JP2010239069A - 電子機器およびbgaパッケージ - Google Patents

電子機器およびbgaパッケージ Download PDF

Info

Publication number
JP2010239069A
JP2010239069A JP2009087995A JP2009087995A JP2010239069A JP 2010239069 A JP2010239069 A JP 2010239069A JP 2009087995 A JP2009087995 A JP 2009087995A JP 2009087995 A JP2009087995 A JP 2009087995A JP 2010239069 A JP2010239069 A JP 2010239069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bga package
package substrate
semiconductor element
heat
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009087995A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohisa Yamamoto
直久 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009087995A priority Critical patent/JP2010239069A/ja
Publication of JP2010239069A publication Critical patent/JP2010239069A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors

Landscapes

  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Abstract

【課題】BGAパッケージに関する薄型化を実現する。
【解決手段】筐体2と、回路基板20と、半田ボール19を有する第1面18Aと、素子収容孔18hが設けられた第2面18Bとを有したBGAパッケージ基板18と、前記BGAパッケージ基板18の素子収容孔18hに、少なくとも一部が収容された半導体素子14と、前記BGAパッケージ基板18の第2面18Bに実装された電子部品11a〜11fと、前記BGAパッケージ基板18の第2面18Bと対向して前記半導体素子14と熱的に接続されとともに、前記電子部品11a〜11fの少なくとも一部を収容した部品収容孔11a〜11fとが設けられた放熱板11と、を具備した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電子機器およびBGAパッケージに関する。
従来、BGA(Ball Grid Array)パッケージ基板に放熱板と半導体素子を有するBGAパッケージが広く普及している。この種のBGAパッケージとしては、BGAパッケージ基板に半導体素子を実装し、半導体素子と熱的に接続された放熱板をもうけることで放熱効率を向上させたBGAパッケージが知られている。
例えば、特許文献1には第一の主面に接地パッドを有する基板と、この基板の第一の主面上に装着されたダイと支持部を有し、該支持部が前記接地パッドに接続することによって前記ダイ上に配置される放熱体と、前記基板と前記ダイとを電気的に接続するための信号伝送手段と、前記基板、前記ダイ及び前記放熱体との間を埋める封入材と、前記基板の第二の主面に形成されたボールグリッドアレイを備えている半導体パッケージが開示されている。
特開2000−77575号公報
しかしながら、従来の技術では、BGAパッケージ基板上に実装されたコンデンサ等の電子部品について考慮がなされていない。例えば、このような電子部品を実装したBGAパッケージの形態において、半導体素子の外縁より大きい外形寸法を有した放熱板を用いた場合、少なくともBGAパッケージ基板上の電子部品が有する実装高以上に離間させて、放熱板をBGAパッケージ基板に実装する必要があり、実装高が大きくなる。
そこで、本発明の目的は、BGAパッケージに関する薄型化を実現することができる電子機器およびBGAパッケージを提供する。
前記目的を達成するため、本発明の一つの実施形態は、筐体と、前記筐体に収容された回路基板と、半田ボールを有する第1面と、この第1面とは反対側に位置し、素子収容孔が設けられた第2面とを有し、前記半田ボールを介して前記回路基板に電気的に接続されたBGAパッケージ基板と、前記BGAパッケージ基板の素子収容孔に、少なくとも一部が収容された半導体素子と、前記BGAパッケージ基板の第2面に実装された電子部品と、前記BGAパッケージ基板の第2面と対向して前記半導体素子と熱的に接続されとともに、前記電子部品の少なくとも一部を収容した部品収容孔と、が設けられた放熱板と、を具備したことを特徴とする。
