JP2010246101A - 伝送ネットワークにおいてデータフレームを準備して伝送するための方法、伝送ネットワークにおいて連続性をチェックするための方法、伝送ネットワーク、及びこれらの方法のコンピュータプログラム製品 - Google Patents

伝送ネットワークにおいてデータフレームを準備して伝送するための方法、伝送ネットワークにおいて連続性をチェックするための方法、伝送ネットワーク、及びこれらの方法のコンピュータプログラム製品 Download PDF

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Abstract

【課題】受動光ネットワークの連続性をチェックするための方法を提供する。
【解決手段】伝送ネットワーク2において連続性欠如をチェックするのに適したデータフレームを準備して伝送するための方法は、異なるサービス品質(QoS(i,g))に関連付けられる後続のデータパケットの少なくとも1つのセットを提供するステップ、並びに1つのセットについて、そのセットのデータパケットの個数を求めるためのカウントマーカを提供するステップ、同じサービス品質(QoS)を有するそのセットのパケットQ(i,g,QoS)とその次に続く対応するサービス品質マーカとを伝送するステップ、及びカウントマーカを伝送するステップを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝送ネットワーク、特に受動光ネットワーク(PON)において連続性欠如(continuity default)をチェックするための方法、及び該方法が実施される伝送ネットワークに関する。
受動光ネットワークは、光ネットワークのアクセス部の2つのアーキテクチャのうちの1つとして既知である。このアーキテクチャは、一対多(Point to Multipoint)アーキテクチャとも呼ばれる。
受動光ネットワークを保護するための保護メカニズムは、サービスの高い品質を確保するのに必要であり、特に、このような保護付きサービス品質を申し込んだいくつかのユーザにサービスの良好な使用可能性を確保するのに必要である。
1つの手法は、特定のデータフレームを受動光ネットワークプロトコル内に組み込むことによって、ある程度低レベルで規定された国際電気通信連合−電気通信(International Telecommunication Union - Telecommunication)(ITU−T)勧告により規定された保護メカニズムを実施することである。受動光ネットワークを保護するのによく適したこの保護メカニズムでは、例えば光ネットワークユニット(Optical Network Units)(ONU)及び光回線終端装置(Optical Line Terminations)(OLT)等の受動光ネットワーク機器が特定の電子部品を組み込んでいることが必要とされる。保護されていない機器及び保護された機器の2つの製品ライン、又はすべての機器が、実装された保護メカニズムを含む単一の製品ラインのいずれかを開発することが必要とされる。いずれにしても、これによって、機器(ONU及びOLT)のハードウェアの複雑度が増加し、それに応じて、受動光ネットワークのコストが増大する。
第2の手法は、第2のレベルで構築され、保護された機器に対してのみインストールされたイーサネット(登録商標)メカニズムを使用することにより、PON機器の外部で保護機能を実施することである。このイーサネット(登録商標)メカニズムは、ITU−T勧告G.8031/Y.1342(イーサネット(登録商標)保護スイッチング)及びITU−T勧告Y1731(イーサネット(登録商標)ベースネットワークのためのOAM機能及びメカニズム)に規定されている。イーサネット(登録商標)メカニズムによれば、CCMデータエンティティと呼ばれるいくつかのデータエンティティが、送出機でデータのフローに追加されて、CCMの前に送信されるユーザデータエンティティの個数を示す。なお、CCMは、連続性チェックメッセージ(Continuity Check Message)の略語である。受信機側では、受信されたユーザデータエンティティの個数が、CCMデータエンティティに含まれる基準カウントと照合される。
GEHRKE G他:「QoE Estimation of compound services in significance-aware packet networks」 BELL LABS TECHINCAL JOURNAL, WILEY, CA. US, vol. 13, no. 3, 21 September 2008 (2008-09-21), pages 95-109, XP001518484 ISSN: 1089-7089 *page 103, left-hand column, line 39 - page 105, right-hand column, line 27 *figures 5, 6 * ITU:「Draft ITU-T Recommendation Y. 1563 (ex Y. ETHperf) LC Comment Res 02. Ethernet(登録商標) frame transfer and availability performance」 [Online], December 2008 (2008-12), pages 1-43, XP002543048, Retrieved from the Internet: URL: http://wftp3.itu.int/packet/Dec2008_Q17/Y.1563_LC_Res02.doc> [retrieved on 2009-08-25]
しかしながら、受動光ネットワークシステムは、ユーザデータエンティティの配列を並べ替えることができるいくつかのサービス品質(QoS)管理メカニズムを有する。いくつかの並べ替えが受動光ネットワークシステム内で行われると、イーサネット(登録商標)メカニズムを適用することはできない。並べ替えに起因して、2つのCCMデータエンティティ内に事前に組み込まれたいくつかのユーザデータエンティティ又はすべてのユーザデータエンティティが、それらを組み込んでいるCCMデータエンティティに前後して到着する可能性がある。
技術的な問題は、サービス品質管理メカニズムによりユーザデータエンティティに対して実行される並べ替えに関わらず動作する従来の受動光ネットワーク機器(光ネットワークユニット及び光回線終端装置)の外部で実施される受動光ネットワークの連続性をチェックするための方法を求めることである。
したがって、本発明は、直列に接続された送出機、伝送線路、及び受信機を備える伝送ネットワークにおいてデータフレームを準備して伝送するための方法であって、
該方法は、以下のステップ、すなわち、引き続き
直列に配列されたデータパケットQ(i)間で切断された後続のデータパケットの少なくとも1つの所定のセットを提供することであって、各セットは、空であるか又は少なくとも1つのパケットQ(i,g)によって形成され、同じセットの各パケットQ(i,g)がもしあれば、その各パケットQ(i,g)は、少なくとも2つのサービス品質(QoS)のセットの中の1つのサービス品質(QoS(i))に関連付けられる、提供するステップと、
各所定のセットについて、
そのセットのデータパケットの個数を求めるためのカウントマーカと、各サービス品質(QoS)について異なるサービス品質マーカとを提供するステップと、
カウントマーカとすべてのサービス品質マーカとを伝送するステップと、
から成るステップを含むことを特徴とする、方法に関する。
特定の実施の形態によれば、データフレームを準備して伝送するための方法は、以下の特徴:
−本方法は、同じサービス品質(QoS)を有するセットのパケットQ(i,g,Qos)がもしあれば、そのパケット、及びその次に続く対応するサービス品質マーカを伝送するステップを含む、
−カウントマーカは、対応するサービス品質マーカの少なくとも1つの前に伝送される、
−少なくとも1つの切断されたセットを提供することは、時間周期及び/又はデータ量に依存する、
−本方法は、
カウントマーカ及びその次に続くサービス品質マーカを含むシグナリング要素のグループを形成するステップと、
セットの後にグループを入力するステップと、
同じサービス品質を有する対応するユーザデータパケットがもしあればそのデータパケットの後に各サービス品質マーカを維持しつつ、同じサービス品質(QoS)を有するパケット及びサービス品質マーカを収集することによって、セットのユーザデータパケット及びグループのすべてのシグナリング要素を含むデータフレームを伝送ネットワークを通じて伝送するステップと、
をさらに含む、
−各サービス品質マーカは同じグループ識別子gを含む、
−各サービス品質(QoS)は、優先レベルpに対応し、最も高い優先レベルは、整数pmaxに等しく、サービス品質マーカM(QoS)は、優先レベルマーカM(p)である、
−収集することは、異なる優先レベルpを有するキューイングファイルを実施することによって実行される、
−本方法は、以下のステップ、すなわち、引き続き、
