JP2010239289A - ネットワーク中継装置およびネットワーク中継方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】B2BUA(Back to Back User Agent)よりも少ない処理量および記憶容量でネットワークの中継を行なう。
【解決手段】IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワーク上に設けられ、IMS端末間の通信を中継するネットワーク中継装置であって、送信元IMS端末が使用するSIP(Session Initiation Protocol)メッセージと、送信先IMS端末が使用するSIPメッセージとの差分を検出し、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要があるかどうかを判定する差分トリガ機能21bと、判定の結果、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要がある場合は、送信元IMS端末から受信したSIPメッセージを送信先IMS端末が使用するSIPメッセージに置き換える差分情報置換機能21cと、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワーク上に設けられ、IMS端末間の通信を中継するネットワーク中継装置およびネットワーク中継方法に関する。
従来から知られているSIP(Session Initiation Protocol)は、IP上における呼制御に用いられるプロトコルであり、通信を行う端末間で通信に必要なIPアドレスやポート番号、エンコーディング等のネゴシエーション、発呼、着呼などの制御を行う際に用いられる。これに加え、IMS(IP Multimedia Subsystem)では、このSIPの情報に基づいて、通信に必要なネットワークリソースの割り当て、ゲート制御を行う。SIPは従来、Peer−to−Peerで用いられ、クライアント主導で呼制御を行うプロトコルであった。
近時、IMSにおける呼制御としてSIPが採用され、通信オペレータによる運用が始められている。その場合、セッションのハンドオフや、ネットワークからの制御リクエストの送信、また端末間の差異の吸収などのネットワーク主導の制御が必要とされているが、本来Peer−to−Peer型のSIPをネットワーク主導で制御を行うことは困難である。このため、一度通信オペレータ内の設備でSIPセッションを終端し、再度新しいSIPセッションを構築するBack to Back User Agent(以下、「B2BUA」と呼称する。)を用いる手法が多く用いられている。
3GPP TS23.228 IP Multimedia Subsystem (IMS)
上記のように、従来の技術では、セッションのハンドオフや、ネットワークからの制御リクエストの送信、また端末間の差異の吸収などを行うには、B2BUAの技術が用いられてきた。しかしながら、B2BUAは、UA(User Agent)と同等のSIP制御処理を求められ、全端末に対して処理を行うと多くの設備が必要となる。そこで、B2BUAほどの情報を持たず、より少ない処理で同様の処理を実現する方法が望まれる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、Back to Back User Agentよりも少ない処理量および記憶容量でネットワークの中継を行なうことができるネットワーク中継装置およびネットワーク中継方法を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明のネットワーク中継装置は、IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワーク上に設けられ、IMS端末間の通信を中継するネットワーク中継装置であって、送信元IMS端末が使用するSIP(Session Initiation Protocol)メッセージと、送信先IMS端末が使用するSIPメッセージとの差分を検出し、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要があるかどうかを判定する差分トリガ部と、前記判定の結果、前記送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要がある場合は、前記送信元IMS端末から受信したSIPメッセージを前記送信先IMS端末が使用するSIPメッセージに置き換える置換実行部と、を備えることを特徴としている。
このように、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージと、送信先IMS端末が使用するSIPメッセージとの差分を検出し、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要がある場合は、送信元IMS端末から受信したSIPメッセージを送信先IMS端末が使用するSIPメッセージに置き換えるので、Back to Back User Agentよりも少ない処理量および記憶容量でネットワークの中継を行なうことができる。また、Back to Back User Agentとは異なり、中継するのみであるため、処理不可能なヘッダなどがある場合は、素通りさせることができる。そのため、SIP UAに対応して設備を高機能化する必要はない。さらに、通常のSIPプロキシサーバに実装することができるので、設備規模の拡大を避けることが可能となる。
