JP2010540604A - 重縮合物を含む化粧品用又は製薬用組成物、該重縮合物及び美容処理方法 - Google Patents

重縮合物を含む化粧品用又は製薬用組成物、該重縮合物及び美容処理方法 Download PDF

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Abstract

本発明の出願は、単独で次のモノマー:
−重縮合物の全重量に対して10〜30重量%の、3〜6のヒドロキシル基を有する一又は複数のポリオール;
−重縮合物の全重量に対して30〜80重量%の、6〜32の炭素原子を有する、一又は複数の直鎖状、分枝状及び/又は環状で飽和又は不飽和の、非芳香族モノカルボン酸;
−重縮合物の全重量に対して1〜40重量%の、一又は複数のポリカルボン酸、及び/又はこのようなポリカルボン酸の環状無水物、及び/又は少なくとも一のCOOH基を有するラクトン;及び
場合によっては、重縮合物の全重量に対して0.1〜15重量%の、ヒドロキシル及び/又はカルボキシル官能基を有する一又は複数のシリコーン類;
を反応させることによって得ることができる重縮合物を含有する、化粧品用又は製薬用組成物に関する。
また本出願は、前記組成物を使用する美容処理方法、及びこのようにして得られた重縮合物にも関する。

Description

本発明は、特定の重縮合物を含有する化粧品用組成物、特にメークアップ用のもの、中でもリップスティックに関する。
ケラチン物質(皮膚、唇、表在性の体の成長部位)に適用した後、付着した皮膜に光沢特性が所望される多くの化粧品用組成物が存在している。例えば、リップスティック、ネイルラッカー、又はある種のヘアケア製品を挙げることができる。
このような結果を得るために、特定の原料、特にラノリン類を、いわゆる光沢のある油、例えばポリブテン類であるが、高粘度であるもの;又は炭素数の多い脂肪アルコール又は脂肪酸のエステル;又はある種の植物性油;又は欧州特許出願公開第1097699号に記載されているような、芳香族酸でヒドロキシル化脂肪族化合物を部分的又は全体的にエステル化して得られたエステルを組合せることができる。
また、米国特許第6342527号に記載されているように、イソステアリン酸、ついでコハク酸とヒマシ油を順次反応させて得られるポリエステルと、ラノリンを組合せることも公知の実施法である。
付着した皮膜の光沢、及びその保持力を改善するために、特に仏国特許出願公開第2838049号では、「新」型のカルボン酸とポリオールとを縮合させることにより得られるエステルを使用することが提案されている。
また、ポリブチレン、水素化ポリイソブチレン、水素化又は非水素化ポリデセン、ビニルピロリドンコポリマー、直鎖状の脂肪酸エステル、ヒドロキシル化エステル、分枝状のC24-C28の脂肪アルコール又は脂肪酸のエステル、シリコーン油、及び/又は植物由来の油から選択される低分子量の油、及びヒドロキシル化カルボン酸トリグリセリドのポリエステルとを組合せた組成物について記載された欧州特許出願公開第1457201号を挙げることができる。
欧州特許出願公開第0792637号には、ポリブテン又はポリイソブテン型のポリマー、又は芳香族エステルを組合せた組成物が記載されている。
欧州特許出願第1155687号には、化粧品的に許容可能な油から形成された油相に、水素結合を確立可能な少なくとも2つの基を有するオルガノポリシロキサンを導入することからなる方法が記載されている。
しかしながら、このような組成物及び組合せは、光沢を改善するには十分であるが、経時的に、この光沢を長時間にわたって保持する目的に関しては尚も不十分であると判断されている。
本発明の目的は、付着物、特に皮膜形成付着物に十分な光沢を付与し、経時的に、この光沢の良好な安定性を保持している、新規のポリマーを提供することにあり;リップスティックの分野における、特に有利な利用性が見出されている。さらに、ケラチン物質、特に唇において、経時的に優れた保持力を組成物に付与する、特に有利なポリマーが探究されている。
この目的について、本出願人は、所望の特性を有する新規のアルキド型重縮合物を探究している。
アルキド樹脂は、不飽和脂肪酸、例えばオレイン酸、又は不飽和油、例えばダイズ油又はヒマシ油により一般的に修飾された、ポリカルボン酸とポリオールとを反応させた生成物であり、それらの皮膜形成特性、特に乾燥速度、硬度及び耐性を調節可能な、ポリエステルの特定のクラスを構成する。
例えば、大豆油から得られた脂肪酸の一部が、安息香酸で置き換えられている、修飾されたアルキド樹脂が、米国特許第2915488号に提案されている。これらの新規樹脂は、アルカリ及び洗浄剤に対する耐性の観点から改善された特性を有しており;それらを含有する皮膜は、より素早く乾燥し、より堅い。しかしながら、これらの樹脂の利用、特に化粧品又は局所適用については考慮されていない。さらに、この公報のアルキド樹脂の組成は、化粧品における使用にとっては、特にポリマーの安定性に関して、最適なものではない。
特にヒマシ油を置き換えるために、化粧品に使用可能なポリオールポリエステルポリマーが記載されている国際公開第2006/004911号は公知であるが;この公報に記載されている全てのポリマーは、25℃で200〜5000センチポアズ(mPa.s)の動的粘度を有する。それにもかかわらず、これらのポリマーは、それらを含有する組成物に、光沢、この光沢の経時的な維持性、ケラチン物質、特に皮膚における本組成物の長時間にわたる保持力に関して、所望の特性を付与しない。
さらに、最も知られているアルキド樹脂は、化粧品に通常使用されている油性媒体、例えば植物性油、アルカン類、脂肪エステル、脂肪アルコール、シリコーン油、特にイソドデカン、パーリーム(Parleam)、イソノナン酸イソノニル、オクチルドデカノール、フェニルトリメチコーン、C12-C15安息香酸アルキル、及び/又はD5(デカメチルシクロペンタシロキサン)において、適度な溶解度を有さない。
多くの研究の後、本出願人は、驚くべきことに、また予期しないことに、特定のカルボン酸が高含有量であり、非常に高い粘度を有するある種の重縮合物により、得られた皮膜の光沢、該光沢の持続性、及び長時間にわたる保持力が改善され、同時に、通常の化粧品用媒体、特に通常の化粧品用油性媒体で運搬可能となることが見出された。
よって、本発明の主題は、化粧品的又は製薬的に許容可能な媒体に、少なくとも一の重縮合物を含有せしめてなり、該重縮合物が、単独で次のモノマー:
−重縮合物の全重量に対して10〜30重量%の、3〜6のヒドロキシル基を有する一又は複数のポリオール;
−重縮合物の全重量に対して30〜80重量%の、6〜32の炭素原子を有する、一又は複数の直鎖状、分枝状及び/又は環状で飽和又は不飽和の、非芳香族モノカルボン酸;
−重縮合物の全重量に対して1〜40重量%の、一又は複数のポリカルボン酸、及び/又はこのようなポリカルボン酸の環状無水物、及び/又は少なくとも一のCOOH基を有するラクトン;及び
場合によっては、重縮合物の全重量に対して0.1〜15重量%の、ヒドロキシル及び/又はカルボキシル官能基を有する一又は複数のシリコーン類
を反応させることによって得ることができる、化粧品用又は製薬用組成物にある。
また本発明の主題は、このように定められた重縮合物にもある。
特に化粧品用組成物は、良好な適用性、及び良好なカバー力;爪、毛髪、睫毛、皮膚又は唇にかかわらず、支持体への良好な付着性;例えばラッカー又はリップスティックのケースにおいては、クラックを回避可能な程度に適切な、皮膜の可撓性及び耐性;また、優れたレベルでの長時間にわたる光沢を示す。さらに、快適性及びスリップ性も非常に満足のいくものである。これらの重縮合物は、化粧品用の溶媒又は油性媒体、特に油、脂肪アルコール、及び/又は脂肪エステルで、化粧品の分野、特にリップスティック又はファンデーションへの使用が容易なものにおいて、簡単に運搬可能である。
本発明の重縮合物は、製造廃棄物がなく、単一の合成工程にて、低コストで容易に調製され得る。
さらに、種々の成分の化学的性質及び/又はそれらの特性を変えることにより、本発明の重縮合物の構造及び/又は特性を、容易に修飾することができる。
本発明の重縮合物は、有利には分枝状であり;ポリマー鎖の絡み合いにより、網状構造を生成可能であり、よって特に改善された保持力、改善された光沢及び溶解度に関して、所望の特性を得ることができると考えられる。実際に、直鎖状の重縮合物では、組成物の保持力に関して顕著な改善は得られず、その鎖が規則的なデンドリマー型の重縮合物は、最適な溶解度を有さないことが観察されている。
本発明の重縮合物はアルキド型の重縮合物であり、よって、当業者に公知の方法に従い、以下に記載の成分をエステル化/重縮合することにより得ることができる。
本発明の重縮合物を調製するために必要な成分の一つは、3〜6のヒドロキシル(ポリオール)基、特に3〜4のヒドロキシル基を有する化合物である。このようなポリオールの混合物を使用することができることは明らかである。
前記ポリオールは、3〜18の炭素原子、特に3〜12、さらには4〜10の炭素原子と、3〜6のヒドロキシル(OH)基を有し、鎖中に挿入された一又は複数の酸素原子(エーテル官能基)もさらに含有可能な、飽和又は不飽和で、直鎖状、分枝状及び/又は環状の炭素含有、特に炭化水素含有化合物でありうる。
前記ポリオールは、好ましくは3〜18の炭素原子、特に3〜12、さらには4〜10の炭素原子と、3〜6のヒドロキシル(OH)基を有する、直鎖状又は分枝状で飽和した炭化水素化合物である。
それは、単独で又は混合物として、
−トリオール類、例えば1,2,4-ブタントリオール、1,2,6-ヘキサントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、グリセロール;
−テトラオール類、例えばペンタエリトリトール(テトラメチロールメタン)、エリトリトール、ジグリセロール、又はジトリメチロールプロパン;
−ペントール類、例えばキシリトール;
−ヘキソース類、例えばソルビトール及びマンニトール;又はジペンタエリトリトール又はトリグリセロール
から選択されうる。
好ましくは、ポリオールは、グリセロール、ジグリセロール、ペンタエリトリトール、ソルビトール、及びそれらの混合物から選択され;より好ましくはペンタエリトリトールである。
ポリオール、又はポリオール混合物は、好ましくは最終重縮合物の全重量に対して10〜30重量%、特に12〜25重量%、より好ましくは14〜22重量%である。
本発明の重縮合物を調製するために必要な他の成分は、6〜32の炭素原子、特に8〜28の炭素原子、好ましくは10〜24、さらには12〜20の炭素原子を有し、直鎖状、分枝状及び/又は環状で、飽和又は不飽和である非芳香族のモノカルボン酸である。このような非芳香族のモノカルボン酸の混合物を使用できることは明らかである。
非芳香族のモノカルボン酸なる用語は、Rが5〜31の炭素原子、特に7〜27の炭素原子、好ましくは9〜23の炭素原子、さらには11〜19の炭素原子を有し、直鎖状、分枝状及び/又は環状で、飽和又は不飽和の炭化水素基である式RCOOHの化合物を意味する。
好ましくは、R基は飽和している。さらに好ましくは、前記R基は、直鎖状又は分枝状であり、より好ましくはC5-C31、さらにはC11-C21である。
本発明の一実施態様では、非芳香族のモノカルボン酸は、25℃以上、特に28℃以上、さらには30℃以上の融点を有し;実際、このような酸が、特に大量に使用される場合、一方では良好な光沢、及びこの光沢に対する保持力が得られ、他方では、考慮される組成物に常套的に存在するロウの量を低減することができることが観察されている。
使用可能な非芳香族のモノカルボン酸としては、単独で又は混合物として、
−飽和したモノカルボン酸、例えばカプロン酸、カプリル酸、イソヘプタン酸、4-エチルペンタン酸、2-エチルヘキサン酸、4,5-ジメチルヘキサン酸、2-ヘプチルヘプタン酸、3,5,5-トリメチルヘキサン酸、オクタン酸、イソオクタン酸、ノナン酸、デカン酸、イソノナン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、セロチン(ヘキサコサン)酸;シクロペンタンカルボン酸、シクロペンタン酢酸、3-シクロペンチルプロピオン酸、シクロヘキサンカルボン酸、シクロヘキシル酢酸、及び4-シクロヘキシル酪酸;
−不飽和ではあるが非芳香族のモノカルボン酸、例えばカプロレイン酸(caproleic acid)、オブツシル酸(obtusilic acid)、ウンデシレン酸、ドデシレン酸、リンデリン酸(linderic acid)、ミリストレイン酸、フィセテリン酸(physeteric acid)、ツズ酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、ペトロセリン酸、バクセン酸、エライジン酸、ゴンドン酸(gondoic acid)、ガドレイン酸、エルカ酸、ケトレイン酸、ネルボン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、アラキドン酸
を挙げることができる。
25℃以上の融点を有する非芳香族のモノカルボン酸としては、単独で又は混合物として、
−飽和したモノカルボン酸:デカン(カプリン)酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、セロチン(ヘキサコサン)酸;
−不飽和ではあるが非芳香族のモノカルボン酸:ペトロセリン酸、バクセン酸、エライジン酸、ゴンドン酸、ガドレイン酸、エルカ酸、ネルボン酸
を挙げることができる。
好ましくは、2-エチルヘキサン酸、イソオクタン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、イソヘプタン酸、イソノナン酸、ノナン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、及びその混合物、さらに好ましくはイソステアリン酸単独又はステアリン酸単独で使用することができる。
前記非芳香族のモノカルボン酸、又は前記酸の混合物は、最終重縮合物の全重量に対して、好ましくは30〜80重量%、特に40〜75重量%、さらには45〜70重量%、より好ましくは50〜65重量%である。
本発明の重縮合物の調製に必要な他の成分は、ポリカルボン酸、及び/又はこのようなポリカルボン酸の環状無水物、及び/又は少なくとも一のCOOH基を担持するラクトン;及びそれらの混合物である。
前記ポリカルボン酸は、2〜50、特に2〜40の炭素原子、中でも3〜36、又は3〜18、さらには4〜12の炭素原子、またさらには5〜10の炭素原子を有する、飽和又は不飽和、又は芳香族であり、直鎖状、分枝状及び/又は環状のポリカルボン酸から選択されてよく;該酸は、少なくとも2のカルボキシル基COOH、好ましくは2〜4のCOOH;可能であれば、O、N及びSから選択される、1〜10、好ましくは1〜6の同一又は異なっているヘテロ原子;及び/又は可能であれば、-CF-(二価)又は-CFから選択される、少なくとも一の過フッ化基を有していてもよい。
好ましくは、前記ポリカルボン酸は、直鎖状の飽和した脂肪族のものであり、2〜36の炭素原子、特に3〜18の炭素原子、さらには4〜12の炭素原子を有し;又は、芳香族であり、8〜12の炭素原子を有する。好ましくは、2〜4のCOOH基を有する。
このようなポリカルボン酸の環状無水物は、特に次の式:
Figure 2010540604
[上式中、基A及びBは、互いに独立して、
−水素原子、
−1〜16の炭素原子、特に2〜10の炭素原子、さらには4〜8の炭素原子を有する、直鎖状、分枝状及び/又は環状で、飽和又は不飽和の脂肪族又は芳香族の炭素含有基、特にメチル又はエチル、
であり、又は
−A及びBは共に、全体で5〜14、特に5〜10、さらには6〜7の炭素原子を有する、飽和又は不飽和、又は芳香族の環を形成する]
