JP2010510081A - 工作機械、工作機械の作動方法、およびこれに対応する対象物 - Google Patents

工作機械、工作機械の作動方法、およびこれに対応する対象物 Download PDF

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Abstract

工作機械は主要位置決め装置(2)を有し、これにより主要支持部材(1)を少なくとも1つの並進的な直線方向(x)へ主要移動領域(3)の範囲内で位置決め可能である。主要支持部材(1)には基本加工装置(4)および少なくとも1つの追加加工装置(5)が配置されている。基本および追加加工装置(4、5)は基本および追加旋回装置(6、7)を有し、これにより基本および追加加工ヘッド(8、9)を少なくとも1つの回転的な基本旋回方向(α、β)へ旋回可能である。各々の追加旋回装置(7)はそれぞれの追加・補助位置決め装置(20)を介して主要支持部材(1)と連結され、これによりそれぞれの追加加工ヘッド(9)を少なくとも1つの並進的な直線方向(x)へ主要支持部材(1)に対して相対的に、主要移動領域(3)より著しく狭いそれぞれの追加・補助移動領域(21)の範囲内で位置決め可能である。それにより、加工ヘッド(8、9)の独立した並進的な位置決め可能性が少なくとも1つの並進的な直線方向(x)でも実現され、このことは、工作機械の制御装置(14)によって相応に実行される作動方法で活用される。

Description

本発明は工作機械に関するものであり、
工作機械は主要位置決め装置を有し、これにより主要支持部材を少なくとも1つの並進的な直線方向へ主要移動領域の範囲内で位置決め可能であり、
主要支持部材には基本加工装置および少なくとも1つの追加加工装置が配置され、
基本加工装置は基本旋回装置を有し、これにより基本加工ヘッドを少なくとも1つの回転的な基本旋回方向へ旋回可能であり、
各々の追加加工装置は追加旋回装置を有し、これによりそれぞれ追加加工ヘッドを少なくとも1つのそれぞれ回転的な追加旋回方向へ旋回可能である。
ここで「基本−」および「追加−」ならびに「主要−」および「補助−」という付加語は、発明の詳細な説明および特許請求の範囲の他の記述と同じく、工作機械の個々の構成要素を言葉のうえで区別するためのものにすぎない。これらの用語にそれ以上の深い意味はない。
さらに本発明は、このような種類の工作機械の作動方法に関するものであり、工作機械の制御装置は次のステップを周期的に実行する。すなわち、
制御装置はアプリケーションプログラムを用いて各々の加工ヘッドについてそれぞれ並進的な直線位置決めと回転的な旋回位置決めを算定し、
制御装置は少なくとも並進的な直線位置決めに基づいて基本加工ヘッドについて回転的な主要位置決めを算定し、
制御装置は主要位置決め装置を制御して、該主要位置決め装置が主要支持部材を並進的な主要位置決めへ移動させるようにし、
制御装置は各々の旋回装置を制御して、該旋回装置がこれらにより旋回可能な加工ヘッドをそれぞれの回転的な旋回位置決めへ旋回させるようにする。
さらに本発明は、機械コードを含むコンピュータプログラムに関するものであり、その実行は上に述べた種類の工作機械の制御装置によって惹起され、制御装置は上に説明した種類の作動方法に基づいて工作機械を制御する。
最後に本発明は、上に述べた種類のコンピュータプログラムが保存されたデータ担体、および、上に述べた種類のコンピュータプログラムが格納された、上に述べた種類の工作機械の制御装置に関するものであり、コンピュータプログラムは制御装置によって実行可能である。
工作機械および上に述べたその他の対象物は一般に知られ、たとえばいわゆる複合型5軸フライス機械として提供される。この種の工作機械は少なくとも1つの直線軸を有し、これによりすべての加工ヘッドを同時かつ同様に並進運動させることができる。これ以外の並進直線方向へは、加工ヘッドの運動は不可能であるか、または互いに独立して可能である。従来技術の工作機械の一例としての実施形態とその作動形態について、以下、図1および図2と関連させながら詳しく説明する。
図1では、従来技術の工作機械は門形フレーム1を有している。門形フレーム1は、本発明の意味における主要支持部材1に相当している。門形フレーム1は、模式的に図示している駆動装置2によって、並進的な直線方向(以下、一例としてx方向と呼ぶ)へ位置決め可能である。門形フレーム1の駆動装置2は、本発明の意味における主要位置決め装置に相当する。
