JP2011007228A - 作業用走行車 - Google Patents

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直樹 内田
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Abstract

【課題】遊星歯車機構を構成する遊星キャリアをホイールディスク軸の入力端に嵌装した状態で締付ボルトを用いて固定すると共に、この締付ボルトの車軸トルクによって生じる緩みを防止するために、当該締付ボルトの頭部に基部を嵌装した状態で先端部を遊星キャリアに係止するように設けた回り止めプレートが、組立作業等で移送する場合の振動や傾き等によって簡単に外れ落ちないようにする。
【解決手段】締付ボルトである六角頭付ボルト34に頭部に基部が嵌装する回り止めプレート41の脱落防止を図るべく、当該六角頭付ボルト34の頭部に止め輪42を止着した。
【選択図】図3

Description

本発明は、リヤアクスルケースの内部に減速装置としての遊星歯車機構を備える農業用トラクタ等の作業用走行車に関する。
従来、作業用走行車の一例である農業用トラクタでは、トランスミッションケース(ケースハウジング)内に備えるデフ機構(差動装置)を介して左右に分岐させた動力を、トランスミッションケースの左右両側面に組付けたリヤアクスルケース内のリヤアクスル軸に伝達し、リヤアクスルケースの出力側開口端にカップリングケースを同軸状に嵌装すると共に、該カップリングケース内に遊星歯車機構(減速機構)を介設し、該遊星歯車機構を構成する遊星キャリア(ドライブキャリヤ)に左右の走行駆動輪をそれぞれ直付けしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、センターケース(フロントアクスルハウジング)の外側端部に内側ギヤケースを取付け、この内側ギヤケースに対して操舵自在に嵌合する外側ギヤケースの外側端部に長い円筒状の筒体を取付けて車輪軸を軸支すると共に、前記センターケース内に備えるデフ機構を介して左右に分岐させた動力を、内側ギヤケースに軸架した上位のベベルギヤ機構と、該上位のベベルギヤ機構に連動する外側ギヤケースに軸架した下位のベベルギヤ機構と、該下位のベベルギヤ機構を構成するベベルギヤと一体の太陽ギヤ、外側ギヤケースと筒体の双方に挟持固定した内歯ギヤ、ベアリングを介して筒体に軸支した車輪軸の基端部に嵌着させた遊星キャリア、及び該遊星キャリアに回転自在に軸支して太陽ギヤと内歯ギヤに歯合する複数の遊星ギヤとからなる遊星歯車機構(減速機構)とを介して車輪軸に伝達するように構成したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
そして、このものでは、遊星キャリアを車輪軸の基端部(入力端)に嵌着させた状態で六角頭付ボルトを用いて締付け固定すると共に、この六角頭付ボルトの不用意な緩み防止を図るべく、該六角頭付ボルトの頭部に基部を嵌装した状態で先端部が遊星キャリアに係止する当該六角頭付ボルトの回り止めプレートが設けられている。
特開平11−115515号公報(第2−3頁、図2) 特開昭59−164203号公報(第2頁、第4図)
上述した特許文献1の構成は、遊星歯車機構を構成する遊星キャリアに固定したホイールディスク軸を介して左右の走行駆動輪を装着するものではなく、左右の走行駆動輪を遊星キャリアにそれぞれ直付けするものであり、トレッドの狭い比較的小型の農業用トラクタに採用されている。一方、大型の農業用トラクタのようにトレッドが広い場合には、遊星歯車機構を構成する遊星キャリアを、特許文献2のものと同様に、ホイールディスク軸に相当する車輪軸の入力端(基端部)に嵌着させた状態で、六角頭付ボルトを用いて所定の締め付けトルクで締付け固定すると共に、この六角頭付ボルトの車軸トルクによって生じる緩みを防止するために、該六角頭付ボルトの頭部に基部を嵌装した状態で先端部が遊星キャリアに係止する回り止めプレートが設けられている。
