JP2010247279A - ロボットシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数台のロボットを複数人で並行して教示を行う時に、携帯操作盤に対応したロボットのみの動作を許可する、より簡易なロボットシステムを提供すること。
【解決手段】複数台のロボットと、ロボットの動作を許可または禁止するイネーブル装置を含む携帯操作盤とを備え、ロボットを駆動制御するロボット制御装置を通信路により互いに接続したうえで、各ロボットの動作モードとイネーブル装置の操作に基づくイネーブルリンク信号を各ロボット制御装置間に伝達することで、各携帯操作盤に対応するロボットの駆動電源の投入と遮断を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、互いに接続され、協調動作又は独立動作を行う複数台のロボットを、複数人で効率よく教示するロボットシステムの改良であり、特に教示作業中のイネーブル装置の制御に関する。
産業用ロボットは、稼動に先立ち、教示モードで作業プログラム(作業を行うためのロボットの動作位置や作業手順が登録されたプログラム)の作成又は編集を行なう。その際に、教示作業者は、ロボット制御装置に接続された専用の携帯操作盤(教示装置、ティーチペンダント又はプログラミングペンダントとも言う)により各種設定や産業用ロボットに接近した位置で動作の教示操作を行う。このような携帯操作盤には、教示作業者が、教示作業中に携帯操作盤の誤操作をすると、ロボットが教示作業者の意図しない動作をすることがある。このような場合に、ロボットの停止を直ちに行えるように、携帯操作盤に産業用ロボットの動作を許可又は禁止することができるイネーブル装置が採用されている。
このイネーブル装置は、2ポジション又は3ポジションのスイッチで、スイッチの操作中(3ポジションのスイッチの場合は、中間位置)の時にはロボットの動作が許可され、スイッチが他の位置では、ロボットの動作が禁止されるようになっている。
このイネーブル装置を使用することを踏まえたうえで、互いに接続され、複数の産業用ロボットで協調動作又は1台の産業用ロボットで独立動作を行う。また、複数台のロボットを制御するロボット制御装置では、教示作業の効率化のため複数の教示作業者により並行して教示を行うことで教示作業工程を効率よく終え、ロボットシステムの稼動を早期に始めることが行われる。この教示作業で、携帯操作盤より選択されたロボット群に対する動作を許可又は禁止(駆動電源の投入と遮断制御)を携帯操作盤のイネーブル装置の操作に基づいて行い、教示作業者が危険に曝される機会を少なくすることで、もって作業者の安全性を確保するロボットシステムを本出願人は提案している(特許文献1参照)。
特開2005−230919号公報
特許文献1のロボットシステムでは、複数台のロボット、ロボットを駆動するための互いに接続されたロボット制御装置、携帯操作盤だけでなく、ロボット群動作許可装置を備えることで、携帯操作盤のイネーブル装置の操作に基づいて、携帯操作盤で選択した任意のロボット群の動作許可と禁止を行えるようにしている。この構成で、複数台ロボットの組み合わせ方の自由度が非常に高く、教示作業者の安全性の高いロボットシステムを構築することができるようになっている。しかし、このロボット群動作許可装置は使用するロボットの台数が増えるほど入出力信号が増えるため、入出力のための端子数が増えて大型化し、また多くの配線を行わないといけないので誤配線の機会が増えてしまうことが考えられる。また、ロボットの台数に依存するロボットシステムの規模に関係なくロボット郡動作許可装置が必要となるため、設置スペースの確保や導入のための価格が増すことが問題となることがある。そのため、数台のロボットで構成される小規模のロボットシステムでは、より簡単な構成のシステムが望まれる。