門形フレーム1は駆動装置2により移動領域3にわたって移動可能である。門形フレーム1の移動領域3は、本発明の意味における主要移動領域3に相当する。これは数メートルであってよい。
門形フレーム1には(少なくとも)2つの加工装置4、5が配置されている。これらは、本発明の意味における基本加工装置4および追加加工装置5に相当する。従来技術の工作機械では、加工装置4、5は同じ構成となっている。
各々の加工装置4、5は旋回装置6、7を有し、これによってそれぞれの加工ヘッド8、9を少なくとも1つの回転的な旋回方向α、βへ旋回可能である。多くの場合、加工ヘッド8、9は2つの回転的な旋回方向α、βへ旋回可能である。
個別ケースにおいては、加工ヘッド8、9が門形フレーム1に対して相対的に旋回可能でしかないことがあり得る。しかし通常、加工装置4、5はさらに別の位置決め装置10から13を有し、これにより加工ヘッド8、9を少なくとも1つの別の方向へ並進的に位置決め可能であり、この別の方向は、門形フレーム1を並進的に位置決め可能である方向に対して直線的に独立している(特に直交している)。しばしば加工ヘッド8、9は2つの別の方向(以下、一例としてy方向およびz方向と呼ぶ)へも並進的に位置決め可能である。加工ヘッド8、9が主要支持部材1に対して相対的に並進的に位置決め可能であるとき、これらの並進的な位置決めはそれぞれの加工ヘッド8、9にだけ作用する。
多くの場合、主要支持部材1を移動可能である並進的な自由度と、加工ヘッド8、9を互いに独立して主要支持部材1に対して相対的に移動可能である並進的な自由度とが相互に補い合って、(個別ケースの状況に応じて)平面または三次元空間をカバーする直角のデカルト座標系をなしている。
上述したような構成は、従来式の複合型工作機械について典型的なものである。しかしながらその変形も容易に可能であり、考えることができる。たとえば1つの代替的な実施形態では、主要支持部材は門形フレーム1として構成されるのではなく、たとえば門形フレーム1に沿って並進的に位置決め可能な支持体として構成されていてよい。この場合、主要支持部材は互いに直交する2つの方向へ並進的に位置決め可能であることになり、その結果、主要支持部材に対して相対的な加工ヘッド8、9の互いに独立した並進的な位置決めはまったく不可能であるか、または、主要支持部材の可能な並進的移動方向に対して直線的に独立したただ1つの方向でしか可能でない。例外的なケースでは、3つすべての並進方向で、加工ヘッド8、9の共通のただ1つの位置決めしか設計上可能でないということさえあり得る。このことは、たとえば上に述べた支持体に沿って昇降可能なビームとして主要支持部材が構成されている場合に当てはまる可能性がある。
図1の工作機械は制御装置14によって制御される。制御装置14は通常、運動調節装置(motion control unit)として構成され、特に数値制御部(=CNC)として構成されている。したがって制御装置14には、コンピュータプログラム15(システムプログラム15)が格納されている。コンピュータプログラム15はあらかじめ作成され、制御装置14に供給される。たとえばコンピュータプログラム15はデータ担体16に保存されていてよく、そのようにして制御装置14に供給されたものであってよい。この場合データ担体16は、たとえばメモリーカード、USBメモリースティック、CD−ROMなど、任意の仕方で構成されていてよい。
データ担体16を介しての供給に代えて、コンピュータ・コンピュータ接続17を通じてコンピュータプログラム15を制御装置14に供給することも可能である。コンピュータ・コンピュータ接続17はたとえばインターネットであってよい。
コンピュータプログラム15は、制御装置14によって実行可能な機械コード18を含んでいる。制御装置14によるコンピュータプログラム15の実行は、以下に図2と関連させながら詳しく説明する作動方法に基づいて、制御装置14が工作機械を制御することになる。
図2では、制御装置14はまずステップS1で、アプリケーションプログラム19を用いて各々の加工ヘッド8、9についてそれぞれ並進的な直線位置決めPT(Tはtranslatorisch(並進的)を表す)および回転的な旋回位置決めPS(Sはschwenken(旋回)を表す)を算定する。アプリケーションプログラム19は、たとえばDIN66025に定めるサブプログラムであってよい。
