JP2010163509A - バイオマス燃料の製造方法及びバイオマス燃料 - Google Patents
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Abstract
【課題】195℃以下の低温域の排ガスを利用した場合においても、燃焼効率を十分に確保することができるバイオマス燃料を製造することが可能なバイオマス燃料の製造方法、及び、このバイオマス燃料の製造方法により得られたバイオマス燃料を提供する。
【解決手段】本発明のバイオマス燃料の製造方法は、乾燥粉砕機23にバイオマス系廃棄物を供給するとともに、温度が80℃以上かつ195℃以下の低温の燃焼排ガスを導入し、バイオマス系廃棄物を低温の燃焼排ガスにより乾燥すると同時に粉砕し、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含むバイオマス系微粒子とし、このバイオマス系微粒子を含む燃焼排ガスをサイクロン25に導入し、バイオマス系微粒子を燃焼排ガスから分離し捕集する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のバイオマス燃料の製造方法は、乾燥粉砕機23にバイオマス系廃棄物を供給するとともに、温度が80℃以上かつ195℃以下の低温の燃焼排ガスを導入し、バイオマス系廃棄物を低温の燃焼排ガスにより乾燥すると同時に粉砕し、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含むバイオマス系微粒子とし、このバイオマス系微粒子を含む燃焼排ガスをサイクロン25に導入し、バイオマス系微粒子を燃焼排ガスから分離し捕集する。
【選択図】図1
Description
本発明は、バイオマス燃料の製造方法及びバイオマス燃料に関し、更に詳しくは、セメント焼成設備、ボイラ、発電設備等から排出される195℃以下の低温排ガスを、乾燥熱源として利用することが可能なバイオマス燃料の製造方法、及び、木屑等のバイオマス系廃棄物を粉砕及び乾燥することにより、エネルギー源として有効利用することが可能なバイオマス燃料に関するものである。
従来、セメント焼成設備等の熱エネルギーを利用する施設においては、セメントキルン、仮焼炉、クリンカクーラ等から大量の燃焼排ガスが排出される。
この燃焼排ガスのうち、概ね400℃以上の高温域の排ガスは、ボイラの節炭器や原料の乾燥熱源として有効利用されており、また、概ね200℃を超えかつ400℃未満の中温域の排ガスは、オイルショック後のエネルギー利用技術の研究開発の進展により、排熱発電や乾燥用熱源として有効利用されるようになってきている。
この燃焼排ガスのうち、概ね400℃以上の高温域の排ガスは、ボイラの節炭器や原料の乾燥熱源として有効利用されており、また、概ね200℃を超えかつ400℃未満の中温域の排ガスは、オイルショック後のエネルギー利用技術の研究開発の進展により、排熱発電や乾燥用熱源として有効利用されるようになってきている。
一方、木材や鶏糞等のバイオマス系廃棄物を熱エネルギーとして有効利用する技術としては、例えば、竪型ローラミル等の竪型粉砕機にセメント焼成設備のクリンカクーラから排出される250℃〜500℃の排ガスを導入し、この竪型粉砕機にてバイオマス系廃棄物を乾燥・粉砕する方法(特許文献1)、木材等のバイオマス系廃棄物と石炭とを同時に乾燥・粉砕し、その後、粗粒部分と微粒部分とに分級する方法(特許文献2)、鶏糞を、セメント焼成設備のクリンカクーラから排出される250℃〜500℃の高温ガスを用いて、その含水率を40%以下に調整した後、セメント焼成設備に投入して燃焼させる方法(特許文献3)、石炭等の燃焼により発生した300℃以上の燃焼排ガスを用いて、バイオマス燃料を乾燥させる方法(特許文献4)、木材の破砕物を、セメント製造設備の排熱を利用して200℃〜300℃の加熱温度にて加熱処理し、その後、粉砕処理する方法(特許文献5)等が提案されている。
