JP2010193325A - プロトコル変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1553B通信プロトコルを用いるシステム機器とSpaceWire通信プロトコルを用いるシステム機器との間の通信を実現する。
【解決手段】SpaceWireサブシステム機器404に組み込まれた通信プロトコルコンバータ405が1553BプロトコルとSpaceWire通信プロトコルとの間でプロトコル変換を行うことにより、SpaceWireサブシステム機器404と1553Bサブシステム機器401等との間の通信が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、人工衛星や宇宙機等に搭載するシステム機器におけるプロトコル変換技術に関する。
図12、図13に示すように、人工衛星や宇宙機等に搭載するシステム機器は同一通信規格のデータバス装置をもつサブシステム機器で構成されている。
図12は、MIL−STD−1553B規格を用いるサブシステム機器間の通信を示し、図13は、SpaceWire規格を用いるサブシステム機器間の通信を示している。
図14に示すように、異なる通信規格のデータバス装置をもったサブシステム機器間ではデータ伝送は行えない。
データバス装置とは、各機器がデータを交換するための共通の経路を構成する為の装置を指す。
往年、宇宙用システム機器のデータバス規格としてMIL−STD−1553B規格(以下、1553Bと表記する)が用いられていたが、近年、SpaceWire規格(ECSS−E−50−12A規格2003年標準化)が用いられるようになった。
サブシステム機器とは、それ自身がシステムでありながら同時に他のシステムの一部でもある機器のことを示す。
人工衛星や宇宙機等に搭載するシステム機器は、通常、複数のサブシステム機器により構成されている。
なお、宇宙システム機器用ではない通信プロトコル間のプロトコル変換技術として、例えば、特許文献1に記載の技術がある。
特開2008−134774号公報
1553Bデータバス機器とSpaceWireデータバス機器は、機器間にて相互にデータ交換を行えないため、現在の宇宙用システム機器内のデータバスは、1553B、SpaceWire等の伝送規格のなかで1つの伝送規格に統一している。
すなわち、1553データバス機器とSpaceWireデータバス機器の設計資産を宇宙用システム機器内で共有できないので、新規バス設計によるコスト・開発期間・リスク等の増大といった課題がある。
本発明は、このような課題を解決することを主な目的の一つとしており、異なる通信プロトコルを用いるシステム機器間の通信を可能にすることを主な目的とする。
本発明に係るプロトコル変換装置は、
第1の宇宙システム機器に接続され、第1の宇宙システム機器用通信プロトコルを用いて前記第1の宇宙システム機器と通信する第1の通信部と、
第2の宇宙システム機器に接続され、第2の宇宙システム機器用通信プロトコルを用いる前記第2の宇宙システム機器と通信する第2の通信部と、
前記第1の通信部により受信されたデータ及び前記第2の通信部により受信されたデータの少なくともいずれかに対して、前記第1の宇宙システム機器用通信プロトコルと前記第2の宇宙システム機器用通信プロトコルとの間でプロトコル変換を行うプロトコル変換部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、異なる宇宙システム機器用通信プロトコル間のプロトコル変換を行うため、複数種の宇宙システム機器を共存させることが可能であり、複数種の宇宙システム機器を組み合わせて宇宙用システムを構築することができ、新規バス設計によるコスト・開発期間・リスク等の増大を回避することができる。
実施の形態1に係る構成例を示す図。 実施の形態2に係る構成例を示す図。 実施の形態3に係る構成例を示す図。 通信プロトコルコンバータでのデータ処理の経路をプロトコルレイヤ(OSI参照モデル)を用いて示した概念図。 電文フォーマット処理部とプロトコルの各レイヤにて行う、データ処理を示した概念図。 電文フォーマット処理部とプロトコルの各レイヤにて行う、データ処理を示した概念図。 通信プロトコルコンバータの機能ブロック図。 1553BプロトコルからSpaceWireプロトコルへのプロトコル変換の動作例を示す図。 SpaceWireプロトコルから1553Bプロトコルへのプロトコル変換の動作例を示す図。 1553BプロトコルからSpaceWireプロトコルへのプロトコル変換の動作例を示すフローチャート図。 SpaceWireプロトコルから1553Bプロトコルへのプロトコル変換の動作例を示すフローチャート図。 従来技術を説明する図。 従来技術を説明する図。 従来技術を説明する図。
実施の形態1.