次いでステップS2で制御装置14は、基本加工ヘッド8についての並進的な直線位置決めPTを参照しながら並進的な主要位置決めPTHを算定する。ステップS3で制御装置14は主要位置決め装置2を制御して、該主要位置決め装置が主要支持部材1を並進的な主要位置決めPTHへ移動させるようにする。さらに、制御装置14はステップS4で各々の旋回装置6、7を制御し、該旋回装置がこれにより旋回可能な加工ヘッド8、9をそれぞれの回転的な旋回位置決めPSへ旋回させるようにする。
主要支持部材1を一次元でのみ並進的に位置決め可能である図1の例では、制御装置14は(好ましくはステップS2の一環として)、加工ヘッド8、9を互いに独立して位置決め可能である他の並進的方向についての位置決めも算定する。ただしこれらの位置決め運動は、本発明の枠内においては副次的な意義しかなく、後でまだ詳しく述べる本発明の枠内においても、従来技術で行われているのと同じ仕方で算定、実行される。したがって、以下、このような並進的な位置決めプロセスについては深く立ち入らない。
加工ヘッド8、9を少なくとも1つの並進方向へ一緒にのみ位置決め可能であるという状況に基づき、アプリケーションプログラム19およびコンピュータプログラム15は、加工ヘッド8、9が常に同様に位置決めされるように相互に連携しなくてはならない。したがって、基本加工ヘッド8の並進的な直線位置決めPTおよび回転的な旋回位置決めPSは、追加加工ヘッド9の対応する位置決めとして単に受け継がれる。
上に説明したような従来技術の方式は、加工ヘッド8、9が同一に構成されるとともに、加工ヘッド8、9によって案内される工具も同一に構成されている場合には満足のいく結果につながる。しかしながら、加工ヘッド8、9および工具の同一性を常に保証することはできない。しかも上に述べた方式は、必然的に、同一の加工プロセスを実施することだけに限定される。
本発明の課題は、複合型工作機械の利用可能性が大幅に拡張され、にもかかわらず、複合型工作機械の利点が損なわれることはない手段を提供することにある。
この課題は、上に説明した種類の工作機械については、各々の追加旋回装置がそれぞれの追加・補助位置決め装置を介して主要支持部材と連結され、これによりそれぞれの追加加工ヘッドを少なくとも1つの並進的な直線方向へ主要支持部材に対して相対的に、主要移動領域より著しく狭いそれぞれの追加・補助移動領域の範囲内で位置決め可能であることによって解決される。
というのも、それによって各々の追加加工ヘッドを基本加工ヘッドから独立して(かつ、複数の追加加工ヘッドがある場合には他の追加加工ヘッドからも独立して)少なくとも1つの並進的な直線方向へ位置決め可能だからである。それぞれの追加・補助位置決め装置によって実現される並進的な位置決め可能性は、それぞれの追加・補助移動領域だけに制限されたものではあるが、追加・補助位置決め装置は並進的な小さい補償・補正運動を行うだけでよいので、通常、こうした制限はさほど問題にはならない。
さらに上記の課題は、作動方法については、上に図2との関連で説明したステップに加えて、制御装置が各々の追加加工ヘッドについてその並進的な直線位置決めおよび並進的な主要位置決めに基づいてそれぞれ並進的な追加・補助位置決めを算定し、各々の追加・補助位置決め装置を制御して、該追加・補助位置決め装置がこれにより位置決め可能な追加加工ヘッドをそれぞれの並進的な追加・補助位置決めへ移動させるようにすることによって解決される。
上記の課題は、その実行が本発明による形式の工作機械の制御装置によって惹起される機械コードを含むコンピュータプログラムによっても解決され、制御装置は本発明による作動方法に基づいて工作機械を制御する。
最後に上記の課題は、本発明によるコンピュータプログラムが格納されたデータ担体によって解決され、および、制御装置により実行可能な本発明によるコンピュータプログラムが格納された本発明による工作機械の制御装置によって解決される。
工作機械の実施形態に関しては、追加加工ヘッドが少なくとも1つの並進的な直線方向へ主要支持部材に対して相対的に位置決め可能であるだけで足りる。しかしながら別案として、基本旋回装置が基本・補助位置決め装置を介して主要支持部材と連結され、これにより基本加工ヘッドを少なくとも1つの並進的な直線方向へ主要支持部材に対して相対的に、主要移動領域より著しく狭い基本・補助移動領域の範囲内で位置決め可能であることも可能である。この場合、どの加工ヘッドも(すなわち追加加工ヘッドも基本加工ヘッドも)、それぞれ対応する補助位置決め装置によって主要支持部材に対して相対的に並進的に位置決め可能である。