ところで、上述した従来のバイオマス系廃棄物を熱エネルギーとして利用する技術では、得られたバイオマス燃料の燃焼効率を確保するために乾燥処理を行っているが、この乾燥に用いられる排ガスの温度は200℃〜500℃と高温である。
このように、例えば、195℃以下の低温域の排ガス、特に100℃以下の低温域の排ガスは、熱源として殆ど利用されておらず、また、利用する場合、この排ガスの温度を高めるために化石燃料の燃焼熱を用いることもあり、バイオマス燃料としての効果を損なう虞があった。
このように、例えば、195℃以下の低温域の排ガス、特に100℃以下の低温域の排ガスは、熱源として殆ど利用されておらず、また、利用する場合、この排ガスの温度を高めるために化石燃料の燃焼熱を用いることもあり、バイオマス燃料としての効果を損なう虞があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、195℃以下の低温域の排ガスを利用した場合においても、燃焼効率を十分に確保することができるバイオマス燃料を製造することが可能なバイオマス燃料の製造方法、及び、このバイオマス燃料の製造方法により得られたバイオマス燃料を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記の課題を解決するために鋭意検討を行った結果、バイオマス系廃棄物を粉砕してバイオマス系微粒子とし、このバイオマス系微粒子を195℃以下の低温排ガスを用いて乾燥することとすれば、バイオマス系微粒子の粒度を細かくすることで、従来、熱源として利用されてこなかった195℃以下の低温域の排ガス、特に100℃以下の低温域の排ガスを熱源として有効利用することができ、得られたバイオマス燃料の燃焼効率を良好に確保することができることを見出し、本発明を提案することに至った。
すなわち、本発明のバイオマス燃料の製造方法は、バイオマス系廃棄物を粉砕してバイオマス系微粒子とし、このバイオマス系微粒子を80℃以上かつ195℃以下の低温排ガスを用いて乾燥することを特徴とする。
前記バイオマス系微粒子は、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含むことが好ましい。
前記粉砕及び前記乾燥を同時に行うことが好ましい。
前記低温排ガスは、セメント焼成設備、ボイラ、発電設備のうちいずれか1つ以上から排出される低温排ガスであることが好ましい。
前記低温排ガスの含水率は25質量%以下であることが好ましい。
前記粉砕及び前記乾燥を同時に行うことが好ましい。
前記低温排ガスは、セメント焼成設備、ボイラ、発電設備のうちいずれか1つ以上から排出される低温排ガスであることが好ましい。
前記低温排ガスの含水率は25質量%以下であることが好ましい。
本発明のバイオマス燃料は、バイオマス系廃棄物を粉砕し、80℃以上かつ195℃以下の低温排ガスを用いて乾燥してなるバイオマス燃料であって、長軸の長さが1mm以下のバイオマス系微粒子を70質量%以上含有してなることを特徴とする。
本発明のバイオマス燃料の製造方法によれば、バイオマス系廃棄物を粉砕してバイオマス系微粒子とし、このバイオマス系微粒子を80℃以上かつ195℃以下の低温排ガスを用いて乾燥するので、従来、熱源として利用されてこなかった195℃以下の低温域の排ガスを熱源として有効利用することができ、燃焼効率が良好なバイオマス燃料を容易に得ることができる。
また、80℃以上かつ195℃以下の低温排ガスを利用することで、従来、乾燥に利用されていた200℃〜500℃の温度域の排ガスを、より熱効率の高い廃熱発電等に有効利用することができる。したがって、排ガスの有する熱エネルギーの総合的な有効利用を推進することができる。
また、80℃以上かつ195℃以下の低温排ガスを利用することで、従来、乾燥に利用されていた200℃〜500℃の温度域の排ガスを、より熱効率の高い廃熱発電等に有効利用することができる。したがって、排ガスの有する熱エネルギーの総合的な有効利用を推進することができる。
