JP2010521442A5

JP2010521442A5 -

Info

Publication number: JP2010521442A5
Application number: JP2009553196A
Authority: JP
Filing date: 2008-02-15
Publication date: 2011-04-14

Claims

非ステロイド性抗炎症剤（NSAID）を局所投与するための組成物であって、前記組成物はキャリアシステム中に有効成分としてNSAIDの溶液又は懸濁液を含み、前記キャリアシステムは常温で単一の相として存在し、多価アルコール、グリコールエーテル、及び高級脂肪酸エステルを含む、組成物。
有効成分としてのNSAIDがジクロフェナクである、請求項１に記載の組成物。
ジクロフェナクがジクロフェナク酸である、請求項２に記載の組成物。
多価アルコールがグリコールである、請求項１〜３のいずれか１項に記載の組成物。
グリコールがイソプロピレングリコールである、請求項４に記載の組成物。
エステルが極性脂質である、請求項１〜５のいずれか１項に記載の組成物。
極性脂質がC12乃至C20の飽和カルボン酸の分岐鎖アルキルエステルである、請求項６に記載の組成物。
グリコールエーテルがジエチレングリコールエーテルである、請求項１〜７のいずれか１項に記載の組成物。
ジエチレングリコールエーテルがジエチレングリコールモノエチルエーテルである、請求項８に記載の組成物。
キャリアシステム成分を、重量パーセントで示した場合に以下の量で有する、請求項１〜９のいずれか１項に記載の組成物。
多価アルコール 5〜70％
グリコールエーテル 20〜60％
エステル 2〜70％
NSAID量が最大10重量％である、請求項１〜１０のいずれか１項に記載の組成物。
NSAID量が最大５重量％である、請求項１１項に記載の組成物。
NSAID量が最大2.5重量％である、請求項１２項に記載の組成物。
多価アルコール対グリコールエーテルの比率が80:20乃至30:70の範囲であり、エステルが2〜20重量％の範囲である、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の組成物。
多価アルコール対グリコールエーテルの比率が70:30乃至40:60の範囲であり、エステルが3〜10重量％である、請求項１４に記載の組成物。
さらに揮発性の溶媒を含む、請求項１〜１５のいずれか１項に記載の組成物。
揮発性の溶剤が最大５個の炭素原子を含む低級アルコール又は液相ケトンである、請求項１６に記載の組成物。
低級アルコールがエタノールである、請求項１７に記載の組成物。
さらに抗核形成剤を含む、請求項１〜１８のいずれか１項に記載の組成物。
知覚信号物質を含む、請求項１〜１９のいずれか１項に記載の組成物。
知覚信号物質がメンソール及びユーカリ油である、請求項２０に記載の組成物。
人体又は動物体の標的部位へNSAIDを投与するための局所組成物であって、前記組成物が常温で単一の相として存在する組成物の製造における、多価アルコール、グリコールエーテル及び高級脂肪酸エステルを含むキャリアシステムの使用。
人体又は動物体の標的部位へ投与することによる疼痛又は炎症の緩和方法において使用される請求項1〜２１のいずれか１項に記載の局所組成物。