JP2010218960A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電極層と金属層等の導電層との接触圧力を高めて、電池出力を向上させることができる燃料電池を提供する。
【解決手段】固体高分子電解質層1、その両側に配される第1電極層2及び第2電極層3、並びにそれらの外側に配される第1金属層4及び第2金属層5を含む積層物Lを樹脂成形体6で一体化してある燃料電池において、第1金属層4又は第2金属層5は、第1電極層2又は第2電極層3の表面を部分的に露出させる露出部40,50を有しており、樹脂成形体6は、露出部40,50を介して第1電極層2又は第2電極層3に気体又は液体を供給するための供給部60を有し、かつ、露出部40,50から露出した第1電極層2又は第2電極層3の一部と接する接触部6aを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池を構成する各層を樹脂により一体化してある燃料電池に関し、特にモバイル機器(携帯機器)等に使用する燃料電池として有用である。
近年のITの発展に伴い、携帯電話、ノートパソコン、デジタルカメラ等のモバイル機器のほとんどの電源は、リチウムイオン二次電池が用いられている。しかし、これらのモバイル機器の高機能化に伴い、消費電力がますます増加する傾向にあり、その電源用あるいは充電用としてクリーンで高効率な燃料電池に注目が集まっている。
このような小型・軽量の燃料電池としては、例えば下記の特許文献1のように、板状の固体高分子電解質と、その一方側に配置されたアノード側電極板と、他方側に配置されたカソード側電極板と、アノード側電極板の外側に配置されたアノード側金属板と、カソード側電極板の外側に配置されたカソード側金属板とを備え、これら金属板の外周部を絶縁材を介してカシメることにより、封止したものが知られている。しかし、金属板のカシメによる封止では、工程が複雑化し、カシメ部分の厚み制御にも精度を要するという問題があった。
そこで、封止工程を簡略化すべく、下記の特許文献2には、上記と同様の板状の固体高分子電解質と電極板と金属板とを備える燃料電池において、エポキシ系樹脂等の封止材料を用いて、絶縁材を介在させつつ、両側の金属板の周縁領域のみを封止したものが提案されている。
特開2005−150008号公報 実用新案登録第3115434号公報
しかしながら、特許文献2の燃料電池では、両側の金属板の周縁領域のみを封止する構造のため、両側の金属板と内側の電極板との接触面の圧力が低くなる傾向があり、これが電池抵抗となって電池の出力が低下するなどの問題があった。また仮に、製造時に両側の金属板を加圧した状態で周縁領域を封止しても、徐々に接触面の圧力が低くなる傾向があった。
そこで、本発明の目的は、電極層と金属層等の導電層との接触圧力を高めて、電池出力を向上させることができる燃料電池を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る燃料電池は、固体高分子電解質層、その両側に配される第1電極層及び第2電極層、並びにそれらの外側に配される第1導電層及び第2導電層を含む積層物を樹脂成形体で一体化してある燃料電池において、第1導電層又は第2導電層は、第1電極層又は第2電極層の表面を部分的に露出させる露出部を有しており、前記樹脂成形体は、前記露出部を介して第1電極層又は第2電極層に気体又は液体を供給するための供給部を有し、かつ、前記露出部から露出した第1電極層又は第2電極層の一部と接する接触部を有することを特徴とする。
本発明に係る燃料電池は、固体高分子電解質層、その両側に配される第1電極層及び第2電極層、並びにそれらの外側に配される第1導電層及び第2導電層を含む積層物を樹脂成形体で一体化してあるため、樹脂成形体で導電層が保持されて電極層との接触圧力を高めることができる。また、第1導電層又は第2導電層は、第1電極層又は第2電極層の表面を部分的に露出させる露出部を有し、樹脂成形体は、この露出部から露出した第1電極層又は第2電極層の一部と接する接触部を有している。これにより、樹脂成形体が成形時に第1電極層又は第2電極層に接着するので、第1導電層又は第2導電層が露出部から浮き上がることを防止することができ、電極層と導電層との接触圧力が徐々に低くなることを防止することができる。その結果、電極層と導電層の接触圧力を高めて、電池出力を向上させることができる燃料電池を提供することができる。なお、樹脂成形体は、第1導電層又は第2導電層の露出部を介して第1電極層又は第2電極層に気体又は液体を供給するための供給部を有しており、燃料電池の発電に必要な気体又は液体は外部から第1電極層又は第2電極層へ供給される。
