JP2010224636A - 発券機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール紙および回転円板を発券機本体側に設けてロール紙のみの着脱による交換を可能にしても、ロール紙の交換時期を光学的に的確に検出できるようにした新たな発券機を実現する。
【解決手段】発券機本体11の側面11aに設けられ同時に検査光αを投光することによって少なくとも何れか一つの検査光αを前記回転円板122の貫通孔122aに通過させ且つ少なくともロール紙121で反射した場合の反射光βを前記貫通孔122aを介して受光することができるように配置された複数の投受光部111a、111bと、前記反射光βの受光状態に基づいて前記ロール紙121のニアエンドを光学的に検知するニアエンド判定手段とにより構成することとした。
【選択図】図1

Description

本発明は、既存のロール紙ホルダを不要にしてロール紙の交換を容易に行えるようにした発券機に関するものである。
駅やバスターミナルなどに設置されている整理券の発券などには、小型の発券機が用いられている。
図5〜図7は、弊社が開発した発券機1を示す図である。この発券機1は、図5に示すように、ロール紙121の交換時や発券機1のメンテナンス時などにおける取り扱いの便を考慮して、券紙の発券を行う発券機本体11と、当該発券機本体11に券紙を供給するためのロール紙121を収容するロール紙ホルダ部12とが個別に運搬可能かつ着脱可能に設けられている。
ロール紙ホルダ部12には、図6に示すように、発券機本体11側に面する部位に回転軸123が設けられ、この回転軸123に回転円板122及びロール紙121が装着されている。
図7に示すように、券紙121aは、発券機本体11に備えられた送りローラ等からなる搬送部10(図5参照)によってロール紙121から引き出され、これに伴い図6に示すロール紙121は回転円板122とともに従動回転し、引き出された券紙121aは発券口10aに供給される。
回転円板122は、ロール紙121とロール紙ホルダ部12の壁部12aとの間に介挿されて、直径Rはロール紙121の直径rよりも大きく設定されており、これにより券紙121aの側方をバックアップして広がりを防ぐとともに、ロール紙121がロール紙ホルダ部12の壁部12aと直接摺接することに起因した券紙送りのスリップを防止して、券紙121aの適量の繰り出し状態を担保している。
一方、発券機本体11には、前述した搬送部10のほかに、投受光部111や、この投受光部111と連携してロール紙121のニアエンドを判定するニアエンド判定手段(図示略)が備わっている。
投受光部111は、ロール紙ホルダ部12に対面する位置に配置されている。この投受光部111は、ロール紙121が使用されて残りわずかとなった状態(これをニアエンドという)を光学的に検知するために、ロール紙121に対する検査光の投光およびロール紙121からの反射光の受光を行うものである。
ニアエンド判定手段は、検査光路上にロール紙121が存在する場合と存在しない場合とで投受光部111における反射光の受光状態が異なることに基づいて、ニアエンドか否かを判断し、ニアエンド状態と判断した場合にロール紙121を補充する時期を使用者に知らせるための出力をなすようになっている。
特許文献1にも、ロール紙ホルダ部12が発券機本体11とは別体に設けられた例が示されている。
特開2001−229413号公報
しかしながら、これらの発券機1は、ロール紙121の交換時期が到来する毎に、ロール紙121のみならず、ロール紙121をセットしたロール紙ホルダ部12ごと発券機本体11から取り外さなければ、ロール紙121を交換することができない。このため、作業が極めて煩雑であり、ロール紙121の運搬や保管等の取り扱いにも不便であるという問題がある。
このような不具合を解消する手立てとして、図8に示すように、ロール紙121を図5及び図6に示したようなロール紙ホルダ部12を用いずに発券機本体11に着脱可能とし、これによりロール紙121のみを取り外せるように構成することが一つの有効な手段として考えられる。この場合、ロール紙121の円滑な回転を担保するために、回転円板122を発券機本体11側に設けておく必要がある。回転円板122を発券機本体11に近い部位に設けたという点のみに着目すれば、上記特許文献1にも同様の構造が開示されている。
しかしながら、このような構成を採用すると、投受光部111が投光する光を回転円板122が遮ってしまうので、投受光部111がロール紙121のニアエンド状態を検知することができなくなるという新たな不都合を生じることとなる。