本発明はこのような課題に鑑みて複数台で構成されるロボットシステムを改善するものであり、ロボット制御装置の相互間に連結接続した信号に基づき、携帯操作盤により選択されたロボットの動作を許可又は禁止(駆動電源の投入と遮断)を行えるようにし、教示作業者の安全を確保した上で、ロボット制御装置の他に付加する装置の無い、より簡易なロボットシステムを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、少なくとも1台のロボットと、教示モードのときに前記ロボットの駆動電源の投入又は遮断するイネーブル装置を備える携帯操作盤とが接続され、前記ロボットを駆動制御するロボット制御装置が複数台、通信路により互いに接続されて形成される複数ロボットシステムにおいて、各々の前記ロボット制御装置は、該ロボット制御装置に接続された前記携帯操作盤に備わる前記イネーブル装置の操作で動作する前記ロボットを選択する動作モード情報を格納する動作モード格納部を有するロボット郡制御部を備え、各々の前記ロボット制御装置に備わるロボット郡制御部はイネーブルリンク信号路で順次接続され、前記ロボット郡制御部は前記携帯操作盤に備わる前記イネーブル装置の操作でイネーブル信号を出力し、前記イネーブルリンク信号路を介して前記イネーブルリンク信号路で接続される全ての前記ロボット郡制御部に前記イネーブルリンク信号を伝達し、各々の前記ロボット郡制御部は、前記イネーブル信号及び前記動作モード情報に基づいて前記ロボットの駆動電源の投入又は遮断する駆動電源投入許可信号を出力することを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明は、前記イネーブル装置の操作でイネーブル信号を出力する前記ロボット郡制御部は、協調マスターに設定した前記ロボット制御装置が駆動制御する前記ロボットに協調スレーブに設定した前記ロボット制御装置が駆動制御する前記ロボットに従動する協調動作における協調マスターに設定された前記ロボット制御装置に備わることを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、前記ロボット郡制御部の相互間で伝達する前記イネーブルリンク信号路は、イネーブルリンク信号往路及びイネーブルリンク信号復路並びに折り返し路より形成されることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、各々の前記ロボット群制御部の順次接続は、前記ロボット群制御部は往路入力端子及び往路出力端子並び復路入力端子及び復路出力端子を備えており、前記イネーブルリンク信号路で順次接続される前記ロボット郡制御部の片端の前記ロボット郡制御部の前記往路入力端子には常時ONとなるように設定され、前記片端のロボット郡制御部の往路出力端子と次段の前記ロボット郡制御部の前記往路入力端子とをイネーブルリンク信号往路での接続が繰り返され、他端の前記ロボット郡制御部の前記往路出力端子と自身の復路入力端子とは前記折り返し路で接続され、前記他端のロボット郡制御部の前記復路出力端子と前段の前記ロボット郡制御部の前記復路入力端子とを前記イネーブルリンク信号復路での接続が繰り返される接続形態であることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、前記ロボット群制御部はCPUを備え、前記イネーブルリンク信号と、前記動作モード格納部に格納された動作モード情報と、イネーブル装置が出力する信号と、駆動電源投入準備信号と、駆動電源の遮断要因とに基づいて前記駆動電源投入許可信号を出力することを特徴とするものである。
また、請求項6に記載の発明は、前記ロボット郡制御部は2つのCPUを備え、独立した2つの前記イネーブル信号路で複数の前記ロボット郡制御部が順次接続され、前記2つのCPUは各々の前記イネーブル信号路で伝達するイネーブル信号に基づいて独立した駆動電源投入許可信号を出力することを特徴とするものである。
本発明によると、ロボット制御装置の相互間をイネーブル信号路で連結接続し、イネーブル装置の操作に基づく信号を各々のロボット制御装置に備わるロボット郡制御部の相互間で伝達することで、携帯操作盤のイネーブル装置の操作で動作許可と設定されているロボットのみの駆動電源を投入して動作を許可すること及び駆動電源を遮断して動作禁止することができ、またシステムを大規模化や配線の煩雑さを削減することができる。