本発明において、前記第1導電層又は第2導電層は、前記露出部の周辺であって前記供給部より内側に、前記第1電極層又は第2電極層に対して加圧された加圧部を有することが好ましい。
この構成によれば、第1導電層又は第2導電層は、露出部の周辺が第1電極層又は第2電極層に対して加圧されているので、電極層と導電層との接触圧力を高めて、電池出力を向上させることができる。また、第1導電層又は第2導電層の露出部の周辺が、第1電極層又は第2電極層に対して加圧された状態で、第1導電層及び第2導電層が樹脂成形体によって保持されているので、電極層と導電層との接触圧力を高めた状態を維持することができる。
本発明において、前記第1導電層又は第2導電層は、前記接触部に隣接して前記加圧部を有することが好ましい。
この構成によれば、第1導電層又は第2導電層の一つの露出部において、加圧部と接触部が隣接しているので、第1導電層又は第2導電層の露出部の周辺が、第1電極層及び第2電極層に対して加圧された状態で維持されやすい。
本発明において、前記露出部と前記供給部とが部分的に重なることで、外部から前記第1電極層又は第2電極層に気体又は液体を供給可能なスリットが構成され、前記接触部が、前記スリットの幅方向両側方部であって長手方向中心部に配置され、前記加圧部が、前記接触部の長手方向両側に配置されることが好ましい。
この構成によれば、外部からの気体又は液体をスリットから第1電極層又は第2電極層に供給することができると共に、スリットの幅方向両側方部には、接触部と加圧部が長手方向に交互に配置されることになり、第1導電層又は第2導電層の露出部の周辺が、第1電極層及び第2電極層に対して加圧された状態で維持されやすく、電極層と導電層との接触圧力を高めて、電池出力を向上させることができる。また、スリット形状のため、成形時にスリット間に樹脂の経路が確保しやすくなるので、成形性も良好になる。
本発明の燃料電池の一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のI−I矢視断面図、(c)は(a)のII−II矢視断面図、(d)は底面図 燃料電池の構成を示す分解斜視図 図2の一部を拡大した部分拡大図 燃料電池の底面図の部分拡大図 本発明の燃料電池の製造方法の一例を示す断面図 本発明の燃料電池の他の例を示す図 実施例1等における燃料電池の出力電圧の変化を示すグラフ
本発明に係る燃料電池の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の燃料電池の一例を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)のI−I矢視断面図、(c)は(a)のII−II矢視断面図、(d)は底面図である。
本発明の燃料電池は、図1に示すように、固体高分子電解質層1と、この固体高分子電解質層1の両側に設けられた第1電極層2及び第2電極層3と、それらの外側に第1金属層(第1導電層に相当)4及び第2金属層(第2導電層に相当)5とを備えている。本発明の燃料電池は、これらの層1〜5を含む積層物を樹脂成形体6で一体化してある。また、図2は、燃料電池の構成を示す分解斜視図である。ただし、説明の便宜のため、一部簡略化して示している。例えば、積層物の外周を封止する樹脂成形体6の一部などは図示していない。
