JP2010240832A - 産業用ロボットおよび制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は高応答性を備えながら、安全に動作させることができる産業用ロボットを提供する。
【解決手段】基部2に回転自在に支持された中空室3と、前記中空室3に回転支持されたアーム体4を備え、前記アーム体4を駆動する動力手段を前記中空室3に備えたものである。駆動手段が少なくとも2つの電動機から構成され、第1の電動機の出力軸に第2の電動機の出力が入力されたものである。前記複数の電動機には、ブレーキ電源から直接通電され、前記第1の電動機には、サーボ機器からブレーキ指令が入力されるように構成されたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、その工業ロボットおよびその制御方法に関するものである。
電動機を用いたロボットは、産業用だけでなくヒューマノイドロボットにも適用されてきている。関節軸は、複数台の電動機で動作させるようになってきている。1つの関節の回転を2つの電動機で動作させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−283940号公報
産業用ロボットが適用される分野においては、生産性向上のために物品を搬送するスループットを向上させることが要求されている。産業用ロボットの各関節軸の動作を速くする必要がある。電動機の応答性を向上させる必要があるが、高速に駆動しようとすると、電動機の出力を大きくするには大型化する。そうすると、電動機のイナーシャが大きくなり、応答性を向上させることができないといった問題が生じる。
また、物品のスループットを向上させるために、製造設備は産業用ロボットのフットプリントを小さくして、製造ラインを短くする傾向にある。
これに対して、従来のロボットでは、1つの軸を2つの電動機で単純に回転させるようにしていることから、2つの電動機の協調動作を必要とし、制御が煩雑になるといった問題が生じていた。
また、非常停止など急激な停止指令が入った場合には、2つの電動機が同時に制止動作するために、産業用ロボットのアームや減速機に急激な反力が生じる。このような動作では、可動部位や構造物に損傷が生じることが考えられ、物品のスループットを向上させる観点を考慮すると、問題となることが予想される。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、高応答性を備えながら、安全に動作させることができる産業用ロボットを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したのである。
請求項1に記載の発明は、基部に回転自在に支持された中空室と、前記中空室に回転支持されたアーム体を備え、前記アーム体を駆動する動力手段を前記中空室に備えたものである。
請求項2に記載の発明は、基部に回転自在に支持された中空室と、前記中空室に回転支持されたアーム体を備え、前記アーム体を駆動する動力手段が複数からなり、前記中空室に備えたものである。
請求項3に記載の発明は、前記駆動手段が少なくとも2つの電動機から構成されたものである。
請求項4に記載の発明は、前記駆動手段が少なくとも2つの電動機から構成され、第1の電動機の出力軸に第2の電動機の出力が入力されたものである。
請求項5に記載の発明は、前記動力手段が少なくとも2つの電動機から構成され、前記2つの電動機は整列して配置されたものである。
請求項6に記載の発明は、前記アーム体を駆動する前記動力手段が少なくとも2つの電動機から構成され、前記中空室に少なくとも2つのアーム体を駆動する前記動力手段が配置されたものである。
請求項7に記載の発明は、前記動力手段が少なくとも2つの電動機から構成され、前記2つの電動機のトルクの加算値により前記アーム体を駆動するものである。
請求項8に記載の発明は、前記駆動手段が少なくとも2つの電動機から構成され、第1の電動機の出力軸に複数の電動機の出力が直列に入力されたものである。
請求項9に記載の発明は、少なくとも2つの前記動力手段は、第1の電動機と直列に連結される複数の電動機から構成され、前記第1の電動機に入力される直列に連結される前記複数の電動機のトルクが前記第1の電動機のトルクと均等であるものである。
請求項10に記載の発明は、少なくとも2つの動力手段により1つのアーム体を駆動するように、少なくとも前記2つの動力手段に各々の制御器を備え、前記動力手段の出力が均等になるように制御するものである。
請求項11に記載の発明は、前記制御器によって前記第1の電動機に入力される直列に連結される前記複数の電動機のトルクが前記第1の電動機のトルクと均等になるように演算する第2の制御器ものである。
請求項12に記載の発明は、少なくとも2つの前記動力手段は、第1の電動機と直列に連結される複数の電動機から構成され、前記複数の電動機には、ブレーキ電源から直接通電され、前記第1の電動機には、サーボ機器からブレーキ指令が入力されるように構成されたものである。
