JP2010185765A - 光パワー測定機能付き光心線判別装置 - Google Patents

光パワー測定機能付き光心線判別装置 Download PDF

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Abstract

【課題】外乱光による影響を受けることなく、暗い環境下で光ファイバをセットする際の作業性を改善することができる光パワー測定機能付き光心線判別装置を提供する。
【解決手段】光心線判別装置は、光ファイバを部分的に曲げて光信号を漏洩させるための湾曲部が形成された光心線判別用ヘッドと、光ファイバの端部を着脱可能に装着するためのレセプタを設けた光パワー測定用ヘッドと、光心線判別用ヘッド又は光パワー測定用ヘッドを着脱可能に装着する本体部10とを備える。本体部10は、光心線判別用ヘッドの湾曲部に嵌合する凹部が形成された先端部中央付近に第1の受光素子を保持すると共に、第1の受光素子の両側に第2の受光素子及び第3の受光素子を保持する受光素子保持部5と、受光素子保持部5を本体部10に対して相対移動させる操作レバー3と、光心線判別用ヘッド又は光パワー測定用ヘッドを照明する照明部2aとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信ケーブル等に利用される光ファイバ心線の光方向判別機能及び光パワー測定機能を備えた光パワー測定機能付き光心線判別装置に関する。
光ケーブルの敷設等において、ケーブル内に収納されている複数の光ファイバ心線の光損失をそれぞれ測定するために、光ファイバ心線を判別して特定する必要がある。光ファイバ心線の判別には、通常、光ケーブルの一方の端部から特定の光信号(例えば、270Hzの周波数に変調された光信号)を送出し、他方の端部側で受光素子により受光検出し、検出回路により判別を行う。
従来、上記光心線判別において、光ファイバ心線の光パワーを測定する場合、心線判別器(IDテスタ)及び光パワーメータの2種の測定機器が必要とされ、光パワーの測定に手間がかかる上に、コスト的にも高価なものとなっていた。
これに対して、特許文献1には、光パワー測定機能付き光心線判別装置が記載されている。この光心線判別装置は、光ファイバから光信号を漏洩させるための湾曲部が形成された光心線判別用ヘッドと、光ファイバを着脱可能に装着するレセプタ部を設けた光パワー測定用ヘッドと、いずれかのヘッドを着脱可能に装着する本体部とを備える。本体部は、湾曲部に嵌合する先端部中央付近に第1の受光素子を保持し、その両側に第2及び第3の受光素子を保持する受光素子保持部と、受光素子保持部を本体部に対して相対移動させる操作レバーとを備え、光心線判別用ヘッドを本体部に装着した場合、いずれか2つの受光素子を用いて光ファイバの漏洩光を検出して光方向を判別し、光パワー測定用ヘッドを本体部に装着した場合、第1の受光素子を用いて光ファイバと光学的に結合して光パワーを測定する。
特開2005−214663号公報
上記特許文献1に記載の光パワー測定機能付き光心線判別装置によれば、受光素子を3つ用いることにより、光心線における光方向判別機能及び光パワー測定機能を1つの装置で実現することができる。
しかしながら、光心線判別を行う際には、外乱光の影響を受けないようにするために暗い環境(明かりの無い環境)で行う必要がある。このため、作業性が非常に悪く、作業者が光ファイバを光心線判別用ヘッド(及び本体部)にセットする際に、ヘッド部分が見にくく光ファイバを誤った位置にセットしてしまい、正確な心線判別を行えない場合がある。また、光ファイバをヘッドと本体部に挟んでしまい断線させてしまう恐れがある。また、作業性をよくするために照明を点灯すると、照明の光が外乱光となって光ファイバに侵入し、光心線判別装置が正確に動作しないという問題がある。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、外乱光による影響を受けることなく、暗い環境下で光ファイバをセットする際の作業性を改善することができる光パワー測定機能付き光心線判別装置を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による光パワー測定機能付き光心線判別装置は、光ファイバを部分的に曲げて光信号を漏洩させるための湾曲部が形成された光心線判別用ヘッドと、光ファイバの端部を着脱可能に装着するためのレセプタを設けた光パワー測定用ヘッドと、光心線判別用ヘッド又は光パワー測定用ヘッドを着脱可能に装着する本体部とを備える。本体部は、光心線判別用ヘッドの湾曲部に嵌合する凹部が形成された先端部中央付近に第1の受光素子を保持すると共に、第1の受光素子の両側に第2の受光素子及び第3の受光素子を保持する受光素子保持手段と、受光素子保持手段を本体部に対して相対移動させる移動手段と、光心線判別用ヘッド又は光パワー測定用ヘッドを照明する照明手段とを備える。