キューイングファイルの入力において、ユーザデータパケットのセット及びその次に続くグループを伝送するステップと、
各セット及びその次に続くその対応するグループについて、
最も高い優先レベルpmax以下の各優先レベルpについて、それぞれのキューイングファイルF(p)内へ、同じ優先度pを有するセットのパケットがもしあれば該パケットを、対応するキューイングファイルF(p)の入力において示された該パケットの配列順序を変更することなく入力すると共に、最後に、対応する優先レベルマーカM(p,q)を入力するステップと、
カウントマーカを入力するステップと、
キューイングファイルF(p)に含まれる直列に配列されたデータを、最も高い優先レベルに対応するデータから最も低い優先レベルに対応するデータまで送出機出力データフレームに引き続き出力することによって、データを優先レベルpの降順に従って多重化するステップと、
から成るステップをさらに含む、
のうちの1つ又は複数を含む。
本発明は、直列に接続された送出機、伝送線路、及び受信機、並びに受信ユーザカウンタUCRを備える伝送ネットワークにおいて連続性をチェックするための方法であって、該方法は、
本明細書において上記で規定されたデータフレームを準備して伝送するための方法に従って準備されて伝送されたデータフレームを受信するように試みるステップと、
同じグループのすべてのサービス品質マーカが受信されるまで、受信ユーザカウンタUCRによって受信機レベルでデータフレームのユーザデータパケットをカウントするステップと、
同じグループのカウントマーカを受信するステップと、
同じグループのすべてのサービス品質マーカが受信された時の受信カウンタUCRのカウント値を、カウントマーカに含まれるパケットの総数と比較するステップと、
受信ユーザカウンタ値が、カウントマーカに含まれるパケットの総数よりも大きいときは、カウントマーカに含まれるパケットの総数を受信ユーザカウンタUCRのカウントされた値に減じることによって、受信ユーザカウンタUCR値を更新するステップと、
から成るステップを含むことを特徴とする、方法にも関する。
特定の実施の形態によれば、連続性をチェックするための方法は、以下の特徴:
−本方法は、受信ユーザカウンタ値が、カウントマーカに含まれるパケットの総数よりも小さいときは、伝送問題を報告するステップを含む、
−伝送ネットワークは、送出ユーザカウンタUCEを備え、本方法は、
データフレームのいずれの伝送を開始する前にも、送出ユーザカウンタUCE及び受信ユーザカウンタUCRが同じ値に設定される初期化ステップと、
最後のグループの受信から経過した現在の時間が所定のタイムアウト値Toutと比較されるステップの第1のループと、
タイムアウトが経過したときに伝送問題が示される報告ステップと、
を含む、
−連続性をチェックするステップは、
第1のループを組み込み、グループの最後の要素が調べられる第2のループであって、最後の要素は、カウントマーカ及びサービス品質マーカのセットに含まれる、第2のループと、
第2のループを組み込み、ユーザデータパケットの存在が調べられるステップの第3のループと、
第3のループを組み込み、受信されたユーザデータパケットの個数が受信ユーザカウンタUCRによってカウントされる第4のループと、
を含む、
−連続性をチェックする方法は、
受信機保護ユニットによって、送出機により以前に送信されたカウントマーカ、サービス品質マーカを、受信機及び送出機を通じて送出機保護ユニットへ返信するステップを含む、
−同じステップにおいて、受信機保護ユニットは、すべてのユーザデータパケットも送出機保護ユニットへ送信する、
−本方法は、
それぞれの異なるパラメータθ1、θ2、θ3に従って受信機から受信機保護ユニットへサブユニットに並列にデータを出力するステップと、
保護受信機ユニットによって、各異なるユーザデータ部分カウンタUCR(θ1)、UCR(θ2)、UCR(θ3)について、対応するサブユニットにより受信され且つそのサブユニットに関連付けられる同じパラメータθ1、θ2、θ3に関連するユーザデータパケットの個数をカウントすることにより、異なるユーザデータ部分カウンタUCR(θ1)、UCR(θ2)、UCR(θ3)の値を別個に求めるステップと、
サービス品質マーカがサブユニットによって受信されると、受信機保護ユニットによって、サービス品質マーカを受信したサブユニットに関連付けられるユーザデータ部分カウンタが達した値を送出機保護ユニットへ返信すると共に、関連付けられるユーザデータ部分カウンタを0にリセットするステップと、
を含む、
−伝送ネットワークは、受動光ネットワークであり、上りリンク方向では、送出機は、光ネットワークユニットであり、受信機は、光回線終端装置である、
−伝送ネットワークは、受動光ネットワークであり、下りリンク方向では、受信機は、光ネットワークユニットであり、送出機は、光回線終端装置である、
のうちの1つ又は複数を含む。
本発明は、直列に接続された送出機保護ユニット、送出機、伝送線路、及び受信機を備える伝送ネットワークであって、
保護送出機ユニットは、直列に配列されたデータパケットQ(i)間で切断された後続のデータパケットの少なくとも1つのセットを提供することができ、各セットは、空であるか又は少なくとも1つのパケットQ(i,g)によって形成され、同じセットの各パケットQ(i,g)は、少なくとも2つのサービス品質(QoS)のセットの中の1つのサービス品質(QoS(i))に関連付けられ、
送出機保護ユニットは、各所定のセットについて、そのセットのデータパケットの個数を求めるためのカウントマーカ及び異なるサービス品質(QoS)にそれぞれ対応する少なくとも2つのサービス品質マーカを提供することができ、
送出機は、同じサービス品質(QoS)を有するセットのパケットQ(i,g,QoS)がもしあれば該パケット及びその次に続く対応するサービス品質マーカを送信することができ、カウントマーカを送信することができることを特徴とする、伝送ネットワークにも関する。
特定の実施の形態によれば、伝送ネットワークは、以下の特徴:
−送出機保護ユニットは、カウントマーカ及びその次に続くサービス品質マーカを含むシグナリング要素のグループを形成することができ、該グループをセットの後に入力することができ、
−送出機は、同じサービス品質を有する対応するユーザデータパケットがもしあればそのデータパケットの後に各サービス品質マーカを維持しつつ、同じサービス品質(QoS)を有するパケット及びサービス品質マーカを収集することによって、セットのユーザデータパケット及びグループのシグナリング要素を含むフレームを伝送ネットワークを通じて伝送することができ、
−該伝送ネットワークは、伝送線路に接続され且つ送出機によって伝送されたデータを受信できる受信機、及び本明細書において上記で規定された連続性チェックを実行できる保護受信機ユニットも備える、
−伝送ネットワークは、受動光ネットワークであり、上りリンク方向では、送出機は、光ネットワークユニットであり、受信機は、光回線終端装置である、
−伝送ネットワークは、受動光ネットワークであり、下りリンク方向では、受信機は、光ネットワークユニットであり、送出機は、光回線終端装置である、
のうちの1つ又は複数を含む。
本発明は、すべての必要なコード命令であって、該命令がプロセッサによって実行されると本明細書において上記で規定された方法のステップを実行する、すべての必要なコード命令を含む、コンピュータプログラム製品にも関する。
以下の説明は、図面に関して単に例として与えられたものであるが、以下の説明を読むことによって本発明のより良い理解が促進される。
本発明の方法を実施する伝送ネットワークの第1の実施形態である。 図1の伝送ネットワークにおいて実施される連続性をチェックするための方法のフローチャートである。 図2のステップに起因し、且つ同じユーザデータパケットを有する途切れのない連続したデータフローのタイムチャートであり、1つのデータフレームを有する第1のデータフローが、送出機のデータ順序再配列ユニットの前に見られ、第2のデータフローが、データ順序再配列ユニット内で3つのデータストリームに分割され、各ストリームは、対応するデータフレームを有し、1つのデータフレームを有する第3のデータフローは、準備されたデータフレームとして送出機の出力に見られる。 図2で説明したフローチャートの一部として受信機レベルで実行される連続性をチェックするためのステップのフローチャートである。 本発明の方法を実施する伝送システムの第2の実施形態である。 図5の伝送システムにおいて実施される連続性をチェックするための方法のフローチャートである。 図6で説明した連続性をチェックするための方法の一変形のフローチャートである。 連続性をチェックするための方法が実施される受動光ネットワーク図である。
図1によれば、伝送システム2は、少なくとも1つの送出機4及び少なくとも1つの受信機6を備える。図1には、1つの送出機4のみが示され、1つの受信機6のみが示されており、送出機4及び受信機6は、物理リンク8又は伝送線路によって互いに接続されている。