また、前記目的を達成するため、本発明の他の実施形態は、半田ボールを有する第1面と、この第1面とは反対側に位置するとともに素子収容孔が設けられた第2面と、を有したBGAパッケージ基板と、前記パッケージ基板の素子収容孔に、少なくとも一部が収容された半導体素子と、前記パッケージ基板の第2面に実装された電子部品と、前記パッケージ基板の第2面と対向して前記半導体素子と熱的に接続されとともに、前記電子部品の少なくとも一部を収容した部品収容孔とが形成された放熱板と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、BGAパッケージに関する薄型化を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るコンピュータの外観斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るBGAパッケージの外観斜視図である。 図2におけるBGAパッケージを示す断面図である。 図3における断面図の構成を示す構成図である。 図3におけるBGAパッケージ基板を示す斜視図である。 図3における放熱板を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る放熱板を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るBGAパッケージを示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る放熱板を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るBGAパッケージを示す断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態を、図面を参照して説明する。
(電子機器の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る電子機器の外観を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る電子機器は、例えばノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、コンピュータと称する)等で実現される。
本実施例のコンピュータ1は、本体筐体2と、表示筐体3とを備える。本体筐体2と表示筐体3とは、ヒンジ部4を介して取り付けられている。
本実施例の本体筐体2は、第1の側壁201と、第2の側壁202と、第3の側壁203と、第4の側壁204と、底壁205と、上壁206と、を備える。第1乃至第4の側壁201〜204は、底壁205と、上壁206との間に亘って設けられる。本体筐体2の底壁205は、例えば、コンピュータ1を机上等の載置面に置いた場合に、この載置面と対向する。
本体筐体2の上壁206は、ユーザによる入力操作を行うためのタッチパッド5およびキーボード6や、コンピュータ1の電源をオン/オフするための電源スイッチ7等が設けられる。また、本体筐体2内には、BGAパッケージ10を含む複数の電子部品を搭載した回路基板20が収容されている。尚、BGAパッケージ10の構成については、図2乃至図4を参照しながら後述する。回路基板20は、本体筐体2の第1の側壁201と対向する側面20aと、本体筐体2の第2の側壁202と対向する前面20bと、本体筐体2の第3の側壁203と対向する側面20cと、本体筐体2の第3の側壁204と対向する側面20fと、本体筐体2の底壁205と対向する底面20dと、本体筐体2の上壁206と対向する上面20eと、を有する。
表示筐体3は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面を有する表示装置3aを収容する。表示筐体3は、ヒンジ部4により、本体筐体2の表示画面が露出される開き位置と、この表示画面が本体筐体2の上壁206で覆われる閉じ位置との間で回動可能に本体筐体2に取り付けられる。
(BGAパッケージの構成)
次に、図2乃至図6を参照しながら、本実施例におけるBGAパッケージ10の構成について説明する。図2は、本発明の第1の実施形態に係るBGAパッケージ10の外観斜視図である。図3は、図2におけるBGAパッケージ10のA断面を示す図である。図4は、第1の実施形態に係るBGAパッケージ10の実装構成を示す図である。図5は、第1の実施形態に係る電子部品18a〜18fを実装したBGAパッケージ基板18を示す斜視図である。図6は、第1の実施形態に係る放熱板11を示す斜視図である。
図2に示すように、本発明の第1の実施形態に係るBGAパッケージ10は、BGAパッケージ基板18と、半田ボール19と、半導体素子14と、電子部品18b〜18fと、放熱板11とで構成される。BGAパッケージは、回路基板20と電気的に接続される。本実施例のBGAパッケージ10は、使用時に熱を発する半導体素子14等の発熱体を有する電子部品であって、例えばCPU(Central Processing Unit)などの放熱が望まれる種々の部品である。