固体高分子電解質層1としては、従来の固体高分子膜型の燃料電池に用いられるものであれば何れでもよいが、化学的安定性及び導電性の点から、超強酸であるスルホン酸基を有するパーフルオロカーボン重合体からなる陽イオン交換膜が好適に用いられる。このような陽イオン交換膜としては、ナフィオン(登録商標)が好適に用いられる。その他、例えば、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂からなる多孔質膜に上記ナフィオンや他のイオン伝導性物質を含浸させたものや、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂からなる多孔質膜や不織布に上記ナフィオンや他のイオン伝導性物質を担持させたものでもよい。
固体高分子電解質層1の厚みは、薄くするほど全体の薄型化に有効であるが、イオン伝導機能、強度、ハンドリング性などを考慮すると、10〜300μmが使用可能であるが、15〜60μmが好ましい。
電極層2,3は、固体高分子電解質層1の表面付近でアノード側およびカソード側の電極反応を生じさせるものであれば何れでもよい。なかでも、ガス拡散層としての機能を発揮して、燃料ガス、燃料液、酸化ガス及び水蒸気の供給・排出を行なうと同時に、集電の機能を発揮するものが好適に使用できる。電極層2,3としては、同一又は異なるものが使用でき、その基材には電極触媒作用を有する触媒9を担持させることが好ましい。触媒9は、固体高分子電解質層1と接する内面側に少なくとも担持させるのが好ましい。
電極層2,3の電極基材としては、例えば、カーボンペーパー、カーボン繊維不織布などの繊維質カーボン、導電性高分子繊維の集合体などの電導性多孔質材が使用できる。また、固体高分子電解質層1に触媒を直接付着させたり、カーボンブラックなどの導電性粒子に担持させて固体高分子電解質層1に付着させた電極層2,3を用いることも可能である。
一般に、電極層2,3は、このような電導性多孔質材にフッ素樹脂等の撥水性物質を添加して作製されるものであって、触媒を担持させる場合、白金微粒子などの触媒とフッ素樹脂等の撥水性物質とを混合し、これに溶媒を混合して、ペースト状或いはインク状とした後、これを固体高分子電解質膜と対向すべき電極基材の片面に塗布して形成される。
一般に、電極層2,3や固体高分子電解質層1は、燃料電池に供給される還元ガスと酸化ガスに応じた設計がなされる。本発明では、酸化ガスとして空気が用いられると共に、還元ガスとして水素ガスを用いるのが好ましい。なお、還元ガスの代わりにメタノール等の燃料液を使用することも可能である。
例えば、水素ガスと空気を使用する場合、空気が自然供給される側のカソード側の第2電極層3(本明細書では、アノード側を第1電極層、カソード側を第2電極層と仮定する)では、酸素と水素イオンの反応が生じて水が生成するため、かかる電極反応に応じた設計をするのが好ましい。特に、低作動温度、高電流密度及び高ガス利用率の運転条件では、特に水が生成する空気極において水蒸気の凝縮による電極多孔体の閉塞(フラッディング)現象が起こりやすい。したがって、長期にわたって燃料電池の安定な特性を得るためには、フラッディング現象が起こらないように電極の撥水性を確保することが有効である。
触媒としては、白金、パラジウム、ルテニウム、ロジウム、銀、ニッケル、鉄、銅、コバルト及びモリブデンから選ばれる少なくとも1種の金属か、又はその酸化物が使用でき、これらの触媒をカーボンブラック等に予め担持させたものも使用できる。
電極層2,3の厚みは、薄くするほど全体の薄型化に有効であるが、電極反応、強度、ハンドリング性などを考慮すると、1〜500μmが好ましく、100〜300μmがより好ましい。電極層2,3と固体高分子電解質層1とは、予め接着、融着、又は塗布形成等を行って積層一体化しておいてもよいが、単に積層配置されているだけでもよい。このような積層体は、膜/電極接合体(Membrane Electrode Assembly:MEA)として入手することもでき、これを使用してもよい。
本発明では、第1電極層2及び第2電極層3の外周は、固体高分子電解質層1の外周と同じでもよいが、固体高分子電解質層1の外周よりも小さいことがより好ましい。なお、図1では、第1電極層2及び第2電極層3の外周が固体高分子電解質層1の外周と同じである例を示している。
