JP2010275121A - ガラスゴブの製造方法及び製造装置、並びにガラス成形体の製造方法及び製造装置 - Google Patents
ガラスゴブの製造方法及び製造装置、並びにガラス成形体の製造方法及び製造装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】下型は上方又は下方に移動しながら溶融ガラス滴を受け、前記下型が前記溶融ガラス滴を受けたときの、前記溶融ガラス滴と前記下型との接触面の直径が所望の大きさになるように、前記下型の速度を調整することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
滴下した前記溶融ガラス滴を前記下型の上で冷却固化する工程と、を有するガラスゴブの製造方法において、
前記下型は上方又は下方に移動しながら前記溶融ガラス滴を受け、
前記下型が前記溶融ガラス滴を受けたときの、前記溶融ガラス滴と前記下型との接触面の直径が所望の大きさになるように、前記下型の速度を調整することを特徴とするガラスゴブの製造方法。
前記下型は上方又は下方に移動しながら前記溶融ガラス滴を受ける下型駆動装置を備え、
前記下型駆動装置は、前記下型の移動速度を調整する手段を有することを特徴とするガラスゴブの製造装置。
滴下した前記溶融ガラス滴を、前記下型及び前記下型に対向する上型により加圧成形する工程と、を有するガラス成形体の製造方法において、
前記下型は上方又は下方に移動しながら前記溶融ガラス滴を受け、
前記下型が前記溶融ガラス滴を受けたときの、前記溶融ガラス滴と前記下型との接触面の直径が所望の大きさになるように、前記下型の速度を調整することを特徴とするガラス成形体の製造方法。
該下型に滴下された前記溶融ガラス滴を、前記下型と協働して加圧成形する上型と、
を備えたガラス成形体の製造装置において、
前記下型は上方又は下方に移動しながら前記溶融ガラス滴を受ける下型駆動装置を備え、
前記下型駆動装置は、前記下型の移動速度を調整する手段を有することを特徴とするガラス成形体の製造装置。
本発明のガラスゴブの製造方法について図を参照しながら説明する。図1は、ガラスゴブの製造方法の一例を示すフローチャートである。図2及び図3は、下型10が下方又は上方に移動しながら、溶融ガラス滴を下型で受ける工程(工程S103)を示している。図2は、下型10が上方に移動しながら、溶融ガラス滴を下型で受ける工程を示し、図3は、下型10が下方に移動しながら、溶融ガラス滴を下型で受ける工程を示している。
本発明のガラス成形体の製造方法について図6〜図8を参照しながら説明する。図6は、ガラス成形体の製造方法の一例を示すフローチャートである。また、図7、図8は本実施形態で用いるガラス成形体の製造装置を示す模式図(断面図)である。図7は滴下された溶融ガラス滴を下型で受ける工程(工程S204)における状態を、図8は、受けた溶融ガラス滴を下型と上型とで加圧する工程(工程S207)における状態を、それぞれ示している。
先ず、炭化珪素からなる上型及び下型の基材に、深さ4mm、凹面の半径4.25mmに成形面を機械加工した。この金型を用いて、図6に示すフローチャートに従ってガラス成形体の製造を行った。ガラス材料にはTgが480℃のリン酸系ガラスを用いた。滴下ノズル26の先端付近の温度は950℃とし、約500mgの溶融ガラス滴20が滴下するように設定した。また、工程S201における加熱温度は、下型が500℃、上型が450℃とし、工程S207における加圧の際の荷重は1800Nとした。
実施例2は、実施例1において、滴下距離を600mmに変え、下型10の移動方向を下方にし、下型10の移動を、ノズル先端から下方550mmから開始し、600mmで溶融ガラス滴20を受け、650mmの位置で停止した他は、実施例1と同様にして、溶融ガラス滴20と下型10との接触面の直径を測定した。
比較例1としては、実施例1において、滴下距離を表3のように変化させ、それぞれの滴下距離のところに下型10を固定させた状態で溶融ガラス滴20を受けた他は、実施例1と同様にして、溶融ガラス滴20と下型10との接触面の直径を測定した。
20 溶融ガラス滴
21 エアー溜まり
24 ガラス
25 溶融槽
26 滴下ノズル
30 下型駆動装置
31 モータ
32 回転部
33 移動部
40 上型
28 ガラス成形体
P1 滴下位置
P2 加圧位置
Claims (4)
- 下型に溶融ガラス滴を滴下する工程と、
滴下した前記溶融ガラス滴を前記下型の上で冷却固化する工程と、を有するガラスゴブの製造方法において、
前記下型は上方又は下方に移動しながら前記溶融ガラス滴を受け、
前記下型が前記溶融ガラス滴を受けたときの、前記溶融ガラス滴と前記下型との接触面の直径が所望の大きさになるように、前記下型の速度を調整することを特徴とするガラスゴブの製造方法。 - 溶融ガラス滴を受ける下型を有するガラスゴブの製造装置において、
前記下型は上方又は下方に移動しながら前記溶融ガラス滴を受ける下型駆動装置を備え、
前記下型駆動装置は、前記下型の移動速度を調整する手段を有することを特徴とするガラスゴブの製造装置。 - 下型に溶融ガラス滴を滴下する工程と、
滴下した前記溶融ガラス滴を、前記下型及び前記下型に対向する上型により加圧成形する工程と、を有するガラス成形体の製造方法において、
前記下型は上方又は下方に移動しながら前記溶融ガラス滴を受け、
前記下型が前記溶融ガラス滴を受けたときの、前記溶融ガラス滴と前記下型との接触面の直径が所望の大きさになるように、前記下型の速度を調整することを特徴とするガラス成形体の製造方法。 - 溶融ガラス滴を受ける下型と、
該下型に滴下された前記溶融ガラス滴を、前記下型と協働して加圧成形する上型と、
を備えたガラス成形体の製造装置において、
前記下型は上方又は下方に移動しながら前記溶融ガラス滴を受ける下型駆動装置を備え、
前記下型駆動装置は、前記下型の移動速度を調整する手段を有することを特徴とするガラス成形体の製造装置。
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JP2009126255A JP2010275121A (ja) | 2009-05-26 | 2009-05-26 | ガラスゴブの製造方法及び製造装置、並びにガラス成形体の製造方法及び製造装置 |
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Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08208244A (ja) * | 1995-02-01 | 1996-08-13 | Olympus Optical Co Ltd | 光学ガラス素子成形装置 |
JP2009091220A (ja) * | 2007-10-11 | 2009-04-30 | Fujinon Corp | 光学素子成形装置及び光学素子成形方法 |
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2009
- 2009-05-26 JP JP2009126255A patent/JP2010275121A/ja active Pending
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