(2)また、本発明のネットワーク中継装置は、前記差分を記憶する差分データ記憶部をさらに備えることを特徴としている。
このように、差分を記憶するので、セッションが確立している間は記憶した差分を用いることができる。その結果、処理の迅速化を図ることが可能となる。
(3)また、本発明のネットワーク中継装置は、IMS端末が通信を行なうために必要な情報を記憶する端末情報記憶部をさらに備えることを特徴としている。
このように、IMS端末が通信を行なうために必要な情報を記憶するので、差分を検出する際に記憶情報を利用することができる。
(4)また、本発明のネットワーク中継装置において、前記差分トリガ部は、第1のIMS端末のSIPメッセージのフォーマットと第2のIMS端末のSIPメッセージのフォーマットとの間に差分があった場合、SIPメッセージを変更する必要があると判定し、前記置換実行部は、前記第1のIMS端末から受信したSIPメッセージのフォーマットを、前記第2のIMS端末が使用するSIPメッセージのフォーマットに置き換える一方、前記第2のIMS端末から受信したSIPメッセージのフォーマットを、前記第1のIMS端末が使用するSIPメッセージのフォーマットに置き換えることを特徴としている。
このように、第1のIMS端末から受信したSIPメッセージのフォーマットを、第2のIMS端末が使用するSIPメッセージのフォーマットに置き換える一方、第2のIMS端末から受信したSIPメッセージのフォーマットを、第1のIMS端末が使用するSIPメッセージのフォーマットに置き換えるので、IMS端末間の機能の差異を吸収し、ネットワーク主導のSIP制御が可能となる。また、Back to Back User Agentと比較して設備規模の削減を図ることが可能となる。
(5)また、本発明のネットワーク中継装置において、第1のIMS端末と第2のIMS端末との間でセッションが確立している状態で、第1のIMS端末がセッションハンドオフを実行した場合、前記差分トリガ部は、前記第1のIMS端末から受信したINVITEメッセージを変更する必要があると判定し、前記置換実行部は、前記第1のIMS端末から受信したINVITEメッセージを、前記セッションハンドオフ実行前のINVITEメッセージに置き換える一方、前記第2のIMS端末から受信した前記セッションハンドオフ実行前のSIPメッセージを、前記セッションハンドオフ実行後のSIPメッセージに置き換えることを特徴としている。
このように、第1のIMS端末と第2のIMS端末との間でセッションが確立している状態で、第1のIMS端末がセッションハンドオフを実行した場合、第1のIMS端末から受信したINVITEメッセージを、セッションハンドオフ実行前のINVITEメッセージに置き換える一方、第2のIMS端末から受信したセッションハンドオフ実行前のSIPメッセージを、セッションハンドオフ実行後のSIPメッセージに置き換えるので、IMS端末間の機能の差異を吸収し、ネットワーク主導のSIP制御が可能となる。また、Back to Back User Agentと比較して設備規模の削減を図ることが可能となる。
(6)また、本発明のネットワーク中継方法は、IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワーク上に設けられ、IMS端末間の通信を中継するネットワーク中継装置のネットワーク中継方法であって、差分トリガ部において、受信したSIP(Session Initiation Protocol)メッセージに基づいて、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージと、送信先IMS端末が使用するSIPメッセージとの差分を検出するステップと、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要があるかどうかを判定するステップと、置換実行部において、前記判定の結果、前記送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要がある場合は、前記送信元IMS端末から受信したSIPメッセージを前記送信先IMS端末が使用するSIPメッセージに置き換えるステップと、を少なくとも含むことを特徴としている。
このように、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージと、送信先IMS端末が使用するSIPメッセージとの差分を検出し、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要がある場合は、送信元IMS端末から受信したSIPメッセージを送信先IMS端末が使用するSIPメッセージに置き換えるので、Back to Back User Agentよりも少ない処理量および記憶容量でネットワークの中継を行なうことができる。また、Back to Back User Agentとは異なり、中継するのみであるため、処理不可能なヘッダなどがある場合は、素通りさせることができる。そのため、SIP UAに対応して設備を高機能化する必要はない。さらに、通常のSIPプロキシサーバに実装することができるので、設備規模の拡大を避けることが可能となる。