の一つに相当するものでありうる。
好ましくは、A及びBは水素原子を表すか、又は共に、全体で6〜10の炭素原子を有する芳香環を形成する。
使用可能なポリカルボン酸又はその無水物としては、単独で又は混合物として、
−ジカルボン酸、例えばデカン二酸、ドデカン二酸、シクロプロパンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シクロブタンジカルボン酸、1,4-ナフタレンジカルボン酸、2,3-ナフタレンジカルボン酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸、スベリン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ピメリン酸、セバシン酸、アゼライン酸、グルタル酸、アジピン酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、及び脂肪酸二量体(特にC36のもの)、例えばユニケマ社(Uniqema)から商品名プリポール(Pripol)1006、1009、1013及び1017として販売されている製品、
−トリカルボン酸、例えばシクロヘキサントリカルボン酸、トリメリト酸、1,2,3-ベンゼントリカルボン酸、1,3,5-ベンゼントリカルボン酸;アコニット酸、特にトランス-アコニット酸;
−テトラカルボン酸、例えばブタンテトラカルボン酸及びピロメリト酸、
−これらの酸の環状無水物、特に無水フマル酸、無水トリメリト酸、無水マレイン酸、及び無水コハク酸
を挙げることができる。
好ましくは、アジピン酸、無水フタル酸、及び/又はイソフタル酸、より好ましくはイソフタル酸を単独で使用することができる。
また、単独で又は混合物として、以下のものから選択されるポリカルボン酸を挙げることもできる:
−(i)O、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子、特に1〜10の同一又は異なっているヘテロ原子を有し、及び/又は少なくとも一の過フッ化基-CF-又は-CFを有する、直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和の鎖、さらには少なくとも2のカルボキシル基COOH、特に2〜4のCOOH基を含むポリカルボン酸;及び/又はこのようなポリカルボン酸の環状無水物;及び/又は
−(ii)O、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子、特に1〜10、又は1〜4の同一又は異なっているヘテロ原子、及び少なくとも2のカルボキシル基COOH、特に2〜4のCOOH基を有する飽和又は不飽和、又は芳香族、複素環のポリカルボン酸;及び/又はこのようなポリカルボン酸の環状無水物;及び/又は
−(iii)特にアルドースの酸化により得られ、少なくとも2のカルボキシル基COOH、特に2又は3のCOOH基を有する糖から誘導されるポリカルボン酸;及び/又はこのようなポリカルボン酸の環状無水物;及び/又は
−(iv)無水イタコン酸、及び1,4,5,8-ナフタレンテトラカルボン酸の1,4-一無水物;及び/又は
−(v)ポリカルボキシル(複素環を含む)アミノ酸、すなわち、場合によってはO、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子、特に1〜10の同一又は異なっているヘテロ原子を有していてもよく、及び/又は場合によっては少なくとも一の過フッ化基-CF-又は-CFを有していてもよく;さらに少なくとも一の第1級、第2級又は第3級アミン官能基(特に、R1及びR2が互いに独立して、H及びC1-C12アルキルから選択されるNR1R2)、特に1〜3の同一又は異なっているアミン官能基を有し、またさらには少なくとも2のカルボキシル基COOH、特に2〜4のCOOH基を有する、直鎖状、分枝状及び/又は環状で、飽和又は不飽和の鎖を含むポリカルボン酸;及び/又はこのようなポリカルボン酸の環状無水物。
単独で又は混合物として、特に以下のジカルボン酸を挙げることができる:
(i)
− 2,2'-[1,5-ペンタンジイルビス(チオ)]ビス-酢酸
− 6,6'-[(1,2-ジオキソ-1,2-エタンジイル)ジイミノ]ビス-ヘキサン酸
− 2,2'-スルフィニルビス-酢酸
− 4,13-ジオキソ-3,5,12,14-テトラアザヘキサデカン二酸
− ポリ(エチレングリコール)ジスクシナート、特に質量250-600のもの
− ポリ(エチレングリコール)ビス(カルボキシメチル)エーテル、特に質量250-600のもの
− ポリ[オキシ(1,2-ジカルボキシ-1,2-エタンジイル)]、特にDP<10のもの
− 8-[(カルボキシメチル)アミノ]-8-オキソオクタン酸
− 2,2'-[メチレンビス(スルホニル)]ビス-酢酸
− 4,4'-(1,6-ヘキサンジイルジイミノ)ビス[4-オキソブタン]酸
− 4,9-ジオキソ-3,5,8,10-テトラアザドデカン二酸
− 4-[(1-カルボキシエチル)アミノ]-4-オキソ-ブタン酸
− 6-[(3-カルボキシ-1-オキソプロピル)アミノ]ヘキサン酸
− N,N'-(1,6-ジオキソ-1,6-ヘキサンジイル)ビス-グリシン
− N,N'-(1,6-ジオキソ-1,6-ヘキサンジイル)ビス-フェニルアラニン
− N,N'-(1,3-ジオキソ-1,3-プロパンジイル)ビス-グリシン
− 4,4'-[(1,4-ジオキソ-1,4-ブタンジイル)ジイミノ]ビス-ブタン酸
− 4,4'-[(1,6-ジオキソ-1,6-ヘキサンジイル)ジイミノ]ビス-ブタン酸
− 6,6'-[1,6-ヘキサンジイルビス(イミノカルボニルイミノ)]ビス-ヘキサン酸
− N-ベンゾイル-S-(カルボキシメチル)-システイン
− N,N'-(2,2,3,3-テトラフルオロ-1,4-ジオキソ-1,4-ブタンジイル)ビス-グリシン
− N,N'-(2,2,3,3-テトラフルオロ-1,4-ジオキソ-1,4-ブタンジイル)ビス-アラニン
− 4,4'-[(2,2,3,3-テトラフルオロ-1,4-ジオキソ-1,4-ブタン酸
− N,N'-(1,5-ジオキソ-1,5-ペンタンジイル)ビス-グリシン
− N,N'-(1,9-ジオキソ-1,9-ノナンジイル)ビス-グリシン
− N,N'-(1,10-ジオキソ-1,10-デカンジイル)ビス[N-メチル]グリシン
− プロパン二酸のビス(3-カルボキシプロピル)エステル
− 7,16-ジオキソ-6,8,15,17-テトラアザドコサン二酸
− N-ベンゾイル-N-(2-カルボキシエチル)グリシン
− [2-[(2-カルボキシメチル)アミノ]-2-オキソエチル]ベンゼンプロパン酸
− [2-[(2-カルボキシエチル)アミノ]-2-オキソエチル]ベンゼンプロパン酸
(ii)
− 4,7,9,12-テトラオキサペンタデカン二酸
− 2,3-ピリジンジカルボン酸
− 4-ピラノン-2,6-ジカルボン酸
− 2,5-ピラジンジカルボン酸
− 2,5-ピリジンジカルボン酸
− 2,3-ベンゾフランジカルボン酸
− 7-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2,3-ジカルボン酸
− 3,4-ピリジンジカルボン酸
− 2,4-ピリジンジカルボン酸
− 3,5-ピリジンジカルボン酸
− 2,6-ピリジンジカルボン酸
− 1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
− 2,3-キノリンジカルボン酸
− 6,6,7,7-テトラフルオロ-3-オキサビシクロ[3.2.0]ヘプタン-2,4-ジカルボン酸
− 2,6-ピラジンジカルボン酸
− 2,6-ジメチル-3,5-ピリジンジカルボン酸
− 1-フェニル-1H-ピラゾール-3,4-ジカルボン酸
− 2,5-フランジカルボン酸
− 3,4-フランジカルボン酸
− 1,2,5-チアジアゾール-3,4-ジカルボン酸
− 1,4-ジヒドロ-1,2,4,5-テトラジン-3,6-ジカルボン酸
− 2,3-フランジカルボン酸
− 3,4-チオフェンジカルボン酸
− 1H-1,2,3-トリアゾール-4,5-ジカルボン酸
− 2-メチルイミダゾール-4,5-ジカルボン酸
− 2,4-キノリンジカルボン酸
− ナフト[2,1-b]フラン-1,2-ジカルボン酸
− 3,4-キノリンジカルボン酸
− 7-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト-5-エン-2,3-ジカルボン酸
− 2,3-キノキサリンジカルボン酸
− 1,4-ピペラジンジカルボン酸
− 2,5-ジメチル-3,4-フランジカルボン酸
− テトラヒドロ-2,5-チオフェンジカルボン酸
− 4-フェニル-3,5-ピリジンジカルボン酸
− チエノ[3,2-b]チオフェン-2,5-ジカルボン酸
− 3-メチル-2,4-チオフェンジカルボン酸
− ナフトスチリル-5,6-ジカルボン酸
− 3-フェニル-2,4-キノリンジカルボン酸
− 3,4-ジメチル-2,5-ジカルボキシチオフェン
− 3,4-ジフェニル-2,5-チオフェンジカルボン酸
− 2,5-ジフェニル-3,4-フランジカルボン酸
− 7-オキソ-7H-ベンズイミダゾ[2,1-a]ベンズ[デ]イソキノリン-3,4-ジカルボン酸
− 2,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-1H-ベンズ[デ]イソキノリン-6,7-ジカルボン酸
− 3,4-ビス(フェニルメトキシ)-2,5-フランジカルボン酸
− 4,4'-ビ安息香酸-2,2'-スルホン
− 2,7-ジフェニル-m-アントラゾリン-4,5-ジカルボン酸
− 2,4-ピリミジンジカルボン酸
− 2-フェニル-4,5-チアゾールジカルボン酸
− 6-フェニル-2,3-ピリジンジカルボン酸
− 5,6-ジメチル-2,3-ピラジンジカルボン酸
− 3,7-ジベンゾチオフェンジカルボン酸
− 9-オキソ-9H-キサンテン-1,7-ジカルボン酸
− 2-(1,1-ジメチルエチル)-H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
− 6,7-キノリンジカルボン酸
− 6-メチル-2,3-ピリジンジカルボン酸
− 4,5-ピリミジンジカルボン酸
− 2-メチル-3,4-フランジカルボン酸
− 1,2-インドリジンジカルボン酸
− 2,8-ジベンゾチオフェンジカルボン酸
− 3,6-ピリダジンジカルボン酸
− 1,10-フェナントロリン-2,9-ジカルボン酸
− 1,4,5,6-テトラヒドロ-5,6-ジオキソ-2,3-ピラジンジカルボン酸
− 3,4-ジメトキシ-2,5-フランジカルボン酸
− 2-エチル-4,5-イミダゾールジカルボン酸
− 2-プロピル-1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
− 4-フェニル-2,5-ピリジンジカルボン酸
− 4,5-ピリダジンジカルボン酸
− 1,4,5,8-テトラヒドロ-1,4:5,8-ジエポキシナフタレン-4a,8a-ジカルボン酸
− 5,5-ジオキシド-2,8-ジベンゾチオフェンジカルボン酸
− ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2,3-ジカルボン酸
− 2,3-ジヒドロ-1H-ピロリジン-1,7-ジカルボン酸
− 6-メチル-2,4,5-ピリジントリカルボン酸
− ピロロ[2,1,5-cd]インドリジン-5,6-ジカルボン酸
− 3,4-ビス(2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチル)-1H-ピロール-2,5-ジカルボン酸
− 6,7,9,10,17,18,20,21-オクタヒドロジベンゾ[b,k][1,4,7,10,13,16]ヘキサオキサシクロオクタデシン-2,14-ジカルボン酸
− 6,7,9,10,17,18,20,21-オクタヒドロジベンゾ[b,k][1,4,7,10,13,16]ヘキサオキサシクロオクタデシン-2,13-ジカルボン酸
− 2-メチル-3,4-キノリンジカルボン酸
− 4,7-キノリンジカルボン酸
− 3,5-イソオキサゾールジカルボン酸
− 2-(トリフルオロメチル)-3,4-フランジカルボン酸
− 5-(トリフルオロメチル)-2,4-フランジカルボン酸
− 6-メチル-2,4-キノリンジカルボン酸
− 5-オキソ-1,2-ピロリジンジカルボン酸
− 5-エチル-2,3-ピリジンジカルボン酸
− 1,2-ジヒドロ-2-オキソ-3,4-キノリンジカルボン酸
− 4,6-フェノキサチインジカルボン酸
− 10,10-ジオキシド-1,9-フェノキサチインジカルボン酸
− 3,4-ジヒドロ-2H-1,4-チアジン-3,5-ジカルボン酸
− 2,7-ジ(tert-ブチル)-9,9-ジメチル-4,5-キサンテンジカルボン酸
− 6-メチル-2,3-キノキサリンジカルボン酸
− 3,7-キノリンジカルボン酸
− 2,5-キノリンジカルボン酸
− 2-メチル-6-フェニル-3,4-ピリジンジカルボン酸
− 3,4-ジメチルチエノ[2,3-b]チオフェン-2,5-ジカルボン酸
− 3,4-ジメトキシチオフェン-2,5-ジカルボン酸
− 5-メチル-3,4-イソオキサゾールジカルボン酸
− 2,6-ビス(アミノカルボニル)-3,5-ピリジンジカルボン酸
− 3,5-ビス(アミノカルボニル)-2,6-ピラジンジカルボン酸
− 2,3-ピリジンジカルボン酸
− 6-(1,1-ジメチルエチル)-2-エチル-3,4-ピリジンジカルボン酸
− 3-メチル-5-フェニル-2,4-チオフェンジカルボン酸
− 1,2-ジヒドロ-2-オキソ-6-フェニル-3,5-ピリジンジカルボン酸
− 8-メチル-2,4-キノリンジカルボン酸
− 4-エチル-2,6-ジメチル-3,5-ピリジンジカルボン酸
− 5-(フェノキシメチル)-2,4-フランジカルボン酸
− 5-(アセチルアミノ)-3-メチル-2,4-チオフェンジカルボン酸
− 2-(4-ヘプチルフェニル)-4,8-キノリンジカルボン酸
− 2,8-ビス(4-ヘプチルフェニル)ピリド[3,2-g]キノリン-4,6-ジカルボン酸
− 1,2,3,4,6,7,8,9-オクタヒドロ-2,8-ジオキソピリド[3,2]キノリン-3,7-ジカルボン酸
− 2,8-ジメチルピリド[3,2-g]キノリン-3,7-ジカルボン酸
− 5,6-キノリンジカルボン酸
− 6-エチル-2-メチルシンコメロン酸(meronic acid)
− 2-メチル-6-プロピルシンコメロン酸
− 6-イソプロピル-2-メチルシンコメロン酸
− 6-tert-ブチル-2-メチルシンコメロン酸
− 1,4-ジメチル-7-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2,3-ジカルボン酸
− 1,2-ジヒドロ-2-オキソ-3,8-キノリンジカルボン酸
− 1,2-ジヒドロ-2-オキソ-3,6-キノリンジカルボン酸
− 1,2-ジヒドロ-2-オキソ-3,7-キノリンジカルボン酸
− 3,7-ジメチル-2,8-ジフェニルピリド[3,2-g]キノリン-4,6-ジカルボン酸
− 8-メチル-2,3-キノリンジカルボン酸
− 3-[[(1,1-ジメチルエチル)アミノ]スルホニル]-2,5-チオフェン-ジカルボン酸
− 4-(アセチルアミノ)-2,3-チオフェンジカルボン酸
− 2,5-ピリジンジカルボン酸
− 2,6-ピリジンジカルボン酸
− 2,4-チオフェンジカルボン酸
− 2,5-チオフェンジカルボン酸
− 1,4-ピラン-2,6-ジカルボン酸
(iii)
− リバル酸(ribaric acid)
− グルカル酸
− キシラル酸(xylaric acid)
