JP2010182389A - 不揮発性記憶装置、集積回路装置及び電子機器 - Google Patents

不揮発性記憶装置、集積回路装置及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】付加情報を記憶することができる不揮発性記憶装置、集積回路装置及び電子機器を提供すること。
【解決手段】不揮発性記憶装置は、電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリーセル及び複数のビット線を含む主記憶回路10と、電気的に書き換え可能な不揮発性の複数の情報メモリーセル及び複数のビット線を含む情報記憶回路20と、主記憶回路10の対応ビット線と情報記憶回路20の対応ビット線との電気的接続をオン状態又はオフ状態にするための選択トランジスターを含む選択回路とを含み、情報記憶回路20は、主記憶回路10の不良アドレス情報を記憶する第1の情報メモリーセルと、管理情報及び不揮発性記憶装置の外部の回路のための調整情報のうちの少なくとも一方の情報である付加情報を記憶する第2の情報メモリーセルとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、不揮発性記憶装置、集積回路装置及び電子機器等に関する。
電気的に書き換え可能な不揮発性記憶装置では、歩留まりを向上させる目的で、不良メモリーセルを救済するための冗長セルを設けることが行われている。そのためには不良メモリーセルのアドレス情報を予め記憶しておき、起動時にそれを読み出す回路が必要となる。
この課題に対して例えば特許文献1には、正規のメモリーセルと同一構造のメモリーセルに不良アドレス情報を記憶する手法が開示されている。
しかしながらこの手法では、起動時に特別のルーチンが必要でデータのアクセスをすぐに開始できなかったり、回路が大規模化するなどの課題があった。
特開2000−260198号公報
本発明の幾つかの態様によれば、付加情報を記憶することができる不揮発性記憶装置、集積回路装置及び電子機器を提供できる。
本発明の一態様は、電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリーセル及び複数のビット線を含む主記憶回路と、電気的に書き換え可能な不揮発性の複数の情報メモリーセル及び複数のビット線を含む情報記憶回路と、前記主記憶回路の前記複数のビット線のうちの対応ビット線と前記情報記憶回路の前記複数のビット線のうちの対応ビット線との電気的接続をオン状態又はオフ状態にするための選択トランジスターを含む選択回路とを含み、前記情報記憶回路は、前記主記憶回路の不良アドレス情報を記憶する第1の情報メモリーセルと、管理情報及び不揮発性記憶装置の外部の回路のための調整情報のうちの少なくとも一方の情報である付加情報を記憶する第2の情報メモリーセルとを含むことを特徴とする不揮発性記憶装置に関係する。
本発明の一態様によれば、第1の情報メモリーセルに不良アドレス情報を記憶して、不良メモリーセルを救済すると共に、第2の情報メモリーセルにシステムの最適な動作に必要な情報を付加情報として記憶することができる。さらに、選択回路により情報記憶回路の対応ビット線と主記憶回路の対応ビット線との電気的接続をオフすることができるから、例えば不良アドレス情報を高速に読み出すことができる可能性がある。
また本発明の一態様では、前記第1の情報メモリーセルと前記第2の情報メモリーセルとは、前記情報記憶回路の同一の前記対応ビット線に接続されてもよい。
このようにすれば、情報記憶回路の対応ビット線の本数を減らすことができるから、効率の良いレイアウトが可能になる。
また本発明の一態様では、前記情報記憶回路からの情報を読み出すための読み出し回路を含み、前記第1の情報メモリーセルに記憶された前記不良アドレス情報は、前記読み出し回路を介して読み出され、前記第2の情報メモリーセルは、前記第1の情報メモリーセルの前記不良アドレス情報が読み出される場合には、非選択状態であってもよい。
このようにすれば、読み出し回路を介して、第1の情報メモリーセルから不良アドレス情報を高速に読み出すと共に、第2の情報メモリーセルからの読み出しを禁止することができる。
また本発明の一態様では、通常動作モードでは、前記選択回路の前記選択トランジスターがオフ状態となり、前記第1の情報メモリーセルに記憶された前記不良アドレス情報が、前記読み出し回路により読み出されでもよい。
このようにすれば、情報記憶回路の対応ビット線と主記憶回路の対応ビット線とが電気的に非接続となるから、主記憶回路の対応ビット線の寄生容量の影響を排除することができる。その結果、高速に不良アドレス情報を読み出すことができる。
また本発明の一態様では、前記付加情報が、前記第2の情報メモリーセルに書き込まれ、又は前記第2の情報メモリーセルから読み出される場合には、前記選択回路の前記選択トランジスターがオン状態になり、前記付加情報の書き込み又は読み出しが行われてもよい。
このようにすれば、情報記憶回路の対応ビット線と主記憶回路の対応ビット線とが電気的に接続されるから、通常の動作と同様に付加情報を書き込み又は読み出すことができる。
また本発明の一態様では、前記主記憶回路にデータを書き込む、又は前記主記憶回路からデータを読み出すための入出力回路を含み、前記付加情報が、前記第2の情報メモリーセルから前記入出力回路を介して読み出されてもよい。
