JP2010198502A - 不動産物件検索装置、不動産物件検索方法、不動産物件検索プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

不動産物件検索装置、不動産物件検索方法、不動産物件検索プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】音声情報による検索条件を用いて、利用者の所望する音環境の不動産物件を検索すること。
【解決手段】条件受付部106によって受け付けた検索条件に音声条件が含まれていると、判断部107によって判断された場合、抽出部108によって、音声情報データベース120から、音声条件に応じた地点を抽出する。そして、検索部109によって、抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報を検索し、物件情報送信部110によって、出力装置130に送信する。さらに、物件受付部111によって、利用者から指定された不動産物件を受け付けた場合、この不動産物件の位置情報を物件位置取得部112によって取得する。そして、物件音声選択部113によって、音声情報データベース120から、不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を選択し、音声情報送信部114によって、出力装置130に送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、音声情報による検索条件を用いて、利用者の所望する音環境の不動産物件を検索する不動産物件検索装置、不動産物件検索方法、不動産物件検索プログラムおよび記録媒体に関する。ただし、この発明の利用は、上述した不動産物件検索装置、不動産物件検索方法、不動産物件検索プログラムおよび記録媒体には限られない。
従来、検索条件設定部により立地条件データベース、建物条件データベース、家賃条件データベースに記憶された立地条件情報、建物条件情報、家賃条件情報のうちのいずれか2つの条件を固定条件として設定し、残りの1つの条件を検索条件として設置し、検索部により検索して表示・出力・入力部により出力表示する構成としたことを特徴とする賃貸住宅情報システムが提案されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
また、端末からネットワークを介してサーバにアクセスすることにより、利用者が自己の行動目的に適合する情報の提供を受ける行動支援エンジンおよび自己認知エンジンが提案されている(たとえば、下記特許文献2参照。)。この行動支援エンジンおよび自己認知エンジンにおいては、新規利用の場合、まず、利用者が生活事象データの選択によるものを含む個人情報の登録をし、ついで、自己の行動目的を入力して、個人情報の抽出加工により得た情報の提供を受ける。
特開2007−018329号公報 特開2001−282807号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、立地条件データベースに記憶された立地条件情報には、たとえば、鳥や虫の声、車の往来音、人の往来音、子供の声などの、利用者が居住地点において生活しているときに聞こえる環境音声情報が含まれていないため、音環境を重視したい利用者にとっては、所望する不動産物件を検索することができないという問題がある。
また、上述した特許文献2の技術では、データベースとなる全利用者の個人情報は、ライフスタイルなどについて自己認知した情報の集合であり、居住地点において生活しているときに聞こえる環境音声情報が含まれないため、音環境を重視したい利用者にとっては、所望する不動産物件を検索することができないという問題がある。
また、上述した特許文献1および2の技術では、利用者は、検索した不動産物件の音環境を実感するために、実際に現地を訪問しなければならないという問題がある。さらに、朝、昼、夜、平日、休日など時間ごとの環境音声情報を確認したい場合、利用者は、現地に数日間滞在しなくてはならないという問題がある。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる不動産物件検索装置は、検索条件に応じて検索された不動産物件に関する情報を送信し、出力装置に出力させる不動産物件検索装置であって、利用者から前記検索条件を受け付ける条件受付手段と、前記条件受付手段によって受け付けられた前記検索条件に音声情報による検索条件(以下、音声条件とする)が含まれているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記音声条件が含まれていると判断された場合、各地点において前記利用者が外部から遮音されていない状況の際に聴取可能な音声情報をジャンル毎に記録する音声情報データベースから、前記音声条件に応じた地点を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報を検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された不動産物件に関する情報を、前記出力装置に送信する物件情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる不動産物件検索方法は、検索条件に応じて検索された不動産物件に関する情報を送信し、出力装置に出力させる不動産物件検索装置における不動産物件検索方法であって、利用者から前記検索条件を受け付ける条件受付工程と、前記条件受付工程によって受け付けられた前記検索条件に音声情報による検索条件(以下、音声条件とする)が含まれているか否かを判断する判断工程と、前記判断工程によって前記音声条件が含まれていると判断された場合、各地点において前記利用者が外部から遮音されていない状況の際に聴取可能な音声情報をジャンル毎に記録する音声情報データベースから、前記音声条件に応じた地点を抽出する抽出工程と、前記抽出工程によって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報を検索する検索工程と、前記検索工程によって検索された不動産物件に関する情報を、前記出力装置に送信する物件情報送信工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる不動産物件検索プログラムは、請求項9に記載の不動産物件検索方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項11の発明にかかる記録媒体は、請求項10に記載の不動産物件検索プログラムをコンピュータに読み取り可能な状態で記録したことを特徴とする。
本実施の形態にかかる不動産物件検索装置の機能的構成を示すブロック図である。 不動産物件検索装置の不動産物件検索処理手順を示すフローチャートである。 本実施例にかかる不動産物件検索システムの概要について示す説明図である。 本実施例にかかる検索装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施例にかかる端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 本実施例の検索装置における不動産物件検索処理の内容について示すフローチャートである。 本実施例の検索装置における環境情報の履歴を記録する処理の内容について示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる不動産物件検索装置、不動産物件検索方法、不動産物件検索プログラムおよび記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(不動産物件検索装置の機能的構成)
まず、この発明の実施の形態にかかる不動産物件検索装置100の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる不動産物件検索装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1において、不動産物件検索装置100は、居住位置取得部101と、期間取得部102と、居住地点音声選択部103と、記録部104と、分析部105と、条件受付部106と、判断部107と、抽出部108と、検索部109と、物件情報送信部110と、物件受付部111と、物件位置取得部112と、物件音声選択部113と、音声情報送信部114と、を備えている。ここで、不動産物件検索装置100は、検索条件に応じて検索された不動産物件に関する情報を送信し、出力装置130に出力させる。出力装置130には、たとえば、不動産物件に関する情報を表示する表示部や、音声情報を出力する出力部を備えていてもよい。音声情報データベース120には、複数の利用者に対して、各地点において各利用者が外部から遮音されていない状況の際に聴取可能な音声情報がジャンル毎に記録されている。
