JP2010206406A - 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム Download PDF

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喜一郎 清水
Takahiro Yamazaki
高広 山崎
Yohei Kato
洋平 加藤
Kentaro Kurosu
健太郎 黒巣
Hiroyuki Tejima
裕之 手島
Takashi Enami
崇史 榎並
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Abstract

【課題】動作環境の変化に応じた最適な出力画像を得ることができる画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラムを提供する。
【解決手段】画像形成装置は、当該装置に備えられたセンサ231及び232により、給紙時及び排紙時それぞれの紙長を計測する紙長計測手段41と、計測された計測値に基づいて、排紙時における給紙時からの紙長変化量を算出する紙長変化量算出手段42と、所定期間の間、算出された紙長変化量及び紙長計測時における動作環境の実測値を関連付けて、所定の記憶領域48に記録する記録手段44及び45と、現在における動作環境の実測値に基づいて、記録された記録データ51及び52から、同じ時間帯に該当する過去の実測値に関連付けられた紙長変化量を取得する取得手段47と、取得された紙長変化量に基づいて、紙長変化に合わせて出力画像を調整するための補正量を算出する補正量算出手段43と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、用紙の伸び縮みによる出力画像の倍率変化を補正する技術に関するものである。
通常、画像形成装置では、出力画像の倍率を調整し、機器単体のもつ誤差を補正した上で出荷される。
しかし、出荷後、画像形成装置が設置される環境は様々であり、出力画像を形成する用紙が伸び縮み(紙長が変化)してしまう。その原因の1つが、動作環境である温度や湿度の変化(動作環境の変化)である。これにより、出荷時に補正を行っても設置後に誤差が生じてしまう可能性がある。そのため、メーカでは、画像形成装置を設置後に、顧客先の動作環境に応じて補正を行っていた。
例えば特許文献1には、両面搬送時に表面と裏面の縮尺率を合わせるために、1面目の定着機構前後にて用紙長を計測し、2面目の縮尺率を自動的に調整する画像形成装置が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示されているような従来の画像形成装置では、動的に補正を行う構成であっても、設置されている動作環境に応じて補正を行うものではない。そのため、動作環境の変化により紙長が変化し、出力画像の品質低下に繋がる可能性があった。
ユーザが最良の出力画像を得るためには、画像形成時における動作環境に応じて適切な補正を行う必要がある。
本発明は上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、動作環境に応じた最適な出力画像を得ることができる画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、当該装置に備えられたセンサにより、給紙時及び排紙時それぞれの紙長を計測する紙長計測手段と、前記紙長計測手段により計測された計測値に基づいて、排紙時における給紙時からの紙長変化量を算出する紙長変化量算出手段と、所定期間の間、前記紙長変化量算出手段により算出された紙長変化量及び紙長計測時における動作環境の実測値を関連付けて、所定の記憶領域に記録する記録手段と、現在における動作環境の実測値に基づいて、前記記録手段により記録された記録データから、同じ時間帯に該当する過去の実測値に関連付けられた紙長変化量を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された紙長変化量に基づいて、紙長変化に合わせて出力画像を調整するための補正量を算出する補正量算出手段と、を有している。
このような構成によって、本発明に係る画像形成装置は、機内に設置されたセンサ群により給紙時の紙長及び排紙時の紙長を計測し、計測結果を基に給紙時と排紙時との紙長変化量を算出する。続いて、画像形成装置は、所定期間の間、算出した紙長変化量と紙長計測時の温湿値とを関連付けて記録する。これにより、画像形成装置は、現在の温湿値を基に、記録データから、同じ時間帯に該当する過去の温湿値に関連付けられた紙長変化量を取得し、取得した紙長変化量を基に補正量を算出する。
これによって、本発明に係る画像形成装置は、動作環境に応じた補正量を算出し、出力画像の縮尺を調整できる。その結果、最適な出力画像が得られる。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成方法は、画像形成装置に備えられたセンサにより、給紙時及び排紙時それぞれの紙長を計測する紙長計測手順と、前記紙長計測手順により計測された計測値に基づいて、排紙時における給紙時からの紙長変化量を算出する紙長変化量算出手順と、所定期間の間、前記紙長変化量算出手順により算出された紙長変化量及び紙長計測時における動作環境の実測値を関連付けて、所定の記憶領域に記録する記録手順と、現在における動作環境の実測値に基づいて、前記記録手順により記録された記録データから、同じ時間帯に該当する過去の実測値に関連付けられた紙長変化量を取得する取得手順と、前記取得手順により取得された紙長変化量に基づいて、紙長変化に合わせて出力画像を調整するための補正量を算出する補正量算出手順と、を有している。