このようにすれば、特別な回路を用いることなく、入出力回路を介して通常の動作と同様に付加情報を読み出すことができる。
また本発明の一態様では、前記付加情報が、前記第2の情報メモリーセルに前記入出力回路を介して書き込まれてもよい。
このようにすれば、特別な回路を用いることなく、入出力回路を介して通常の動作と同様に付加情報を書き込むことができる。
また本発明の一態様では、前記情報記憶回路の第1のグループの前記対応ビット線には、前記不良アドレス情報を記憶する前記第1の情報メモリーセルと、前記付加情報を記憶する前記第2の情報メモリーセルとが接続され、前記情報記憶回路の第2のグループの前記対応ビット線には、前記不良アドレス情報の代わりに前記付加情報を記憶する前記第1の情報メモリーセルと、前記付加情報を記憶する前記第2の情報メモリーセルとが接続されてもよい。
このようにすれば、第2のグループの対応ビット線に接続された第1の情報メモリーセルに付加情報を記憶することができるから、システム起動時に必要な付加情報を高速に読み出すことができる。その結果、システム起動時の待ち時間を短縮することができる。
また本発明の一態様では、前記情報記憶回路から前記不良アドレス情報を読み出してラッチする読み出し回路を含み、前記情報記憶回路は、前記主記憶回路と前記選択回路との間に配置され、前記選択回路は、前記情報記憶回路と前記読み出し回路との間に配置されてもよい。
このようにすれば、情報記憶回路が、主記憶回路と選択回路の間に配置されるため、主記憶回路のメモリーセルと情報記憶回路の情報メモリーセルとを連続して配置することが可能になる。これにより、微細加工の均一性向上や加工不良の防止等を実現できる。またメモリー特性のばらつき低減や書き込まれたデータの安全性の向上等も図れる。また選択回路を情報記憶回路と読み出し回路の間に配置すれば、情報記憶回路の情報メモリーセルに記憶された情報を読み出し回路により素早く読み出すことができる。
また本発明の一態様では、前記主記憶回路の前記対応ビット線に沿った方向を第1の方向とし、前記第1の方向に直交する方向を第2の方向とした場合に、前記読み出し回路にラッチされた出力不良アドレス信号を前記第2の方向に引き出すための複数の信号線が、前記選択回路及び前記読み出し回路が形成される領域に前記第2の方向に沿って配線されてもよい。
このようにすれば、選択回路及び読み出し回路の形成領域を有効利用して出力不良アドレス信号を引き出すための複数の信号線を配線できるため、レイアウト効率を向上できる。
また本発明の一態様では、前記主記憶回路の前記第2の方向に配置される周辺回路と、入力アドレス信号と前記読み出し回路からの前記出力不良アドレス信号との一致判定を行う一致判定回路とを含み、前記一致判定回路は、前記周辺回路の前記第1の方向に配置されてもよい。
このようにすれば、周辺回路の第1の方向の領域を有効活用して一致判定回路を配置できるため、効率の良いレイアウト配置を実現できる。
また本発明の他の態様は、上記に記載の不揮発性記憶装置を含む集積回路装置及び電子機器に関係する。
基本的な構成例。 図2(A)、図2(B)、図2(C)は書き込み/読み出し動作の説明図。 基本的な構成例の変形例。 詳細な構成例の一部。 ラッチ回路の動作のタイミングチャートの一例。 メモリーセルの構造の一例。 レイアウトの別の一例。 出力不良アドレス信号の配線のレイアウトの一例。 集積回路装置及び電子機器の一例。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.基本的な構成例
図1に本実施形態の基本的な構成例を示す。本実施形態の不揮発性記憶装置は、主記憶回路10、情報記憶回路20、選択回路30、読み出し回路40及び入出力回路80を含む。なお、本実施形態の不揮発性記憶装置は図1の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
主記憶回路10は、電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリーセル及び複数のビット線を含む。情報記憶回路20には、電気的に書き換え可能な不揮発性の複数の情報メモリーセル及び複数のビット線を含む。選択回路30は、主記憶回路10の複数のビット線のうちの対応ビット線と情報記憶回路20の複数のビット線のうちの対応ビット線との電気的接続をオン状態又はオフ状態にするための選択トランジスターを含む。
従来は不良メモリーセルのアドレス情報はヒューズ回路により記憶していた。しかしヒューズ回路を用いる手法では、ヒューズをレーザーにより溶断するためにヒューズのレイアウトパターンを小さくできないこと、他の素子及び配線から離して配置しなければならないことなどの理由により、レイアウト面積が大きくなるという欠点がある。また他の手法として、不良メモリーセルのアドレス情報を別個に設けた不揮発性メモリー回路に記憶する手法があるが、そのための周辺回路が必要となり、やはりレイアウト面積が大きくなるという欠点がある。
