JP2011000472A - 遊技機の電飾役物 - Google Patents

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Abstract

【課題】新規な電飾役物を提供すること。
【解決手段】電飾役物6は、少なくとも片面が表示面部83A又は83Bで構成された板状回転体82と、板状回転体82の前方に配置され、板状回転体82を外部から視認できる透過状態と視認できない遮断状態とに選択的に切替えるハーフミラー94と、ハーフミラー94の前方に配置された板状レンズ95と、第3の発光素子群96とを備え、第3の発光素子群96は、板状回転体82の表示面部83A又は83Bが正面を向いているときのみ非発光状態となり、ハーフミラー94は、第3の発光素子群96が消灯状態のときには、表示面部83A又は83Bを、ハーフミラー94及び板状レンズ95を経て外部から視認できるよう構成され、かつ、第3の発光素子群96が点灯状態のときには、第3の発光素子群96の照明光が板状レンズ95に入射し、板状レンズ95から出射した装飾光を外部から視認できるよう構成される。
【選択図】図9

Description

本発明は、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機において、遊技状況を遊技者の視覚に訴える遊技機の電飾役物に関する。
従来から、遊技機の遊技状況を遊技者の視覚に訴えるための電飾役物として、リールの前方に透明ELパネルを配置し、透明ELパネルの画像とリールの表示画像とを重ね表示するよう構成される電飾役物が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、他の電飾役物として、前側表示器と後側表示器との間にシャッターを配置し、シャッターが閉じているときにはバックライトによって前側表示器の画像を表示し、シャッターが開いているときには前側表示器の画像と後側表示器の背景とを重ね表示するよう構成される電飾役物が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−252393公報 特開2004−97411公報
本発明は、技術の多様化の下、上記のような電飾役物とは構成が異なる新規な電飾役物を提供することを目的とする。
本発明による遊技機の電飾役物は、外周に表示面部を有する回転体と、前記回転体の前方に配置され、前記回転体を外部から視認できる透過状態と視認できない遮断状態とに選択的に切替えるシャッター手段と、前記回転体を照明する回転体照明手段とを備え、前記シャッター手段は、回転中の前記回転体の前記表示面部が正面を向いているときのみ、前記透過状態となり、前記回転体照明手段によって照明されている前記表示面部が外部から視認できるよう構成され、前記シャッター手段は、前記回転体の前方に配置されるハーフミラーであって、後方からの光は透過するとともに前方からの光は反射するハーフミラーと、前記ハーフミラーの前方に配置された板状レンズとにより構成され、前記板状レンズの外周面と対向して周方向に沿ってレンズ照明手段が配置され、前記レンズ照明手段は、回転中の前記回転体の前記表示面部が正面を向いているときのみ非発光状態となり、前記シャッター手段は、前記レンズ照明手段が消灯状態のときには、前記回転体の前記表示面部を、前記ハーフミラー及び前記板状レンズを経て外部から視認できるよう構成され、かつ、前記レンズ照明手段が点灯状態のときには、該レンズ照明手段の照明光が前記板状レンズに入射し、該板状レンズ内部で反射及び屈折し、該板状レンズから出射した装飾光を外部から視認できるよう構成されることを特徴とする。
本発明による電飾役物において、回転中の回転体の表示面部が正面を向いていない期間については、シャッター手段が遮断状態に保たれるため、外部から回転体を視認することができない。そして、回転中の回転体の表示面部が正面を向いた瞬間だけシャッター手段が透過状態へ切替わるため、外部から表示面部の表示内容を視認することができる。