本実施例のBGAパッケージ10は、半導体素子14等の発熱体に熱的に接続した放熱板11を有することで、放熱のための表面積を増やし、発熱体から発生した熱を効率よく放出させることができる。
次に、図3乃至図5を参照しながら、本実施例のBGAパッケージ基板18の構成について詳細に説明する。本実施例のBGAパッケージ基板18は、第1面18Aと、この第1面18Aとは反対側に位置する第2面18Bとを有する。BGAパッケージ基板18の第1面18Aは、半田ボール19を有する。BGAパッケージ基板18は、半田ボール19を介して回路基板20と電気的に接続される。BGAパッケージ基板18の第2面18Bは、半導体素子14と電子部品18a〜18fとが実装されている。電子部品18a〜18fは、例えばBGAパッケージ基板18に実装している半導体素子14のノイズを除去するためのコンデンサ等である。
図3乃至図5に示すように、本実施例のBGAパッケージ基板18には、半導体素子14を収容するための開口部18h(素子収容孔)が設けられる。半導体素子14は、開口部18h(素子収容孔)に一部分若しくは全部分が収容されることで、BGAパッケージ基板18に実装される。ここでは、例えばこの開口部18hは、BGAパッケージ基板18の第1面18Aと第2面18Bとに亘って設けられた例を示す。このような構成にすることで、本実施例では、開口部18hに半導体素子14を収容させた分の高さだけ、BGAパッケージ10の実装高lを低くすることができる。
本実施例のBGAパッケージ基板18は、半導体素子14を収容するための開口部18hが設けられる。BGAパッケージ基板18は、配線パッドと、信号伝送手段であるボンディングワイヤ15とにより、半導体素子14の電極パッド(図示してない)と電気的に接続されている。また、開口部18h内の半導体素子14周囲には、樹脂16が封入される。樹脂16は、ボンディングワイヤ15を含んでBGAパッケージ基板18の開口部18h内に半導体素子14を封止する。
このような構成にすることで、本実施例では、BGAパッケージ基板18の第1面18Aと第2面18Bとに亘って設けられた開口部18hに半導体素子14を封止することができ、第2面18B上に半導体素子14を実装した形態と比較して、BGAパッケージ基板18の幅s分だけ、BGAパッケージ10の実装高lを低くすることができる。
また、本実施例のBGAパッケージ10では、伝送信号手段としてボンディングワイヤ15を用いることにより、バンプ電極を設けた伝送信号手段より半導体素子14の動作時の自己発熱による熱ストレス(例えば、熱膨張による歪)を減少させることができる。
尚、ここでは、開口部18hが、BGAパッケージ基板18の第1面18Aと第2面18Bとに亘って設けられた例を示したが、これに限らず、半導体素子14の少なくとも一部を収容する孔を有している構成であればよい。例えば、BGAパッケージ基板18の開口部18hは、半導体素子14を実装させるための面である底面を有しても良い。このような構成にする場合、底面に電極端子を設けることで、半導体素子14とBGAパッケージ基板18とを電気的に接続するためのボンディングワイヤ15を用いる必要がなくなり、BGAパッケージ10の堅牢性の向上や電気的接合の安定化、実装工程の容易化を実現できる。
次に、図3、図4、及び図6を参照しながら、本実施例の放熱板11の構成について詳細に説明する。図3、図4、及び図6に示すように、本実施例の放熱板11は、接着剤17を用いてBGAパッケージ基板18と接続されている。放熱板11は、例えば、銅、アルミニウム、またはSUS(Stainless Used Steel)等の熱伝導性を有した材料で構成されるが、これに限らず、熱伝導性を有し、放熱効果を得られる部材であれば良い。
本実施例の放熱板11は、BGAパッケージ基板18の第2面18Bと対向して設けられ、半導体素子14と熱的に接続する受熱面11Aと、この受熱面11Aの反対側に位置する放熱面11Bと、を有する。本実施例の放熱板11の受熱面11Aには、部品収容孔11a〜11fが設けられている。放熱板11に形成された部品収容孔11a〜11fは、電子部品18a〜18fの少なくとも一部を収容することで、放熱板11をBGAパッケージ基板18の第2面18Bに取り付けた際に、当該放熱板11と電子部品18a〜18fとの物理的干渉を回避することができる。
放熱板11の受熱面11Aは、半導体素子14と熱的に接続される受熱部11Cを有する。受熱面11Aにおける受熱部11Cには、熱伝導性を有した接合部材であるダイ接着剤13が設けられる。このように、本実施例のBGAパッケージ10では、熱伝導性を有したダイ接着剤13により、放熱板11と半導体素子14とを接合することで、当該半導体素子14から発生した熱を放熱板11に伝えることができる。
また、上述した通り、本実施例の放熱板11は、BGAパッケージ基板18と配線パッド(図示していない)等で電気的に接続した電子部品18a〜18fの少なくとも一部を収容するための部品収容孔11a〜11fを有する。