本発明によれば、ヘッド部分を照明する照明手段を内蔵することにより、外乱光による影響を受けることなく、暗い環境下で光ファイバをセットする際の作業性を改善することができる。
本発明の第1の実施形態に係る光パワー測定機能付き光心線判別装置の外観の一例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る光パワー測定機能付き光心線判別装置の他の外観例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る光パワー測定機能付き光心線判別装置を説明するための図である。 装着されたヘッドに応じてモードを切り替えるモード切替手段の概要を説明するための図である。 本発明が適用される光心線判別装置の検出回路の構成例を示すブロック図である。 本発明が適用される光心線判別装置の検出回路の他の構成例を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光パワー測定機能付き光心線判別装置の外観の一例を示す斜視図である。図1(A)は光パワー測定機能付き光心線判別装置(以下、光心線判別装置という)の光心線判別用ヘッドを装着した状態を示す斜視図で、図1(B)は光心線判別装置の光心線判別用ヘッドを取り外した状態を示す斜視図である。図1(C)はヘッド装着状態におけるモード切替用スイッチ周辺の部分断面図である。図中、10は光心線判別装置の本体部、20は本体部10に対して着脱可能な光心線判別用ヘッドで、該光心線判別用ヘッド20は、本体部10側に突出する半円形状の湾曲部21を有し、湾曲部21には光ファイバを湾曲させて収納する案内溝(図示せず)が設けられている。
図1(A)及び(B)において、本体部10は、上部筐体1,下部筐体2,本体部10に対してスライド可能な移動手段に相当する操作レバー3,LCD等の表示部4,光心線判別用ヘッド20の湾曲部21に嵌合する半円形状の凹部が形成された受光素子保持手段に相当する受光素子保持部5を有している。受光素子保持部5には3つの受光素子が保持され、また遮光板6が一体的に設けられている。本体部10の先端部には、光心線判別用ヘッド20側に設けられた溝部22と嵌合するヘッド取付用突起部7,光心線判別用ヘッド20側(前方)に常時付勢されヘッド未装着の状態でヘッド取付用突起部7から一定量突起したモード切替用スイッチ8を備えている。ここで、溝部22及びヘッド取付用突起部7は例えば蟻溝構造とする。
受光素子保持部5は、操作レバー3を前方(図中矢印の方向)に押し出すことにより、操作レバー3に連動して遮光板6と共に本体部10に対して相対移動し、凹形状の先端部に保持する全ての受光素子が光心線判別用ヘッド20の湾曲部21に対向する位置で停止する。これにより、光心線判別装置は、動作状態となり光心線判別を行うことができる。
図1(B)に示す状態から、図1(A)に示すように、光心線判別用ヘッド20を本体部10に装着する場合、まず、光心線判別用ヘッド20の溝部22に、ヘッド取付用突起部7を本体部10の側面側から嵌入させ、光心線判別用ヘッド20を本体部10に対して平行(水平)方向にスライドさせて装着する。このとき、モード切替用スイッチ8は溝部22により本体部10側に押し込まれる。図1(C)に示すように、光心線判別用ヘッド20にはモード切替用スイッチ8の先端部を受ける凹部23が形成されており、モード切替用スイッチ8の先端部が凹部23に嵌入したとき、モード切替用スイッチ8が本体部10側に押し込まれた状態が解除される。これにより本体側のセンサ(後述)がOFFとなり、光心線判別用ヘッド20が装着されたことを認識し、光心線判別モードが自動的に設定される。
