては汚く見えてしまうようなコンテンツ(写真やイラストなど)は、頻繁にリフレッシュを行って鮮明性を保つ必要があるので、リフレッシュタイミングを速くする。また、デザインや柄があまり複雑ではなく、多少鮮明さが落ちても情報として正しく得られればよいコンテンツ(数字やアイコンなど)は、無駄なリフレッシュを減らし、消費電力の低減を重視するのが好ましいので、リフレッシュタイミングを遅くする。
また、リフレッシュタイミングは、画面コンテンツを表示する電子ペーパー(画面コンテンツ表示部11)の特性が一意に決まっている場合には、これに応じて適宜設定してもよい。電子ペーパーの特性は、例えば実現方式(マイクロカプセル、マイクロカップなど)や、印加電圧(電池、チャージポンプ(高電圧に変圧)など)などに大きく依存するものである。
リフレッシュタイミング決定部17は、具体的には、リフレッシュ情報のタグ<Refresh>の記述に基づきリフレッシュ処理を行う(ON)か否(OFF)かの情報を決定し、さらに、タグ<Refresh>がONの場合には、タグ<RefreshTime>及び<RefreshCount>の記述に基づきリフレッシュタイミングを決定し、これらの情報をリフレッシュ判定部18に送信する。
リフレッシュ判定部18は、画面スペック確認部15及びリフレッシュタイミング決定部17から取得した情報に基づき、リフレッシュ処理を実行するか否かを判定する部分である。具体的には、リフレッシュ判定部18は、画面スペック確認部15から送信された、該当する表示画面(画面コンテンツ表示部11)がリフレッシュ対象か否かを示す情報と、リフレッシュタイミング決定部17から送信された、該当する画面コンテンツがリフレッシュ処理を行う(タグ<Refresh>がON)か否(タグ<Refresh>がOFF)かを示す情報とに基づく判定基準に従って、最終的にリフレッシュ処理を実行するか否かを判定する。
図4は、リフレッシュ判定部18におけるリフレッシュ実行可否の判定基準の一例を示している。図4に示す例では、該当する表示画面(画面コンテンツ表示部11)がリフレッシュ対象であり、かつ該当する画面コンテンツがリフレッシュ処理を行う(タグ<Refresh>がON)と指定されている場合に、リフレッシュ処理を実行すると判定する。
リフレッシュ判定部18は、リフレッシュ処理を実行すると判定した場合には、リフレッシュタイミング決定部17から受信したリフレッシュタイミングの情報を表示制御部14に送信し、このリフレッシュタイミングで画面コンテンツ表示部11に表示されている画面コンテンツのリフレッシュ処理を実行するよう指示する。
携帯端末装置10は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)、入力デバイスである入力キー等の操作部、ディスプレイ(画面コンテンツ表示部11)、無線通信部などを有する端末装置として構成されている。図1に示して上述した携帯端末装置10の各機能は、CPU、RAM等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPUの制御のもとで操作部、ディスプレイ、無線通信部を動作させるとともに、RAMやROMにおけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、本実施形態の携帯端末装置10において実行される処理を説明すると共に、本実施形態に係る表示制御方法について説明する。図5は、本実施形態の携帯端末装置10において実行される処理を示すフローチャートである。この処理は、例えば、表示制御部14により画面コンテンツ表示部11に表示されている画面コンテンツが変更されるたびに新たに実行される。
まず、画面スペック確認部15により、表示制御部14が画面コンテンツを変更した画面コンテンツ表示部11について、画面スペックを画面スペックデータベース12から取得し(S101)、この画面スペックに応じてリフレッシュ対象(リフレッシュ処理を実行する必要がある表示画面)であるか否かが判定される(S102)。該当する画面コンテンツ表示部11がリフレッシュ対象であると判定された場合にはステップS103に移行する。リフレッシュ対象でないと判定された場合にはステップS107に移行する。
ステップS102において該当する画面コンテンツ表示部11がリフレッシュ対象であると判定された場合、リフレッシュ情報取得部16により、画面コンテンツデータベース13から該当する画面コンテンツのコンテンツ情報が取得され、このコンテンツ情報のヘッダ部分からリフレッシュ情報が取得される(S103:取得ステップ)。取得されたリフレッシュ情報はリフレッシュタイミング決定部17に送信される。
次に、リフレッシュタイミング決定部17により、リフレッシュ情報取得部16から受信したリフレッシュ情報に基づき、該当する画面コンテンツがリフレッシュ処理を行うと指定されているか否かが確認される(S104)。具体的には、リフレッシュタイミング決定部17は、図3に例示したリフレッシュ情報のタグ<Refresh>に「ON」と記述されているか否かを確認する。該当する画面コンテンツがリフレッシュ処理を行う(タグ<Refresh>をON)と指定されている場合にはステップS105に移行する。リフレッシュ処理を行わない(タグ<Refresh>をOFF)と指定されている場合にはステップS107に移行する。
ステップS104において該当する画面コンテンツがリフレッシュ処理を行うと指定されている場合、引き続きリフレッシュタイミング決定部17により、リフレッシュ情報に基づき、リフレッシュ処理を実行するリフレッシュタイミングが決定される(S105)。具体的には、リフレッシュタイミング決定部17は、図3に例示したリフレッシュ情報のタグ<RefreshTime>及び<RefreshCount>の記述からリフレッシュ処理の周期及び回数を決定し、これらの周期及び回数の情報をリフレッシュタイミングとして、該当する画面コンテンツがリフレッシュ処理を行うと指定されているという情報(タグ<Refresh>がON)と共にリフレッシュ判定部18に送信する。
次に、リフレッシュ判定部18により、図4に例示した判定基準に従ってリフレッシュ処理を実行すると判定され、この判定結果と共に、リフレッシュタイミング決定部17から受信したリフレッシュタイミングの情報が表示制御部14に送信される(S106)。
ステップS102において該当する画面コンテンツ表示部11がリフレッシュ対象でないと判定された場合、又は、ステップS104において該当する画面コンテンツがリフレッシュ処理を行わないと指定されている場合には、リフレッシュ判定部18により、図4に例示した判定基準に従ってリフレッシュ処理を実行しないと判定され、この判定結果が表示制御部14に送信される(S107)。
そして、表示制御部14により、リフレッシュ判定部18のリフレッシュ判定結果に応じてリフレッシュ処理が実行される(S108:制御ステップ)。表示制御部14は、リフレッシュ判定部18からリフレッシュタイミングの情報を受信した場合には、このリフレッシュタイミングに従って画面コンテンツ表示部11に表示されている画面コンテンツのリフレッシュ処理を実行する。リフレッシュ判定部18からリフレッシュ不要との判定結果を受信した場合には、該当する画面コンテンツが画面コンテンツ表示部11に表示されている間は、リフレッシュ処理を実行しない。
以上に説明したように、本実施形態に係る携帯端末装置10及び表示制御方法によれば、表示制御部14が、リフレッシュ情報取得部16により取得され、画面コンテンツごとに設定されるリフレッシュ情報に規定されるリフレッシュタイミング基づいて、画面コンテンツ表示部11にリフレッシュ処理を実行する。このため、画面コンテンツ表示部11に表示する画面コンテンツの内容(単純か複雑か)や種類(テキスト、写真など)に応じて最適なリフレッシュタイミングを設定することが可能となり、無駄なリフレッシュ処理の実行を抑制することができ、この結果、無駄な電力消費を抑制することができる。また、画面コンテンツの内容が複雑な場合でも十分な描画保持を実現できるようにリフレッシュタイミングを設定することが可能となり、表示コンテンツの視認性を好適に保持することができる。したがって、表示コンテンツの視認性を好適に保持し、かつ無駄な電力消費を抑制するように、効率よくリフレッシュ処理を実行することが可能となる。
また、画面スペック確認部15が、画面スペックに応じてリフレッシュ実行の可否を判断し、表示制御部14は、画面スペック確認部15によりリフレッシュ処理を実行すると判定された場合に、リフレッシュタイミングに基づいて画面コンテンツ表示部11にリフレッシュ処理を実行する。このため、例えば画面サイズや解像度が小さく、リフレッシュ制御を実行しても視認性に大差ない画面コンテンツ表示部11に対してはリフレッシュ制御が行われず、無駄なリフレッシュ制御が実行されるのを抑制することが可能となり、より一層効率よくリフレッシュを実行することが可能となる。
また、コンテンツ情報は、CHTML、HTML、XMLなどのホームページ記述言語で構成され、リフレッシュ情報は、ホームページ記述言語のヘッダに記述されるため、既存のコンテンツ情報のヘッダに追記するだけでリフレッシュ情報を端末装置に提供することが可能となり、効率のよいリフレッシュ処理を簡便に実行することができる。
また、画面コンテンツ表示部11は、液晶ディスプレイ等と比べて薄くて軽い電子ペーパーであるため、軽量化、省スペース化を図ることができる。
以上、本発明に係る携帯端末装置10及び表示制御方法について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、画面コンテンツ表示部11として電子ペーパーを適用したが、リフレッシュ処理を実行して画面コンテンツを継続表示することが可能な他の表示装置(例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなど)も適用可能である。
10…携帯端末装置(端末装置)、11…画面コンテンツ表示部(表示手段)、12…画面スペックデータベース、13…画面コンテンツデータベース、14…表示制御部(制御手段)、15…画面スペック確認部(判定手段)、16…リフレッシュ情報取得部(取得手段)17…リフレッシュタイミング決定部、18…リフレッシュ判定部。