本発明によれば、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージと、送信先IMS端末が使用するSIPメッセージとの差分を検出し、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要がある場合は、送信元IMS端末から受信したSIPメッセージを送信先IMS端末が使用するSIPメッセージに置き換えるので、Back to Back User Agentよりも少ない処理量および記憶容量でネットワークの中継を行なうことができる。また、Back to Back User Agentとは異なり、中継するのみであるため、処理不可能なヘッダなどがある場合は、素通りさせることができる。そのため、SIP UAに対応して設備を高機能化する必要はない。さらに、通常のSIPプロキシサーバに実装することができるので、設備規模の拡大を避けることが可能となる。
本実施形態に係るネットワーク構成を示す図である。 ネットワークを構成する要素のブロック図である。 ネットワークを構成する要素のブロック図である。 本実施形態に係るネットワークにおいて、IMS端末同士がSIPメッセージを送受信する際に、メッセージフォーマットに差分があった場合の差分置換の例を示すシーケンスチャートである。 本実施形態に係るネットワークにおいて、セッションハンドオフを実行する際のシーケンスチャートである。
本実施形態に係るネットワーク中継装置は、SIPプロキシでSIPメッセージを処理する際、その情報を書き換えることで、クライアント間の差異の吸収等のネットワーク主導のSIP制御を実現し、B2BUAの設備に対して設備量の削減を可能とする。このために、SIPプロキシにSIPメッセージの差分を監視、管理し、また書き換える機能を与える。
図1は、本実施形態に係るネットワーク構成を示す図である。このネットワークは、IMS端末1a、1b、アクセスネットワーク10、IMSコアネットワーク20、State Change Proxy21、P−CSCF(Proxy Call Session Control Function)22、S−CSCF(Serving Call Session Control Function)/I−CSCF(Interrogating Call Session Control Function)23、HSS(Home Subscriber Server)24から構成されている。
図1に示すように、IMS端末1a、1bが、アクセスネットワーク10を介して、IMSコアネットワーク20に接続し、本実施形態に係るSIPプロキシサーバ(以下、「State Change Proxy」と呼称する。)21を経由してSIPセッションを確立している。
図2は、ネットワークを構成する要素のブロック図である。IMS端末1a、1b、P−CSCF22、S−CSCF23は、従来の同様の構成を採る。すなわち、IMS端末1a、1bは、IMSクライアント機能1dを有しており、P−CSCF22は、従来機能22aを有している。また、S−CSCF23は、従来機能23aを有している。
State Change Proxy21は、従来のSIP Proxy機能21aと、差分トリガ機能21bと、差分情報置換機能21cと、差分データ記憶機能21dと、UA情報記憶機能21eと、から構成されている。
差分トリガ機能21bは、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージと、送信先IMS端末が使用するSIPメッセージとの差分を検出し、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要があるかどうかを判定する。多くのSIPメッセージは、変更(置換)する必要は無いが、セッションハンドオフや端末間のSIPフォーマットに差異がある場合など、ネットワーク主導の制御が必要になる。このような場合にSIPメッセージの変更(置換)が必要となる。
差分トリガ機能21bは、SIPメッセージを受信した際に、置換の必要性を判断する機能である。例えば、セッションハンドオフではReplacesヘッダ、ネットワークが送信したリクエストであれば、それを示すヘッダの有無、また以前に置換したセッション内のメッセージであることなどを判定する。差分トリガ機能21bは、差分トリガ部を構成する。
差分情報置換機能21cは、上記差分トリガ機能21bで、置換が必要であると判断されたSIPメッセージに対し、置換を実行する機能である。SIPメッセージ中の特定のヘッダや、タグなどの部分的な置換を行う。また、置換する情報は、差分データ記憶機能21dから取得し、また置換したデータを差分データ記憶機能21dに通知する。差分情報置換機能21cは、置換実行部を構成する。
差分データ記憶機能21dは、置換したSIPメッセージの差分データを記憶する機能である。置換が発生しないセッションに対しては記憶せず、置換が発生したもののみ情報を保持する。またセッションの開放と同時に保持していた関連情報を破棄する。差分データ記憶機能21cは、差分データ記憶部を構成する。
UA情報記憶機能21eは、差分トリガ機能21bで、トリガを検知するために元となる情報を保持する機能である。例えば、クライアントのUser Agentの情報などを保存する。UA情報記憶機能21eは、端末情報記憶部を構成する。
以上のように構成された本実施形態に係るネットワーク中継装置(State Change Proxy)および関連する装置の動作について説明する。
