JP2010185190A - 部材接合構造、及び、木柱と木梁との接合構造、並びに、接合具 - Google Patents
部材接合構造、及び、木柱と木梁との接合構造、並びに、接合具 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】少なくとも前端側の外周面にネジ部5aが形成された接合用部材5が、木材からなる一方側被接合部材1に螺着されているとともに、他方側被接合部材2が、一方側被接合部材1と直接的又は間接的に面接触する配置で接合用部材5における一方側被接合部材1との螺着部位よりも後端側の部位に固定手段6で固定されている。
【選択図】図3
Description
少なくとも前端側の外周面にネジ部が形成された接合用部材が、木材からなる一方側被接合部材に螺着されているとともに、
他方側被接合部材が、前記一方側被接合部材と直接的又は間接的に面接触する配置で前記接合用部材における一方側被接合部材との螺着部位よりも後端側の部位に固定手段で固定されている点にある。
前記固定手段が、前記接合用部材の前後中間部に備えられた受け部と、前記接合用部材における前記受け部よりも後端側に備えられ、且つ、受け部との間で接合用部材に対する前後方向での移動を接当規制する状態で前記他方側被接合部材を挟着可能な押さえ部とから構成されている点にある。
前記押さえ部と前記受け部の一方又は両方が、前記接合用部材の外周面に形成されたネジ部と螺合可能なナットから構成されている点にある。
前記受け部が、前記接合用部材の前後中間部に一体形成された受け片部から構成されている点にある。
前記ネジ部が、木材に対する螺入操作が可能で且つ前記接合用部材の前端から後端部に亘って形成された木ネジ部から構成されているとともに、
前記押さえ部と前記受け部の一方又は両方が、前記木ネジ部に螺合可能な木ネジ用ナットから構成されている点にある。
前記一方側被接合部材が、木柱から構成されているとともに、
前記他方側被接合部材が、前記木柱と接合される木柱用被接合片部と、木梁と接合される木梁用被接合片部とを備える継手部材から構成され、
前記木柱用被接合片部と前記木柱との接合、及び、前記木梁用被接合片部と前記木梁との接合の一方又は両方に、第1〜第5特徴構成のいずれかに記載の部材接合構造が採用されている点にある。
前記木柱用被接合片部が前記木柱の周側面部における前記木梁に対向する側の面部に接合され、且つ、前記木梁用被接合片部が木梁の周側面部に接合されるように、木柱用被接合片部と木梁用被接合片部とが直交又は略直交する状態で前記継手部材に備えられ、
前記木柱用被接合片部と前記木柱との接合には、前記部材接合構造が採用されているとともに、
前記木梁用被接合片部と前記木梁との接合には、木ネジのネジ頭部で前記木梁用被接合片部を木梁に押し付けるように、木梁用被接合片部に形成した挿通孔を通して木ネジのネジ部を木梁に螺入する接合構造が採用されている点にある。
木材からなる一方側被接合部材に螺着可能なネジ部が少なくとも前端側の外周面に形成された接合用部材と、
前記接合用部材における一方側被接合部材との螺着部位よりも後端側の部位と他方側被接合部材とを両被接合部材の対向面どうしが直接的又は間接的に接触する配置で固定可能な固定手段とが備えられている点にある。
図1は、木構造の架構の一部を示し、木柱1(木材からなる一方側被接合部材の一例)の上下中間部分1A及び上方部分1Bの夫々には、金属製の継手部材2(他方側被接合部材の一例)を介して木梁3が接合されている。
本実施形態では、図6、図7に示すように、前記ネジ部5aが、前記接合用部材5の前端部の外周面に形成されたスクリューネジ形状の木ネジ部から構成されているとともに、接合用部材5の後端部の外周面には、ボルトネジ部5dが形成され、更に、前記固定部材6が、前記ボルトネジ部5dに螺合可能なボルトネジ用の受けナット6dと押さえナット6eから構成されている。また、前記被操作部5bが接合用部材5の後端面部に窪み形成された六角穴から構成されている。
本実施形態では、図8、図9に示すように、前記固定手段が、前記接合用部材5の前後中間部に一体形成された鍔状の受け片部6fと、前記ボルトネジ部5dに螺合可能なボルトネジ用の押さえナット6eから構成されている。
(1)前記固定手段は、前述の各実施形態で示した固定部材6に限らず、溶接部や接着剤等からなる接着部から構成されていてもよい。