− アラビナル酸(arabinaric acid)
− マンナル酸(mannaric acid)
− イダル酸(idaric acid)
− アルトラル酸(altraric acid)
− L-グルカル酸
− L-アラビナル酸
− アラル酸(allaric acid)
− ガラクタル酸
− メソ-酒石酸
− D-グルカル酸
− L-イダル酸
− ヘキサル酸(hexaric acid)
− 2,3-ジヒドロキシブタン二酸
− D-酒石酸
− D,L-酒石酸
− D-グルカル酸
− 酒石酸
− テトラヒドロキシコハク酸
− 2-カルボキシ-2,3-ジデオキシ-D-マンノ-2-オクツロピラノソン酸(octulopyranosonic acid)
− メチル-3-デオキシ-D-アラビノ-2-ヘプツロピラノサル酸(heptulopyranosaric acid)
− D-リキソ-2-ヘプツロピラノサル酸
− 2,6-アンヒドロ-L-グリセロ-L-ガラクトヘプタル酸(heptaric acid)
(iv)
− 1,4,5,8-ナフタレンテトラカルボン酸-1,4-一無水物
− 無水イタコン酸
(v)
− 1,4-ジヒドロ-4-オキソ-2,6-ピリジンジカルボン酸
− 2,6-ピペリジンジカルボン酸
− 1H-ピロール-3,4-ジカルボン酸
− 4-アミノ-2,6-ジカルボン酸
− 1-メチル-1H-ピラゾール-3,4-ジカルボン酸
− 2,3-ピペリジンジカルボン酸
− 1-メチル-1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
− 2,4-チアゾリジンジカルボン酸
− 1-(フェニルメチル)-1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
− 5-アミノ-6-オキソ-2,3-ピペリジンジカルボン酸
− 5-アミノ-6-オキソ-2,4-ピペリジンジカルボン酸
− 5-アミノ-6-オキソ[2S-(2α,4β,5α)]-2,4-ピペリジンジカルボン酸
− (2S,4R)-2,4-ピロリジンジカルボン酸
− (2S-シス)-2,4-ピロリジンジカルボン酸
− 2-アミノ-1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
− 2,5-ピロリジンジカルボン酸
− 4-アミノ-3,5-イソチアゾールジカルボン酸
− 1-メチル-1H-ピラゾール-3,5-ジカルボン酸
− 7-(ジエチルアミノ)-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3,4-ジカルボン酸
− 3,4-ジエチル-1H-ピロール-2,5-ジカルボン酸
− 1-フェニル-1H-ピロール-3,4-ジカルボン酸
− シス-2,3-ピペラジンジカルボン酸
− 2,3-ピペラジンジカルボン酸
− 2,5-ピペラジンジカルボン酸
− 2,6-ピペラジンジカルボン酸
− 2-アミノ-3,5-ピリジンジカルボン酸
− 2-メチルピロール-3,4-ジカルボン酸
− 4-(メチルアミノ)-2,6-ピリジンジカルボン酸
− 2-アミノ-6-メチル-3,4-ピリジンジカルボン酸
− 5-アミノ-2-メチル-3,4-ピリジンジカルボン酸
− 2-アミノ-6-メチル-3,5-ピリジンジカルボン酸
− 2,5-ジメチルピロール-3,4-ジカルボン酸
− 2-アミノ-6-ヒドロキシ-3,5-ピリジンジカルボン酸
− 2,4-ピロリジンジカルボン酸
− 1H-インドール-2,4-ジカルボン酸
− 1H-インドール-2,6-ジカルボン酸
− 1H-インドール-2,5-ジカルボン酸
− 5-フェニル-2,4-ピロリジンジカルボン酸
− 5-メチル-2,4-ピロリジンジカルボン酸
− トランス-2,4-アゼチジンジカルボン酸
− シス-2,4-アゼチジンジカルボン酸
− 3,5-ピペリジンジカルボン酸
− 2,3-ピロリジンジカルボン酸
− 2,3-アゼチジンジカルボン酸
− 3,4-ピロリジンジカルボン酸
− 2,3-ジヒドロ-6H-1,4-ジオキシノ[2,3-c]ピロール-5,7-ジカルボン酸
− 1H-イミダゾール-2,4-ジカルボン酸
− 1-ブチル-1H-ピロール-2,3-ジカルボン酸
− 3-アミノ-1-オキシド-2,4-ピリジンジカルボン酸
− 2,3-ジヒドロ-5-フェニル-1H-ピロリジン-6,7-ジカルボン酸
− 3a,4,5,9b-テトラヒドロ-3H-シクロペンタ[c]キノリン-4,6-ジカルボン酸
− 3a,4,5,9b-テトラヒドロ-3H-シクロペンタ[c]キノリン-4,8-ジカルボン酸
− 2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
− 5-アミノ-6-メチルルチジン酸
− 1H-インドール-3,7-ジカルボン酸
− 3,3-ジメチル-2,6-ピペリジンジカルボン酸
− 1-ブチル-2,5-ピロリジンジカルボン酸
− 1H-インドール-4,6-ジカルボン酸
− 1-(フェニルメチル)-3,4-ピロリジンジカルボン酸
− 3-(カルボキシメチル)-1H-インドール-2,6-ジカルボン酸
− 3,4-ビス(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピロール-2,5-ジカルボン酸
− 9-ヘキシル-9H-カルバゾール-3,6-ジカルボン酸
− 3-メチル-5-(1-ピペラジニルスルホニル)-2,4-チオフェンジカルボン酸
− 2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-5,7-ジカルボン酸
− 2,3-ジメチル-1H-インドール-4,6-ジカルボン酸
− 7-アミノ-1,4-ジヒドロ-4-オキソ-3,6-キノリンジカルボン酸
− 5-アミノ-3-メチル-2,4-チオフェンジカルボン酸
− (m-トリルイミノ)アセト酢酸
− (o-トリルイミノ)アセト酢酸
− D-シスタチオニン
− フェネチルイミノアセト酢酸
− 2-ベンジル-2,2'-イミノアセト酢酸
− L-α-グルタミル-L-アラニル-L-アラニン
− N,N'-ジベンジルエチレンジアミンアセト酢酸
− N-L-γ-グルタミル-D-アラニン
− グリシル-L-グルタミルグリシン
− N-(カルボキシメチル)-N-(テトラヒドロ-1,1-ジオキシド-3-チエニル)グリシン
− N-(2-カルボキシエチル)-N-フェニル-β-アラニン
− N-(カルボキシメチル)-N-オクチルグリシン
− N-(tert-ブトキシカルボニル)イミノアセト酢酸
− N-(カルボキシメチル)-L-アラニン
− N-(6-アミノヘキシル)-N-(カルボキシメチル)グリシン
− N-(カルボキシメチル)-N-テトラデシルグリシン
− N-(1-カルボキシエチル)-D-アラニン
− N-(カルボキシメチル)-D-アラニン
− デシルイミノアセト酢酸
− 3,3'-(ジメチルヒドラゾノ)ビスプロパン酸
− N-(カルボキシメチル)-N-[2-(2,6-ジオキソ-4-モルホリニル)エチル]グリシン
− N-α-アスパルチルグリシン
− N-β-アスパルチルグリシン
− N-L-α-アスパルチル-β-アラニン
− 3,4-キシリルアミノ-N,N-アセト酢酸
− N-(1-カルボキシエチル)アラニン
− N-(カルボキシメチル)アラニン
− N,N'-メチレンビスグリシン
− N-(アミノメチル)-N-(カルボキシメチル)グリシン
− 2,2'-(メチルヒドラゾノ)ビス酢酸
− N-(2-カルボキシエチル)-N-(4-メチルフェニル)-β-アラニン
− N-(2-カルボキシエチル)-N-(3-メチルフェニル)-β-アラニン
− 3-[(カルボキシメチル)アミノ]アラニン
− D-α-アスパルチル-D-アラニン
− N-(2-カルボキシエチル)-N-(1-オキソヘキサデシル)-β-アラニン
− N-(2-カルボキシエチル)-N-(1-オキソデシル)-β-アラニン
− N-(2-カルボキシエチル)-N-(1-オキソテトラデシル)-β-アラニン
− アミノ[(カルボキシメチル)チオ]酢酸
− N,N'-1,6-ヘキサンジイルビス-β-アラニン
− N-(カルボキシメチル)-N-フェニル-β-アラニン
− N-(1-カルボキシエチル)-L-アラニン
− L-グルタミン酸
− L-アスパラギン酸
単独で又は混合物として、以下のトリカルボン酸及びテトラカルボン酸、及びその無水物を挙げることもできる:
− 3,3',3''-[1,2,3-プロパントリルトリス(オキシ)]トリス-プロパン酸
− ピラジントリカルボン酸
− 4-(3-カルボキシフェニル)-2,5-ピリジンジカルボン酸
− 3-(カルボキシメチル)-2,4-キノリンジカルボン酸
− 3-(カルボキシメチル)-1H-インドール-2,5-ジカルボン酸
− 3-C-カルボキシ-2-デオキシ-D-スレオペンタル酸(pentaric acid)
− ヒドロキシクエン酸
− D-グルコピラヌロノシル(pyranuronosyl)-D-アラビノ-2-へクロフラノシダル酸(hexulofuranosidaric acid)
− 2,3,5,6-ピリジンテトラカルボン酸
− N,N'-1,2-エタンジイルビス[N-(カルボキシメチル)-β-アラニン
− L-α-アスパルチル-L-アスパラギン酸
− 4-[ビス(カルボキシメチル)アミノ]安息香酸
− 7-[ビス(カルボキシメチル)アミノ]ヘプタン酸
− N-(2-カルボキシエチル)アスパラギン酸
− 3-[ビス(2-カルボキシエチル)アミノ]安息香酸
− 4-[ビス(2-カルボキシエチル)アミノ]安息香酸
6,6'-[(1,2-ジオキソ-1,2-エタンジイル)ジイミノ]ビス-ヘキサン酸、2,2'-スルフィニルビス-酢酸、4,13-ジオキソ-3,5,12,14-テトラアザヘキサデカン二酸、ポリ(エチレングリコール)ジスクシナート、ポリ(エチレングリコール)ビス(カルボキシメチル)エーテル、8-[(カルボキシメチル)アミノ]-8-オキソ-オクタン酸、2,2'-[メチレンビス(スルホニル)]ビス-酢酸、4,4'-(1,6-ヘキサンジイルジイミノ)ビス[4-オキソ-ブタン酸]、4,9-ジオキソ-3,5,8,10-テトラアザドデカン二酸、4-[(1-カルボキシエチル)アミノ]-4-オキソ-ブタン酸、6-[(3-カルボキシ-1-オキソプロピル)アミノ]ヘキサン酸、N,N'-(1,6-ジオキソ-1,6-ヘキサンジイル)ビス-グリシン、N,N'-(1,3-ジオキソ-1,3-プロパンジイル)ビス-グリシン、4,7,9,12-テトラオキサペンタデカン二酸、4-ピラノン-2,6-ジカルボン酸、2,5-ピラジンジカルボン酸、1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸、2,6-ピラジンジカルボン酸、2,5-フランジカルボン酸、3,4-フランジカルボン酸、2,3-フランジカルボン酸、2,5-ジフェニル-3,4-フランジカルボン酸、2-メチル-3,4-フランジカルボン酸、D-酒石酸、D,L-酒石酸、L-酒石酸、ガラクタル酸、D-グルカル酸;2,5-ピリジンジカルボン酸、2,5-ピロリジンジカルボン酸、1-フェニル-1H-ピロール-3,4-ジカルボン酸、2,4-ピロリジンジカルボン酸、5-フェニル-2,4-ピロリジンジカルボン酸、3,5-ピペリジンジカルボン酸、3,4-ピロリジンジカルボン酸、1-ブチル-2,5-ピロリジンジカルボン酸、1-(フェニルメチル)-3,4-ピロリジンジカルボン酸、N-(2-カルボキシエチル)-N-フェニル-β-アラニン、N-(カルボキシメチル)-N-オクチル-グリシン、N-(1-カルボキシエチル)-L-アラニン、L-グルタミン酸、L-アスパラギン酸、N-(2-カルボキシエチル)-アスパラギン酸;及びその混合物が、好ましく使用されてもよい。
2,2'-スルフィニルビス-酢酸、2,2'-[メチレンビス(スルホニル)]ビス-酢酸、N,N'-(1,3-ジオキソ-1,3-プロパンジイル)ビス-グリシン、2,5-フランジカルボン酸、D-酒石酸、D,L-酒石酸、L-酒石酸、ガラクタル酸、L-グルタミン酸、L-アスパラギン酸、及びその混合物が、最も好ましい。
少なくとも一のカルボキシル基、特に1、2又は3のCOOH基を有するラクトンを使用することもできる。好ましくは、ラクトンは、5〜14の炭素原子、特に6〜13、又は6〜12の炭素原子を有する。
単独で又は混合物として、特に次のラクトン類を挙げることができる:
− テトラヒドロ-2,2-ジメチル-5-オキソ-3-フランカルボン酸
− 4,7,7-トリメチル-3-オキソ-2-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボン酸
− 4,6-ジメチル-2-オキソ-2H-ピラン-5-カルボン酸
− 2-オキソ-2H-ピラン-5-カルボキシル-2-ペンテン二酸
− 2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸
− 2-オキソ-2H-ピラン-6-カルボン酸
− 1,3-ジヒドロ-3-オキソ-1-イソベンゾフランカルボン酸
− 4-メチル-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸
− 1-オキソ-1H-2-ベンゾピラン-3-カルボン酸
− 8-メトキシ-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸
− 2-オキソ-1-オキサスピロ[4.5]デカン-4-カルボン酸
− 2-オキソ-2H-ピラン-3-カルボン酸
− 4-メチル-2-オキソ-2H-ピラン-6-カルボン酸
− 3-オキソ-3H-ナフト[2,1-b]ピラン-2-カルボン酸
− テトラヒドロ-5-オキソ-2,3-フランジカルボン酸
− 1,3-ジヒドロ-3-オキソ-4-イソベンゾフランカルボン酸
− 1,3-ジヒドロ-1-オキソ-5-イソベンゾフランカルボン酸
− ヘキサヒドロ-2-オキソ-3,5-メタノ-2H-シクロペンタ[b]フラン-7-カルボン酸
− 6-メチル-2,4-ジオキソ-2H-ピラン-5-カルボン酸
− 1-オキソ-3-イソクロマンカルボン酸
− 2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-6-カルボン酸
− 6-メチル-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸
− 2,5-ジヒドロ-4,5,5-トリメチル-2-オキソ-3-フランカルボン酸
− テトラヒドロ-5-オキソ-2-フェニル-3-フランカルボン酸
− テトラヒドロ-5-オキソ-4-プロピル-2-フロン酸(furoic acid)
− 2-ブチル-2,3-ジデオキシペンタル酸(pentaric acid)
− 2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-7-カルボン酸
− 2-オキソ-1-オキサスピロ[4.4]ノナン-4-カルボン酸
− 4-エチルテトラヒドロ-5-オキソ-2-フロン酸
− 5-エチルテトラヒドロ-2,3-ジメチル-6-オキソ-2H-ピラン-2-カルボン酸
− 7-メトキシ-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸
− 2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-4-カルボン酸
− 2-オキソ-6-ペンチル-2H-ピラン-3-カルボン酸
− 7-オキソ-4-オキセパン(oxepane)カルボン酸
− 3-(カルボキシメチル)-2,3-ジデオキシペンタル酸
− 2,3-ジヒドロ-2-オキソ-7-ベンゾフランカルボン酸
− 1,3,4,5-テトラヒドロ-1-オキソ-2-ベンゾキセピン-7-カルボン酸