また、音声情報データベース120に記録された音声情報のジャンルは、鳥や虫の声に関する音声情報、車両の往来音に関する音声情報、人の往来音に関する音声情報、子供の登下校に関する音声情報または雨や風に関する音声情報などである。具体的には、鳥や虫の声に関する音声情報は、たとえば鳥や虫などの各種類に対しての生態系、およびそれぞれの鳥や虫の季節や時刻に応じた鳴き声に関する情報である。車両の往来音に関する音声情報は、たとえば幹線道路などの比較的交通量の多い道路の位置情報、およびそれぞれの道路の曜日や時刻に応じた交通量に関する情報である。人の往来音に関する音声情報は、たとえば商店街の位置情報、および曜日や時刻に応じた人の多さに関する情報である。子供の登下校に関する音声情報は、たとえば通学路に関する位置情報、および登下校の時刻に関する情報である。
居住位置取得部101は、利用者が居住している居住地点の位置情報を取得する。居住位置取得部101は、たとえば出力装置130が利用者の居住地点に設置されている場合、出力装置130の備えるGPS(Global Positioning System)ユニットなどによって受信されたGPS衛星からの測位情報を出力装置130から受信することによって、地図データ上の利用者の現在地点を特定する。また、居住位置取得部101は、利用者からの入力を受け付けることで、利用者が居住している居住地点の位置情報を取得してもよい。
期間取得部102は、居住位置取得部101によって取得された居住地点に利用者が位置している期間を取得する。期間取得部102は、たとえば出力装置130が利用者の居住地点に設置されている場合、出力装置130の備える図示しない計時部やGPS衛星から受信した時刻情報により居住地点に利用者が位置している期間を取得する。また、期間取得部102は、利用者からの入力を受け付けることで、居住地点に利用者が位置している期間を取得してもよい。
居住地点音声選択部103は、音声情報データベース120から、利用者の居住地点の位置情報および期間取得部102によって取得された期間に関連付けられた音声情報を利用者の環境音声情報として選択する。環境音声情報とは、たとえば利用者が居住地点に位置している期間に、外部から遮音されていない状況であれば聴取可能な音声情報である。
記録部104は、利用者ごとの環境音声情報の履歴を記録する。記録部104は、利用者が引っ越しなどによって居住地点を変更した場合、それぞれの居住地点に関連付けられた環境音声情報を履歴として記録する。
分析部105は、記録部104に記録された環境音声情報の履歴から、利用者が所望する音声条件を分析する。分析部105は、利用者の各居住地点に関連付けられた環境音声情報に含まれている割合の高い音声条件を利用者が所望する音声条件として分析する。
条件受付部106は、利用者から検索条件を受け付ける。ここで、検索条件とは、不動産物件を検索するための条件である。検索条件は、たとえば立地、建物、家賃に関する条件である。立地に関する条件は、具体的には、各物件に対する、電車の沿線、最寄り駅、駅までに要する時間、住所などに関する条件である。建物に関する条件は、具体的には、各物件に対する、間取り、占有面積、方位、建物の規模、階数、エアコンなどの付加設備、オートロックなどのセキュリティ、駐車場などの共用設備、ペットの可否などに関する条件である。家賃に関する条件は、具体的には、価格や賃料、共益費などに関する条件である。
また、条件受付部106は、音声情報による検索条件(以下、音声条件とする)を受け付けてもよい。なお、検索条件として受け付ける音声情報は、たとえば利用者によって入力された音声情報や利用者の居住地点に関連付けられた環境音声情報である。また、条件受付部106は、環境音声情報を検索条件として受け付ける場合、環境音声情報に追加する追加分音声情報または環境音声情報から除去する除去分音声情報をさらに受け付けてもよい。条件受付部106は、具体的には、予定されている土地開発に応じて現在の環境音声情報から変更される差分を追加分音声情報または除去分音声情報として受け付けてもよい。また、条件受付部106は、分析部105によって分析された、利用者が所望する音声情報を検索条件として受け付けてもよい。
判断部107は、条件受付部106によって受け付けられた検索条件に音声条件が含まれているか否かを判断する。また、判断部107は、条件受付部106によって受け付けられた検索条件が、音声条件以外の検索条件を含んでいるか否かを判断してもよい。
抽出部108は、判断部107によって音声条件が含まれていると判断された場合、音声情報データベース120から、音声条件に応じた地点を抽出する。また、抽出部108は、条件受付部106によって環境音声情報を検索条件として受け付けた場合、音声情報データベース120から環境音声情報に応じた地点を抽出する。そして、抽出部108は、条件受付部106によって追加分音声情報または除去分音声情報をさらに受け付けた場合、音声情報データベース120から環境音声情報に追加分音声情報を追加した音声条件、または環境音声情報から除去分音声情報を除去した音声条件に応じた地点を抽出する。
検索部109は、抽出部108によって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報を検索する。また、検索部109は、判断部107によって検索条件に音声条件が含まれていないと判断された場合、通常の検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索する。さらに、検索部109は、判断部107によって検索条件に音声条件が含まれ、かつ音声条件以外の検索条件が含まれていると判断された場合、抽出部108によって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報のうちの、音声情報以外の検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索する。
物件情報送信部110は、検索部109によって検索された不動産物件に関する情報を、出力装置130に送信する。そして、出力装置130においては、不動産物件検索装置100から送信された不動産物件に関する情報を、たとえば図示しない制御部によって表示部を制御して、表示させる。出力装置130は、不動産物件に関する情報の一覧を表示してもよいし、地図データ上に不動産物件の位置する地点を重畳して表示してもよい。
物件受付部111は、物件情報送信部110によって出力装置130に送信した不動産物件に関する情報のうちの、利用者から指定された不動産物件を受け付ける。利用者から指定された不動産物件とは、たとえば利用者が詳細な情報を所望する不動産物件や、環境音声情報を聴取したい不動産物件など、出力装置130の備える表示部に表示された不動産物件に関する情報の中から利用者によって指定された不動産物件である。
物件位置取得部112は、物件受付部111によって受け付けられた不動産物件の位置情報を取得する。また、物件音声選択部113は、音声情報データベース120から、物件位置取得部112によって取得された不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を選択する。なお、物件音声選択部113は、利用者によって季節や日時が指定された場合、不動産物件に関連付けられた音声情報のうちの、指定された季節や日時に応じた音声情報を選択してもよい。また、物件音声選択部113は、選択された音声情報からこの音声情報の時刻による変化に関する情報を抽出し、抽出された音声情報の時刻による変化に関する情報に基づいて、出力装置130に出力させる音声情報の出力のタイミングに関する情報を生成してもよい。
