JP2010185621A - 超小型燃焼装置用防風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃焼器に対する風の影響を極力防止し併せてそのような火炎の立ち消えを完全に防止するようにした超小型燃焼装置用の防風装置を提供する。
【解決手段】超小型燃焼装置用の防風装置(20)は、燃焼装置の燃焼器本体(21)を覆い、且つ燃焼器本体の吸気孔(23)及び排気孔(24)に整合して位置する開口部(25、26)を有するケース蓋(22)に装着され、互いに隔絶され且つ囲い壁(28)によって囲まれた吸気室(32)及び排気室(33)と、吸気室(32)に通ずる側方窓(30)及び排気室(33)に通ずる排気開口部(34)と、を有する防風ボックス(27)を含み、防風ボックス(27)が、排気開口部(34)を覆って該排気開口部から間隔を隔てて設けられた防風板(35)を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、暖房服に用いられる暖房機の超小型燃焼装置に関し、特にその防風装置に関する。
一般に、この種の超小型燃焼装置は、図1に示されているように、縦向きであって、上側に吸気孔1を、下側に排気孔2を有し、それらの間に、ノズル3を有するエゼクタ4及びその下流に有孔セラミックバーナ5を含む燃焼室6を有する燃焼器本体7を含む。ガスが、ガスボンベ8からノズル3を通してエゼクタ4に噴出されることにより、エゼクタ作用で大気から吸気孔1を通して空気を吸い込み、それによって、ガスと吸い込まれた空気とが混合して混合気を作る。混合気は、セラミックバーナ5の多数の孔9を通して燃焼室10に流入し、点火プラグ11による点火火花で着火し、セラミックバーナ面に火炎を形成して燃焼を維持する。燃焼による排気は、排気孔2を通して大気に放出される。参照番号12は、燃焼によって発生する熱によって加熱される熱負荷装置、例えばヒートポンプを指す。
燃焼室での燃焼を維持するためには、吸気孔及び排気孔が、風が吸気孔及び排気孔に侵入して火炎の吹き消しをもたらす風圧の影響を受けないことが重要である。そのため、吸気孔及び排気孔に直接風が侵入しないように防風板13、14をそれぞれ設ける必要がある。防風板は、吸気孔及び排気孔を完全に覆う大きさを有し、且つ孔の面より間隔をあけて設置され、間隙から吸気、排気が行われるようにする。しかし、この構成では、風が強いときには、斜め横方向からの風によって吸気孔及び排気孔が依然として風圧の影響を受けるため、火炎の吹き消しを完全に防止することはできなかった。
その解決策として考えられたのが、燃焼器本体表面に、吸気孔及び排気孔の面から間隔をあけて大きな共通の単一の防風板を設置することであった。完全ではないが、確かに風の影響を相当程度防止することができることが分かった。また、排気孔からの排気の大部分は、防風板と燃焼器本体の表面との間の空間から側方に確実に放出されることがわかった。しかし排気の一部が、防風板と燃焼器本体表面との間の空間を通って吸気孔に吸い込まれることがあり、そのため混合気中の酸素濃度が減少し、時として燃焼室での火炎の立ち消え現象が見受けられた。
本発明の目的は、燃焼器に対する風の影響を極力防止し併せてそのような火炎の立ち消えを完全に防止するようにした超小型燃焼装置用の防風装置を提供することにある。
本発明の上記の目的は、燃焼装置の燃焼器本体を覆い、且つ燃焼器本体の吸気孔及び排気孔に整合して位置する開口部を有するケース蓋に装着され、互いに隔絶され且つ周壁によって囲まれた吸気室及び排気室と、吸気室に通ずる側方窓及び排気室に通ずる排気開口部と、を有する防風ボックスを含み、防風ボックスが、排気開口部を覆って該排気開口部から間隔を隔てて設けられた防風板を有する、超小型燃焼装置用の防風装置を提供することによって達成される。
本発明によれば、防風ボックスの吸気室と排気室との隔絶は防風ボックスのほぼ中間に位置する仕切り壁によって果たされる。
本発明の他の実施形態では、排気室と吸気室との隔絶は、排気室を、排気孔に整合して位置する開口部から排気開口部まで延びる排気ダクトとして構成することによっても果たされる。
好ましくは、斜め側方から吸気室に侵入しようとする風を遮るために、庇が窓に隣接して防風ボックスの側縁から張り出して形成される。また、ケース蓋には、強風の際、側方窓を通して吸気室に、また排気開口部を通して排気室に侵入しようとする風をできるだけ遮るために微細目のメッシュ(金網)が側方窓を覆って、又防風板との隙間を覆って設けられるのがよい。
本発明の上記構成では、吸気孔への吸気は側方窓及び吸気室を通して行われ、排気は排気孔から排気室又は排気ダクト及び排気開口部を通して大気に放出することによって行われるが、吸気及び排気が風の影響を受けることがほとんどなく、また吸気室と排気室とが互いに隔絶されているため排気孔からの燃焼排気が、吸気孔に決して吸い込まれることがなく、したがって、混合気中の酸素の減少による燃焼火炎の立ち消え現象は全く起こらない。また防風ボックスの排気室に通じる排気開口部は、これに対峙した防風板で覆われているからむき出しの場合よりも風の影響をより少なくすることができる。
在来の超小型の燃焼装置の概略断面図である。 本発明による超小型燃焼装置に装着された蓋と防風ボックスの斜視図である。 図2の蓋と防風ボックスの長手方向断面図である。 本発明による防風ボックスの正面図である。 図4の防風ボックスの長手方向断面図である。 図4の6−6線における断面図である。