このため、遊技者は、表示面部の表示内容を連続的ではなく間欠的に視認するようになり、遊技者は、強いインパクトをもって遊技状況を認識するようになる。
このシャッター手段を備える電飾役物において、回転中の回転体の表示面部が正面を向いていない期間については、レンズ照明手段が点灯状態となり、板状レンズの装飾光が外部から視認され、また、回転中の回転体の表示面部が正面を向いたときには、レンズ照明手段が消灯状態となり、表示面部の表示内容が外部から視認されるようになる。
このため、遊技者は、表示面部の表示内容を連続的ではなく間欠的に視認するようになり、遊技者は、強いインパクトをもって遊技状況を認識するようになる。また、回転体が外部から視認できない期間には板状レンズの装飾光が外部から視認されるため、単に回転体を遮蔽するよう構成した場合と比べ、装飾効果を発揮できるようになり、遊技者に与えるインパクトがより強くなる。
本発明の一実施形態に係る電飾役物が組み込まれたパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 同パチンコ遊技機の電気系統図である。 第1実施形態に係る電飾役物の斜視図である。 同電飾役物の分解斜視図である。 同電飾役物の側面断面図である。 同電飾役物の回転表示装置の要部の斜視図である。 同電飾役物の第1の表示形態に係る正面図である。 同電飾役物の第2の表示形態に係る正面図である。 第2実施形態に係る電飾役物の側面断面図である。 同電飾役物の第1の表示形態に係る正面図である。 同電飾役物の第2の表示形態に係る正面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電飾役物が組み込まれたパチンコ遊技機の遊技盤の正面図、図2は、同パチンコ遊技機の電気系統図、図3は、第1実施形態に係る電飾役物の斜視図、図4は、同電飾役物の分解斜視図、図5は、同電飾役物の側面断面図、図6は、同電飾役物の回転表示装置の要部の斜視図、図7は、同電飾役物の第1の表示形態に係る正面図、図8は、同電飾役物の第2の表示形態に係る正面図、図9は、第2実施形態に係る電飾役物の側面断面図、図10は、同電飾役物の第1の表示形態に係る正面図、図11は、同電飾役物の第2の表示形態に係る正面図をそれぞれ示す。
図1において、1は遊技盤を表す。遊技盤1の中央には、カラー液晶表示器等の図柄表示装置2が配されている。遊技盤1の表面には、図柄表示装置2の下方に始動入賞口3が配され、始動入賞口3の下方に大入賞口4が配されている。また、始動入賞口3の左右側方には、それぞれ普通入賞口5が配されている。また、図柄表示装置2の上方には、電飾役物6が配設されている。
図2に示すように、図1図示のパチンコ遊技機の電気系統は、遊技制御基板(メイン基板)10、図柄制御基板20、ランプ制御基板30及び音声制御基板40を備える。
メイン基板10は、CPU、ROM、RAM、I/Oからなり、I/Oに、始動入賞口3に入賞した遊技球を検知する始動スイッチ(SW)51、大入賞口4の開放時に大入賞口4に入賞した遊技球を検知する大入賞口スイッチ(SW)52、普通入賞口5に入賞した遊技球を検知する普通入賞口スイッチ(SW)53、及び大入賞口4を開放動作させる大入賞口ソレノイド54がそれぞれ接続される。また、メイン基板10は、図柄制御基板20に対し各種コマンドを送信するとともに図柄制御基板20から応答信号を受信する。
図柄制御基板20は、メイン基板10と同様、CPU、ROM、RAM、I/Oからなり、I/Oに図柄表示装置2が接続される。また、図柄制御基板20は、ランプ制御基板30及び音声制御基板40に対し各種コマンドを送信する。
図柄表示装置2は、図柄制御基板20から演出コマンドを受信すると、この受信した演出コマンドに従った演出を表示画面上で展開する。