次に、光ファイバを光心線判別用ヘッド20の所定位置にセットした後に、操作レバー3を前方にスライド操作して、受光素子保持部5及び遮光板6を本体部10に対して相対移動させて動作状態とする。動作状態となったとき、外部光は遮光され、光心線判別用ヘッド20の湾曲部21によって曲げが付与された光ファイバからの漏洩光を少なくとも2つの受光素子により検出する。検出された漏洩光は、本体部10に設けられた検出回路により増幅、判別され、その結果は表示部4等に表示される。
上記構成の光心線判別装置の場合、ヘッド側が固定され、受光素子保持部側が移動する構成となっているため、動作状態にするときに光ファイバ側にテンションがかかる心配がなく、光ファイバの破損等を起こすことはない。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る光パワー測定機能付き光心線判別装置の他の外観例を示す斜視図である。図2(A)は光心線判別装置の光パワー測定用ヘッドを装着した状態を示す斜視図で、図2(B)は光心線判別装置の光パワー測定用ヘッドを取り外した状態を示す斜視図である。図2(C)はヘッド装着状態におけるモード切替用スイッチ周辺の部分断面図である。図中、30は本体部10に対して着脱可能な光パワー測定用ヘッドで、光パワー測定用ヘッド30は、光ファイバの端部を着脱可能に装着するためのレセプタ部31を中央付近に設けている。尚、本例における本体部10の構成は図1に示した本体部10の構成と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図2(A)及び(B)において、受光素子保持部5は、操作レバー3を前方(図中矢印の方向)に押し出すことにより、操作レバー3に連動して遮光板6と共に本体部10に対して相対移動して、凹部が形成された先端部中央付近に保持された受光素子(以下、第1の受光素子)が光パワー測定用ヘッド30のレセプタ部31に対向する位置(すなわち、レセプタ部31に装着された光ファイバの端部に対向する位置)で停止する。これにより、光心線判別装置は、光パワー測定を行うことができる光学構造となる。
図2(B)に示す状態から、図2(A)に示すように、光パワー測定用ヘッド30を本体部10に装着する場合、まず、光パワー測定用ヘッド30の溝部33に、ヘッド取付用突起部7を本体部10の側面側から嵌入させ、光パワー測定用ヘッド30を本体部10に対して平行(水平)方向にスライドさせて装着する。このとき、モード切替用スイッチ8は溝部33により本体部10側に押し込まれるが、図2(C)に示すように、光パワー測定用ヘッド30にはモード切替用スイッチ8の先端部を受ける凹部は形成されていないため、モード切替用スイッチ8は本体部10側に押し込まれたままの状態が維持される。このとき本体側のセンサ(後述)がONとなり、光パワー測定用ヘッド30が装着されたことを認識し、光パワー測定モードが自動的に設定される。
次に、光ファイバを光パワー測定用ヘッド30のレセプタ部31にセットした後に、操作レバー3を前方にスライド操作して、受光素子保持部5及び遮光板6を本体部10に対して相対移動させて動作状態とする。このとき、光パワー測定用ヘッド30は、光パワー測定用ヘッド30に設けられたロック/解除機構32により遮光板6にロックされ、本体部10との間で遮光空間を形成する。動作状態となったとき、外部光は遮光され、光パワー測定用ヘッド30のレセプタ部31に装着された光ファイバの光パワーを第1の受光素子により検出する。検出された光パワーは、本体部10に設けられた検出回路により増幅され、その結果は表示部4等に表示される。
本発明に係る光心線判別装置は、暗い環境(明かりの無い環境)で光心線判別等を行う際の作業性を改善することを目的とする。このための構成として、図1及び図2において、本体部10は、光心線判別用ヘッド20又は光パワー測定用ヘッド30を照明する照明手段に相当する照明部2aと、照明部2aをオン/オフするためのスイッチ手段に相当するスイッチ部1aとを備える。この照明部2aは、ヘッド部分を照明するための光源であり、ヘッド部分近傍に設けられ、受光素子保持部5の移動を妨害しないように配置される。このような条件を満たす照明部2aの配置例について下記に説明する。