このような手順によって、本発明に係る画像形成方法は、現在の温湿値を基に、記録データから、同じ時間帯に該当する過去の温湿値に関連付けられた紙長変化量を取得し、取得した紙長変化量を基に補正量を算出すると言う動作を実現する。
これによって、本発明に係る画像形成方法は、動作環境に応じた補正量を算出し、出力画像の縮尺を調整可能な装置を提供できる。
本発明によれば、動作環境の実測値とその時の紙長の変化量との関係を記録しておき、画像形成時における動作環境の実測値を基に、記録データから動作環境に応じた紙長変化量を取得し、取得した紙長変化量から算出した補正量に従って出力画像の縮尺を調整することで、動作環境に応じた最適な出力画像が得られる画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置が有する機能構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習しながら補正量を算出する処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る環境データ及び紙長変化量データのデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る学習後の補正量を算出する処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置が有する機能構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る所定のスケジュールに従って白紙排紙を行う処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る紙種が変更された場合に白紙排紙を行う処理手順例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下、「実施形態」と言う。)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<ハードウェア構成>
本実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、コントローラ10、操作パネル21、プロッタ22、及びセンサ群23などを有し、それぞれが相互にバスBで接続されている。
操作パネル21は、表示部及び入力部を備えており、機器情報などの各種情報をユーザに提供したり、動作設定や動作指示などの各種ユーザ操作を受け付けたりする。
プロッタ22は、画像形成部を備えており、用紙に出力画像を形成する。例えば、出力画像を形成する方式は、電子写真プロセスやインクジェット方式などである。本実施形態では、上記電子写真プロセス(露光、現像、転写の順に画像形成を行う方法)により画像形成を行うプロッタ22を例に説明する。
センサ群23は、画像形成動作に係る各種状態を検出する。例えば、センサ群23は、用紙の搬送方向上流側に設置されたレジストセンサや下流側に設置された排紙センサなどである。
コントローラ10は、CPU(Central Processing Unit)11、記憶装置12、ネットワークI/F13、及び外部記憶I/F14などを備えており、それぞれが相互にバスBで接続されている。
CPU11は、プログラムを実行することにより各種機能の実現や装置全体を制御する。また、記憶装置12は、上記プログラムや各種データ(例えば画像データなど)を格納し保持する。例えば、記憶装置12は、揮発性のメモリであるRAM(Random Access Memory)、不揮発性のメモリであるROM(Read Only Memory)、及び大容量の記憶領域を備えたHDD(Hard Disk Drive)などを含む。RAMは、CPU11のワークエリア(プログラムやデータが一時的に読み出される記憶エリア)として機能する。ROMやHDDは、プログラムや各種データの格納先として用いられる。これにより、画像形成装置100では、CPU11により、ROMに格納されたプログラムをRAM上に読み出し、プログラムの実行が行える。
ネットワークI/F13は、データ伝送路を接続するためのインタフェースである。例えば、データ伝送路は、LAN(Local Area Network)などのネットワークなどである。
外部記憶I/F14は、外部記憶装置にあたる記録媒体31を接続するためのインタフェースである。例えば、外部記憶装置は、SDメモリカード(SD Memory Card)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどである。これにより、画像形成装置100では、記録媒体31に格納されたプログラムやデータを読み込める。
画像形成装置100は、上記ハードウェア構成により、PC(Personal Computer)から受信した印刷データを、コントローラ10で動作する画像形成プログラムによりラスタイメージ(ビットマップイメージ)へと変換し、プロッタ22により用紙にトナー画像を形成すると言う画像形成機能を実現している。