最後に挙げた方式は、特に基本・補助位置決め装置と追加・補助位置決め装置が、主要位置決め装置のダイナミクスよりも大きい(特に著しく大きい)ダイナミクスを有しているときに有意義である。というのもこの場合、工作機械を高いダイナミクスで作動させることができることが多いからである。
作動方法については、制御装置が各々の加工ヘッドについてそのそれぞれの並進的な直線位置決めを次のようにして算定すると好ましい。
制御装置がアプリケーションプログラムを用いてそれぞれの回転的な旋回位置決めを無視したうえでそれぞれの暫定の並進的な直線位置決めを算定し、
それぞれの回転的な旋回位置決めと、それぞれの加工ヘッドについての固有のジオメトリーデータとに基づいて、それぞれの並進的な直線位置補正データを算定し、
それぞれの暫定の並進的な直線位置決めとそれぞれの並進的な直線位置補正データとに基づいてそれぞれの並進的な直線位置決めを算定する。
このような方式により、多くのケースにおいて、それぞれの並進的な直線位置決めの算定を簡素化することができる。
各加工ヘッドにより実行されるべき加工プロセスが相互に対応しているとき、暫定の並進的な直線位置決めと回転的な旋回位置決めの算定は、制御装置が、基本加工ヘッドについての暫定の並進的な直線位置決めおよび回転的な旋回位置決めを算定し、これをそれぞれの追加加工ヘッドについての暫定の並進的な直線位置決めおよび回転的な旋回位置決めとして引き継ぐことで、各々の追加加工ヘッドについてその暫定の並進的な直線位置決めおよび回転的な旋回位置決めを算定することによって、簡素化することができる。
別案として、制御装置が、各々の加工ヘッドについての暫定の並進的な直線位置決めおよび回転的な旋回位置決めを、他の加工ヘッドの暫定の並進的な直線位置決めおよび回転的な旋回位置決めから独立して算定することも可能である。この最後に挙げた方式は常に実行可能であり、すなわち、各加工ヘッドの暫定の並進的な直線位置決めが相互に対応しているか否かに関わりなく実行可能である。
並進的な直線位置決めは(少なくとも、少なくとも1つの並進的な直線方向では)各々の加工ヘッドについて、他の加工ヘッドの並進的な直線位置決めから独立して算定されなくてはならない。しかし本発明による構成に基づき、各加工ヘッドの回転的な旋回位置決めも互いに独立して算定することが追加的に可能である。
制御装置は基本加工ヘッドについての並進的な直線位置決めを並進的な主要位置決めとして引き継ぐことが常に可能である。ただし、基本旋回装置が基本・補助位置決め装置を介して主要支持部材と連結されているケースでは、別案として次のことが可能である。
制御装置がすべての加工ヘッドの暫定の並進的な直線位置決めに基づいて並進的な主要位置決めを算定し、
基本加工ヘッドについてその並進的な直線位置決めおよび並進的な主要位置決めに基づいて並進的な基本・補助位置決めを算定し、
基本・補助位置決め装置を制御して、該基本・補助位置決め装置が基本加工ヘッドを並進的な基本・補助位置決めへ移動させるようにする。
上記以外の利点や詳細は、図面との関連における実施例の以下の説明から明らかである。図面はそれぞれ原理図である。
従来技術の工作機械である。 フローチャートである。 本発明の工作機械である。 フローチャートである。 フローチャートである。 フローチャートである。 フローチャートである。 フローチャートである。
本発明による工作機械は、図1との関連で上に一例を挙げて説明した従来技術の工作機械の発展形である。したがって、本発明の工作機械は従来技術の工作機械と同じ部材を有している。これらの部材には、図3では図1と同じ符号が付されている。ただし、これに加えて本発明の工作機械は追加・補助位置決め装置20を有している。追加・補助位置決め装置20を介して、追加旋回装置6は主要支持部材1と連結されている。追加・補助位置決め装置20によって、追加加工ヘッドを少なくとも1つの並進的な直線方向(図3ではx方向)へ主要支持部材1に対して相対的に位置決め可能である。
追加・補助位置決め装置20による位置決め可能性は、追加・補助移動領域21の範囲内でのみ可能である。追加・補助移動領域21は、通常、主要移動領域3よりも著しく小さい。しかし、このことに問題はないのが普通である。逆に重要なのは、追加・補助位置決め装置20が追加旋回装置6を並進的に位置決めすることができる並進的な1つの直線方向(ないし複数の方向の場合には複数の並進的な直線方向)が、主要支持部材1を並進的に位置決め可能である並進的な1つの直線方向(ないし複数の方向の場合には複数の並進的な直線方向)と対応していることである。