図1は、主に1553Bサブシステム機器にて構成されているシステム機器に、通信プロトコルコンバータを用いて、SpaceWireサブシステム機器を組み込んだ際の構成例を示す。
図1に示す構成例では、1553Bデータバスであるサブシステム機器401、サブシステム機器402、サブシステム機器群403、SpaceWireデータバスであるサブシステム機器404、通信プロトコルコンバータ405から構成される。
以下、1553Bプロトコルを用いるサブシステム機器を第1の宇宙システム機器の例とし、SpaceWireプロトコルを用いるサブシステム機器を第2の宇宙システム機器の例として説明する。
図1では、通信プロトコルコンバータ405はサブシステム機器404内に組み込まれている。
通信プロトコルコンバータ405はプロトコル変換装置の例である。
サブシステム機器401からサブシステム機器404に送信された1553Bのデータは、通信プロトコルコンバータ405にてSpaceWireに準拠したデータに変換されて、サブシステム機器404に伝送される。
上記処理は、1553Bサブシステム機器群403にある他の1553Bサブシステム機器やサブシステム機器402からサブシステム機器404に送信された1553Bのデータについても、同様な処理を行うこととする。
サブシステム機器404からサブシステム機器402に送信されたSpaceWireのデータは、通信プロトコルコンバータ405にて1553Bに準拠したデータに変換されて、サブシステム機器402に伝送される。
上記処理は、サブシステム機器404から1553Bサブシステム機器群403にある他の1553Bサブシステム機器やサブシステム機器401に送信されたSpaceWireのデータについても、同様な処理を行うこととする。
実施の形態2.
図2に、主にSpaceWireサブシステム機器にて構成されているシステム機器に、通信プロトコルコンバータを用いて、1553Bサブシステム機器を組み込んだ際の構成例を示す。
図2に示す構成例では、SpaceWireデータバスであるサブシステム機器501、サブシステム機器502とサブシステム機器群503、1553Bデータバスであるサブシステム機器504、通信プロトコルコンバータ505から構成される。
図2では、通信プロトコルコンバータ505はサブシステム機器504内に組み込まれている。
通信プロトコルコンバータ505はプロトコル変換装置の例である。
サブシステム機器501からサブシステム機器504宛に送信されたSpaceWireのデータは、通信プロトコルコンバータ505にて1553Bに準拠したデータに変換されて、サブシステム機器504に伝送される。
上記処理は、SpaceWireサブシステム機器群503にある他のSpaceWireサブシステム機器やサブシステム機器502からサブシステム機器504に送信されたSpaceWireのデータについても、同様な処理を行うこととする。
サブシステム機器504からサブシステム機器502宛に送信された1553Bのデータは、通信プロトコルコンバータ505にてSpaceWireに準拠したデータに変換されて、サブシステム機器502に伝送される。
上記処理は、サブシステム機器504からSpaceWireサブシステム機器群503にある他のSpaceWireサブシステム機器やサブシステム機器501に送信された1553Bのデータについても、同様な処理を行うこととする。
実施の形態3.