以下、図3及び図4を参照ながら、この構成を説明する。尚ここでは、説明を簡略化するため、部品収容孔11b及び部品収容孔11eが、電子部品18b及び電子部品18eを其々収容している構成を説明するが、他の放熱板の部品収容孔11a,11c,11d,11fと、電子部品18a,18c,18d,18fとの構成についても同様である。
図3及び図4に示すように、本実施例の放熱板11は、放熱板11には、電子部品18bと電子部品18eとを其々収容するための部品収容孔11bと部品収容孔11eとが設けられている。部品収容孔11bは、放熱板11の受熱面11Aにおける電子部品18bと対向する領域を囲むように設けられている。部品収容孔11eは、放熱板11の受熱面11Aにおける電子部品18eと対向する領域を囲むように設けられている。このように、本実施例では、放熱板11に部品収容孔11a〜11fを設けたことにより、少なくとも当該部品収容孔に収容された各電子部品18a〜18fの厚さ分だけBGAパッケージ10の実装高lを薄くすることが可能となる。
本実施例における放熱板11の各部品収容孔11a〜11fは、放熱板11と各電子部品18a〜18fとが其々当接しない限りの大きさで構成させることが好ましい。このような構成にすることで、より放熱板11の放熱特性を向上させることができる。
また、本実施例の電子部品18a〜18fは、BGAパッケージ基板18の第2面18Bと、放熱板11の放熱面11Bとの間に位置する。即ち、本実施例のBGAパッケージ10では、放熱板11の幅mと接着剤17の幅nとを足した高さが、電子部品18a〜18fの各実装高ta〜tfより、大きくなるように構成される。このような構成にすることで、放熱板11の放熱面11Bからは、電子部品18a〜18fが突出することなく、例えば、放熱板11の放熱面11Bにヒートパイプ等の他の冷却部品を設けた場合において、当該冷却部品と、電子部品18a〜18fとの干渉を避けることができる。
続いて、図7、図8を参照して、コンピュータ1、及びBGAパッケージ10における第2の実施形態について説明する。第2の実施形態の電子機器及びBGAパッケージの一例であるコンピュータ1、及びBGAパッケージ10では、放熱板11の形状が異なる点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1の実施形態と概ね共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る放熱板11の斜視図である。図7(a)は、本発明の第2の実施形態に係る放熱板11を受熱面11A側から見た場合の斜視図である。図7(b)は、本発明の第2の実施形態に係る放熱板11を放熱面11Bから見た場合の斜視図である。図7(c)は、本発明の第3の実施形態に係る放熱板11の断面図である。図8は、図7の放熱板11を有したBGAパッケージ10を示す断面図である。
本発明の第2の実施形態では、放熱板11の受熱部11Cに、受熱面11nを有した開口部11h2が設けられている。即ち、本発明の第2の実施形態では、放熱板11に半導体素子14の少なくとも一部を収容するための第2の素子収容孔が設けられている。
このような構成にすることで、本発明の第2の実施形態では、第1の実施形態と比較して、放熱板11の開口部11h2に収容された半導体素子14の分だけBGAパッケージ10の実装高lを薄くすることが可能である。尚、ここでは、開口部11h2の断面形状を四角形状としているが、これに限らず、半導体素子14を収容する構成であればよく、例えば半楕円形の断面形状などを用いても良い。
続いて、図9、図10を参照して、コンピュータ1、及びBGAパッケージ10における第3の実施形態について説明する。第3の実施形態の電子機器及びBGAパッケージの一例であるコンピュータ1、及びBGAパッケージ10では、第2の実施形態と同様に放熱板11の形状が異なる点で第1の実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1の実施形態と概ね共通している。このため、主として異なる部分について説明し、共通する部分については共通の符号を付して説明を省略する。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る放熱板11の斜視図である。図9(a)は、本発明の第3の実施形態に係る放熱板11を受熱面11A側から見た場合の斜視図である。図9(b)は、本発明の第3の実施形態に係る放熱板11を放熱面11B側から見た場合の斜視図である。図9(c)は、本発明の第3の実施形態に係る放熱板11の断面図である。図10は、図9の放熱板11を有したBGAパッケージ10を示す断面図である。
本発明の第3の実施形態では、放熱板11の受熱面11Aに上面11Ba〜11Bfを其々有した部品収容孔18a3〜18f3が形成されている。即ち、本発明の第2の実施形態では、放熱板11と電子部品18a〜18fとの干渉をさけるための部品収容孔18a3〜18f3が、第1の実施形態のものと異なって貫通孔として形成されていない。