図3に示す一例としての実施形態では、追加・補助移動領域21はたとえばx方向に限定されている。追加・補助移動領域21は多くの場合にはわずかであり、たとえば5から20cmである。それに対して主要移動領域3は、同じく並進的なx方向に限定されてはいるものの、逆にしばしば数メートルであり、たとえば5から10メートルである。主要移動領域3と追加・補助移動領域21の大きさの比率は通常、30:1から300:1の間である。
図3の図面では、追加・補助位置決め装置20は、追加加工ヘッド9をy方向とz方向へ位置決め可能にする別の位置決め装置11、13に後置されるように配置されている。このような構成が可能であり、好ましくもあるが、絶対に必要というわけではない。追加・補助位置決め装置20を任意の個所に配置することもできるはずであり、すなわち、たとえば当該追加・補助位置決め装置が上に説明した機能性を満たすだけの場合には、別の位置決め装置11、13の前や間に配置することもできるはずである。
本発明による工作機械は、従来技術の工作機械と同じように、相応のコンピュータプログラム15によりプログラミングされた相応の制御装置14によって制御される。ただし図1に示す実施形態とは異なり、このコンピュータプログラム15は、制御装置14が以下に図4との関連で詳しく説明する作動方法に基づいて工作機械を制御するように構成されている。それに対して、コンピュータプログラム15、データ担体16、および制御装置14のそれ以外の構成は変わらずに保たれる。すなわち図1に示す実施形態に準じて、
コンピュータプログラム15は、その実行が制御装置14によって惹起される機械コード18を含み、制御装置14は以下に図4との関連で説明する作動方法に基づいて工作機械を制御し、
データ担体16にはコンピュータプログラム15が格納され、
制御装置14にはコンピュータプログラム15が格納されおり、コンピュータプログラム15は制御装置14によって実行可能である。
図4では、制御装置14は図2の場合と同じようにその制御プログラムを周期的に実行する。ただし、図2との関連ですでに説明したステップS1からS4に追加して、ステップS5およびS6がある。ステップS5で制御装置14は、各々の追加加工ヘッド9についてその直線位置決めPTおよび主要位置決めPTHに基づいてそれぞれ追加・補助位置決めPTZを算定する。追加・補助位置決めPTZは、それぞれの追加加工ヘッド9についての直線位置決めPTと、主要位置決めPTHとの差異に相当している。ステップS6で制御装置14は各々の追加・補助位置決め装置20を制御して、それぞれの追加・補助位置決め装置20がこれにより位置決め可能な追加加工ヘッド9をそれぞれの追加・補助位置決めPTZへ移動させるようにする。
制御装置14は加工ヘッド8、9の直線位置決めPTを直接算定することが可能である。この場合、加工ヘッド8、9の直線位置決めPTは互いに独立して算定されるのが好ましい。さらにこの場合、加工ヘッド8、9の旋回位置決めPSも互いに独立して算定することができる。
直線位置決めPTを算定するために、たとえば以下に図5との関連で詳しく説明するように手順を進めることができる。図5では、図4のステップS1はたとえば次のように具体化されていてよい。
ステップS11で、制御装置14は基本加工ヘッド8を選択する。ステップS12で制御装置14は、選択した加工ヘッド8、9についてアプリケーションプログラム19を用いて暫定の直線位置決めPT’を算定する。この算定は、選択した加工ヘッド8、9についての旋回位置決めPSを無視したうえで行われる。
ステップS13で制御装置14は、選択した加工ヘッド8、9の旋回位置決めPSおよびジオメトリーデータに基づいて、選択した加工ヘッド8、9についての直線位置補正データPT’’を算定する。このときジオメトリーデータは、選択した加工ヘッド8、9について固有である。ステップS14で制御装置14は、暫定の直線位置決めPT’および選択した加工ヘッド8、9の直線位置補正データPT’’に基づいて、選択した加工ヘッド8、9についての(最終的な)直線位置決めPTを算定する。
ステップS15で、制御装置15は論理変数「完了」を算定する。論理変数「完了」が値「真」をとるのは、制御装置14がすべての追加加工ヘッド9についてその(最終的な)直線位置決めPTとその旋回位置決めPSとがすでに算定されている場合であり、かつその場合に限られる。制御装置はステップ16で、論理変数「完了」の値をチェックする。