図1(B)及び図2(B)に示すように、本体部10の一端には、受光素子保持部5が突出可能なように開口部が形成されており、この開口部内側の下面端部付近に照明部2aを設けるようにしてもよい。下面端部付近は、受光素子保持部5が本体部奥に引き込んだ状態(非動作状態)において、外部に露出している面であり、この面に照明部2aを埋め込むことで、受光素子保持部5の移動を妨げずに、ヘッド部分を照明することができる。なお、照明部2aの光源としては、本体部10に内蔵可能な小型のものであればよく、例えば、LED(発光ダイオード)などを好適に用いることができる。
光心線判別を行う場合、照明部2aは、光ファイバを光心線判別用ヘッド20の所定位置にセットする作業を行う間はオンにし、一方、セット完了後に光心線判別を行う間はオフにする必要がある。この照明部2aのオン/オフは、スイッチ部1aによりユーザが所望のタイミングで行うことができるが、これ以外にも、光心線判別用ヘッド20が装着されたことを検知したときに、照明部2aを自動的にオンにしてもよい。本体部10に光心線判別用ヘッド20が装着されたか否かは、前述のモード切替用スイッチ8により判定することができる。
そして、照明部2aがヘッド部分を照明した状態で光ファイバのセットが完了した後に、スイッチ部1aにより照明部2aの照明をオフしてもよいが、操作レバー3を前方にスライド操作して受光素子保持部5を移動させ動作状態を検知したときに、照明部2aの照明を自動的にオフするようにしてもよい。
上記では光心線判別用ヘッド20を例に説明したが、光パワー測定用ヘッド30により光パワー測定を行う場合も、上記と同様に照明部2aの照明を手動あるいは自動的にオン/オフすることができる。なお、光パワー測定の場合、光ファイバの端部をレセプタ部31に差し込んでセットすればよいため、光心線判別と比べて光ファイバのセット作業が容易である。このため、光パワー測定時には照明部2aのオン/オフを行わないようにしてもよい。具体的には、光心線判別用ヘッド20が装着されモード切替用スイッチ8により光心線判別モードが設定されたときのみ照明部2aをオンにすればよい。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係る光パワー測定機能付き光心線判別装置を説明するための図で、光心線判別用ヘッド20を装着した光心線判別装置の要部詳細例を示す。図3(A)は光心線判別用ヘッド20及び受光素子保持部5からなるヘッド周辺の構成例を示した図で、図3(B)は光心線判別用ヘッド20及び受光素子保持部5からなるヘッド周辺の構成の他の例を示した図である。図中、40は光ファイバ心線である。
本実施形態では、照明部2aが受光素子保持部5の光心線判別用ヘッド20に対向する面に設けられている。ここでは照明部2aを受光素子保持部5の両端に配置しているが、いずれか一端にのみ配置してもよい。
光心線判別装置の受光素子保持部5が移動して動作状態になると、第1の実施形態と同様に照明部2aの照明が自動的にオフされる。そして、光ファイバ心線40は本体部10の受光素子保持部5と光心線判別用ヘッド20の湾曲部21とにより挟まれた状態で固定される。
図3(A)に示すように、受光素子保持部5の先端部に形成された凹部には第1の受光素子(以下、PD1)と、その両側(図中左右)に第2の受光素子(以下、PD2)及び第3の受光素子(以下、PD3)が配設され、湾曲部21で曲げられた光ファイバ心線40に接近し、光ファイバ心線40からの漏洩光を受光検出する。光ファイバ心線40から漏洩する光レベルは、最初の曲りで検出される漏洩光が最も大きく、図中の光方向の場合、PD2>PD1>PD3となるため、いずれか2つの受光素子における漏洩光の光レベルを比較することで、光方向を検出することができる。尚、より正確な光方向の判定には、2つの受光素子における漏洩光の光レベルの差異が大きい方が好ましく、本実施形態ではPD2及びPD3の光レベルを検出するのが好ましい。しかし、PD1〜PD3の全ての光レベルを検出するようにしてもよい。
他の例として、変調光の場合は、漏洩光の光レベルの代わりに位相を検出して2つの受光素子の位相差を見てもよい。さらには、漏洩光の光レベル及び位相の両方を検出して方向判別を行ってもよい。これにより、より精度の高い光方向の判別が可能となる。
また、図3(B)において、受光素子保持部5の中央付近に配設されたPD1の受光面側に波長選択フィルタ9が着脱可能に装着されている。他の構成については図3(A)に示した構成と同様であるため、ここでの説明は省略する。