音声情報送信部114は、物件音声選択部113によって選択された不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を出力装置130に送信する。また、音声情報送信部114は、物件音声選択部113によって出力装置130に出力させる音声情報の出力のタイミングに関する情報が生成された場合、音声情報とともに音声情報の出力のタイミングに関する情報を送信してもよい。
(不動産物件検索装置の不動産物件検索処理手順)
つぎに、不動産物件検索装置100の不動産物件検索処理手順について説明する。図2は、不動産物件検索装置の不動産物件検索処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、条件受付部106によって検索条件を受け付けるまで待機する(ステップS201:Noのループ)。ステップS201において検索条件を受け付けた場合(ステップS201:Yes)、検索条件に音声条件が含まれているか否かを判断する(ステップS202)。
ステップS202において検索条件に音声条件が含まれていると判断された場合(ステップS202:Yes)、抽出部108によって、音声情報データベース120から、音声条件に応じた地点を抽出する(ステップS203)。さらに、検索部109によって、ステップS203において抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報を検索する(ステップS204)。そして、物件情報送信部110によって、ステップS204において検索された不動産物件に関する情報を、出力装置130に送信する(ステップS205)。
一方、ステップS202において検索条件に音声条件が含まれていると判断されなかった場合(ステップS202:No)、検索部109によって、音声条件以外の通常の検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索する(ステップS206)。そして、ステップS205に進み、物件情報送信部110によって、ステップS206において検索された不動産物件に関する情報を、出力装置130に送信する。
つぎに、物件受付部111によって、ステップS205において出力装置130に送信された不動産物件に関する情報のうちの、利用者から指定された不動産物件を受け付けるまで待機する(ステップS207:Noのループ)。ステップS207において、利用者から指定された不動産物件を受け付けた場合(ステップS207:Yes)、物件位置取得部112によって、ステップS207において受け付けられた不動産物件の位置情報を取得する(ステップS208)。そして、物件音声選択部113によって、音声情報データベース120から、ステップS208において取得された不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を選択する(ステップS209)。

そして、音声情報送信部114によって、ステップS209において選択された、不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を出力装置130に送信して(ステップS210)、一連の処理を終了する。
なお、図2のフローチャートにおいては、ステップS201の前に、居住位置取得部101によって、利用者が居住している居住地点の位置情報を取得し、さらに、期間取得部102によって、居住地点に利用者が位置している期間を取得してもよい。そして、居住地点音声選択部103によって、音声情報データベース120から、利用者の居住地点の位置情報および居住地点に利用者が位置していた期間に関連付けられた音声情報を環境音声情報として選択してもよい。この場合、ステップS201においては、選択された環境音声情報を検索条件として受け付ける。このようにすることで、利用者が現在居住している地点と同様の環境音声情報を聴取可能な地点を検索することができる。
また、記録部104によって、利用者ごとの環境音声情報の履歴を記録してもよい。そして、分析部105によって、記録部104に記録された環境音声情報の履歴から、利用者が所望する音声情報を分析してもよい。この場合、ステップS201においては、分析された、利用者が所望する音声情報を検索条件として受け付ける。このようにすることで、利用者が過去に居住していた地点に応じた環境音声情報の傾向から、利用者が所望しているであろう環境音声情報を分析して、不動産物件を検索することができる。
また、ステップS201において環境音声情報を検索条件として受け付ける場合、環境音声情報に追加する追加分音声情報、または環境音声情報から除去する除去分音声情報をさらに受け付けてもよい。この場合、ステップS203においては、音声情報データベース120から、環境音声情報に追加分音声情報を追加した音声条件、または環境音声情報から除去分音声情報を除去した音声条件に応じた地点を抽出してもよい。ここで、追加分音声情報および除去分音声情報は予定されている土地開発に応じて現在の環境音声情報から変更される差分でもよい。
また、図2のフローチャートにおいては、ステップS202において検索条件に音声条件が含まれ、かつ音声条件以外の検索条件が含まれている場合、ステップS204の後に、ステップS204において抽出された地点に合致する不動産物件に関する情報のうちの、音声条件以外の検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索してもよい。
上述したように、本実施の形態の不動産物件検索装置100によれば、判断部107によって検索条件に音声条件が含まれていると判断された場合、抽出部108によって、音声情報データベース120から、音声条件に応じた地点を抽出することができる。そして、抽出部108によって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報を検索部109によって検索し、この検索された不動産物件に関する情報を、物件情報送信部110によって、出力装置130に送信することができる。したがって、不動産物件を検索する際に、所望の音環境を検索条件にすることができる。これによって、利用者は、居住地点の音環境を重視したい場合に、所望の不動産物件を検索することができる。
また、本実施の形態の不動産物件検索装置100によれば、判断部107によって検索条件に音声条件が含まれていないと判断された場合、検索部109によって検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索することができる。したがって、検索条件が音声条件の含まれていない通常の検索条件である場合、通常の不動産物件検索処理をおこなうことができる。これによって、利用者は、居住地点の音環境を重視する必要がない場合でも、所望の不動産物件を検索することができる。
また、本実施の形態の不動産物件検索装置100によれば、判断部107によって検索条件に音声条件が含まれ、かつ音声条件以外の検索条件が含まれていると判断された場合、抽出部108によって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報のうちの、音声条件以外の検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索部109によって検索することができる。したがって、音声条件と、音声条件以外の検索条件とを、ともに満たす不動産物件を検索することができる。これによって、利用者は、居住地点の音環境を重視しつつも、間取りや家賃など通常の検索条件も重視したい場合に、所望の不動産物件を検索することができる。
また、本実施の形態の不動産物件検索装置100によれば、音声情報データベース120から、居住位置取得部101によって取得された利用者の居住地点の位置情報、および期間取得部102によって取得された居住地点に利用者が位置していた期間に関連付けられた音声情報を、居住地点音声選択部103によって利用者の環境音声情報として選択することができる。そして、条件受付部106によって環境音声情報を検索条件として受け付け、抽出部108によって、音声情報データベース120から環境音声情報に応じた地点を抽出することができる。したがって、利用者の現在の居住地点と同様の環境音声情報が聴取可能な地点に位置する不動産物件を検索することができる。これによって、利用者は、現在の居住地点における音環境が気に入っている場合、同様の音環境の不動産物件を検索することができる。