回転円板122の素材に透明なアクリル等を用いることも考えられるが、回転円板122が発券機本体11やロール紙121と摺接することにより表面に細かな傷がつくと、透光率が低下して、投受光部111からロール紙121に対する投受光を正常に行うことができなくなるため、遅速にニアエンドを検知できない事態に陥ることとなる。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、ロール紙および回転円板を発券機本体側に設けてロール紙のみの着脱による交換を可能にしても、ロール紙121の交換時期を光学的に的確に検出できるようにした新たな発券機を実現することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の発券機は、発券機本体のいずれかの側面に設けられた回転軸に着脱可能かつ回転可能に取り付けられるロール紙と、このロール紙と前記発券機本体の間においてロール紙とともに回転可能な状態で前記回転軸に取り付けられ、当該回転軸の軸心に沿った方向に貫通孔を設けた回転円板と、前記発券機本体の側面に設けられ同時に検査光を投光することによって少なくとも何れか一つの検査光を前記回転円板の貫通孔に通過させ且つ少なくともロール紙で反射した場合の反射光を前記貫通孔を介して受光することができるように配置された複数の投受光部と、前記反射光の受光状態に基づいて前記ロール紙のニアエンドを光学的に検知するニアエンド判定手段と、を具備してなることを特徴とする。
このように構成すると、発券機本体とロール紙との間に回転円板を設けるようにしても、投受光部の少なくとも1つが貫通孔を越えた位置にあるロール紙に検査光を到達させて反射光を受光できる状態にされるので、ニアエンドにおける反射光の受光状態の変化を捉えることができ、ニアエンド判定手段にロール紙がニアエンド状態か否かを常時安定して判定させることが可能となる。
しかも、ロール紙を発券機本体とは別体をなすロール紙ホルダに収容する必要がないので、発券機の構成を従来よりも簡素化することができ、ロール紙の交換作業時においてもロール紙を単独で取り扱うことで作業の便を有効に向上させることが可能となる。
更に、回転円板に透明なアクリルなどの素材を用いる必要がないため、ニアエンド検知機能を長期に亘って有効に維持することができるようになる。
具体的な実施の態様としては、投受光部が、光学的な距離検出手段の一部を構成するものであり、この距離検出手段で検出した距離がニアエンド判定手段に入力され、反射位置がロール紙よりも遠い位置にあること、または反射がないことをもってニアエンドと判定されるように構成されているものが挙げられる。
ロール紙の脱落防止と簡易な交換機能とを好適に両立させるためには、回転軸の軸端部に着脱可能なアームを発券機本体の側面に折り畳み可能に設け、このアームを退避させることによって回転軸の軸端部を解放してロール紙を着脱可能とし、前記アームで回転軸の軸端部を閉止することによって回転軸に取り付けられたロール紙の抜脱を規制するように構成することが望ましい。
ニアエンド検出機能の信頼性をより向上させるためには、発券機本体の側面に、ロール紙及び回転円板を包囲するカバーが開閉可能に設けられていることが好ましい。
本発明は、以上説明した構成であるから、発券機本体とは別途に取り扱いが必要であったロール紙ホルダを不要にし、発券機本体にロール紙を直接着脱できるようにして、ロール紙の交換作業をより容易にすることができる。また、これに伴い、発券機本体側に設けた投受光部とロール紙とを遮る位置に回転円板を配置しても、少なくとも一つの投受光部がロール紙へ投光した光は回転円板に設けられた貫通孔を通過してロール紙に到達し且つ反射して投受光部へ入光するので、回転円板の透過率に影響されることなく、ロール紙がニアエンド状態か否かについて長期に亘り安定した検知を行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る発券機の模式的な側面図。 本発明の一実施形態に係る発券機の模式的な正面図。 本発明の一実施形態に係るニアエンド検出システムの概要を示すブロック図。 ニアエンド判定手段がニアエンド判定の際に行う処理手順を示すフローチャート。 従来の発券機の模式的な斜視図。 従来の発券機の模式的な正面図。 従来の発券機の模式的な側面図。 従来の発券機に対する一改良案を示す模式的な正面図。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この発券機1は、図1及び図2に示すように、発券機本体11に回転円板122およびロール紙121を着脱可能に取り付けることによって構成される。