<画像形成機能>
本実施形態に係る画像形成機能について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置100では、機内に設置されたセンサ群23により給紙時の紙長及び排紙時の紙長を計測し、計測結果を基に給紙時と排紙時との紙長変化量を算出する。続いて、画像形成装置100は、所定期間の間、算出した紙長変化量と紙長計測時の温湿値とを関連付けて記録する。これにより、画像形成装置100は、現在の温湿値を基に、記録データから、同じ時間帯に該当する過去の温湿値に関連付けられた紙長変化量を取得し、取得した紙長変化量を基に補正量を算出する。その結果、画像形成装置100は、算出した補正量に従って出力画像を調整し、画像形成を行う。画像形成装置100は、このような画像形成機能を有している。
上述したように、紙長の伸び縮みに起因する温度や湿度は、気候変化はもちろんのこと、朝、昼、夜といった1日の中の時間帯によっても変化する。
さらに、画像形成装置100の設置場所は、ユーザの使用目的や用途に応じて変更される場合も多い。その結果、動作環境に変化が生じる。例えば、オフィス内の中央に配置されていた画像形成装置100が、レイアウト変更により窓際に移動された場合、動作環境は、温度や湿度の変化が激しい環境となる。
そこで、本実施形態に係る画像形成装置100では、所定期間の間、動作環境の実測値とその時の紙長変化量の値とを記録することで、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習する。これにより、画像形成装置100は、学習後において、画像形成時の温湿値などの動作環境の実測値を基に、記録データ(学習した内容)から動作環境に応じた紙長変化量を取得し、取得した紙長変化量から算出した補正量に従って出力画像の縮尺を調整する。
その結果、動作環境に応じた最適な出力画像(原稿長と同一長の出力画像)が得られる。
上記画像形成機能の構成とその動作について説明する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置100が有する機能構成例を示す図である。
図2に示すように、画像形成装置100は、紙長計測部41、紙長変化量算出部42、補正量算出部43、環境データ記録部44、紙長変化量データ記録部45、環境変化有無判断部46、紙長変化量取得部47、及び情報保持部48などを有している。
紙長計測部41は、機内に備えられたセンサ群23から得られた検出値を基に、画像形成動作時に搬送される用紙の長さ(紙長)を計測する。紙長計測部41は、給紙時の紙長及び排紙時の紙長を計測する。給紙時の紙長は、例えばレジストセンサ231のオン・オフ間隔、すなわちレジストセンサ231を用紙が通過した時間から計測する。また、排紙時の紙長は、例えば排紙センサ232のオン・オフ間隔、すなわち排紙センサ232を用紙が通過した時間から計測する。
紙長変化量算出部42は、上記計測結果(計測した給紙時の紙長及び排紙時の紙長)を基に、給紙時と排紙時との紙長変化量を算出する。ここで言う「紙長変化量」とは、紙長の伸び縮みに関する変化量であり、給紙時の紙長を1とした場合、排紙時の紙長が、どの程度の比率で伸び縮みしたかを表す値である。
補正量算出部43は、上記算出結果(算出した紙長変化量)を基に、排紙時における紙長の伸び縮みに合わせて出力画像の縮尺を調整するための補正量を算出する。つまり、排紙時における紙長変化を想定した出力画像縮尺調整用の補正量を算出する。具体的には、排紙時の紙長が給紙時の紙長より縮んでしまう場合には、画像形成時の出力画像を、縮んだ分だけ伸ばす補正量を算出する。逆に、排紙時の紙長が給紙時の紙長より伸びてしまう場合には、画像形成時の出力画像を、伸びた分だけ縮める補正量を算出する。
環境データ記録部44は、紙長変化に影響を及ぼす動作環境の実測値を、環境データ51として記録する。本実施形態では、上記動作環境の実測値を温度及び湿度の値とする。環境データ記録部44は、例えば、画像形成装置100が設置される室内に備えられた温湿センサ24から得られた温湿値を記録する。なお、画像形成装置100が温湿センサ24を備えている場合や外部装置として所定のインタフェースを介して接続されている場合には、その温湿センサ24から得られた温湿値を記録してもよい。
紙長変化量データ記録部45は、紙長変化量の算出値(紙長変化量算出部42による算出値)を、紙長変化量データ52として記録する。
このように、本実施形態では、上記環境データ記録部44及び上記紙長変化量記録部45が、一定期間(例えば1日)、動作環境の実測値及び紙長変化量を記録することで、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習する。
環境変化有無判断部46は、記録された環境データ51(記録しておいた過去の温湿値)と、画像形成時における動作環境の実測値とを基に、動作環境に変化が生じたか否か(環境変化の有無)を判断する。環境変化有無判断部46は、画像形成時に温湿センサ24から得られた温湿値と、記録しておいた同じ時間帯の過去の温湿値との差分をとる(互いの値を比較する)。環境変化有無判断部46は、その差分値(比較結果)から動作環境に変化が生じたか否かを判断する。差分値が所定範囲以上であった場合には、動作環境に変化が生じたものと判断する。一方、差分値が所定範囲内であった場合には、動作環境に変化がないものと判断する。