本発明の第1実施例を示すロボットシステムの構成図 本発明の第1実施例を示すロボット動作モード選択画面 本発明の第1実施例を示すロボット群制御部の内部構成図 本発明の第1実施例を示すロボット群制御部のイネーブルリンク信号の入出力回路の図 本発明の第1実施例を示すロボット群制御部のイネーブルリンク出力許可信号の出力条件を表すシーケンス図 本発明の第1実施例を示すロボット群制御部におけるイネーブルリンク信号の入出力回路のタイミングチャート 本発明の第1実施例を示すロボット群制御部の駆動電源投入許可信号の出力条件を表すシーケンス図 本発明の第1実施例を示す携帯操作盤の表示例 イネーブルリンク信号入出力回路の二重化構成例を表す回路図
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明のロボットシステムの構成図である。図において、第1ロボット1−1は、第1ロボット制御装置2−1へ接続されている。ロボット制御装置2−1より第1携帯操作盤3−1に接続されている。同様に、第2ロボット1−2は、第2ロボット制御装置2−2、第2携帯操作盤3−2に接続されている。第3ロボット1−3は、第3ロボット制御装置2−3、第3携帯操作盤3−3に接続されている。
携帯操作盤3−1、3−2、3−3には、教示作業者により操作される操作部4−1、4−2、4−3と、各ロボット1−1、1−2、1−3の作業プログラム(作業を行うためのロボットの動作位置や作業手順が登録されたプログラム)又はロボット制御装置2−1、2−2、2−3の状態や設定などを表示する表示部5−1、5−2、5−3と、ロボット1−1、1−2、1−3の駆動電源を遮断して動作を止める非常停止スイッチ6−1、6−2、6−3と、教示モードでの教示作業の際にロボットの動作の許可と禁止を行うイネーブル装置7−1、7−2、7−3と、治具などロボットの周辺の準備が整いロボットの駆動電源の投入準備が整ったことを教示作業者が入力するための駆動電源投入準備スイッチ8−1、8−2、8−3とが備わっている。尚、イネーブル装置7−1、7−2、7−3としては、2ポジションスイッチあるいは3ポジションスイッチがあり、また携帯操作盤3−1、3−2、3−3の片方に備える片手操作型、または両方に備える両手操作型があるが、本発明ではこれらの構成は問わない。
各ロボット制御装置2−1、2−2、2−3の相互間は通信路11を介して通信を行う。また、ロボット制御装置2−1、2−2、2−3にはロボット群制御部21−1、21−2、21−3が備えられている。携帯操作盤3−1、3−2、3−3のイネーブル装置7−1、7−2、7−3からの信号に基づき駆動電源の投入と遮断をおこなうイネーブルリンク信号を伝達するイネーブルリンク信号路15(イネーブルリンク信号往路16、イネーブルリンク信号復路17及び折り返し路18)が、各ロボット制御装置2−1、2−2、2−3の前記ロボット群制御部21−1、21−2、21−3の相互に接続され信号伝達される。
各ロボット1−1、1−2、1−3の教示作業の動作モードには協調動作におけるマスターモード若しくはスレーブモード、又は独立動作の独立モードの3種があり、各ロボットの動作モードは携帯操作盤3により設定又は変更が可能であり、各ロボットの動作モードは教示作業者の所望の動作モードの情報が動作モード格納部(図3の符号13)に格納される。この動作モードの設定で、ロボットの駆動電源の投入と遮断は以下のようになる。
マスターモードに設定されているロボットの携帯操作盤3のイネーブル装置7を押下操作すると、マスターモードに設定されているロボットとスレーブモードに設定されているロボットの駆動電源が投入され、独立モードに設定されているロボットの駆動電源の投入と遮断には影響しない。また、スレーブモードに設定されているロボットの携帯操作盤3のイネーブル装置7を操作しても、どのロボットの駆動電源も投入されない。
一方、独立モードに設定されているロボットの携帯操作盤3のイネーブル装置7を押下操作すると、当該ロボットの駆動電源が投入されるが、マスターモード若しくはスレーブモードに設定されているロボット、又は他の独立モードに設定されているロボットの駆動電源の投入と遮断には影響しない。