ところが、前記回り止めプレートは、その基部が六角頭付ボルトの頭部に嵌装されているだけなので、外側ギヤケースと筒体との間に遊星歯車機構を組付けた状態のリヤアクスルアッシィを組立作業等で移送(移動)する場合、該リヤアクスルアッシィの振動や傾き等によって六角頭付ボルトの頭部から簡単に外れ落ちることがあり、このように六角頭付ボルトの頭部から回り止めプレートが外れ落ちてしまうと、再び回り止めプレートの基部を六角頭付ボルトの頭部に嵌装した状態で先端部を遊星キャリアに係止させなければならない。一方、外れ落ちてしまった回り止めプレートの基部を六角頭付ボルトの頭部に嵌装した状態で先端部を遊星キャリアに係止させることができない場合は、当該六角頭付ボルトの緩みが考えられるので、その締め付けトルクを再びチェックしなければならず作業性に問題点を有していた。
また、前記リヤアクスルアッシィをトランスミッションケースに組付ける際、複数の遊星ギヤに先端部(出力側)の太陽ギヤを歯合させたセット状態にあるリヤアクスル軸の基端部(入力側)が、トランスミッションケース側に備えるボールベアリングに完全に内挿されていない時に、リヤアクスルアッシィ全体を揺動させてリヤアクスル軸の基端部をスムーズにトランスミッションケース側に備えるボールベアリングに内挿しようとすると、前記遊星ギヤと太陽ギヤの軸方向の歯合がずれて六角頭付ボルトの頭部から回り止めプレートが外れ落ちてしまうことがあり、この場合は、当該回り止めプレートが六角頭付ボルトの頭部とリヤアクスル軸の先端部との間に噛み込んで、リヤアクスルアッシィがトランスミッションケースに組付け不能になることもあった。
上記課題を解決することを目的とした本発明は、トランスミッションケース内に備えるデフ機構を介して左右に分岐させた動力を、トランスミッションケースの左右両側面に組付けたリヤアクスルケース内のリヤアクスル軸に伝達し、該リヤアクスル軸の出力端と、リヤアクスルケースの外側に組付けたファイナルケース内のホイールディスク軸の入力端との間に遊星歯車機構を介設してなる作業用走行車において、前記遊星歯車機構を、リヤアクスル軸の出力端に設けた太陽ギヤと、ファイナルケースに設けた内歯ギヤと、ホイールディスク軸の入力端に締付ボルトを用いて固定した遊星キャリアと、該遊星キャリアに回転自在に軸支して太陽ギヤと内歯ギヤに歯合する複数の遊星ギヤとで構成すると共に、前記締付ボルトの頭部に基部を嵌装した状態で先端部を遊星キャリアに係止させる回り止めプレートを設け、該回り止めプレートを締付ボルトの頭部に止着した止め輪によって締付ボルトからの脱落を防止することを特徴としている。
本発明によれば、トランスミッションケース内のデフ機構を介して左右に分岐させた動力を伝達するリヤアクスル軸の出力端と、リヤアクスルケースの外側に組付けたファイナルケース内のホイールディスク軸の入力端との間に遊星歯車機構を介設してなる作業用走行車において、前記遊星歯車機構を、リヤアクスル軸の出力端に設けた太陽ギヤと、ファイナルケースに設けた内歯ギヤと、ホイールディスク軸の入力端に締付ボルトを用いて固定した遊星キャリアと、該遊星キャリアに回転自在に軸支して太陽ギヤと内歯ギヤに歯合する複数の遊星ギヤとで構成すると共に、前記締付ボルトの頭部に基部を嵌装した状態で先端部を遊星キャリアに係止させる回り止めプレートを設け、該回り止めプレートを締付ボルトの頭部に止着した止め輪によって締付ボルトからの脱落を防止することによって、前記ファイナルケース内に遊星歯車機構を組付けた状態のリヤアクスルアッシィを組立作業等で移送(移動)する場合、該リヤアクスルアッシィの振動や傾き等により締付ボルトの頭部から回り止めプレートが外れ落ちるといった不具合が起こらないようになり、従来のように締付ボルトの頭部から外れ落ちた回り止めプレートの基部を、再び締付ボルトの頭部に嵌装した状態で先端部を遊星キャリアに係止させたり、外れ落ちてしまった回り止めプレートの基部を締付ボルトの頭部に嵌装した状態で先端部を遊星キャリアに係止させることができない場合に、当該締付ボルトの締め付けトルクを再びチェックしなくて済むようになるので作業性が向上する。