本発明のバイオマス燃料によれば、長軸の長さが1mm以下のバイオマス系微粒子を70質量%以上含有したので、バイオマス燃料としての燃焼効率を向上させることができる。したがって、燃焼効率が良好なバイオマス燃料を提供することができる。
本発明のバイオマス燃料の製造方法及びバイオマス燃料を実施するための形態について、図面に基づき説明する。
なお、本形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
なお、本形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
図1は、本発明の一実施形態のバイオマス燃料の製造設備を備えたセメント製造設備を示す模式図であり、破砕した廃木材もしくは木屑等のバイオマス系廃棄物を粉砕してバイオマス系微粒子とし、このバイオマス系微粒子をセメント製造設備から排出される80℃以上かつ195℃以下の低温排ガスを用いて乾燥し、得られたバイオマス燃料をセメント製造設備のロータリーキルンに投入して燃焼利用するセメント製造設備の例である。
図において、1はセメント原料を乾燥・粉砕する原料ミル、2はセメント原料粉を分離するサイクロン(分離捕集装置)、3はセメント原料貯蔵庫、4はロータリーキルン、5はクリンカクーラ、6は仮焼炉、7は複数段のサイクロン7a〜7dからなるサスペンションプレヒータ、8、9はバーナー、10は電気集塵機、11は排気煙突、12はセメント原料供給ライン、13はセメント原料粉供給ライン、14はセメントクリンカ搬送ラインである。
また、21はバイオマス燃料の製造設備であり、バイオマス系廃棄物貯蔵庫22と、このバイオマス系廃棄物貯蔵庫22から供給されるバイオマス系廃棄物の乾燥及び粉砕を同時に行いバイオマス系乾燥微粒子とする乾燥粉砕機23と、この乾燥粉砕機23にサイクロン2及び電気集塵機10を通過した低温の燃焼排ガス(低温排ガス)を乾燥用として導入する燃焼排ガスライン24と、この乾燥・粉砕されたバイオマス系乾燥微粒子を排ガスから分離し捕集するサイクロン(分離捕集装置)25と、この分離捕集されたバイオマス系乾燥微粒子を貯留ビン(図示略)に一旦保管し、この貯留ビンから定量を切り出し空気輸送にてロータリーキルン4、仮焼炉6のいずれか一方または双方に輸送するバイオマス燃料供給ライン26と、これらバイオマス系廃棄物貯蔵庫22〜バイオマス燃料供給ライン26におけるバイオマス系廃棄物の供給、乾燥及び粉砕、輸送等を制御する制御装置(図示略)とにより構成されている。
また、31は廃熱発電設備であり、ロータリーキルン4及び仮焼炉6から排出される燃焼排ガスをサスペンションプレヒータ7を介して導入し熱交換を行う熱交換器32と、熱交換器32から供給される廃熱を用いて発電する発電機33とにより構成されている。この熱交換器32にて熱交換により温度が低下した低温の燃焼排ガスは、一部が原料ミル1に送られ、残りが電気集塵機10に送られて、その一部がバイオマス燃料の製造設備21にて有効利用され、残りは排気煙突11から排出される。
乾燥粉砕機23としては、バイオマス系廃棄物の乾燥及び粉砕を同時に行うことが可能な竪型ローラミルを用いることが好ましいが、バイオマス系廃棄物の乾燥及び粉砕を個別に行う場合には、バイオマス系廃棄物の粉砕を行う破砕機や乾式ボールミルと、粉砕により得られたバイオマス系微粒子を乾燥する乾燥機とを組み合わせてもよい。
特に、木材や木屑等のバイオマス系廃棄物が水分を含む場合、あるいは複数種のバイオマス系廃棄物を混合して粉砕する場合等では、乾燥と粉砕が同時に可能な竪型ローラミルを用いることが好ましい。
特に、木材や木屑等のバイオマス系廃棄物が水分を含む場合、あるいは複数種のバイオマス系廃棄物を混合して粉砕する場合等では、乾燥と粉砕が同時に可能な竪型ローラミルを用いることが好ましい。