伝送システム2は、データリンク14を通じて送出機4に接続された保護送出機ユニット10、及びデータリンク16を通じて受信機6に接続された保護受信機ユニット12も備える。
保護送出機ユニット10は、送出機4に接続された出力端子ポート18、及び入力端子ポート20を有する。
保護送出機ユニット10の入力端子ポート20は、例えば、スイッチングユニット22の単一の出力に接続され、スイッチングユニット22は、入力において3つの通信データユーザ端末24、26、28に接続されている。
保護送出機ユニット10は、図1ではスイッチングユニット22から、直列に配列されたユーザデータパケットQ(i)のストリームを受信することができる。iは、1つのユーザデータパケットを識別するための整数である。
保護送出機10は、ユーザデータパケットQ(i)のストリームを、ユーザデータパケットQ(i,g)のいくつかのセットS(g)に切断することができる。各セットS(g)は、異なるグループ識別子gによって識別される。
切断は、保護送出機10の入力端子20において受信された所定のデータ量若しくは所定の時間周期又はそれらの双方のいずれかに依存する。
保護送出機ユニット10は、同じセットS(g)のユーザデータパケットQ(i,g)の前、後、又は間にシグナリングデータを追加し、セットS(g)を形成するこれらのユーザデータパケットQ(i,g)をそこに追加されたシグナリングデータと共に送出機4へ送信することもできる。
ユーザデータパケットQ(i,g)の各セットS(g)は、ユーザデータパケットQ(i,g,QoS)を含み、各ユーザデータパケットは、QoSによって識別されるサービス品質のレベルに関連付けられる。
各ユーザデータパケットは、例えば、ビデオサービス、通話サービス、又は双方向データ交換サービス等のサービスに関連している。
サービスのタイプは、固有のサービス品質(QoS)に関係している。より具体的には、ビデオデータパケット、電話データパケットのようないくつかのサービスは、リアルタイムの伝送要件に起因して、後続のパケット間でより大きな時間遅延の変動を許容する余裕があり得る単純なファイルデータ転送の場合よりも、伝送について高い優先度レベルを有する。
本明細書では、特定の例として、サービス品質は優先度レベルに限定されているが、一般に、サービス品質の概念はより広いものである。
したがって、ユーザデータパケットのセットS(g)は、空であるか、又は1つ若しくはいくつかの異なる優先レベルpで引き続き送信される少なくとも1つのユーザデータQ(i,g,p)パケットを含む。
保護送出機ユニット10は、ユーザデータパケットの切断されたセットS(g)を、それらユーザデータパケットに対応する追加されたシグナリングデータと共に送出機4へ伝送することができる。
保護受信機ユニット12は、受信機6に接続された入力端子30を有し、保護送出機ユニット10によって伝送されたユーザデータパケットQ(i)及びシグナリングデータを、送出機4及び受信機6を通じて受信することができる。
保護受信機ユニット12は、データパケットQ(i)及びシグナリングデータを処理するための、例えばメモリ34を有するマイクロプロセッサ32等の処理手段を備える。
受信機6は、伝送線路8を通じて送出機4に接続された第1の端子36、及び保護受信機ユニット12の端子30に接続された第2の端子38を有する。
送出機4は、保護送出機ユニット10の端子18に接続された第1の端子40、及び受信機6の第1の端子36に接続された第2の端子42を有する。
送出機4は、入力46によって送出機の第1の端子40に接続され且つ出力48によって送出機の第2の端子42に接続されたデータ順序再配列ユニット44を備える。
データ順序再配列ユニット44は、保護送出機ユニット10から、セットS(g)に切断されたユーザデータパケットQ(i,g,p)を、対応する追加されたシグナリングデータと共に受信し、それらユーザデータパケットに関連付けられるサービス品質QoSに従ってデータ順序を再配列することができる。
データ順序再配列ユニット44は、この例では、優先レベルに従ってデータを再配列することに限定されており、したがって、優先度管理ユニットである。
データ順序再配列ユニット44は、多重分離ユニット50を備える。多重分離ユニット50は、第1の端子46に接続され、送出機保護ユニット10からの受信データを、ここでは3つのバッファであるバッファ52、54、56のセットに多重分離することができる。これらのバッファ52、54、56は、先入れ先出しデータ構造及び優先レベルpを有する異なるキューイングファイルを構成する。優先レベルpは、ここでは1〜3に及ぶ3つの優先レベルの中から割り当てられる。
図1の最も下位に示す第1のキューイングファイルバッファ52は、1に等しい下位優先レベルに割り当てられている。
図1の中位に示す第2のキューイングファイルバッファ54は、2に等しい中間優先レベルに割り当てられている。
図1の最も上位に示す第3のキューイングファイルバッファ56は、3に等しい高優先レベルに割り当てられている。ここでは、優先レベル3が、最も高い優先レベルであり、すべての優先レベルの整数の中で最も大きな数である。この最も大きな数は、一般に、pmaxによって示される。
データ順序再配列ユニット44は、多重化ユニット58も備える。多重化ユニット58は、その入力においてキューイングファイルバッファ52、54、56の各それぞれの出力に接続され、その出力がデータ順序再配列ユニット44の第2の端子48に接続されている。
一例として、多重化ユニット58は、より高い優先レベルを有するバッファが最初にアンロードされて、1つのバッファに含まれるすべてのデータを出力することにより、優先レベルの降順(decreasing order)に従ってデータを再配列することができる。ここでは、第3のキューイングファイルバッファ56が最初に空にされ、それに続いて、第2のキューイングファイルバッファ54が空にされ、最後に第1のキューイングファイルバッファ52が空にされる。
一変形では、データ順序再配列ユニット44は、優先レベルとは異なるパラメータに基づいてより複雑な再配列アルゴリズムを実行することができ、キューイングファイルを並列に有するサーバとは異なる。
例えば、データ順序再配列ユニットは、キューイングファイルを並列に有するサーバであり、異なる優先レベルが各キューイングファイルに割り当てられ、各ファイルは、そのファイルに割り当てられた優先レベルに比例したそれぞれの異なるレートでアンロードされる。含まれるパケットの個数は、出力におけるスループットに依存する。
図2によれば、連続性をチェックするための方法は、ステップのセット100を含む。
ステップのセット100は、初期化ステップ102、送出機4の出力42において出力されるデータフレームを準備するための後続のステップのセット104、定期的に連続性欠如ステータスを報告する少なくとも1つのステップを含む連続性チェックステップ108、連続性欠如を検出した場合に冗長伝送経路へのスイッチを起動するためのステップ110を含む。セット104は、後続のステップ112、114、116、118、122、124、126を含む。
初期化ステップ102において、保護送出機ユニット10からパケットQ(i,g,p)のいずれかの伝送を開始する前に、含まれる第1の所定の基準数が、送出ユーザカウンタUCEに設定され、第2の所定の基準数が受信ユーザカウンタUCRに設定される。ここでは、送出ユーザカウンタUCE及び受信ユーザカウンタUCRは、例えば0等の同じ値に設定される。
後続のステップ112において、送出機保護ユニット10は、周期的に又はデータ量に基づいて、受信ユーザデータパケットQ(i)がもしあれば、その受信ユーザデータパケットQ(i)を、後続のデータパケットQ(i,g)のセットS(g)に切断する。切断された各セットS(g)は、空であるか又は少なくとも1つのパケットQ(i,g)によって形成され、同じセットS(g)の各パケットQ(i,g)は、少なくとも2つの優先レベルのセットの中の優先レベルpに関連付けられている。
次に、ステップ114において、現在のセットS(g)について、送出機保護ユニット10は、送出ユーザカウンタUCEによってカウントされたセットS(g)のユーザデータパケットの総数を含むカウントマーカC(g)を提供する。
次のステップ116において、送出機保護ユニット10は、シグナリング要素のグループG(g)を形成する。このシグナリング要素のグループG(g)は、現在のセットS(g)に関連付けられ、カウントマーカC(g)及びその次に続く少なくとも2つの優先レベルマーカM(g,p)を含む。各優先レベルマーカM(g,p)は、同じグループ識別子g及び関連付けられるそれぞれの優先レベルpを含む。最も高い優先レベルは整数pmaxに等しい。
すべてのマーカは、ここでは、関連する送出機4に割り当てられた送出機識別子eも含む。
後続のステップ118において、送出機保護ユニット10は、ユーザデータパケットQ(i,g,p)のセットS(g)を、このセットS(g)の次に続くシグナリングデータG(g)と共に送出機4へ伝送する。
各セットS(g)及びその次に続くそのS(g)に対応するグループG(g)について、データ順序再配列ユニット44は、以下のステップのセットを実行する。