ロボット群制御部21−1、21−2、21−3は、設定されている動作モードとイネーブルリンク信号路15で伝達されるイネーブルリンク信号14とに基づいて、駆動電源制御部20−1、20−2、20−3へ駆動電源投入許可信号41を出力すると共に、イネーブルリンク信号路15で接続されたロボット制御装置2へイネーブルリンク信号14を出力する。駆動電源投入許可信号41を入力した駆動電源制御部20−1、20−2、20−3は、駆動電源の投入許可又は投入禁止の状態により駆動部22−1、22−2、22−3の駆動電源の投入又は遮断制御を行い、ロボット1−1、1−2、1−3へ駆動電源の供給と遮断を行う。また、ロボット群制御部21−1、21−2、21−3はロボット制御装置2−1、2−2、2−3に備わる非常停止や異常信号(共に図示していない)を監視し、非常停止状態又は異常状態であれば駆動電源制御部20−1、20−2、20−3への駆動電源投入許可信号を投入禁止状態にして、駆動部22−1、22−2、22−3の駆動電源の遮断制御を行い、ロボット1−1、1−2、1−3へ駆動電源の遮断を行う。
更に詳しい説明を図2〜9を用いて行う。
図2は携帯操作盤3−1、3−2、3−3における、各ロボット1−1、1−2、1−3の動作モードの選択画面である。図において、R1は第1ロボット1-1を意味し、同様にR2は第2ロボット1−2、R3は第3ロボット1−3を意味する。マスターモードを設定できるロボットはいずれか1台だけである。スレーブモード、独立モードは複数のロボットで設定できる。作業プログラムを教示する前に、携帯操作盤3−1、3−2、3−3のいずれかで各ロボット1−1、1−2、1−3の動作モードを、協調動作のマスターとして使用するマスターモード若しくはスレーブとして使用するスレーブモード、又は独立運転を行う独立モードかを設定する。設定された各々のロボットの動作モードは、通信路11を介して各ロボット制御装置2−1、2−2、2−3のロボット群制御部21−1、21−2、21−3に伝達され、同一の内容が記憶される。図2の例では、R1(第1ロボット1−1)が協調動作のスレーブモード、R2(第2ロボット1−2)が協調動作のマスターモード及びR3(第3ロボット1−3)が独立動作の独立モードが設定されている様子を示している。
図3はロボット群制御部21の内部構成を表している。この図ではロボット郡制御部21に入出力する信号には矢印を付して信号の伝達方向を示している。イネーブルリンク信号路15を介してイネーブルリンク信号14(イネーブルリンク信号路15で伝達される信号)が入出力するイネーブルリンク信号入出力回路24がある。前段からのイネーブルリンク信号14−1は、イネーブルリンク信号入出力回路24を介してCPU30に入力され、CPU30では、動作モード格納部13の動作モードの情報と共に信号処理され、イネーブルリンク信号入出力回路24を介して後段へイネーブルリンク信号14−2として出力される。また、CPU30には接続されている携帯操作盤3のイネーブル装置7、非常停止スイッチ6、図示していないがロボット制御装置2に備わる非常停止スイッチ9、PLC等で構成される複数のロボットを統括制御する上位制御装置の非常停止スイッチ10、安全防護柵の扉の開閉の各信号等が入力回路25を介して入力される。CPU30は、これらのスイッチの信号及びイネーブルリンク信号14の信号に基づき、駆動電源制御部20への駆動電源投入許可信号41を制御する。
ロボット群制御部をさらに詳しく説明する。図4はイネーブルリンク信号入出力回路24とCPU30の詳細図である。図において各々の信号伝達器は各ロボット群制御部21の相互間でイネーブルリンク信号14をインターフェースするためのものであり、例えばフォトカプラやリレーなどの任意の信号伝達手段が用いられる。30−1、30−2、30−3はCPUであり、このCPU30−1、30−2、30−3で、ロボット群制御部の入出力信号の処理を行なう。
各々のロボット群制御部21はイネーブルリンク信号路15で接続される。各々のロボット群制御部21は往路入力端子及び往路出力端子並び復路入力端子及び復路出力端子を備えている。最端(最上流)のロボット群制御部21−1の往路入力端子は直流24Vに接続されている(本実施例では、イネーブルリンク信号を直流24Vでインターフェースしている)。最端のロボット群制御部21−1の往路出力端子から、次段のロボット群制御部21−2の往路入力端子へはイネーブルリンク信号往路16で接続され、順に他端(最下流)のロボット群制御部21−3の往路入力端子に接続される。最下流のロボット群制御部21−3の往路出力端子からは該ロボット群制御部21−3の復路入力端子に折り返し路18が接続される。最下流のロボット群制御部21−3の復路出力端子からは、前段のロボット群制御部21−2の復路入力端子にイネーブルリンク信号復路17に接続され、更に前段に接続が行なわれる。このようにイネーブルリンク信号は往路と復路のペアで接続される。