また、本実施の形態の不動産物件検索装置100によれば、条件受付部106によって、環境音声情報に追加する追加分音声情報または環境音声情報から除去する除去分音声情報をさらに受け付け、抽出部108によって、音声情報データベース120から環境音声情報に追加分音声情報を追加した音声条件、または環境音声情報から除去分音声情報を除去した音声条件に応じた地点を抽出することができる。したがって、利用者が現在の居住地点における音環境に追加したい音声情報や、音環境から除去したい音声情報がある場合、現在の音環境から利用者の希望によって変更された音声条件によって不動産物件を検索することができる。これによって、利用者は、現在の居住地点よりもさらに利用者の所望に合致した不動産物件を検索することができる。
また、本実施の形態の不動産物件検索装置100によれば、条件受付部106によって、予定されている土地開発に応じて現在の環境音声情報から変更される差分を追加分音声情報または除去分音声情報として受け付けることができる。したがって、今後に予定されている土地開発などによる音環境の変化に応じた不動産物件を検索することができる。これによって、利用者は、将来に予想される音環境に応じて、不動産物件を検索することができる。このため、利用者は、たとえば検索された不動産物件に居住し始めてから、自身の所望する音環境とは異なる音環境になることを防ぐことができる。
また、本実施の形態の不動産物件検索装置100によれば、分析部105によって、記録部104に記録された環境音声情報の履歴から、利用者が所望する音声条件を分析し、条件受付部106によって、利用者が所望する音声条件を検索条件として受け付けることができる。したがって、利用者の引っ越し履歴から分析された、利用者の所望するであろう環境音声情報が聴取可能な地点に位置する不動産物件を検索することができる。これによって、利用者は、自身の所望する音環境の不動産物件を検索することができる。
また、本実施の形態の不動産物件検索装置100によれば、物件情報送信部110によって出力装置130に送信した不動産物件に関する情報のうちの、利用者から指定された不動産物件を物件受付部111によって受け付けて、物件位置取得部112によって不動産物件の位置情報を取得することができる。そして、物件音声選択部113によって、音声情報データベース120から、不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を選択し、音声情報送信部114によって不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を出力装置130に送信することができる。したがって、利用者に指定された不動産物件の環境音声情報を出力装置130に出力させることができる。これによって、利用者は、検索された不動産物件の音環境を実感するために、実際に現地を訪問したり、現地に数日間滞在したりせずに、簡単に検索された不動産物件の音環境を実感することができる。
以下に、本発明の実施例について説明する。本実施例では、たとえば、環境音DB(データベース)および不動産物件DBに接続された検索装置によって本発明の不動産物件検索装置を実施し、利用者の自宅や不動産物件を扱う店舗などに設置された端末によって本発明の出力装置を実施した場合の一例について説明する。
(不動産物件検索システムの概要)
まず、図3を用いて、本実施例にかかる不動産物件検索システムの概要について説明する。図3は、本実施例にかかる不動産物件検索システムの概要について示す説明図である。図3に示すように、不動産物件検索システム300は、検索装置301と、端末320と、から構成されている。検索装置301と端末320とは、インターネット330を介して接続される。なお、検索装置301は、各データベース311〜318と、有線または無線により接続されていてもよいし、インターネット330を介して接続されていてもよい。
データベースとしては、環境音DB(データベース)311、天候DB316、イベントDB317、不動産物件DB318などが挙げられる。環境音DB311は、複数の利用者に対して、各地点において各利用者が外部から遮音されていない状況の際に聴取可能な音声情報をジャンル毎に記録している。すなわち、環境音DB311には、各利用者がそれぞれの土地で生活していることを実感することのできるような環境音声情報が記録されている。なお、環境音DB311および不動産物件DB318は、検索装置301に含まれていてもよい。
環境音DB311のジャンルとしては、たとえば鳥や虫の声DB312、車両の往来音DB313、人の往来音DB314、子供の声DB315などが挙げられる。鳥や虫の声DB312は、詳細は後述するが、鳥や虫などの各種類に対しての生態系、およびそれぞれの鳥や虫の季節や時刻に応じた鳴き声に関する情報である。車両の往来音DB313は、具体的には、幹線道路などの比較的交通量の多い道路の位置情報、およびそれぞれの道路の曜日や時刻に応じた交通量に関する情報である。人の往来音DB314は、たとえば商店街の位置情報、および曜日や時刻に応じた人の多さに関する情報である。子供の声DB315は、たとえば通学路に関する位置情報、および登下校の時刻に関する情報である。
また、天候DB316は、具体的には、たとえば、現在の日時における天気(晴れ、雨、雪など)、気温、湿度、風速などの気象要素に関する情報を記録している。イベントDB317は、具体的には、たとえば、祭りや運動会などの各地域における催事に関する情報が記録されている。
検索装置301は、端末320から取得した現在の日付や利用者の固有情報に基づいて、天候DB316やイベントDB317から、現在の天気に関する情報や利用者の所望する催事に関する情報を取得する。そして、環境音DB311に記録されている音声情報の中から、端末320から取得した利用者の現在地点の位置情報および現在地点に利用者が位置している期間、天候DB316やイベントDB317などから取得した情報に関連付けられた音声情報を選択し、端末320に送信する。
不動産物件DB318は、不動産物件に関する情報を記録している。不動産物件に関する情報とは、たとえば立地、建物、家賃に関する情報である。立地に関する情報は、具体的には、各物件に対する、電車の沿線、最寄り駅、駅までに要する時間、住所などに関する情報である。建物に関する情報は、具体的には、各物件に対する、間取り、占有面積、方位、建物の規模、階数、エアコンなどの付加設備、オートロックなどのセキュリティ、駐車場などの共用設備、ペットの可否などに関する情報である。家賃に関する情報は、具体的には、価格や賃料、共益費などに関する情報である。
検索装置301は、端末320から取得した検索条件に基づいて、不動産物件DB318から不動産物件に関する情報を検索する。また、検索装置301は、検索条件に音声情報による検索条件(以下、音声条件とする)が含まれている場合、環境音DB311から音声条件に応じた地点を抽出し、不動産物件DB318から、抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報を検索する。すなわち、検索装置301は、音声条件を聴取可能な地点に位置する不動産物件を検索する。そして、検索された不動産物件に関する情報を端末320に送信する。
端末320は、利用者から検索条件を受け付けて、この検索条件を検索装置301に送信する。端末320が受け付ける検索条件としては、立地条件、建物条件、家賃条件などの通常の検索条件や音声条件が挙げられる。音声条件は、利用者の居住地点に関連付けられた環境音声情報、利用者が過去に居住していた各地点に関連付けられた環境音声情報などでもよい。
また、端末320は、音声条件として、環境音声情報に追加する追加分音声情報や、環境音声情報から除去する除去分音声情報を受け付けてもよい。この場合、たとえば所定の鳥や虫の声など、利用者が現在や過去の居住地点においては聴取できなかったが、次の居住地点では追加したい音声情報がある場合、音声条件に追加することができる。また、たとえば車両の往来音など、利用者が現在や過去の居住地点において聴取可能であったが、次の居住地点では聴取したくない音声情報がある場合、音声条件から除去することができる。
さらに、端末320は、検索装置301から受信した不動産物件に関する情報をディスプレイに表示する。そして、ディスプレイに表示された不動産物件に関する情報のうちから、利用者による不動産物件の指定を受け付ける。不動産物件の指定は、1件でもよいし複数件でもよい。そして、指定された不動産物件に関する情報を検索装置301に送信する。