最初に、ステップ122において、多重分離ユニット50が、最も高い優先レベルpmaxを有するキューイングファイルバッファF(pmax)に、最初にカウントマーカC(g)を入力し、最後にセットS(g)及び最も高い優先レベルに対応するレベル優先度マーカM(g,pmax)を入力する。
後続のステップ124において、最も高い優先レベルpmaxよりも低い各優先レベルpについて、多重分離ユニット50は、その優先レベルpに対応するそれぞれのキューイングファイルバッファF(p)に、最初に、優先度pを有するセットS(g)のパケットQ(i,g,p)がもしあればそれらパケットを、多重分離ユニット50の入力において示されたそれらパケットの配列順序を変更することなく入力し、最後に、レベル優先度マーカM(g,p)を入力する。
一例として、後続のステップ126において、多重化ユニット58は、キューイングファイルバッファF(p)に含まれる直列に配列されたデータを、優先レベルpの降順に従って多重化する。最も高い優先レベルを有するバッファからのデータは、最初に出力され、その後に、関連する優先レベルの降順に従って並べられたバッファからのデータが続き、伝送線路8に伝送される。このようにして、出力フレームFr(g)が得られる。
図3によれば、セットS(g)の処理の一例が、3つのステージ152、154、156に示されている。第1のステージ152は、ステップ118の後に保護送出機ユニット10の出力18において観測されるデータに対応し、第2のステージ154は、ステップ124の後にキューイングファイルバッファレベルにおいて観測されるデータに対応し、第3のステップ156は、ステップ126の後に送出機4の出力端子42において観測されるデータに対応する。
グループ識別子gは、現在のセットS(g)に対応する現在のセットグループ159、G(g)に割り当てられた識別子である。
第1のステージ152において、直列に配列されたデータの第1のデータフレーム158は、
現在のセット159、すなわち、3つの後続のユーザデータパケット160、162、164のS(g)、
この現在のセット159に先行する、図3に部分的に示された前のセットS(g−1)に対応する前のグループ166、G(g−1)、及び
この現在のセット159の次に続く、現在のセット159すなわちS(g)に対応するグループ168、G(g)を含む。
第1のデータフレーム158は、一例として、2つの余分なユーザデータパケット170、172も含む。これらの余分なユーザデータパケットは、現在のセット159に属さない。第1のユーザデータパケット170は、前のグループ166の前に位置し、前のセットS(g−1)に属する場合があり、第2のユーザデータパケット172は、現在のグループ168の後に位置し、次のセットS(g+1)に属する場合がある。
データの現在のセット159は、この例では、2に等しい中間優先レベルに関連付けられるユーザデータパケット164、及び1に等しい最も低い優先レベルに関連付けられる2つのユーザデータパケット160、162を示す。
前のグループ166、G(g−1)は、カウントマーカ174及びこれに先行する3つの優先レベルマーカ176、178、180を含む。第1の優先レベルマーカ176は、1に等しい優先レベルに対応し、第2の優先レベルマーカ178は、2に等しい優先レベルに対応し、第3の優先レベルマーカ180は、3に等しい優先レベルに対応する。
現在のグループ168、すなわちG(g)は、カウントマーカ182、すなわちC(g)及びこの次に続く3つの優先レベルマーカ184、186、188を含む。第1の優先レベルマーカ184、すなわちM(g,1)は、1に等しい優先レベルに対応し、第2の優先レベルマーカ186、すなわちM(g,2)は、2に等しい優先レベルに対応し、第3の優先レベルマーカ188、M(g,3)は、3に等しい優先レベルに対応する。
カウントマーカ174及び各優先レベルマーカ176、178、180は、同じグループ識別子g−1及び送出機4の送出機識別子eを含む。
カウントマーカ182及び各優先レベルマーカ184、186、188は、同じグループ識別子g及び送出機4の送出機識別子eを含む。
第2のステージ154では、第1のデータフレーム158に対応する第2のデータフレーム190が、3つのキューイングファイルデータフレーム192、194、196に並列に分配される。キューイングファイルデータフレーム192、194、196は、それぞれ、図1のキューイングファイルバッファ52、54、56内に含まれる。
最も低い優先レベル1に対応する第1のキューイングファイルデータフレーム192では、余分なユーザデータパケット170、次の第1の優先レベルマーカ176、次のグループ159の2つのユーザデータパケット160、162、次の第1の優先レベルマーカ184、次の余分なユーザデータパケット172が直列に配列されている。
中間の優先レベル2に対応する第2のキューイングファイルデータフレーム194では、前のセットS(g−1)に対応する次の優先レベルマーカ178、2に等しいレベル優先度を有するグループ159、すなわちG(g)の次のユーザデータパケット164、グループ159に対応する次の優先レベルマーカ186が直列に配列されている。
最も高い優先レベル3に対応する第3のキューイングファイルデータフレーム196では、この例では、ユーザデータパケットは含まれていない。しかしながら、第3のキューイングファイルデータフレームは、ユーザデータパケットを含むことができる。ここでは、第3のキューイングファイルデータフレームは、前のセットS(g−1)に対応するカウントマーカ174、C(g−1)及びその次に続く、セットS(g−1)に対応する第3の優先レベルマーカ180、M(g−1,3)、続いて、カウントマーカ182、C(g)及びその次に続く、現在のセット159に対応する第3の優先レベルマーカ188、M(g,3)のみを含む。
第3のステージ156では、第3のデータフレーム198が、送出機4の出力42において直列に配列された第2のデータフレーム190のデータを含む。
第3のデータフレーム198は、
カウントマーカ174、C(g−1)、
次の第3の優先レベルマーカ180、すなわちM(3,g−1)、
次のカウントマーカ182、C(g)、
次の第3の優先レベルマーカ188、M(3,g)、
次の第2の優先レベルマーカ178、M(2,g−1)、
次の2に等しい中間の優先レベルを有するユーザデータパケット164、
次の第2の優先レベルマーカ186、M(2,g)、
次の第1の余分なユーザデータパケット170、
次の第1の優先レベルマーカ176、M(1,g−1)、
次の最も低い優先レベル1を有するセット159の2つのユーザデータパケット162、160、
次の第1の優先レベルマーカ184、M(1,g)、及び
次の第2の余分なユーザデータパケット172を、直列に配列して含む。
一変形では、図2及び図3に記載した方法は、少なくとも2つの送出機を備える伝送システムにおいて実行される。各送出機は、それ自身の送出機識別子eによって識別される。
図4によれば、連続性チェックステップ108は、5つのループ202、204、206、208、210に配列されたステップのセットを含む。
ステップ108は、少なくとも1つの送出機4について実行される。各送出機は、それ自身の異なる識別子eによって識別される。
開始ステップ212に続いて、第1のループ202の第1のステップ214において、保護受信機ユニット12は、eによって識別される各送出機4について、1つ前の対応するグループG(g−1,e)の受信からの経過時間を測定し、測定した経過時間を所定のタイムアウト値Toutと比較する。
測定した経過時間が所定のタイムアウト値Toutよりも大きい場合、報告ステップ216において、その後の動作、すなわちバックアップリンクへの切り替えのために、eによって識別される送出機4と受信機との間の連続性欠如に関連する伝送問題が保護切り替え制御ユニットに示される。
測定した経過時間が所定のタイムアウト値Toutよりも小さい場合、第1のループ202の第2のステップ218において、保護受信機ユニット12が、新しい利用可能なデータが受信されているか否かをチェックする。
利用可能なデータが受信されていない場合、ステップ108は、ステップ214にジャンプすることによって継続する。
このように、第1のループは、ステップ214及び218を含む。
利用可能なデータが受信されている場合、第1のループ202を組み込んだ第2のループ204の次のステップ220において、受信データがメモリ34に記憶され、ユーザデータパケット及び要素に分類される。要素は、eによって識別される各送出機に関連するそれぞれのカウントマーカ及び優先レベルマーカを含む。
第2のループ204の後続のステップ222において、保護受信機ユニット12は、eによって識別される各送出機4について、受信された最後の利用可能なデータが、グループG(g,e)の最後の要素であるか否か、すなわち、対応する識別子gを含み且つ送出機識別子eに関連するグループG(g,e)に関連する優先レベルマーカM(p,g,e)の中の1つのマーカ又はカウントマーカC(g,e)であるか否かを調べる。
