JP2010200519A - 昇圧チョッパ回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な回路構成で、高い昇圧比を高精度に得ることができる昇圧チョッパ回路を提供する。
【解決手段】入力電圧を十数倍に昇圧して、外部機器に電圧を供給する昇圧チョッパ回路であって、電圧を昇圧する回路ブロックを複数系統備え、その複数の回路ブロックを同一の制御信号で制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、昇圧チョッパ回路に関し、特に、簡易な構成で高い昇圧比を実現できる昇圧チョッパ回路に関する。
図5に従来の昇圧チョッパ回路の一例を示す。図5に示すように、従来の昇圧チョッパ回路は、電圧入力端とダイオードD100のアノード間に設けられたリアクトルL100と、ダイオードD100のカソード(電圧出力端)とグランドとの間に設けられたコンデンサーC100と、出力電圧を検出するために電圧出力端とグランドの間に直列に設けられた抵抗R100、R200と、リアクトル100とダイオード100との接続点とグランドとの間に設けられたスイッチング素子SW100と、出力電圧の変化を検出して、スイッチング素子SW100のゲート信号を制御する制御回路100と、電圧出力端とグランドとの間に設けられた負荷200とから構成されている。
この種の昇圧チョッパ回路は、スイッチング素子SW100がオン状態のときに、リアクトルL100にエネルギーを蓄積し、スイッチング素子SW100がオフ状態になると、入力電圧Vi(=E1)とリアクトルL100に蓄積されたエネルギーとが加算されて出力側に伝達されることにより、入力電圧よりも高い出力電圧を負荷に供給するものである。
つまり、図6に示すように、リアクトルL100には、スイッチング素子SW100がオフ状態のときに−(E0−E1)の負の電圧(VL100)が印加されている。ところが、スイッチング素子SW100がオン状態になると、リアクトルL100には、入力電圧E1が直接印加され、リアクトルL100には、スイッチング素子SW100のオン時間に比例して流れる電流がI1からI2に増加する。
ここで、回路に損失が無いとした場合、出力電力をPoとすると(I+I)/2=Po/E1となり、I−Iは入力電圧E1およびスイッチング素子SW100のオン時間に比例し、リアクトルL100のインダクタンスに反比例する。この間、負荷電流Io(=Po/Eo)はコンデンサーC100から供給される。コンデンサーC100は、静電容量が十分大きく、コンデンサー電圧(=出力電圧Eo)の変動はほとんど無い。
スイッチング素子SW100がオフすると、リアクトルL100の電流は、ダイオードD100に転流し、コンデンサーC100および負荷電流Iに分流する。この時、リアクトルL100には、−(Eo−E1)の負の電圧が印加されるので、IからIへと減少する。I−Iは印加電圧(Eo−E1)およびスイッチング素子SW100のオフ時間に比例し、リアクトルL100のインダクタンスに反比例する。したがって、スイッチング素子SW100のオン−オフの比率を制御することにより、所望の出力電圧が得られることになる。
ここで、図7に従来の昇圧チョッパ回路におけるデューティー(周期Tに対するスイッチング素子SW100のオン時間の比。図中、D)と昇圧比(図中、E0/E1)の関係を示す。この図に示すように、図5のような従来の昇圧チョッパ回路を用いても、理論上は、高い昇圧比(図中、E0/E1)を得ることができる。
この回路では、デューティー比をD、スイッチング周期をTとすると、以下の数1の関係が得られ、これからE0とE1の関係は、数2のようになる。これにより、数2からデューティーDと昇圧比(E0/E1)との関係は数3のように導かれる。
Figure 2010200519
Figure 2010200519
Figure 2010200519
したがって、上記数3の関係をグラフに表すと、図7のようになる。つまり、本回路では、図7に示すように、昇圧比(図中、E0/E1)の高い部分では、グラフの傾きが小さいために、わずかなデューティー(図中、D)変動により昇圧比(図中、E0/E1)が大きく変動してしまう。そのため、図5のような従来の昇圧チョッパ回路において、高い昇圧比(図中、E0/E1)を実現しようとしても、安定的な制御が困難であるという問題がある。
また、図7から明らかなように、昇圧比が十数倍となるとデューティー比が0.92と、ほとんどスイッチング素子がオン状態となるようにしなければならない。このように大きなデューティー比の取れる制御用集積回路が存在しない上に、入力電圧の急降や負荷の急増のような過渡変動時に、一時的に、スイッチング素子のオン時間を延ばして出力電圧の降下を小さく抑える必要があるが、延ばせるオン時間がほとんど無く過渡変動が大きくなってしまう問題がある。