ランプ制御基板30は、メイン基板10及び図柄制御基板20と同様、CPU、ROM、RAM、I/Oからなり、I/Oに電飾役物6の電気部品(後述する電動モータ86等)が接続される。電飾役物6は、ランプ制御基板30により動作が制御される。
音声制御基板40は、メイン基板10、図柄制御基板20及びランプ制御基板30と同様、CPU、ROM、RAM、I/Oからなり、I/Oにスピーカ7が接続される。スピーカ7は、音声制御基板40からの制御信号に基づき、図柄表示装置2において展開される演出内容に対応する音声などを発生する。
図3〜図8に示す第1実施形態に係る電飾役物6は、前面にリング状の飾り窓部材61を備える。
飾り窓部材61の内部には、球面レンズ62を保持したレンズ保持部材63が飾り窓部材61の後方から取着される。
レンズ保持部材63の内部には、薄板状の調光ガラス(調光フィルタ、高分子フィルタともいわれる。)64を前面に配した透明保護カバー部材65が取着される。
調光ガラス64は、ネマティック液晶の小滴(カプセル)が分散した透明なポリマーフィルムを2枚の透明導電膜付きポリエステルフィルムに挟んで構成される。調光ガラス64は、2枚の透明導電膜付きポリエステルフィルム間に電圧が印加されていないときには、液晶分子が不規則に並んでおり、調光ガラス64への入射光は散乱し、調光ガラス64は不透明に見え、一方、2枚の透明導電膜付きポリエステルフィルム間に電圧を印加すると、不規則に並んでいた液晶分子が電圧印加方向と平行に並び、調光ガラス64への入射光は直進し、調光ガラス64は透明に見える。
レンズ保持部材63の後面には、基板用台座66が取着される。
基板用台座66は、前後方向に幅をもつ筒状部67と、この筒状部67の後端周縁部から垂直に内方へ延在する円環板部68とを有する。
筒状部67の内壁面には、帯状のフレキシブル基板69が周方向に沿って配置される。フレキシブル基板69には、第1の発光素子群70が筒状部67の中心部を照明するよう実装されている。第1の発光素子群70は、例えば多色光を発光可能なLEDにより構成される。
円環板部68の前面には、環状基板71が配置される。環状基板71には、第2の発光素子群72が前方を照明するよう実装されている。第2の発光素子群72は、白色光を発光するLEDにより構成される。
飾り窓部材61、レンズ保持部材63、調光ガラス64、透明保護カバー部材65、基板用台座66、フレキシブル基板69及び環状基板71は一体に組み立てられ、遊技盤1の後方から遊技盤1に固定される。
遊技盤1の後面には、回転表示装置80が固定される。
回転表示装置80は、四角板状の保持プレート81を備え、保持プレート81は、水平状態に配置される。保持プレート81の先端部には、板状をなす回転体(以下、板状回転体ともいう。)82が回動自在に配設され、板状回転体82は、保持プレート81の下方において鉛直軸回りに回動可能とされる。板状回転体82は、図5に示すように、透明保護カバー部材65の後方において回転可能に配置される。
板状回転体82は、両面に表示面部83A、83Bを有しており、一方の表示面部(第1の表示面部)83Aには、図7に示すような第1の表示内容、例えば「びっくりマーク」の図柄が表示され、他方の表示面部(第2の表示面部)83Bには、図8に示すような第2の表示内容、例えば「たぬ吉くん」の図柄が表示されている。
板状回転体82の上端にはギヤ(出力ギヤという。)84が固着されている。出力ギヤ84には、保持プレート81に保持されたギヤ(中間ギヤという。)85が噛み合っている。中間ギヤ85には、電動モータ86の出力軸に固着されたギヤ(入力ギヤという。)87が噛み合っている。電動モータ86は保持プレート81の下面側に取着されている。
入力ギヤ87の上方には、板状回転体82の回転角度位置を検出するための回転位置検出手段88が配設されている。
回転位置検出手段88は、入力ギヤ87の上面に取着されたスリット付き円筒体89と、スリット付き円筒体89の内側と外側を跨ぐように発光素子90と受光素子91とが配置されたフォトセンサ92とを備える。