最後の利用可能な受信データがグループ(G,e)の最後の要素でない場合、ステップ108は、第2のループ204の次のステップ224に続く。ステップ224において、受信機保護ユニット12は、最後の利用可能な受信データがグループG(g,e)の要素であるか否かをチェックする。
最後の利用可能な受信データがグループG(g,e)の要素である場合、第2のループ204のステップ226において、保護受信機ユニット12は、その要素のグループ識別子gを判断し、その要素を、識別子g及び送出機識別子eに対応するグループクラスに記憶する。次に、この方法は、ステップ214へジャンプする。
このように、第2のループ204は、ステップ214、218、220、222、224、及び226を含む。
最後の受信要素がグループG(g,e)の要素でない場合、第2のループ204を組み込んだ第3のループ206のさらなるステップ228において、保護受信機ユニット12は、最後の利用可能な受信データがユーザデータパケットであるか否かをチェックする。
最後の利用可能な受信データがユーザデータパケットでない場合、ステップ108はステップ214に続く。
このように、第3のループは、ステップ214、218、220、222、224、226、及び228を含む。
最後の利用可能な受信データがユーザデータパケットである場合、第3のループ206を組み込んだ第4のループ208のステップ230において、受信ユーザカウンタUCRが1つインクリメントされる。
最後の利用可能な受信データがグループG(g,e)の最後の要素である場合、ステップ108は、第4のループ208を組み込んだ第5のループ210の第2の連続性検査ステップ232に続く。
第2の連続性ステップ232において、保護受信機ユニット12は、eによって識別される送出機に関連付けられるセットS(g,e)に属するユーザデータパケットの総数をカウントマーカC(g,e)から求める。次に、同じステップ232において、保護受信機ユニット12は、受信ユーザデータカウンタUCRの現在の値とセットS(g,e)に属するユーザデータパケットの総数との間の差を計算する。同じステップ232において、この差の符号に関する検査が実行される。
差が0よりも小さいとき、すなわち、現在の受信ユーザカウンタUCRが、セットS(g,e)に属するユーザデータパケットの総数よりも小さいとき、伝送問題がステップ234において報告される。
差が0以上であるとき、第5のループ210のステップ236において、受信ユーザカウンタUCRは、ステップ232において計算された差を更新値として入力することにより更新される。
ステップ108は、ステップ214にジャンプすることによって継続する。
このように、第5のループ210は、ステップ214、218、220、222、232、236を含む。
各優先レベルマーカの、それらマーカに対応するユーザデータパケットに対する決定された相対位置、すなわち、後部の位置は、
パケットの優先度再配列に関わらず、同じグループに属し且つ同じ送出機によって送出されたユーザデータパケットの実際の伝送を追跡することを可能とし、
受信されるデータフローにおけるカウンタの位置に関わらず、対応するカウンタに基づいて、これらのパケットが受信機へのラインを通じて正しく送信されたものとしてそれらパケットをカウントすることを可能とする。
グループの要素の助けにより、連続性チェックは、いかなる優先度再配列が送出機によって行われてもそれに関わらず行われるだけでなく、いかなる余分なデータパケットが伝送中に挿入されてもそれに関わらず行われる。
連続性チェックプロセスは、データ又はデータパケットの完全性監視の厳密且つ複雑な要件を必要とせず、むしろ、物理リンク又は伝送線路を通じて伝送されることが予想されるデータのフローのファジーのような制御である。
図5によれば、伝送システムの第2の実施形態302が示されている。伝送システム302は、少なくとも1つの送出機304及び少なくとも1つの受信機306を備える。図5には、1つの送出機304のみが示され、1つの受信機306のみが示されている。送出機304及び受信機306は、物理リンク308によって互いに接続されている。
伝送システム302は、1つの双方向データリンク314を通じて送出機304に接続された保護送出機ユニット310、及び3つの双方向リンク316、317、318を通じて受信機306に接続された保護受信機ユニット312も備える。
送出機304は、図1の送出機4と同じ構造を有する。
受信機306は、図1の受信機6に基づいており、受信機送りリンク多重分離器ユニット及び受信機戻しリンク多重化器ユニットを単一のユニット320内にさらに備える。
受信機306は、送りリンク及び戻しリンクの双方に使用される受信機入力端子322及び3つの受信機出力端子324、326、328を有する。各受信出力端子324、326、328は、異なる双方向リンク316、317、318にそれぞれ使用される。各受信機出力端子324、326、328は、異なるパラメータθ1、θ2、θ3に関連付けられている。ここでは、出力端子324、326、328は、パラメータθ1、θ2、θ3にそれぞれ対応する。
パラメータθ1、θ2、θ3は、例えば、異なるサービス、又は異なるデータ端末の異なるサービス品質若しくは宛先アドレスである。
保護送出機ユニット310及び送出機304は、図2の同じステップ112、114、116、118、120、122、124、126を実行することができる。
保護送出機ユニット310は、図1の受信機保護ユニット12によって実行されるタスクと同じタスクを実行できる、例えば、メモリ332を有するマイクロプロセッサ330等の処理ユニットを備える。
保護受信機ユニット312は、3つの別個の保護受信機サブユニット334、336、338を備える。これらの保護受信機サブユニットは、相互接続されておらず、1つの双方向リンク316、317、318にそれぞれ使用されるそれぞれ1つの端子ポート340、342、344を有し、1つの受信機出力端子324、326、328にそれぞれ接続されている。
保護受信機ユニット312の各端子ポート340、342、344は、同じそれぞれのパラメータθ1、θ2、θ3に対応するユーザデータパケット、サービス品質マーカ、及びカウントマーカ等のデータを別個に受信することができる。
保護受信機ユニット312は、保護送出機ユニット310から以前に送信されたすべてのマーカ及びユーザデータパケットを戻しリンクのセットを通じて保護送出機310へ返信することができる。
一変形では、保護受信機ユニット312は、
1つのそれぞれ異なるパラメータθ1、θ2、θ3に関連付けられるユーザデータパケット及びマーカを各サブユニット334、336、338において受信した後に、
各部分受信ユーザカウンタUCR(θ1)、UCR(θ2)、UCR(θ3)について、保護受信機ユニット312によって受信され且つ同じパラメータθ1、θ2、θ3に関連するユーザデータパケットの個数をカウントして更新することにより、
異なるユーザデータ部分カウンタUCR(θ1)、UCR(θ2)、UCR(θ3)の値を別個に決定することができる。
保護受信機ユニット312の各サブユニット334、336、338は、すべての受信ユーザ部分カウンタUCR(θ1)、UCR(θ2)、UCR(θ3)の値を送出機保護ユニット310へ返信することもできる。
図6によれば、図5の伝送システムの第2の実施形態によって実行される方法は、後続のステップのセット400を含む。
最初の初期化ステップ402において、送出機保護ユニット310内に実装される受信ユーザカウンタUCR及び送出ユーザカウンタUCEが、ここでは0に等しい同じ値に設定される。
送出ユーザカウンタUCEは、図1の送出機保護ユニット10において実装されるものと同じカウンタである。送出ユーザカウンタは、1つの関連付けられる送出機304について、同じ切断されたセットS(g,e)のデータをカウントし、次のセットS(g,e)の開始時に再び0に設定される。
受信ユーザカウンタUCRは、図1の受信機保護ユニット12において実装されるものと同じカウンタである。受信ユーザカウンタUCRは、保護受信機ユニット12から受信機306及び送出機304を通じて返信されたユーザデータパケットをカウントする。
次に、図2のステップの同じセット104が、保護送出機ユニット310及び送出機304によって実行される。
次のステップ406において、受信機306の入力端子322における受信データが、異なるパラメータθ1、θ2、θ3に関連する異なるデータストリームに多重分離される。それぞれのデータストリームは、受信機306の出力端子324、326、328において出力され、保護受信機ユニット312へ伝送される。
後続のステップ408において、保護受信機ユニット312によって受信されたマーカ及びユーザデータパケットを含むすべてのデータが、それらデータの受信サブユニット334、336、338に関わらず、受信機306及び送出機304を通じて保護送出機ユニット310へ返信される。
