JP2010166184A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 電子回路に供給される電源電圧を監視する電源電圧監視回路であって、
   前記電源電圧の増加に対して飽和特性を示す信号電圧を出力する信号出力回路と、
   前記電源電圧と前記信号電圧とを比較し、前記電源電圧と前記信号電圧との電圧差が予め設定された設定電圧を超えた場合に、前記信号電圧が正常であることを示す信号を出力する信号電圧監視回路と、
   を備えることを特徴とする電源電圧監視回路。
2. コンデンサの一端と抵抗の一端とが接続され、前記コンデンサの他端が前記電源電圧に接続され、前記抵抗の他端が接地された直列回路と、
   前記コンデンサ及び前記抵抗の接続点の電圧である検出電圧が入力され、前記検出電圧と予め設定された閾値電圧とを比較し、前記電源電圧が前記電子回路を動作可能であるか否かを示す動作可能信号を出力する電圧監視部と、
   前記動作可能信号がリセット端子に入力され、前記信号電圧が正常であることを示す信号がセット端子に入力され、出力端子から前記信号が正常な検出状態であることを示す検出信号を出力するラッチ部と
   をさらに有することを特徴とする電源電圧監視回路。
3. 前記信号出力回路は、
   電源から電流源回路を通して電流の供給を受けるインピーダンス回路を有し、前記インピーダンス回路により前記信号電圧を生成して出力し、
   前記信号電圧監視回路は、
   前記電圧差が前記設定電圧を超えた場合に、前記電源電圧が前記電子回路の最低動作電源電圧以上になったことを示す信号を出力する、
   ことを特徴とする請求項１または請求項２に記載の電源電圧監視回路。
4. 前記インピーダンス回路は、
   前記電源電圧と比較される基準電圧として、さらには温度依存性を示す電圧として前記信号電圧を生成して出力すること、
   を特徴とする請求項３に記載の電源電圧監視回路。
5. 前記信号出力回路は、
   前記電源の投入時において、前記電源電圧が所定の電圧に遷移するまでの間は、前記電源電圧の増加に従い増加する前記信号電圧を出力すると共に、前記電源電圧が前記所定の電圧を超えて増加する場合に、飽和特性を持って単調増加する電圧を前記信号電圧として出力し、
   前記信号電圧監視回路は、
   前記信号出力回路から出力される前記信号電圧と前記電源電圧とを比較し、前記電圧差が前記設定電圧を超えた場合に、前記電源電圧が前記電子回路の最低動作電源電圧を超えたことを示す信号を出力すること、
   を特徴とする請求項１から請求項４のいずれか１項に記載の電源電圧監視回路。
6. 前記信号電圧監視回路は、
   前記設定電圧である予め定められるオフセット電位を、一方の入力端子に入力される信号の電圧に加えるオフセット機能を有し、
   前記一方の入力端子に前記信号電圧を入力し、他方の入力端子に前記電源電圧を入力し、前記電源電圧の電圧値が前記オフセット電位が加えられた前記信号電圧の電圧値を超えた場合に、前記電源電圧が前記電子回路の最低動作電源電圧以上になったことを示す信号を出力する比較回路を
   備えることを特徴とする請求項１から請求項５のいずれか１項に記載の電源電圧監視回路。
7. 前記信号出力回路は、
   前記電流源回路と前記インピーダンス回路とが直列に接続されて構成され、
   前記電流源回路と前記インピーダンス回路との回路接続点から前記信号電圧が出力されること
   を特徴とする請求項３から請求項６のいずれか１項に記載の電源電圧監視回路。
8. 前記インピーダンス回路は、
   前記電流源回路から出力される電流を入力とし、
   検出された物理量に応じた電圧信号を、前記信号電圧として出力するセンサであること
   を特徴とする請求項７に記載の電源電圧監視回路。
9. 前記センサは、温度を検出する温度センサであること
   を特徴とする請求項８に記載の電源電圧監視回路。
10. 請求項１から請求項９のいずれか１項に記載の電源電圧監視回路を備えることを特徴とする電子回路。