尚、図10では、説明を簡略化するため、部品収容孔11b3及び部品収容孔11e3が、電子部品18b及び電子部品18eを其々収容している構成を説明するが、他の放熱板の部品収容孔11a3,11c3,11d3,11f3と、電子部品18a,18c,18d,18fとの構成についても同様である。
このような構成にすることで、本発明の第2の実施形態では、第1の実施形態と比較して、放熱板11の放熱特性を更に向上させることができる。尚、ここでは、部品収容孔18a2〜18f2の断面形状を四角形状としているが、これに限らず、電子部品18a〜18fを其々収容する構成であればよく、例えば半楕円形の断面形状などを用いても良い。
上述した通り、本実施例によれば、BGAパッケージに関する薄型化を実現することのできる電子機器およびBGAパッケージを提供できる。例えばBGAパッケージ基板上にコンデンサ等の電子部品を実装したBGAパッケージにおいて、半導体素子の外縁より大きい外形寸法を有した放熱板を用いたとしても、BGAパッケージ基板上の電子部品が有する実装高以上に離間させて、放熱板をBGAパッケージ基板に実装する必要がなく、BGAパッケージに関する薄型化を実現する。
特に、BGAパッケージ基板に半導体素子を収容するための素子収容孔を形成した場合、BGAパッケージ基板上の電子部品と放熱板との間の距離が近くなり、これらの相互干渉が生じる可能性があったが、本実施例によれば、放熱板に部品収容孔を設けたことで、BGAパッケージ基板上の電子部品と放熱板との干渉を回避することを実現した。
本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。ここでは、第1ないし第3の実施形態に係るコンピュータ1及びBGAパッケージ10について説明したが、本発明の実施形態はこれらに限定されない。第1ないし第3の実施形態に係る構成要素は、適宜を組み合わせて実施することができる。
例えば第2の実施形態に係る放熱板11の開口部11h2と、第3の実施形態に係る放熱板11の部品収容孔18a3〜18f3とを、組み合わせて構成しても良い。
本発明が適用可能な電子機器はポータブルコンピュータに限らず、例えばデジタルカメラやビデオカメラ、パーソナルデジタルアシスタントなど種々の電子機器に適用可能である。
1…コンピュータ
2…本体筐体
3…表示筐体
3a…表示装置
4…ヒンジ部
5…タッチパッド
6…キーボード
7…電源スイッチ
11…放熱板
11a〜11f,11a3〜11f3…部品収容孔
11A…放熱面
11B…受熱面
11n…受熱面
13…ダイ接着材
14…半導体素子
15…ボンディングワイヤ
16…樹脂
17…接着剤
18…BGAパッケージ基板
18a〜18f…電子部品
18h…開口部
18A…第1面
18B…第2面
19…半田ボール
20…回路基板
20a,20c…側面
20b…前面
20d…底面
201…第1の側壁
202…第2の側壁
203…第3の側壁
204…第4の側壁
205…底壁
206…上壁

Claims (10)

  1. 筐体と、
    前記筐体に収容された回路基板と、
    半田ボールを有する第1面と、この第1面とは反対側に位置し、素子収容孔が設けられた第2面とを有し、前記半田ボールを介して前記回路基板に電気的に接続されたBGAパッケージ基板と、
    前記BGAパッケージ基板の素子収容孔に、少なくとも一部が収容された半導体素子と、
    前記BGAパッケージ基板の第2面に実装された電子部品と、
    前記BGAパッケージ基板の第2面と対向して前記半導体素子と熱的に接続されとともに、前記電子部品の少なくとも一部を収容した部品収容孔とが設けられた放熱板と、
    を具備したことを特徴とする電子機器。
  2. 前記放熱板の部品収容孔は、前記電子部品を囲み、当該電子部品の少なくとも一部を収容したことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記BGAパッケージ基板の素子収容孔は、前記半導体素子を囲み、当該半導体素子の少なくとも一部を収容したことを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記放熱板は、前記BGAパッケージ基板の第2面と対向した受熱面と、この受熱面とは反対側に位置する放熱面とを有し、
    前記電子部品は、前記放熱板の放熱面と、前記BGAパッケージ基板の第2面との間に位置することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記BGAパッケージ基板の素子収容孔は、前記BGAパッケージ基板の第1面と第2面とに亘って形成されたことを特徴とする請求項4の記載の電子機器。
  6. 前記放熱板の部品収容孔は、前記放熱板の受熱面と放熱面とに亘って形成されたことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記放熱板は、前記半導体素子と対向し、前記半導体素子を収容する第2の素子収容孔が設けられたことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記放熱板は、熱伝導性を有した接合部材を介して前記半導体素子と熱的に接続されたことを特徴とする請求項7に記載の電子機器。