本実施形態では、固体高分子電解質層1の表面の周縁部に補強層8が設けられている。本実施形態では、補強層8が固体高分子電解質層1の両面に設けられている例を示すが、固体高分子電解質層1の片面のみでもよい。固体高分子電解質層1の少なくとも一面の周縁部に補強層8を設けることで、固体高分子電解質層1の厚みを薄くした場合にも、固体高分子電解質層1の外周と第1、第2電極層2,3の外周との間の距離が保たれ、インサート成形後のアノード側からカソード側への水素ガスの拡散を防止することができる。
本実施形態では、補強層8は、固体高分子電解質層1と第1電極層2、および固体高分子電解質層1と第2電極層3との間に挟まれた構造をしている。補強層8の外周は、固体高分子電解質層1の外周と同じであることが好ましい。また、第1電極層2及び第2電極層3の外周は、補強層8および固体高分子電解質層1の外周と同じでもよいが、補強層8および固体高分子電解質層1の外周より小さいことがより好ましい。なお、図1では、第1電極層2及び第2電極層3の外周が補強層8および固体高分子電解質層1の外周と同じである例を示している。
補強層8としては、例えば、PEN樹脂(ポリエチレンナフタレート)、PET樹脂(ポリエチレンテレフタラート)、アクリル樹脂などを使用できる。
補強層8の厚みは、薄くするほど全体の薄型化に有効であるが、電極反応、強度、ハンドリング性などを考慮すると、20〜200μmが好ましく、40〜100μmがより好ましい。
第1電極層2の表面にはアノード側の第1金属層4が配置され、第2電極層3の表面にはカソード側の第2金属層5が配置される(本明細書では、アノード側を第1金属層、カソード側を第2金属層と仮定する)。第1金属層4は、第1電極層2の表面を部分的に露出させる露出部40を有する。露出部40は貫通孔となっており、この露出部40を介して、外部から第1電極層2へ水素を供給することができる。
第1金属層4の露出部40は、アノード側の第1電極層2が露出可能であれば、その個数、形状、大きさ、形成位置などは何れでもよいが、本実施形態では、各露出部40を図2のように略十字状に形成し、複数の露出部40を2行×12列に形成している(図1、図2参照)。露出部40の部分の面積が締める割合(開孔率)は、電極との接触面積とガスの供給面積のバランスなどの観点から、3〜50%が好ましく、5〜20%がより好ましい。
また、カソード側の第2金属層5は、第2電極層3を部分的に露出させる露出部50を有する。露出部50は貫通孔となっており、この露出部50を介して、空気中の酸素を第2電極層3へ供給(自然吸気)することができる。
第2金属層5の露出部50は、カソード側の第2電極層3が露出可能であれば、その個数、形状、大きさ、形成位置などは何れでもよいが、本実施形態では、各露出部50を図2のように略十字状に形成し、複数の露出部50を2行×12列に形成している(図1、図2参照)。露出部50部分の面積が締める割合(開孔率)は、電極との接触面積とガスの供給面積のバランスなどの観点から、10〜50%が好ましく、15〜30%がより好ましい。
金属層4,5としては、電極反応に悪影響がないものであれば何れの金属も使用でき、例えばステンレス板、ニッケル、銅、銅合金などが挙げられる。但し、導電性、コスト、形状付与性、加圧のための強度などの観点から、銅、銅合金、ステンレス板などが好ましい。また、上記の金属に金メッキなどの金属メッキを施したものでもよい。
なお、金属層4,5の厚みは、薄くするほど全体の薄型化に有効であるが、導電性、コスト、重量、形状付与性、加圧のための強度などを考慮すると、10〜1000μmが好ましく、50〜200μmがより好ましい。
金属層4及び金属層5は、少なくとも一部が樹脂から露出することにより、その部分を電極として電気を外部に取り出すことができる。このため、樹脂成形体6に対して、金属層4及び金属層5を一部露出させた端子部を設けてもよいが、本発明では、金属層4及び金属層5が、単位セルの電極となる突出部41,51を備え、これが樹脂成形体6から外部に出ていることが好ましい。この突出部41,51は、インサート成形を行う際に、金属層4,5等(積層物L)を成形型内に保持するためにも利用できる。