環境変化有無判断部46は、動作環境に変化が生じたものと判断した場合(環境変化:有)、紙長変化量算出部42に対して、紙長変化量を算出するように指示する。このようにして算出された紙長変化量は、紙長変化量記録部45へと渡され、紙長変化量データ52が更新される。
また、環境変化有無判断部46は、動作環境に変化がないものと判断した場合(環境変化:無)、後述する紙長変化量取得部47に対して、補正量算出時に用いる紙長変化量(記録された過去の紙長変化量)の取得を指示する。
紙長変化量取得部47は、例えば、上記環境変化有無判断部46から受け付けた時間帯指定を基に、記録されている紙長変化量データ52のうち、該当する時間帯の変化量を取得する。取得した紙長変化量データ52は、上述した補正量算出部43へと渡され、補正量が算出される。
このように、本実施形態では、一定期間、動作環境の変化と紙長の変化との関係が学習されると、環境変化有無判断部46が、画像形成時における動作環境の変化の有無を判断する。これにより、環境変化があった場合には、学習した内容(記録データ)を更新し、環境変化がなかった場合には、学習した内容(記録データ)から補正量を算出する。
情報保持部48は、上記環境データ51及び上記紙長変化量データ52を所定の記憶領域に格納し保持する。つまり、情報保持部48は、例えば画像形成装置100が備える記憶装置12が有する機能である。また、上記環境データ51及び上記紙長変化量データ52は、画像形成装置100の電源がオフされても保持しておく必要があるため、記憶装置12のうち、不揮発性のメモリ(例えばNV−RAM(Non Volatile RAM))や不揮発性の記憶装置(例えばHDD)に格納される。
このように、本実施形態に係る画像形成機能は、上記各機能部が連係動作することにより実現される。
次に、画像形成機能の詳細な動作(機能部群の連係動作)について、処理手順を示すフローチャートを用いて説明する。
画像形成機能は、画像形成装置100に搭載(インストール)される画像形成プログラム(ソフトウェア部品)が、CPU11により、記憶装置12の格納先(例えば「ROM」など)からRAM上に読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
本実施形態に係る画像形成機能は、大きく2つの処理手順に分けられる。具体的には、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習しながら補正量を算出する処理、及び学習後の補正量を算出する処理である。
(動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習しながら補正量を算出する処理)
図3は、本実施形態に係る動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習しながら補正量を算出する処理手順例を示すフローチャートである。
図3に示すように、画像形成装置100では、例えば画像形成装置100が備える給紙トレイ(非図示)から用紙が給紙されると、まずレジストセンサ231のオン・オフにより、給紙後、機内を搬送される用紙が検出される(ステップS101)。続いて、排紙センサ232のオン・オフにより、機外へと排紙される用紙が検出される(ステップS102)。
続いて、画像形成装置100では、温湿度センサ24から動作環境の実測値として温湿値が得られる(ステップS103)。
続いて、画像形成装置100では、紙長計測部41が、上記ステップS101において検出されたレジストセンサ231のオン・オフ間隔(用紙通過時間)を基に給紙時の紙長を計測する。同様に、上記ステップS102において検出された排紙センサ232のオン・オフ間隔(用紙通過時間)を基に排紙時の紙長を計測する(ステップS104)。紙長計測部41は、例えば、用紙通過時間に搬送速度を乗算することで紙長を算出し、給紙時及び排紙時それぞれの紙長を計測する。
続いて、紙長変化量算出部42は、上記計測結果(計測した給紙時及び排紙時それぞれの紙長)を基に、給紙から排紙までの紙長変化量を算出する(ステップS105)。紙長変化量算出部42は、例えば、排紙時の紙長を給紙時の紙長で除算することで変化量(比率)を算出する。
続いて、環境データ記録部44は、上記ステップS103において検出された温湿値を環境データ51として記録する。また、紙長変化量データ記録部45は、上記ステップS105において算出された紙長変化量の値を紙長変化量データ52として記録する(ステップS106)。
ここで、上記ステップS106において記録される各種データについて、図を用いて説明する。
図4は、本実施形態に係る環境データ51及び紙長変化量データ52のデータ例を示す図である。(A)には環境データ51、(B)には紙長変化量データ52の時間帯ごとの記録例が示されている。横軸は、環境データ51及び紙長変化量データ52に共通した時間軸(1時間単位)である。つまり、この時間が所定期間(学習時間)にあたる。また、縦軸は、環境データ51及び紙長変化量データ52ごとの単位量である。
このように、上記ステップS106では、動作環境の実測値である温湿値と、その時の紙長変化量とを対応付けて記録する。これにより、動作環境の変化と紙長の変化との関係が記録される。