− 3,4-ジヒドロ-3-オキソ-1H-2-ベンゾピラン-6-カルボン酸
− 2,3,4,5-テトラヒドロ-2-オキソ-1-ベンゾキセピン-7-カルボン酸
− 3,4-ジヒドロ-1-オキソ-1H-2-ベンゾピラン-8-カルボン酸
− 1,3,4,5-テトラヒドロ-3-オキソ-2-ベンゾキセピン-9-カルボン酸
− 1,3,4,5-テトラヒドロ-3-オキソ-2-ベンゾキセピン-7-カルボン酸
− 3,4-ジヒドロ-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-8-カルボン酸
− 1,3,4,5-テトラヒドロ-1-オキソ-2-ベンゾキセピン-9-カルボン酸
− 3,4-ジヒドロ-1-オキソ-1H-2-ベンゾピラン-6-カルボン酸
− 3,4-ジヒドロ-3-オキソ-1H-2-ベンゾピラン-8-カルボン酸
− 2,3,4,5-テトラヒドロ-2-オキソ-1-ベンゾキセピン-9-カルボン酸
− イソクエン酸ラクトン
− 5-オキソ-2-テトラヒドロフランカルボン酸
好ましくは、テトラヒドロ-5-オキソ-2,3-フランジカルボン酸、1,3-ジヒドロ-3-オキソ-4-イソベンゾフランカルボン酸、1,3-ジヒドロ-1-オキソ-5-イソベンゾフランカルボン酸、テトラヒドロ-5-オキソ-2-フェニル-3-フランカルボン酸、イソクエン酸ラクトン、及び5-オキソ-2-テトラヒドロフランカルボン酸、及びその混合物を使用することができる。
前記ポリカルボン酸及び/又は環状無水物及び/又はそのラクトン、及びその混合物は、最終重縮合物の全重量に対して、好ましくは1〜40重量%、特に5〜30重量%、さらには10重量%〜25重量%である。
本発明の重縮合物は、ヒドロキシル(OH)及び/又はカルボキシル(COOH)官能基を有するシリコーンを、さらに含んでいてもよい。1〜3のヒドロキシル及び/又はカルボキシル官能基を有していてもよく、好ましくは2のヒドロキシル官能基又は2のカルボキシル官能基を有していてもよい。これらの官能基は鎖末端、又は鎖内部に位置していてよいが、有利には鎖末端に位置している。
300〜20000、特に400〜10000、又は800〜4000の重量平均分子量(Mw)を有するシリコーンが、好ましく使用される。
このシリコーンは、次の式:
Figure 2010540604
[上式中:
−W及びW'は互いに独立して、OH又はCOOHであり;好ましくはW=W'であり;
−p及びqは互いに独立して、0又は1に等しく、
−R及びR'は互いに独立して、1〜12の炭素原子、特に2〜8の炭素原子を有し、場合によってはO、S及びN、特にO(エーテル)から選択される一又は複数のヘテロ原子を有していてもよい、飽和又は不飽和、又は芳香族、直鎖状、分枝状及び/又は環状の二価の炭素、特に炭化水素基であり;
特にR及び/又はR'はa=1-12である、式-(CH)-のもの、特にメチレン、エチレン、プロピレン、フェニレン;又はx=1、2又は3であり、z=1-10である;特にx=2又は3であり、z=1-4である;さらに好ましくはx=3であり、z=1である式-[(CH)O]のものであってよく;
−R1ないしR6は互いに独立して、1〜20の炭素原子、特に2〜12の炭素原子を有する、飽和又は不飽和、又は芳香族、直鎖状、分枝状及び/又は環状の炭素基であり;好ましくはR1ないしR6は飽和しているか、又は芳香族であり、アルキル基、特にメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチル、デシル、ドデシル、及びオクタデシル基、シクロアルキル基、特にシクロヘキシル基、アリール基、特にフェニル及びナフチル、アリールアルキル基、特にベンジル及びフェニルエチル及びトリル及びキシリル基から、特に選択されてもよく、
−m及びnは互いに独立して、シリコーンの重量平均分子量(Mw)が300〜20000、特に400〜10000、又は800〜4000になるような、1〜140の整数である]
のものであってよい。
特に、α,ω-ジオール又はα,ω-ジカルボキシルポリアルキルシロキサン類、特にα,ω-ジオールポリジメチルシロキサン類、及びα,ω-ジカルボキシルポリジメチルシロキサン類;α,ω-ジオール又はα,ω-ジカルボキシルポリアリールシロキサン類、特にα,ω-ジオール又はα,ω-ジカルボキシルポリフェニルシロキサン類;シラノール官能基を有するポリアリールシロキサン類、例えばポリフェニルシロキサン;シラノール官能基を有するポリアルキルシロキサン類、例えばポリジメチルシロキサン;シラノール官能基を有するポリアリール/アルキルシロキサン類、例えばポリフェニル/メチルシロキサン又はポリフェニル/プロピルシロキサンを挙げることができる。
特に、400〜10000、又は500〜5000、さらには800〜4000の重量平均分子量(Mw)を有する、α,ω-ジオール-ポリジメチルシロキサン類が使用されるであろう。
前記シリコーンが存在する場合、それは、重縮合物の重量に対して、好ましくは0.1〜15重量%、特に1〜10重量%、さらには2〜8重量%であってよい。
本発明の重縮合物は、上述したもの以外の他のファミリーのモノマーを含有せず;特に芳香族のモノカルボン酸を含有しない。重縮合物は、上述したモノマーのみを反応させることにより得られるという事実は、エステル化及び重合化反応において、反応中、触媒、プライマー、又は任意の他の慣習的なアジュバントの存在を明らかに除外しない。
好ましくは、本発明の重縮合物は:
−重縮合物g当たりの水酸化カリウムのmgで表して、1以上;特に2〜30、好ましくは2.5〜15の酸価;及び/又は
−重縮合物g当たりの水酸化カリウムのmgで表して、40以上;特に40〜120、好ましくは45〜80のヒドロキシル価;
を有する。
これらの酸及びヒドロキシル価は、通常の分析方法により、当業者にて容易に測定することができる。
好ましくは、本発明の重縮合物は、110℃で測定して、20〜4000mPa.s、特に30〜3500mPa.s、又は40〜3000mPa.s、より好ましくは50〜2500mPa.sの粘度を有する。この粘度は、実施例の前に記載した方法により測定される。
好ましくは、本発明の重縮合物は、1500〜300000、又は2000〜200000、特に3000〜150000の重量平均分子量(Mw)を有する。
平均分子量は、考慮されるポリマーの溶解度に応じて、ゲル浸透クロマトグラフィー又は光散乱により測定されてよい。
本発明のポリマーの重要な特徴の一つは、以下のような特徴である、非常に高い粘度を有することである。
25℃でこの粘度を測定した場合(特に、ポリマーが固体形態でない場合)、それは、厳密には5000mPa.s(センチポアズ)以上、特に5100〜10000mPa.s、又は6000〜9500mPa.sである。
好ましくは、本発明の重縮合物は、110℃で測定して、100〜4000mPa.s、特に130〜3500mPa.s、又は150〜3000mPa.s、より好ましくは200〜2500mPa.sの粘度を有する。
さらに好ましくは、本発明の重縮合物は、80℃で測定して、150〜5000mPa.s、特に200〜4000mPa.s、又は250〜3000mPa.s、より好ましくは300〜2000mPa.sの粘度を有する。
この粘度は、ブルックフィールド(Brookfield)CAP1000+タイプのコーン-プレート粘度計を使用して測定されてよい。適切なコーン-プレートは、当業者自身の知識に基づき、特に:
−50〜500mPa.s、コーン02を使用可能
−500〜1000mPa.s:コーン03
−1000〜4000mPa.s:コーン05
−4000〜10000mPa.s:コーン06
にて測定される。
さらに重縮合物は、有利には、慣習的に使用される化粧品用の油性媒体、特に植物性油、アルカン類、脂肪エステル、脂肪アルコール、シリコーン油、特にイソドデカン、パーリーム(Parleam)、イソノナン酸イソノニル、オクチルドデカノール、フェニルトリメチコーン、C12-C15安息香酸アルキル、及び/又はD5(デカメチルシクロペンタシロキサン)を含有する媒体に溶解する。
溶解なる用語は、ポリマーが、70℃にて、少なくとも50重量%の量で、イソドデカン、パーリーム、イソノナン酸イソノニル、オクチルドデカノール、C12-C15安息香酸アルキルから選択される少なくとも一の溶媒に透明溶液を形成することを意味すると理解される。いくつかの化合物は、ある種の適用分野において特に有利な溶解度、すなわち上述した少なくとも一の溶媒において、25℃にて少なくとも50重量%の量での溶解度を有する。
本発明の重縮合物は、当業者に慣習的に使用される、エステル化/重縮合方法を介して調製されてよい。例証のために、一般的な調製方法は:
−ポリオールと非芳香族のモノカルボン酸とを混合し、
−好ましくは形成された水分を徐々に蒸留しつつ、不活性雰囲気下、混合物を、まず融点(一般的には110-130℃)で、ついで150〜220℃の温度で、モノカルボン酸が全体的に消費される(1以下の酸価が得られた時)まで加熱し、ついで、
−場合によっては、90〜150℃の温度まで、混合物を冷却し、
−1回で又は逐次、ポリカルボン酸及び/又は環状無水物及び/又はラクトン、場合によってはヒドロキシル又はカルボキシル官能基を有するシリコーンを添加し、ついで、
−好ましくは形成した水分を除去し続けながら、酸価、粘度、ヒドロキシル価、及び溶解度に関して、所望の特徴が得られるまで、220℃以下、特に170〜220℃の温度で再度加熱する、
ことからなる。
例えば、スルホン酸型(特に、1%〜10%の重量濃度)、又はチタナート型(特に、5〜100ppmの重量濃度)の、従来からのエステル化触媒を添加することができる。また、水分の除去を容易にするために、減圧下、及び/又はキシレン等の不活性溶媒において、全体的又は部分的に反応を実施することもできる。有利には、触媒も溶媒も使用しない。
前記調製方法は、長時間にわたる加熱に関連した分解の可能性を制限するために、反応媒体に、少なくとも一の酸化防止剤を、特にモノマーの全重量に対して0.01%〜1%の重量濃度で添加する工程をさらに含んでもよい。酸化防止剤は、第1級型又は第2級型のものであってよく、ヒンダードフェノール類、芳香族の第2級アミン類、有機リン化合物、硫黄化合物、ラクトン類、及びアクリル性ビスフェノール類;及びその混合物から選択されてよい。特に好ましい酸化防止剤としては、特にBHT、BHA、TBHQ、1,3,5-トリメチル-2,4,6-トリス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)ベンゼン、3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシケイ皮酸オクタデシル、テトラキス-メチレン-3-(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオン酸メタン、3-(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオン酸オクタデシル、2,5-ジ-tert-ブチルヒドロキノン、2,2-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール)、2,2-メチレンビス(4-エチル-6-tert-ブチルフェノール)、4,4-ブチリデンビス(6-tert-ブチル-m-クレゾール)、N,N-ヘキサメチレンビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシヒドロシンナマミド)、ペンタエリトリトール-テトラキス(3-(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオナート)、特にチバ社(CIBA)からイルガノックス(IRGANOX)1010の名称で市販されているもの;3-(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオン酸オクタデシル、特にチバ社からイルガノックス1076の名称で市販されているもの;1,3,5-トリス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)-1,3,5-トリアジン-2,4,6-(1H,3H,5H)トリオン、特にマイゾ・オブ・ノルクロス(Mayzo of Norcross)、Gaから、BNX3114の名称で市販されているもの;ジステアリル-ペンタエリトリトール-ビホスファイト、トリス(2,4-ジ-tert-ブチルフェニル)亜リン酸塩、特にチバ社からイルガフォス(IRGAFOS)168の名称で市販されているもの;チオジプロピオン酸ジラウリル、特にチバ社からイルガノックスPS800の名称で市販されているもの;ビス(2,4-ジ-tert-ブチル)ペンタエリトリトールジホスファイト、特にチバ社からイルガフォス126の名称で市販されているもの;ビス(2,4-ビス[2-フェニルプロパン-2-イル]フェニル)ペンタエリトリトールジホスファイト、トリフェニルホスファイト、(2,4-ジ-tert-ブチルフェニル)ペンタエリトリトールジホスファイト、特にGEスペシャリティ・ケミカルズ(Speciality Chemicals)からウルトラノックス(ULTRANOX)626の名称で市販されているもの;トリス(ノニルフェニル)ホスファイト、特にチバ社からイルガフォスTNPPの名称で市販されているもの;N,N-ヘキサメチレンビス(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシヒドロシンナマミド)とトリス(2,4-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスファートの1:1混合物、特にチバ社からイルガノックスB1171の名称で市販されているもの;テトラキス(2,4-ジ-tert-ブチルフェニル)ホスファイト、特にチバ社からイルガフォスP-EPQの名称で市販されているもの;チオジプロピオン酸ジステアリル、特にチバ社からイルガノックスPS802の名称で市販されているもの;2,4-ビス(オクチルチオメチル)-o-クレゾール、特にチバ社からイルガノックス1520の名称で市販されているもの;4,6-ビス(ドデシルチオメチル)-o-クレゾール、特にチバ社からイルガノックス1726の名称で市販されているもの;を挙げることができる。
本発明の重縮合物は、生理学的、特に化粧品的又は製薬的に許容可能な媒体、すなわち皮膚組織、例えば顔又は体の皮膚、ケラチン物質、例えば毛髪、睫毛、眉毛及び爪と融和性のある媒体をさらに含む組成物、特に化粧品用又は製薬用組成物において非常に有利に使用され得る。
もちろん、組成物に存在する重縮合物の量は、組成物の種類及び所望の特性に依存し、最終的な化粧品用又は製薬用組成物の重量に対して、非常に広範囲、一般的に0.1〜70重量%、好ましくは1〜50重量%、特に10〜45重量%、さらには20〜40重量%、さらに好ましくは25〜35重量%で変化し得る。
意図する用途において、本組成物は、この種の組成物に一般的な成分を含有していてよい。
本発明の組成物は、本発明のポリマーについての溶剤を構成し、揮発性又は非揮発性で、炭素含有、炭化水素、フッ化及び/又はシリコーン油、及び/又は鉱物性、動物性、植物性又は合成由来の溶媒から、単独で又は混合物として選択される少なくとも一の化合物を含有していてもよい液状脂肪相を有利には含み、但し、それらは均質で安定した混合物を形成し、意図する使用と融和性のあるものである。