図2及び3を参照すると、本発明による防風装置20は、図1に示ものと同様の超小型の燃焼装置に適用される。燃焼装置は燃焼器本体21を含み、これを覆うケース蓋22が、燃焼器本体21の吸気孔23及び排気孔24にそれぞれ整合した開口部25及び26を有する。防風装置20は、吸気孔23及び排気孔24を覆うようになった大きさを有し、且つケース蓋22に固定して取り付けられた防風ボックス27を含む。ケース蓋22及びは防風ボックス27は、プラスチックでそれぞれ一体成型されるのが好ましい。防風ボックス27は、その周囲に囲い壁28を有し、且つ仕切り壁31によって互いに隔絶された吸気室32及び排気室33を有する。左右側壁部分29、29には吸気室32に通ずる側方窓30が形成されている。防風ボックス27には、また、その正面に、排気孔24からの燃焼排気を排気室33を通して大気に排出するための排気開口部34が設けられている。かくして、吸気孔23への吸気は側方窓30と通じる吸気室32を通して行われ、排気は排気孔24から排気室33に放出され、それから排気開口部34を通して大気に放出される。
排気開口部34が正面から風を受けるのを防止するために、防風ボックス27は、排気開口部34を覆ってしかも排気の通過を可能にするため排気開口部から間隔を隔てて設けられた防風板35を具える。より具体的には、防風板35は、その4角に配置された支持ボスト36によって防風ボックス27の表面から支持される。
図2及び3でわかるように、風が斜め側方から側方窓に30に入り込むのを防止するために、防風ボックス27には、その前面側縁から側方に張り出した庇37、37が形成されるのが好ましい。側方窓30の配置や大きさの工夫次第では、風の影響が吸気に及ばないようにすることも可能であるから、その場合には、庇を省き防風ボックスの囲い壁の左右側壁部分に設けられた側方窓をむき出しにしてもよいことは明らかである。また、強風が側方窓30を通して吸気室32に侵入して風圧が吸気作用に及ぼす影響を防止するために、ケース蓋22には、風を遮るに充分な微細目のメッシュ(金網)38が側方窓30を覆って接着固定されるのがよい。また、強風が、防風ボックス27の前面と防風板35との間の隙間から排気開口部34を通して排気室33に侵入して排気作用に悪影響を及ぼさないようにするために、前記隙間の周りにこれを覆って微細目のメッシュ(金網)38’が設けられるのがよい。
図4乃至6は、本発明による防風ボックス27の他の実施形態を示す。この防風ボックス27は、排気室33が、排気孔24に整合して位置する開口部26から排気開口部34まで延びる排気ダクト39として構成されている点を除いて図2及び3に示す実施形態の防風ボックスと実質的に同じである。かくして、排気ダクト39は吸気室32から隔絶され、排気孔からの燃焼排気を排気開口部を通して大気に放出する。
本発明による防風装置の構成では、燃焼装置の吸気孔と排気孔を共通の防風ボックスで覆っているから、吸気及び排気は真上からの風の影響を受けることがほとんどなく、また吸気室と排気室とが互いに隔絶されているから、排気が吸気孔に吸い込まれることがなく、したがって、混合気中の酸素量が絶えず適正に維持されるから、燃焼室での燃焼火炎の立ち消えは決して起こらない。また、空気を吸い込むための窓と燃焼排気を大気に放出するための排気開口部の向きを互いに異なる構成としたため、排気の吸気孔への吸い込み防止は一層高められる。
20 防風装置
21 燃焼器本体
22 蓋
23 吸気孔
24 排気孔
25 開口部
26 開口部
27 防風ボックス
28 囲い壁
29 側壁部分
30 側方窓
31 仕切り板
32 吸気室
33 排気室
34 排気開口部
35 防風板
36 支持ポスト
37 庇
38 メッシュ
38’メッシュ
39 排気ダクト

Claims (6)

  1. 燃焼装置の燃焼器本体を覆い、且つ燃焼器本体の吸気孔及び排気孔に整合して位置する開口部を有するケース蓋に装着され、互いに隔絶され且つ周壁によって囲まれた吸気室及び排気室と、吸気室に通ずる側方窓及び排気室に通ずる排気開口部と、を有する防風ボックスを含み、防風ボックスが、排気開口部を覆って該排気開口部から間隔を隔てて設けられた防風板を有する、超小型燃焼装置用の防風装置。
  2. 防風ボックスの吸気室と排気室との隔絶は防風ボックスのほぼ中間に位置する仕切り壁によって果たされる、請求項1に記載の超小型燃焼装置用の防風装置。
  3. 排気室と吸気室との隔絶は、排気室を、排気孔に整合して位置する開口部から排気開口部まで延びる排気ダクトとして構成することによっても果たされる、請求項1に記載の超小型燃焼装置用の防風装置。
  4. 排気開口部が正面から風を受けるのを防止するために、防風ボックスは、排気開口部を覆ってしかも排気の通過を可能にするため排気開口部から間隔を隔てて設けられた防風板を具える、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の超小型燃焼装置用の防風装置。
  5. 斜め側方から吸気室に侵入しようとする風をくい止めるために、庇が窓に隣接して防風ボックスの側縁から張り出して形成される、請求項1に記載の超小型燃焼装置用の防風装置。
  6. ケース蓋には、側方窓を通して吸気室に、また排気開口部を通して排気室に侵入しようとする風をできるだけ遮るために微細目のメッシュ(金網)が側方窓を覆って、又防風板との隙間を覆って設けられる、請求項1に記載の超小型燃焼装置用の防風装置。
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