そこで本実施形態では、主記憶回路10のメモリーセルと同様の構造を持つ情報メモリーセルを設け、それに不良メモリーセルのアドレス情報を記憶すると共に、主記憶回路10と共通の周辺回路を用いて書き込みができるようにしている。具体的には、製品出荷前の検査時に不良メモリーセルが発見されたときは、そのアドレス情報が上記対応ビット線を介して情報メモリーセルに書き込まれる。この時には選択回路30の選択トランジスターがオン状態となり、主記憶回路10の対応ビット線と情報記憶回路20の対応ビット線とが電気的に接続される。出荷後のシステム起動時には、選択トランジスターがオフ状態となり、後述する読み出し回路により不良アドレス情報が読み出されて、不良メモリーセルが冗長メモリーセルにより置換される。このようにすることで、レイアウト面積の無駄をなくすと共に、システム起動時に高速に不良アドレス情報を読み出すことが可能になる。
さらに本実施形態では、情報記憶回路20に不良アドレス情報だけではなく、それ以外の情報も記憶することができる。具体的には、情報記憶回路20は、主記憶回路10の不良アドレス情報を記憶する第1の情報メモリーセルと、管理情報及び不揮発性記憶装置の外部の回路のための調整情報のうちの少なくとも一方の情報である付加情報を記憶する第2の情報メモリーセルとを含む。さらに第1の情報メモリーセルと第2の情報メモリーセルとは、情報記憶回路20の同一の対応ビット線に接続される。
ここで管理情報とは、例えば製造番号など製品管理に使用される情報を含む。また、外部回路のための調整情報とは、例えば電気光学パネルを駆動するドライバーのための表示特性制御パラメーター(動作パラメーター、コマンドパラメーター)などを含む。
読み出し回路40はラッチ回路を含み、情報記憶回路20に記憶された不良アドレス情報を読み出してラッチ回路に保持する。具体的には、図2(A)に示すように、第1の情報メモリーセルIM1に記憶された不良アドレス情報は、読み出し回路40を介して読み出され、第2の情報メモリーセルは、第1の情報メモリーセルに記憶された不良アドレス情報が読み出される場合には、非選択状態である。より具体的には、通常動作モードでは、選択回路30の選択トランジスターがオフ状態となり、第1の情報メモリーセルに記憶された不良アドレス情報が読み出し回路40により読み出される。このようにすれば、主記憶回路10の対応ビット線の寄生容量の影響を排除することができるから、高速に不良アドレス情報を読み出すことができる。その結果、システム起動時の待ち時間を短縮することができる。
不良アドレス情報を第1の情報メモリーセルに書き込む時は、通常動作モードは用いられない。すなわち、図2(B)に示すように、選択回路30の選択トランジスターがオン状態となり、入出力回路80を介して不良アドレス情報が書き込まれる。このようにすれば、特別な回路を用いることなく不良アドレス情報を書き込むことができる。
一方、付加情報が第2の情報メモリーセルに書き込まれ、又は第2の情報メモリーセルから読み出される場合には、選択回路30の選択トランジスターがオン状態になり、付加情報の書き込み又は読み出しが行われる。具体的には、図2(C)に示すように、付加情報が第2の情報メモリーセルから入出力回路80を介して読み出され、又は第2の情報メモリーセルに入出力回路80を介して書き込まれる。このようにすれば、特別な回路を用いることなく通常の動作と同様に付加情報を書き込み又は読み出すことができる。
なお、入出力回路80は、通常動作モードでは、入力データ信号DINを受けて主記憶回路10にデータを書き込み、また主記憶回路10に記憶されたデータを読み出して出力データ信号DOUTを出力する。
さらに本構成例の不揮発性記憶装置は、周辺回路50、一致判定回路60及びカラムデコーダー70を含む。一致判定回路60は、入力アドレス信号AINと読み出し回路40からの出力不良アドレス信号ADとの一致判定を行う。
主記憶回路10は、電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリーセルが含まれるデータメモリーセルブロック11と、不良メモリーセルが置き換えられる冗長メモリーセルが含まれる冗長メモリーセルブロック12とを含む。冗長メモリーセルブロック12はデータメモリーセルブロック11と情報記憶回路20との間に配置される。
さらに主記憶回路10は、例えば図1に示すように複数のブロックBLK1〜BLKn(nは2以上の整数)に分割することができる。この場合には、1つの入力アドレス信号AINに対してBLK1〜BLKnの各ブロック毎に1個のメモリーセルがアクセスされる。すなわち1つの入力アドレス信号AINに対して、nbitのデータが書き込まれ又は読み出される。
例えばロー数(行数)が2048、カラム数(列数)が2048である4Mbitの不揮発性記憶装置で16のブロックに分割される場合では、各ブロックは2048行×128列=262144個のメモリーセルで構成される。2048=211、128=2であるから、ローアドレスは11bit、カラムアドレスは7bitで指定され、このアドレスに対して16bitのデータが書き込まれ又は読み出される。
冗長メモリーセルによる不良メモリーセルの置換はロー(行)単位で行われるが、冗長メモリーセルブロック12は複数行からなる冗長メモリーセル含むことができ、さらに連続する複数行を1単位として置換することもできる。例えば上述した4Mbitの不揮発性記憶装置の場合では、冗長メモリーセルブロック12を32行×2048列の構成であれば、連続する4行を1単位として置換すると、8ローアドレス分のメモリーセルと置換できることになる。