(A)S−CSCFはiFC(initial Filter Criteria)を利用して、SIPセッションをState Change Proxy21へ転送し、これを経由してSIPセッションを確立する。
(B)この際、State Change Proxy21は、User Agentなど、トリガ検知に必要な情報を保持する。
(C)State Change Proxy21は、通過するSIPメッセージを監視し、特に置換の必要の無いものについては通常のSIPプロキシ動作を行う。
(D)State Change Proxy21は、トリガを検知すると、変化した部分を相手の端末が受信可能な情報に書き換え、SIPメッセージを転送する。
(E)State Change Proxy21は、書き換えた情報を記憶し、対となるSIPメッセージの応答や以後のSIPメッセージに対しても同様の書き換えを行う。
(F)State Change Proxy21は、書き換え対象のセッションが切断されると、記憶していた情報を破棄する。
なお、図3に示すように、本実施形態に係るネットワーク中継装置を、S−CSCF23に含ませることも可能である。
図4は、本実施形態に係るネットワークにおいて、IMS端末同士がSIPメッセージを送受信する際に、メッセージフォーマットに差分があった場合の差分置換の例を示すシーケンスチャートである。
(1)IMS端末(A)は、IMS端末(B)に対してSIPメッセージを送信する。このとき、xHeaderに、a、b、cが記述されているが、IMS端末(B)の表記では<a>、<b>、<c>の表記が必要であったとする。
(2)SIPメッセージがState Change Proxyに転送されると、State Change Proxyは、表記の違いをトリガとして、xHeaderを<a>、<b>、<c>に書き換えその情報を保持する。なお、トリガが無い場合には置換処理は行われない。なお、トリガの判断情報として、一般的なSIPメッセージの拡張された表現や不足表現として判断してもよいし、User Agent等を用いて対応表記を判断してもよい。このUser Agent情報は、SIPメッセージの送受信から学習することも、また3rd party registrationにより、IMS端末のREGISTER時に学習することも可能である。
(3)置換されたSIPメッセージは、IMS端末(B)へ転送されて、処理が行われる。
(4)IMS端末(B)は、SIPメッセージに対するレスポンスをIMS端末(A)に返す。
(5)State Change Proxyは、置換対象のセッションであることを判断し、表記をxHeader:<d>から、xHeader:dに書き換える。
(6)置換されたSIPメッセージは、IMS端末(A)へ転送される。
このように、IMS端末(A)から受信したSIPメッセージのフォーマットを、IMS端末(B)が使用するSIPメッセージのフォーマットに置き換える一方、IMS端末(B)から受信したSIPメッセージのフォーマットを、IMS端末(A)が使用するSIPメッセージのフォーマットに置き換えるので、IMS端末間の機能の差異を吸収し、ネットワーク主導のSIP制御が可能となる。また、Back to Back User Agentと比較して設備規模の削減を図ることが可能となる。
図5は、本実施形態に係るネットワークにおいて、セッションハンドオフを実行する際のシーケンスチャートである。
(1)IMS端末(A)とIMS端末(B)は、セッションを確立している。このときセッションを識別するために次情報を持つ。
Call−ID:call−id1
Fromタグ:from−tag1
Toタグ:to−tag1
(2)IMS端末(A)が、セッションハンドオフを行うと、新たなINVITEメッセージをIMS端末(B)に送信する。このとき、以前のセッションとの対応付けのため、Replacesヘッダにcall−id1、to−tag1、from−tag1を指定する。
(3)State Change Proxyは、INVITE中のreplacesヘッダをトリガとし、置換処理を行う。この置換する情報は、Call−IDヘッダ、Toヘッダのto−tag、Fromヘッダのfrom−tagである。これをReplaceで指定された以前のセッション識別子に書き換え、IMS端末(B)へ送信する。
Call−ID:call−id2
Fromタグ:from−tag2
Toタグ:なし
(4)IMS端末(B)は、受信したINVITEは以前のセッションのものであるため、そのままre−INVITEとして処理を行い、200OKメッセージを返信する。
(5)State Change Proxyは、200OKメッセージに対し、以前置換した置換対象セッションのメッセージと判断し、Call−ID、to−tag、from−tagを書き戻し、IMS端末(A)へ送信する。このとき、空欄のto−tagは、置換用に適当な値を生成する。
(6)IMS端末(A)は、200OKメッセージに対してACKを送信する。
(7)ACKメッセージについても、同様にState Change Proxyで必要なヘッダの置換が行われ、IMS端末(B)へACKが送信される。