フォトセンサ92は、電動モータ86の回転中、スリット付き円筒体89に形成されたスリット93を発光素子90の光が通過して受光素子91で受光されると検出信号をランプ制御基板30に送信するよう構成されており、この検出信号が送信されるタイミングによって板状回転体82の所定の回転角度位置を検出するものである。
例えば、フォトセンサ92は、回転中の板状回転体82の第1の表示面部83Aがほぼ正面を向くとき、つまり第1の表示面部83Aが遊技者と正対するとき、発光素子90の光がスリット付き円筒体89の第1のスリット93Aを通過して受光素子91で受光されることによって第1の検出信号をランプ制御基板30に送信し、また、回転中の板状回転体82の第2の表示面部83Bがほぼ正面を向くとき、つまり第2の表示面部83Bが遊技者と正対するとき、発光素子90の光がスリット付き円筒体89の第2のスリット93Bを通過して受光素子91で受光されることによって第2の検出信号をランプ制御基板30に送信する。ランプ制御基板30は、第1、第2の検出信号を受信している間、電動モータ86の回転速度を、第1、第2の検出信号を受信していない間における電動モータ86の回転速度よりも遅くする制御を行う。
次に、上記のように構成される電飾役物6の動作の一例を説明する。
パチンコ遊技機において、所定の遊技状態例えばリーチ状態が発生する前においては、ランプ制御基板30は、電動モータ86を停止状態に保つとともに調光ガラス64に対して電圧を印加しないようにし、さらに、第1の発光素子群70は発光させ、第2の発光素子群72は発光させない制御を行う。ここで、リーチ状態とは、遊技者に有利な特典を与える大当たり状態(大入賞口4が複数回開放状態となり、多数の遊技球の払い出しが行われる遊技状態)の発生前に、始動入賞口3への遊技球の入賞に端を発し、図柄表示装置2において図柄の変動表示が開始され、通常は、複数の図柄のうち残りの1つの図柄を除いて他の図柄が揃った状態で停止し、残りの図柄が他の図柄と同一図柄で停止したとき大当たりとなり、残りの図柄が他の図柄と異なる図柄で停止したときハズレとなる遊技状態をいう。
このため、調光ガラス64は遮断状態つまり不透明な状態を保ち、第1の発光素子群70の多色光が調光ガラス64を照明することにより、調光ガラス64に入射した多色光が調光ガラス64の内部で散乱され、調光ガラス64から遊技者に向かって出射する。したがって、遊技者は、多色光で装飾された調光ガラス64を球面レンズ62を介して視認することとなる。
その後、所定の遊技状態例えばリーチ状態が発生すると、ランプ制御基板30は、電動モータ86を回転開始させる。さらに、ランプ制御基板30は、所定の周期で調光ガラス64に電圧を印加する制御を行う。ここで、調光ガラス64に電圧を印加するタイミングは、電動モータ86の回転に伴う板状回転体82の回転角度位置に基づいて設定され、フォトセンサ92から第1、第2の検出信号が出力されるとき、換言すると、板状回転体82の第1の表示面部83Aが正面を向くとき、及び、第2の表示面部83Bが正面を向くときに、それぞれ調光ガラス64に電圧が印加される。
このため、調光ガラス64に電圧が印加されていない期間には、調光ガラス64が遮断状態つまり不透明状態となるため、回転中の板状回転体82が外部から視認されることはない。この電圧非印加期間に、ランプ制御基板30が、第1の発光素子群70を発光させ、第2の発光素子群72を発光させない制御を行うようにすると、上述したリーチ状態発生前と同様、遊技者は、多色光で装飾された調光ガラス64を球面レンズ62を介して視認することとなる。
また、調光ガラス64に電圧を印加している期間には、調光ガラス64が透過状態つまり透明状態となるため、回転中の板状回転体82が外部から視認可能になる。この電圧印加期間は、上述したように板状回転体82の第1、第2の表示面部が正面を向いているときに対応しているため、遊技者は、第1、第2の表示面部83A、83Bの表示内容を明瞭に視認できることとなる。このとき、ランプ制御基板30において、第1の発光素子群70の発光を停止し、第2の発光素子群72を発光させる制御を行うようにすると、第1、第2の表示面部83A、83Bの表示内容が第2の発光素子群72の白色光によって照明されて遊技者に明瞭に視認されるようになる。