製品出荷前の検査時にデータメモリーセルブロック11内に不良メモリーセルが発見されたときは、その不良メモリーセルを含むロー(行)に対応するローアドレス情報が、入出力回路80により情報記憶回路20の第1の情報メモリーセルに書き込まれる。この時には選択回路30の選択トランジスターがオン状態となり、主記憶回路10の対応ビット線と情報記憶回路20の対応ビット線とが電気的に接続される。
情報記憶回路20に記憶された不良アドレス情報は、不揮発性記憶装置の電源投入後であって通常の読み出し又は書き込み動作の開始前に、読み出し回路40により読み出されてラッチ回路に保持される。
2.基本的な構成例の変形例
図3は本実施形態の基本的な構成例の変形例を示す。図3は情報記憶回路20の対応ビット線とそれに接続される第1、第2の情報メモリーセルの関係を概念的に示したものである。図3に示すように、情報記憶回路20の第1のグループの対応ビット線BLP1〜BLPm(mは2以上の整数)には、不良アドレス情報を記憶する第1の情報メモリーセルIM1Aと、付加情報を記憶する第2の情報メモリーセルIM2Aとが接続される。そして情報記憶回路20の第2のグループの対応ビット線BLPm+1〜BLPn(nはn≧m+1である整数)には、不良アドレス情報の代わりに付加情報を記憶する第1の情報メモリーセルIM1Bと、付加情報を記憶する第2の情報メモリーセルIM2Bとが接続される。
上述したように不良アドレス情報は第1の情報メモリーセルに記憶されるが、不良アドレス情報の記憶に使用されない余分の第1の情報メモリーセルが存在する。例えば8アドレス分の冗長メモリーセルが設けられている場合であって、1アドレス情報が10bitで構成される場合には、8×10=80本の対応ビット線があればよいことになる。また、後述する詳細な構成例のように、2本の対応ビット線で1bitの情報を記憶する場合であっても160本の対応ビット線があればよいことになる。したがって、不良アドレス情報の記憶に使用されない余分の第1の情報メモリーセル、すなわち第2のグループの対応ビット線に接続される第1の情報メモリーセルを設けることが可能である。
図3では、第1のグループの対応ビット線BLP1〜BLPmは連続して配置され、第2のグループの対応ビット線BLPm+1〜BLPnも連続して配置されており、第1のグループと第2のグループとはレイアウト上分離して配置されている。しかし、このように配置することは本実施形態の必須の要件ではない。例えば第1のグループの対応ビット線と第2のグループの対応ビット線が交互に配置されてもよい。
以上説明したように、第2のグループの対応ビット線に接続された第1の情報メモリーセルに付加情報を記憶することにより、システム起動時に高速にその付加情報を読み出すことができる。このようにすれば、システム起動時に必要な付加情報を高速に読み出すことができるから、システム起動時の待ち時間を短縮することができる。例えば電気光学パネルを含むシステムでは、表示特性パラメーターを第2のグループの対応ビット線に接続された第1の情報メモリーセルに記憶することによって、システム起動時に表示特性パラメーターを高速に読み出すことができる。その結果、システム起動時の待ち時間を短縮することが可能になる。
3.詳細な構成例
図4は本実施形態の詳細な構成例の一部、すなわち不良アドレス情報及び付加情報の1bit分を記憶する部分を抜き出して示したものである。図4を用いて以下に説明することは、図4に示された部分に限定されず、主記憶回路10、情報記憶回路20、選択回路30及び読み出し回路40の全体に当てはまる。
主記憶回路10は電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリーセルMC、複数のワード線WL、複数のソース線SL、複数のビット線BL及び対応ビット線BL1、BL2を含む。情報記憶回路20は電気的に書き換え可能な不揮発性の複数の情報メモリーセルMC1〜MC8、ワード線WL1〜WL4、ソース線SL1〜SL4及び対応ビット線BLP1、BLP2を含む。
具体的には、情報記憶回路20は第1の情報メモリーセルMC1〜MC4及び第2の情報メモリーセルMC5〜MC8を含む。第1の情報メモリーセルMC1、MC2と、第2の情報メモリーセルMC5、MC6とは同一の対応ビット線BLP1に接続され、同様に第1の情報メモリーセルMC3、MC4と、第2の情報メモリーセルMC7、MC8とは同一の対応ビット線BLP2に接続される。選択回路30は選択トランジスターTS1、TS2を含み、読み出し回路40はラッチ回路を構成するインバーターINV1、INV2及びラッチ用トランジスターTR1、TR2を含む。
なお、図1の基本的な構成例のように、選択回路30はレイアウト上は情報記憶回路20と読み出し回路40との間に配置されてもよい。図4は回路構成を示したものであって、実際のレイアウトの位置関係は図4と異なってもよい。
なお、本実施形態の不揮発性記憶装置は図4の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。また、図4において、MC1〜MC8以外に12個のメモリーセルが示されているが、これらのメモリーセルは実際には使用されず、メモリーセルの配置の連続性を保つために設けられている。