この乾燥粉砕機23には、必要に応じてバイオマス系微粒子を所定の粒子径にて粗粒部分と微粒部分とに分級する分級機、例えば、振動篩等の振動式分級機、遠心式分級機等を設けてもよい。
なお、サイクロン25によりバイオマス系乾燥微粒子から分離された排ガスは、クリンカクーラ5を冷却するために再利用される。
なお、サイクロン25によりバイオマス系乾燥微粒子から分離された排ガスは、クリンカクーラ5を冷却するために再利用される。
次に、このセメント製造設備を用いたバイオマス燃料の製造方法及びバイオマス燃料について説明する。
ここでは、ロータリーキルン4及び仮焼炉6から排出される燃焼排ガスは、サスペンションプレヒータ7を通過した段階では250℃〜500℃の高温であるから、この高温の燃焼排ガスを有効利用するために、まず廃熱発電を行い、次いで、廃熱発電後に原料ミル1、サイクロン2及び電気集塵機10を通過して80℃以上かつ195℃以下の低温になった燃焼排ガス(低温排ガス)を用いてバイオマス燃料を作製する。
ここでは、ロータリーキルン4及び仮焼炉6から排出される燃焼排ガスは、サスペンションプレヒータ7を通過した段階では250℃〜500℃の高温であるから、この高温の燃焼排ガスを有効利用するために、まず廃熱発電を行い、次いで、廃熱発電後に原料ミル1、サイクロン2及び電気集塵機10を通過して80℃以上かつ195℃以下の低温になった燃焼排ガス(低温排ガス)を用いてバイオマス燃料を作製する。
ここで用いられるバイオマス系廃棄物としては、特に限定はされないが、建築廃材(廃木材)を破砕してなる木材チップ、木屑等の木質系廃棄物の他、バルプスラッジ、バイオマス系の汚泥等も使用することが可能である。
特に、木材チップや木屑等の木質系廃棄物は、取り扱いの容易さ、燃料とした場合の均質性等の理由により好ましいので、ここでは、木屑を用いることとする。
特に、木材チップや木屑等の木質系廃棄物は、取り扱いの容易さ、燃料とした場合の均質性等の理由により好ましいので、ここでは、木屑を用いることとする。
まず、ロータリーキルン4及び仮焼炉6から排出される燃焼排ガスをサスペンションプレヒータ7を介して熱交換器32に導入し、この熱交換器32にて高温の燃焼排ガスと低温の熱媒体との間で熱交換を行う。
この熱交換により高温となった熱媒体は、熱交換器32から発電機33に送られ、この熱媒体が有する廃熱を用いて発電を行う。
この熱交換器32にて熱交換により温度が低下した低温の燃焼排ガスは、一部が原料ミル1に送られてセメント原料の乾燥に用いられ、サイクロン2及び電気集塵機10を経由して排気煙突1から外部へ排出される。
一方、サイクロン2及び電気集塵機10を経由することで温度が195℃以下にまで低下した低温の燃焼排ガスの一部を、バイオマス燃料の製造設備21に送る。
この熱交換により高温となった熱媒体は、熱交換器32から発電機33に送られ、この熱媒体が有する廃熱を用いて発電を行う。
この熱交換器32にて熱交換により温度が低下した低温の燃焼排ガスは、一部が原料ミル1に送られてセメント原料の乾燥に用いられ、サイクロン2及び電気集塵機10を経由して排気煙突1から外部へ排出される。
一方、サイクロン2及び電気集塵機10を経由することで温度が195℃以下にまで低下した低温の燃焼排ガスの一部を、バイオマス燃料の製造設備21に送る。
バイオマス燃料の製造設備21では、乾燥粉砕機23に、バイオマス系廃棄物貯蔵庫22からバイオマス系廃棄物を所定量供給するとともに、電気集塵機10を経由して温度が80℃以上かつ195℃以下に低下した低温の燃焼排ガスを導入する。
ここで、低温の燃焼排ガスの温度を80℃以上かつ195℃以下と限定した理由は、温度が80℃を下回ると、木質系廃棄物を燃料として使用可能な程度までに乾燥させるのに長時間必要となるために、非効率的となるからである。なお、温度が195℃を超える燃焼排ガスは、廃熱発電等にて有効利用することが好ましいが、木質系廃棄物を乾燥させるのに使用してもかまわない。