これを回避するために、現状では、インバータ回路、フライバックコンバータおよびフォワードコンバータ等が用いられているが、これらの回路では、入力電流が非連続であるために、入力および出力に平滑回路が必要となり、回路の大型化、効率の低下およびコストの上昇という問題がある。
上記のような問題に対して、昇圧チョッパ回路を多段接続して、昇圧比を高めるとともに、目標の高電圧への到達時間を短縮して昇圧電圧の立ち上がり応答性を向上させることができる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−194098号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、ある程度昇圧比を高められるものの、本発明において対象としているような大きな電力を得ることはできず、しかも、回路構成が大きく、回路のコストが増大するという問題がある。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、簡単な回路構成で、高い昇圧比を高精度に得ることができる昇圧チョッパ回路を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために以下の事項を提案している。
(1)本発明は、入力電圧を十数倍に昇圧して、外部機器に電圧を供給する昇圧チョッパ回路であって、電圧を昇圧する回路ブロックを複数系統備え、該複数の回路ブロックを同一の制御信号で制御することを特徴とする昇圧チョッパ回路を提案している。
この発明によれば、電圧を昇圧する回路ブロックを複数系統備え、この複数の回路ブロックを同一の制御信号で制御するため、簡単な回路構成で、高い昇圧比を高精度に得ることができる。
(2)本発明は、電圧入力端に接続された第1のインダクタと、該第1のインダクタと第2のインダクタとの間に配置された第1のダイオードと、該第1のダイオードのカソードと前記第2のインダクタとの接続点とグランド間に配置された第1のコンデンサーと、前記第2のインダクタの他端にアノードが接続された第2のダイオードと、該第2のダイオードのカソードとグランド間に設けられた第2のコンデンサーと、前記第1のインダクタと前記第1のダイオードのアノードとの接続点にアノードが接続された第3のダイオードと、該第3のダイオードのカソードおよび前記第2のインダクタと前記第2のダイオードのアノードとの接続点とグランド間に配置されたスイッチング素子と、該スイッチング素子に供給するゲート電圧を制御する制御手段と、前記第2のダイオードのカソードとグランド間に直列に配置され、出力電圧の分圧値を前記制御手段に供給する第1および第2の抵抗と、からなり、前記第1のインダクタと、前記第1のダイオードと、前記スイッチング素子と、前記第1のコンデンサーとが第1の昇圧回路ブロックを形成し、前記第2のインダクタと、前記第2のダイオードと、前記スイッチング素子と、前記第2のコンデンサーとが第2の昇圧回路ブロックを形成することを特徴とする昇圧チョッパ回路を提案している。
この発明によれば、第1のインダクタと、第1のダイオードと、スイッチング素子と、第1のコンデンサーとで形成された第1の昇圧回路ブロックと、第2のインダクタと、第2のダイオードと、スイッチング素子と、第2のコンデンサーとで形成された第2の昇圧回路ブロックとで昇圧を行うため、簡単な回路構成で、高い昇圧比を高精度に得ることができる。
(3)本発明は、電圧入力端に接続された第1のインダクタと、アノードが該第1のインダクタに接続され、カソードが第2のインダクタに接続された第1のダイオードと、前記第1のダイオードのアノードとグランド間に配置された第1のスイッチング素子と、前記第1のダイオードのカソードとグランド間に配置された第1のコンデンサーと、前記第1のダイオードのカソードと第2のダイオードのアノードとの間に配置された第2のインダクタと、前記第2のダイオードのアノードとグランド間に配置された第2のスイッチング素子と、前記第2のダイオードのカソードとグランド間に配置された第2のコンデンサーと、前記第1および第2のスイッチング素子に供給するゲート電圧を制御する制御手段と、前記第2のダイオードのカソードとグランド間に直列に配置され、出力電圧の分圧値を前記制御手段に供給する第1および第2の抵抗と、からなり、前記第1のインダクタと、前記第1のダイオードと、前記第1のコンデンサーと、前記第1のスイッチング素子とが第1の昇圧回路ブロックを形成し、前記第2のインダクタと、前記第2のダイオードと、前記第2のコンデンサー、第2のスイッチング素子とが第2の昇圧回路ブロックを形成することを特徴とする昇圧チョッパ回路を提案している。