したがって、リーチ状態発生時には、遊技者は、多色光で装飾された調光ガラス64と、板状回転体82の第1の表示面部83Aの表示内容(「びっくりマーク」の画像)と、多色光で装飾された調光ガラス64と、板状回転体82の第2の表示面部83Bの表示内容(「たぬ吉くん」の画像)とを、順に繰り返し視認するようになる。このように、異なる表示内容が交互に間欠的に視認されるため、遊技者に強いインパクトを与えることができる。
なお、上述した実施形態では、リーチ状態発生時に第1、第2の表示面部83A、83Bの表示内容を交互に視認できるよう構成したが、リーチの種類に応じ、ある種類のリーチに対しては第1の表示面部83Aの表示内容のみを視認させ、他の種類のリーチに対しては第2の表示面部83Bの表示内容のみを視認させるよう構成してもよい。この場合、電動モータ86は、一定方向のみへ連続回転させ、表示すべき表示面部83A又は83Bが正面を向いたときのみ調光ガラス64を透明状態にする制御を行うようにする。あるいは、表示すべき表示面部83A又は83Bを正面側に位置させた状態で、板状回転体82を左右方向へ交互に正転及び逆転させるよう電動モータ86の回転を制御するとともに、表示すべき表示面部83A又は83Bが正面を向いたときのみ調光ガラス64を透明状態にする制御を行うようにしてもよい。
また、板状回転体82の一方の面のみに表示面部を設け、他方の面には表示面部を設けないよう板状回転体82を構成し、板状回転体82の回転、調光ガラス64の印加電圧などの制御を上述した実施形態とほぼ同様に行うよう構成してもよい。
以上説明したように、第1実施形態に係る電飾役物6は、外周に表示面部83A、83Bを有する板状回転体82と、板状回転体82の前方に配置され、板状回転体82を外部から視認できる透過状態と視認できない遮断状態とに選択的に切替える調光ガラス(シャッター手段)64と、板状回転体82を照明する第2の発光素子群(回転体照明手段)72とを備え、調光ガラス64は、回転中の板状回転体82の表示面部83A又は83Bが正面を向いているときのみ、透過状態となり、第2の発光素子群72によって照明されている表示面部83A又は83Bが外部から視認できるよう構成される。
このため、回転中の板状回転体82の表示面部83A又は83Bが正面を向いていない期間については、調光ガラス64が遮断状態に保たれるため、外部から板状回転体82を視認することができない。そして、回転中の板状回転体82の表示面部83A又は83Bが正面を向いた瞬間だけ調光ガラス64が透過状態へ切替わるため、外部から表示面部83A又は83Bの表示内容を視認することができる。
したがって、遊技者は、表示面部83A又は83Bの表示内容を連続的ではなく間欠的に視認するようになり、遊技者は、強いインパクトをもって遊技状況を認識するようになる。
また、板状回転体82は、表示面部83A又は83Bが正面を向くとき、それ以外のときの回転速度よりも遅い速度で回転するため、遊技者が表示内容を視認できる時間が長くなる。
また、遮断状態にある調光ガラス64をその後方から照明する第1の発光素子群(シャッター照明手段)70を備え、第1の発光素子群70による照明光は、遮断状態にある調光ガラス64により拡散されて外部から視認されるよう構成される。このため、調光ガラス64が遮断状態にあり、板状回転体82が外部から視認できないとき、調光ガラス64で拡散された照明光が外部から視認されるようになり、板状回転体82が外部から視認できない期間において、単に板状回転体82を遮蔽するよう構成した場合と比べ、装飾効果を発揮できるようになり、遊技者に与えるインパクトがより強くなる。