本例では、PD1の受光面側に波長選択フィルタ9を介して光ファイバ心線40の漏洩光を受光する。波長選択フィルタ9は、例えば、誘電体多層膜等の各種フィルタを用いることができる。この波長選択フィルタ9をPD1の受光面側に貼り付ける等の方法で配置することにより、湾曲部21の部分で漏洩する特定波長の光信号のみを検出することが可能となる。すなわち、波長多重通信においては、特定波長帯の光信号の有無を検出することができる。尚、波長選択フィルタを配置する受光素子は、PD2又はPD3であってもよく、また、PD1,PD2,PD3のいずれか複数に配置してもよい。
一般的に、信号伝達用の通信用光ファイバ心線には、光の伝送損失が少ない1.5μmあるいは1.3μmの波長帯が使用される。1.5μm波長が使用されている光ファイバ心線の場合、小径に曲げることは好ましくなく慎重な扱いを必要とするが、1.3μm波長が使用されている光ファイバ心線では、1.5μm波長の場合よりは、損失増が大きくなく、小径曲げに対して比較的ラフに扱うことができる。光ファイバ心線の敷設等に際してはこれらの特性を把握して光ファイバ心線を取り扱う必要があるが、使用する光ファイバ心線の波長帯が不明な場合等が想定される。このようなときに本発明の光心線判別装置を適用することもできる。これは、例えば、1.5μm以上の波長帯を通過させる波長選択フィルタを使用することで、1.5μm以上の光ファイバ心線かどうかを容易に判別することができる。すなわち、1.5μm以上の波長帯は通過させ、それ以下の波長帯を遮断するため、通過したものが1.5μm以上の光ファイバ心線であることがわかる。
また、例えば、PD2,PD3それぞれの受光素子の受光面側に波長範囲の異なる波長選択フィルタ9を設けてもよい。これにより、例えば、PD2とPD3で異なる波長を検出できるようになる。この場合、本体部10の検出回路側に異なる波長の検出切替を行う切替手段を備えるようにし、これにより、2つの異なる波長の光信号を判別し、また、その光信号の有無を調べることができる。尚、受光素子(PD)は、3つ以上設けてもよく、それぞれの受光素子に選択波長の異なる波長選択フィルタを配し、検出の切替えを行うことにより、波長多重化された光伝送線路の中から特定の波長帯の光信号を選択し、その光信号の有無を調べることもできる。
図4は、装着されたヘッドに応じてモードを切り替えるモード切替手段の概要を説明するための図である。図4(A)は装着前の光パワー測定用ヘッド30及び本体部10の状態を示した図で、図4(B)は装着後の光パワー測定用ヘッド30及び本体部10の状態を示した図である。本体部10には本体制御部10a及びセンサ制御部10bを備えている。本例では、光パワー測定用ヘッド30の溝部33の装着面は平行(水平)方向に平らな形状となっており、装着時には溝部33によってモード切替用スイッチ8の先端部が本体部10側に押し込まれる。これにより、本体側のセンサがONされ、センサ制御部10bが光パワー測定用ヘッド30が装着されたことを本体制御部10aの図示しないCPUに知らせ、光パワー測定モードに切り替える。
また、図1(B)に示したように、光心線判別用ヘッド20にはモード切替用スイッチ8の先端部を受ける凹部23が形成されており、モード切替用スイッチ8の先端部が凹部23に嵌入したとき、モード切替用スイッチ8が本体部10側に押し込まれた状態が解除され、本体側のセンサがOFFとなり、センサ制御部10bが光心線判別用ヘッド20が装着されたことを本体制御部10aの図示しないCPUに知らせ、光心線判別モードに切り替える。
尚、光心線判別用ヘッド20又は光パワー測定用ヘッド30を本体部10に装着する際、光心線判別用ヘッド20又は光パワー測定用ヘッド30側の装着面平行(水平)方向に突部を設け、本体部10側の装着面平行(水平)方向に溝部を設けるように構成してもよい。すなわち、光心線判別用ヘッド20又は光パワー測定用ヘッド30に設けた溝部22を突部とし、本体部10に設けたヘッド取付用突起部7を溝部として、上記と凹凸が逆となる構成としてもよい。この場合、例えば、光パワー測定用ヘッド30側にモード切替用の突起部を設けておき、モード切替用スイッチ8を押圧して本体側のセンサをONにしてもよい。