図3に、通信プロトコルコンバータを組み込んだ中継機器、1553Bサブシステム機器、SpaceWireサブシステム機器にて構成されているシステム機器の構成例を示す。
図3に示す構成例では、中継機器601、中継機器制御用MPU602、SpaceWireデータバスであるサブシステム機器603、1553Bデータバスであるサブシステム機器604、通信プロトコルコンバータ605、606から構成される。
通信プロトコルコンバータ605、606及び中継機器制御用MPU602は中継機器601内に組み込まれている。
中継機器601は、通信プロトコル変換装置の例である。
サブシステム機器603からサブシステム機器604宛に送信されたSpaceWireのデータは、MPU602にて中継機器として求められた機能処理(本処理は中継機器の求められた仕様による。)を実施し、通信プロトコルコンバータ606にて1553Bに準拠したデータに変換されて、サブシステム機器604に伝送される。
サブシステム機器604からサブシステム機器603宛に送信された1553Bのデータは、MPU602にて中継機器601として求められた機能処理(本処理は中継機器601の求められた仕様による)を実施し、通信プロトコルコンバータ605にてSpaceWireに準拠したデータに変換されて、サブシステム機器603に伝送される。
上記処理は、中継機器601を介してデータ伝送を行う全てのサブシステム機器からのデータについても、同様な処理を行うこととする。
実施の形態4.
図4に、実施の形態1〜3の各々にて使用する、通信プロトコルコンバータでのデータの流れをOSI参照モデルを用いて示す。
1553B機器701からSpaceWire機器702に送信されたデータは、通信プロトコルコンバータ703の1553B準拠の物理層704、データリンク層705にて順次処理された後に、メモリ706に書込まれる。
メモリ706に書込まれたデータは、マネージメント部707からの読み出し命令に従い、電文フォーマット処理部708にてSpaceWire準拠ネットワーク層709に準拠したデータに変換される。
変換されたデータは、通信プロトコルコンバータ703のSpaceWire準拠のネットワーク層709、データリンク層710、物理層711にて順次処理された後に、SpaceWire機器702へ送信される。
SpaceWire機器702から1553B機器701に送信されたデータは、通信プロトコルコンバータ703のSpaceWire準拠の物理層711、データリンク層710、ネットワーク層709にて順次処理された後に、メモリ706に書込まれる。
メモリ706に書込まれたデータは、マネージメント部707からの読み出し命令に従い、電文フォーマット処理部708にて1553Bのデータリンク層705に準拠したデータに変換される。
変換されたデータは、通信プロトコルコンバータ703の1553B準拠のデータリンク層705、物理層704にて順次処理された後に、1553B機器701へ送信される。
マネージメント部707は送信先機器よりデータが送信されていないことを確認できたら、メモリ706より送信先機器宛のデータを読み出すこととする。
図5及び図6に、図4の各レイヤでの、データフォーマット(プロトコル)の一例を示す。
図5は、1553Bプロトコルの物理層とデータリンク層のデータフォーマットを示し、図6は、SpaceWireプロトコルの物理層、データリンク層及びネットワーク層のデータフォーマットを示す。
通信プロトコルコンバータ703に入力されたデータは、各レイヤにてデータのプロトコル整合性を確認する。
非整合の場合は、エラー種別にカウントアップ等を行い、データを破棄する。
整合が取れている場合は、次レイヤのデータフォーマットに変換して、次のレイヤにデータを渡す。
電文フォーマット処理部708ではメモリ706より読み込んだデータに、送信先機器の通信プロトコルに適合した情報を付加して、下位レイヤに渡す。
下位の各レイヤでは、プロトコルに準拠したフォーマットにデータを加工して、次レイヤに渡す。
データは、物理レイヤより送信先機器へと伝送される。
図7に、通信プロトコルコンバータ901の機能ブロック図を示す。
機能ブロックは電源部902、CLK部903、制御部904、メモリ905、TTLインターフェース部906、パケット処理部907、パケット変換部908、フレーム処理部909、フレーム変換部910、1553B受信部911、1553B送信部912、SpaceWire受信部913、SpaceWire送信部914等にて構成される。