発券機本体11は、側面11aに突設した回転軸123と、ロール紙121から引き出された券紙121aを図5の発券口10aに向かって搬送する図3の搬送部10と、回転軸123に沿った方向に検査光αを発光し又はその反射光βを受光する2つの投受光部111a、111bと、これらの投受光部111a、111bと連携してロール紙121のニアエンドを検出するためのニアエンド判定手段101aとを具備する。また、これ以外の要素として、発券機本体11には、回転軸端部123aを開閉するアーム13や、これらの要素部品を保護するカバー14等が備わっている。
具体的に説明すると、この実施形態の回転軸123は従来の回転軸のようにロール紙ホルダ側に設けられるのではなく、発券機本体11側に設けられている。発券機本体11の側面11aには、ヒンジ13aを介してアーム13が折り畳み/展開可能に設けられている。このアーム13は、回転軸123の軸端部123aに適宜のロックやラチェット機構などを介して係合させ得るように構成されたもので、このアーム13を図1において紙面垂直方向に回動退避させることによって回転軸123の軸端部123aを解放し、逆方向に回動させることによって前記アーム13で回転軸123の軸端部123aを閉止するようにしている。
図3に示す搬送部10は、従来と同様に送りローラ等によって構成され、発券要求があるとコントローラ101に設けた搬送制御部101bから駆動信号を得て、券紙121aを所定長さ分だけ繰り出す動作を行う。コントローラ101は、CPU,メモリおよびインターフェースからなる通常のマイクロプロセッサ等により構成されるもので、メモリには予め処理に必要なプログラムが格納してあり、CPUは逐次必要なプログラムを取り出して実行し、周辺ハードリソースと協働して、所期の機能を実現する。
2つの投受光部111a、111bは、反射型の光電センサ等によって構成されるもので、図1及び図2に示すように、発券機本体11の側面11aにおいて回転軸123の軸心から変位した位置に適宜の離間距離で配置され、回転軸123に沿って検査光αを投光する機能と、前記回転軸123に沿って検査光αに対する反射光βが返ってきた場合にこれを光学的に検知する機能とを併せ持つ。これらの投受光部111a、111bは図3に示す距離検出手段100の一部を構成するもので、検査光αがターゲットで反射して反射光βとして帰ってくるまでの時間や反射光βの位相に基づいて当該距離検出手段100が投受光部111a、111bからターゲットまでの距離を検出する。
カバー14は、図2に示すように、発券機本体11の側面下部11a1に設けられたヒンジ14aによって開閉可能なように構成され、閉止位置で前記ロール紙121及び回転円板122を包囲する位置にている。このカバー14にも、側面上部11a2に閉止可能なように適宜のロック機構が備わっている。
一方、図1及び図2に示す回転円板122及びロール紙121は、前記回転軸123と同様、従来のようにロール紙ホルダ側に取り付けられるのではなく、発券機本体11側に取り付けられる。
回転円板122は、発券機本体11とロール紙121との間に配置されるもので、直径Rはロール紙121の直径rよりも大きく、摺動抵抗によってロール紙121と同一方向に同一速度で従動回転するように取り付けられる。この回転円板122によって、ロール紙121が発券機本体11側へ拡がる現象を抑制するとともに、ロール紙121と発券機本体11の側面11aとの摺動を回避して搬送部が券紙121aを引き出す際の負荷軽減が図られる。
この回転円板122には、軸心から変位した位置において等角複数箇所(本実施形態では6箇所)に貫通孔122aが設けられている。貫通孔122aは、回転円板122の強度を失わない程度の大きさのもので、位相が揃えば前記投受光部111a、111bから投光される検査光αを通過させることができる位置関係に設定されている。更に言えば、各投受光部111a、111bは、貫通孔122aに面したときに検査光αが通過し、隣接する貫通孔122a、122a間に面したときに回転円板122にブロックされることになるが、両投受光部111a、111bの位置や両者間の離間距離は、前記貫通孔122aの開口位置や開口の大きさ等との関係で、少なくとも投受光部111a、111bの何れか一方が必ず貫通孔122aに面している状態が得られるように設定してある。