図5は、本発明が適用される光心線判別装置の検出回路の構成例を示すブロック図で、図中、11a〜11cはPD1,PD2,PD3からの電気信号を増幅する増幅部、12a〜12cは増幅部11a〜11cからの出力がアナログ信号の場合にデジタル信号に変換するA/D変換部、13は全体の制御を司るCPU、14は増幅部11a〜11cのゲインを制御するゲイン制御部、15は光パワー測定用ヘッド30の装着を検知する光パワー測定用ヘッドセンサ、16は例えば心線対照光を入力した際に鳴動するブザである。この光心線判別装置は、操作レバー3の操作に従って、心線対照(探索)装置、光方向判別装置、光パワー測定装置としての機能を実行し、その結果を表示部4に表示出力あるいはブザ16で通知する。
上記のように構成された光心線判別装置において実現される光方向判別機能及び光パワー測定機能について説明する。尚、ヘッドの取り付け方法は前述した通りとし、ここでの説明は省略する。まず、本体部10に光心線判別用ヘッド20が装着された場合、光心線判別モードが設定される。ここで、スイッチ部1aを用いずに照明部2aを自動的にオンする構成とした場合、CPU13が光心線判別モードの設定を検知すると、照明部2aの照明をオンに制御する。
そして、判別対象の光ファイバが光心線判別用ヘッド20にセットされた後に、CPU13が操作レバー3のスライド操作を検知すると、照明部2aの照明をオフに制御し、この光ファイバからの漏洩光をPD2及びPD3で受光し、PD2及びPD3によって受光した光信号を電気信号に変換し、その電気信号は増幅部11b及び11cに入力される。なお、照明部2aのオン/オフはスイッチ部1aにより手動で行うようにしてもよいことは言うまでもない。
増幅部11b及び11cは入力された電気信号をゲイン制御部14で制御されたゲインに基づいて増幅し、その増幅信号をA/D変換部12b及び12cを介してCPU13に入力する。CPU13は、入力された信号に基づいてPD2、PD3で検出された漏洩光の光レベルを比較し、その比較結果から光方向を判別し、判別結果を表示部4に表示出力する。尚、本例に限らず、PD1,PD2,PD3の全ての光レベルを見てもよいし、いずれか2つの光レベルを見てもよい。
本体部10に光パワー測定用ヘッド30が装着された場合、モード切替用スイッチ8が押圧されて光パワー測定用ヘッドセンサ15がONされ、光パワー測定モードが設定される。ここで、スイッチ部1aを用いずに照明部2aを自動的にオンする構成とした場合、CPU13が光パワー測定モードの設定を検知すると、照明部2aの照明をオンに制御する。
そして、測定対象の光ファイバが光パワー測定用ヘッド30のレセプタ部31にセットされた後に、CPU13が操作レバー3のスライド操作を検知すると、照明部2aの照明をオフに制御し、レセプタ部31に装着された光ファイバからの光をPD1で受光し、PD1によって受光した光信号を電気信号に変換し、その電気信号は増幅部11aに入力される。なお、光心線判別の場合と同様に、照明部2aのオン/オフはスイッチ部1aにより手動で行うようにしてもよい。
増幅部11aは入力された電気信号をゲイン制御部14で制御されたゲインに基づいて増幅し、その増幅信号をA/D変換部12aを介してCPU13に入力する。CPU13は、入力された信号に基づいてPD1で検出された光レベルに応じた光パワーを算出し、その算出結果を表示部4に表示出力する。この際、算出結果に応じた最適なレンジをゲイン制御部14に設定する。
尚、上記の光心線判別装置は、PD1〜PD3のいずれか1つを用いて心線対照光の判別(すなわち、IDテスタ)としての機能を備えているのは言うまでもない。
図6は、本発明が適用される光心線判別装置の検出回路の他の構成例を示すブロック図で、図中、17は位相差検出部である。その他の回路構成については図5に示した回路構成と同様であるため、ここでの説明は省略する。本例では、図5に示した回路構成に位相差検出部17を付加して、光方向判別において漏洩光のレベル差を見るのではなく、漏洩光の位相差を見るものとする。
まず、本体部10に光心線判別用ヘッド20が装着された場合、光心線判別モードが設定される。ここで、スイッチ部1aを用いずに照明部2aを自動的にオンする構成とした場合、CPU13が光心線判別モードの設定を検知すると、照明部2aの照明をオンに制御する。