検索装置301においては、端末320から送信された、利用者に指定された不動産物件の位置情報を取得し、環境音DB311から、利用者に指定された不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を選択する。そして、選択された音声情報を端末320に送信する。そして、端末320においては、検索装置301から送信された音声情報を受信し、スピーカなどから出力する。
(検索装置のハードウェア構成)
つぎに、本実施例にかかる検索装置301のハードウェア構成について説明する。図4は、本実施例にかかる検索装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図4において、検索装置301は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、磁気ディスクドライブ404と、磁気ディスク405と、光ディスクドライブ406と、光ディスク407と、通信I/F408と、を備えている。各構成部401〜408は、バス420によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU401は、検索装置301の全体の制御を司る。ROM402は、ブートプログラム、データ更新プログラム、音声情報選択プログラム、音声情報分析プログラム、地点抽出プログラム、不動産物件検索プログラムなどの各種プログラムを記録している。また、RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU401は、RAM403をワークエリアとして使用しながら、ROM402に記録された各種プログラムを実行することによって、検索装置301の全体の制御を司る。
音声情報選択プログラムは、環境音DB311から、利用者の居住地点の位置情報および利用者が居住地点に位置していた期間に関連付けられた音声情報を選択させる。すなわち、音声情報選択プログラムは、利用者が居住地点において外部から遮音されていない状況の際に聴取可能な環境音声情報を選択させる。また、音声情報選択プログラムは、後述する不動産物件検索プログラムによって検索された不動産物件に関する情報のうちの、利用者から指定された不動産物件を受け付けた場合、利用者から指定された不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を選択させ、端末320に送信させてもよい。
音声情報分析プログラムは、引っ越しなどによって変更した各居住地点において、音声情報選択プログラムによって選択された環境音声情報の履歴が記録されている場合、環境音声情報の履歴から、利用者が所望する音声情報を分析させる。すなわち、音声情報分析プログラムは、利用者の引っ越し履歴に関連付けられた環境音声情報から、利用者が居住していた各居住地点における環境音声情報の傾向を分析させる。音声情報分析プログラムは、具体的には、利用者の各居住地点に関連付けられた環境音声情報のうちで、選択された頻度の高い音声情報を利用者が所望する環境音声情報であると分析させる。
地点抽出プログラムは、環境音DB311から、音声条件に応じた地点を抽出させる。すなわち、地点抽出プログラムは、音声条件に含まれる各音声情報の種類や各音声情報を聴取可能な時間に応じて、音声条件と同様の音声情報が聴取可能な地点を抽出させる。なお、音声条件として環境音声情報の履歴を用いる場合、環境音声情報に追加する追加分音声情報または環境音声情報から除去する除去分音声情報を受け付けてもよい。この場合、地点抽出プログラムは、環境音声情報に追加分音声情報を追加した音声条件、または環境音声情報から除去分音声情報を除去した音声条件に応じた地点を抽出させる。
不動産物件検索プログラムは、不動産物件DB318から、検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索させる。不動産物件検索プログラムは、検索条件に音声条件が含まれない場合、立地条件、建物条件、家賃条件などの通常の検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索させる。また、不動産物件検索プログラムは、検索条件が音声条件のみの場合、地点抽出プログラムによって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報を検索させる。また、不動産物件検索プログラムは、検索条件に音声条件が含まれ、かつ音声条件以外の検索条件が含まれている場合、地点抽出プログラムによって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報のうちの、音声条件以外の検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索させる。
磁気ディスクドライブ404は、CPU401の制御にしたがって磁気ディスク405に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク405は、磁気ディスクドライブ404の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク405としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ406は、CPU401の制御にしたがって光ディスク407に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク407は、光ディスクドライブ406の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク407は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク407のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク405および光ディスク407に記録される情報の一例としては、環境音DB311や不動産物件DB318が挙げられる。なお、環境音DB311や不動産物件DB318は、磁気ディスク405および光ディスク407に記録されていなくてもよく、たとえばネットワーク上の記録装置などに記録されていてもよい。この場合、後述する通信I/F408によりネットワークを介して環境音DB311から音声情報を選択したり、音声情報に応じた地点を抽出する。また、後述する通信I/F408によりネットワークを介して不動産物件DB318から検索条件に応じた不動産物件を検索する。
また、磁気ディスク405および光ディスク407に記録される情報の他の一例としては、各利用者の環境音声情報の履歴が挙げられる。なお、各利用者の環境音声情報の履歴は、端末320の備える磁気ディスクおよび光ディスクに記録されていてもよく、この場合、検索装置301は、検索条件を受け付ける際に、端末320から取得するようにしてもよい。
通信I/F408は、無線を介してネットワークに接続され、検索装置301とCPU401とのインターフェースとして機能する。通信I/F408は、さらに、無線を介してインターネット330などの通信網に接続され、この通信網とCPU401とのインターフェースとしても機能する。
また、通信I/F408は、インターネット330を介して端末320に接続され、検索装置301と端末320との情報の授受をおこなわせる。また、通信I/F408は、有線または無線、ネットワークを介して天候DB316やイベントDB317と接続され、天候DB316やイベントDB317から情報を受信させる。
(端末のハードウェア構成)
つぎに、本実施例にかかる端末320のハードウェア構成について説明する。図5は、本実施例にかかる端末のハードウェア構成を示すブロック図である。図5において、端末320は、CPU501と、ROM502と、RAM503と、磁気ディスクドライブ504と、磁気ディスク505と、光ディスクドライブ506と、光ディスク507と、音声I/F508と、マイク509と、スピーカ510と、入力デバイス511と、映像I/F512と、ディスプレイ513と、通信I/F514と、GPSユニット515と、を備えている。各構成部501〜515は、バス520によってそれぞれ接続されている。