論理変数「完了」が値「真」を有していれば、図5の手順は終了する。そうでない場合、制御装置14はステップS17へと移行する。ステップS17で制御装置14は、対応する直線位置決めPTおよび対応する旋回位置決めPSがまだ算定されていない追加加工ヘッド9を選択する。ステップS17から制御装置14はステップS12へ戻る。
図5の実施形態では、制御装置14は各々の加工ヘッド8、9についての暫定の直線位置決めPT’および旋回位置決めPSを、他の加工ヘッド8、9の暫定の直線位置決めPT’および旋回位置決めPSから独立して算定する。別案として、以下に図6との関連で説明するように手順を進めることも可能である。
図6の方式は、基本的には図5の方式に相当している。しかし2つの相違点がある。1つの相違点は、ステップS11からS17に追加して、ステップS12とS13の間に挿入されるステップS18があるという点にある。ステップS18で制御装置14は、基本加工ヘッド8の暫定の直線位置決めPT’と基本加工ヘッド8の暫定の旋回位置決めPS’を、追加加工ヘッド9についての暫定の直線位置決めPT’ないし旋回位置決めPSとして引き継ぐ。もうひとつの相違点は、ステップS17からステップS12へ飛んで戻るのではなく、ステップS13へ戻るという点にある。
従来技術では、図4のステップS2は、制御装置14が基本加工ヘッド8についての直線位置決めPTを主要位置決めPTHとして引き継ぐように構成されている。このような実施形態は、本発明でも維持することができる(図7参照)。以下に詳しく説明する工作機械の任意選択の構成が設けられていないケースでは、このような実施形態が絶対的に必要でさえある。
ただし図3に示すように、それぞれの追加・補助位置決め装置20を介しての追加旋回装置7と主要支持部材1との連結に追加して、基本旋回装置6も基本・補助位置決め装置22を介して主要支持部材1と連結されることが任意選択で可能である。この場合、基本加工ヘッド8も基本・補助位置決め装置22によって少なくとも1つの並進的な直線方向へ主要支持部材1に対して相対的に位置決め可能である。このとき主要支持部材1に対して相対的な位置決め可能性は、並進的な自由度それ自体に関しては、主要支持部材1の自由度に対応している。しかしこの位置決め可能性は基本・補助移動領域23の範囲内でのみ可能であり、基本・補助移動領域23は、追加・補助移動領域21と同様に、主要移動領域3より著しく小さい。
本発明による工作機械の最後に述べた実施形態は、すなわち基本・補助位置決め装置22が追加的に存在していることは、任意選択にすぎない。この理由により、基本・補助位置決め部材22は図3では破線でのみ図示されている。
基本・補助位置決め装置22が存在している場合、ステップS2の構成は図7に準じて維持することができる。ただしこの場合、この構成はもはや絶対的に必要ではなくなる。この場合、図7に示す方式に代えて、以下に図8との関連で説明する方式も可能である。
図8は、図4のステップS1からS6ならびに追加のステップS21およびS22を含んでいる。ステップS1およびS3からS6は変わらずに維持することができる。ステップS2はわずかに改変されている。したがって以下においては、改変されたステップS2、ならびにステップS21およびS22だけを詳しく説明する。
改変されたステップS2で制御装置14は、すべての加工ヘッド8、9の直線位置決めPTに基づいて主要位置決めPTHを算定する。たとえば主要位置決めPTHは、すべての加工ヘッド8、9の直線位置決めPTの平均値として算定することができる。別案として、たとえば(主要支持部材1の可能な各々の移動方向で)加工ヘッド8、9の最小および最大の直線位置決めPTを算定し、主要支持部材1の各々の並進方向について、最小値と最大値の平均値として主要位置決めPTHを算定することができる。
ステップS21で制御装置14は、基本加工ヘッド8についてその直線位置決めPTおよび主要位置決めPTHに基づいて基本・補助位置決めPTGを算定する。基本・補助位置決めPTGの算定は、追加・補助位置決めPTZの算定に準じて行われる。ステップS22で制御装置14は基本・補助位置決め装置22を制御して、基本・補助位置決め装置22が、ステップS21で算定された基本・補助位置決めPTGへ基本加工ヘッド8を移動させるようにする。
補助位置決め装置20、22は、主要位置決め装置2のダイナミクスと少なくとも同じ大きさのダイナミクスを有しているのが好ましい。追加・補助位置決め装置20だけが設けられているとき、追加・補助位置決め装置20のダイナミクスは、主要位置決め装置2のダイナミクスと同じ大きさであれば足りる。
