JP2010223011A - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010223011A JP2010223011A JP2009068717A JP2009068717A JP2010223011A JP 2010223011 A JP2010223011 A JP 2010223011A JP 2009068717 A JP2009068717 A JP 2009068717A JP 2009068717 A JP2009068717 A JP 2009068717A JP 2010223011 A JP2010223011 A JP 2010223011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- housing
- scroll
- compression mechanism
- discharge chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
【解決手段】内部に圧縮機構13が設けられているとともに、圧縮されたガスが吐出される吐出チャンバー23が形成されているハウジング2の外周部に、圧縮機設置用の取付け脚27,28が外方に向け一体に突出形成されている圧縮機1において、取付け脚28の内部に、吐出チャンバー23と連通されている空間部29が形成されている。
【選択図】図1
Description
すなわち、本発明にかかる圧縮機は、内部に圧縮機構が設けられているとともに、圧縮されたガスが吐出される吐出チャンバーが形成されているハウジングの外周部に、圧縮機設置用の取付け脚が外方に向け一体に突出形成されている圧縮機において、前記取付け脚の内部に、前記吐出チャンバーと連通されている空間部が形成されていることを特徴とする。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1および図2を用いて説明する。
本実施形態では、本発明をスクロール型圧縮機(圧縮機)1に適用した例について説明する。スクロール型圧縮機(圧縮機)1は、外殻を構成するハウジング2を有する。ハウジング2は、フロントハウジング3とリアハウジング4とをボルト5により一体的に締め付け固定することによって構成されている。フロントハウジング3およびリアハウジング4には、円周上の複数箇所、例えば4箇所(図2参照)に等間隔で締め付け用のフランジ3A,4Aが一体に形成され、このフランジ3A,4A同士をボルト5で締め付けることによって、フロントハウジング3とリアハウジング4とが一体に結合されている。
ハウジング2内には、スクロール圧縮機構(圧縮機構)13を構成する一対の固定スクロール14と旋回スクロール15が組み込まれている。固定スクロール14は、端板14Aと該端板14Aから立設された渦巻き状ラップ14Bとから構成され、旋回スクロール15は、端板15Aと該端板15Aから立設された渦巻き状ラップ15Bとから構成されている。
外部駆動源から図示省略のプーリーおよび電磁クラッチを介して回転駆動力をクランク軸6に伝達し、クランク軸6を回転すると、そのクランクピン6Cにドライブブッシュ10を介して旋回半径が可変に連結されている旋回スクロール14が、ピンリング式の自転阻止機構19により自転を阻止されながら、固定スクロール15の周りに一定の旋回半径で公転旋回駆動される。
次に、本発明の第2実施形態について、図3を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第1実施形態に対して、空間部29の内面側に伝熱用のフィン30を設けた構成としている点が異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態では、図3(A),(B)に示されるように、空間部29の内面側に、取付け脚28の突出方向に延びるように伝熱用フィン30をリブ状に立設し、伝熱用フィン30を取付け脚28の補強用リブと兼用できるように構成している。
次に、本発明の第3実施形態について、図4を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第2実施形態に対して、空間部29の内面側に設ける伝熱用フィン30Aの設け方が異なっている。その他の点については、第1および第2実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、図4に示されるように、空間部29の内面側に設けられる伝熱用フィン30Aを、スクロール圧縮機構13の吐出ポート14Cから最も離れている空間部29の先端側(最奥側)の面に設けた構成としている。
次に、本発明の第4実施形態について、図5を用いて説明する。
本実施形態は、上記した第2および第3実施形態に対して、空間部29の内面側に設ける伝熱用フィン30Bの設け方が異なっている。その他の点については、第1ないし第3実施形態と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、図5に示されるように、空間部29の内面側に設けられる伝熱用フィン30Bを、空間部29の入り口部に設け、スクロール圧縮機構13から吐出チャンバー23に吐出された圧縮ガスをそのまま空間部29内に導くことができるような構成としている。
リアハウジング4に固定されている圧縮機構13の一部(固定スクロール14)とフロントハウジング3に支持されている圧縮機構13の一部(旋回スクロール15)との間のクリアランス、すなわち圧縮機構内部の隙間は、本発明の採用によって、ハウジング2側の熱容量を可及的に小さくし、圧縮機構13側(特に、固定スクロール14並びに旋回スクロール15)の温度上昇に対するハウジング2側の温度上昇の遅れを減少して熱膨張差を小さくできる結果、当該クリアランスを小さく設定でき、圧縮機構内部の漏れ隙間を小さくすることが可能となる。
2 ハウジング
3 フロントハウジング
4 リアハウジング
13 スクロール圧縮機構(圧縮機構)
14 固定スクロール
14A 端板
23 吐出チャンバー
27,28 取付け脚
29 空間部
30,30A,30B 伝熱用フィン
Claims (5)
- 内部に圧縮機構が設けられているとともに、圧縮されたガスが吐出される吐出チャンバーが形成されているハウジングの外周部に、圧縮機設置用の取付け脚が外方に向け一体に突出形成されている圧縮機において、
前記取付け脚の内部に、前記吐出チャンバーと連通されている空間部が形成されていることを特徴とする圧縮機。 - 前記空間部の内面側には、伝熱用フィンが一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
- 前記伝熱用フィンは、補強用のリブを兼ねていることを特徴とする請求項2に記載の圧縮機。
- 前記伝熱用フィンは、前記空間部の入り口に設けられ、該空間部に圧縮ガスを導入するガイドを兼ねていることを特徴とする請求項2または3に記載の圧縮機。
- 圧縮機の外郭を構成するハウジングと、該ハウジングの内部に設けられているスクロール圧縮機構と、該スクロール圧縮機構の固定スクロールの端板と前記ハウジングの内面との間に形成され、前記スクロール圧縮機構で圧縮された冷媒ガスが吐出される吐出チャンバーと、前記ハウジングの外周部に、外方に向け一体に突出形成されている圧縮機設置用の複数の取付け脚とを備えたスクロール型の圧縮機において、