請求項13に記載の発明は、前記ブレーキ電源に遅延回路を備え、電源がオフされても出力が降下しながら前記ブレーキ電源がオフされるものである。
請求項14に記載の発明は、通電されている前記複数の電動機は、前記第1の電動機よりも遅れてブレーキが作動するものである。
請求項15に記載の発明は、前記第1の電動機のブレーキは、前記サーボ機器からの指令とコンタクタインターロックの状態から指令されるものである。
請求項16に記載の発明は、前記複数の電動機のブレーキは、前記ブレーキ用電源から通電されており、前記ブレーキ用電源がオフされない限り、前記ブレーキはオフの状態を保持するものである。
本発明では、第1の電動機の出力軸に直列に電動機の出力を入力するような構成にしたことにより、電動機のイナーシャを大きくすることがないので、高応答性を維持したまま、関節軸を高速に駆動することが可能となる。
また、このような複数の電動機を配置する中空室を設けたことにより、各関節近傍に電動機を配置する必要がないので、ロボット自体を小型化できるためにフットプリントを小さくして製造ラインを短くすることが可能となる。
また、第1の電動機の出力軸に直列に電動機の出力を入力するような構成にして、第1の電動機のトルクと直列に複数台配置された電動機のトルクが均等になるように制御されることにより、複雑な協調制御を必要とせずに容易に複数台の電動機のトルクの和により関節軸を駆動することが可能となる。
また、第1の電動機の出力軸に直列に電動機の出力を入力するような構成にして、第1の電動機よりも遅れて第2以降の電動機にブレーキトルクを緩やかに供給するようにしたことにより、産業用ロボットのアームや減速機に急激な反力が生じることがなくなり、可動部位や構造物に損傷が生じない。このために製造ラインのメンテナンスを行う必要がなくなり、物品のスループットが向上する。
本発明の産業用ロボットの側断面図 本発明の産業用ロボットの正面断面図 (図3)本発明の制御ブロック図 本発明の制御ブロック図 本発明のタイムチャート
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は本発明の産業用ロボットの側断面図である。図2は本発明の産業用ロボットの正面断面図である。
産業用ロボット1は、基部2上に内室3が回転自在に連結され、内室3は第1のアーム体4と回転自在に連結され、第1のアーム体4は第2のアーム体5と回転自在に連結され、第2のアーム体5の先端には手首機構6を備えて構成されている。
基部2には、第1の電動機7が備えられており、出力軸は第1の減速機8に入力されて、第1の減速機8の出力軸は内室3を垂直軸回りに回転する。
内室3には、第2から第4の電動機が配置されている。図1の側断面図に示すように、第2の電動機91と第3の電動機92は、内室3に縦方向に並んで配置され、同様に、第4の電動機11と第5の電動機12は、内室3に縦方向に並んで配置され、第2の電動機91と第4の電動機11および第3の電動機92と第5の電動機12は離間して平行に配置されている。離間している空間には、手首機構6までの供給線が配置されている。このように配置することにより、供給線の空間を設けながら省スペースに複数個の電動機を配置することが可能となる。
次に、動力伝達について説明する。第4の電動機11が回転すると、第4の電動機11の出力軸に取り付けられた第3のプーリ17にかけられた第4のベルト14を介して第7のプーリ25に入力され、第2の減速機22の入力軸が中空形状をしており、中空部で軸受23を介して回転自在に支持されたシャフト18が回転し、シャフト18に取り付けられた第5のプーリ19にかけられた第5のベルト20を介して第6のプーリ21を回転させ、第2の減速機22によって減速された回転が第3の減速機24の出力軸を介して第2のアーム体5を回転させる。また、第5の電動機12の出力軸には、第5の電動機12の回転が、第5の電動機12の出力軸に取り付けられた第1のプーリ15にかけられた第3のベルト13を介して第4の電動機11の出力軸に取り付けられた第2のプーリ16を回転させる。このようにして、第3のプーリ17に作用するトルクは、第4の電動機11と第5の電動機12のトルクの和が作用することになる。
また、第2の電動機および第3の電動機の動力伝達系も同様の構成となっており、第2の電動機91が回転すると、第2のベルト94を介して第4のプーリ98に入力され、第2の減速機22の入力軸が回転し、減速された回転が第2の減速機22の出力軸を介して第1のアーム体4を回転させる。また、第2の電動機91の出力軸には、第3の電動機92の回転が、第1のベルト93を介して第2の電動機91の出力軸に取り付けられた第2のプーリ16を回転させる。このようにして、第4のプーリ98に作用するトルクは、第2の電動機91と第3の電動機92のトルクの和が作用することになる。