第1金属層4及び第2金属層5の形成や露出部40、50の形成は、プレス加工(プレス打ち抜き加工)を利用して行うことができる。また、第1金属層4及び第2金属層5の突出部41,51には、樹脂の流動や密着性を良好にする目的で、インサート成形される部分に貫通孔を設けてもよい。更に、接続や固定を良好に行うために、突出部41,51の露出した部分に貫通孔を設けてもよい。
本発明の燃料電池は、図1に示すように、以上のような固体高分子電解質層1、電極層2,3、金属層4,5、補強層8、触媒層9をインサート成形した樹脂成形体6で一体化してある。本発明では、第1金属層4及び/又は第2金属層5の全面又は略全面を樹脂成形体6で覆うことが好ましく、第1金属層4及び第2金属層5の全面又は略全面を樹脂成形体6で覆うことがより好ましい。その場合、後述するように、樹脂成形体6は部分的に予備成形体を含むものであってもよい。
樹脂成形体6は、第1電極層2及び第2電極層3に気体又は液体を供給するための供給部60を有することが好ましく、この供給部60は、第1金属層4又は第2金属層5の露出部40,50に対応する位置に設けられ、露出部40,50と部分的に重なるようにすることが好ましい。
ここで、露出部40,50と供給部60の形状について詳しく説明する。図3に、図2の一部を拡大した部分拡大図を示す。また、図4に燃料電池の底面図の部分拡大図を示す。
アノード側、カソード側の露出部40,50の形状は、上述したように、どちらも略十字状をしている。カソード側の供給部62は、図3のように略H字状をしている。供給部62の幅と高さは、露出部50の幅と高さとほぼ同じである。
供給部62と露出部50とが互いに対応する位置に設けられた際には、供給部62の上下に形成された凹部62aと、露出部50の上下の凸部50aが重なる。これにより、凹部62aを構成する樹脂、すなわち、樹脂成形体6の凸状の樹脂が、露出部50の凸部50aから露出した第2電極層3と接する。この樹脂成形体6が第2電極層3と接触する部分を接触部6aと称する。本発明の燃料電池は、接触部6aを有することで、第2金属層5が露出部50の周辺から浮き上がることを防止することができる。
露出部50の周辺の四隅には、加圧部50bが設けられる。この加圧部50bは、供給部62の貫通孔よりも内側にあり、外部からピンなどで第2金属層5を第2電極層3に対して加圧した状態で、樹脂成形体6によりインサート成形して一体化することができる。さらに、図4の左右方向に並んだ加圧部50bの間に、上記の接触部6aがあり、加圧部50bと接触部6aが隣接しているので、第2金属層5の露出部50の周辺が、第2電極層3に対して加圧された状態で維持されやすくなっている。
また、露出部50と供給部62とが部分的に重なることで、図4に示すような左右方向のスリット30が形成される。このスリット30は、供給部62の貫通孔と、露出部50の貫通孔が共通する部分であって、供給部62と露出部50を介して外部から第2電極層3に気体又は液体を供給することが可能となっている。
アノード側の供給部61については、その個数、形状、大きさ、形成位置を、カソード側の供給部62と同じとしてもよいが、異ならせてもよい。本実施形態では、アノード側の供給部61の構成とカソード側の供給部62の構成とを異ならせている。この実施形態によれば、スリット20の一部に樹脂成形体6の樹脂が接触しており、すなわち、アノード側の第1電極層2と樹脂成形体6の樹脂が接触する接触部6aが、カソード側に比べて多くなっている。これにより、露出部40と供給部61とから露出する第1電極層2の面積が、露出部50と供給部62とから露出する第2電極層3の面積よりも少なくなっている(図1参照)。
樹脂成形体6の材質としては、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、耐熱性樹脂などが挙げられるが、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂が好ましい。なお、熱可塑性樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、液晶ポリマー、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリアミドなどが挙げられる。熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、アミノ樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、または熱硬化性ポリイミド樹脂等が挙げられる。なかでも、成形型内での樹脂の流動性、強度、溶融温度などの観点から、ポリエステル、ポリプロピレン、アクリル樹脂が好ましく、これらはアプリケーションによって選択することが可能である。