ロール紙121は、発券機本体11の回転軸123に回転円板122とともに回転可能に装着されるもので、前記アーム13を回転軸123の軸端部123aに係合させることによって脱落を規制され、アーム13を退避させることによって回転軸123からの取り外しが可能とされている。このロール紙121から引き出された券紙121aは、搬送部10に搬送可能に関連づけてある。
そして、前記発券機本体11のコントローラ101に、ロール紙121のニアエンドを検出するためのニアエンド判定手段101aを設けた上で、搬送制御部101bが発券動作を行う度に距離検出手段100に作動信号sを出力して当該距離検出手段100にターゲットまでの距離を検出させ、その検出値を取り込んで当該ニアエンド判定手段101aがターゲットまでの距離からロール紙121がニアエンド状態にあるか否かを判断し、ニアエンドと判定した場合に通知手段102に通知信号Qを出力するようにしている。
具体的には、投受光部111a又は111bから発光した検査光αは、ターゲットである回転円板122、ロール紙121又はカバー14の何れかの部位において反射する。そして、何れの部位で反射したかによって、発光から受光までの所要時間が異なり、たとえ貫通孔122aを通過したとしても、ロール紙121の残量が多いときには検査光αはロール紙121で反射し、ロール紙121の残量が所定量を下回ると検査光αはカバー14まで到達して反射する。そこで、本実施形態におけるニアエンド判定手段101aは、ロール紙121を超えてカバー14に到達した検査光αに対する反射光βが受光されることをもって、ニアエンドと判定するようにしている。図4は、その判断手順の一例を示すフローチャートであり、ロール紙121までの距離をd1とした場合、距離検出手段100において検出されたターゲットまでの距離dがd>d1か否かを判断する(ステップS1)。そして、YESの場合にニアエンドと判定して通知手段102に通知信号Qを出力し(ステップS2,S3)、NOの場合にはニアエンドと判定せずに終了する。この場合、前記検出値dには、一方の投受光部111aによるものと他方の投受光部111bによるものの2種類が取り出されるため、ニアエンド判定手段101aがその各々についてニアエンドか否かの判定を行えば、必ず貫通孔122aを通過した反射光βに基づく検出値を捕捉することができる。
カバー14が開いているか、或いはカバー14が取り付けられない仕様においてもニアエンドを検出できるようにするためには、距離検出手段100に投光から所定時間内に反射光βを受光しない場合に応答がない旨の出力をさせ、ニアエンド判定手段101aがこの出力を受けてニアエンドと判定する手順を加えてもよい。勿論、検査光αがターゲットで反射して反射光βとして受光されるまでの時間tがロール紙121で反射した際の時間t1よりも大きいか否かによってニアエンドか否かを判断してもよい。光学的な検出媒体としては、光以外に電磁波を利用することも可能であり、時間に代えて位相差に基づき距離を検出すること等も可能である。
図3に示す通知手段102は、例えばLCD(液晶ディスプレイ)等によって構成されるもので、通信信号Qを入力した場合に、その表示部c1に、ロール紙121を交換する旨のメッセージや記号などを表示させる。勿論、この通知手段cは音声ガイドを行う音声生成部等から構成されていてもよい。
以上のように、本実施形態の発券機1は、発券機本体11の側面11aに設けられた回転軸123に着脱可能かつ回転可能に取り付けられるロール紙121と、このロール紙121と前記発券機本体11の間においてロール紙121とともに回転可能な状態で前記回転軸123に取り付けられ、当該回転軸123の軸心に沿った方向に貫通孔122aを設けた回転円板122と、前記発券機本体11の側面11aに設けられ同時に検査光αを投光することによって少なくとも何れか一つの検査光αを前記回転円板122の貫通孔122aに通過させ且つ少なくともロール紙121で反射した場合の反射光βを前記貫通孔122aを介して受光することができるように配置された複数の投受光部111a、111bと、前記反射光βの受光状態に基づいて前記ロール紙121のニアエンドを光学的に検知するニアエンド判定手段101aとにより構成したものである。