本発明の目的において、「揮発性」なる表現は、室温(25℃)、大気圧(1atm)で、ケラチン物質又は唇と接触して1時間未満に蒸発可能な任意の化合物を意味すると理解される。特に、この揮発性化合物は、室温、大気圧で0ではない蒸気圧、特に0.13Pa〜40000Pa(10−3〜300mmHg)の範囲、さらには1.3Pa〜13000Pa(0.01〜100mmHg)の範囲、特に1.3Pa〜1300Pa(0.01〜10mmHg)の範囲の蒸気圧を有する。対照的に、「非揮発性」なる表現は、室温、大気圧で、ケラチン物質又は唇上に少なくとも1時間、そのまま残る化合物、特に10−2mmHg(0.13Pa)未満の蒸気圧を有するものを意味すると理解される。
好ましくは、本発明の組成物の生理学的に許容可能な媒体は、単独で又は混合物として以下のものから選択され得る、少なくとも一の油及び/又は溶媒を、液状脂肪相に含有していてもよい:
1/モノアルコール及びポリアルコールとモノカルボン酸とのエステル、有利には、該エステルはC12-C15安息香酸アルキルであるか、又は次の式:R'-COO-R'
[上式中、
R'は、場合によっては一又は複数のエチレン性二重結合を有していてもよく、置換されていてもよい、1〜40の炭素原子、好ましくは7〜19の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基を表し、その炭化水素鎖には、N及びOから選択される一又は複数のヘテロ原子、及び/又は一又は複数のカルボニル官能基が挿入されていてもよく、さらに
R'は、場合によっては一又は複数のエチレン性二重結合を有していてもよく、置換されていてもよい、1〜40の炭素原子、好ましくは3〜30の炭素原子、さらに好ましくは3〜20の炭素原子を有する直鎖状又は分枝状のアルキル基を表し、その炭化水素鎖には、N及びOから選択される一又は複数のヘテロ原子、及び/又は一又は複数のカルボニル官能基が挿入されていてもよい]
に相当する。
「置換されていてもよい」なる表現は、R'及び/又はR'が、例えばO及び/又はNから選択される一又は複数のヘテロ原子を有する基、例えばアミノ、アミン、アルコキシ、ヒドロキシルから選択される、一又は複数の置換基を担持していてもよいことを意味すると理解される。
R'基の具体例は、脂肪酸、好ましくは酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノレン酸、リノール酸、オレオステアリン酸、アラキドン酸、及びエルカ酸、及びそれらの混合物により構成される群から選択される高級脂肪酸から誘導されるものである。好ましくは、R'は、4〜14の炭素原子、より好ましくは8〜10の炭素原子を有する、分枝状で未置換のアルキル基であり、R'は、5〜15の炭素原子、好ましくは9〜11の炭素原子を有する、分枝状で未置換のアルキル基である。
特に、N及びOの一又は複数のヘテロ原子、及び/又は一又は複数のカルボニル官能基が、それらの炭化水素鎖に挿入されていてもよいC-C48エステル:特にプルセリン油(セトステアリルオクタノアート)、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、2-エチルヘキシルパルミタート、2-オクチルドデシルステアラート、2-オクチルドデシルエルカート、イソステアリン酸イソステアリル、C12ないしC15安息香酸アルコール、ラウリン酸ヘキシル、又はアジピン酸ジイソプロピル;及びアルコール又はポリアルコールのヘプタノアート類、オクタノアート類、デカノアート類、又はリシノレアート類、例えば脂肪アルコールとのもの、特にプロピレングリコールジオクタノアート、及びN-ラウロリルサルコシン酸イソプロピル(特に、味の素のエルドゥー(Eldew)-205SL);ヒドロキシルエステル、例えば乳酸イソステアリル、リンゴ酸ジイソステアリル;及びペンタエリトリトールエステル;分枝状のC8-C16エステル、特にネオペンタン酸イソヘキシルを、好ましく挙げることができる。
2/脂肪酸がCないしC24の多様な鎖長さを有し、これらの鎖が直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和であってよい、グリセローの脂肪酸エステルで構成されるトリグリセリドが高含有量である植物性の炭化水素油;これらの油は、特に小麦胚芽油、トウモロコシ油、ヒマワリ油、シア油、ヒマシ油、スイートアルモンド油、マカダミア油、アプリコット油、大豆油、菜種油、綿実油、ルーサン油、ケシの実油、カボチャ種油、ゴマ油、ゴード油、アボカド油、ヘーゼルナッツ油、グレープシード又はクロフサスグリの実油、マツヨイグサ油、穀類油、大麦油、キノア油、オリブ油、ライ麦油、ベニバナ油、ククイノキ油、トケイソウ油、マスクローズ油、ホホバ油、パーム油、カロフィラム油;又はカプリル/カプリン酸のトリグリセリド類、例えばステアリネリー・デュボア社(Stearinerie Dubois)社から販売されているもの、又はダイナミットノーベル社(Dynamit Nobel)から「ミグリオール(Miglyol)810(登録商標)」、「812(登録商標)」及び「818(登録商標)」の名称で販売されているものである。
3/C6-C32、特にC12-C26のアルコール類、中でもモノアルコール類、、例えばオレイルアルコール、リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、イソステアリルアルコール、2-ヘキシルデカノール、2-ブチルオクタノール、2-ウンデシルペンタデカノール、及びオクチルドデカノール。
4/5〜100の炭素原子を有する炭化水素油から選択されてよい、揮発性又は非揮発性、直鎖状又は分枝状で、合成又は鉱物性由来の炭化水素油、特にワセリン、ポリデセン類、水素化ポリイソブテン類、例えばパーリーム、スクワラン、及びペルヒドロスクワレン、及びそれらの混合物。
特に、直鎖状、分枝状及び/又は環状のC5-C48アルカン類、好ましくは分枝状のC8-C16アルカン類、例えば石油由来のC8-C16イソアルカン類(イソパラフィンとも称される);特にデカン、ヘプタン、ドデカン、及びシクロヘキサン;及びイソドデカン、イソデカン、及びイソヘキサデカンを挙げることができる。
5/揮発性又は非揮発性のシリコーン油;
揮発性シリコーン油としては、揮発性で、直鎖状又は環状のシリコーン油、特に8センチストーク未満の粘度を有するもの、中でも2〜10のケイ素原子を有するものであり、これらのシリコーン類は、場合によっては1〜22の炭素原子を有するアルキル又はアルコキシ基を有していてもよく;特に、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン、ヘプタメチルヘキシルトリシロキサン、ヘプタメチルオクチルトリシロキサン、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペンタシロキサン、メチルヘキシルジメチルシロキサン、及びそれらの混合物を挙げることができる。
本発明で使用可能な非揮発性のシリコーン油は、ポリジメチルシロキサン類(PDMS)、シリコーン鎖の末端及び/又はペンダントして、アルキル又はアルコキシ基を有し、それぞれの基が2〜24の炭素原子を有するポリジメチルシロキサン類、フェニル化シリコーン類、例えばフェニルトリメチコーン類、フェニルジメチコーン類、フェニルトリメチルシロキシジフェニルシロキサン類、ジフェニルジメチコーン類、ジフェニルメチルジフェニルトリシロキサン類、2-フェニルエチルトリメチルシロキシシリカート類であってよい。
好ましくは、本発明の組成物の生理学的に許容可能な媒体は、液状脂肪相に、イソドデカン、パーリーム、イソノナン酸イソノニル、オクチルドデカノール、フェニルトリメチコーン、C12-C15安息香酸アルキル、及び/又はD5(デカメチルシクロペンタシロキサン)から、単独で又は混合物として選択される、少なくとも一の油及び/又は溶媒を含有せしめてなる。
液状脂肪相は、単独で又は混合物として:
− フッ化油、例えばペルフルオロポリエーテル、ペルフルオロアルカン類、例えばペルフルオロデカリン、ペルフルオロダマンタン類、ペルフルオロアルキルホスファートのモノエステル、ジエステル及びトリエステル、及びフッ化エステル油;
− 動物由来の油;
− CないしC40、特にC10-C40エーテル;室温で液状のプロピレングリコールエーテル、例えばプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセタート、ジプロピレングリコールモノ-n-ブチルエーテル;
− C-C32脂肪酸、例えばオレイン酸、リノール酸、リノレン酸、及びそれらの混合物;
− 6〜30の炭素原子、特に8〜28の炭素原子、好ましくは10〜24の炭素原子、及びO及びNから選択される4つのヘテロ原子を有するアミド及び/又はエステルから選択される2つの官能基を有する二官能性油で;アミド及びエステル官能基が、好ましくは鎖中に存在するもの;
− 室温(25℃)で液状のケトン類、例えばメチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン、アセトン;
− 室温で液状のアルデヒド類、例えばベンズアルデヒド、アセトアルデヒド;
から選択され得る、付加的な油及び/又は溶媒をさらに含有していてもよい。
液状脂肪相は、組成物の全重量に対して1〜90重量%、特に5〜75重量%、中でも10〜60重量%、さらには25〜55重量%であってよい。
本発明の組成物は、有利には特に:
−シリカ、特に疎水性シリカ、例えば欧州特許第A-898960号公報に記載されているもの、例えばデグサ社(Degussa)から「アエロジルR812(登録商標)」、キャボット社(Cabot)から「CAB-O-SIL TS-530(登録商標)」、「CAB-O-SIL TS-610(登録商標)」、「CAB-O-SIL TS-720(登録商標)」、デグサ社から「アエロジルR972(登録商標)」、「アエロジルR974(登録商標)」の参照名で販売されているもの;
−クレー類、例えばモンモリロナイト、変性クレー類、例えばベントーン類、特にステアラルコニウムヘクトライト、ステアラルコニウムベントナイト、
−多糖類のアルキルエーテル(アルキル基が、特に1〜24、好ましくは1〜10、さらに好ましくは1〜6、中でも1〜3の炭素原子を有するもの)、例えば欧州特許第A-898958号公報に記載されているもの:
から選択され得る増粘剤を含有していてもよい。
本発明の組成物中の増粘剤の量は、組成物の全重量に対して0.05〜40重量%、好ましくは0.5〜20重量%、さらに好ましくは1〜15重量%の範囲であってよい。
本発明の組成物は、少なくとも一の、植物性、動物性、鉱物性、又は合成由来のロウ、又はシリコーンロウをさらに含有していてもよい。
特に、単独で又は混合物として、炭化水素ロウ、例えばミツロウ、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、オーリクリーロウ、モクロウ、コルク繊維ロウ、又はサトウキビロウ;パラフィンロウ、亜炭ロウ;マイクロクリスタリンワックス;ラノリンロウ;モンタンロウ;オゾケライト類;ポリエチレンロウ;フィッシャー-トロプシュ合成法により得られたロウ;水素化油、脂肪エステル及びグリセリド類で、25℃で凝固状のものを挙げることができる。またシリコーンロウを使用することも可能で、アルキルポリメチルシロキサン、アルコキシポリメチルシロキサン及び/又はポリメチルシロキサンエステルを挙げることができる。
本発明の組成物におけるロウの量は、組成物の全重量に対して0.1〜70重量%、好ましくは1〜40重量%、さらに好ましくは5〜30重量%の範囲であってよい。
本発明の組成物は、粉状化合物、例えば顔料、フィラー、真珠光沢剤及びグリター、及び/又は脂溶性又は水溶性着色剤から選択される、一又は複数の着色物質をさらに含有してよい。
着色物質、特に粉状着色物質は、組成物の重量に対して0.01〜50重量%、好ましくは0.1〜40重量%、さらには1〜30重量%の量で、組成物に存在してよい。顔料なる表現は、組成物を着色させることを意図しており、生理学的な媒体に不溶の、白色又は有色で、任意の形状の無機物又は有機物を意味すると理解されるべきである。真珠光沢剤なる表現は、特にある種の軟体動物により貝殻の内部に生成されるか、又は合成された、任意の形状をした真珠光沢のある粒子を意味すると理解されるべきである。
顔料は、白色又は有色で、無機及び/又は有機の干渉性のもの又は非干渉性のものであってよい。無機顔料としては、表面処理されていてもよい二酸化チタン、酸化ジルコニウム又は酸化セリウム、及び酸化鉄又は酸化クロム、マンガンバイオレット、ウルトラマリンブルー、クロム水和物、及びフェリックブルーを挙げることができる。有機顔料としては、カーボンブラック、D&C型の顔料、及びカルミン-、バリウム-、ストロンチウム-、カルシウム及びアルミニウムをベースとしたラッカー類を挙げることができる。真珠光沢顔料は、白色の真珠光沢顔料、例えば、チタン又はオキシ塩化ビスマスで被覆されたマイカ、有色の真珠光沢顔料、例えば、酸化鉄で被覆されたマイカ-チタン、特にフェリックブルー又は酸化クロムで被覆されたマイカ-チタン、上述したタイプの有機顔料で被覆されたマイカ-チタン、及びオキシ塩化ビスマスをベースとした真珠光沢顔料から選択されてよい。
フィラーは、無機又は有機で、ラメラ状又は球状であってよい。タルク、マイカ、シリカ、カオリン、ナイロン及びポリエチレンパウダー、ポリ-β-アラニン、及びポリエチレンパウダー、テフロン、ラウロイルリジン、スターチ、窒化ホウ素、 テトラフルオロエチレンポリマーパウダー、中空のミクロスフィア、例えばエクスパンセル(Expancel)(ノーベルインダストリー社(Nobel Industrie))、ポリトラップ(ダウ・コーニング社(Dow Corning))、及びシリコーン樹脂のマイクロビーズ(例えば、東芝(Toshiba)のトスパール(Tospearl)、沈降性炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム及び炭酸水素マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、中空シリカのミクロスフィア(マプレコス社(MAPRECOS)のシリカビーズ)、ガラス又はセラミックのマイクロカプセル、8〜22の炭素原子、好ましくは12〜18の炭素原子を有する有機カルボン酸から誘導される金属石鹸、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、又はステアリン酸リチウム、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウムを挙げることができる。
脂溶性着色剤は、例えばスーダン・レッド、DCレッド17、DCグリーン6、β−カロテン、大豆油、スーダン・ブラウン、DCイエロー11、DCバイオレット2、DCオレンジ5、及びキノリンイエローである。それらは組成物の重量に対して、0.01〜20重量%、好ましくは0.1〜6重量%であってよい。
水溶性着色剤は、例えばビート汁、メチレンブルーであり、組成物の全重量に対して0.01〜6重量%であってよい。
本組成物は、化粧品用組成物に一般的に使用されている他の成分をさらに含有していてもよい。このような成分は、酸化防止剤、香料、精油、防腐剤、化粧品用活性剤、保湿剤、ビタミン類、セラミド類、サンスクリーン剤、界面活性剤、展着剤、湿潤剤、分散剤、消泡剤、中和剤、安定剤、ポリマー、特に脂溶性の皮膜形成ポリマー、及びその混合物から選択されてよい。
もちろん、当業者であれば、考えられる添加により、本発明の使用について組成物の有利な特性が損なわれないか又は実質的に損なわれないように留意して、これ又はこれらの任意の付加的な化合物及び/又はそれらの量を選択するであろう。
本発明の組成物は、化粧品用又は製薬用組成物において、任意の許容可能な慣習的形態で提供されてよい。