第1の情報メモリーセルMC1〜MC4には例えば以下のように不良アドレス情報が書き込まれる。MC1及びMC2には同一の情報が書き込まれ、MC3及びMC4にはそれと逆の情報が書き込まれる。例えばMC1、MC2に0が書き込まれる場合には、MC3、MC4には1が書き込まれる。また例えばMC1、MC2に1が書き込まれる場合には、MC3、MC4には0が書き込まれる。このように2つのメモリーセルを1組として用いることにより動作マージンをより大きくすることができる。
第2の情報メモリーセルMC5〜MC8に付加情報が書き込まれる場合も同様である。すなわちMC5及びMC6には同一の情報が書き込まれ、MC7及びMC8にはそれと逆の情報が書き込まれる。
第1の情報メモリーセルMC1〜MC4への書き込み時には、ワード線WL1、WL2が選択状態となり、ワード線WL3、WL4が非選択状態となる。さらに選択回路30の選択トランジスターTS1、TS2が選択信号SELによりオン状態となり、主記憶回路10の対応ビット線BL1、BL2と、情報記憶回路20の対応ビット線BLP1、BLP2とが、それぞれ電気的に接続される。そして入出力回路80により不良アドレス情報が上記のように書き込まれる。この時には読み出し回路40のラッチ用トランジスターTR1、TR2はオフ状態であり、ラッチ回路を構成するインバーターINV1、INV2と対応ビット線BLP1、BLP2とは電気的に非接続である。
第1の情報メモリーセルMC1〜MC4からの読み出し時には、ワード線WL1、WL2が選択状態となり、ワード線WL3、WL4が非選択状態となる。さらに読み出し回路40のラッチ用トランジスターTR1、TR2がオン状態となり、読み出し回路40を介して不良アドレス情報が読み出される。この時には選択回路30の選択トランジスターTS1、TS2はオフ状態となり、主記憶回路10の対応ビット線BL1、BL2と情報記憶回路20の対応ビット線BLP1、BLP2とは電気的に非接続となる。このようにすれば、主記憶回路10の対応ビット線BL1、BL2の寄生容量の影響を排除できるから、第1の情報メモリーセルMC1〜MC4に記憶された不良アドレス情報を起動時に素早く読み出すことができる。
第2の情報メモリーセルMC5〜MC8への書き込み時には、ワード線WL1、WL2が非選択状態となり、ワード線WL3、WL4が選択状態となる。選択トランジスターTS1、TS2は、選択信号SELによりオン状態となり、主記憶回路10の対応ビット線BL1、BL2と、情報記憶回路20の対応ビット線BLP1、BLP2とが、それぞれ電気的に接続される。そして入出力回路80により付加情報が書き込まれる。読み出し回路40のラッチ用トランジスターTR1、TR2はオフ状態であり、ラッチ回路を構成するインバーターINV1、INV2と対応ビット線BLP1、BLP2とは電気的に非接続である。
第2の情報メモリーセルMC5〜MC8からの読み出し時には、ワード線WL1、WL2が非選択状態となり、ワード線WL3、WL4が選択状態となる。選択トランジスターTS1、TS2は、書き込み時と同様に選択信号SELによりオン状態となり、主記憶回路10の対応ビット線BL1、BL2と、情報記憶回路20の対応ビット線BLP1、BLP2とが、それぞれ電気的に接続される。そして入出力回路80により付加情報が読み出される。この場合にも読み出し回路40のラッチ用トランジスターTR1、TR2はオフ状態であり、ラッチ回路を構成するインバーターINV1、INV2と対応ビット線BLP1、BLP2とは電気的に非接続である。
以上説明したように、第1の情報メモリーセルから不良アドレス情報を読み出す時には、読み出し回路40により起動時に素早く読み出すことができる。また、第1の情報メモリーセルに不良アドレス情報を書き込む時、及び第2の情報メモリーセルに付加情報を書き込み、又は読み出す時には、入出力回路80を介して通常の動作と同様に書き込み及び読み出しを行うことができる。
図5は読み出し回路40のラッチ回路の動作のタイミングチャートの一例である。第1の情報メモリーセルMC1〜MC4に記憶された不良アドレス情報は例えば以下のようにラッチ回路に保持される。
不揮発性記憶装置の電源投入後、所定のリセット期間が終了するとパワーオンリセット信号XPORがA1に示すようにHレベル(高電位レベル)になる。このXPORの立ち上がりエッジで、ラッチ信号LATがA2に示すようにHレベルになり、図4の読み出し回路40のラッチ用トランジスターTR1、TR2がオン状態になる。
続いてインバーターINV1、INV2の電源VDがA3に示すように所定の電圧まで上昇すると、A4に示すように対応ビット線BLP1、BLP2の信号がラッチされてラッチ出力信号LQが確定する。その後ラッチ信号LATがA5に示すようにLレベル(低電位レベル)になり通常動作が開始すると、ラッチ用トランジスターTR1、TR2がオフ状態になりインバーターINV1、INV2は対応ビット線BLP1、BLP2と電気的に非接続となるが、読み出された不良アドレス情報はラッチ回路にそのまま保持される。
以上説明したように、図4に示す詳細な構成例によれば、第1の情報メモリーセルに不良アドレス情報を記憶することにより、起動時に不良アドレス情報を素早く読み出すことができる。その結果、システム起動時の待ち時間を短縮することができる。一方、第2の情報メモリーセルに付加情報を記憶することにより、必要な時に必要な付加情報を通常の読み出し動作により読み出すことができる。