この発明によれば、第1のインダクタと、第1のダイオードと、第1のコンデンサーと、第1のスイッチング素子とで形成される第1の昇圧回路ブロックと第2のインダクタと、第2のダイオードと、第2のコンデンサーと、第2のスイッチング素子とで形成される第2の昇圧回路ブロックとで昇圧を行うため、簡単な回路構成で、高い昇圧比を高精度に得ることができる。
本発明によれば、電圧を昇圧する回路ブロックを複数系統備え、この複数の回路ブロックを同一の制御信号で制御するため、簡単な回路構成で、高い昇圧比を得ることができるという効果がある。また、本発明によれば、高い昇圧比の領域において、デューティーの制御ゲインを従来よりも低く抑えることができるため、精度の高い制御が可能となるという効果がある。
本発明の第1の実施形態に係る昇圧チョッパ回路の構成を示す図である。 図1に示した昇圧チョッパ回路における各部の波形を示す図である。 第1の実施形態に係る昇圧チョッパ回路におけるデューティーと昇圧比との関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る昇圧チョッパ回路の構成を示す図である。 従来の昇圧チョッパ回路の構成を示す図である。 図5に示した昇圧チョッパ回路における各部の波形を示す図である。 図5に示した昇圧チョッパ回路におけるデューティーと昇圧比との関係を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
<第1の実施形態>
図1から図3を用いて、本発明の第1の実施形態について説明する。
<昇圧チョッパ回路の構成>
図1に示すように、本実施形態に係る昇圧チョッパ回路は、電源Viと、リアクトルL1と、制御回路11と、ダイオードD3と、スイッチング素子SW1と、ダイオードD1と、コンデンサーC1と、リアクトルL2と、ダイオードD2と、コンデンサーC2と、抵抗R1、R2と、負荷12とから構成されている。
電源Viの負端子はグランドに接続され、正端子は、リアクトルL1に接続されている。リアクトルL1の他端は、ダイオードD3およびダイオードD1のアノードに接続され、ダイオードD3のカソードおよびリアクトルL2の一端とダイオードD2のアノードとの接続点とグランド間に、スイッチング素子SW1が接続されている。
リアクトルL2の他端は、ダイオードD1のカソードに接続されている。ダイオードD2のカソードは、コンデンサーC2に接続され、コンデンサーC2の他端は、グランドに接続されている。また、ダイオードD2のカソードとグランドとの間には、負荷12が接続されるとともに、直列接続された抵抗R1、R2が設けられ、これらの接続点は、制御回路11に接続されている。
本実施形態に係る昇圧チョッパ回路は、リアクトルL1と、ダイオードD1と、スイッチング素子SW1と、コンデンサーC1とで形成された第1の昇圧回路ブロックと、リアクトルL2と、ダイオードD2と、スイッチング素子SW1と、コンデンサーC2とで形成された第2の昇圧回路ブロックとで多段昇圧を行うものである。
<回路の動作>
次に、図2を用いて、本実施形態に係る昇圧チョッパ回路の動作について、説明する。
まず、制御回路11のゲート信号により、スイッチング素子SW1がオンすると、リアクトルL1にかかる電圧が−(E2−E1)の負電圧からE1の正電圧に切り替わる。これにより、リアクトルL1に流れる電流IL1は、IからIまで上昇する。回路に損失が無いとした場合、出力電力をPoとすると、(I1+I2)/2=Po/E1となり、I−Iは入力電圧E1およびスイッチング素子SW1のオン時間に比例し、第1のリアクトルL1のインダクタンスに反比例する。この間、第1のダイオードD1は非導通となるため、第2のリアクトルL2の電流IL2は、第1のコンデンサーC1から流れる。第1のコンデンサーC1は、静電容量が十分大きく、コンデンサー電圧(E2)の変動はほとんど無い。
また、このとき、リアクトルL2にかかる電圧は、−(Eo−E2)からE2に切り替わる。これにより、リアクトルL2に流れる電流IL2は、IからIまで上昇する。回路に損失が無いとした場合、出力電力をPoとすると(I+I)/2=Po/E2となり、(I−I)は、中間電圧E2およびスイッチング素子SW1のオン時間に比例し、第2のリアクトルL2のインダクタンスに反比例する。この間、第2のダイオードD2は、非導通となるため、負荷電流Iは、第2のコンデンサーC2から供給される。第2のコンデンサーC2は、静電容量が十分大きく、コンデンサー電圧(Eo)の変動はほとんど無い。