ロボット群制御部21−1では、往路入力端子から入力され信号伝達器を介したイネーブルリンク往路入力信号31−1と、復路入力端子から入力され信号伝達器を介したイネーブルリンク復路入力信号33−1とがCPU30−1に入力される。また、CPU30−1は、動作モード格納部13に格納されている動作モード情報と携帯操作盤3−1に備わるイネーブル装置7−1の信号に基づいてイネーブルリンク出力許可信号32−1を出力する。そして、該イネーブルリンク出力許可信号32−1とイネーブルリンク往路入力信号31−1との論理積の信号を、信号伝達器を介して往路出力端子から出力する。
他のロボット群制御部21−2、21−3も同様である。
CPU30からイネーブルリンク出力許可信号32が出力される条件を図5のシーケンス図(等価回路)で説明する。各ロボット1−1、1−2、1−3の動作モード設定により、イネーブルリンク出力許可信号32が出力される条件は異なり、モード設定がマスターモードであれば、自身の携帯操作盤3のイネーブル装置7が操作されONされた時にはイネーブルリンク出力許可信号32をONし、イネーブル装置7がOFFされた時にはイネーブルリンク出力許可信号32をOFFする。一方、モード設定がスレーブモードまたは独立モードであれば、イネーブルリンク出力許可信号32を常にON状態にする。
このような接続とCPU30の入出力で、ロボット群制御部21は、イネーブルリンク往路入力信号31とイネーブルリンク復路入力信号33の2つの入力信号が共にON状態となれば、CPU30はイネーブルリンク信号14による駆動電源投入が許可された状態と判断するようになっている。
図4で説明したイネーブルリンク信号入出力回路24のタイミングチャートを図6に示す。なお、図6での各ロボットの動作モードは、ロボット1−1がスレーブモード、ロボット1−2がマスターモード、ロボット1−3が独立モードの例である。
タイミング[1]にて各ロボット制御装置2−1、2−2、2−3の電源をオンすると、ロボット群制御部21−1には24Vが供給されるのでイネーブルリンク往路入力信号31−1は常にON状態となる。
タイミング[2]にてCPU30−1、30−2、30−3が立ち上がると、図5で説明したように、モード設定がスレーブモードまたは独立モードのロボット群制御部21−1、21−3はイネーブルリンク出力許可信号32−1、32−3をON状態にする。このとき、ロボット群制御部21−1はイネーブルリンク往路入力信号31−1とイネーブルリンク出力許可信号32−1が共にONであるため、後段のロボット群制御部21−2のイネーブルリンク往路入力信号31−2もONする。
タイミング[3]にてマスターモードであるロボット群制御部21−2の携帯操作盤3−2のイネーブル装置7−2がONされると、イネーブルリンク出力許可信号32−2がONする。すでにイネーブルリンク往路入力信号31−2もONしているため、ロボット群制御部21−3のイネーブルリンク往路入力信号31−3がONする。イネーブルリンク出力許可信号32−3はすでにONしているので、往路出力端子のイネーブルリンク信号14がONする。ロボット群制御部21−3は最終段であるため、イネーブルリンク信号14は折り返し路18の接続で、イネーブルリンク復路入力信号33−3がONする。以降順次ロボット群制御部21−2、21−1のイネーブルリンク復路入力信号33−2、33−1がONする。このような信号の伝達により、各ロボット群制御部21−1、21−2、21−3において、イネーブルリンク往路入力信号31−1、31−2、31−3、及びイネーブルリンク復路入力信号33−1、33−2、33−3が全てONとなるため、イネーブルリンク信号14によりロボットの動作が許可された状態、すなわちロボットの駆動電源投入が許可された状態と判断する。
タイミング[4]は、イネーブルリンク信号14によりロボットの動作の許可が継続されている状態である。