ここで、低温の燃焼排ガスの温度を80℃以上かつ195℃以下と限定した理由は、温度が80℃を下回ると、木質系廃棄物を燃料として使用可能な程度までに乾燥させるのに長時間必要となるために、非効率的となるからである。なお、温度が195℃を超える燃焼排ガスは、廃熱発電等にて有効利用することが好ましいが、木質系廃棄物を乾燥させるのに使用してもかまわない。
この燃焼排ガスの含水率は、特に制限されないが、バイオマス系廃棄物を粉砕して得られたバイオマス系微粒子を十分に乾燥することを考慮すると、25質量%以下が好ましい。
また、クリンカクーラ5から排出されるクーラ排ガスは、温度が80℃以上かつ195℃以下、含水率が15質量%程度であり、バイオマス系廃棄物の乾燥にそのまま用いることができるので好ましい。
また、クリンカクーラ5から排出されるクーラ排ガスは、温度が80℃以上かつ195℃以下、含水率が15質量%程度であり、バイオマス系廃棄物の乾燥にそのまま用いることができるので好ましい。
この乾燥粉砕機23では、バイオマス系廃棄物を燃焼排ガスにより乾燥すると同時に粉砕し、バイオマス系微粒子とする。
このバイオマス系微粒子の大きさは、このバイオマス系微粒子がバーナー9によりロータリーキルン4に供給されて完全燃焼されることを考慮すると、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含むことが好ましく、90質量%以上含むことがより好ましい。
また、燃焼性評価により、バイオマス系微粒子が、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含むことにより、良好な燃焼性を確保することができるとの知見を得た。
このバイオマス系微粒子の大きさは、このバイオマス系微粒子がバーナー9によりロータリーキルン4に供給されて完全燃焼されることを考慮すると、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含むことが好ましく、90質量%以上含むことがより好ましい。
また、燃焼性評価により、バイオマス系微粒子が、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含むことにより、良好な燃焼性を確保することができるとの知見を得た。
次いで、このバイオマス系微粒子を含む低温の燃焼排ガスをサイクロン25導入し、バイオマス系微粒子を燃焼排ガスから分離し捕集する。
以上により、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含み、含水率が10質量%以下のバイオマス燃料が得られる。
以上により、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含み、含水率が10質量%以下のバイオマス燃料が得られる。
このようにして得られたバイオマス燃料は、バイオマス燃料供給ライン26にてロータリーキルン4、仮焼炉6のいずれか一方または双方に空気輸送される。
ロータリーキルン4に空気輸送する場合には、一旦キルン燃料供給ビン(図示略)に貯留された後、空気輸送にてロータリーキルン4のバーナー9に供給され、ロータリーキルン4内にて燃焼され、燃料として有効利用される。
一方、仮焼炉6に空気輸送する場合には、バーナー8から仮焼炉6内に噴出することにより、この仮焼炉6内に900℃以上の温度の燃焼フレームが形成され、燃料として有効に使用される。
ロータリーキルン4に空気輸送する場合には、一旦キルン燃料供給ビン(図示略)に貯留された後、空気輸送にてロータリーキルン4のバーナー9に供給され、ロータリーキルン4内にて燃焼され、燃料として有効利用される。
一方、仮焼炉6に空気輸送する場合には、バーナー8から仮焼炉6内に噴出することにより、この仮焼炉6内に900℃以上の温度の燃焼フレームが形成され、燃料として有効に使用される。