  9. 半田ボールを有する第1面と、この第1面とは反対側に位置するとともに素子収容孔が設けられた第2面と、を有したBGAパッケージ基板と、
    前記パッケージ基板の素子収容孔に、少なくとも一部が収容された半導体素子と、
    前記パッケージ基板の第2面に実装された電子部品と、
    前記パッケージ基板の第2面と対向して前記半導体素子と熱的に接続されとともに、前記電子部品の少なくとも一部を収容した部品収容孔とが形成された放熱板と、
    を具備したことを特徴とするBGAパッケージ。
  10. 前記放熱板の部品収容孔は、前記電子部品を囲み、当該電子部品の少なくとも一部を収容したことを特徴とする請求項9に記載のBGAパッケージ。
JP2009087995A 2009-03-31 2009-03-31 電子機器およびbgaパッケージ Pending JP2010239069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009087995A JP2010239069A (ja) 2009-03-31 2009-03-31 電子機器およびbgaパッケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009087995A JP2010239069A (ja) 2009-03-31 2009-03-31 電子機器およびbgaパッケージ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010239069A true JP2010239069A (ja) 2010-10-21

Family

ID=43093108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009087995A Pending JP2010239069A (ja) 2009-03-31 2009-03-31 電子機器およびbgaパッケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010239069A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101602706B1 (ko) * 2014-09-18 2016-03-14 재단법인 다차원 스마트 아이티 융합시스템 연구단 방열 금속이 부착된 임베디드 기판 및 그 제작 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101602706B1 (ko) * 2014-09-18 2016-03-14 재단법인 다차원 스마트 아이티 융합시스템 연구단 방열 금속이 부착된 임베디드 기판 및 그 제작 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8879266B2 (en) Thin multi-layered structures providing rigidity and conductivity
US20080130234A1 (en) Electronic Apparatus
JP4799296B2 (ja) 電子機器
JP6027945B2 (ja) 電子制御装置
JP2011108924A (ja) 熱伝導基板及びその電子部品実装方法
JP2010147382A (ja) 電子装置
JP5738679B2 (ja) 放熱構造
JP2006054481A (ja) 電子制御装置
JP2010258474A (ja) 電子制御装置
JP2006120996A (ja) 回路モジュール
JP5408320B2 (ja) 電子制御装置
JP2007115097A (ja) 電子機器および基板ユニット
JP2008091817A (ja) 電子装置及び照明器具
JP2010239069A (ja) 電子機器およびbgaパッケージ
JP2007158080A (ja) 半導体装置
JP2006270930A (ja) 携帯機器
CN113268127A (zh) 电子设备
JP2012216642A (ja) 電子機器および基板アセンブリ
JP2010098242A (ja) 電子回路基板の収容装置
KR20080004734A (ko) 발열소자의 방열구조
JP2010093310A (ja) 電子機器
JP2008124099A (ja) 放熱器付き回路基板
JP2000252657A (ja) 制御機器の放熱装置
JP2009064922A (ja) 電子機器および冷却ユニット
JP2006041199A (ja) 電子装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111205