このように、IMS端末(A)とIMS端末(B)との間でセッションが確立している状態で、IMS端末(A)がセッションハンドオフを実行した場合、IMS端末(A)から受信したINVITEメッセージを、セッションハンドオフ実行前のINVITEメッセージに置き換える一方、IMS端末(B)から受信したセッションハンドオフ実行前のSIPメッセージを、セッションハンドオフ実行後のSIPメッセージに置き換えるので、IMS端末(A)(B)間の機能の差異を吸収し、ネットワーク主導のSIP制御が可能となる。また、Back to Back User Agentと比較して設備規模の削減を図ることが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、B2BUAが目的とする機能をより少ない処理量と記憶容量で実現可能である。また、差分情報のみを記憶するため、対象以外のSIPメッセージに対しては少ない処理ですむ。B2BUAと異なりSIPプロキシであるため、処理不可能なヘッダは素通りすることが可能である。そのため、SIP UAに対応して設備を高機能化する必要が無い。さらに、通常のSIPプロキシサーバの機能の一部として埋め込むことが可能であり、設備数を減らすことが可能である。
1a、1b IMS端末
1d IMSクライアント機能
10 アクセスネットワーク
20 IMSコアネットワーク
21 State Change Proxy
21a SIP Proxy機能
21b 差分トリガ機能
21c 差分情報置換機能
21d 差分データ記憶機能
21e UA情報記憶機能
22 P−CSCF
23 S/I−CSCF(S−CSCF/I−CSCF)
24 HSS

Claims (6)

  1. IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワーク上に設けられ、IMS端末間の通信を中継するネットワーク中継装置であって、
    送信元IMS端末が使用するSIP(Session Initiation Protocol)メッセージと、送信先IMS端末が使用するSIPメッセージとの差分を検出し、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要があるかどうかを判定する差分トリガ部と、
    前記判定の結果、前記送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要がある場合は、前記送信元IMS端末から受信したSIPメッセージを前記送信先IMS端末が使用するSIPメッセージに置き換える置換実行部と、を備えることを特徴とするネットワーク中継装置。
  2. 前記差分を記憶する差分データ記憶部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のネットワーク中継装置。
  3. IMS端末が通信を行なうために必要な情報を記憶する端末情報記憶部をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載のネットワーク中継装置。
  4. 前記差分トリガ部は、第1のIMS端末のSIPメッセージのフォーマットと第2のIMS端末のSIPメッセージのフォーマットとの間に差分があった場合、SIPメッセージを変更する必要があると判定し、
    前記置換実行部は、前記第1のIMS端末から受信したSIPメッセージのフォーマットを、前記第2のIMS端末が使用するSIPメッセージのフォーマットに置き換える一方、前記第2のIMS端末から受信したSIPメッセージのフォーマットを、前記第1のIMS端末が使用するSIPメッセージのフォーマットに置き換えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のネットワーク中継装置。
  5. 第1のIMS端末と第2のIMS端末との間でセッションが確立している状態で、第1のIMS端末がセッションハンドオフを実行した場合、
    前記差分トリガ部は、前記第1のIMS端末から受信したINVITEメッセージを変更する必要があると判定し、
    前記置換実行部は、前記第1のIMS端末から受信したINVITEメッセージを、前記セッションハンドオフ実行前のINVITEメッセージに置き換える一方、前記第2のIMS端末から受信した前記セッションハンドオフ実行前のSIPメッセージを、前記セッションハンドオフ実行後のSIPメッセージに置き換えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のネットワーク中継装置。
  6. IMS(IP Multimedia Subsystem)ネットワーク上に設けられ、IMS端末間の通信を中継するネットワーク中継装置のネットワーク中継方法であって、
    差分トリガ部において、
    受信したSIP(Session Initiation Protocol)メッセージに基づいて、送信元IMS端末が使用するSIPメッセージと、送信先IMS端末が使用するSIPメッセージとの差分を検出するステップと、
    送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要があるかどうかを判定するステップと、
    置換実行部において、
    前記判定の結果、前記送信元IMS端末が使用するSIPメッセージを変更する必要がある場合は、前記送信元IMS端末から受信したSIPメッセージを前記送信先IMS端末が使用するSIPメッセージに置き換えるステップと、を少なくとも含むことを特徴とするネットワーク中継方法。
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