JP2010264534A5 - - Google Patents
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本発明の一つの特徴によれば、モータと、モータを収容するハウジングと、ハウジングの下方に固定されるバッテリと、モータにより回転され、ハウジングから前方に突出する先端工具装着部を有する電動工具であって、ハウジングには、第1の空気口が設けられており、ハウジングの第1の空気口よりも下方には、第2の空気口が設けられており、第1の空気口からハウジングの内部に侵入した水分を、第2の空気口へと案内する案内部を設けた。第2の空気口は、ハウジングの後方に配置される。案内部は、下方に向かうにしたがって後方へと傾斜する傾斜部を有するように構成される。
本発明の他の特徴によれば、モータと、モータの回転力を伝達して先端工具を駆動する動力伝達部と、これらを収容するハウジングと、モータを制御するスイッチング素子を搭載する回路基板を有する電動工具であって、回路基板をモータの後側にモータの回転軸に対して略垂直に配置し、回路基板の近傍のハウジングに外気を取り込むための空気口を形成し、空気口の近傍に防水板等の防水部材を設けた。防水部材には、付着した水分を一定方向に導くように案内部が形成され、案内部はハウジングの空気口に接続されることにより、電動工具を正立させた際に付着した水分が空気口を介して外部に排出されるように構成した。
本発明の他の特徴によれば、モータと、モータの回転力を伝達して先端工具を駆動する動力伝達部と、これらを収容するハウジングと、モータを制御するスイッチング素子を搭載する回路基板を有する電動工具であって、回路基板をモータの後側にモータの回転軸に対して略垂直に配置し、回路基板の近傍のハウジングに外気を取り込むための空気口を形成し、空気口の近傍に防水板等の防水部材を設けた。防水部材には、付着した水分を一定方向に導くように案内部が形成され、案内部はハウジングの空気口に接続されることにより、電動工具を正立させた際に付着した水分が空気口を介して外部に排出されるように構成した。
請求項1、2の発明によれば、ハウジングに第1と第2の空気孔を設け、第1の空気口からハウジングの内部に侵入した水分を、下方に設けられた第2の空気口へと案内する案内部を設けたので、ハウジングの内部に侵入した雨水等を効果的にハウジング外部に排出することができる。
請求項3の発明によれば、案内部は下方に向かうにしたがって後方へと傾斜する傾斜部を有するので、電動工具を正立させた際に水分を外部に効果的に排出させることができる。
請求項4の発明によれば、回路基板の近傍のハウジングに空気口を形成し、空気口の近傍に防水部材を設けたので、空気口から侵入した雨水や埃等が直接回路基板に付着することを防止でき、防水・防塵の効果を得ることができる。
請求項3の発明によれば、案内部は下方に向かうにしたがって後方へと傾斜する傾斜部を有するので、電動工具を正立させた際に水分を外部に効果的に排出させることができる。
請求項4の発明によれば、回路基板の近傍のハウジングに空気口を形成し、空気口の近傍に防水部材を設けたので、空気口から侵入した雨水や埃等が直接回路基板に付着することを防止でき、防水・防塵の効果を得ることができる。
請求項5の発明によれば、防水部材には、付着した水分を一定方向に導くように案内部が形成され、案内部はハウジングの空気口に接続されるので、電動工具を正立させた際に付着した水分が空気口を介して外部に排出される。従って、内部に侵入した雨水等を効果的にハウジング外部に排出することができる。
請求項6の発明によれば、防水部材は金属製の板であり、回路基板の後方側においてスイッチング素子に接触するように取り付けられるので、モータに流れる電流によって発熱するスイッチング素子を効果的に冷却することができる。
請求項7の発明によれば、防水部材は少なくともスイッチング素子の搭載領域全体を覆う平面部を有し、平面部は回路基板と平行になるように配置され、案内部は平面部から所定の角度を有して下方に延びるので、スイッチング素子に侵入した水滴が付くことを防止できる上に、効果的に水分をハウジングの外部に排出できる。
請求項8の発明によれば、防水部材には回転軸を貫通させるための穴が形成されるので、モータとベアリングの間の限られたスペース内に防水部材を配置することができる。
請求項9の発明によれば、ハウジングの回路基板の左右両側に第2の空気口が形成され、第2の空気口付近に位置する防水部材の左右両端は前方に折り曲げられるので、ハウジングの側方の空気口から侵入する雨水等が回路基板に付着することを効果的に防止できる。
請求項10の発明によれば、回路基板と防水部材は、ねじを貫通させるためのねじ穴を有し、回路基板と防水部材は共通のねじでモータに固定されるので、組み立て作業の効率向上と製造原価の低減を実現できる。
請求項11の発明によれば、防水部材は放熱特性のあるシートで構成されるので、防水のために回路基板に塗布されるシリコンなどコーティング剤の使用量を抑えることができ、コーティング剤塗布の作業時間短縮の効果が期待できる。
請求項12の発明によれば、ハウジングに空気口を形成し、モータに対する防水部材を空気口の近傍に設けたので、空気口から侵入した雨水や埃等が直接回路基板に付着することを防止でき、防水・防塵の効果を得ることができる。
請求項13の発明によれば、ハウジングに空気口を設け、空気口とモータの間に防水部材を設けたので、防水部材により水などがモータに付着することを防ぐことができる。
請求項14の発明によれば、モータは配線を有しており、防水部材は空気口と配線の間に設けられるので、防水部材により水などが配線に付着することを防ぐことができる。また、配線が空気口側にあると、防水部材に配線が通る場所を作る必要があるが、それを省くことができる。
請求項15の発明によれば、防水部材に案内部を設けたので、付着した水分を空気口へと排出することができる。このため、ハウジングの内部に水が滞留することがなくなり、さびなどを防ぐことができる。
請求項16の発明によれば、空気口とモータの間にモータに接触するように金属製の放熱部材を設けたので、空気口からの新鮮な空気により放熱部材の放熱効果を高めることができつつ、水や粉塵からモータを守ることができる。