次に、ステップ410において、保護受信機ユニット312から受信されたデータは、図4で説明した連続性チェックのステップによって説明された方法と同じ方法で送出機保護ユニット310により処理される。
連続性欠如が検出されると、冗長伝送経路へのスイッチの起動が、ステップ412において実行される。
図7によれば、図5の伝送システムの第2の実施形態の変形によって実行される方法は、後続のステップのセット420を含む。
最初の初期化ステップ422において、受信機保護ユニット310内に実装される送出ユーザカウンタUCE、送出機保護ユニット310内に実装される受信ユーザカウンタUCR、及び受信機保護ユニット312内に実装される3つの受信ユーザデータ部分カウンタUCR(1)、UCR(2)、UCR(3)は、ここでは0に等しい同じ値に設定される。
次に、図2のステップの同じセット104が、保護送出機ユニット310及び送出機304によって実行される。
次に、図6の同じステップ406が受信機306によって実行される。
後続のステップ426において、保護受信機ユニット312は、各サブユニット334、336、338において、1つの異なるパラメータθ1、θ2、θ3に関連付けられるユーザデータパケット及びマーカを受信した後に、異なるユーザデータ部分カウンタUCR(θ1)、UCR(θ2)、UCR(θ3)の値を別個に求める。
各ユーザデータ部分カウンタUCR(θ1)、UCR(θ2)、UCR(θ3)は、その対応するサブユニットレベル334、336、338が新たなユーザデータパケットを受信するとインクリメントされ、対応するサブユニットレベル334、336、338によってサービス品質マーカが受信されると0にリセットされる。
同じステップ426において、保護受信機ユニット312は、サービス品質マーカがユーザデータ部分カウンタの対応するサブユニットで検出されたときはそのユーザデータ部分カウンタがゼロにリセットされる前に達したユーザデータ部分カウンタの値を受信機306及び送出機304を通じて送出機保護ユニット310へ返信する。また、保護受信機ユニット312は、サービス品質マーカ及びカウントマーカが受信されたときはあらゆるサービス品質マーカ及びあらゆるカウントマーカを、受信機306及び送出機304を通じて送出機保護ユニット310へ返信する。しかし、ユーザデータパケットは返信しない。
次に、ステップ428において、保護受信機ユニット312から受信されたデータが、送出機保護ユニット310によって処理される。
ステップ428において、図4のステップと同じステップ214、216、218が、送出機保護ユニット310によって実行される。
同じステップ428において、利用可能なデータが受信されている場合、受信データがメモリ332に記憶され、ユーザデータ部分カウンタ値及び要素の間で分類される。要素は、eによって識別される各送出機に関連するそれぞれのカウントマーカ及び優先レベルマーカを含む。
ユーザデータ部分カウンタの値が、受信機保護ユーザ312からの送信に起因して送出機保護ユニット310によって受信されると、受信ユーザデータカウンタUCRの現在の値が、ユーザデータ部分カウンタの受信値を追加することによって更新される。
ステップ428において、図4のステップ222、224、226と同様のステップが、保護送出機ユニット310によって実行される。
最後の利用可能な受信データがグループG(g,e)の最後の要素である場合、同じステップ428において、保護送出機ユニット310は、eによって識別される送出機304に関連付けられるセットS(g,e)に属するデータパケットの総数をカウントマーカC(g,e)から求める。
次に、保護送出機ユニット310は、受信ユーザデータカウンタUCRの現在の値と、セットS(g,e)に属するユーザデータパケットの総数との間の差を計算する。次に、同じステップ428において、この差の符号に関する検査が実行される。
差が0以上であるとき、受信ユーザカウンタUCRは、計算された差をUCRの更新値として入力することによって更新され、ステップは、図4のステップ214と同様のステップにジャンプすることによって再び継続する。
差が0よりも小さいとき、すなわち、現在の受信ユーザカウンタUCRが、セットS(g,e)に属するユーザデータパケットの総数よりも小さいとき、伝送問題がステップ430において報告される。
連続性欠如が検出される場合、冗長伝送経路へのスイッチの起動が、図2のステップ110と同様のステップ412において実行される。
図8によれば、伝送ネットワークは、特に受動光ネットワーク500である。
受動光ネットワーク500は、2つの光サブネットワーク502、504を備える。第1の光サブネットワーク502は、名目的に稼働する(nominally working)稼働サブネットワークと呼ばれ、第2の光サブネットワーク504は、伝送欠如(transmission default)が稼働サブネットワーク502のファイバリンクで発生したときの冗長バックアップサブネットワークとして働く保護サブネットワークと呼ばれる。
受動光ネットワーク500は、いくつかの保護ユニットも備える。
稼働光サブネットワーク502は、稼働光回線終端装置506(OLT)を備える。この稼働光回線終端装置506(OLT)は、図8には図示しないスイッチに保護ユニットを通じて上流側で接続され、図示しない高速光ネットワーキングインフラストラクチャに属する。
稼働光サブネットワーク502は、稼働光スプリッタ508も備える。この稼働光スプリッタ508は、稼働専用光ファイバ510を通じて稼働光回線終端装置506(OLT)に上流側で接続されている。
稼働光サブネットワーク502は、いくつかの稼働光ネットワークユニットも備え、ここでは、3つの光ネットワークユニット512、514、516を備える。各光ネットワークユニットは、異なる顧客の建物又はユーザ内に位置し、それぞれの専用ファイバ518、520、522を通じて同じ稼働スプリッタ508に接続されている。
第1のユーザ、第2のユーザ、第3のユーザにそれぞれ関連付けられる第1の稼働光ネットワーク512、第2の稼働光ネットワーク514、第3の稼働光ネットワーク516は、稼働光回線終端装置506から稼働スプリッタ508への同じ光ファイバ510を共有する。
稼働サブネットワーク502では、(光ネットワークユニットから光回線終端装置への)上りリンク及び(光回線終端装置から光ネットワークユニットへの)下りリンクの双方について、単一のファイバ510が光ネットワークユニット512、514、516により共有されるので、上りリンクデータ及び下りリンクデータは、レーザの2つの異なる波長を使用して同時に伝送される。このような下りリンク/上りリンクアクセス方式は、波長二重アクセス(wavelength duplex access)と呼ばれる。
上りリンク方向では、タイムスロットがクラスタの各ユーザに繰り返し割り当てられ、データの伝送が可能にされている。
タイムスロットは、衝突する可能性のある同時伝送を回避するようにフレームに構成される。ネットワーク端末からOLTへのこのような上りリンクアクセス方式は、従来、時分割多重アクセス(TDMA)と呼ばれている。
保護光サブネットワーク504は、保護光回線終端装置526(OLT)を備える。この保護光回線終端装置526(OLT)も、図8に図示しないスイッチに、保護ユニットを通じて上流側で接続され、高速光ネットワーキングインフラストラクチャに属する。
保護光サブネットワーク504は、稼働光スプリッタ528も備える。この稼働光スプリッタ528は、稼働専用光ファイバ530を通じて稼働光回線終端装置526(OLT)に上流側で接続されている。
保護光サブネットワーク504は、いくつかの保護光ネットワークユニットも備え、ここでは、3つの保護光ネットワークユニット532、534、536を備える。各保護光ネットワークユニットは、1つの異なる稼働光ネットワークユニット512、514、516とそれぞれ対にされ、それぞれの専用ファイバ538、540、542を通じて同じ保護スプリッタ528に接続されている。
第1のユーザ、第2のユーザ、第3のユーザにそれぞれ関連付けられる第1の保護光ネットワークユニット532、第2の保護光ネットワークユニット534、第3の保護光ネットワークユニット536は、保護光回線終端装置526から稼働スプリッタ528への同じ光ファイバ530を共有する。
上りリンク方向では、各稼働光ネットワークユニット512、514、516は、図1の送出機4とみなされるのに対して、稼働光回線終端装置506は、図1の受信機6とみなされる。
下りリンク方向では、稼働光回線終端装置506は、図1の送出機4及び図5の送出機304とみなされるのに対して、稼働光ネットワークユニット512、514、516のいずれかは、図1の受信機6及び図5の受信機306とみなされる。
ONUの保護ユニット550、552、554は、各光ネットワークユニット512、532、514、534、516、536に接続されている。
第1の保護ユニット550は、それぞれ双方向リンク556及び558を通じて第1の稼働光ネットワークユニット512及び第1の保護光ネットワークユニット532に接続されている。