以上説明したように、本実施形態のバイオマス燃料の製造方法によれば、乾燥粉砕機23に、バイオマス系廃棄物と、サイクロン2及び電気集塵機10を通過した80℃以上かつ195℃以下の低温の燃焼排ガスとを導入し、この低温の燃焼排ガスを用いてバイオマス系廃棄物を乾燥し、同時に粉砕するので、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含み、含水率が10質量%以下のバイオマス燃料を容易に得ることができる。
さらに、200℃〜500℃の高温の燃焼排ガスを用いて廃熱発電を行い、次いで、この廃熱発電後に電気集塵機10から取り出した80℃以上かつ195℃以下の低温の燃焼排ガスを用いてバイオマス燃料を作製するので、200℃〜500℃の温度域の排ガスをより熱効率の高い廃熱発電に有効利用することができ、従来ではそのまま系外に排出されていた80℃以上かつ195℃以下の低温の燃焼排ガスをバイオマス燃料の製造に有効利用することができる。したがって、燃焼排ガスの有する熱エネルギーの総合的な有効利用を推進することができる。
本実施形態のバイオマス燃料によれば、長軸の長さが1mm以下のバイオマス系微粒子を70質量%以上含有し、含水率を10質量%以下としたので、燃焼効率が良好なバイオマス燃料を提供することができる。
以下、本発明について実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例によって何ら制限されるものではない。
「実施例」
竪型ローラミルに、長軸の長さが概ね10mm以下、含水率が23質量%の木屑を投入するとともに、温度が90℃、含水率が20質量%の乾燥用空気を導入して、この木屑を乾燥及び粉砕し、木屑微粒子を主成分とする実施例1のバイオマス燃料を得た。
このバイオマス燃料は、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含んでおり、その含水率は9質量%であった。
竪型ローラミルに、長軸の長さが概ね10mm以下、含水率が23質量%の木屑を投入するとともに、温度が90℃、含水率が20質量%の乾燥用空気を導入して、この木屑を乾燥及び粉砕し、木屑微粒子を主成分とする実施例1のバイオマス燃料を得た。
このバイオマス燃料は、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含んでおり、その含水率は9質量%であった。
図2は、バイオマス燃料における乾燥雰囲気の違いによる含水率と乾燥時間との関係を示す図である。
ここでは、長軸長さが概ね10mm以下、含水率が23質量%の木屑を各5gづつ、(1)80℃、42%RHの恒温恒湿槽中、(2)80℃の乾燥器中、(3)65℃、80%RHの恒温恒湿槽中、の各々の条件下にて乾燥したときの経過時間毎の含水率を測定した。
ここでは、長軸長さが概ね10mm以下、含水率が23質量%の木屑を各5gづつ、(1)80℃、42%RHの恒温恒湿槽中、(2)80℃の乾燥器中、(3)65℃、80%RHの恒温恒湿槽中、の各々の条件下にて乾燥したときの経過時間毎の含水率を測定した。
図2によれば、80℃、42%RHの恒温恒湿槽中、及び80℃の乾燥器中、のいずれの場合においても、20分静置後に含水率が3質量%以下となり、80℃、42%RHの恒温恒湿槽中にても十分に乾燥させることができることが分かった。
一方、65℃、80%RHの恒温恒湿槽中にて乾燥させた場合、30分以上静置しても含水率が10質量%以上で飽和した状態となり、十分に乾燥させることができないことが分かった。
一方、65℃、80%RHの恒温恒湿槽中にて乾燥させた場合、30分以上静置しても含水率が10質量%以上で飽和した状態となり、十分に乾燥させることができないことが分かった。
図3は、バイオマス燃料におけるバイオマス系微粒子の大きさの違いによる含水率と乾燥時間との関係を示す図である。