樹脂成形体6としては、熱可塑性エラストマーやゴム等を用いることも可能である。その場合、他の材料にも可とう性の有るものを使用することで、燃料電池全体を可とう性にすることが可能である。
樹脂成形体6の全体の厚みとしては、樹脂による一体化の強度や、金属層4,5を加圧する圧力、薄型化などの観点から、0.3〜4mmが好ましく0.5〜2mmがより好ましい。特に、金属層4,5を覆う部分の樹脂成形体6の厚みとしては、金属層4,5を加圧する圧力の観点から、0.2〜1.5mmが好ましく、0.3〜1.0mmがより好ましい。
樹脂成形体6の外形の面積としては、樹脂による一体化の強度や、金属層を加圧する圧力の観点から、固体高分子電解質層1の外形の面積の101〜200%が好ましく、150〜180%がより好ましい。
本発明の燃料電池は、次のようにして燃料等を供給して発電させることができる。例えばカソード側は、そのまま大気開放にしておき、アノード側に設けた空間に水素ガス等の燃料を供給したり、アノード側に設けた空間内で水素ガス等の燃料を発生させることで発電を行うことができる。また、アノード側及び/又はカソード側に対して、流路を形成するための流路形成部材を取り付けて、その流路に酸素含有ガスや燃料を供給することも可能である。流路形成部材としては、例えば流路溝と供給口と排出口を設けた板状体や、スタック型燃料電池のセパレータと類似の構造のものが使用できる。後者を使用するとスタック型燃料電池を構成することができる。
以上のような燃料電池は、例えば以下の製造方法により製造することができる。即ち、この製造方法は、図5(a)〜(d)に示すように、固体高分子電解質層1、補強層8、触媒層9と、その両側に配される第1電極層2及び第2電極層3と、それらの外側に配される第1金属層4及び第2金属層5との積層物Lを成形型10内に配置する工程を含む。なお、図5は、図1(a)のI−I線から見た積層物L及び成形型10の断面図である。本実施形態では、成形型10が、第1金属層4及び第2金属層5の加圧部40b、50bを加圧し、スリット20,30への樹脂の侵入を防ぐための凸部11a,12aを備える例を示す。
また、燃料電池の製造方法は、上記の成形型10内に樹脂を注入することで、積層物Lを一体化する樹脂成形体6を成形する工程を含む。本実施形態では、第1金属層4及び第2金属層5を両側から加圧した状態で、その成形型10内に樹脂を注入することで、第1電極層2及び第2電極層3に気体又は液体を供給するためのスリット20,30を有し、積層物Lを一体化する樹脂成形体6を成形する工程を含む例を示す。つまり、加圧部40b、50b及びスリット20,30を除いて、積層物Lのほぼ全体を樹脂成形体6で覆う例を示す。
まず、例えば、図5(a)に示すように、底面に凸部11aを有する下金型11を準備する。本実施形態では、成形型10を分割構造にして分割した型部材の内面に凸部11a,12aを設け、その凸部11a,12aを第1金属層4及び第2金属層5圧接させる場合の例を示す。凸部11aは、第2金属層5の加圧部50bを加圧し、かつ、スリット30への樹脂の侵入を防ぐためにスリット30を閉塞することができる形状をしている。下金型11は、底面の周囲に側壁を有しており、側壁の内面に沿って上金型12が挿入できる。
下金型11(又は上金型12)には、樹脂の注入口11bが設けられているが、注入口11bは複数設けてもよい。また、成型時の樹脂の流れを良好にするために、樹脂の小排出口を1箇所以上に設けてもよい。
更に、第1金属層4及び第2金属層5の突出部41,51を、成形後に樹脂成形体6から露出させるために、下金型11の側壁は分割構造になっている(図示省略)。積層物Lを成形型10内に配置する際に、下金型11の側壁に設けた矩形の切欠き部に、第1金属層4及び第2金属層5の突出部41,51が位置決めされ、その突出部41,51を型部材が押さえる構造になっている。これにより、突出部41,51を樹脂成形体6から露出させることができる。