第2の保護ユニット552は、それぞれ双方向リンク560及び562を通じて第2の稼働光ネットワークユニット514及び第2の保護光ネットワークユニット534に接続されている。
第3の保護ユニット554は、それぞれ双方向リンク564及び566を通じて第3の稼働光ネットワークユニット516及び第3の保護光ネットワークユニット536に接続されている。
OLTの保護ユニット570は、双方向光リンク572、574を通じて稼働光回線終端装置506及び保護回線終端装置526に接続されている。
各保護ユニット550、552、554、570は、上りリンク方向又は下りリンク方向のいずれかでファイバの欠如した連続性をチェックするためのステップを実行できる図1及び図2に規定された保護送出機ユニット及び保護受信機ユニットを備える。
下りリンク方向では、各グループG(g)は、各サービス品質及び各受信機について、対応するサービス品質マーカを含む。グループG(g)のサービス品質マーカの個数は、したがって、サービス品質の個数に等しく、例えば、受信機の個数(ここでは光ネットワークユニットの個数)を優先レベルの個数に乗算したものに等しい。
上りリンクでは、すべての光ネットワークユニットから発せられたデータは、対応する光回線終端装置に接続された伝送線路で混合されるので、すべてのマーカは、割り当てられたグループ識別子g及び送出機識別子eを有する。送出機識別子は、ここでは、光ネットワークユニット識別子である。
双方の方向において、1つの光ネットワークユニットのマーカのみが欠落しているとき、スプリッタと光ネットワークユニットとの間の障害のある物理リンクを識別することができる。
光回線終端装置とスプリッタとの間で問題が発生したとき、すべてのマーカが欠落する。
カウンタの不一致が検出される場合、問題の箇所を正確に見つけることはできず、稼働サブネットワークのすべてのユーザは、保護サブネットワークに切り替えられる。
迅速な保護反応を達成するために、マーカは、最小の時間周期及び/又はすでに送信されたユーザデータ量を使用することによって定期的に挿入される。
有利には、連続性チェックステップは、光ネットワークユニット及び光回線終端装置内から分離され且つ既存のハードウェア及びソフトウェアに単に追加された保護送出機ユニット及び保護受信機ユニット内で実装及び実行される。

Claims (24)

  1. 直列に接続された送出機(4;304)、伝送線路(8;308)、及び受信機(6;306)を備える伝送ネットワーク(2;302;500)においてデータフレームを準備して伝送するための方法であって、
    該方法は、以下のステップ、すなわち、引き続き
    直列に配列されたデータパケット(Q(i))間で切断された後続のデータパケットの少なくとも1つの所定のセット(159)を提供すること(112)であって、各セット(159)は、空であるか又は少なくとも1つのパケット(Q(i,g))によって形成され、同じセット(159)の各パケット(Q(i,g))がもしあれば、該各パケット(Q(i,g))は、少なくとも2つのサービス品質(QoS)のセットの中の1つのサービス品質(QoS(i))に関連付けられる、提供するステップ(112)と、
    各所定のセット(159)について、
    該セット(159)のデータパケットの個数を求めるためのカウントマーカ(182)と、各サービス品質(QoS)について異なるサービス品質マーカ(184、186、188)とを提供するステップと、
    前記カウントマーカ(182)とすべてのサービス品質マーカ(184、186、188)とを伝送するステップと、
    から成るステップを含むことを特徴とする、方法。
  2. 前記方法は、同じサービス品質(QoS)を有する前記セット(159)の前記パケット(Q(i,g,Qos))がもしあれば、該パケット、及びその次に続く前記対応するサービス品質マーカ(184、186、188)を伝送するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載のデータフレームを準備して伝送するための方法。
  3. 前記カウントマーカ(182)は、前記対応するサービス品質マーカ(188)の少なくとも1つの前に伝送されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のデータフレームを準備して伝送するための方法。
  4. 前記少なくとも1つの切断されたセット(159)を提供することは、時間周期及び/又はデータ量に依存することを特徴とする、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のデータフレームを準備して伝送するための方法。
  5. 前記方法は、
    前記カウントマーカ(182)及びその次に続く前記サービス品質マーカ(182、184、186)を含むシグナリング要素のグループ(168)を形成するステップ(116)と、
    前記セット(159)の後に前記グループ(168)を入力するステップと、
    同じサービス品質を有する前記対応するユーザデータパケットがもしあれば該データパケットの後に各サービス品質マーカを維持しつつ、同じサービス品質(QoS)を有する前記パケット及び前記サービス品質マーカを収集することによって、前記セット(159)の前記ユーザデータパケット(160、162、164)及び前記グループ(168)のすべてのシグナリング要素(182、184、186、188)を含むデータフレームを、前記伝送ネットワーク(2;302;500)を通じて伝送するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする、請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のデータフレームを準備して伝送するための方法。
  6. 各サービス品質マーカ(184、186、188)は同じグループ識別子(g)を含むことを特徴とする、請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のデータフレームを準備して伝送するための方法。
  7. 各サービス品質(QoS)は優先レベル(p)に対応し、最も高い優先レベルは整数(pmax)に等しく、前記サービス品質マーカ(M(QoS))は優先レベルマーカ(M(p))であることを特徴とする、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のデータフレームを準備して伝送するための方法。
  8. 前記収集することは、異なる優先レベル(p)を有するキューイングファイルを実施することによって実行されることを特徴とする、請求項5及び7に記載のデータフレームを準備して伝送するための方法。
  9. 前記方法は、以下のステップ、すなわち、引き続き、
    前記キューイングファイルの入力において、前記ユーザデータパケットのセット(159)及びその次に続く前記グループ(168)を伝送するステップ(120)と、
    各セット(159)及びその次に続く該セットの対応するグループ(168)について、
    最も高い優先レベル(pmax)以下の各優先レベル(p)について、それぞれの前記キューイングファイル(F(p))内へ、同じ優先度(p)を有する前記セット(159)の前記パケットがもしあれば該パケットを、前記対応するキューイングファイル(F(p))の入力において示された該パケットの配列順序を変更することなく入力する(124)と共に、最後に、前記対応する優先レベルマーカ(M(p,q))を入力するステップ(124)と、
    前記カウントマーカ(182)を入力するステップと、
    前記キューイングファイル(F(p))に含まれる前記直列に配列されたデータを、最も高い優先レベルに対応するデータから最も低い優先レベルに対応するデータまで送出機出力データフレームに引き続き出力することによって、該データを前記優先レベル(p)の降順に従って多重化するステップ(126)と、
    から成るステップをさらに含むことを特徴とする、請求項8に記載のデータフレームを準備して伝送するための方法。
  10. 直列に接続された送出機(4;304)、伝送線路(8;308)、及び受信機(6;306)、並びに受信ユーザカウンタUCRを備える伝送ネットワークにおいて連続性をチェックするための方法であって、該方法は、
    請求項1から請求項9までのいずれか一項に規定された方法に従って準備されて伝送されたデータフレームを受信するように試みるステップと、
    同じグループ(168)のすべてのサービス品質マーカ(184、186、188)が受信されるまで、前記受信ユーザカウンタUCRによって受信機レベルでデータフレームのユーザデータパケットをカウントするステップと、
    前記同じグループ(168)のカウントマーカ(182)を受信するステップと、
    前記同じグループ(168)のすべての前記サービス品質マーカ(184、186、188)が受信された時の前記受信カウンタ(UCR)のカウント値を、前記カウントマーカ(182)に含まれるパケットの総数と比較するステップと、
    前記受信ユーザカウンタ値が、前記カウントマーカ(182)に含まれるパケットの総数よりも大きいときは、前記カウントマーカ(182)に含まれるパケットの総数を前記受信ユーザカウンタ(UCR)のカウントされた値に減じることによって、前記受信ユーザカウンタ(UCR)値を更新するステップと、
    から成るステップを含むことを特徴とする、方法。
  11. 前記方法は、前記受信ユーザカウンタ値が、前記カウントマーカ(182)に含まれるパケットの総数よりも小さいときは、伝送問題を報告するステップ(234)を含むことを特徴とする、請求項10に記載の連続性をチェックするための方法。
  12. 前記伝送ネットワークは、送出ユーザカウンタ(UCE)を備え、
    前記方法は、
    データフレームいずれの伝送を開始する前に、前記送出ユーザカウンタ(UCE)及び前記受信ユーザカウンタ(UCR)が同じ値に設定される初期化ステップ(102)と、
    最後のグループ(166)の受信から経過した現在の時間が所定のタイムアウト値(Tout)と比較されるステップ(214、218)の第1のループ(202)と、
    前記タイムアウトが経過したときに伝送問題が示される報告ステップ(216)と、
    を含むことを特徴とする、請求項10又は請求項11に記載の連続性をチェックするための方法。
  13. 連続性をチェックするステップ(108)は、
    前記第1のループ(202)を組み込み、グループ(168)の最後の要素が調べられる第2のループ(204)であって、前記最後の要素は、前記カウントマーカ(182)及び前記サービス品質マーカ(14、186、188)の前記セットに含まれる、第2のループ(204)と、
    前記第2のループ(204)を組み込み、ユーザデータパケットの存在が調べられるステップの第3のループ(206)と、
    前記第3のループ(206)を組み込み、受信されたユーザデータパケットの個数が前記受信ユーザカウンタ(UCR)によってカウントされる第4のループ(208)と、
    を含むことを特徴とする、請求項12に記載の連続性をチェックするための方法。
  14. 前記方法は、
    受信機保護ユニットによって、前記送出機により以前に送信された前記カウントマーカ、前記サービス品質マーカを、前記受信機及び前記送出機を通じて送出機保護ユニットへ返信するステップ(408、426)を含むことを特徴とする、請求項12に記載の連続性をチェックするための方法。
  15. 同じ前記ステップ(408)において、前記受信機保護ユニット(312)は、すべての前記ユーザデータパケットも前記送出機保護ユニット(310)へ送信することを特徴とする、請求項14に記載の連続性をチェックするための方法。
  16. 前記方法は、
    それぞれの異なるパラメータ(θ1、θ2、θ3)に従って前記受信機(306)から前記受信機保護ユニット(312)へサブユニット(334、336、338)に並列に前記データを出力するステップと、
    前記保護受信機ユニット(312)によって、各異なるユーザデータ部分カウンタ(UCR(θ1)、UCR(θ2)、UCR(θ3))について、対応するサブユニット(334、336、338)により受信され且つ該サブユニット(334、336、338)に関連付けられる同じパラメータ(θ1、θ2、θ3)に関連するユーザデータパケットの個数をカウントすることにより、前記異なるユーザデータ部分カウンタ(UCR(θ1)、UCR(θ2)、UCR(θ3))の値を別個に求めるステップ(426)と、
    サービス品質マーカがサブユニットによって受信されると、前記受信機保護ユニット(312)によって、前記サービス品質マーカを受信した前記サブユニットに関連付けられる前記ユーザデータ部分カウンタが達した値を前記送出機保護ユニット(310)へ返信すると共に、前記関連付けられるユーザデータ部分カウンタを0にリセットするステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項14に記載の連続性をチェックするための方法。
  17. 前記伝送ネットワーク(2、302)は、受動光ネットワーク(500)であり、
    上りリンク方向では、前記送出機(4、304)は、光ネットワークユニット(512、532、514、534、516、536)であり、
    前記受信機(6、306)は、光回線終端装置(506、526)である
    ことを特徴とする、請求項10から請求項16までのいずれか一項に記載の連続性をチェックするための方法。
  18. 前記伝送ネットワーク(2、302)は、受動光ネットワーク(500)であり、
    下りリンク方向では、前記受信機(6、306)は、光ネットワークユニット(512、532、514、534、516、536)であり、
    前記送出機(4、304)は、光回線終端装置(506、526)である
    ことを特徴とする、請求項10から請求項16までのいずれか一項に記載の連続性をチェックするための方法。
  19. 直列に接続された送出機保護ユニット(10;310)、送出機(4;304)、伝送線路(8;308)、及び受信機(6;306)を備える伝送ネットワークであって、
    前記保護送出機ユニット(10;310)は、直列に配列されたデータパケット(Q(i))間で切断された後続のデータパケットの少なくとも1つのセット(159)を提供することができ、各セット(150)は、空であるか又は少なくとも1つのパケット(Q(i,g))によって形成され、同じセット(159)の各パケット(Q(i,g))は、少なくとも2つのサービス品質(QoS)のセットの中の1つのサービス品質(QoS(i))に関連付けられ、
    前記送出機保護ユニット(10、310)は、各所定のセット(159)について、該セット(159)のデータパケットの個数を求めるためのカウントマーカ(182)及び異なるサービス品質(QoS)にそれぞれ対応する少なくとも2つのサービス品質マーカ(184、186、188)を提供することができ、
    前記送出機は、同じサービス品質(QoS)を有する前記セット(159)の前記パケット(Q(i,g,QoS))がもしあれば該パケット及びその次に続く対応するサービス品質マーカ(184、186、188)を送信することができると共に、前記カウントマーカ(182)を送信することができることを特徴とする、伝送ネットワーク。
  20. 前記送出機保護ユニット(10;310)は、前記カウントマーカ(182)及びその次に続く前記サービス品質マーカ(184、186、188)を含むシグナリング要素のグループ(168)を形成することができ、該グループ(168)を前記セット(159)の後に入力することができ、
    前記送出機は、同じサービス品質を有する前記対応するユーザデータパケットがもしあれば該データパケットの後に各サービス品質マーカを維持しつつ、同じサービス品質(QoS)を有する前記パケット及び前記サービス品質マーカを収集することによって、前記セット(159)の前記ユーザデータパケット(160、162、164)及び前記グループ(168)の前記シグナリング要素(182、184、186、188)を含むフレームを前記伝送ネットワーク(2;302;500)を通じて伝送することができることを特徴とする、請求項19に記載の伝送ネットワーク。
  21. 前記伝送ネットワークは、前記伝送線路(8;308)に接続され且つ前記送出機(4;304)によって伝送された前記データを受信できる受信機(6;306)、及び請求項10から請求項18までのいずれか一項に規定された前記連続性チェックを実行できる保護受信機ユニット(12;312)も備えることを特徴とする、請求項19又は請求項20に記載の伝送ネットワーク。
  22. 前記伝送ネットワーク(2、302)は、受動光ネットワーク(500)であり、
    上りリンク方向では、前記送出機(4;304)は、光ネットワークユニット(512、532、514、534、516、536)であり、
    前記受信機(6;306)は、光回線終端装置(506;526)である
    ことを特徴とする、請求項19から請求項21までのいずれか一項に記載の伝送ネットワーク。
  23. 前記伝送ネットワーク(2;302)は、受動光ネットワークであり、
    下りリンク方向では、前記受信機(6;306)は、光ネットワークユニット(512、532、514、534、516、536)であり、
    前記送出機(4;304)は、光回線終端装置(506;526)である
    ことを特徴とする、請求項19から請求項22までのいずれか一項に記載の伝送ネットワーク。
  24. すべての必要なコード命令であって、該命令がプロセッサによって実行されると請求項1から請求項18までのいずれか一項に規定された方法のステップを実行する、すべての必要なコード命令を含む、コンピュータプログラム製品。
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