基本・補助位置決め装置22も設けられているとき、補助位置決め装置20、22のダイナミクスは、主要位置決め装置2のダイナミクスと同じ大きさであることが同じく可能である。しかしながら別案として、基本・補助位置決め装置22も設けられているとき、補助位置決め装置20、22は、主要位置決め装置2のダイナミクスよりも大きいダイナミクスを有していることも可能である。このことは図3では、図3の主要支持部材1の移動運動が一重の矢印で示され、それに対して主要支持部材1に対して相対的な旋回装置6、7の移動運動は二重矢印で示されていることによって図示されている。このように大きいダイナミクスは、特に、別の位置決め装置10から13が同じく主要位置決め装置2のダイナミクスよりも大きいダイナミクスを有している場合に有意義であり得る。
本発明による工作機械、本発明による作動方法、ならびにこれに対応するその他の対象物(コンピュータプログラム15、データ担体16、および制御装置14)は、従来技術に比べて数多くの利点を有している。特に、基本加工ヘッド8と追加加工ヘッド9が相互に対応する加工を具体化することが絶対的に必要ではなくなる。互いに異なる加工の場合には、そのために必要な加工ヘッド8、9の互いに相対的な相対運動を、補助位置決め装置20、22によって具体化可能であるように配慮するだけでよい。さらに機械的な公差を取り除くことができ、生産性を変えないままで、加工プロセスの精度を高めることができる。工具をより良く活用することができる。
本発明は、1つの基本加工ヘッド8とただ1つの追加加工ヘッド9という2つの加工ヘッド8、9を用いた具体化に限定されるものではない。むしろ本発明は、複数の追加加工ヘッド9を用いても容易に具体化可能である。この場合、各々の追加加工ヘッド9に、制御装置14により相応に制御されるそれぞれ1つの独自の追加・補助位置決め装置20が割り当てられる。
上記の説明は、本発明を説明するためのものにすぎない。それに対して本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ規定されるべきものである。

Claims (13)

  1. 工作機械において、
    前記工作機械は主要位置決め装置(2)を有し、これにより主要支持部材(1)を少なくとも1つの並進的な直線方向(x)へ主要移動領域(3)の範囲内で位置決め可能であり、
    前記主要支持部材(1)には基本加工装置(4)および少なくとも1つの追加加工装置(5)が配置され、
    前記基本加工装置(4)は基本旋回装置(6)を有し、これにより基本加工ヘッド(8)を少なくとも1つの回転的な基本旋回方向(α、β)へ旋回可能であり、
    各々の前記追加加工装置(5)は追加旋回装置(7)を有し、これによりそれぞれ1つの追加加工ヘッド(9)を少なくとも1つのそれぞれ回転的な追加旋回方向(α、β)へ旋回可能であり、
    各々の前記追加旋回装置(7)はそれぞれの追加・補助位置決め装置(20)を介して前記主要支持部材(1)と連結され、これによりそれぞれの前記追加加工ヘッド(9)を少なくとも1つの並進的な直線方向(x)へ前記主要支持部材(1)に対して相対的に、前記主要移動領域(3)より著しく狭いそれぞれの追加・補助移動領域(21)の範囲内で位置決め可能である工作機械。
  2. 前記基本旋回装置(6)は基本・補助位置決め装置(22)を介して前記主要支持部材(1)と連結され、これにより前記基本加工ヘッド(8)を少なくとも1つの並進的な直線方向(x)へ前記主要支持部材(1)に対して相対的に、前記主要移動領域(3)より著しく狭い基本・補助移動領域(23)の範囲内で位置決め可能であることを特徴とする、請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記基本・補助位置決め装置(22)と前記追加・補助位置決め装置(20)は前記主要位置決め装置(2)のダイナミクスより大きなダイナミクスを有していることを特徴とする、請求項2に記載の工作機械。
  4. 請求項1、2または3に記載の工作機械の作動方法において、前記工作機械の制御装置(14)は次のステップを周期的に実行し、すなわち、
    前記制御装置はアプリケーションプログラム(19)を用いて各々の加工ヘッド(8、9)についてそれぞれ並進的な直線位置決め(PT)と回転的な旋回位置決め(PS)を算定し、
    前記制御装置は少なくとも並進的な直線位置決め(PT)に基づいて前記基本加工ヘッド(8)について並進的な主要位置決め(PTH)を算定し、