そして、判別対象の光ファイバが光心線判別用ヘッド20にセットされた後に、CPU13が操作レバー3のスライド操作を検知すると、照明部2aの照明をオフに制御し、この光ファイバからの漏洩光をPD2及びPD3で受光し、PD2及びPD3によって受光した光信号を電気信号に変換し、その電気信号は増幅部11b及び11cに入力される。なお、図5の構成と同様に、照明部2aのオン/オフはスイッチ部1aにより手動で行うようにしてもよい。
増幅部11b及び11cは入力された電気信号をゲイン制御部14で制御されたゲインに基づいて増幅し、位相差検出部17は増幅部11b及び11cからの増幅信号から各PDの漏洩光の位相を検出してCPU13に入力する。CPU13は、入力された各PDの位相に基づいてPD2、PD3で検出された漏洩光の位相を比較し、その比較結果から光方向を判別し、判別結果を表示部4に表示出力する。なお、本例に限らず、PD1,PD2,PD3の全ての位相を見てもよいし、いずれか2つの位相を見てもよい。
このように、本発明によれば、ヘッド部分を照明する照明手段を内蔵することにより、外乱光による影響を受けることなく、暗い環境下で光ファイバをセットする際の作業性を改善することができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
1…上部筐体、1a…スイッチ部、2…下部筐体、2a…照明部、3…操作レバー、4…表示部、5…受光素子保持部、6…遮光板、7…ヘッド取付用突起部、8…モード切替用スイッチ、9…波長選択フィルタ、10…本体部、10a…本体制御部、10b…センサ制御部、11a〜11c…増幅部、12a〜12c…A/D変換部、13…CPU、14…ゲイン制御部、15…光パワー測定用ヘッドセンサ、16…ブザ、17…位相差検出部、20…光心線判別用ヘッド、21…湾曲部、22,33…溝部、23…凹部、30…光パワー測定用ヘッド、31…レセプタ部、32…ロック/解除機構、40…光ファイバ心線、41…光コネクタ付き心線又はコード。

Claims (5)

  1. 光ファイバを部分的に曲げて光信号を漏洩させるための湾曲部が形成された光心線判別用ヘッドと、光ファイバの端部を着脱可能に装着するためのレセプタを設けた光パワー測定用ヘッドと、前記光心線判別用ヘッド又は前記光パワー測定用ヘッドを着脱可能に装着する本体部とを備えた光パワー測定機能付き光心線判別装置であって、
    前記本体部は、前記光心線判別用ヘッドの湾曲部に嵌合する凹部が形成された先端部中央付近に第1の受光素子を保持すると共に、該第1の受光素子の両側に第2の受光素子及び第3の受光素子を保持する受光素子保持手段と、該受光素子保持手段を前記本体部に対して相対移動させる移動手段と、前記光心線判別用ヘッド又は前記光パワー測定用ヘッドを照明する照明手段とを備えていることを特徴とする光パワー測定機能付き光心線判別装置。
  2. 前記本体部の一端には、前記受光素子保持手段が突出可能なように開口部が形成され、
    前記照明手段は、前記開口部内側の下面端部付近に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の光パワー測定機能付き光心線判別装置。
  3. 前記照明手段は、前記受光素子保持手段の前記光心線判別用ヘッド又は前記光パワー測定用ヘッドに対向する面に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の光パワー測定機能付き光心線判別装置。
  4. 前記本体部は、前記照明手段をオン/オフするためのスイッチ手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光パワー測定機能付き光心線判別装置。
  5. 前記本体部は、前記光心線判別用ヘッド又は前記光パワー測定用ヘッドが装着されたことを検知すると、前記照明手段をオンし、該照明手段が前記光心線判別用ヘッド又は前記光パワー測定用ヘッドを照明した状態で、前記移動手段が前記受光素子保持手段を移動させたことを検知したときに、前記照明手段の照明をオフすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光パワー測定機能付き光心線判別装置。
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