次に、例えば、図5(b)に示すように、積層物Lを下金型11の底面に配置する。その際、底面の凸部11aが、第2金属層5の加圧部50bを加圧し、かつ、スリット30への樹脂の侵入を防ぐためにスリット30を閉塞可能な位置に配置する。積層物Lを配置する際には、各層の一部又は全部が一体化されていてもよく、一体化されていなくてもよい。また、一部が一体化されていない場合、各層を別々に配置しても、同時に配置してもよい。配置する積層物Lの構成は、前述の通りであるが、配置を行う際に、最終的な樹脂成形体6の形状の一部を予め成形した予備成形体を用いて、この予備成形体を積層物Lと共に成形型10内に配置することも可能である。
次に、例えば、図5(c)に示すように、下金型11の側壁の内面に沿って上金型12を挿入するが、上金型12の下面には凸部12aが設けてある。この凸部12aは、第2金属層5の加圧部50bを加圧し、かつ、スリット30への樹脂の侵入を防ぐためにスリット30を閉塞可能な形状及び配置をしている。そして、下金型11の凸部11aと上金型12の凸部12aとで、金属層4,5を加圧した状態で、積層物Lを成形型10内に配置する。その際、第1金属層4及び第2金属層5の突出部41,51が成形型10の内部空間から外側に配置されるようにしてもよい。
その状態で、成形型10内に樹脂(「樹脂」には樹脂の原料液や未硬化物を含む)を注入することにより、図5(d)に示すように、固体高分子電解質層1、補強層8、触媒層9、第1電極層2及び第2電極層3、第1金属層4及び第2金属層5を、インサート形成により一体化することができる。
[別の実施形態]
(1)露出部40,50及び供給部60の形状、個数などについては、上記の実施形態に限定されず、例えば、図6のようなものであってもよい。図6(a)は、スリット30が上記の実施形態に比べて長くなっており、第2電極層3が露出する面積が大きくなっている。また、加圧部50bと接触部6aが交互に連続して隣接している。また、図6(b)は、露出部50の形状が小判状をしており、供給部62が露出部50を90度回転させた小判状をしている。これにより、加圧部50bと接触部6aが近接している。
(2)先の実施形態では、樹脂成形体6の中に1つの単位セルを含む燃料電池の例を示したが、本発明では、樹脂成形体6の中に2つ以上の単位セルを含むものでもよい。
(3)先の実施形態では、水素供給型の燃料電池の例を主に示したが、本発明に用いられる燃料電池としては、燃料により発電可能な燃料電池であれば何れでもよく、例えばメタノール改質型、ダイレクトメタノール型、炭化水素供給型などが挙げられる。その他の燃料を用いる燃料電池も各種知られており、それらを何れも採用できる。
その場合、各種の燃料電池に応じた固体高分子電解質層、および電極層等が使用される。例えば、ダイレクトメタノール型の場合、一般的には、ナフィオン系ではクロスオーバーが大きくこれを抑止するために、芳香族炭化水素系の固体高分子電解質を使うことが好ましい。また、電極層には触媒は二種混合(Pt、Ru)を使用することが好ましい。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。
実施例1
厚み0.2mmのステンレス板を金メッキしたものを図1及び図2に示す形状(矩形状部の長径33mm、短径12mm)にプレスして打ち抜き、金属層4,5となるステンレス板を2枚作製した。
固体高分子電解質層1(陽イオン交換膜)としてナフィオンフィルム(デュポン社製ナフィオン112、33mm×12mm、厚み15μm)を用いた。この固体高分子電解質層1の両面の周縁部に、図1に示すように補強層8としてPEN樹脂(ポリエチレンナフタレート)を幅500μm、厚み40μmで設けた。