よって、それらは、懸濁液、分散液、特に小胞体により水に油が分散したもの;場合によっては増粘又はゲル化していてもよい有機又は油性の溶液:水中油型、油中水型又は多相エマルション;ゲル又はフォーム;油性又は乳化したゲル;小胞体、特に脂質小胞体の分散液;2相又は多相ローション;スプレー;ローション、クリーム、膏薬、柔軟なペースト、軟膏、成形又は鋳型の固形物、特に棒状又は皿状の形態のもの、又は圧密された固形物の形態で提供されてもよい。
当業者であれば、自身の一般的な知識に基づき、一方では使用される成分の性質、特に担体におけるそれらの溶解度、他方では組成物の考慮される用途を配慮し、適切な生薬形態、及びその調製方法を選択可能であろう。
本発明の組成物は、従来技術に対して改善された光沢、及び光沢の保持力を有し、ケラチン物質、例えば毛髪、皮膚、睫毛、眉毛、爪、唇、頭皮の手入れ又はメークアップ、特に唇、睫毛及び/又は顔のメークアップに使用可能である。
よって、それらは、体又は顔の皮膚、唇、睫毛、眉毛、毛髪、頭皮又は爪を手入れ及び/又はメークアップするための製品;抗日光又は自己サンタンのための製品;又は毛髪の染色、コンディショニング及び/又は手入れのための毛髪用製品の形態で提供されてよく;それらは、有利にはマスカラ、リップスティック、リップグロス、ほほ紅又はアイシャドウ、又はファンデーションの形態で提供される。
本発明の主題は、上述した化粧品用組成物を、ケラチン物質、特に顔又は体の皮膚、唇、爪、毛髪及び/又は睫毛に適用することを含む、該ケラチン物質の美容処理方法にある。
本発明のこの方法により、本発明のリップスティック又はリップグロス組成物を適用することで、特に唇を手入れ又はメークアップすることができる。
本発明を以下の実施例により、さらに詳細に例証する。
実施例1:イソフタル酸ペンタエリトリトール/イソステアラートの合成
280gのイソステアリン酸と100gのペンタエリトリトールを、機械的攪拌機、アルゴン挿入口、及び蒸留システムを具備する反応器に充填し、穏やかなアルゴン流下、均質な溶液が得られるまで、110-130℃まで、混合物を徐々に加熱する。ついで、温度を徐々に180℃まで上昇させ、約2時間維持する。温度を再度220℃まで上昇させ、1未満の酸価が得られるまで、約11時間維持する。100〜130℃の温度まで混合物を冷却し、ついで、100gのイソフタル酸を導入し、約11時間、220℃まで再度徐々に加熱する。
このようにして、かなり増粘した油の形態で、420gのイソフタル酸ペンタエリトリチル/イソステアラートの重縮合物が得られる。
重縮合物は以下の特徴を有する:
−酸価=3.5
−η110℃=2280mPa.s
実施例2:セバシン酸ジグリセリル/イソステアラートの合成
295gのイソステアリン酸、100gのジグリセロール及び105gのセバシン酸を、機械的攪拌機、アルゴン挿入口、及び蒸留システムを具備する反応器に充填し、ついで、混合物を220℃まで徐々に加熱し、その温度を約7時間維持する。
このようにして、非常に増粘した油の形態で、430gの重縮合物が得られる。
重縮合物は以下の特徴を有する:
−酸価=5.3
−η110℃=1040mPa.s
実施例3:セバシン酸グリセリル/イソステアラートの合成
280gのイソステアリン酸、85gのグリセロール及び135gのセバシン酸を、機械的攪拌機、アルゴン挿入口、及び蒸留システムを具備する反応器に充填し、ついで、混合物を220℃まで徐々に加熱し、その温度を約7時間維持する。
このようにして、増粘した油の形態で、410gの重縮合物が得られる。
重縮合物は以下の特徴を有する:
−酸価=6.4
−η80℃=164mPa.s
実施例4:セバシン酸ソルビトール/イソステアラートの合成
305gのイソステアリン酸、105gのソルビトール及び90gのセバシン酸を、機械的攪拌機、アルゴン挿入口、及び蒸留システムを具備する反応器に充填し、ついで、混合物を180℃まで徐々に加熱し、その温度を約30時間維持する。
このようにして、非常に増粘した油の形態で、400gの重縮合物が得られる。
重縮合物は以下の特徴を有する:
−酸価=20.8
−η80℃=584mPa.s
実施例5
以下の組成を有するリップスティックを調製する:
−実施例1の重縮合物 30g
−ポリエチレンロウ 11g
−顔料及びフィラー 7g
−パーリーム(水素化イソパラフィン) 全体を100gにする量
唇に適用した後、有色で光沢のある皮膜が得られ、少なくとも2時間、光沢が保持されていた。
実施例1の重縮合物を、実施例2、3又は4の重縮合物に置き換えることにより、同様の方法でリップスティックを調製することもできる。
実施例6:イソステアリン酸ジグリセリル/グルタマート/セバカートの合成
280gのイソステアリン酸、115gのジグリセロール、15gのグルタミン酸及び90gのセバシン酸を、機械的攪拌機、アルゴン挿入口、及び蒸留システムを具備する反応器に充填し、ついで、混合物を230℃まで加熱し、その温度を約5時間維持する。
このようにして、増粘した油の形態で、430gの重縮合物が得られる。
重縮合物は以下の特徴を有する:
−酸価=8.0
−η80℃=300mPa.s
実施例7:セバシン酸グリセリル/トランス-アコニタート/イソステアラートの合成
270gのイソステアリン酸、90gのジグリセロール、35gのトランス-アコニット酸、及び150gのセバシン酸を、機械的攪拌機、アルゴン挿入口、及び蒸留システムを具備する反応器に充填し、ついで、混合物を230℃まで徐々に加熱し、その温度を約8時間維持する。
このようにして、増粘した油の形態で、440gの重縮合物が得られる。
重縮合物は以下の特徴を有する:
−酸価=1.2
−η80℃=228mPa.s
実施例8:セバシン酸ジグリセリル/トランス-アコニタート/イソステアラートの合成
295gのイソステアリン酸、105gのジグリセロール、15gのトランス-アコニット酸、及び85gのセバシン酸を、機械的攪拌機、アルゴン挿入口、及び蒸留システムを具備する反応器に充填し、ついで、混合物を220℃まで徐々に加熱し、その温度を約7時間維持する。
このようにして、増粘した油の形態で、450gの重縮合物が得られる。
重縮合物は以下の特徴を有する:
−酸価=4.2
−η80℃=384mPa.s
実施例9:セバシン酸ジグリセリル/トランス-アコニタート/イタコナート/イソステアラートの合成
280gのイソステアリン酸、115gのジグリセロール、15gのトランス-アコニット酸、10gの無水イタコン酸、及び80gのセバシン酸を、機械的攪拌機、アルゴン挿入口、及び蒸留システムを具備する反応器に充填し、ついで、混合物を220℃まで徐々に加熱し、その温度を約8時間維持する。
このようにして、増粘した油の形態で、450gの重縮合物が得られる。
重縮合物は以下の特徴を有する:
−酸価=4.5
−η80℃=555mPa.s

Claims (20)

  1. 化粧品的又は製薬的に許容可能な媒体に、少なくとも一の重縮合物を含有せしめてなり、該重縮合物が、単独で次のモノマー:
    −重縮合物の全重量に対して10〜30重量%の、3〜6のヒドロキシル基を有する一又は複数のポリオール;
    −重縮合物の全重量に対して30〜80重量%の、6〜32の炭素原子を有する、一又は複数の直鎖状、分枝状及び/又は環状で飽和又は不飽和の、非芳香族モノカルボン酸;
    −重縮合物の全重量に対して1〜40重量%の、一又は複数のポリカルボン酸、及び/又はこのようなポリカルボン酸の環状無水物、及び/又は少なくとも一のCOOH基を有するラクトン;及び
    場合によっては、重縮合物の全重量に対して0.1〜15重量%の、ヒドロキシル及び/又はカルボキシル官能基を有する一又は複数のシリコーン類;
    を反応させることによって得ることができるものである、化粧品用又は製薬用組成物。
  2. ポリオールが、単独で又は混合物として:
    −トリオール類、特に1,2,4-ブタントリオール、1,2,6-ヘキサントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、又はグリセロール;
    −テトラオール類、特にペンタエリトリトール、エリトリトール、ジグリセロール、又はジトリメチロールプロパン;
    −ペントール類、特にキシリトール;
    −ヘキソース類、特にソルビトール及びマンニトール;又はジペンタエリトリトール又はトリグリセロール;
    から選択される、請求項1に記載の組成物。
  3. ポリオール、又はポリオール混合物が、重縮合物の全重量に対して12〜25重量%、好ましくは14〜22重量%である、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 非芳香族のモノカルボン酸が、単独で又は混合物として、
    −飽和したモノカルボン酸、特にカプロン酸、カプリル酸、イソヘプタン酸、4-エチルペンタン酸、2-エチルヘキサン酸、4,5-ジメチルヘキサン酸、2-ヘプチルヘプタン酸、3,5,5-トリメチルヘキサン酸、オクタン酸、イソオクタン酸、ノナン酸、デカン酸、イソノナン酸、ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキジン酸、ベヘン酸、セロチン酸(ヘキサコサン酸);シクロペンタンカルボン酸、シクロペンタン酢酸、3-シクロペンチルプロピオン酸、シクロヘキサンカルボン酸、シクロヘキシル酢酸、4-シクロヘキシル酪酸;
    −不飽和であるか非芳香族のモノカルボン酸、特にカプロレイン酸、オブツシル酸、ウンデシレン酸、ドデシレン酸、リンデリン酸、ミリストレイン酸、フィセテリン酸、ツズ酸、パルミトレイン酸、オレイン酸、ペトロセリン酸、バクセン酸、エライジン酸、ゴンドン酸、ガドレイン酸、エルカ酸、ケトレイン酸、ネルボン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、アラキドン酸;
    から選択される、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 非芳香族のモノカルボン酸又は該酸の混合物が、最終重縮合物の全重量に対して、40〜75重量%、特に45〜70重量%、さらには50〜65重量%である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. ポリカルボン酸又はその無水物が、単独で又は混合物として、
    −2〜50の炭素原子を有する、飽和又は不飽和、又は芳香族であり、直鎖状、分枝状及び/又は環状のポリカルボン酸で;少なくとも2のカルボキシル基COOH;可能であれば、O、N及びSから選択される、1〜10の同一又は異なっているヘテロ原子を有し;及び/又は可能であれば、-CF-(二価)又は-CFから選択される、少なくとも一の過フッ化基を有しているもの;及びその無水物;
    −O、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子、特に1〜10の同一又は異なっているヘテロ原子を有し、及び/又は少なくとも一の過フッ化基-CF-又は-CFを有し、さらに少なくとも2のカルボキシル基COOHを有する、直鎖状又は分枝状で飽和又は不飽和の鎖を有するポリカルボン酸;及びその無水物;
    −O、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子、特に1〜10の同一又は異なっているヘテロ原子、及び少なくとも2のカルボキシル基COOHを有する、飽和又は不飽和で、又は芳香族、複素環のポリカルボン酸;及びその無水物;
    −特にアルドースの酸化により得られ、少なくとも2のカルボキシル基COOHを有する糖由来のポリカルボン酸;及びその無水物;
    −無水イタコン酸、及び1,4,5,8-ナフタレンテトラカルボン酸の1,4-一無水物;
    −ポリカルボキシル(複素環を含む)アミノ酸、すなわち場合によってはO、N及び/又はSから選択される少なくとも一のヘテロ原子、特に1〜10の同一又は異なっているヘテロ原子を有していてもよく、及び/又は場合によっては少なくとも一の過フッ化基-CF-又は-CFを有していてもよく;さらに少なくとも一の第1級、第2級又は第3級アミン官能基を有し、またさらには少なくとも2のカルボキシル基COOHを有する、直鎖状、分枝状及び/又は環状で飽和又は不飽和の鎖を含むポリカルボン酸;及びその無水物
    から選択される、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. ポリカルボン酸又はその無水物が、単独で又は混合物として、
    − デカン二酸、ドデカン二酸、シクロプロパンジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シクロブタンジカルボン酸、1,4-ナフタレンジカルボン酸、2,3-ナフタレンジカルボン酸、2,6-ナフタレンジカルボン酸、スベリン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、ピメリン酸、セバシン酸、アゼライン酸、グルタル酸、アジピン酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、及び脂肪酸二量体(特にC36のもの);
    − シクロヘキサントリカルボン酸、トリメリト酸、1,2,3-ベンゼントリカルボン酸、1,3,5-ベンゼントリカルボン酸;アコニット酸;
    − ブタンテトラカルボン酸及びピロメリト酸、
    − 2,2'-[1,5-ペンタンジイルビス(チオ)]ビス-酢酸
    − 6,6'-[(1,2-ジオキソ-1,2-エタンジイル)ジイミノ]ビス-ヘキサン酸
    − 2,2'-スルフィニルビス-酢酸
    − 4,13-ジオキソ-3,5,12,14-テトラアザヘキサデカン二酸
    − ポリ(エチレングリコール)ジスクシナート、特に質量250-600のもの
    − ポリ(エチレングリコール)ビス(カルボキシメチル)エーテル、特に質量250-600のもの
    − ポリ[オキシ(1,2-ジカルボキシ-1,2-エタンジイル)]、特にDP<10のもの
    − 8-[(カルボキシメチル)アミノ]-8-オキソオクタン酸
    − 2,2'-[メチレンビス(スルホニル)]ビス-酢酸
    − 4,4'-(1,6-ヘキサンジイルジイミノ)ビス[4-オキソブタン]酸
    − 4,9-ジオキソ-3,5,8,10-テトラアザドデカン二酸
    − 4-[(1-カルボキシエチル)アミノ]-4-オキソブタン酸
    − 6-[(3-カルボキシ-1-オキソプロピル)アミノ]ヘキサン酸
    − N,N'-(1,6-ジオキソ-1,6-ヘキサンジイル)ビス-グリシン
    − N,N'-(1,6-ジオキソ-1,6-ヘキサンジイル)ビス-フェニルアラニン
    − N,N'-(1,3-ジオキソ-1,3-プロパンジイル)ビス-グリシン
    − 4,4'-[(1,4-ジオキソ-1,4-ブタンジイル)ジイミノ]ビス-ブタン酸
    − 4,4'-[(1,6-ジオキソ-1,6-ヘキサンジイル)ジイミノ]ビス-ブタン酸
    − 6,6'-[1,6-ヘキサンジイルビス(イミノカルボニルイミノ)]ビス-ヘキサン酸
    − N-ベンゾイル-S-(カルボキシメチル)システイン
    − N,N'-(2,2,3,3-テトラフルオロ-1,4-ジオキソ-1,4-ブタンジイル)ビス-グリシン
    − N,N'-(2,2,3,3-テトラフルオロ-1,4-ジオキソ-1,4-ブタンジイル)ビス-アラニン
    − 4,4'-[(2,2,3,3-テトラフルオロ-1,4-ジオキソ-1,4-ブタン酸
    − N,N'-(1,5-ジオキソ-1,5-ペンタンジイル)ビス-グリシン
    − N,N'-(1,9-ジオキソ-1,9-ノナンジイル)ビス-グリシン
    − N,N'-(1,10-ジオキソ-1,10-デカンジイル)ビス[N-メチル]グリシン