まず、CPU501は、端末320の全体の制御を司る。ROM502は、ブートプログラム、データ更新プログラム、音声再生タイミングプログラム、制御プログラムなどのプログラムを記録している。また、RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。すなわち、CPU501は、RAM503をワークエリアとして使用しながら、ROM502に記録された各種プログラムを実行することによって、端末320の全体の制御を司る。
音声再生タイミングプログラムは、利用者が居住地点にいることを実感できるタイミングで音声情報を出力させることができる。また、音声再生タイミングプログラムは、利用者によって季節や日時の入力を受け付けることで、受け付けた季節や日時に検索装置301によって検索された不動産物件において外部と遮音されていない状況の際に聴取可能な音声情報を出力させる。
制御プログラムは、検索装置301から受信した不動産物件に関する情報をディスプレイ513に表示させる。制御プログラムは、検索装置301から受信した不動産物件に関する情報を、最もユーザの要求を満たしている不動産物件から順に一覧表示させてもよいし、ディスプレイ513に表示された地図データ上に不動産物件の位置する地点を重畳して表示させてもよい。
また、制御プログラムは、検索装置301から受信した音声情報をスピーカ510に出力させてもよい。すなわち、制御プログラムは、検索装置301から受信した不動産物件に関する情報のうちの、利用者に指定された不動産物件において外部から遮音されていない状況の際に聴取可能な音声情報を出力させてもよい。
磁気ディスクドライブ504は、CPU501の制御にしたがって磁気ディスク505に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。磁気ディスク505は、磁気ディスクドライブ504の制御で書き込まれたデータを記録する。磁気ディスク505としては、たとえば、HD(ハードディスク)やFD(フレキシブルディスク)を用いることができる。
また、光ディスクドライブ506は、CPU501の制御にしたがって光ディスク507に対するデータの読み取り/書き込みを制御する。光ディスク507は、光ディスクドライブ506の制御にしたがってデータが読み出される着脱自在な記録媒体である。光ディスク507は、書き込み可能な記録媒体を利用することもできる。着脱可能な記録媒体として、光ディスク507のほか、MO、メモリカードなどであってもよい。
磁気ディスク505および光ディスク507に記録される情報の一例としては、地図データや機能データが挙げられる。地図データは、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを含んでおり、地区ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
道路形状データは、さらに交通条件データを有する。交通条件データには、たとえば、各ノードについて、信号や横断歩道などの有無、高速道路の出入り口やジャンクションの有無、各リンクについての長さ(距離)、道幅、進行方向、道路種別(高速道路、有料道路、一般道路など)などの情報が含まれている。
機能データは、地図上の施設の形状をあらわす3次元データ、当該施設の説明をあらわす文字データ、その他地図データ以外の各種のデータである。地図データや機能データは、地区ごとあるいは機能ごとにブロック分けされた状態で記録されている。具体的には、たとえば、地図データは、各々が、表示画面に表示された地図において所定の地区をあらわすように、地区ごとにブロック分けすることができる状態で記録されている。また、たとえば、機能データは、各々が、1つの機能を実現するように、機能ごとに複数にブロック分けすることができる状態で記録されている。
また、機能データは、上述した3次元データや文字データに加えて、経路探索、所要時間の算出、経路誘導などを実現するプログラムデータなどの機能を実現するためのデータである。地図データおよび機能データは、それぞれ、地区ごとあるいは機能ごとに分けられた複数のデータファイルによって構成されている。
磁気ディスク505および光ディスク507に記録される情報の他の一例としては、検索装置301において選択され送信された、利用者が居住地点にいることを実感することのできる環境音声情報が挙げられる。
音声I/F508は、音声入力用のマイク509および音声出力用のスピーカ510に接続される。マイク509に受音された音声は、音声I/F508内でA/D変換される。スピーカ510からは、所定の音声信号を音声I/F508内でD/A変換した音声が出力される。なお、マイク509から入力された音声は、音声データとして磁気ディスク505あるいは光ディスク507に記録可能である。なお、スピーカ510は、利用者の耳に装着するヘッドフォンでもよい。
入力デバイス511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたリモコン、キーボード、タッチパネルなどが挙げられる。入力デバイス511は、リモコン、キーボード、タッチパネルのうちいずれか1つの形態によって実現されてもよいが、複数の形態によって実現することも可能である。入力デバイス511の操作により不動産物件を検索するための検索条件や、利用者から不動産物件の指定を受け付ける。すなわち、具体的には、たとえば、利用者が詳細な情報を所望する不動産物件や、利用者が外部から遮音されていない状況の際に聴取可能な音声情報を聞きたい不動産物件の指定を受け付ける。
映像I/F512は、ディスプレイ513に接続される。映像I/F512は、具体的には、たとえば、ディスプレイ513全体を制御するグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記録するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像データに基づいてディスプレイ513を制御する制御ICなどによって構成される。
ディスプレイ513には、アイコン、カーソル、メニュー、ウインドウ、あるいは文字や画像などの各種データが表示される。ディスプレイ513には、上述した地図データが、2次元または3次元に描画される。ディスプレイ513に表示された地図データには、検索装置301から受信した不動産物件の位置している地点などを重ねて表示することができる。ディスプレイ513としては、たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを用いることができる。
通信I/F514は、無線を介してネットワークに接続され、端末320とCPU501とのインターフェースとして機能する。通信I/F514は、さらに、無線を介してインターネット330などの通信網に接続され、この通信網とCPU501とのインターフェースとしても機能する。また、通信I/F514は、インターネット330を介して検索装置301に接続され、検索装置301と端末320との情報の授受をおこなわせる。
GPSユニット515は、GPS衛星からの電波を受信し、利用者の居住地点を示す位置情報を出力する。GPSユニット515の出力情報は、CPU501による利用者の居住地点の算出に際して利用される。現在地点を示す位置情報は、たとえば緯度・経度、高度などの、地図データ上の1点を特定する情報である。
図1に示した不動産物件検索装置100が備える居住位置取得部101、期間取得部102、居住地点音声選択部103、記録部104、分析部105、条件受付部106、判断部107、抽出部108、検索部109、物件情報送信部110、物件受付部111、物件位置取得部112、物件音声選択部113、音声情報送信部114は、図4に示した検索装置301におけるROM402、RAM403、磁気ディスク405、光ディスク407などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU401が所定のプログラムを実行し、検索装置301における各部を制御することによってその機能を実現する。また、図1に示した出力装置130は、図5に示した端末320におけるROM502、RAM503、磁気ディスク505、光ディスク507などに記録されたプログラムやデータを用いて、CPU501が所定のプログラムを実行し、端末320における各部を制御することによってその機能を実現する。
すなわち、実施例の検索装置301は、検索装置301における記録媒体としてのROM402に記録されている不動産物件検索プログラムを実行することにより、図1に示した不動産物件検索装置100が備える機能を、図2に示した不動産物件検索処理手順で実行することができる。
(検索装置における不動産物件検索処理の内容)
つぎに、本実施例の検索装置301における不動産物件検索処理の内容について説明する。図6は、本実施例の検索装置における不動産物件検索処理の内容について示すフローチャートである。図6のフローチャートにおいて、まず、検索条件を受け付けるまで待機する(ステップS601:Noのループ)。ステップS601において検索条件を受け付けた場合(ステップS601:Yes)、検索条件に音声条件が含まれているか否かを判断する(ステップS602)。
ステップS602において、検索条件に音声条件が含まれていると判断された場合(ステップS602:Yes)、音声条件が環境音声情報の履歴か否かを判断する(ステップS603)。ステップS603において音声条件が環境音声情報の履歴であると判断された場合(ステップS603:Yes)、音声情報分析プログラムを実行して、環境音声情報の履歴から、利用者が所望する音声条件を分析する(ステップS604)。そして、追加分音声情報または除去分音声情報があるか否かを判断する(ステップS605)。
ステップS605において、追加分音声情報または除去分音声情報がある場合(ステップS605:Yes)、追加分音声情報または除去分音声情報に基づいて、音声条件を変更する(ステップS606)。ステップS606においては、たとえばステップS604において分析された音声条件に追加分音声情報を追加した音声条件、またはステップS604において分析された音声条件から除去分音声情報を除去した音声条件に変更する。そして、ステップS606において変更された音声条件に応じた地点を、環境音DB311から抽出する(ステップS607)。
一方、ステップS603において音声条件が環境音声情報の履歴ではないと判断された場合(ステップS603:No)、そのままステップS607に進み、ステップS602において検索条件に含まれていると判断された音声条件に応じた地点を、環境音DB311から抽出する。また、ステップS605において追加分音声情報または除去分音声情報がない場合(ステップS605:No)、ステップS607に進み、ステップS604において分析された音声条件に応じた地点を、環境音DB311から抽出する。
つぎに、ステップS607において抽出された地点に合致する不動産物件に関する情報を、不動産物件DB318から検索する(ステップS608)。さらに、ステップS601において受け付けられた検索条件に音声条件以外の検索条件が含まれているか否かを判断する(ステップS609)。ステップS609において音声条件以外の検索条件が含まれていると判断された場合(ステップS609:Yes)、ステップS608において検索された不動産物件に関する情報のうちの、音声条件以外の検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索する(ステップS610)。そして、ステップS610において検索された不動産物件に関する情報を、端末320に送信する(ステップS611)。
一方、ステップS609において音声条件以外の検索条件が含まれていないと判断された場合(ステップS609:No)、そのままステップS611に進み、ステップS608において検索された不動産物件に関する情報を、端末320に送信する。また、ステップS602において検索条件に音声条件が含まれていないと判断された場合(ステップS602:No)、ステップS610に進み、立地条件、建物条件、家賃条件などの音声条件以外の通常の検索条件に応じた不動産物件に関する情報を検索する。さらに、ステップS611に進み、ステップS610において検索された不動産物件に関する情報を、端末320に送信する。
つぎに、ステップS611において端末320に送信した不動産物件に関する情報のうちの、利用者に指定された不動産物件を受け付けるまで待機する(ステップS612:Noのループ)。ステップS612において利用者に指定された不動産物件を受け付けた場合(ステップS612:Yes)、ステップS612において受け付けた不動産物件の位置情報を取得する(ステップS613)。そして、ステップS613において取得された不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を、環境音DB311から選択し(ステップS614)、選択された音声情報を端末320に送信して(ステップS615)、一連の処理を終了する。
なお、図6のフローチャートにおいては、ステップS605:Yesにおいて追加分音声情報または除去分音声情報がある場合、ステップS606において音声条件を変更するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえばステップS605:Yesにおいて追加分音声情報または除去分音声情報として、予定されている土地開発に応じて現在の音声情報から変更される差分がある場合、ステップS606においては、環境音DB311に含まれる音声情報の中の、予定されている土地開発に応じて現在の音声情報から変更される音声情報を変更するようにしてもよい。そして、ステップS607において、音声条件に応じた地点を変更された環境音DB311から抽出するようにしてもよい。
また、図6のフローチャートにおいては、ステップS612において利用者に指定された不動産物件を受け付けたか否かを判断するとともに、指定された不動産物件における環境音声情報を聴取したい季節や日時を受け付けたか否かを判断してもよい。そして、指定された不動産物件における環境音声情報を聴取したい季節や日時を受け付けた場合、ステップS614において、不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報の中の、受け付けられた季節や日時に応じた音声情報を取得するようにしてもよい。
(検索装置における環境情報の履歴を記録する処理の内容)
つぎに、本実施例の検索装置301における環境情報の履歴を記録する処理の内容について説明する。図7は、本実施例の検索装置における環境情報の履歴を記録する処理の内容について示すフローチャートである。図7のフローチャートにおいて、まず、端末320から利用者が居住している居住地点の位置情報を取得する(ステップS701)。また、ステップS701において位置情報が取得された居住地点に利用者が位置している期間を取得する(ステップS702)。
つぎに、ステップS701において取得された利用者の居住地点の位置情報およびステップS702において取得された期間に関連付けられた音声情報を利用者の環境音声情報として、環境音DB311から選択する(ステップS703)。そして、ステップS703において選択された環境音声情報を記録する(ステップS704)。ステップS704においては、検索装置301の備える磁気ディスク405または光ディスク407に記録してもよいし、端末320の備える磁気ディスク505または光ディスク507に記録してもよい。
さらに、ステップS701において位置情報が取得された居住地点が変更されるまで待機して(ステップS705:Noのループ)、居住地点が変更された場合(ステップS705:Yes)、ステップS701に戻り、変更された居住地点の位置情報を取得して、以降の処理を繰り返しおこなう。
なお、図7のフローチャートにおいては、ステップS703の前に、利用者の固有情報を取得してもよい。そして、ステップS703においては、ステップS701において取得された利用者の居住地点の位置情報およびステップS702において取得された期間とともに、利用者の固有情報に関連付けられた音声情報を利用者の環境音声情報として、環境音DB311から選択してもよい。すなわち、たとえば利用者の居住地点においては外部から遮音されていない状況でも聴取不可能な音声情報であっても、居住地点の含まれる地域に関連付けられた音声情報であれば、環境音DB311から選択してもよい。
また、図7のフローチャートにおいては、ステップS705:Noのループにおいて、居住地点が変更されるまで待機するとしているが、これに限るものではない。具体的には、たとえばステップS705において居住地点が変更されていない場合、ステップS702に戻り、以降の処理を繰り返しおこなうようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例の検索装置301によれば、検索条件に音声条件が含まれている場合、環境音DB311から、音声条件に応じた地点を抽出し、不動産物件DB318から、抽出された地点に合致した不動産物件を検索することができる。これによって、利用者は、所望する音環境の不動産物件を検索することができる。
また、本実施例の検索装置301によれば、音声条件として、利用者の居住地点の環境音声情報を受け付けることができる、これによって、利用者は、現在の音環境と同様の音環境の不動産物件を検索することができる。
また、本実施例の検索装置301によれば、環境音声情報の履歴から利用者が居住してきた地点の音環境の傾向を分析し、利用者の所望するであろう環境音声情報を音声条件として受け付けることができる。さらに、利用者が追加したい音声情報や、除去したい音声情報を受け付けることができる。これによって、利用者は、今までの居住地点の音環境よりも改善された音環境の不動産物件を検索することができる。
さらに、本実施例の検索装置301によれば、検索された不動産物件のうちの、利用者に指定された不動産物件において、外部から遮音されていない状況で聴取可能な環境音声情報を、端末320に出力することができる。これによって、利用者は、検索された不動産物件における音環境を実感したい場合、実際に現地を訪問しなくても、簡単に環境音声情報を聴取することができる。
以上説明したように、本発明の不動産物件検索装置、不動産物件検索方法、不動産物件検索プログラムおよび記録媒体によれば、音声情報による検索条件を用いて、利用者の所望する音環境の不動産物件を検索することができる。
なお、本実施の形態で説明した不動産物件検索方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータ、ワークステーション、携帯端末装置(携帯電話)などのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。
100 不動産物件検索装置
101 居住位置取得部
102 期間取得部
103 居住地点音声選択部
104 記録部
105 分析部
106 条件受付部
107 判断部
108 抽出部
109 検索部
110 物件情報送信部
111 物件受付部
112 物件位置取得部
113 物件音声選択部
114 音声情報送信部

Claims (11)

  1. 検索条件に応じて検索された不動産物件に関する情報を送信し、出力装置に出力させる不動産物件検索装置であって、
    利用者から前記検索条件を受け付ける条件受付手段と、
    前記条件受付手段によって受け付けられた前記検索条件に音声情報による検索条件(以下、音声条件とする)が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記音声条件が含まれていると判断された場合、各地点において前記利用者が外部から遮音されていない状況の際に聴取可能な音声情報をジャンル毎に記録する音声情報データベースから、前記音声条件に応じた地点を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段によって検索された不動産物件に関する情報を、前記出力装置に送信する物件情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする不動産物件検索装置。
  2. 前記検索手段は、前記判断手段によって前記検索条件に前記音声条件が含まれていないと判断された場合、当該検索条件に応じた前記不動産物件に関する情報を検索することを特徴とする請求項1に記載の不動産物件検索装置。
  3. 前記検索手段は、前記判断手段によって前記検索条件に前記音声条件が含まれ、かつ前記音声条件以外の検索条件が含まれていると判断された場合、前記抽出手段によって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報のうちの、前記音声条件以外の検索条件に応じた前記不動産物件に関する情報を検索することを特徴とする請求項1に記載の不動産物件検索装置。
  4. 前記利用者が居住している居住地点の位置情報を取得する居住位置取得手段と、
    前記居住位置取得手段によって取得された居住地点に前記利用者が位置している期間を取得する期間取得手段と、
    前記音声情報データベースから、前記利用者の居住地点の位置情報および前記期間取得手段によって取得された期間に関連付けられた音声情報を当該利用者の環境音声情報として選択する居住地点音声選択手段と、
    をさらに備え、
    前記条件受付手段は、前記環境音声情報を検索条件として受け付け、
    前記抽出手段は、前記音声情報データベースから前記環境音声情報に応じた地点を抽出することを特徴とする請求項1または3に記載の不動産物件検索装置。
  5. 前記条件受付手段は、前記環境音声情報に追加する追加分音声情報または当該環境音声情報から除去する除去分音声情報をさらに受け付け、
    前記抽出手段は、前記音声情報データベースから前記環境音声情報に前記追加分音声情報を追加した音声条件、または当該環境音声情報から前記除去分音声情報を除去した音声条件に応じた地点を抽出することを特徴とする請求項4に記載の不動産物件検索装置。
  6. 前記条件受付手段は、予定されている土地開発に応じて現在の前記環境音声情報から変更される差分を前記追加分音声情報または前記除去分音声情報として受け付けることを特徴とする請求項5に記載の不動産物件検索装置。
  7. 前記利用者ごとの前記環境音声情報の履歴を記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録された前記環境音声情報の履歴から、前記利用者が所望する前記音声条件を分析する分析手段と、
    をさらに備え、
    前記条件受付手段は、前記利用者が所望する前記音声条件を前記検索条件として受け付けることを特徴とする請求項4〜6のいずれか一つに記載の不動産物件検索装置。
  8. 前記物件情報送信手段によって前記出力装置に送信した前記不動産物件に関する情報のうちの、前記利用者から指定された前記不動産物件を受け付ける物件受付手段と、
    前記物件受付手段によって受け付けられた前記不動産物件の位置情報を取得する物件位置取得手段と、
    前記音声情報データベースから、前記物件位置取得手段によって取得された前記不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を選択する物件音声選択手段と、
    前記物件音声選択手段によって選択された前記不動産物件の位置情報に関連付けられた音声情報を前記出力装置に送信する音声情報送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の不動産物件検索装置。
  9. 検索条件に応じて検索された不動産物件に関する情報を送信し、出力装置に出力させる不動産物件検索装置における不動産物件検索方法であって、
    利用者から前記検索条件を受け付ける条件受付工程と、
    前記条件受付工程によって受け付けられた前記検索条件に音声情報による検索条件(以下、音声条件とする)が含まれているか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程によって前記音声条件が含まれていると判断された場合、各地点において前記利用者が外部から遮音されていない状況の際に聴取可能な音声情報をジャンル毎に記録する音声情報データベースから、前記音声条件に応じた地点を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された地点と合致する不動産物件に関する情報を検索する検索工程と、
    前記検索工程によって検索された不動産物件に関する情報を、前記出力装置に送信する物件情報送信工程と、
    を含むことを特徴とする不動産物件検索方法。
  10. 請求項9に記載の不動産物件検索方法をコンピュータに実行させることを特徴とする不動産物件検索プログラム。
  11. 請求項10に記載の不動産物件検索プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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