タイミング[5]にてマスターモードの動作モードが設定されているロボット群制御部21−2の携帯操作盤3−2のイネーブル装置7−2がOFFされると、イネーブルリンク出力許可信号32−2がOFFする。すると後段のロボット群制御部21−3のイネーブルリンク往路入力信号31−3もOFFし、イネーブルリンク復路入力信号33−3、33−2、33−1も順次OFFしていく。このような信号の伝達により、各ロボット群制御部21−1、21−2、21−3においてイネーブルリンク信号14によりロボットの動作が禁止された状態、すなわち駆動電源投入が禁止された状態と判断する。
タイミング[6]は、イネーブルリンク信号14によりロボットの動作の禁止が継続されている状態である。
このように、動作モードがマスターモードである携帯操作盤3−2のイネーブル装置7−2のON又はOFFの状態が各ロボット群制御部2−1、2−2、2−3に伝達される。
図7は、ロボット群制御部21から駆動電源制御部20へ駆動電源投入許可信号41が出力される条件を表したシーケンス図である。ENLはイネーブルリンク信号14(イネーブルリンク往路入力信号31及びイネーブルリンク復路入力信号33)による駆動電源制御信号42で駆動されるリレーの常開接点であり、イネーブルリンク往路入力信号31とイネーブルリンク復路入力信号33が共にONした時にENLがON(閉路)する。EN1は、携帯操作盤3のイネーブル装置7により動作するリレーの常開接点である。
OFLは、直流24Vから、非常停止や異常発生の検出等の駆動電源の遮断要因で開路する駆動電源の遮断要因リレーと駆動電源投入準備スイッチ8がONされれば閉路する駆動電源投入準備リレー43の常開接点とが直列接続された回路ラインで駆動されるリレーであり、この回路ラインには、駆動電源投入準備リレー43にOFL自身の常開接点が並列に接続されている。この回路構成で、OFLは、駆動電源投入準備スイッチ8がONするとON(閉路)を自己保持し、非常停止や異常発生の検出等の駆動電源の遮断要因で自己保持が解除されるリレーの常開接点である。
マスター、独立、スレーブの各接点は、各ロボット郡制御部21に格納された動作モードの情報により閉路する信号である。
すなわち、非常停止等の駆動電源の遮断要因が無く、駆動電源投入準備スイッチ8がONされ(OFLがON)た状態で、動作モードがマスター又はスレーブであればイネーブルリンク信号14がONとなれば駆動電源投入許可信号41が出力され、この信号41で駆動電源制御部20の電磁接触器が駆動され、該電磁接触器の接点を介して駆動部22は電源が供給され、ロボット1の駆動電源が投入する。一方、独立モードでは、携帯操作盤3に備わるイネーブル装置7の操作でEN1がON(閉路)又はOFF(開路)して駆動電源投入許可信号41が出力されるようになっている。
尚、図7で説明した回路は等価回路であり、CPU30や論理演算素子で構成されていてもかまわない。
ロボット群制御部21は、このような動作を行うので動作モードの設定により、駆動電源投入許可信号41の出力条件が異なる。
まず動作モードがマスターモードであれば、自身の携帯操作盤3の駆動電源投入準備スイッチをONすることでOFLがONする。その後イネーブル装置7をONすることで、図5で説明したようにイネーブルリンク出力許可信号32がONし、イネーブルリンク往路入力信号31とイネーブルリンク復路入力信号33がONするため、イネーブルリンク信号14によりENLがON(閉路)し、駆動電源投入許可信号41が出力され、駆動電源制御部20はロボット1に駆動電源を供給する。
次に動作モードがスレーブモードであれば、予め自身の携帯操作盤3の駆動電源投入準備スイッチをONすることでOFLがON(閉路)する。
尚、駆動電源投入準備操作の利便性のために、マスターモード設定の携帯操作盤の駆動電源投入準備スイッチをONしてOFLがON(閉路)すると共に、このスイッチONの情報を、通信路を介してスレーブモード設定のロボット制御装置に伝え、該当するロボット制御装置のOFLをON(閉路)とする構成としてもよい。
マスターモードに動作モードが設定されている携帯操作盤3のイネーブル装置7がONすることによりイネーブルリンク信号14によりENLがON(閉路)すると、駆動電源投入許可信号41が出力され、駆動電源制御部20はロボット1に駆動電源を供給する。
動作モードが独立モードであれば、予め自身の携帯操作盤3の駆動電源投入準備スイッチをONすることでOFLがON(閉路)する。そして、自身の携帯操作盤3のイネーブル装置7がONすることによりEN1が閉路し駆動電源投入許可信号41が出力され、駆動電源制御部20はロボット1に駆動電源を供給する。