    − プロパン二酸のビス(3-カルボキシプロピル)エステル
    − 7,16-ジオキソ-6,8,15,17-テトラアザドコサン二酸
    − N-ベンゾイル-N-(2-カルボキシエチル)-グリシン
    − [2-[(2-カルボキシメチル)アミノ]-2-オキソエチル]ベンゼンプロパン酸
    − [2-[(2-カルボキシエチル)アミノ]-2-オキソエチル]ベンゼンプロパン酸
    − 4,7,9,12-テトラオキサペンタデカン二酸
    − 2,3-ピリジンジカルボン酸
    − 4-ピラノン-2,6-ジカルボン酸
    − 2,5-ピラジンジカルボン酸
    − 2,5-ピリジンジカルボン酸
    − 2,3-ベンゾフランジカルボン酸
    − 7-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2,3-ジカルボン酸
    − 3,4-ピリジンジカルボン酸
    − 2,4-ピリジンジカルボン酸
    − 3,5-ピリジンジカルボン酸
    − 2,6-ピリジンジカルボン酸
    − 1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
    − 2,3-キノリンジカルボン酸
    − 6,6,7,7-テトラフルオロ-3-オキサビシクロ[3.2.0]ヘプタン-2,4-ジカルボン酸
    − 2,6-ピラジンジカルボン酸
    − 2,6-ジメチル-3,5-ピリジンジカルボン酸
    − 1-フェニル-1H-ピラゾール-3,4-ジカルボン酸
    − 2,5-フランジカルボン酸
    − 3,4-フランジカルボン酸
    − 1,2,5-チアジアゾール-3,4-ジカルボン酸
    − 1,4-ジヒドロ-1,2,4,5-テトラジン-3,6-ジカルボン酸
    − 2,3-フランジカルボン酸
    − 3,4-チオフェンジカルボン酸
    − 1H-1,2,3-トリアゾール-4,5-ジカルボン酸
    − 2-メチルイミダゾール-4,5-ジカルボン酸
    − 2,4-キノリンジカルボン酸
    − ナフト[2,1-b]フラン-1,2-ジカルボン酸
    − 3,4-キノリンジカルボン酸
    − 7-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト-5-エン-2,3-ジカルボン酸
    − 2,3-キノキサリンジカルボン酸
    − 1,4-ピペラジンジカルボン酸
    − 2,5-ジメチル-3,4-フランジカルボン酸
    − テトラヒドロ-2,5-チオフェンジカルボン酸
    − 4-フェニル-3,5-ピリジンジカルボン酸
    − チエノ[3,2-b]チオフェン-2,5-ジカルボン酸
    − 3-メチル-2,4-チオフェンジカルボン酸
    − ナフトスチリル-5,6-ジカルボン酸
    − 3-フェニル-2,4-キノリンジカルボン酸
    − 3,4-ジメチル-2,5-ジカルボキシチオフェン
    − 3,4-ジフェニル-2,5-チオフェンジカルボン酸
    − 2,5-ジフェニル-3,4-フランジカルボン酸
    − 7-オキソ-7H-ベンズイミダゾ[2,1-a]ベンズ[デ]イソキノリン-3,4-ジカルボン酸
    − 2,3-ジヒドロ-1,3-ジオキソ-1H-ベンズ[デ]イソキノリン-6,7-ジカルボン酸
    − 3,4-ビス(フェニルメトキシ)-2,5-フランジカルボン酸
    − 4,4'-ビ安息香酸-2,2'-スルホン
    − 2,7-ジフェニル-m-アントラゾリン-4,5-ジカルボン酸
    − 2,4-ピリミジンジカルボン酸
    − 2-フェニル-4,5-チアゾールジカルボン酸
    − 6-フェニル-2,3-ピリジンジカルボン酸
    − 5,6-ジメチル-2,3-ピラジンジカルボン酸
    − 3,7-ジベンゾチオフェンジカルボン酸
    − 9-オキソ-9H-キサンテン-1,7-ジカルボン酸
    − 2-(1,1-ジメチルエチル)-H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
    − 6,7-キノリンジカルボン酸
    − 6-メチル-2,3-ピリジンジカルボン酸
    − 4,5-ピリミジンジカルボン酸
    − 2-メチル-3,4-フランジカルボン酸
    − 1,2-インドリジンジカルボン酸
    − 2,8-ジベンゾチオフェンジカルボン酸
    − 3,6-ピリダジンジカルボン酸
    − 1,10-フェナントロリン-2,9-ジカルボン酸
    − 1,4,5,6-テトラヒドロ-5,6-ジオキソ-2,3-ピラジンジカルボン酸
    − 3,4-ジメトキシ-2,5-フランジカルボン酸
    − 2-エチル-4,5-イミダゾールジカルボン酸
    − 2-プロピル-1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
    − 4-フェニル-2,5-ピリジンジカルボン酸
    − 4,5-ピリダジンジカルボン酸
    − 1,4,5,8-テトラヒドロ-1,4:5,8-ジエポキシナフタレン-4a,8a-ジカルボン酸
    − 5,5-ジオキシド-2,8-ジベンゾチオフェンジカルボン酸
    − ピラゾロ[1,5-a]ピリジン-2,3-ジカルボン酸
    − 2,3-ジヒドロ-1H-ピロリジン-1,7-ジカルボン酸
    − 6-メチル-2,4,5-ピリジントリカルボン酸
    − ピロロ[2,1,5-cd]インドリジン-5,6-ジカルボン酸
    − 3,4-ビス(2,2,3,3,4,4,4-ヘプタフルオロブチル)-1H-ピロール-2,5-ジカルボン酸
    − 6,7,9,10,17,18,20,21-オクタヒドロジベンゾ[b,k][1,4,7,10,13,16]ヘキサオキサシクロオクタデシン-2,14-ジカルボン酸
    − 6,7,9,10,17,18,20,21-オクタヒドロジベンゾ[b,k][1,4,7,10,13,16]ヘキサオキサシクロオクタデシン-2,13-ジカルボン酸
    − 2-メチル-3,4-キノリンジカルボン酸
    − 4,7-キノリンジカルボン酸
    − 3,5-イソオキサゾールジカルボン酸
    − 2-(トリフルオロメチル)-3,4-フランジカルボン酸
    − 5-(トリフルオロメチル)-2,4-フランジカルボン酸
    − 6-メチル-2,4-キノリンジカルボン酸
    − 5-オキソ-1,2-ピロリジンジカルボン酸
    − 5-エチル-2,3-ピリジンジカルボン酸
    − 1,2-ジヒドロ-2-オキソ-3,4-キノリンジカルボン酸
    − 4,6-フェノキサチインジカルボン酸
    − 10,10-ジオキシド-1,9-フェノキサチインジカルボン酸
    − 3,4-ジヒドロ-2H-1,4-チアジン-3,5-ジカルボン酸
    − 2,7-ジ(tert-ブチル)-9,9-ジメチル-4,5-キサンテンジカルボン酸
    − 6-メチル-2,3-キノキサリンジカルボン酸
    − 3,7-キノリンジカルボン酸
    − 2,5-キノリンジカルボン酸
    − 2-メチル-6-フェニル-3,4-ピリジンジカルボン酸
    − 3,4-ジメチルチエノ[2,3-b]チオフェン-2,5-ジカルボン酸
    − 3,4-ジメトキシチオフェン-2,5-ジカルボン酸
    − 5-メチル-3,4-イソオキサゾールジカルボン酸
    − 2,6-ビス(アミノカルボニル)-3,5-ピリジンジカルボン酸
    − 3,5-ビス(アミノカルボニル)-2,6-ピラジンジカルボン酸
    − 2,3-ピリジンジカルボン酸
    − 6-(1,1-ジメチルエチル)-2-エチル-3,4-ピリジンジカルボン酸
    − 3-メチル-5-フェニル-2,4-チオフェンジカルボン酸
    − 1,2-ジヒドロ-2-オキソ-6-フェニル-3,5-ピリジンジカルボン酸
    − 8-メチル-2,4-キノリンジカルボン酸
    − 4-エチル-2,6-ジメチル-3,5-ピリジンジカルボン酸
    − 5-(フェノキシメチル)-2,4-フランジカルボン酸
    − 5-(アセチルアミノ)-3-メチル-2,4-チオフェンジカルボン酸
    − 2-(4-ヘプチルフェニル)-4,8-キノリンジカルボン酸
    − 2,8-ビス(4-ヘプチルフェニル)ピリド[3,2-g]キノリン-4,6-ジカルボン酸
    − 1,2,3,4,6,7,8,9-オクタヒドロ-2,8-ジオキソピリド[3,2]キノリン-3,7-ジカルボン酸
    − 2,8-ジメチルピリド[3,2-g]キノリン-3,7-ジカルボン酸
    − 5,6-キノリンジカルボン酸
    − 6-エチル-2-メチルシンコメロン酸
    − 2-メチル-6-プロピルシンコメロン酸
    − 6-イソプロピル-2-メチルシンコメロン酸
    − 6-tert-ブチル-2-メチルシンコメロン酸
    − 1,4-ジメチル-7-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2,3-ジカルボン酸
    − 1,2-ジヒドロ-2-オキソ-3,8-キノリンジカルボン酸
    − 1,2-ジヒドロ-2-オキソ-3,6-キノリンジカルボン酸
    − 1,2-ジヒドロ-2-オキソ-3,7-キノリンジカルボン酸
    − 3,7-ジメチル-2,8-ジフェニルピリド[3,2-g]キノリン-4,6-ジカルボン酸
    − 8-メチル-2,3-キノリンジカルボン酸
    − 3-[[(1,1-ジメチルエチル)アミノ]スルホニル]-2,5-チオフェンジカルボン酸
    − 4-(アセチルアミノ)-2,3-チオフェンジカルボン酸
    − 2,5-ピリジンジカルボン酸
    − 2,6-ピリジンジカルボン酸
    − 2,4-チオフェンジカルボン酸
    − 2,5-チオフェンジカルボン酸
    − 1,4-ピラン-2,6-ジカルボン酸
    − リバル酸
    − グルカル酸
    − キシラル酸
    − アラビナル酸
    − マンナル酸
    − イダル酸
    − アルトラル酸
    − L-グルカル酸
    − L-アラビナル酸
    − アラル酸
    − ガラクタル酸
    − メソ-酒石酸
    − D-グルカル酸
    − L-イダル酸
    − ヘキサル酸
    − 2,3-ジヒドロキシブタン二酸
    − D-酒石酸
    − D,L-酒石酸
    − D-グルカル酸
    − 酒石酸
    − テトラヒドロキシコハク酸
    − 2-カルボキシ-2,3-ジデオキシ-D-マンノ-2-オクツロピラノソン酸
    − メチル-3-デオキシ-D-アラビノ-2-ヘプツロピラノサル酸
    − D-リキソ-2-ヘプツロピラノサル酸
    − 2,6-アンヒドロ-L-グリセロ-L-ガラクトヘプタル酸
    − 1,4-ジヒドロ-4-オキソ-2,6-ピリジンジカルボン酸
    − 2,6-ピペリジンジカルボン酸
    − 1H-ピロール-3,4-ジカルボン酸
    − 4-アミノ-2,6-ジカルボン酸
    − 1-メチル-1H-ピラゾール-3,4-ジカルボン酸
    − 2,3-ピペリジンジカルボン酸
    − 1-メチル-1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
    − 2,4-チアゾリジンジカルボン酸
    − 1-(フェニルメチル)-1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
    − 5-アミノ-6-オキソ-2,3-ピペリジンジカルボン酸
    − 5-アミノ-6-オキソ-2,4-ピペリジンジカルボン酸
    − 5-アミノ-6-オキソ[2S-(2α,4β,5α)]-2,4-ピペリジンジカルボン酸
    − (2S,4R)-2,4-ピロリジンジカルボン酸
    − (2S-シス)-2,4-ピロリジンジカルボン酸
    − 2-アミノ-1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
    − 2,5-ピロリジンジカルボン酸
    − 4-アミノ-3,5-イソチアゾールジカルボン酸
    − 1-メチル-1H-ピラゾール-3,5-ジカルボン酸
    − 7-(ジエチルアミノ)-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3,4-ジカルボン酸
    − 3,4-ジエチル-1H-ピロール-2,5-ジカルボン酸
    − 1-フェニル-1H-ピロール-3,4-ジカルボン酸
    − シス-2,3-ピペラジンジカルボン酸
    − 2,3-ピペラジンジカルボン酸
    − 2,5-ピペラジンジカルボン酸
    − 2,6-ピペラジンジカルボン酸
    − 2-アミノ-3,5-ピリジンジカルボン酸
    − 2-メチルピロール-3,4-ジカルボン酸
    − 4-(メチルアミノ)-2,6-ピリジンジカルボン酸
    − 2-アミノ-6-メチル-3,4-ピリジンジカルボン酸
    − 5-アミノ-2-メチル-3,4-ピリジンジカルボン酸
    − 2-アミノ-6-メチル-3,5-ピリジンジカルボン酸
    − 2,5-ジメチルピロール-3,4-ジカルボン酸
    − 2-アミノ-6-ヒドロキシ-3,5-ピリジンジカルボン酸
    − 2,4-ピロリジンジカルボン酸
    − 1H-インドール-2,4-ジカルボン酸
    − 1H-インドール-2,6-ジカルボン酸
    − 1H-インドール-2,5-ジカルボン酸
    − 5-フェニル-2,4-ピロリジンジカルボン酸
    − 5-メチル-2,4-ピロリジンジカルボン酸
    − トランス-2,4-アゼチジンジカルボン酸
    − シス-2,4-アゼチジンジカルボン酸
    − 3,5-ピペリジンジカルボン酸
    − 2,3-ピロリジンジカルボン酸
    − 2,3-アゼチジンジカルボン酸
    − 3,4-ピロリジンジカルボン酸
    − 2,3-ジヒドロ-6H-1,4-ジオキシノ[2,3-c]ピロール-5,7-ジカルボン酸
    − 1H-イミダゾール-2,4-ジカルボン酸
    − 1-ブチル-1H-ピロール-2,3-ジカルボン酸
    − 3-アミノ-1-オキシド-2,4-ピリジンジカルボン酸
    − 2,3-ジヒドロ-5-フェニル-1H-ピロリジン-6,7-ジカルボン酸
    − 3a,4,5,9b-テトラヒドロ-3H-シクロペンタ[c]キノリン-4,6-ジカルボン酸
    − 3a,4,5,9b-テトラヒドロ-3H-シクロペンタ[c]キノリン-4,8-ジカルボン酸
    − 2,3-ジヒドロ-1H-イミダゾール-4,5-ジカルボン酸
    − 5-アミノ-6-メチルルチジン酸
    − 1H-インドール-3,7-ジカルボン酸
    − 3,3-ジメチル-2,6-ピペリジンジカルボン酸
    − 1-ブチル-2,5-ピロリジンジカルボン酸
    − 1H-インドール-4,6-ジカルボン酸
    − 1-(フェニルメチル)-3,4-ピロリジンジカルボン酸
    − 3-(カルボキシメチル)-1H-インドール-2,6-ジカルボン酸
    − 3,4-ビス(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-ピロール-2,5-ジカルボン酸