パルストランス、コネクタ等は通信プロトコルコンバータ901の周辺部品として必要な場合に実装されるものとする。
なお、1553B受信部911及び1553B送信部912が第1の通信部の例に相当し、SpaceWire受信部913及びSpaceWire送信部914が第2の通信部の例に相当する。
また、パケット処理部907、パケット変換部908、フレーム処理部909及びフレーム変換部910がプロトコル変換部の例に相当する。
電源部902は、通信プロトコルコンバータ901に供給される電源とコンバータ内の各機能ブロック部に供給する電圧/電流を管理する。
CLK部903は、通信プロトコルコンバータ901内の各機能ブロックを動作させる為の、CLK信号を生成・供給する。
制御部904は、メモリ905、TTLインターフェース部906と各機能ブロック部間でのデータ渡しを制御する。
メモリ905は、パケット処理部907、又はフレーム処理部909にて処理されたデータを保管する。
TTLインターフェース部906は、外部に拡張用メモリや通信プロトコルコンバータ901を制御する機能拡張用MPU等との接続を行う為のインターフェースとする。
パケット処理部907は、フレーム処理部909より渡されるデータ内容が、SpaceWireネットワークレイヤに準拠しているか判定を行う。
準拠していない場合は、エラーカウントアップ等を行いデータを破棄する。
準拠している場合は、データをメモリ905に書込む。
パケット変換部908はメモリ905より読み出したデータを、SpaceWireネットワーク層に準拠する形式に変換して、フレーム変換部910に変換データを渡す。
フレーム処理部909は、1553B受信部911より渡されるデータの場合、1553Bデータリンク層に準拠しているか判定を行う。
準拠していない場合は、エラーカウントアップ等を行いデータを破棄する。
準拠している場合は、データをメモリ905に書込む。
また、SpaceWire受信部913より渡されるデータの場合は、SpaceWireデータリンク層に準拠しているか判定を行う。
準拠していない場合は、エラーカウントアップ等を行いデータを破棄する。
準拠している場合は、SpaceWireネットワーク層に準拠する形式に変換して、データをパケット処理部907に渡す。
フレーム変換部910は、メモリ905より読み出したデータを1553Bデータリンク層に準拠する形式に変換して、1553B送信部912にデータを渡す。
また、フレーム変換部910は、パケット変換部908から入力したデータをSpaceWireデータリンク層に準拠する形式に変換してSpaceWire送信部914に渡す。
1553B受信部911は、1553B機器より送信されたデータを受信して、1553B物理層に準拠しているか判定を行う。
準拠していない場合は、エラーカウントアップ等を行いデータを破棄する。
準拠している場合は、フレーム処理部909に1553Bデータリンク層に準拠する形式に変換して、データを渡す。
1553B送信部912は、フレーム変換部910より渡されたデータを1553B物理層に準拠する形式に変換して、送信先1553B機器に変換データを伝送する。
SpaceWire受信部913は、SpaceWire機器より送信されたデータを受信して、SpaceWire物理レイヤに準拠しているか判定を行う。
準拠していない場合は、エラーカウントアップ等を行いデータを破棄する。
準拠している場合は、SpaceWireデータリンク層に準拠する形式に変換して、フレーム処理部909にデータを渡す。
SpaceWire送信部914は、フレーム変換部910より渡されたデータをSpaceWire物理層に準拠する形式に変換して、送信先SpaceWire機器に変換データを伝送する。
以上の構成を前提にして、1553B受信部911から受信したデータをSpaceWireプロトコルのデータに変換して、SpaceWire送信部914から送信する際の動作例を図8及び図10を用いて説明する。
まず、1553B受信部911が1553Bサブシステム機器915からのデータを受信し、受信したデータが1553B物理層に準拠しているかの判定を行い(S101)、準拠している場合は、1553B受信部911が受信データを1553Bデータリンク層に準拠するように変換し(S102)、変換後のデータをフレーム処理部909に渡す。