また、固体高分子電解質層1の両面の中央部には、図1に示すように、触媒層9を補強層8とほぼ同じ厚みで設けた。白金触媒は、米国エレクトロケム社製20%白金担持カーボン触媒(EC−20−PTC)を用いた。この白金触媒と、カーボンブラック(アクゾ社ケッチェンブラックEC)、ポリフッ化ビニリデン(カイナー)を、それぞれ75重量%、15重量%、10重量%の割合で混合し、ジメチルホルムアミドを、2.5重量%のポリフッ化ビニリデン溶液となるような割合で、上記白金触媒、カーボンブラック、ポリフッ化ビニリデンの混合物中に加え、乳鉢中で溶解・混合して、触媒ペーストを作製し、固体高分子電解質層1の表面に塗布した。
電極層2,3としては、カーボンペーパー(東レ製TGP−H−90、厚み370μm)を33mm×12mmに切断して用いた。
固体高分子電解質層1、触媒層9、補強層8、電極層2,3の積層物を、上記のステンレス板2枚の中央で挟み込み、図5に示すような金型を用いて、2枚のステンレス板の両側から圧力(1トン)がかかる状態で、金型内に配置した。その状態で、樹脂((株)プライムポリマー製、ポリプロピレン樹脂、J−700GP)を195℃で型内に注入して(射出圧力400kgf/cm)、冷却した後に金型から取り出すことで、樹脂成形体の外寸35mm×14mm×2.2mm厚の燃料電池を得た。
比較例1
実施例1とは違い、接触部6aを設けない燃料電池を作製した。すなわち、樹脂成形体6は、金属層4,5の露出部40,50から露出した第1電極層2及び第2電極層3と接触していない。その他の構成部材の大きさや厚みなどは実施例1と同じとした。
上記の実施例1、比較例1の燃料電池を作製し、電池特性を評価した。電池特性は、アノード側に内部空間を有しカソード側が大気開放となる評価治具にセットして、アノード側の内部空間に水素を12mL/分で供給することで発電を行い、評価した。電池特性は、東陽テクニカ製燃料電池評価システムを用い、電流を変化させながら出力電圧の変化を測定した。その際の出力電圧の変化を図7に示す。
接触部6aを設けない燃料電池(比較例1)は、本発明の燃料電池(参考例1)と比較して出力電圧が低下することが判った。これは、比較例1では、接触部6aを有しないため、両側の金属層4,5と内側の電極層2,3との接触面の圧力が低くなり、これが電池抵抗となって電池の出力が低下すると考えられる。また仮に、両側の金属層4,5を加圧した状態でインサート成形しても、露出部40,50の周辺から金属層4,5が浮き上がり、徐々に接触面の圧力が低くなることが考えられる。
1 固体高分子電解質層
2 第1電極層
3 第2電極層
4 第1金属層
5 第2金属層
6 樹脂成形体
6a 接触部
20 スリット
30 スリット
40 露出部
50 露出部
40b 加圧部
50b 加圧部
60 供給部
61 供給部
62 供給部
L 積層物

Claims (4)

  1. 固体高分子電解質層、その両側に配される第1電極層及び第2電極層、並びにそれらの外側に配される第1導電層及び第2導電層を含む積層物を樹脂成形体で一体化してある燃料電池において、
    第1導電層又は第2導電層は、第1電極層又は第2電極層の表面を部分的に露出させる露出部を有しており、
    前記樹脂成形体は、前記露出部を介して第1電極層又は第2電極層に気体又は液体を供給するための供給部を有し、かつ、前記露出部から露出した第1電極層又は第2電極層の一部と接する接触部を有する燃料電池。
  2. 前記第1導電層又は第2導電層は、前記露出部の周辺であって前記供給部より内側に、前記第1電極層又は第2電極層に対して加圧された加圧部を有する請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記第1導電層又は第2導電層は、前記接触部に隣接して前記加圧部を有する請求項2に記載の燃料電池。
  4. 前記露出部と前記供給部とが部分的に重なることで、外部から前記第1電極層又は第2電極層に気体又は液体を供給可能なスリットが構成され、
    前記接触部が、前記スリットの幅方向両側方部であって長手方向中心部に配置され、前記加圧部が、前記接触部の長手方向両側に配置される請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池。
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