    − 9-ヘキシル-9H-カルバゾール-3,6-ジカルボン酸
    − 3-メチル-5-(1-ピペラジニルスルホニル)-2,4-チオフェンジカルボン酸
    − 2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-5,7-ジカルボン酸
    − 2,3-ジメチル-1H-インドール-4,6-ジカルボン酸
    − 7-アミノ-1,4-ジヒドロ-4-オキソ-3,6-キノリンジカルボン酸
    − 5-アミノ-3-メチル-2,4-チオフェンジカルボン酸
    − (m-トリルイミノ)アセト酢酸
    − (o-トリルイミノ)アセト酢酸
    − D-シスタチオニン
    − フェネチルイミノアセト酢酸
    − 2-ベンジル-2,2'-イミノアセト酢酸
    − L-α-グルタミル-L-アラニル-L-アラニン
    − N,N'-ジベンジルエチレンジアミンアセト酢酸
    − N-L-γ-グルタミル-D-アラニン
    − グリシル-L-グルタミルグリシン
    − N-(カルボキシメチル)-N-(テトラヒドロ-1,1-ジオキシド-3-チエニル)グリシン
    − N-(2-カルボキシエチル)-N-フェニル-β-アラニン
    − N-(カルボキシメチル)-N-オクチルグリシン
    − N-(tert-ブトキシカルボニル)イミノアセト酢酸
    − N-(カルボキシメチル)-L-アラニン
    − N-(6-アミノヘキシル)-N-(カルボキシメチル)グリシン
    − N-(カルボキシメチル)-N-テトラデシルグリシン
    − N-(1-カルボキシエチル)-D-アラニン
    − N-(カルボキシメチル)-D-アラニン
    − デシルイミノアセト酢酸
    − 3,3'-(ジメチルヒドラゾノ)ビスプロパン酸
    − N-(カルボキシメチル)-N-[2-(2,6-ジオキソ-4-モルホリニル)エチル]グリシン
    − N-α-アスパルチルグリシン
    − N-β-アスパルチルグリシン
    − N-L-α-アスパルチル-β-アラニン
    − 3,4-キシリルアミノ-N,N-アセト酢酸
    − N-(1-カルボキシエチル)アラニン
    − N-(カルボキシメチル)アラニン
    − N,N'-メチレンビスグリシン
    − N-(アミノメチル)-N-(カルボキシメチル)グリシン
    − 2,2'-(メチルヒドラゾノ)ビス酢酸
    − N-(2-カルボキシエチル)-N-(4-メチルフェニル)-β-アラニン
    − N-(2-カルボキシエチル)-N-(3-メチルフェニル)-β-アラニン
    − 3-[(カルボキシメチル)アミノ]アラニン
    − D-α-アスパルチル-D-アラニン
    − N-(2-カルボキシエチル)-N-(1-オキソヘキサデシル)-β-アラニン
    − N-(2-カルボキシエチル)-N-(1-オキソデシル)-β-アラニン
    − N-(2-カルボキシエチル)-N-(1-オキソテトラデシル)-β-アラニン
    − アミノ[(カルボキシメチル)チオ]酢酸
    − N,N'-1,6-ヘキサンジイルビス-β-アラニン
    − N-(カルボキシメチル)-N-フェニル-β-アラニン
    − N-(1-カルボキシエチル)-L-アラニン
    − L-グルタミン酸
    − L-アスパラギン酸
    − 3,3',3''-[1,2,3-プロパントリルトリス(オキシ)]トリス-プロパン酸
    − ピラジントリカルボン酸
    − 4-(3-カルボキシフェニル)-2,5-ピリジンジカルボン酸
    − 3-(カルボキシメチル)-2,4-キノリンジカルボン酸
    − 3-(カルボキシメチル)-1H-インドール-2,5-ジカルボン酸
    − 3-C-カルボキシ-2-デオキシ-D-スレオ-ペンタル酸
    − ヒドロキシクエン酸
    − D-グルコピラヌロノシル-D-アラビノ-2-へクロフラノシダル酸
    − 2,3,5,6-ピリジンテトラカルボン酸
    − N,N'-1,2-エタンジイルビス[N-(カルボキシメチル)-β-アラニン
    − L-α-アスパルチル-L-アスパラギン酸
    − 4-[ビス(カルボキシメチル)アミノ]安息香酸
    − 7-[ビス(カルボキシメチル)アミノ]ヘプタン酸
    − N-(2-カルボキシエチル)アスパラギン酸
    − 3-[ビス(2-カルボキシエチル)アミノ]安息香酸
    − 4-[ビス(2-カルボキシエチル)アミノ]安息香酸
    及びこれらの酸の環状無水物、特に1,4,5,8-ナフタレンテトラカルボン酸-1,4-一無水物、無水イタコン酸、無水フマル酸、無水トリメリト酸、無水マレイン酸、及び無水コハク酸から選択される、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. ラクトンが、単独で又は混合物として:
    − テトラヒドロ-2,2-ジメチル-5-オキソ-3-フランカルボン酸
    − 4,7,7-トリメチル-3-オキソ-2-オキサビシクロ[2.2.1]ヘプタン-1-カルボン酸
    − 4,6-ジメチル-2-オキソ-2H-ピラン-5-カルボン酸
    − 2-オキソ-2H-ピラン-5-カルボキシル-2-ペンテン二酸
    − 2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸
    − 2-オキソ-2H-ピラン-6-カルボン酸
    − 1,3-ジヒドロ-3-オキソ-1-イソベンゾフランカルボン酸
    − 4-メチル-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸
    − 1-オキソ-1H-2-ベンゾピラン-3-カルボン酸
    − 8-メトキシ-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸
    − 2-オキソ-1-オキサスピロ[4.5]デカン-4-カルボン酸
    − 2-オキソ-2H-ピラン-3-カルボン酸
    − 4-メチル-2-オキソ-2H-ピラン-6-カルボン酸
    − 3-オキソ-3H-ナフト[2,1-b]ピラン-2-カルボン酸
    − テトラヒドロ-5-オキソ-2,3-フランジカルボン酸
    − 1,3-ジヒドロ-3-オキソ-4-イソベンゾフランカルボン酸
    − 1,3-ジヒドロ-1-オキソ-5-イソベンゾフランカルボン酸
    − ヘキサヒドロ-2-オキソ-3,5-メタノ-2H-シクロペンタ[b]フラン-7-カルボン酸
    − 6-メチル-2,4-ジオキソ-2H-ピラン-5-カルボン酸
    − 1-オキソ-3-イソクロマンカルボン酸
    − 2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-6-カルボン酸
    − 6-メチル-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸
    − 2,5-ジヒドロ-4,5,5-トリメチル-2-オキソ-3-フランカルボン酸
    − テトラヒドロ-5-オキソ-2-フェニル-3-フランカルボン酸
    − テトラヒドロ-5-オキソ-4-プロピル-2-フロン酸
    − 2-ブチル-2,3-ジデオキシペンタル酸
    − 2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-7-カルボン酸
    − 2-オキソ-1-オキサスピロ[4.4]ノナン-4-カルボン酸
    − 4-エチルテトラヒドロ-5-オキソ-2-フロン酸
    − 5-エチルテトラヒドロ-2,3-ジメチル-6-オキソ-2H-ピラン-2-カルボン酸
    − 7-メトキシ-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-3-カルボン酸
    − 2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-4-カルボン酸
    − 2-オキソ-6-ペンチル-2H-ピラン-3-カルボン酸
    − 7-オキソ-4-オキセパンカルボン酸
    − 3-(カルボキシメチル)-2,3-ジデオキシペンタル酸
    − 2,3-ジヒドロ-2-オキソ-7-ベンゾフランカルボン酸
    − 1,3,4,5-テトラヒドロ-1-オキソ-2-ベンゾキセピン-7-カルボン酸
    − 3,4-ジヒドロ-3-オキソ-1H-2-ベンゾピラン-6-カルボン酸
    − 2,3,4,5-テトラヒドロ-2-オキソ-1-ベンゾキセピン-7-カルボン酸
    − 3,4-ジヒドロ-1-オキソ-1H-2-ベンゾピラン-8-カルボン酸
    − 1,3,4,5-テトラヒドロ-3-オキソ-2-ベンゾキセピン-9-カルボン酸
    − 1,3,4,5-テトラヒドロ-3-オキソ-2-ベンゾキセピン-7-カルボン酸
    − 3,4-ジヒドロ-2-オキソ-2H-1-ベンゾピラン-8-カルボン酸
    − 1,3,4,5-テトラヒドロ-1-オキソ-2-ベンゾキセピン-9-カルボン酸
    − 3,4-ジヒドロ-1-オキソ-1H-2-ベンゾピラン-6-カルボン酸
    − 3,4-ジヒドロ-3-オキソ-1H-2-ベンゾピラン-8-カルボン酸
    − 2,3,4,5-テトラヒドロ-2-オキソ-1-ベンゾキセピン-9-カルボン酸
    − イソクエン酸ラクトン
    − 5-オキソ-2-テトラヒドロフランカルボン酸
    から選択される、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. ポリカルボン酸及び/又は環状無水物及び/又はそのラクトンが、最終重縮合物の全重量に対して、5〜30重量%、さらには10〜25重量%である、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. シリコーンが、次の式:
    Figure 2010540604
    [上式中:
    −W及びW'は互いに独立して、OH又はCOOHであり;
    −p及びqは互いに独立して、0又は1に等しく、
    −R及びR'は互いに独立して、1〜12の炭素原子を有し、場合によってはO、S及びNから選択される一又は複数のヘテロ原子を有していてもよい、飽和又は不飽和、又は芳香族、直鎖状、分枝状及び/又は環状の二価の炭素、特に炭化水素基であり;
    −R1ないしR6は互いに独立して、1〜20の炭素原子を有する、飽和又は不飽和、又は芳香族、直鎖状、分枝状及び/又は環状の炭素基であり;
    −m及びnは互いに独立して、シリコーンの重量平均分子量(Mw)が300〜20000になるような、1〜140の整数である]
    のものである、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の組成物。
  11. 前記シリコーンが、重縮合物の重量に対して1〜10重量%、さらには2〜8重量%である、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 重縮合物が、次の特徴:
    −重縮合物g当たりの水酸化カリウムのmgで表して、1以上;特に2〜30、好ましくは2.5〜15の酸価;及び/又は
    −重縮合物g当たりの水酸化カリウムのmgで表して、40以上;特に40〜120、好ましくは45〜80のヒドロキシル価;
    −1500〜300000、又は2000〜200000、特に3000〜150000の重量平均分子量(Mw);
    の少なくとも一を有する、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. 重縮合物が、
    −25℃でこの粘度を測定した場合、厳密には5000mPa.s以上、特に5100〜10000mPa.s、又は6000〜9500mPa.sの粘度;及び/又は
    −110℃で測定して、100〜4000mPa.s、特に130〜3500mPa.s、又は150〜3000mPa.s、より好ましくは200〜2500mPa.sの粘度;
    −80℃で測定して、150〜5000mPa.s、特に200〜4000mPa.s、又は250〜3000mPa.s、より好ましくは300〜2000mPa.sの粘度;
    を有する、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 重縮合物が、イソドデカン、パーリーム、イソノナン酸イソノニル、オクチルドデカノール、C12-C15安息香酸アルキルから選択される少なくとも一の溶媒において、70℃にて、少なくとも50重量%の量での溶解度を示す、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の組成物。
  15. 重縮合物が、最終的な化粧品用又は製薬用組成物の重量に対して、0.1〜70重量%、好ましくは1〜50重量%、特に10〜45重量%、さらには20〜40重量%、さらに好ましくは25〜35重量%の量で存在している、請求項1ないし14のいずれか1項に記載の組成物。
  16. 化粧品的又は製薬的に許容可能な媒体が、揮発性又は非揮発性で炭素含有、炭化水素、フッ化及び/又はシリコーン油、及び/又は鉱物性、動物性、植物性又は合成由来の溶媒から、単独で又は混合物として選択される少なくとも一の化合物を含有していてもよく、及び/又は増粘剤、ロウ、着色物質、酸化防止剤、香料、精油、防腐剤、化粧品用活性剤、保湿剤、ビタミン類、セラミド類、サンスクリーン剤、界面活性剤、展着剤、湿潤剤、分散剤、消泡剤、中和剤、安定剤、ポリマー、特に脂溶性の皮膜形成ポリマー、及びその混合物から選択される少なくとも一の化合物を含有していてもよい、少なくとも一の液状脂肪相を含んでいる、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の組成物。
  17. 体又は顔の皮膚、唇、睫毛、眉毛、毛髪、頭皮又は爪を手入れ及び/又はメークアップするための製品;抗日光又は自己サンタンのための製品;又は毛髪の染色、コンディショニング及び/又は手入れのための毛髪用製品の形態で提供される、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の組成物。
  18. 請求項1ないし17のいずれか1項に記載の化粧品用組成物を、ケラチン物質、特に顔又は体の皮膚、唇、爪、毛髪及び/又は睫毛に適用することを含む、該ケラチン物質の美容処理方法。
  19. 請求項1ないし17のいずれか1項に記載の化粧品用組成物を適用することを含む、唇を手入れ又はメークアップするための美容方法。
  20. 単独で次のモノマー:
    −重縮合物の全重量に対して10〜30重量%の、3〜6のヒドロキシル基を有する一又は複数のポリオール;
    −重縮合物の全重量に対して30〜80重量%の、6〜32の炭素原子を有する、一又は複数の直鎖状、分枝状及び/又は環状で飽和又は不飽和の、非芳香族モノカルボン酸;
    −重縮合物の全重量に対して1〜40重量%の、一又は複数のポリカルボン酸、及び/又はこのようなポリカルボン酸の環状無水物、及び/又は少なくとも一のCOOH基を有するラクトン;及び
    −重縮合物の全重量に対して0.1〜15重量%の、ヒドロキシル及び/又はカルボキシル官能基を有する一又は複数のシリコーン類;
    を反応させることによって得ることができる重縮合物。
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