図9〜図11において、第2実施形態に係る電飾役物6は、シャッター手段が上述した第1実施形態に係る電飾役物のシャッター手段と異なる構成を有している点などを除き、第1実施形態に係る電飾役物6とほぼ同様に構成される。
第2実施形態に係るシャッター手段は、板状回転体82の前方に配置されるハーフミラー94を備える。ハーフミラー94は、後方からの光を透過し、前方からの光を反射するよう配置されている。
ハーフミラー94の前方には、板状レンズ95が配置される。板状レンズ95の外周面の周囲には、周方向に沿って第3の発光素子群96が対向して配置される。第3の発光素子群96は、多色光を発光するLEDにより構成される。
板状レンズ95は、第3の発光素子群96が非発光状態のときには、透過状態(透明状態)となる。また、板状レンズ95は、第3の発光素子群96が発光状態のときは、入射した第3の発光素子群96の多色光を屈折させて出射し、ハーフミラー94で反射された反射光の入射と相俟って、図10に示すようなモザイク状もしくは宝石状のカラフルな装飾光を出射するよう構成される。このような装飾光は、板状レンズ95の後面に例えば直角三角錐状のドット溝を所定の配列パターンで形成することによって実現できる。
上記のように構成される第2実施形態の電飾役物6の動作は、ランプ制御基板30によって制御される。
所定の遊技状態例えばリーチ状態が発生する前においては、電動モータ86は停止状態に保たれる。また、第3の発光素子群96は発光させる制御を行う。
このため、板状レンズ95は、第3の発光素子群96の多色光によるモザイク状のカラフルな装飾光を出射しており、遊技者は、モザイク状もしくは宝石状のカラフルな装飾光を発する板状レンズ95を球面レンズ62を介して視認することとなる。
一方、リーチ状態発生時には、ランプ制御基板30は電動モータ86を回転開始させる。さらに、ランプ制御基板30は、所定の周期で第3の発光素子群96を消灯する制御を行う。ここで、第3の発光素子群96を消灯するタイミングは、第1実施形態と同様、板状回転体82の第1の表示面部83Aが正面を向くとき、及び、第2の表示面部83Bが正面を向くときに一致させる。
このため、第3の発光素子群96が消灯している期間には、第2の発光素子群72が点灯されて板状レンズ95が透過状態(透明状態)となるため、回転中の板状回転体82がハーフミラー94及び板状レンズ95を介して外部から視認できる。この第3の発光素子群96の消灯期間は、上述したように板状回転体82の第1、第2の表示面部83A、83Bが正面を向いているときに対応しているため、遊技者は、第1、第2の表示面部83A、83Bの表示内容を明瞭に視認できることとなる。このとき、ランプ制御基板30において、第2の発光素子群72を発光させる制御を行うため、第1、第2の表示面部83A、83Bの表示内容が第2の発光素子群72の白色光によって照明されて遊技者に明瞭に視認されるようになる。
したがって、リーチ状態発生時には、遊技者は、カラフルな装飾光を発光する板状レンズ95と、板状回転体82の第1の表示面部83Aの表示内容(図7に示すような「びっくりマーク」の画像)と、カラフルな装飾光を発光する板状レンズ95と、板状回転体82の第2の表示面部83Bの表示内容(図11に示すような「たぬ吉くん」の画像)とを、順に繰り返し視認するようになる。このように、異なる表示内容が交互に間欠的に視認されるため、遊技者に強いインパクトを与えることができる。
なお、第1実施形態で上述したように、リーチの種類に応じ、ある種類のリーチに対しては第1の表示面部83Aの表示内容のみを視認させ、他の種類のリーチに対しては第2の表示面部83Bの表示内容のみを視認させるよう構成してもよい。また、板状回転体82の一方の面のみに表示面部を設け、他方の面には表示面部を設けないよう板状回転体82を構成し、板状回転体82の回転、第3の発効素子群96の消灯などの制御を上述した実施形態とほぼ同様に行うよう構成してもよい。