例えば図4に示すようなデータの場合、次のような関係が記録されている。24時間中0時から6時までは、湿度が20%から60%へ上昇したことに起因して、紙長変化量も0.1%から0.3%と増加傾向の変化が記録されている。また、6時から14時までは、湿度が60%で一定となっていることに起因して、紙長変化量も0.3%と変化がないことが記録されている。さらに、14時から23時までは、湿度が60%から20%へ降下していることに起因して、紙長変化量も0.3%から0.1%と減少傾向の変化が記録されている。
続いて、補正量算出部43は、上記ステップS105において算出された紙長変化量を基に、出力画像の縮尺を調整するための補正量を算出する(ステップS107)。例えば、排紙時の紙長が給紙時の紙長より0.2[%]縮む場合には、画像形成時の出力画像を、0.2[%]拡大した出力画像サイズとなる補正量を算出する。逆に、排紙時の紙長が給紙時の紙長より0.2[%]伸びる場合には、0.2[%]縮小したサイズとなる補正量を算出する。このようにして算出された補正量は、プロッタ22へと動作設定される。
その結果、プロッタ22は、上記ステップS107において算出された補正量に従って縮尺が調整された出力画像のトナー画像(現像)を用紙上に形成する。
(学習後の補正量を算出する処理)
図5は、本実施形態に係る学習後の補正量を算出する処理手順例を示すフローチャートである。図5に示すように、ステップS201からS203の処理手順は、図3に示したステップS101からS103の処理手順と同様である。よって、説明を省略する。
図5に示すように、環境変化有無判断部46は、動作環境に変化が生じたか否か(環境変化の有無)を判断する(ステップS204)。このとき、環境変化有無判断部46は、ステップS203において検出された温湿値と、環境データ51として記録しておいた同じ時間帯の過去の温湿値とを比較し、その比較結果を基に環境変化の有無を判断する。
例えば、参照する環境データ51が図4(A)に示すデータであり、午前9時20分に動作環境の実測値として温湿値50[%]を検出した場合には、環境データ51として記録しておいた同じ時間帯の過去の温湿値として60[%]の値が比較対象となる。よって、互いの値が異なることから、動作環境に変化が生じたものと判断される。
ステップS204において、動作環境に変化が生じたと判断された場合(ステップS204:YES)、紙長計測部41は、給紙時及び排紙時それぞれの紙長を計測する(ステップS205)。
続いて、紙長変化量算出部42は、計測結果を基に紙長変化量を算出する(ステップS206)。
続いて、環境データ記録部44は、検出された温湿度を記録し、紙長変化量データ記録部45は、算出された紙長変化量を記録し、情報保持部48に保持されている記録データ(学習の内容)を更新する(ステップS207)。
一方、ステップS204において、動作環境に変化がないと判断された場合(ステップS204:NO)、紙長変化量取得部47は、紙長変化量データ52として記録しておいた過去の紙長変化量を取得する(ステップS208)。このとき、紙長変化量取得部47は、温湿度の検出時間を基に、記録されている紙長変化量データ52から同じ時間帯の紙長変化量の値を取得する。
これにより、補正量算出部43は、上記ステップS206において算出された紙長変化量(最新の値)又は上記ステップS208において取得された紙長変化量(過去の値)を基に、出力画像の縮尺を調整するための補正量を算出する(ステップS209)。
本実施形態に係る画像形成装置100では、上述した図3及び図5に示した各処理を、次のように制御する。
例えば、画像形成装置100が設置されてから1日経過するまで間は、図3に示した処理を実行し、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習しながら補正量の算出を行い、画像調整する。
続いて、1日が経過すると、図5に示した処理を実行し、動作環境に変化がない場合には学習した時間帯ごとの紙長変化量から補正量の算出を行い、画像調整する。また、動作環境に変化が生じた場合には、学習した内容(記録データ)を更新する。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置100によれば、所定期間の間、動作環境の実測値と、その時の紙長変化量の値とを記録することで、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習する。これにより、画像形成装置100は、学習後において、画像形成時の温湿値などの動作環境の実測値を基に、記録データ(学習した内容)から動作環境に応じた紙長変化量を取得し、取得した紙長変化量から算出した補正量に従って出力画像の縮尺を調整する。
これによって、画像形成装置100では、動作環境の変化に応じた最適な出力画像(原稿長と同一の長さの出力画像)が得られる。
[第2の実施形態]
ユーザの中には、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習するタイミングを、日常の画像形成動作に連動させて行うのはなく、各時間帯の中でも使用頻度の少ない時間に行わせたい場合がある。また、用紙の種類(紙種)の変更などのように、ある条件が発生した場合に、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習させたい場合がある。
そこで、本実施形態では、ユーザが指定するタイミングや条件に従って、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習する。
以降に、本実施形態に係る画像形成機能について説明する。なお、以降の説明では、第1の実施形態と同様の点について、同一参照符号を付して説明を省略する。
<画像形成機能>
本実施形態に係る画像形成機能は、ユーザが指定するタイミングや条件に従って白紙排紙を行い、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習し、画像調整を行う。
図6は、本実施形態に係る画像形成装置100が有する機能構成例を示す図である。
図6に示すように、画像形成装置100は、第1の実施形態に示した構成要素に加えて、白紙排紙指示部49を有している。
白紙排紙指示部49は、所定の制御値を基に、プロッタ22に対して白紙排紙を行うように指示する。ここで言う「所定の制御値」とは、例えば、白紙排紙を行う時間間隔の値や紙種の設定値などである。上記所定の制御値は、例えば、画像形成装置100が備える操作パネル21を介してユーザが設定可能となっている。
次に、上記白紙排紙指示部49と他の機能部との連係動作について、処理手順を示すフローチャートを用いて説明する。
画像形成機能は、画像形成装置100に搭載(インストール)される画像形成プログラム(ソフトウェア部品)が、CPU11により、記憶装置12の格納先(例えば「ROM」など)からRAM上に読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
(スケジュールに従って白紙排紙を行う処理)
図7は、本実施形態に係る所定のスケジュールに従って白紙排紙を行う処理手順例を示すフローチャートである。図7には、ユーザによって、一定の時間間隔で白紙排紙を実行する制御値が設定されていた場合の例が示されている。
図7に示すように、白紙排紙指示部49は、時間間隔の制御値を参照し、一定の時間が経過したか否かを判断する(ステップS301)。
ステップS301において、一定時間経過したと判断された場合(ステップS301:YES)、白紙排紙指示部49は、プロッタ22に対して白紙排紙を指示する(ステップS302)。
続いて、白紙排紙指示部49は、白紙排紙の終了条件を確認する(ステップS303)。ここで言う「白紙排紙の終了条件」には、例えば、白紙排紙の実行回数や、過去の実測値と今回の実測値との差分が所定の閾値以上か否かなどの条件(及び/又は複数条件の組み合わせ)が考えられる。上記白紙排紙の実行回数及び上記閾値については、予め学習に最適な値を設定しておく。
一方、ステップS301において、一定時間経過していないと判断された場合(ステップS301:NO)、白紙排紙指示部49は、上記ステップS302の処理手順をスキップし、上記ステップS303の処理手順へと移行する。
ステップS303において、白紙排紙の終了条件が満たされると(ステップS303:YES)、白紙排紙指示部49は、処理を終了する。
一方、ステップS303において、白紙排紙の終了条件が満たされなければ(ステップS303:NO)、白紙排紙指示部49は、上記ステップS301へ移行し、終了条件が満たされるまで処理を繰り返す。
(紙種が変更された場合に白紙排紙を行う処理)
図8は、本実施形態に係る紙種が変更された場合に白紙排紙を行う処理手順例を示すフローチャートである。図7には、ユーザによって、紙種の設定値が新生紙から再生紙に変更された場合の例が示されている。
図8に示すように、白紙排紙指示部49は、紙種の設定値を参照し、新生紙の設定が他の紙種に変更されたか否かを判断する(ステップS401)。
ステップS401において、新生紙から再生紙に変更されたと判断された場合(ステップS401:YES)、白紙排紙指示部49は、時間間隔の制御値を参照し、一定の時間が経過したか否かを判断する(ステップS402)。
ステップS402において、一定時間経過したと判断された場合(ステップS402:YES)、白紙排紙指示部49は、プロッタ22に対して白紙排紙を指示し(ステップS403)、白紙排紙の終了条件を確認する(ステップS404)。
一方、ステップS402において、一定時間経過していないと判断された場合(ステップS402:NO)、白紙排紙指示部49は、上記ステップS403の処理手順をスキップし、上記ステップS404の処理手順へと移行する。
ステップS404において、白紙排紙の終了条件が満たされると(ステップS404:YES)、白紙排紙指示部49は、処理を終了する。
一方、ステップS404において、白紙排紙の終了条件が満たされなければ(ステップS404:NO)、白紙排紙指示部49は、上記ステップS402へ移行し、終了条件が満たされるまで処理を繰り返す。
また、ステップS401において、新生紙から変更されていない判断された場合(ステップS401:NO)、白紙排紙指示部49は、処理を終了する。
このように、画像形成装置100では、上述した処理により白紙排紙を行う。また、画像形成装置100では、上記白紙排紙指示部49の動作に連動して、第1の実施形態において図3に示したステップS101からS107の処理を実行する。その結果、白紙排紙により計測された紙長変化量及び動作環境の実測値が記録される。つまり、白紙排紙時における動作環境の変化と紙長の変化との関係が学習される。