一方、受信データが1553B物理層に準拠していない場合は、エラーカウントアップ等を行いデータを破棄する。
次に、フレーム処理部909が、1553B受信部911からデータを入力するとともに、入力したデータが1553Bデータリンク層に準拠しているかの判定を行う(S103)。
準拠している場合は、データをメモリ905に書込む(S104)。
一方、準拠していない場合は、エラーカウントアップ等を行いデータを破棄する。
次に、パケット変換部908が、メモリ905からデータを読み出すとともに、読み出したデータを、SpaceWireネットワーク層に準拠する形式に変換して、フレーム変換部910に変換データを渡す(S105)。
次に、フレーム変換部910が、パケット変換部908からデータを入力するとともに、入力したデータをSpaceWireデータリンク層に準拠する形式に変換してSpaceWire送信部914に渡す(S106)。
最後に、SpaceWire送信部914が、フレーム変換部910からデータを入力するとともに、入力したデータをSpaceWire物理層に準拠する形式に変換して、送信先のSpaceWireサブシステム機器916に変換データを伝送する。
次に、SpaceWire受信部913から受信したデータを1553Bプロトコルのデータに変換して、1553B送信部912から送信する際の動作例を図9及び図11を用いて説明する。
まず、SpaceWire受信部913が、SpaceWireサブシステム機器916より送信されたデータを受信して、受信データがSpaceWire物理レイヤに準拠しているかの判定を行う(S201)。
準拠していない場合は、エラーカウントアップ等を行いデータを破棄する。
一方、準拠している場合は、SpaceWire受信部913は、受信データをSpaceWireデータリンク層に準拠する形式に変換して、フレーム処理部909にデータを渡す(S202)。
次に、フレーム処理部909が、SpaceWire受信部913からデータを入力し、入力したデータがSpaceWireデータリンク層に準拠しているかの判定を行う(S203)。
準拠していない場合は、エラーカウントアップ等を行いデータを破棄する。
一方、準拠している場合は、フレーム処理部909は、データをSpaceWireネットワーク層に準拠する形式に変換して、変換後のデータをパケット処理部907に渡す(S204)。
次に、パケット処理部907が、フレーム処理部909からデータを入力するとともに、入力したデータが、SpaceWireネットワーク層に準拠しているかの判定を行う(S205)。
準拠していない場合は、エラーカウントアップ等を行いデータを破棄する。
一方、準拠している場合は、パケット処理部907は、データをメモリ905に書込む(S206)。
次に、フレーム変換部910が、メモリ905よりデータを読み出すとともに、読み出したデータを1553Bデータリンク層に準拠する形式に変換して、変換後のデータを1553B送信部912に渡す(S207)。
最後に、1553B送信部912が、フレーム変換部910からデータを入力し、入力したデータを1553B物理層に準拠する形式に変換して、送信先である1553Bサブシステム機器915に変換後のデータを伝送する(S208)。
実施の形態1〜4に示すように、プロトコルコンバータは、1553BプロトコルとSpaceWireプロトコルの間のプロトコル変換を行うことで、1553Bサブシステム機器とSpaceWireサブシステム機器を共存させることが可能であり、1553Bサブシステム機器とSpaceWireサブシステム機器とを組み合わせて宇宙用システムを構築することができ、新規バス設計によるコスト・開発期間・リスク等の増大を回避することができる。
以上、実施の形態1〜4では、通信プロトコルMIL−STD−1553BとSpaceWire(ECSS−E−50−12A)間での通信を可能とする通信プロトコルコンバータを説明した。
また、上記プロトコル変換を集積回路で行う事で軽量・部品点数削減・設計負荷軽減等の効果が得られるようにしてもよい。
また、上記コンバータに1553BデータバスとSpaceWireデータバスを物理的に接続することが可能である。
また、上記コンバータのTTLレベル信号(汎用電気信号)等のインターフェースに外部MPU(Micro Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、RAM(Random Access Memory)等を接続することが可能である。