具体的な例として、図2に示す動作モード設定の例で説明すると、ロボット1−2はマスターモードのため、自身の携帯操作盤3−2のイネーブル装置7−2をONすることによりロボット群制御部21−2から駆動電源投入許可信号41−2を出力し駆動電源制御部20−2はロボット1−2に駆動電源を供給する。このとき、ロボット1−1はスレーブモードのため、自身の携帯操作盤3−1のイネーブル装置7−1は無効となり、マスターモードのロボット制御装置2−2に接続された携帯操作盤3−2のイネーブル装置7−2をONすることによりロボット群制御部21−2から伝達されるイネーブルリンク信号14により駆動電源投入許可信号41−1を出力し駆動電源制御部20−1はロボット1−1に駆動電源を供給する。
一方、ロボット1−3は独立モードのため、イネーブルリンク信号14によるENLには依存せず、自身の携帯操作盤3−3のイネーブル装置7−3をONすることにより駆動電源投入許可信号41−3を出力し駆動電源制御部20−3はロボット1−3に駆動電源を供給する。
つまり携帯操作盤3−2のイネーブル装置7−2によって、ロボット1−1、1−2の駆動電源の投入と遮断を制御し、携帯操作盤3−3のイネーブル装置7−3によってロボット1−3の駆動電源の投入と遮断を制御することで、複数人で並行して教示作業を行うことができる。
以上の手順でロボット群制御部21−1、21−2、21−3から駆動電源制御部20−1、20−2、20−3へ駆動電源投入許可信号41−1、41−2、41−3を出力し、駆動電源制御部20−1、20−2、20−3により駆動部22−1、22−2、22−3の駆動電源の投入と遮断制御を行い、ロボット1−1、1−2、1−3に駆動電源の供給と遮断を行う。
図8は携帯操作盤3−1、3−2、3−3の表示部5−1、5−2、5−3の例であり、ロボット群制御部21−1、21−2、21−3に記憶された各ロボット1−1、1−2、1−3の動作モードに基づき、各携帯操作盤3−1、3−2、3−3で制御可能なロボット1−1、1−2、1−3を表示部5−1、5−2、5−3に表示する表示例である。これにより各ロボット1−1、1−2、1−3の携帯操作盤でのロボット操作可否を確認することができる。図8は、図2に示す動作モード設定の例の場合における各携帯操作盤3−1、3−2、3−3の表示例である。
携帯操作盤3−2では、ロボット1−1、ロボット1−2の駆動電源制御を行うため、ロボット1−1を意味するR1およびロボット1−2を意味するR2が反転文字で表示される。そして、ロボット1−3の駆動電源制御は行わないためロボット1−3を意味するR3は非反転表示される。
同様に、携帯操作盤3−3ではロボット1−3の駆動電源制御を行うため、ロボット1−3を意味するR3が反転文字で表示される。スレーブモードに設定されている携帯操作盤3−1で駆動制御できるロボットは無いため、R1、R2、R3ともに非反転文字で表示され、スレーブモードの携帯操作盤3−1ではロボット動作を伴う操作ができないことを画面に表示する。
以上の実施例では、駆動対象をロボットとしたが、1軸以上のモータで駆動される、例えば走行台車やポジショナなどの治具であっても構わない。台数について、実施例では3台のロボットとしたが、2台以上であれば何台のロボットを接続しても構わない。
また、実施例ではイネーブルリンク信号を単一としたが、図9のように、イネーブルリンク信号を2つ備え、各々を別のCPUを用いて各々が独立した回路を二重化することで、部品や素子の単一故障時でも、他方のCPUにより駆動電源を遮断できるようにし、駆動電源の遮断をより確実に行うことのできる信頼性の高い回路とすることもできる。
このようにイネーブルリンク信号を各ロボット制御装置間で伝達することで、携帯操作盤のイネーブル装置の操作で、1台のマスターロボットと複数台のスレーブロボットの駆動電源制御と、各1台の独立ロボットの駆動電源の制御を並行して行うことができる。また特許文献1に記載のロボット群動作許可装置を必要としないので、システム全体を小型化すること及び煩雑な配線を不要にできる。
1 ロボット
2 ロボット制御装置
3 携帯操作盤
4 操作部
5 表示部
6 非常停止スイッチ
7 イネーブル装置
8 駆動電源投入準備スイッチ
9 ロボット制御装置の非常停止スイッチ
10 上位制御装置の非常停止スイッチ
11 通信路
13 動作モード格納部
14 イネーブルリンク信号
15 イネーブルリンク信号路
16 イネーブルリンク信号往路
17 イネーブルリンク信号復路
18 折り返し路
20 駆動電源制御部
21 ロボット群制御部
22 駆動部
24 イネーブルリンク信号入出力回路
25 入力回路
30 CPU
31 イネーブルリンク往路入力信号
32 イネーブルリンク出力許可信号
33 イネーブルリンク復路入力信号
41 駆動電源投入許可信号
42 駆動電源制御信号
43 駆動電源投入準備リレー

Claims (6)

  1. 少なくとも1台のロボットと、教示モードのときに前記ロボットの駆動電源の投入又は遮断するイネーブル装置を備える携帯操作盤とが接続され、前記ロボットを駆動制御するロボット制御装置が複数台、通信路により互いに接続されて形成される複数ロボットシステムにおいて、
    各々の前記ロボット制御装置は、
    該ロボット制御装置に接続された前記携帯操作盤に備わる前記イネーブル装置の操作で動作する前記ロボットを選択する動作モード情報を格納する動作モード格納部を有するロボット郡制御部を備え、
    各々の前記ロボット制御装置に備わるロボット郡制御部はイネーブルリンク信号路で順次接続され、
    前記ロボット郡制御部は前記携帯操作盤に備わる前記イネーブル装置の操作でイネーブル信号を出力し、前記イネーブルリンク信号路を介して前記イネーブルリンク信号路で接続される全ての前記ロボット郡制御部に前記イネーブルリンク信号を伝達し、
    各々の前記ロボット郡制御部は、前記イネーブル信号及び前記動作モード情報に基づいて前記ロボットの駆動電源の投入又は遮断する駆動電源投入許可信号を出力することを特徴とするロボットシステム。
  2. 前記イネーブル装置の操作でイネーブル信号を出力する前記ロボット郡制御部は、
    協調マスターに設定した前記ロボット制御装置が駆動制御する前記ロボットに協調スレーブに設定した前記ロボット制御装置が駆動制御する前記ロボットに従動する協調動作における協調マスターに設定された前記ロボット制御装置に備わることを特徴とする請求項1記載のロボットシステム。
  3. 前記ロボット郡制御部の相互間で伝達する前記イネーブルリンク信号路は、イネーブルリンク信号往路及びイネーブルリンク信号復路並びに折り返し路より形成されることを特徴とする請求項1記載のロボットシステム。
  4. 各々の前記ロボット群制御部の順次接続は、
    前記ロボット群制御部は往路入力端子及び往路出力端子並び復路入力端子及び復路出力端子を備えており、
    前記イネーブルリンク信号路で順次接続される前記ロボット郡制御部の片端の前記ロボット郡制御部の前記往路入力端子には常時ONとなるように設定され、
    前記片端のロボット郡制御部の往路出力端子と次段の前記ロボット郡制御部の前記往路入力端子とをイネーブルリンク信号往路での接続が繰り返され、
    他端の前記ロボット郡制御部の前記往路出力端子と自身の復路入力端子とは前記折り返し路で接続され、
    前記他端のロボット郡制御部の前記復路出力端子と前段の前記ロボット郡制御部の前記復路入力端子とを前記イネーブルリンク信号復路での接続が繰り返される接続形態であることを特徴とする請求項1又は請求項3記載のロボットシステム。
  5. 前記ロボット群制御部はCPUを備え、前記イネーブルリンク信号と、前記動作モード格納部に格納された動作モード情報と、イネーブル装置が出力する信号と、駆動電源投入準備信号と、駆動電源の遮断要因とに基づいて前記駆動電源投入許可信号を出力することを特徴とする請求項1記載のロボットシステム。
  6. 前記ロボット郡制御部は2つのCPUを備え、独立した2つの前記イネーブル信号路で複数の前記ロボット郡制御部が順次接続され、前記2つのCPUは各々の前記イネーブル信号路で伝達するイネーブル信号に基づいて独立した駆動電源投入許可信号を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のロボットシステム。
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