なお、上述した紙種の変更にともなう学習では、紙種ごとの記録データを更新する。例えば、新生紙から再生紙へと変更された場合には、再生紙の記録データを更新する。さらに、過去に同じ紙種の記録データが存在しない場合には、新たな記録データを生成する。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置100によれば、所定のタイミングや条件に従って白紙排紙を行い、白紙排紙に連動して、動作環境の実測値と、その時の紙長変化量の値とを記録することで、白紙排紙時における動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習する。つまり、ユーザが所望するタイミング及び/又は条件に従って、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習する。
その後、画像形成装置100は、画像形成時の温湿値などの動作環境の実測値を基に、記録データ(学習した内容)から動作環境に応じた紙長変化量を取得し、取得した紙長変化量から算出した補正量に従って出力画像の縮尺を調整する。
これによって、画像形成装置100では、ユーザが所望するタイミング及び/又は条件に従って、動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習させることができ、学習した内容から動作環境の変化に応じた最適な出力画像(原稿長と同一の長さの出力画像)が得られる。
ここまで、上記実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に係る画像形成機能は、図に示した各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化されたプログラムが、CPU11により実行されることで実現される。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体31に格納することができる。記録媒体31は、例えば例えばSDメモリカード(SD Memory Card)及びUSB(Universal Serial Bus)メモリなどである。
よって、上記プログラムは、記録媒体31を読み取り可能な外部記憶I/F14を介して画像形成装置100にインストールすることができる。また、画像形成装置100は、ネットワークI/F13を備えていることから、インターネットなどの電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
また、上記実施形態では、環境データ51及び紙長変化量データ52を、画像形成装置100が備える記憶装置12に格納する動作例を示したが、この限りでない。例えば、外部記憶I/F14を介して接続される記録媒体31であってもよい。
また、上記実施形態では、1日における動作環境の変化と紙長の変化との関係を学習する動作例を示したが、この限りでない。また、第2の実施形態では、1時間単位で学習する例を示したが、この限りでない。上記学習期間及び上記学習時間帯については、例えば、ユーザが画像形成装置100が備える操作パネル21を介して設定することができるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、動作環境の実測値に温湿値を用いた動作例を示したが、この限りでない。紙長の変化に影響を及ぼし、かつ動作環境として実測可能な値であればよい。
また、上記実施形態では、学習後に、時間帯を基に取得した過去の紙長変化量から補正量を算出する動作例を示したが、この限りでない。例えば、環境データ51及び紙長変化量データ52に関連付けて補正量も記録しておき、学習後に、動作環境に変化がなければ、記録しておいた過去の補正量を用いて画像調整を行う構成であってもよい。
また、上記実施形態では、学習後に紙長変化量を基に補正量の再計算を行う動作例を示したが、この限りでない。例えば、1回の学習で、動作環境及び紙長の変化傾向が分かることから、変化がない時間帯では、再計算を行わず、前回の補正量を用いて画像調整を行う構成であってもよい。
例えば図4に示すようなデータの場合、24時間中0時から6時までは湿度が20%から60%へと上昇している。これに起因して、紙長変化量も0.1%から0.3%へと増加している。また、6時から14時までは湿度が60%で一定となっている。これに起因して、紙長変化量も0.3%で一定となっている。さらに、14時から23時までは湿度が60%から20%へ降下している。これに起因して、紙長変化量も0.3%から0.1%へと減少している。このような場合には、6時から14時までは、前回の補正量を用いて画像調整を行う。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10 コントローラ
11 CPU(中央処理装置)
12 記憶装置
13 ネットワークI/F(NIC:Network I/F Card)
14 外部記憶I/F
21 操作パネル
22 プロッタ
23 センサ群
231 レジストセンサ
232 排紙センサ
24 温湿センサ
31 記録媒体
41 紙長計測部
42 紙長変化量算出部
43 補正量算出部
44 環境データ記録部
45 紙長変化量データ記録部
46 環境変化有無判断部
47 紙長変化量取得部
48 情報保持部
49 白紙排紙指示部
51 環境データ
52 紙長変化量データ
100 画像形成装置
B バス
特開2004−276694号公報

Claims (10)

  1. 当該装置に備えられたセンサにより、給紙時及び排紙時それぞれの紙長を計測する紙長計測手段と、
    前記紙長計測手段により計測された計測値に基づいて、排紙時における給紙時からの紙長変化量を算出する紙長変化量算出手段と、
    所定期間の間、前記紙長変化量算出手段により算出された紙長変化量及び紙長計測時における動作環境の実測値を関連付けて、所定の記憶領域に記録する記録手段と、
    現在における動作環境の実測値に基づいて、前記記録手段により記録された記録データから、同じ時間帯に該当する過去の実測値に関連付けられた紙長変化量を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された紙長変化量に基づいて、紙長変化に合わせて出力画像を調整するための補正量を算出する補正量算出手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 当該装置の動作環境に変化が生じたか否かを判断する判断手段を有し、
    前記取得手段は、
    前記判断手段により、動作環境に変化がないと判断された場合に、
    前記記録データから、同じ時間帯に該当する過去の実測値に関連付けられた紙長変化量を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記記録データを更新する更新手段と、を有し、
    前記更新手段は、
    前記判断手段により、動作環境に変化が生じたと判断された場合に、
    前記紙長変化量算出手段により算出された紙長変化量及び紙長計測時における動作環境の実測値に基づいて、前記記録データを更新することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判断手段は、
    現在における動作環境の実測値と同じ時間帯に該当する過去の実測値とを比較することで、当該装置の動作環境に変化が生じたか否かを判断することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 当該装置において白紙排紙を行う白紙排紙手段を有し、
    前記記録手段は、
    前記白紙排紙により計測された給紙時及び排紙時それぞれの紙長計測値に基づいて前記紙長変化量算出手段により算出された紙長変化量と、紙長計測時における動作環境の実測値とを関連付けて記録することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記白紙排紙手段は、
    所定の時間間隔に従って、前記白紙排紙を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記白紙排紙手段は、
    所定の動作条件に基づいて、前記白紙排紙を行うことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記白紙排紙手段は、
    用紙種類の設定が変更された場合に、前記白紙排紙を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置に備えられたセンサにより、給紙時及び排紙時それぞれの紙長を計測する紙長計測手順と、
    前記紙長計測手順により計測された計測値に基づいて、排紙時における給紙時からの紙長変化量を算出する紙長変化量算出手順と、
    所定期間の間、前記紙長変化量算出手順により算出された紙長変化量及び紙長計測時における動作環境の実測値を関連付けて、所定の記憶領域に記録する記録手順と、
    現在における動作環境の実測値に基づいて、前記記録手順により記録された記録データから、同じ時間帯に該当する過去の実測値に関連付けられた紙長変化量を取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された紙長変化量に基づいて、紙長変化に合わせて出力画像を調整するための補正量を算出する補正量算出手順と、を有することを特徴とする画像形成方法。
  10. コンピュータを、
    当該装置に備えられたセンサにより、給紙時及び排紙時それぞれの紙長を計測する紙長計測手段と、
    前記紙長計測手段により計測された計測値に基づいて、排紙時における給紙時からの紙長変化量を算出する紙長変化量算出手段と、
    所定期間の間、前記紙長変化量算出手段により算出された紙長変化量及び紙長計測時における動作環境の実測値を関連付けて、所定の記憶領域に記録する記録手段と、
    現在における動作環境の実測値に基づいて、前記記録手段により記録された記録データから、同じ時間帯に該当する過去の実測値に関連付けられた紙長変化量を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された紙長変化量に基づいて、紙長変化に合わせて出力画像を調整するための補正量を算出する補正量算出手段として機能させる画像形成プログラム。
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