2 他方側被接合部材(継手部材)
2a 木柱用被接合片部
2b 木梁用被接合片部
2e 挿通孔
4 木ネジ
5 接合用部材
5a ネジ部
6 固定手段
6a 受け部(受けナット)
6b 押さえ部(押さえナット)
6f 受け部(受け片部)
T 接合具
Claims (8)
- 少なくとも前端側の外周面にネジ部が形成された接合用部材が、木材からなる一方側被接合部材に螺着されているとともに、
他方側被接合部材が、前記一方側被接合部材と直接的又は間接的に面接触する配置で前記接合用部材における一方側被接合部材との螺着部位よりも後端側の部位に固定手段で固定されている部材接合構造。 - 前記固定手段が、前記接合用部材の前後中間部に備えられた受け部と、前記接合用部材における前記受け部よりも後端側に備えられ、且つ、受け部との間で接合用部材に対する前後方向での移動を接当規制する状態で前記他方側被接合部材を挟着可能な押さえ部とから構成されている請求項1記載の部材接合構造。
- 前記押さえ部と前記受け部の一方又は両方が、前記接合用部材の外周面に形成されたネジ部と螺合可能なナットから構成されている請求項2記載の部材接合構造。
- 前記受け部が、前記接合用部材の前後中間部に一体形成された受け片部から構成されている請求項2記載の部材接合構造。
- 前記ネジ部が、木材に対する螺入操作が可能で且つ前記接合用部材の前端から後端部に亘って形成された木ネジ部から構成されているとともに、
前記押さえ部と前記受け部の一方又は両方が、前記木ネジ部に螺合可能な木ネジ用ナットから構成されている請求項2記載の部材接合構造。 - 前記一方側被接合部材が、木柱から構成されているとともに、
前記他方側被接合部材が、前記木柱と接合される木柱用被接合片部と、木梁と接合される木梁用被接合片部とを備える継手部材から構成され、
前記木柱用被接合片部と前記木柱との接合、及び、前記木梁用被接合片部と前記木梁との接合の一方又は両方に、請求項1〜5のいずれか1項に記載の部材接合構造が採用されている木柱と木梁との接合構造。 - 前記木柱用被接合片部が前記木柱の周側面部における前記木梁に対向する側の面部に接合され、且つ、前記木梁用被接合片部が木梁の周側面部に接合されるように、木柱用被接合片部と木梁用被接合片部とが直交又は略直交する状態で前記継手部材に備えられ、
前記木柱用被接合片部と前記木柱との接合には、前記部材接合構造が採用されているとともに、
前記木梁用被接合片部と前記木梁との接合には、木ネジのネジ頭部で前記木梁用被接合片部を木梁に押し付けるように、木梁用被接合片部に形成した挿通孔を通して木ネジのネジ部を木梁に螺入する接合構造が採用されている請求項6記載の木柱と木梁との接合構造。 - 木材からなる一方側被接合部材に螺着可能なネジ部が少なくとも前端側の外周面に形成された接合用部材と、
前記接合用部材における前記一方側被接合部材との螺着部位よりも後端側の部位と他方側被接合部材とを両被接合部材の対向面どうしが直接的又は間接的に接触する配置で固定可能な固定手段とが備えられている接合具。
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---|---|---|---|---|
JP2015010389A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 学校法人 名古屋電気学園 | フレーム接合構造、及び、フレーム接合工法 |
CN108708460A (zh) * | 2018-07-27 | 2018-10-26 | 南京林业大学 | 一种木框架结构梁柱铰接装置 |
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JPS608511U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-21 | 日本電気株式会社 | ボルト |
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JP2007321499A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Venture Bolt:Kk | 木造軸組家屋の補強装置 |
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