このように構成すると、発券機本体11とロール紙121との間に回転円板122を設けても、投受光部111a、111bの少なくとも1つが常に貫通孔122aを越えた位置にあるロール紙121に検査光αを到達させて反射光βを受光できる状態を確保して、ニアエンドにおける反射光βの受光状態の変化を捉えることができるので、ニアエンド判定手段101aにロール紙121がニアエンド状態か否かを常時安定して判定させることができる。
しかも、ロール紙121を従来のように発券機本体11とは別体をなすロール紙ホルダに収容する必要がないので、発券機1の構成を従来よりも簡素化することができ、ロール紙121の交換作業等においてもロール紙121を単独で取り扱うことで取り扱いの便を有効に向上させることができる。
更に、回転円板122に透明なアクリルなどの素材を用いる必要がないため、ニアエンド検知機能を長期に亘って有効に維持することができるようになる。
具体的には、投受光部111a、111bが、光学的な距離検出手段100の一部を構成するものであり、この距離検出手段100で検出した距離dがニアエンド判定手段101aに入力され、反射位置がロール紙121よりも遠い位置にあること、または反射がないことをもってニアエンドと判定されるものであり、このような構成は、従来と同様の投受光部を2つ採用してそれらの検出値のうち距離が長い方の値に基づいてニアエンド判定手段101aが適切なニアエンド検出を行うので、検出メカニズム自体に大きな改変を必要とせずに本発明を適用することができるようになる。
また、回転軸123の軸端部123aに着脱可能なアーム13を発券機本体11の側面11aに折り畳み可能に設け、このアーム13を退避させることによって回転軸123の軸端部123aを解放してロール紙121を着脱可能とし、前記アーム13で回転軸123の軸端部123aを閉止することによって回転軸123に取り付けられたロール紙121の抜脱を規制するようにしているので、簡単な操作で、ロール紙121を脱落しないように発券機本体11に取り付けることができ、また交換することを可能として、ロール紙121のみの脱着機能を有効に担保することができる。
そして、発券機本体11の側面11aに、ロール紙121及び回転円板122を包囲するカバー14を開閉可能に設けているので、ロール紙121および回転円板を塵や埃から有効に保護して、ロール紙121の着脱の妨げとならずに長期に亘って適切な検出機能を維持することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、貫通孔や投受光部の数を始めとして、各部の具体的な構成は上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…発券機
11…発券機本体
11a…側面
13…アーム
14…カバー
100…距離検出手段
111a、111b…投受光部
121…ロール紙
122…回転円板
122a…貫通孔
123…回転軸
123a…軸端部
101a…ニアエンド判定手段
α…検査光
β…反射光

Claims (4)

  1. 発券機本体のいずれかの側面に設けられた回転軸に着脱可能かつ回転可能に取り付けられるロール紙と、このロール紙と前記発券機本体の間においてロール紙とともに回転可能な状態で前記回転軸に取り付けられ、当該回転軸の軸心に沿った方向に貫通孔を設けた回転円板と、前記発券機本体の側面に設けられ同時に検査光を投光することによって少なくとも何れか一つの検査光を前記回転円板の貫通孔に通過させ且つ少なくともロール紙で反射した場合の反射光を前記貫通孔を介して受光することができるように配置された複数の投受光部と、前記反射光の受光状態に基づいて前記ロール紙のニアエンドを光学的に検知するニアエンド判定手段と、を具備してなることを特徴とする発券機。
  2. 投受光部が、光学的な距離検出手段の一部を構成するものであり、この距離検出手段で検出した距離がニアエンド判定手段に入力され、反射位置がロール紙よりも遠い位置にあること、または反射がないことをもってニアエンドと判定される請求項1記載の発券機。
  3. 回転軸の軸端部に着脱可能なアームを発券機本体の側面に折り畳み可能に設け、このアームを退避させることによって回転軸の軸端部を解放してロール紙を着脱可能とし、前記アームで回転軸の軸端部を閉止することによって回転軸に取り付けられたロール紙の抜脱を規制するようにしている請求項1又は2何れかに記載の発券機。
  4. 発券機本体の側面に、ロール紙及び回転円板を包囲するカバーが開閉可能に設けられた請求項1〜3何れかに記載の発券機。
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