901 通信プロトコルコンバータ、902 電源部、903 CLK部、904 制御部、905 メモリ、906 TTLインターフェース部、907 パケット処理部、908 パケット変換部、909 フレーム処理部、910 フレーム変換部、911 1553B受信部、912 1553B送信部、913 SpaceWire受信部、914 SpaceWire送信部、915 1553Bサブシステム機器、916 SpaceWireサブシステム機器。

Claims (4)

  1. 第1の宇宙システム機器に接続され、第1の宇宙システム機器用通信プロトコルを用いて前記第1の宇宙システム機器と通信する第1の通信部と、
    第2の宇宙システム機器に接続され、第2の宇宙システム機器用通信プロトコルを用いる前記第2の宇宙システム機器と通信する第2の通信部と、
    前記第1の通信部により受信されたデータ及び前記第2の通信部により受信されたデータの少なくともいずれかに対して、前記第1の宇宙システム機器用通信プロトコルと前記第2の宇宙システム機器用通信プロトコルとの間でプロトコル変換を行うプロトコル変換部とを有することを特徴とするプロトコル変換装置。
  2. 前記第1の通信部は、
    通信プロトコルMIL−STD−1553Bを用いる第1の宇宙システム機器に接続され、通信プロトコルMIL−STD−1553Bを用いて前記第1の宇宙システム機器と通信し、
    前記第2の通信部は、
    通信プロトコルSpaceWire(ECSS−E−50−12A)を用いる第2の宇宙システム機器に接続され、通信プロトコルSpaceWire(ECSS−E−50−12A)を用いて前記第2の宇宙システム機器と通信し、
    前記プロトコル変換部は、
    前記第1の通信部により受信されたデータ及び前記第2の通信部により受信されたデータの少なくともいずれかに対して、通信プロトコルMIL−STD−1553Bと通信プロトコルSpaceWire(ECSS−E−50−12A)との間でプロトコル変換を行うことを特徴とする請求項1に記載のプロトコル変換装置。
  3. 前記第1の通信部は、
    前記第1の宇宙システム機器から受信した受信データを通信プロトコルMIL−STD−1553Bのデータリンク層に準拠するように変換し、
    前記プロトコル変換部は、
    前記第1の通信部により変換された後のデータを入力し、入力したデータを通信プロトコルSpaceWire(ECSS−E−50−12A)のネットワーク層に準拠するように変換し、更に、変換後のデータを通信プロトコルSpaceWire(ECSS−E−50−12A)のデータリンク層に準拠するように変換し、
    前記第2の通信部は、
    前記プロトコル変換部により通信プロトコルSpaceWire(ECSS−E−50−12A)のデータリンク層に準拠するように変換された後のデータを入力し、入力したデータを通信プロトコルSpaceWire(ECSS−E−50−12A)の物理層に準拠するように変換し、変換後のデータを前記第2の宇宙システム機器に対して送信することを特徴とする請求項2に記載のプロトコル変換装置。
  4. 前記第2の通信部は、
    前記第2の宇宙システム機器から受信した受信データを通信プロトコルSpaceWire(ECSS−E−50−12A)のデータリンク層に準拠するように変換し、
    前記プロトコル変換部は、
    前記第2の通信部により変換された後のデータを入力し、入力したデータを通信プロトコルSpaceWire(ECSS−E−50−12A)のネットワーク層に準拠するように変換し、更に、変換後のデータを通信プロトコルMIL−STD−1553Bのデータリンク層に準拠するように変換し、
    前記第1の通信部は、
    前記プロトコル変換部により通信プロトコルMIL−STD−1553Bのデータリンク層に準拠するように変換された後のデータを入力し、入力したデータを通信プロトコルMIL−STD−1553Bの物理層に準拠するように変換し、変換後のデータを前記第1の宇宙システム機器に対して送信することを特徴とする請求項2又は3に記載のプロトコル変換装置。
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