次に、スイッチング素子SW1がオフすると、リアクトルL1にかかる電圧が、−(E2−E1)の負電圧となり、リアクトルL1に流れる電流が、IからIに減少する。I−Iは、印加電圧(E2−E1)およびスイッチング素子SW1のオフ時間に比例し、リアクトルL1のインダクタンスに反比例する。一方、リアクトルL2にかかる電圧が、−(Eo−E2)の負電圧となり、リアクトルL2に流れる電流が、IからIに減少する。I−Iは、印加電圧(Eo−E2)およびスイッチング素子SW1のオフ時間に比例し、リアクトルL2のインダクタンスに反比例する。したがって、スイッチング素子SW1のオン−オフの比率を制御することにより、所望の出力電圧が得られることになる。
したがって、本実施形態によれば、リアクトルL1と、ダイオードD1と、スイッチング素子SW1と、コンデンサーC1とで形成された第1の昇圧回路ブロックと、リアクトルL2と、ダイオードD2と、スイッチング素子SW1と、コンデンサーC2とで形成された第2の昇圧回路ブロックとで昇圧を行うことにより、簡単な回路構成で、高い昇圧比の昇圧チョッパ回路を構成することができる。
また、本実施形態における昇圧チョッパ回路では、デューティー比をD、スイッチング周期をTとすると、以下の数4の関係が得られる。
Figure 2010200519
上記数4の式から、E1とE2との関係は、数5のようになる。
Figure 2010200519
一方、E2とE0との関係は、数6のようになるため、これから、E0は、E2を用いて、数7のように表される。
Figure 2010200519
Figure 2010200519
ここで、数5と数7から、E0とE1との関係は、数8のようになるため、これにより、デューティーDと昇圧比(E0/E1)との関係は数9のように導かれる。
Figure 2010200519
Figure 2010200519
また、デューティーDに対するEo/E1の変化率d(Eo/E1)/dDを求めると、従来方式および新方式ではそれぞれ数10および数11となる。
Figure 2010200519
Figure 2010200519
同じ昇圧率(Eo/E1)で、従来方式と新方式で比較すると、例えばE1=12VからEo=150Vに昇圧する場合、デューティーDは、従来方式でD=0.92、新方式でD=0.7172であるから、これらを数10および数11に代入すると、従来方式では、156.25、新方式で88.388となり、新方式の方が、変化率が小さく(約1/2)なり、同じ閉ループ利得であれば、より精度の高い制御が可能であり、誤差増幅器の利得が同じであれば、より安定な制御が可能となる。
<第2の実施形態>
図4を用いて、第2の実施形態について、説明する。
図4に示すように、本実施形態に係る昇圧チョッパ回路は、電源Viと、リアクトルL11と、制御回路13と、ダイオードD11と、スイッチング素子SW11と、コンデンサーC11と、リアクトルL12と、スイッチング素子SW12と、ダイオードD12と、コンデンサーC12と、抵抗R11、R12と、負荷12とから構成されている。
電源Viの負端子はグランドに接続され、正端子は、リアクトルL11に接続されている。リアクトルL11の他端は、ダイオードD11およびスイッチング素子SW11のドレインに接続されている。また、スイッチング素子SW11のソースは、グランドに接続されている。さらに、ダイオードD11のカソードとリアクトルL12との接続点とグランドとの間には、コンデンサーC11が設けられている。
リアクトルL12の一端は、ダイオードD11のカソードに接続され、その他端は、ダイオードD12のカソードおよびスイッチング素子SW12のドレインに接続されている。また、スイッチング素子SW12のソースは、グランドに接続されている。ダイオードD12のカソードは、コンデンサーC12に接続され、コンデンサーC12の他端は、グランドに接続されている。また、ダイオードD12のカソードとグランドとの間には、負荷12が接続されるとともに、直列接続された抵抗R11、R12が設けられ、これらの接続点は、制御回路13に接続されている。
本実施形態に係る昇圧チョッパ回路は、リアクトルL11と、ダイオードD11と、コンデンサーC11と、スイッチング素子SW11とで形成された第1の昇圧回路ブロックと、リアクトルL12と、ダイオードD12と、コンデンサーC12と、スイッチング素子SW12とで形成された第2の昇圧回路ブロックとで昇圧を行うものである。なお、スイッチング素子SW11およびスイッチング素子SW12のゲート信号は、制御回路13から供給される共通の制御信号によりコントロールされている。
なお、本実施形態は、第1の実施形態とは異なり、スイッチング素子が共通ではなく、個別に設けられている。また、この両方のスイッチング素子は全く同じ位相で動作するので詳しい動作説明は省略する。
したがって、本実施形態によれば、リアクトルL11と、ダイオードD11と、コンデンサーC11と、スイッチング素子SW11とで形成された第1の昇圧回路ブロックと、リアクトルL12と、ダイオードD12と、コンデンサーC12と、スイッチング素子SW12とで形成された第2の昇圧回路ブロックとをスイッチング素子SW11およびスイッチング素子SW12のゲート信号を制御回路13から供給される共通の制御信号によりコントロールすることによって、多段昇圧を行うことにより、簡単な回路構成で、高い昇圧比の昇圧チョッパ回路を構成することができる。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。なお、本実施形態においては、電圧を昇圧する回路ブロックを複数系統備える多段昇圧の構成について、説明したが、これに限らず、一般的な昇圧チョッパ回路を多段で構成してもよい。
11・・・制御回路
12・・・負荷
13・・・制御回路
Vi・・・電源
L1・・・リアクトル
D1・・・ダイオード
D2・・・ダイオード
D3・・・ダイオード
SW1・・・スイッチング素子
C1・・・コンデンサー
L2・・・リアクトル
C2・・・コンデンサー
R1・・・抵抗
R2・・・抵抗
L11・・・リアクトル
D11・・・ダイオード
SW11・・・スイッチング素子
C11・・・コンデンサー
L12・・・リアクトル
SW12・・・スイッチング素子
D12・・・ダイオード
C12・・・コンデンサー
R11・・・抵抗
R12・・・抵抗

Claims (3)

  1. 入力電圧を十数倍に昇圧して、外部機器に電圧を供給する昇圧チョッパ回路であって、
    電圧を昇圧する回路ブロックを複数系統備え、
    該複数の回路ブロックを同一の制御信号で制御することを特徴とする昇圧チョッパ回路。
  2. 電圧入力端に接続された第1のインダクタと、
    該第1のインダクタと第2のインダクタとの間に配置された第1のダイオードと、
    該第1のダイオードのカソードと前記第2のインダクタとの接続点とグランド間に配置された第1のコンデンサーと、
    前記第2のインダクタの他端にアノードが接続された第2のダイオードと、
    該第2のダイオードのカソードとグランド間に設けられた第2のコンデンサーと、
    前記第1のインダクタと前記第1のダイオードのアノードとの接続点にアノードが接続された第3のダイオードと、
    該第3のダイオードのカソードおよび前記第2のインダクタと前記第2のダイオードのアノードとの接続点とグランド間に配置されたスイッチング素子と、
    該スイッチング素子に供給するゲート電圧を制御する制御手段と、
    前記第2のダイオードのカソードとグランド間に直列に配置され、出力電圧の分圧値を前記制御手段に供給する第1および第2の抵抗と、
    からなり、
    前記第1のインダクタと、前記第1のダイオードと、前記スイッチング素子と、前記第1のコンデンサーとが第1の昇圧回路ブロックを形成し、
    前記第2のインダクタと、前記第2のダイオードと、前記スイッチング素子と、前記第2のコンデンサーとが第2の昇圧回路ブロックを形成することを特徴とする昇圧チョッパ回路。
  3. 電圧入力端に接続された第1のインダクタと、
    アノードが該第1のインダクタに接続され、カソードが第2のインダクタに接続された第1のダイオードと、
    前記第1のダイオードのアノードとグランド間に配置された第1のスイッチング素子と、
    前記第1のダイオードのカソードとグランド間に配置された第1のコンデンサーと、
    前記第1のダイオードのカソードと第2のダイオードのアノードとの間に配置された第2のインダクタと、
    前記第2のダイオードのアノードとグランド間に配置された第2のスイッチング素子と、
    前記第2のダイオードのカソードとグランド間に配置された第2のコンデンサーと、
    前記第1および第2のスイッチング素子に供給するゲート電圧を制御する制御手段と、
    前記第2のダイオードのカソードとグランド間に直列に配置され、出力電圧の分圧値を前記制御手段に供給する第1および第2の抵抗と、
    からなり、
    前記第1のインダクタと、前記第1のダイオードと、前記第1のコンデンサーと、前記第1のスイッチング素子とが第1の昇圧回路ブロックを形成し、
    前記第2のインダクタと、前記第2のダイオードと、前記第2のコンデンサー、第2のスイッチング素子とが第2の昇圧回路ブロックを形成することを特徴とする昇圧チョッパ回路。
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