前記複数の取付け脚の中の少なくとも1つで、前記吐出チャンバーが形成されている領域に対応して前記ハウジングの外周に設けられている前記取付け脚の内部に、前記吐出チャンバーと連通されている空間部が設けられていることを特徴とする圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009068717A JP5409065B2 (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009068717A JP5409065B2 (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | 圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010223011A true JP2010223011A (ja) | 2010-10-07 |
JP5409065B2 JP5409065B2 (ja) | 2014-02-05 |
Family
ID=43040485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009068717A Expired - Fee Related JP5409065B2 (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | 圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5409065B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101535175B1 (ko) * | 2013-08-27 | 2015-07-09 | 유진기공산업주식회사 | 스크롤 압축기 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6361585U (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-23 | ||
JPH11125178A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-05-11 | Calsonic Corp | 斜板式圧縮機 |
JP2001082331A (ja) * | 1999-09-14 | 2001-03-27 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 圧縮機における脈動抑制構造 |
-
2009
- 2009-03-19 JP JP2009068717A patent/JP5409065B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6361585U (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-23 | ||
JPH11125178A (ja) * | 1997-10-21 | 1999-05-11 | Calsonic Corp | 斜板式圧縮機 |
JP2001082331A (ja) * | 1999-09-14 | 2001-03-27 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 圧縮機における脈動抑制構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101535175B1 (ko) * | 2013-08-27 | 2015-07-09 | 유진기공산업주식회사 | 스크롤 압축기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5409065B2 (ja) | 2014-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9732753B2 (en) | Scroll compressor with inclined surfaces on the stepped portions | |
US20070077159A1 (en) | Scroll fluid machine | |
JP5441982B2 (ja) | 回転圧縮機 | |
KR100877017B1 (ko) | 유체 기계 | |
JP6628957B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP5386219B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
US20220213893A1 (en) | Scroll Compressor, Vehicle Air Conditioner and Vehicle | |
KR101335427B1 (ko) | 스크롤 압축기 | |
JP6906887B2 (ja) | スクロール流体機械 | |
JP5409065B2 (ja) | 圧縮機 | |
EP2436928A1 (en) | Scroll compressor | |
WO2018230437A1 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP7246479B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
KR101886668B1 (ko) | 스크롤식 유체 기계 | |
JP2020186660A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
WO2017141703A1 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2015165116A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
JP5979974B2 (ja) | スクロール圧縮機およびその設計方法 | |
JP2018096253A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
AU2015300143B2 (en) | Open-type compressor | |
JP2000009065A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
JP6425487B2 (ja) | スクロール型流体機械 | |
JP5010306B2 (ja) | スクロール型流体機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130131 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130205 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131105 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5409065 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |