JP2010198110A - 画像処理装置及び電子スチルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 所望の笑顔画像を容易に取得することができる画像処理装置及び電子スチルカメラを提供することを目的とする。
【解決手段】 第1画像から顔を検出する顔検出部と、笑顔を含み、前記第1画像とは異なる第2画像より得られた該笑顔の程度を示す笑顔評価値を基準評価値として、前記第1画像から検出された顔を前記基準評価値に基づいて補正する補正部とを備える画像処理装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理を行う画像処理装置、及びそれを備えた電子スチルカメラに関する。
従来から、被写体の笑顔を検出して自動的に撮像するカメラが知られている。例えば、特許文献1のカメラは、撮像によって得られた画像信号が記録媒体に記録されるまでの期間において、画像信号から検出された顔の表情が笑顔であると判断した場合に、画像信号を記録媒体に自動的に記録する。
しかしながら、被写体の好ましい笑顔画像を取得することは難しい。例えば、被写体が笑顔を作ることが苦手である場合や、笑顔を作っても検出条件を満足しない場合は、撮像が実行されず、笑顔画像を取得することができない。一方、笑顔画像を取得することができた場合でも、確認すると意外にも所望の笑顔画像が取得されていない場合がある。
そこで、本発明は、所望の笑顔画像を容易に取得することができる画像処理装置及び電子スチルカメラを提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、第1画像から顔を検出する顔検出部と、笑顔を含み、前記第1画像とは異なる第2画像より得られた該笑顔の程度を示す笑顔評価値を基準評価値として、前記第1画像から検出された顔を前記基準評価値に基づいて補正する補正部とを備える。
なお、前記第1画像から検出された顔における笑顔の程度を示す笑顔評価値を算出する評価値算出部をさらに備え、前記補正部は、前記評価値算出部により算出された前記笑顔評価値が前記基準評価値に近づくように、前記第1画像から検出された顔を補正しても良い。
また、前記第1画像から検出された顔における笑顔の程度を示す笑顔評価値を算出する評価値算出部をさらに備え、前記補正部は、前記評価値算出部により算出された前記笑顔評価値と前記基準評価値とが同一となるように、前記第1画像から検出された顔を補正しても良い。
また、前記第2画像の笑顔の特徴量を示す特徴量情報を記憶する情報記憶部と、前記第1画像から検出された顔から抽出された特徴量と、前記情報記憶部に記憶された前記特徴量情報とが略一致するか否かを判定する顔識別部とをさらに備え、前記補正部は、前記顔識別部により前記第1画像から検出された顔の特徴量と前記特徴量情報とが略一致すると判定された場合に、前記第1画像から検出された顔を補正しても良い。
また、前記第1画像から得られた前記笑顔評価値、前記補正部により補正された前記第1画像から得られた前記笑顔評価値、或いは前記基準評価値の少なくともいずれか一つを、数値表示、又はレベル表示する評価値表示部をさらに備えても良い。
また、複数の画像を記憶可能な画像記憶部と、前記画像記憶部に記憶された画像から前記第2画像として用いる画像を選択する画像選択部とをさらに備えても良い。
また、前記画像記憶部に記憶された画像から、笑顔が含まれる画像を抽出する画像抽出部をさらに備え、前記画像選択部は、前記画像抽出部により抽出された画像から前記第2画像として用いる画像を選択しても良い。
また、前記評価値算出部は、前記画像抽出部により抽出された画像における笑顔評価値を求め、前記画像選択部は、前記画像抽出部により抽出された画像のうち、前記評価値算出部により算出された笑顔評価値が最も高い画像を前記第2画像として選択しても良い。
また、前記画像記憶部に記憶された画像から、笑顔が含まれる画像を抽出する画像抽出部と、前記画像抽出部により抽出された画像を一覧表示する画像表示部とをさらに備え、前記画像選択部は、前記画像表示部に表示された画像から前記第2画像として用いる画像を選択しても良い。
本発明の電子スチルカメラは、本発明の画像処理装置と、前記第1画像を取得する画像取得部とを備える。
本発明の画像処理装置、及び電子スチルカメラによれば、所望の笑顔画像を容易に取得することができる。
本発明の第1実施形態における電子スチルカメラ1の構成を示すブロック図である。 ベストスマイル画像の撮像時における表示部11の例を示す図である。 電子スチルカメラ1における笑顔モードによる撮像時の制御部7の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態の電子スチルカメラ1における再生時の制御部7の動作を示すフローチャートである。 第2実施形態の電子スチルカメラ1における再生時の表示部11の例を示す図である。
(第1実施形態)
以下、図面を用いて本発明の第1実施形態について説明する。なお、本実施形態では、本発明の画像処理装置の一例として、電子スチルカメラを用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態における電子スチルカメラ1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、電子スチルカメラ1は、撮像レンズ2、撮像素子3、A/D変換部4、バッファメモリ5、画像処理部6、制御部7、表示部11、メモリ12、操作部13、記録I/F部16、記録媒体17、バス18を備える。
撮像レンズ2は、撮像素子3の撮像面に被写体像を結像する。なお、撮像レンズ2の他に、ズームレンズやフォーカスレンズなどの複数のレンズからなる撮像光学系であっても良い。撮像素子3は、撮像レンズ2を通過した被写体光を光電変換し、R、G、Bの各色に対応するアナログ画像信号を出力する。撮影モードにおいて、撮像素子3は、所定間隔毎に間引き読み出しを行い、スルー画像を取得する。その後、撮像素子3は、レリーズ釦14が全押しされると本画像を取得する。また、撮像素子3は、後述する表情識別部9により、スルー画像から笑顔を識別した場合に、自動的に本画像を取得する。以下、笑顔を識別した場合に、自動的に本画像を取得するモードを「笑顔モード」として説明する。
撮像素子3から出力される画像信号は、A/D変換部4に入力される。A/D変換部4は、撮像素子3から出力されるアナログの画像信号をA/D変換し、デジタルの画像信号に変換する。なお、このデジタルの画像信号は、1コマにまとめられ、画像データとしてバッファメモリ5に記録される。バッファメモリ5は、画像処理部6による画像処理の前工程や後工程で画像データを一時的に記録する。
画像処理部6は、バッファメモリ5に記憶された画像データに対して画像処理を施す。なお、この画像処理としては、周知のホワイトバランス調整、色補間、階調変換処理、輪郭強調処理などが挙げられる。また、画像処理部6は、記録媒体17に画像ファイルを記録する前にJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などで圧縮する処理や、圧縮された上記のデータを伸長復元する処理をも実行する。さらに、画像処理部6は、後述する顔検出部8により検出された顔を補正する。例えば、画像処理部6は、画素の位置座標を用いて、座標変換及び補間演算を行い、眉、目、口の形状を変える。
制御部7は、所定のシーケンスプログラムにしたがって、電子スチルカメラ1の統括的な制御を行うとともに、撮像時に必要となる各種演算(AF、AEなど)を実行する。また、制御部7は、顔検出部8、表情識別部9、顔識別部10などの機能を有している。顔検出部8は、スルー画像、本画像、記録媒体17に記録された画像から特徴点を抽出して顔、顔の大きさ等を検出する。例えば、顔検出部8は、特開2001−16573号公報などに記載された特徴点抽出処理によって顔を抽出する。上記の特徴点としては、例えば、眉、目、鼻、唇の各端点、顔の輪郭点、頭頂点や顎の下端点などが挙げられる。
表情識別部9は、顔検出部8により検出された顔の表情を識別する。例えば、表情識別部9は、特開平8−249453号公報、特開平10−255043号公報に示されるように、表情カテゴリとして、怒り、嫌悪、恐れ、悲しみ、笑顔、驚きの合計6種類の基本表情を考え、無表情から各基本表情への時系列画像の処理を行い、表情を識別する。
顔識別部10は、人物の顔の特徴量を示す特徴量情報である顔認識データを生成する。例えば、顔識別部10は、画像中の人物を事前登録しておく「人物登録モード」が設定されている場合に、以下の手順により顔認識データを生成する。まず、制御部7は、撮像素子3を制御して、スルー画像を取得する。次に、制御部7は、表示部11に表示されたガイドの目及び口と、登録したい被写体の目及び口とを合わせて、撮像素子3により、登録したい被写体の画像を取得する。顔検出部8は、この画像から顔の特徴点を抽出する。そして、顔識別部10は、顔検出部8により検出された特徴点の位置、各特徴点の相対距離などから顔認識データを生成する。生成された顔認識データは、メモリ12に記憶される。
また、顔識別部10は、「顔認識撮影モード」において、顔検出部8により検出された顔を有する被写体、すなわち撮像時の被写体が、事前登録された被写体に一致するか否かを判定する。例えば、顔識別部10は、顔検出部8により検出された特徴点の位置、各特徴点の相対距離などを演算する。次に、顔識別部10は、上記の演算結果と、メモリ12に記憶された顔認識データとを比較して、事前登録された被写体の顔と、撮像時の被写体の顔との相似度を求める。そして、顔識別部10は、上記の相似度が閾値を上回る場合に、撮像時の被写体が事前登録された被写体に一致すると判定する。
また、制御部7は、メモリ12に予め記憶されている笑顔評価基準テーブルに基づいて、笑顔の程度を示す笑顔評価値を算出する。例えば、制御部7は、特開2004−46591号公報に示されるように、笑顔評価基準テーブルを参照して、顔の各構成要素、例えば、眉、目、口の形状に関する評価値を算出する。そして、制御部7は、各評価値を合算して、笑顔評価値を算出する。なお、笑顔評価基準テーブルは、顔の構成要素を表すデータ(例えば、眉、目、口)を格納する要素領域と、対応する各構成要素の評価値、及び各構成要素が平坦な状態を基準とする角度を格納する評価値領域とにより構成される。例えば、眉については、眉尻が下がるほど評価値が高くなる。目については、目尻が下がるほど評価値が高くなる。口については、口角が上がるほど評価値が高くなる。また、笑顔評価値は、100点を満点とし、満面の笑みに近いほど高得点となる。
表示部11は、制御部7の制御により各種の画像を表示する。表示部11に表示される各種の画像は、スルー画像、本画像、記録媒体17に記録された画像、メニュー画像などを含む。操作部13は、レリーズ釦14、十字キー15などを有する。レリーズ釦14は、撮像時にユーザにより操作される。十字キー15は、上記のメニュー画像等で操作される。なお、レリーズ釦14及び十字キー15の状態は制御部7により検知され、検知された釦の状態に基づいたシーケンスが実行される。記録I/F部16は、記録媒体17を接続するためのコネクタを備えている。この記録I/F部16と記録媒体17とが接続されることにより、記録媒体17に対してデータの書き込み/読み出しを実行する。バス18は、バッファメモリ5、画像処理部6、制御部7、表示部11、メモリ12、記録I/F部16を相互に接続することにより、データや信号の出入力を実行する。なお、A/D変換部4の出力はバス18を介して画像処理部6に接続される。
ところで、従来から、被写体の笑顔を検出すると、自動的に笑顔画像を取得する電子スチルカメラが知られている。しかし、例えば、被写体が笑顔を作ることが苦手である場合や、笑顔を作っても検出条件を満足しない場合は、撮像が実行されず、笑顔画像を取得することができない。一方、笑顔画像を取得することができた場合でも、確認すると意外にも所望の笑顔画像が取得されていない場合がある。また、同じ被写体でも、その被写体が満面の笑みである笑顔画像が好みのユーザもいれば、その被写体が微笑んでいる笑顔画像が好みのユーザもいるなど、笑顔の好みは、人により様々である。
そこで、本実施形態の電子スチルカメラ1は、所望の笑顔画像(以下、ベストスマイル画像と称する)及びベストスマイル画像の笑顔評価値をメモリ12に予め記憶しておく。そして、電子スチルカメラ1は、本画像の笑顔評価値が、ベストスマイル画像の笑顔評価値に近づくように、本画像における顔を補正する。これにより、例えば、笑顔が気に入らない画像であっても、所望の笑顔画像に近づけることができる。
また異なる被写体では、好ましい笑顔画像の笑顔評価値も当然異なる。そのため、より質の高い笑顔画像を得ようとする場合は、事前登録されたベストスマイル画像の被写体と、撮像時の被写体とが同一人物であることが望ましい。
次に、「人物登録モード」におけるベストスマイル画像の取得について説明する。まず、制御部7は、撮像素子3を制御して、スルー画像を取得する。このとき、制御部7は、「笑って下さい!」等のメッセージを表示部11に表示しても良い。また、電子スチルカメラ1に不図示のスピーカを備え、「笑ってね!」等の音声を出力しても良い。そして、制御部7は、レリーズ釦14が全押しされると、ベストスマイル画像を取得する。以下、この「人物登録モード」で予め取得されたベストスマイル画像については、符号21を付して説明する。制御部7は、ベストスマイル画像21の笑顔評価値Tを算出する。また、制御部7は、図2に示すように、ベストスマイル画像21と笑顔評価値T(符号22)を表示部11に表示する。なお、制御部7は、笑顔評価値Tの数値を表示する代わりに、笑顔評価値Tのレベル表示を行っても良い。これにより、ユーザは、視覚的に笑顔の程度を確認することができる。その後、制御部7は、ユーザから十字キー15を介して、ベストスマイル画像21を登録しても良いか否かの選択を受け付ける。ベストスマイル画像21を登録する場合には、制御部7は、ベストスマイル画像21及び笑顔評価値Tをメモリ12に記憶する。
図3は、電子スチルカメラ1における笑顔モードによる撮像時の制御部7の動作を示すフローチャートである。なお、以下、便宜上、1人の人物を撮像するシーンを前提として説明する。また、第1実施形態では、上記のベストスマイル画像21及び笑顔評価値Tがメモリ12に予め記憶され、ベストスマイル画像21の被写体と、撮像時の被写体とが同一人物である例を示す。
ステップS101で、制御部7は、笑顔モードを開始する。例えば、制御部7は、撮像素子3を制御して、スルー画像の取得を開始する。
ステップS102で、顔検出部8は、スルー画像から顔を検出する。
ステップS103で、表情識別部9は、ステップS102で検出された顔が笑顔か否かを判定する。笑顔である場合(ステップS103の判定がYESとなる場合)には、ステップS104に進む。一方、笑顔でない場合(ステップS103の判定がNOとなる場合)には、ステップS102に戻る。
ステップS104で、制御部7は、撮像素子3を制御して、本画像PIを取得する。
ステップS105で、顔検出部8は、本画像PIから顔を検出する。そして、制御部7は、眉、目、口の各端点に基づいて、眉、目、口の各領域を構成する画素の位置情報を算出し、算出した画素の位置情報をバッファメモリ5に記憶する。
ステップS106で、制御部7は、ステップS105で本画像PIから検出された顔の笑顔評価値Uを算出する。なお、制御部7は、本画像PI及び笑顔評価値Uを表示部11に表示しても良い。また、制御部7は、笑顔評価値Uの数値を表示する代わりに、笑顔評価値Uのレベル表示を行っても良い。
ステップS107で、制御部7は、笑顔評価値Tをメモリ12から読み出す。
ステップS108で、制御部7は、画像処理部6を制御して、ステップS107で読み出した笑顔評価値Tに基づいて、本画像PIを補正する。以下、補正後の本画像PIを本画像PI’とし、本画像PI’の笑顔評価値を笑顔評価値U’とする。ここで、画像処理部6は、笑顔評価値U’と笑顔評価値Tとの差の絶対値が、笑顔評価値Uと笑顔評価値Tとの差の絶対値よりも小さくなるように、本画像PIを補正する。これにより、本画像PI’は、本画像PIよりもユーザの好みに近い笑顔画像となると共に、過度の補正のため、本画像PI’における被写体の笑顔が不自然になることを防ぐことができる。
例えば、笑顔評価値Tを85点とする。また、笑顔評価値Uを40点とする。この場合、画像処理部6は、40点<笑顔評価値U’≦100点となるように、本画像PIを補正する。このとき、笑顔評価値U’が笑顔評価値T、つまり85点と同等になるように補正することが最も望ましいが、少なくとも85点に近づきさえすれば、改善効果が期待できる。
次に、制御部7は、ステップS105でバッファメモリ5に記憶した本画像PIの眉、目、口の各領域を構成する画素の位置情報を読み出す。また、制御部7は、笑顔評価基準テーブルから、補正後の眉、目、口の評価値にそれぞれ対応する角度情報を読み出す。そして、画像処理部6は、読み出した前記位置情報及び角度情報に基づき、座標変換及び補間演算を行い、本画像PIの眉、目、口の形状を変更して、本画像PI’を作成する。この時、眉又は目については、評価値が高いほど、眉尻又は目尻が下がり、口については、評価値が高いほど、口角が上がる。
なお、笑顔評価基準テーブルに角度情報だけでなく、各構成要素の形状を記録した基準画像を格納しておいても良い。例えば、眉、目については、眉尻又は目尻が下がっている基準画像ほど高い評価値を対応付ける。また、口については、口角が上がっている基準画像ほど高い評価値を対応付ける。そして、画像処理部6は、笑顔評価値U’に対応する眉、目、口の基準画像に基づいて、本画像PIの眉、目、口の形状を変更し、本画像PI’を作成しても良い。
ステップS109で、制御部7は、本画像PI’及び笑顔評価値U’を表示部11に表示する。これにより、ユーザは、本画像PI’の出来映えを確認することができる。
ステップS110で、制御部7は、ユーザから十字キー15を介して、本画像PI’を記録するか否かの選択を受け付ける。記録する場合(ステップS110の判定がYESとなる場合)には、ステップS111に進む。一方、記録しない場合(ステップS110の判定がNOとなる場合)には、ステップS108に戻り、所望の笑顔となる本画像PI’が得られるまで補正を繰り返す。
ステップS111で、制御部7は、本画像PI’を画像ファイルとして記録媒体17に記録し、一連の処理を終了する。なお、制御部7は、本画像PI’とともに、笑顔評価値U’をタグなどの情報として画像ファイル内に記録することが好ましい。また、制御部7は、本画像PI’及び笑顔評価値U’とともに、本画像PI及び笑顔評価値Uを記録しても良い。
なお、第1実施形態では、ベストスマイル画像21の被写体と、撮像時の被写体とが同一人物である例を示したが、同一人物でなくても良い。ベストスマイル画像21の被写体と、撮像時の被写体とが同一人物でない場合は、同一人物である場合に比べて、笑顔の質の面では及ばないものの、改善効果は期待できる。また、被写体を変更して撮像する度にベストスマイル画像の登録を行う必要がないため、ユーザにとって撮像が簡単になる。
また、ベストスマイル画像21の被写体と、撮像時の被写体とが同一人物であるか否かによって、補正するか否かを決定しても良い。この場合、ステップS105の後で、顔識別部10は、本画像PIの被写体と、ベストスマイル画像21の被写体とが一致するか否かを判定する。そして、一致しないと判定された場合には、ステップS106以降の処理を行わない構成にしても良い。
また、第1実施形態では、ステップS104で取得した本画像PIに対して、ステップS108で補正する例を示したが、これに限らない。例えば、ステップS104で所望の笑顔となる本画像PIが得られない場合のみ、補正する構成にしても良い。この場合、制御部7は、ステップS104の後で、所望の笑顔となる本画像PIが得られたか否かを判定する。そして、所望の笑顔となる本画像PIが得られた場合には、ステップS105からステップS110までの処理を行うことなく、ステップS111で本画像PIを記録する。一方、所望の笑顔となる本画像PIが得られなかった場合には、ステップS105からステップS111までの処理を行えば良い。これにより、所望の笑顔画像がより容易に得られるようになる。
また、ステップS103で笑顔が検出されず、ステップS104で本画像PIが取得されない場合がある。そこで、ステップS101で笑顔モードを開始してから、所定の時間が経過すると、ステップS103における笑顔検出レベルを自動的に下げる構成にしても良い。これにより、ユーザが電子スチルカメラ1を構えているにもかかわらず、撮像できないという状態を回避しやすくなる。なお、笑顔検出レベルを下げると、笑顔評価値が低い本画像PIが取得される可能性が高くなるが、その後、画像処理部6により補正されるので、最終的な本画像PI’の出来映えに関しては問題ない。
また、事前登録するベストスマイル画像数は、1つでも複数でも良い。事前登録するベストスマイル画像数が少ないほど、メモリ12に占める容量を節約することができる。また、ベストスマイル画像数が多いほど、様々なバリエーションの笑顔画像を作成することができる。
ここで、メモリ12に、ベストスマイル画像として複数の画像が記憶されている場合に、制御部7が補正の基準とするベストスマイル画像を選択する手順について説明する。例えば、制御部7は、自動的に複数の画像からいずれか一枚を選択するか、或いはユーザの指示に基づいて複数の画像からいずれか一枚を選択する。自動的に選択する場合、制御部7は、笑顔評価値が最も高い画像をベストスマイル画像として選択する。笑顔評価値が最も高い画像は、一般的に、好ましい笑顔画像である可能性が高いからである。
次に、ユーザの指示に基づいて選択する場合、制御部7は、複数の画像のサムネイル画像一覧を表示部11に表示する。そして、制御部7は、ユーザから十字キー15を介して、いずれかのサムネイル画像の選択を受け付け、選択されたサムネイル画像に対応する画像をベストスマイル画像とする。これにより、ユーザの主観的な基準、いわゆる好みでベストスマイル画像を選択することができる。
また、第1実施形態では、「人物登録モード」において、ベストスマイル画像を取得する例を示したが、これに限らない。例えば、記録媒体17に記録された画像からベストスマイル画像を選択しても良い。記録媒体17に複数の画像が記録されている場合には、上述したように、制御部7は、自動的に記録媒体17に記録された画像から一枚を選択するか、或いはユーザの指示に基づいて複数の画像から一枚を選択すれば良い。
以上説明したように、第1実施形態の電子スチルカメラ1は、ベストスマイル画像の笑顔評価値に基づいて、本画像における顔を補正する。したがって、第1実施形態の電子スチルカメラ1によれば、所望の笑顔画像を得ることができる。
また、第1実施形態の電子スチルカメラ1は、被写体の笑顔を識別して自動的に本画像を取得するため、シャッターチャンスを逃すおそれをなくすことができる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、撮像時に本画像における顔を補正する例を示した。第2実施形態では、再生時に記録媒体17に記録された本画像における顔を補正する例を示す。また、第1実施形態では、予め人物登録モードにおいて、ベストスマイル画像を取得する例を示した。第2実施形態では、記録媒体17に記録された画像からベストスマイル画像を選択する例を示す。ここで、以下の実施形態における電子スチルカメラ1の構成は、図1に示す第1実施形態の電子スチルカメラ1と共通するので重複説明は省略する。
図4は、第2実施形態の電子スチルカメラ1における再生時の制御部7の動作を示すフローチャートである。なお、便宜上、1人の人物を撮像した画像を前提として説明する。
ステップS201で、制御部7は、再生モードを開始する。例えば、制御部7は、表示部11にレタッチ機能に関する複数の項目及び「ベストスマイルレタッチ」の項目が表示されたメニュー画像41を表示する(図5(1)参照)。ここで、「ベストスマイルレタッチ」は、記録された本画像がベストスマイル画像に近づくように補正する機能を示す項目である。
ステップS202で、制御部7は、ユーザから十字キー15を介して、「ベストスマイルレタッチ」の項目の選択を受け付ける。なお、制御部7は、「ベストスマイルレタッチ」の項目が選択された場合に「ベストスマイル画像に基づいて、笑顔に加工します。ちょっと硬い表情などの人物も、楽しい笑顔の写真になります。」等の説明を表示部11に表示しても良い。
ステップS203で、制御部7は、記録媒体17の画像ファイル内に記録されたタグなどの情報から笑顔評価値を読み出し、笑顔評価値が閾値以上である画像を笑顔画像として読み出す。そして、制御部7は、図5(2)に示すように、読み出した画像に対応するサムネイル画像の一覧を表示部11のサムネイル画像表示領域42に表示する。また、制御部7は、「ベストスマイル画像を選択して下さい。」等のメッセージを表示部11に表示する。なお、笑顔評価値が記録媒体17に記録されていない場合には、顔検出部8は、記録媒体17に記録された画像から顔を検出する。そして、表情識別部9は、顔検出部8が検出した顔から表情を識別し、笑顔画像を読み出す。
ステップS204で、制御部7は、ユーザから十字キー15を介して、ステップS203で表示したサムネイル画像の一覧からいずれかの画像の選択を受け付ける。そして、制御部7は、選択されたサムネイル画像に対応する画像をベストスマイル画像とする。これにより、ユーザの主観的な基準、いわゆる好みでベストスマイル画像を選択することができる。
ステップS205で、制御部7は、ステップS203と同様の処理を行い、笑顔画像に対応するサムネイル画像の一覧を表示部11のサムネイル画像表示領域42に表示する(図5(3)参照)。また、制御部7は、「補正したい画像を選択して下さい。」等のメッセージを表示部11に表示する。
ステップS206で、制御部7は、ユーザから十字キー15を介して、ステップS205で表示したサムネイル画像の一覧からいずれかの画像の選択を受け付ける。そして、制御部7は、選択されたサムネイル画像に対応する画像を補正対象画像とする。
ステップS207〜S210は、図3のステップS108〜S111にそれぞれ対応するため、重複説明を省略する。図5(4)は、ステップS209における表示部11の表示例を示す図である。
なお、第2実施形態では、ステップS204で、ユーザから十字キー15を介して、ベストスマイル画像の選択を受け付ける例を示したが、これに限らない。例えば、制御部7は、自動的に記録媒体17に記録された複数の画像からいずれかを選択しても良い。例えば、制御部7は、記録媒体17の画像ファイル内に記録されたタグなどの情報から笑顔評価値を読み出し、笑顔評価値が最も高い画像をベストスマイル画像とする。笑顔評価値が最も高い画像は、一般的に、好ましい笑顔画像である可能性が高いからである。この場合、ユーザがベストスマイル画像を選択する操作を省略することができる。
また、ステップS203では、笑顔評価値が閾値以上である笑顔画像のサムネイル画像の一覧を表示部11に表示したが、これに限らない。例えば、制御部7は、まず、ユーザから十字キー15を介して、笑顔評価値の数値や、大笑い、微笑み等のキーワードの入力を受け付ける。そして、制御部7は、入力された数値や、キーワードに応じて、記録媒体17に記録された画像を抽出し、抽出した画像のサムネイル画像の一覧を表示部11に表示する。もしくは、制御部7は、笑顔評価値に応じて予め記録媒体17に記録された画像を分類し、分類した画像のサムネイル画像の一覧を表示部11に表示する。その後、制御部7は、再びユーザから十字キー15を介して、いずれかのサムネイル画像の選択を受け付ける構成にしても良い。これにより、ユーザは、容易にベストスマイル画像を選択することができる。
以上説明したように、第2実施形態の電子スチルカメラ1は、ベストスマイル画像の笑顔評価値に基づいて、記録媒体17に記録した本画像における顔を補正する。したがって、第2実施形態の電子スチルカメラ1によれば、第1実施形態と同様に、所望の笑顔画像を得ることができる。
(実施形態の補足)
第1実施形態及び第2実施形態では、電子スチルカメラの例を示したが、これに限らない。例えば、コンピュータに搭載されるプログラムに、第1実施形態及び第2実施形態における笑顔評価値を算出する手順及び眉、目、口の形状を補正する手順に示す機能を備えることも可能である。この場合、予め画像処理プログラムを記録媒体に格納しておき、コンピュータに接続した後に、この画像処理プログラムを実行させるか、または、インストールさせることが可能である。
第1実施形態及び第2実施形態では、笑顔評価値を算出するために眉、目、口の形状に関する評価値を算出する例を示したが、これに限らず、笑顔と相関性を有する構成要素であれば、いかなる構成要素も使用できる。
第1実施形態におけるベストスマイル画像の登録時において、図2では、笑顔評価値T(符号22)を表示部11に表示する例を示したが、これに限らない。例えば、眉、目、口の評価値を個々に表示しても良い。
第1実施形態のステップS108では、笑顔評価値U’と笑顔評価値Tとの差の絶対値が、笑顔評価値Uと笑顔評価値Tとの差の絶対値よりも小さくなるように、本画像PIを補正する例を示したが、これに限らない。例えば、本画像PI’の各評価値と、ベストスマイル画像21の各評価値との差の絶対値が、本画像PIの各評価値と、ベストスマイル画像21の各評価値との差の絶対値よりも、それぞれ小さくなるように個別に補正する。これにより、より精度の高い補正が可能になる。
例えば、ベストスマイル画像21の各評価値を、眉:30点、目:20点、口:35点とする。また、本画像PIの各評価値を、眉:15点、目:15点、口:10点とする場合、本画像PI’の各評価値が、それぞれ下記の不等式を満たすように補正する。
15点<補正後の眉の評価値<45点
15点<補正後の目の評価値<25点
10点<補正後の口の評価値<60点
このときも、本画像PI’の各評価値が、ベストスマイル画像21の各評価値とそれぞれ同等になるように補正することが最も好ましいが、少なくともベストスマイル画像21の各評価値にそれぞれ近づきさえすれば、改善効果が期待できる。また、第2実施形態のステップS207においても同様にしても良い。
第1実施形態のステップS108では、笑顔評価値Uが笑顔評価値Tより低い例を示したが、これに限らず、笑顔評価値Uが笑顔評価値Tより高い場合にも適用できる。これにより、本画像における被写体が笑い過ぎている場合に、所望の笑顔に補正することができる。また、第2実施形態のステップS207においても同様に適用できる。
第1実施形態のステップS108では、ベストスマイル画像の笑顔評価値に近づけるために、眉、目、口を補正する例を示したが、これに限らない。例えば、眉、目、口の少なくともいずれか一つの形状だけ補正しても良い。また、第2実施形態のステップS207においても同様に適用できる。
第1実施形態のステップS108では、本画像PIの眉、目、口の角度情報に基づいて、それぞれの形状を補正する例を示したが、これに限らない。例えば、本画像PIの眉、目、口の位置情報に基づいて、それぞれの形状を補正しても良い。以下、目尻及び目頭の座標を用いる場合を例に挙げて説明する。例えば、目頭に対する目尻の座標を基準座標として予めメモリ12に記録しておく。なお、目頭と目尻とを結んだときに、目尻が下がっている直線であれば、笑顔であると言える。また、目頭と目尻とを結ぶ直線の傾きが大きいほど、目尻が下がるため、笑顔評価値は高くなる。ステップS108において、制御部7は、本画像PIにおける被写体の目頭及び目尻の2点の座標を求める。例えば、笑顔評価値を上げたい場合、画像処理部6は、基準座標に基づいて、目尻が下がるように、目尻の座標転換を行う。なお、眉、口に関しても同様に適用できる。また、第2実施形態のステップS207においても同様に適用できる。
第1実施形態のステップS108では、本画像PIの各構成要素の形状を変更することにより本画像PI’を作成する例を示したが、各構成要素を置き換えても良い。例えば、予めメモリ12に、形状の異なる各構成要素の基準画像と評価値とを対応付けたテーブルを記憶しておく。そして、画像処理部6は、本画像PIの各構成要素の評価値よりも、ベストスマイル画像の各構成要素の評価値に近い評価値に対応する各構成要素の基準画像を用いて、本画像PIの各構成要素を置換する。さらに、予めメモリ12に、ベストスマイル画像から抽出された各構成要素と、各構成要素の評価値とを対応付けたテーブルを記憶しておいても良い。そして、画像処理部6は、本画像PIにおける各構成要素と、テーブルに記憶された各構成要素とを置換しても良い。また、第2実施形態のステップS207においても同様に適用できる。
第1実施形態のステップS108で画像補正を行う例を示したが、必ずしもステップS108で画像補正を行う必要はない。例えば、ステップS108以降の処理を行わなくても良い。
第2実施形態では、ベストスマイル画像に近づくように補正する例を示したが、必ずしもベストスマイル画像である必要はない。例えば、怒り顔の画像や泣き顔の画像などでも良い。
第2実施形態のステップS205では、笑顔画像に対応するサムネイル画像の一覧を表示する例を示したが、これに限らない。例えば、笑顔評価値に拘わらず、人物の顔が含まれる画像に対応するサムネイル画像の一覧を表示しても良いし、笑顔評価値が閾値より小さい画像、すなわち笑顔でない画像に対応するサムネイル画像の一覧を表示しても良い。
第1実施形態及び第2実施形態では、1人の人物を撮像するシーンを説明したが、複数の人物が含まれるシーンを撮像する場合であっても、事前登録された被写体ごとのベストスマイル画像の笑顔評価値に基づいて、それぞれの被写体に対して補正を行うことができる。
第1実施形態及び第2実施形態の笑顔モードにおいて、事前登録された被写体ごとに、本画像を取得する基準となる笑顔評価値を設定できる構成にしても良い。これにより、普段あまり笑わない人は、少し笑っただけでも笑顔と識別して自動的に本画像を取得するように設定することができる。
第1実施形態及び第2実施形態の電子スチルカメラ1において、集合写真のように複数の人物が含まれるシーンを撮像する場合に、事前登録された被写体の笑顔を優先して本画像を取得できる「登録人物優先」の機能を備えていても良い。
1…電子スチルカメラ、3…撮像素子、6…画像処理部、7…制御部、11…表示部、12…メモリ、13…操作部
特開2008−042319号公報

Claims (10)

  1. 第1画像から顔を検出する顔検出部と、
    笑顔を含み、前記第1画像とは異なる第2画像より得られた該笑顔の程度を示す笑顔評価値を基準評価値として、前記第1画像から検出された顔を前記基準評価値に基づいて補正する補正部と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記第1画像から検出された顔における笑顔の程度を示す笑顔評価値を算出する評価値算出部をさらに備え、
    前記補正部は、前記評価値算出部により算出された前記笑顔評価値が前記基準評価値に近づくように、前記第1画像から検出された顔を補正することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記第1画像から検出された顔における笑顔の程度を示す笑顔評価値を算出する評価値算出部をさらに備え、
    前記補正部は、前記評価値算出部により算出された前記笑顔評価値と前記基準評価値とが同一となるように、前記第1画像から検出された顔を補正することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記第2画像の笑顔の特徴量を示す特徴量情報を記憶する情報記憶部と、
    前記第1画像から検出された顔から抽出された特徴量と、前記情報記憶部に記憶された前記特徴量情報とが略一致するか否かを判定する顔識別部とをさらに備え、
    前記補正部は、前記顔識別部により前記第1画像から検出された顔の特徴量と前記特徴量情報とが略一致すると判定された場合に、前記第1画像から検出された顔を補正することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    前記第1画像から得られた前記笑顔評価値、前記補正部により補正された前記第1画像から得られた前記笑顔評価値、或いは前記基準評価値の少なくともいずれか一つを、数値表示、又はレベル表示する評価値表示部をさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
    複数の画像を記憶可能な画像記憶部と、
    前記画像記憶部に記憶された画像から前記第2画像として用いる画像を選択する画像選択部とをさらに備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6に記載の画像処理装置において、
    前記画像記憶部に記憶された画像から、笑顔が含まれる画像を抽出する画像抽出部をさらに備え、
    前記画像選択部は、前記画像抽出部により抽出された画像から前記第2画像として用いる画像を選択する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項7に記載の画像処理装置において、
    前記評価値算出部は、前記画像抽出部により抽出された画像における笑顔評価値を求め、
    前記画像選択部は、前記画像抽出部により抽出された画像のうち、前記評価値算出部により算出された笑顔評価値が最も高い画像を前記第2画像として選択することを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項6に記載の画像処理装置において、
    前記画像記憶部に記憶された画像から、笑顔が含まれる画像を抽出する画像抽出部と、
    前記画像抽出部により抽出された画像を一覧表示する画像表示部とをさらに備え、
    前記画像選択部は、前記画像表示部に表示された画像から前記第2画像として用いる画像を選択することを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像処理装置と、
    前記第1画像を取得する画像取得部とを備えることを特徴とする電子スチルカメラ。
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