請求項17の発明によれば、スイッチング素子に接触するように金属製の放熱部材を設けたので、特に熱及び(水、粉塵)に弱いスイッチング素子を守ることができる。
請求項18の発明によれば、ハウジングと放熱部材とは、上部で隙間が開いており、下部で密着しているので、隙間から冷却風を通すことによってモータを冷却可能とし、密着している部分によってハンドルハウジング部への水などの浸入を防止することができる。
Claims (18)
- モータと、
前記モータを収容するハウジングと、
前記ハウジングの下方に固定されるバッテリと、
前記モータにより回転され、前記ハウジングから前方に突出する先端工具装着部と、を有する電動工具であって、
前記ハウジングには、第1の空気口が設けられており、
前記ハウジングの前記第1の空気口よりも下方には、第2の空気口が設けられており、
前記第1の空気口からハウジングの内部に侵入した水分を、前記第2の空気口へと案内する案内部を設けたことを特徴とする電動工具。 - 前記第2の空気口は、ハウジングの後方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
- 前記案内部は、下方に向かうにしたがって後方へと傾斜するように構成されている傾斜部を有することを特徴とする請求項1又2に記載の電動工具。
- モータと、前記モータの回転力を伝達して先端工具を駆動する動力伝達部と、これらを収容するハウジングと、前記モータを制御する回路基板を有する電動工具であって、
前記回路基板を、前記モータの後側に前記モータの回転軸に対して略垂直に配置し、
前記回路基板の近傍のハウジングに空気口を形成し、
前記空気口の近傍に防水部材を設けたことを特徴とする電動工具。 - 前記防水部材には、付着した水分を一定方向に導くように案内部が形成され、該案内部は前記ハウジングの前記空気口に接続されることにより、前記電動工具を正立させた際に付着した水分が前記空気口を介して外部に排出されることを特徴とする請求項4に記載の電動工具。
- 前記防水部材は金属製の板であり、前記回路基板の後方側において前記回路基板に搭載されるスイッチング素子に接触するように取り付けられることを特徴とする請求項4又は5に記載の電動工具。
- 前記防水部材は少なくとも前記スイッチング素子の搭載領域全体を覆う平面部を有し、該平面部は前記回路基板と平行になるように配置され、
前記案内部は前記平面部から所定の角度を有して下方に延びるように形成されることを特徴とする請求項6に記載の電動工具。 - 前記防水部材には前記回転軸を貫通させるための穴が形成されることを特徴とする請求項4〜7のいずれか一項に記載の電動工具。
- 前記ハウジングの前記回路基板の左右両側に第2の空気口が形成され、第2の空気口付近に位置する前記防水部材の左右両端は、前方に折り曲げられることを特徴とする請求項8に記載の電動工具。
- 前記回路基板と前記防水部材は、ねじを貫通させるためのねじ穴を有し、
前記回路基板と前記防水部材は共通のねじで前記モータに固定されることを特徴とする請求項4〜9のいずれか一項に記載の電動工具。 - 前記防水部材は放熱特性のあるシートで構成されることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載の電動工具。
- モータと、前記モータの回転力を伝達して先端工具を駆動する動力伝達部と、これらを収容するハウジングを有する電動工具であって、
前記ハウジングに空気口を形成し、
前記モータに対する防水板を、前記空気口の近傍に設けたことを特徴とする電動工具。 - モータと、
前記モータの回転力を伝達して先端工具を駆動する動力伝達部と、
前記モータ及び前記動力伝達部を収容するハウジングと、を有する電動工具であって、
前記ハウジングに空気口を設け、前記空気口と前記モータの間に防水部材を設けたことを特徴とする電動工具。 - 前記モータは配線を有し、
前記防水部材は、前記空気口と前記配線の間に設けられることを特徴とする請求項13に記載の電動工具。 - モータと、
前記モータの回転力を伝達して先端工具を駆動する動力伝達部と、
前記モータ及び前記動力伝達部を収容するハウジングと、を有する電動工具であって、
前記ハウジングに空気口を設け、付着した水分を前記空気口へと案内する案内部を有する防水部材を設けたことを特徴とする電動工具。 - モータと、
前記モータの回転力を伝達して先端工具を駆動する動力伝達部と、
前記モータ及び前記動力伝達部を収容するハウジングと、を有する電動工具であって、
前記ハウジングに空気口を設け、
前記空気口と前記モータの間に、モータと接触するように金属製の放熱部材を設けたことを特徴とする電動工具。 - 前記モータはブラシレスDCモータであり、
前記ブラシレスDCモータは、前記ブラシレスDCモータ駆動可能なスイッチング素子を有し、
前記スイッチング素子と接触するように金属製の放熱部材を設けたことを特徴とする請求項16に記載の電動工具。 - 前記ハウジングは、下方へと延びるハンドルハウジング部を有し、
前記ハンドルハウジング部の上部には、トリガスイッチが設けられ、
前記ハンドルハウジング部の下部には、バッテリが接続されており、
前記ハウジングと前記放熱部材とは、上部で隙間が開いており、下部で密着していることを特徴とする請求項16に記載の電動工具。
Priority Applications (1)
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JP2009117090A JP5594642B2 (ja) | 2009-05-13 | 2009-05-13 | 電動工具 |
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Family Applications (1)
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JP2009117090A Active JP5594642B2 (ja) | 2009-05-13 | 2009-05-13 | 電動工具 |
Country Status (1)
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