更に、上述したリヤアクスルアッシィをトランスミッションケースに組付ける際、複数の遊星ギヤに先端部(出力側)の太陽ギヤを歯合させたセット状態にあるリヤアクスル軸の基端部(入力側)が、トランスミッションケース側に備えるボールベアリングに完全に内挿されていない時に、リヤアクスルアッシィ全体を揺動させてリヤアクスル軸の基端部をスムーズにトランスミッションケース側に備えるボールベアリングに内挿しようとしても、前記遊星ギヤと太陽ギヤの軸方向の歯合がずれて締付ボルトの頭部から回り止めプレートが外れ落ちてしまうといった不具合が起こらないので、当該回り止めプレートが締付ボルトの頭部とリヤアクスル軸の先端部との間に噛み込んで、リヤアクスルアッシィがトランスミッションケースに組付け不能になるといった従来の問題点を解消することができる。
農業用トラクタの一部を省略した側面図。 リヤアクスル(左側)の内部構造を示す一部を省略した縦断面図。 遊星歯車機構の構成を示す要部詳細断面図。 遊星歯車機構の構成を示す要部斜視図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、作業用走行車の一例である農業用トラクタ1の一部を省略した側面図であり、農業用トラクタ1は、左右一対の前輪2及び後輪3を有する走行機体4の前部にエンジンEをボンネット5で覆った状態で配設すると共に、その後方にステアリングホイール6及び座席7等を備える操縦部8を設け、座席7の後方には、正面視で門型状の安全フレーム9を立設している。
そして、農業用トラクタ1の走行機体4は、エンジンEの側部に取付けるシャーシフレーム11と、エンジンEに連結するクラッチハウジング12、及びこのクラッチハウジング12とトランスミッションケース13とを一体的に連結する中間伝動ケース14等から構成しており、クラッチハウジング12と中間伝動ケース14の上方には、操縦部8のフロアを形成するステップ15を設けている。更に、ステップ15の後部から左右のフェンダ16を後方に向けて一体的に延設すると共に、このフェンダ16によって後輪3の前方及び上方を覆っている。
また、図2は、リヤアクスル(左側)17の内部構造を示す一部を省略した縦断面図であり、トランスミッションケース13の後部に内装したデフ機構(作動装置)18を介して左右に分岐させた動力を、トランスミッションケース13から突出するデフ軸19に伝達すると共に、該デフ軸19に対して平行に離間して走行機体4の左右方向に延出するリヤアクスル軸21との間に介装した伝動ギヤ機構22によって、リヤアクスル軸21に動力が伝達される。尚、図中符号23は、デフ軸19の端部に同軸状に配設したブレーキ機構である。また、図中符号24は、前記リヤアクスル軸21、伝動ギヤ機構22、及びブレーキ機構23を包覆するリヤアクスルケースである。
そして、リヤアクスル軸21は、その基端部をトランスミッションケース13側に設けたボールベアリング25に軸支する一方、先端部である出力端と、リヤアクスルケース24の外側に組付けたファイナルケース26内のホイールディスク軸27の入力端との間に遊星歯車機構28からなる減速機構を介設している。尚、ホイールディスク軸27の先端部には、後輪3を装着するための取付け座(ディスク部)27aを設けている。