本実施例では、1つのモータのもう1つのモータの出力を入力してトルクの和とするような構成で説明したが、1つのモータに2台以上のモータを直列に連結して構成することも可能である。その場合は、たとえば、1つのモータのトルク容量と同等のトルク容量になるように2つ以上の1つのモータのトルク容量より小容量のモータで構成することができる。そうすることで、複数台のモータで構成することで発生トルクのアンバランスを解消することができ、複雑な制御をする必要がなくなる。
次に、制御方法について図3を用いて説明する。本例では、第2の電動機91および第3の電動機92を用いて説明する。第1のアーム体4を動作させるために位置指令30不図示のコントローラから第1の制御器31および第2の制御器32に入力される。制御器31および制御器32は、位置フィードバック回路、速度フィードバック回路、トルクフィードバック回路から構成されている。第1の制御器31から第1のトルク指令33受けた不図示のドライブ回路からの電流が第2の電動機91に入力され、第1のアーム体を動作させる。また、第2の制御器32から第2のトルク指令34は、第1のトルク指令33と差分にゲインを積算する第3の制御器35からの値を加算して不図示のドライブ回路に入力されて電流が第3の電動機92に通電される。
このように、また、第2の制御器32から第2のトルク指令34は、第1のトルク指令33と差分にゲインを積算する第3の制御器35からの値を用いることで、第2の電動機91と第3の電動機92へのトルク指令の差がなくなるようにすることができる。
第3の制御器を有することにより、第2の電動機91と第3の電動機92の発生するトルクが均等になり、第3の電動機92が発生するトルクにより、第2の電動機91の発生するトルクを減ずることなく、有効に2台のモータで協調した動作が可能となる。1つのモータのトルク容量と同等のトルク容量になるように2つ以上の1つのモータのトルク容量より小容量のモータで構成した場合には、第3の制御器のサーボゲインを変更することにより容易に複数台について対応することが可能となる。
次に、産業用ロボットを停止させる制御方法について第1のアーム体および第2のアーム体を例に説明する。産業用ロボットをサーボオフの状態で停止させると、第1のアーム体および第2のアーム体は、自重により落下する。したがって、電動機にはそれを抑制するためにブレーキが備えられている。ブレーキ回路について図4を用いて説明する。第2から第5の電動機のブレーキの作用について説明する。ブレーキ用電源41からブレーキリレー回路42に電源供給され、通常、第3の電動機46および第5の電動機47のブレーキには通電されている。つまり、通常状態ではブレーキオフの状態である。また、コントローラからブレーキ指令48がブレーキリレー回路42に入力され、ブレーキ用電源41からの入力がコンタクタインターロック43の状態に応じて第2の電動機44および第4の電動機45に動作指令が出力される。
電源停止がされた場合のタイムチャートを図5に示し、第2から第5の電動機のブレーキへの通電の状態変化について説明する。コントローラへ供給されている電源の通電状態からオフ状態になる状態変化を(A)に示し、電源のオフ状態を検出した状態変化を(B)に示し、第2の電動機のブレーキおよび第4の電動機のブレーキへの通電状態の変化を(C)に示し、第3の電動機のブレーキおよび第5の電動機のブレーキへの通電状態の変化を(D)に示す。電源がオフされてから遅延時間を有しながら、第2の電動機のブレーキおよび第4の電動機のブレーキへの通電がオフされ、さらに遅延して第3の電動機のブレーキおよび第5の電動機のブレーキへの通電がオフされる。第2の電動機のブレーキおよび第4の電動機のブレーキへの通電は(1)の状態変化のように急峻にオフされ、電動機の回転をロックするようにブレーキが作用する。また、第3の電動機のブレーキおよび第5の電動機のブレーキへの通電は(2)の状態変化のように所定時間をかけて徐々に低下してオフされる。第3および第5の電動機の回転を止めるトルクが所定時間をかけて次第に大きくなるように作用する。
本発明で用いられる電動機のブレーキには、通電電流に比例して作用するトルクが発生するタイプが用いられている。
このような状態変化について図4を用いて説明する。サーボ機器の電源がオフされるのでブレーキ指令はオフ状態になり、コンタクタインターロック43もサーボ機器がオフになるとともにブレーキ用電源41が遮断され、この状態を検出することにより、第2の電動機44および第4の電動機45に動作指令がオフ状態になることで、ブレーキが作動する。また、ブレーキ用電源41がオフされると、第3の電動機46および第5の電動機47のブレーキへの通電がオフされるのでブレーキが作動する。この時、電源停止から遅延して第2の電動機44および第4の電動機45に動作指令がオフ状態になり、ブレーキ用電源41は内部回路にコンデンサなどからなるバックアップ回路を持っていることから、さらに遅延して第3の電動機46および第5の電動機47のブレーキの動作指令がオフとなる。このように、第2の電動機および第4の電動機に対して、第3の電動機および第5の電動機を遅延させてブレーキトルクを作用させることで、急峻なアーム体の静止がおこならないようになる。つまり、ブレーキが作用する初期状態では定格負荷の半分程度の負荷でブレーキが作用し、遅延して定格負荷が作用するようになっている。