以上説明したように、第2実施形態に係る電飾役物のシャッター手段は、板状回転体82の前方に配置されるハーフミラー94であって、後方からの光は透過するとともに前方からの光は反射するハーフミラー94と、ハーフミラー94の前方に配置された板状レンズ95とにより構成され、板状レンズ95の外周面と対向して周方向に沿って第3の発光素子群(レンズ照明手段)96が配置され、第3の発光素子群(レンズ照明手段)96は、回転中の板状回転体82の表示面部83A又は83Bが正面を向いているときのみ非発光状態(消灯状態)となり、シャッター手段は、第3の発光素子群(レンズ照明手段)96が非発光状態(消灯状態)のときには、板状回転体82の表示面部83A又は83Bを、ハーフミラー94及び板状レンズ95を経て外部から視認できるよう構成され、かつ、第3の発光素子群(レンズ照明手段)96が発光状態(点灯状態)のときには、第3の発光素子群(レンズ照明手段)96の発光(照明光)が板状レンズ95の外周縁から入射し、板状レンズ95内部で反射及び屈折し、板状レンズ95の正面から出射した装飾光を外部から視認できるよう構成される。
このシャッター手段を備える電飾役物6において、回転中の板状回転体82の表示面部83A又は83Bが正面を向いていない期間については、第3の発光素子群96が発光状態となり、板状レンズ95の装飾光が外部から視認され、また、回転中の板状回転体82の表示面部83A又は83Bが正面を向いたときには、第3の発光素子群96が非発光状態となり、表示面部83A又は83Bの表示内容が外部から視認されるようになる。
このため、遊技者は、表示面部83A又は83Bの表示内容を連続的ではなく間欠的に視認するようになり、遊技者は、強いインパクトをもって遊技状況を認識するようになる。また、板状回転体82が外部から視認できない期間には板状レンズ95の装飾光が外部から視認されるため、単に板状回転体82を遮蔽するよう構成した場合と比べ、装飾効果を発揮できるようになり、遊技者に与えるインパクトがより強くなる。なお、回転体82は、板状に限定されるものではなく、ドラム状などその他の形状であってもよい。
6 電飾役物
64 調光ガラス(シャッター手段)
70 第1の発光素子群(シャッター照明手段)
72 第2の発光素子群(回転体照明手段)
82 回転体(板状回転体)
83A 第1の表示面部(表示面部)
83B 第2の表示面部(表示面部)
94 ハーフミラー(シャッター手段)
95 板状レンズ(シャッター手段)
96 第3の発光素子群(レンズ照明手段)

Claims (1)

  1. 外周に表示面部を有する回転体と、前記回転体の前方に配置され、前記回転体を外部から視認できる透過状態と視認できない遮断状態とに選択的に切替えるシャッター手段と、前記回転体を照明する回転体照明手段とを備え、
    前記シャッター手段は、回転中の前記回転体の前記表示面部が正面を向いているときのみ、前記透過状態となり、前記回転体照明手段によって照明されている前記表示面部が外部から視認できるよう構成され、
    前記シャッター手段は、前記回転体の前方に配置されるハーフミラーであって、後方からの光は透過するとともに前方からの光は反射するハーフミラーと、前記ハーフミラーの前方に配置された板状レンズとにより構成され、前記板状レンズの外周面と対向して周方向に沿ってレンズ照明手段が配置され、
    前記レンズ照明手段は、回転中の前記回転体の前記表示面部が正面を向いているときのみ非発光状態となり、
    前記シャッター手段は、前記レンズ照明手段が消灯状態のときには、前記回転体の前記表示面部を、前記ハーフミラー及び前記板状レンズを経て外部から視認できるよう構成され、かつ、前記レンズ照明手段が点灯状態のときには、該レンズ照明手段の照明光が前記板状レンズに入射し、該板状レンズ内部で反射及び屈折し、該板状レンズから出射した装飾光を外部から視認できるよう構成されることを特徴とする遊技機の電飾役物。
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