ここでは、長軸長さが概ね10mm以下、含水率が23質量%の木屑を、篩にて次の4種類(1)4mmを超えかつ10mm以下、(2)2mmを超えかつ4mm以下、(3)0.5mmを超えかつ2mm以下、(4)0.5mm以下、に篩分けし、これらのうち(1)〜(3)の3種類各々から10gづつ採取し、次いで、採取した各サンプルを恒温恒湿槽内の80℃、42%RHの雰囲気中に静置し、経過時間毎の含水率を測定した。
ここでは、長軸長さが概ね10mm以下、含水率が23質量%の木屑を、篩にて次の4種類(1)4mmを超えかつ10mm以下、(2)2mmを超えかつ4mm以下、(3)0.5mmを超えかつ2mm以下、(4)0.5mm以下、に篩分けし、これらのうち(1)〜(3)の3種類各々から10gづつ採取し、次いで、採取した各サンプルを恒温恒湿槽内の80℃、42%RHの雰囲気中に静置し、経過時間毎の含水率を測定した。
図3によれば、粒子の大きさが小さくなるほど、含水率の低下、すなわち乾燥が進み易いことが分かった。また、4mmを超えかつ10mm以下の最も粗いバイオマス系微粒子においても、10分静置後には含水率が5質量%となり、その後徐々に含水率が低下していくことが分かった。
1 原料ミル
2 サイクロン
3 セメント原料貯蔵庫
4 ロータリーキルン
5 クリンカクーラ
6 仮焼炉
7 サスペンションプレヒータ
7a〜7d サイクロン
8、9 バーナー
10 電気集塵機
11 排気煙突
12 セメント原料供給ライン
13 セメント原料粉供給ライン
14 セメントクリンカ搬送ライン
21 バイオマス燃料の製造設備
22 バイオマス系廃棄物貯蔵庫
23 乾燥粉砕機
24 燃焼排ガスライン
25 サイクロン
26 バイオマス燃料供給ライン
31 廃熱発電設備
32 熱交換器
33 発電機
2 サイクロン
3 セメント原料貯蔵庫
4 ロータリーキルン
5 クリンカクーラ
6 仮焼炉
7 サスペンションプレヒータ
7a〜7d サイクロン
8、9 バーナー
10 電気集塵機
11 排気煙突
12 セメント原料供給ライン
13 セメント原料粉供給ライン
14 セメントクリンカ搬送ライン
21 バイオマス燃料の製造設備
22 バイオマス系廃棄物貯蔵庫
23 乾燥粉砕機
24 燃焼排ガスライン
25 サイクロン
26 バイオマス燃料供給ライン
31 廃熱発電設備
32 熱交換器
33 発電機
Claims (6)
- バイオマス系廃棄物を粉砕してバイオマス系微粒子とし、このバイオマス系微粒子を80℃以上かつ195℃以下の低温排ガスを用いて乾燥することを特徴とするバイオマス燃料の製造方法。
- 前記バイオマス系微粒子は、長軸の長さが1mm以下の粒子を70質量%以上含むことを特徴とする請求項1記載のバイオマス燃料の製造方法。
- 前記粉砕及び前記乾燥を同時に行うことを特徴とする請求項1または2記載のバイオマス燃料の製造方法。
- 前記低温排ガスは、セメント焼成設備、ボイラ、発電設備のうちいずれか1つ以上から排出される低温排ガスであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のバイオマス燃料の製造方法。
- 前記低温排ガスの含水率は25質量%以下であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載のバイオマス燃料の製造方法。
- バイオマス系廃棄物を粉砕し、80℃以上かつ195℃以下の低温排ガスを用いて乾燥してなるバイオマス燃料であって、
長軸の長さが1mm以下のバイオマス系微粒子を70質量%以上含有してなることを特徴とするバイオマス燃料。
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JP2009005614A JP2010163509A (ja) | 2009-01-14 | 2009-01-14 | バイオマス燃料の製造方法及びバイオマス燃料 |
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