なお、図3に示した変形例についても、図4に示す詳細な構成例と同一の構成が可能である。すなわち図4の第1の情報メモリーセルMC1〜MC4に、不良アドレス情報の代わりに付加情報を記憶することができる。このようにすれば、システム起動時に必要な付加情報を高速に読み出すことができるから、システム起動時の待ち時間を短縮することができる。
本構成例の電気的に書き換え可能な不揮発性メモリーセルとしては種々の構造のものを用いることができる。例えばMONOS(Metal-Oxide-Nitride-Oxide-Semiconductor)型、フローティングゲート型、強誘電体型(FRAM:Ferroelectric RAM)、相変化型(PCM:Phase Change Memory)、磁気抵抗型(MRAM:Magnetoresistive RAM)などを用いることができるし、これら以外の構造を有するメモリーセルであってもよい。また、OTP(One Time PROM)すなわち1回限り書き換え可能なものであってもよいし、MTP(Multiple Time PROM)すなわち複数回書き換え可能なものであってもよい。
図6は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリーセルの構造の一例として、MONOS型を示したものである。なお、本実施形態のメモリーセルは図6に示す構造に限定されるものではない。
図6に示すメモリーセルは、半導体層510、ソースドレイン領域520、第1のゲート絶縁層530、ゲート電荷蓄積層540、第2のゲート絶縁層550、ゲート導電層560及び絶縁層570を有する。ソースドレイン領域520の一方はソース線SLに接続され、他方はビット線BLに接続される。また、ゲート導電層560はワード線WLに接続される。
ゲート電荷蓄積層540は例えば窒化シリコン層(Si層)で形成され、ゲート導電層560は例えばポリシリコン層で形成され、第1、第2のゲート絶縁層530、550及び絶縁層570は例えば酸化シリコン層(SiO層)で形成される。
4.レイアウト
図1に示すように、本実施形態では情報記憶回路20は主記憶回路10と選択回路30との間に配置され、選択回路30は情報記憶回路20と読み出し回路40との間に配置される。すなわち主記憶回路10の対応ビット線に沿った方向を第1の方向D1とした場合に、主記憶回路10のD1方向側(D1方向の領域)に情報記憶回路20が配置され、情報記憶回路20のD1方向側(D1方向の領域)に選択回路30が配置される。読み出し回路40は選択回路30のD1方向側(D1方向の領域)に配置される。
具体的には、情報記憶回路20は主記憶回路10及び選択回路30に隣接して配置されるが、情報記憶回路20と選択回路30との間に他の回路が挿入されてもよい。
このように選択回路30を情報記憶回路20のD1方向側(D1方向の領域)に配置することにより、主記憶回路10のメモリーセルと情報記憶回路20のメモリーセルとを連続して配置することができる。同一構造のメモリーセルが連続して配置されることにより、小さいセルサイズでも微細加工の均一性が向上し、加工不良を防ぐことができるという利点がある。またメモリーセルが隣接して配置されるのでメモリー特性のばらつきが低減され、書き込まれたデータの安全性が高まるという利点がある。さらにメモリーセルアレイの無駄な領域がなくなり、チップ上のエリアを有効活用できるという利点がある。
なお、選択回路30を情報記憶回路20のD1方向側(D1方向の領域)に配置することは本実施形態の必須の要件ではない。例えば図7に示すように、選択回路30を主記憶回路10と情報記憶回路20との間に配置してもよい。
また、図1に示すように、第1の方向D1に直交する方向を第2の方向D2とした場合に、本実施形態では、読み出し回路40にラッチされた出力不良アドレス信号ADをD2方向に引き出すための複数の信号線が、選択回路30及び読み出し回路40が形成される領域にD2方向に沿って配線される。
さらに周辺回路50及びローデコーダー90が主記憶回路10の第2の方向(D2方向側又はD2方向の領域)に配置される。周辺回路50はアドレスバッファや動作モード設定のためのロジック回路等を含むことができる。
さらに入力アドレス信号AINと読み出し回路40からの出力不良アドレス信号ADとの一致判定を行う一致判定回路60が、周辺回路50の第1の方向(D1方向側又はD1方向の領域)に配置される。このようにすれば、出力不良アドレス信号ADを効率良く一致判定回路60に供給することができる。
図8に本実施形態における読み出し回路40から一致判定回路60へ出力不良アドレス信号ADを引き出すための複数の信号線のレイアウトの一例を示す。読み出し回路40により情報記憶回路20から読み出された不良メモリーセルのアドレス情報は、上述したように読み出し回路40に含まれるラッチ回路に保持される。この保持されたアドレス情報はD2方向に引き出すための複数の信号線を介して一致判定回路60に供給される。