前記遊星歯車機構28は、図3に示す要部詳細断面図のように、リヤアクスル軸21の出力端に設けた太陽ギヤ29と、ファイナルケース26の外周部に位置決めピン30及びボルト31を用いて固設した内歯ギヤ32と、ホイールディスク軸27の入力端に嵌装した状態でワッシャ33及び締付ボルトである六角頭付ボルト34を用いて固定した遊星キャリア35と、該遊星キャリア35に挿通支持したピン軸36に回転自在に軸支して太陽ギヤ29と内歯ギヤ32に歯合する複数の遊星ギヤ37とで構成されている。尚、図中符号38,39は、ホイールディスク軸27と、該ホイールディスク軸27の入力端に嵌装した状態の遊星キャリア35とをファイナルケース26に軸支する円錐コロ軸受けである。また、図中符号40は、リヤアクスルケース24の外側にファイナルケース26を螺設するボルトである。
更に詳しく説明すると、上述したホイールディスク軸27の出力端側は、ファイナルケース26に内装した円錐コロ軸受け38に回転自在に軸支されており、該円錐コロ軸受け38を介して図中右方向へのホイールディスク軸27の移動が規制されている。一方、ホイールディスク軸27の入力端にスプライン嵌合する遊星キャリア35は、ファイナルケース26に内装した円錐コロ軸受け39に軸支されており、該円錐コロ軸受け39を介して図中左方向への遊星キャリア35の移動が規制されており、このような装着状態にあるホイールディスク軸27と遊星キャリア35とをワッシャ33を介して六角頭付ボルト34で所定の締付トルクで固定することによって、当該ホイールディスク軸27と遊星キャリア35の軸方向への移動が規制されるように構成している。
そして、図3及び図4に示すように、車軸トルクによって生じる上述した六角頭付ボルト34の緩みによって、ホイールディスク軸27並びに遊星キャリア35の軸方向のガタツキが発生することを防止して耐久性を向上させるべく、六角頭付ボルト34の頭部に、基部を嵌装した状態で先端部を遊星キャリア35に形成した凹陥35aに係止させる略三角爪状の回り止めプレート41を設けると共に、該回り止めプレート41の脱落を防止するための止め輪(サークリップ)42を六角頭付ボルト34の頭部に止着せしめてあり、それによって、ファイナルケース26内に遊星歯車機構28を組付けた状態のリヤアクスルアッシィを組立作業等で移送(移動)する場合、該リヤアクスルアッシィの振動や傾き等により六角頭付ボルト34の頭部から当該回り止めプレート41が外れ落ちるといった従来の不具合が起こらないように構成している。
尚、前記止め輪42は、ファイナルケース26内に円錐コロ軸受け38を介してホイールディスク軸27を軸支し、且つ該ホイールディスク軸27の入力端にスプライン嵌合する遊星キャリア35を円錐コロ軸受け39を介してファイナルケース26内に軸支した装着状態で、ワッシャ33を介して六角頭付ボルト34を所定の締付トルクで締付け、次いで六角頭付ボルト34の頭部に回り止めプレート41の基部を嵌装すると共に、その先端部を遊星キャリア35に形成した凹陥35aに係止させた後に六角頭付ボルト34の頭部に止着せしめている。
以上説明したように、トランスミッションケース13内のデフ機構18を介して左右に分岐させた動力を伝達するリヤアクスル軸21の出力端と、リヤアクスルケース24の外側に組付けたファイナルケース26内のホイールディスク軸27の入力端との間に遊星歯車機構28を介設してなる農業用トラクタ1において、前記遊星歯車機構28を、リヤアクスル軸21の出力端に設けた太陽ギヤ29と、ファイナルケース26の外周部に固設した内歯ギヤ32と、ホイールディスク軸27の入力端に六角頭付ボルト34を用いて固定した遊星キャリア35と、該遊星キャリア35に回転自在に軸支して太陽ギヤ29と内歯ギヤ32に歯合する複数の遊星ギヤ37とで構成し、前記六角頭付ボルト34の頭部に基部を嵌装した状態で先端部を遊星キャリア35に係止させる当該六角頭付ボルト34の回り止めプレート41を設けると共に、該回り止めプレート41の脱落を防止する止め輪42を六角頭付ボルト34の頭部に止着したことによって、前記ファイナルケース26内に遊星歯車機構28を組付けた状態のリヤアクスルアッシィを組立作業等で移送(移動)する場合、該リヤアクスルアッシィの振動や傾き等により六角頭付ボルト34の頭部から回り止めプレート41が外れ落ちるといった不具合が起こらないようになり、従来のように六角頭付ボルト34の頭部から外れ落ちた回り止めプレート41の基部を、再び六角頭付ボルト34の頭部に嵌装した状態で先端部を遊星キャリア35に係止させたり、外れ落ちてしまった回り止めプレート41の基部を六角頭付ボルト34の頭部に嵌装した状態で先端部を遊星キャリア35に係止させることができない場合に、当該六角頭付ボルト34の締め付けトルクを再びチェックしなくて済むようになるので作業性が向上する。
更に、上述したリヤアクスルアッシィをトランスミッションケース13に組付ける際、複数の遊星ギヤ37に先端部(出力側)の太陽ギヤ29を歯合させたセット状態にあるリヤアクスル軸21の基端部(入力側)が、トランスミッションケース13側に備えるボールベアリング25に完全に内挿されていない時に、リヤアクスルアッシィ全体を揺動させてリヤアクスル軸21の基端部をスムーズにトランスミッションケース13側に備えるボールベアリング25に内挿しようとしても、前記遊星ギヤ37と太陽ギヤ29の軸方向の歯合がずれて六角頭付ボルト34の頭部から回り止めプレート41が外れ落ちてしまうといった不具合は、該回り止めプレート41の脱落を防止する止め輪42によって起こらないので、当該回り止めプレート41が六角頭付ボルト34の頭部とリヤアクスル軸21の先端部との間に噛み込んで、リヤアクスルアッシィがトランスミッションケース13に組付け不能になるといった従来の問題点を解消することができる。
13 トランスミッションケース
18 デフ機構
21 リヤアクスル軸
24 リヤアクスルケース
26 ファイナルケース
27 ホイールディスク軸
29 太陽ギヤ
32 内歯ギヤ
34 六角頭付ボルト
35 遊星キャリア
37 遊星ギヤ
41 回り止めプレート
42 止め輪

Claims (1)

  1. トランスミッションケース(13)内に備えるデフ機構(18)を介して左右に分岐させた動力を、トランスミッションケース(13)の左右両側面に組付けたリヤアクスルケース(24)内のリヤアクスル軸(21)に伝達し、該リヤアクスル軸(21)の出力端と、リヤアクスルケース(24)の外側に組付けたファイナルケース(26)内のホイールディスク軸(27)の入力端との間に遊星歯車機構(28)を介設してなる作業用走行車において、前記遊星歯車機構(28)を、リヤアクスル軸(21)の出力端に設けた太陽ギヤ(29)と、ファイナルケース(26)に設けた内歯ギヤ(32)と、ホイールディスク軸(27)の入力端に締付ボルト(34)を用いて固定した遊星キャリア(35)と、該遊星キャリア(35)に回転自在に軸支して太陽ギヤ(29)と内歯ギヤ(32)に歯合する複数の遊星ギヤ(37)とで構成すると共に、前記締付ボルト(34)の頭部に基部を嵌装した状態で先端部を遊星キャリア(35)に係止させる回り止めプレート(41)を設け、該回り止めプレート(41)を締付ボルト(34)の頭部に止着した止め輪(42)によって締付ボルト(34)からの脱落を防止することを特徴とする作業用走行車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20170067578A (ko) * 2015-12-08 2017-06-16 엘에스엠트론 주식회사 작업차의 차축 동력전달장치

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