    前記制御装置は各々の追加加工ヘッド(9)についてその並進的な直線位置決め(PT)および並進的な主要位置決め(PTH)に基づいてそれぞれ並進的な追加・補助位置決め(PTZ)を算定し、
    前記制御装置は前記主要位置決め装置(2)を制御して、該主要位置決め装置が主要支持部材(1)を並進的な主要位置決め(PTH)へ移動させるようにし、
    前記制御装置は各々の追加・補助位置決め装置(20)を制御して、該追加・補助位置決め装置がこれにより位置決め可能な追加加工ヘッド(9)をそれぞれの並進的な追加・補助位置決め(PTZ)へと移動させるようにし、
    前記制御装置は各々の旋回装置(6、7)を制御して、該旋回装置がこれらにより旋回可能な加工ヘッド(8、9)をそれぞれの回転的な旋回位置決め(PS)へ旋回させるようにする方法。
  5. 前記制御装置(14)は各々の加工ヘッド(8、9)についてそのそれぞれの並進的な直線位置決め(PT)を次のようにして算定し、すなわち前記制御装置は、
    前記アプリケーションプログラム(19)を用いてそれぞれの回転的な旋回位置決め(PS)を無視したうえでそれぞれの暫定の並進的な直線位置決め(PT’)を算定し、
    それぞれの回転的な旋回位置決め(PS)と、それぞれの加工ヘッド(8、9)について固有のジオメトリーデータとに基づいて、それぞれの並進的な直線位置補正データ(PT’’)を算定し、
    それぞれの暫定の並進的な直線位置決め(PT’)とそれぞれの並進的な直線位置補正データ(PT’’)とに基づいてそれぞれの並進的な直線位置決め(PT)を算定することを特徴とする、請求項4に記載の作動方法。
  6. 前記制御装置(14)は各々の追加加工ヘッド(9)についてその暫定の並進的な直線位置決め(PT’)および回転的な旋回位置決め(PS)を次のようにして算定し、すなわち前記制御装置は基本加工ヘッド(8)についての暫定の並進的な直線位置決め(PT’)および回転的な旋回位置決め(PS)を算定し、これをそれぞれの追加加工ヘッド(9)についての暫定の並進的な直線位置決め(PT’)および回転的な旋回位置決め(PS)として引き継ぐことを特徴とする、請求項5に記載の作動方法。
  7. 前記制御装置(14)は各々の加工ヘッド(8、9)についての暫定の並進的な直線位置決め(PT’)および回転的な旋回位置決め(PS)を、他の加工ヘッド(8、9)の暫定の並進的な直線位置決め(PT’)および回転的な旋回位置決め(PS)から独立して算定することを特徴とする、請求項5に記載の作動方法。
  8. 前記制御装置(14)は各々の加工ヘッド(8、9)についての並進的な直線位置決め(PT)および回転的な旋回位置決め(PS)を、他の加工ヘッド(8、9)の並進的な直線位置決め(PT)および回転的な旋回位置決め(PS)から独立して算定することを特徴とする、請求項4または5に記載の作動方法。
  9. 前記制御装置(14)は基本加工ヘッド(8)についての並進的な直線位置決め(PT)を並進的な主要位置決め(PTH)として引き継ぐことを特徴とする、請求項4から8のいずれか一項に記載の作動方法。
  10. 工作機械が請求項2または3に基づいて構成され、前記制御装置(14)は、
    すべての加工ヘッド(8、9)の並進的な直線位置決め(PT)に基づいて並進的な主要位置決め(PTH)を算定し、
    基本加工ヘッド(8)についてその並進的な直線位置決め(PT)および並進的な主要位置決め(PTH)に基づいて並進的な基本・補助位置決め(PTG)を算定し、
    基本・補助位置決め装置(22)を制御して、該基本・補助位置決め装置が基本加工ヘッド(8)を並進的な基本・補助位置決め(PTG)へ移動させるようにすることを特徴とする、請求項4から8のいずれか一項に記載の作動方法。
  11. 請求項1、2または3に記載の工作機械の制御装置(14)によって実行される機械コード(18)を含むコンピュータプログラムにおいて、前記制御装置(14)は請求項4から10のいずれか一項に記載の作動方法に基づいて工作機械を制御するコンピュータプログラム。
  12. データ担体において、請求項11に記載のコンピュータプログラム(15)が格納されているデータ担体。
  13. 請求項1、2または3に記載の工作機械の制御装置において、該制御装置により実行可能な請求項11に記載のコンピュータプログラム(15)が格納されている制御装置。
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