ここでm(mは自然数)ローアドレス分の冗長メモリーセルが設けられているとした場合には、mセットのアドレス情報AD1〜ADmが必要になる。さらにそれぞれのアドレス情報がi(iは自然数)bitの情報である場合には、上記の信号線は全部でm×i本必要である。例えば上述した4Mbitの不揮発性記憶装置の場合で、冗長メモリーセルブロック12を32行×2048列の構成とし、連続する4行を1単位として置換する場合にはm=8となる。また4行単位で置換するから2048/4=2より不良メモリーセルのアドレス情報は9bit必要である。さらに冗長メモリーセルの使用・不使用を識別するための1bitを加えるとi=10となるから、全部で8×10=80本の信号線が必要となる。
上記m×i本の信号線が、選択回路30及び読み出し回路40が形成される領域に、どのように配線されるかを、図8を用いて以下に説明する。図8に示すようにアドレス情報AD1〜ADmがD4方向に向かって順番にラッチされるものとする。各アドレス情報はibitであるから、例えば第1のアドレス情報AD1をラッチするために、i個のラッチ回路が設けられ、その出力ノードN1〜Niが設けられている。各出力ノードN1〜Niは信号線L1〜Liにそれぞれ接続され、信号線L1〜Liは選択回路30及び読み出し回路40が形成される領域内でD1及びD3方向に延長されている。さらに信号線L1〜LiはコンタクトホールJ1〜Jiを介して上層の直交する信号線M1〜Miとそれぞれ接続される。信号線M1〜Miは出力不良アドレス信号ADをD2方向に引き出すための複数の信号線であって、D2方向に沿って配線されている。このようにして第1のアドレス情報AD1のibitの信号AD1−1〜AD1−iがD2方向に出力される。第2のアドレス情報AD2についても同様にAD2−1〜AD2−iがD2方向に出力され、以下同様にしてADm−1〜ADm−iまでの信号がD2方向に出力される。
以上のようにして、出力不良アドレス信号ADをD2方向に引き出すための複数の信号線が、選択回路30及び読み出し回路40が形成される領域にD2方向に沿って配線される。
具体的には、例えば信号線L1〜Liは第3層の金属配線層で形成され、信号線M1〜Miは第4層の金属配線層で形成される。選択回路30及び読み出し回路40の内部信号線は第1層から第3層までの金属配線層で形成されるから、信号線M1〜Miを効率的に配置することができる。AD2〜ADmについても同様に信号線を効率的に配置することができる。
以上説明したように、図8に示す本構成例のレイアウトによれば、出力不良アドレス信号ADを引き出すためのm×i本の信号線を選択回路30及び読み出し回路40が形成される領域に配線することができるから、効率の良いレイアウト配置が可能になる。
以上説明したように、図1及び図8に示す本実施形態のレイアウト例によれば、メモリーセルの加工不良を防ぎ、メモリー特性のばらつきを低減して、書き込まれたデータの安全性を高めることができる。さらに出力不良アドレス信号を一致判定回路60に供給するための複数の信号線を効率よく配線することができる。
5.集積回路装置及び電子機器
図9に本実施形態の不揮発性記憶装置を含む集積回路装置及び電子機器の一例を示す。図9に示す集積回路装置200は不揮発性記憶装置100、ドライバー110、制御回路120を含む。不揮発性記憶装置100は、制御回路120からの制御信号に基づいて、表示特性制御パラメーターを読み出してドライバー110に出力する。ドライバー110は表示特性制御パラメーターに基づいて階調補正などを行って、電気光学パネル210を駆動する。このようにすることにより、電気光学パネル210に最適な表示特性で画像を表示することができる。なお、電気光学パネル210は液晶パネルであってもよいし、例えば有機EL(Electro Luminescence)や無機ELなどの発光素子を用いたパネルであってもよい。
図9に示す電子機器300は例えば携帯型情報端末であって、集積回路装置200、電気光学パネル210、送受信回路220、CPU230、RAM240、操作入力部250、アンテナ260を含む。送受信回路220はアンテナ260で受信した信号を復調してCPU230に出力し、またCPU230からのデータを変調してアンテナ260から送信する。CPU230は操作入力部250からの操作情報に基づいて、送受信回路220及びRAM240とデータをやりとりし、必要なデータ処理を行う。なお、本実施形態の電子機器は携帯型情報端末には限定されず、携帯電話機、PDAなどであってもよい。
なお、以上のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また集積回路装置及び電子機器の構成、動作も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
AIN 入力アドレス信号、AD 出力不良アドレス信号、DIN 入力データ信号、
DOUT 出力データ信号、BLK1〜BLKn 第1〜第nのブロック、
10 主記憶回路、11 データメモリーセルブロック、
12 冗長メモリーセルブロック、20 情報記憶回路、30 選択回路、
40 読み出し回路、50 周辺回路、60 一致判定回路、70 カラムデコーダー、
80 入出力回路、90 ローデコーダー、100 不揮発性記憶装置、
110 ドライバー、120 制御回路、200 集積回路装置、
210 電気光学パネル、220 送受信回路、230 CPU、240 RAM、
250 操作入力部、260 アンテナ、300 電子機器、510 半導体層、
520 ソースドレイン領域、530 第1のゲート絶縁層、
540 ゲート電荷蓄積層、550 第2のゲート絶縁層、560 ゲート導電層、
570 絶縁層

Claims (13)

  1. 電気的に書き換え可能な不揮発性の複数のメモリーセル及び複数のビット線を含む主記憶回路と、
    電気的に書き換え可能な不揮発性の複数の情報メモリーセル及び複数のビット線を含む情報記憶回路と、
    前記主記憶回路の前記複数のビット線のうちの対応ビット線と前記情報記憶回路の前記複数のビット線のうちの対応ビット線との電気的接続をオン状態又はオフ状態にするための選択トランジスターを含む選択回路とを含み、
    前記情報記憶回路は、
    前記主記憶回路の不良アドレス情報を記憶する第1の情報メモリーセルと、
    管理情報及び不揮発性記憶装置の外部の回路のための調整情報のうちの少なくとも一方の情報である付加情報を記憶する第2の情報メモリーセルとを含むことを特徴とする不揮発性記憶装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1の情報メモリーセルと前記第2の情報メモリーセルとは、
    前記情報記憶回路の同一の前記対応ビット線に接続されることを特徴とする不揮発性記憶装置。
  3. 請求項2において、
    前記情報記憶回路からの情報を読み出すための読み出し回路を含み、
    前記第1の情報メモリーセルに記憶された前記不良アドレス情報は、前記読み出し回路を介して読み出され、
    前記第2の情報メモリーセルは、前記第1の情報メモリーセルの前記不良アドレス情報が読み出される場合には、非選択状態であることを特徴とする不揮発性記憶装置。
  4. 請求項3において、
    通常動作モードでは、
    前記選択回路の前記選択トランジスターがオフ状態となり、
    前記第1の情報メモリーセルに記憶された前記不良アドレス情報が、前記読み出し回路により読み出されることを特徴とする不揮発性記憶装置。
  5. 請求項3又は4において、
    前記付加情報が、前記第2の情報メモリーセルに書き込まれ、又は前記第2の情報メモリーセルから読み出される場合には、
    前記選択回路の前記選択トランジスターがオン状態になり、
    前記付加情報の書き込み又は読み出しが行われることを特徴とする不揮発性記憶装置。
  6. 請求項5において、
    前記主記憶回路にデータを書き込む、又は前記主記憶回路からデータを読み出すための入出力回路を含み、
    前記付加情報が、前記第2の情報メモリーセルから前記入出力回路を介して読み出されることを特徴とする不揮発性記憶装置。
  7. 請求項6において、
    前記付加情報が、前記第2の情報メモリーセルに前記入出力回路を介して書き込まれることを特徴とする不揮発性記憶装置。
  8. 請求項2乃至7のいずれかにおいて、
    前記情報記憶回路の第1のグループの前記対応ビット線には、
    前記不良アドレス情報を記憶する前記第1の情報メモリーセルと、
    前記付加情報を記憶する前記第2の情報メモリーセルとが接続され、
    前記情報記憶回路の第2のグループの前記対応ビット線には、
    前記不良アドレス情報の代わりに前記付加情報を記憶する前記第1の情報メモリーセルと、
    前記付加情報を記憶する前記第2の情報メモリーセルとが接続されることを特徴とする不揮発性記憶装置。
  9. 請求項1又は2のいずれかにおいて、
    前記情報記憶回路から前記不良アドレス情報を読み出してラッチする読み出し回路を含み、
    前記情報記憶回路は、前記主記憶回路と前記選択回路との間に配置され、
    前記選択回路は、前記情報記憶回路と前記読み出し回路との間に配置されることを特徴とする不揮発性記憶装置。
  10. 請求項9において、
    前記主記憶回路の前記対応ビット線に沿った方向を第1の方向とし、
    前記第1の方向に直交する方向を第2の方向とした場合に、
    前記読み出し回路にラッチされた出力不良アドレス信号を前記第2の方向に引き出すための複数の信号線が、前記選択回路及び前記読み出し回路が形成される領域に前記第2の方向に沿って配線されることを特徴とする不揮発性記憶装置。
  11. 請求項10において、
    前記主記憶回路の前記第2の方向に配置される周辺回路と、
    入力アドレス信号と前記読み出し回路からの前記出力不良アドレス信号との一致判定を行う一致判定回路とを含み、
    前記一致判定回路は、前記周辺回路の前記第1の方向に配置されることを特徴とする不揮発性記憶装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の不揮発性記憶装置を含むことを特徴とする集積回路装置。
  13. 請求項12に記載の集積回路装置を含むことを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016512646A (ja) * 2012-11-19 2016-04-28 クアルコム,インコーポレイテッド 構成情報を記憶するための予備セクタを有するメモリセルアレイ
JP2020194610A (ja) * 2019-05-24 2020-12-03 富士通セミコンダクターメモリソリューション株式会社 半導体記憶装置

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