Claims (5)

  1. 画面コンテンツに対応する電圧を供給して前記画面コンテンツを表示し、前記電圧を所定のタイミングで再供給するリフレッシュ処理により前記画面コンテンツを継続表示することが可能な表示手段と、
    前記画面コンテンツを前記表示手段に表示するためのコンテンツ情報から、前記画面コンテンツごとに設定され、前記リフレッシュ処理を実行するリフレッシュタイミングを含むリフレッシュ情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたリフレッシュ情報に規定されるリフレッシュタイミング基づいて、前記表示手段にリフレッシュ処理を実行する制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記表示手段の解像度及びサイズを含む画面スペックに応じて前記リフレッシュ処理を実行するか否か判定する判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記判定手段によりリフレッシュ処理を実行すると判定された場合に、前記リフレッシュタイミングに基づいて前記表示手段に前記リフレッシュ処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記コンテンツ情報は、ホームページ記述言語で構成され、前記リフレッシュ情報は、前記ホームページ記述言語のヘッダに記述されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 前記表示手段は、電子ペーパーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末装置。
  5. 画面コンテンツに対応する電圧を供給して前記画面コンテンツを表示し、前記電圧を所定のタイミングで再供給するリフレッシュ処理により前記画面コンテンツを継続表示することが可能な表示手段を備える端末装置における表示制御方法であって、
    前記画面コンテンツを前記表示手段に表示するためのコンテンツ情報から、前記画面コンテンツごとに設定され、前記リフレッシュ処理を実行するリフレッシュタイミングを含むリフレッシュ情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得されたリフレッシュ情報に規定されるリフレッシュタイミング基づいて、前記表示手段にリフレッシュ処理を実行する制御ステップと、
    を備えることを特徴とする表示制御方法。




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