この遅延時間は、ブレーキ用電源41内部のコンデンサで構成されるバックアップ回路から求められるが、数10ms程度であり、アーム体の落下への影響には問題が生じない程度である。
1 産業用ロボット
2 基部
3 内室
4 第1のアーム体
5 第2のアーム体
6 手首機構
7 第1の電動機
8 第1の減速機
91 第2の電動機
92 第3の電動機
93 第1のベルト
94 第2のベルト
98 第4のプーリ
11 第4の電動機
12 第5の電動機
13 第3のベルト
14 第4のベルト
15 第1のプーリ
16 第2のプーリ
17 第3のプーリ
18 シャフト
19 第5のプーリ
20 第5のベルト
21 第6のプーリ
22 第2の減速機
23 軸受
24 第3の減速機
25 第7のプーリ
30 位置指令
31 第1の制御器
32 第2の制御器
33 第1のトルク指令
34 第2のトルク指令
35 第3の制御器
41 ブレーキ用電源
42 ブレーキリレー回路
43 コンタクタインターロック
44 第2の電動機ブレーキ
45 第4の電動機ブレーキ
46 第3の電動機ブレーキ
47 第5の電動機ブレーキ
48 ブレーキ指令

Claims (16)

  1. 基部に回転自在に支持された中空室と、前記中空室に回転支持されたアーム体を備え、前記アーム体を駆動する動力手段を前記中空室に備えたことを特徴とする産業用ロボット。
  2. 基部に回転自在に支持された中空室と、前記中空室に回転支持されたアーム体を備え、前記アーム体を駆動する動力手段が複数からなり、前記中空室に備えたことを特徴とする産業用ロボット。
  3. 前記駆動手段が少なくとも2つの電動機から構成されたことを特徴とする請求項2記載の産業用ロボット。
  4. 前記駆動手段が少なくとも2つの電動機から構成され、第1の電動機の出力軸に第2の電動機の出力が入力されたことを特徴とする請求項2記載の産業用ロボット。
  5. 前記動力手段が少なくとも2つの電動機から構成され、前記2つの電動機は整列して配置されたことを特徴とする請求項2記載の産業用ロボット。
  6. 前記アーム体を駆動する前記動力手段が少なくとも2つの電動機から構成され、前記中空室に少なくとも2つのアーム体を駆動する前記動力手段が配置されたことを特徴とする請求項2記載の産業用ロボット。
  7. 前記動力手段が少なくとも2つの電動機から構成され、前記2つの電動機のトルクの加算値により前記アーム体を駆動することを特徴とする請求項2記載の産業用ロボット。
  8. 前記駆動手段が少なくとも2つの電動機から構成され、第1の電動機の出力軸に複数の電動機の出力が直列に入力されたことを特徴とする請求項2記載の産業用ロボット。
  9. 少なくとも2つの前記動力手段は、第1の電動機と直列に連結される複数の電動機から構成され、前記第1の電動機に入力される直列に連結される前記複数の電動機のトルクが前記第1の電動機のトルクと均等であることを特徴とする産業用ロボットの制御方法。
  10. 少なくとも2つの動力手段により1つのアーム体を駆動するように、少なくとも前記2つの動力手段に各々の制御器を備え、前記動力手段の出力が均等になるように制御することを特徴とする産業用ロボットの制御方法。
  11. 前記制御器によって前記第1の電動機に入力される直列に連結される前記複数の電動機のトルクが前記第1の電動機のトルクと均等になるように演算する第2の制御器を備えたことを特徴とする請求項9記載の産業用ロボットの制御方法。
  12. 少なくとも2つの前記動力手段は、第1の電動機と直列に連結される複数の電動機から構成され、前記複数の電動機には、ブレーキ電源から直接通電され、前記第1の電動機には、サーボ機器からブレーキ指令が入力されるように構成されたことを特徴とする産業用ロボットの制御方法。
  13. 前記ブレーキ電源に遅延回路を備え、電源がオフされても出力が降下しながら前記ブレーキ電源がオフされることを特徴とする産業用ロボットの制御方法。
  14. 通電されている前記複数の電動機は、前記第1の電動機よりも遅れてブレーキが作動することを特徴とする請求項12記載の産業用ロボットの制御方法。
  15. 前記第1の電動機のブレーキは、前記サーボ機器からの指令とコンタクタインターロックの状態から指令されることを特徴とする請求項12記載の産業用ロボットの制御方法。
  16. 前記複数の電動機のブレーキは、前記ブレーキ用電源から通電されており、前記ブレーキ用電源がオフされない限り、前記ブレーキはオフの状態を保持することを特徴とする請求項12記載の産業用ロボットの制御方法。
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