JP2010161842A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 変圧器に流れる電流の直流成分に起因する偏磁のみならず、過電流保護のためのパルスオフによって生じる偏磁に対してもすばやく応答して偏磁を抑制すること。
【解決手段】 インバータを構成する半導体スイッチング素子のゲートパルスのうち変圧器に正の電圧を印加するパルスである正側パルスのパルス幅を加算/減算し、負の電圧を印加するパルスである負側パルスのパルス幅を減算/加算していって、正側パルスと負側パルスのパルス幅の差分を累積加算し、当該差分の累積値を出力するパルス幅積分部と、変圧器の入力電流の直流成分を検出する直流分検出部と、パルス幅積分部から出力される累積値と、直流分検出部から出力される直流成分値に基づいて、パルス幅制御部で決定されたパルス幅指令値を調整するパルス幅指令調整部とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、絶縁形直流-直流電力変換装置における変圧器の偏磁に対する保護技術に係り、特に過電流検出によりインバータのゲートを強制的にオフする際の偏磁の発生を防ぐことのできる電力変換装置に関する。
図8に従来の電力変換装置の回路を示す。図8において、電力変換装置51は、直流電圧を印加する直流電圧入力端子19、この直流電圧入力端子19を介して供給される入力電流を平滑する入力側平滑コンデンサ1、半導体スイッチング素子2,3の直列接続回路、半導体スイッチング素子4,5の直列接続回路、半導体スイッチング素子2,3の直列接続接点と、半導体スイッチング素子4,5の直列接続接点との間に一次巻線が接続された変圧器6、変圧器6の二次巻線に接続され、変圧器二次側から出力される交流電流を整流するダイオード7〜10からなる整流回路、この整流回路の出力を平滑する平滑リアクトル11、この平滑リアクトル11に接続する負荷12、負荷12にかかる直流出力電圧を検出し、内蔵する誤差増幅器により直流出力電圧と指令値との誤差に基づいて、ゲートパルス信号のパルス幅指令値を決定するパルス幅制御部16、このパルス幅指令値にしたがって、半導体スイッチング素子2〜5のゲートのオン,オフを行うゲートパルス信号を出力するゲートパルス信号発生部15、変圧器6の一次側に接続された電流検出器13を介して入力される変圧器6の入力電流を監視し、過電流を検出する過電流検出部14、および、過電流検出部14が過電流を検出したときに、ゲートパルス信号発生部15から出力されるゲートパルス信号を強制的にオフする過電流保護部17から構成されている。
この構成において、図中上側の直流電圧入力端子19を正にして直流電圧を印加し、半導体スイッチング素子3と4とをオフにして半導体スイッチング素子2と5とをオンすると変圧器6に正の電圧が印加され、逆に半導体スイッチング素子2と5とをオフにして半導体スイッチング素子3と4とをオンすると負の電圧が印加される。正負の電圧を交互に印加することで高周波の交流を変圧器6に入力する。
変圧器6によってこれを変圧、絶縁した後ダイオード整流器7〜10により整流し、平滑リアクトル11により平滑することで負荷12に直流電圧が印加される。負荷12に印加される電圧はパルス幅制御部16、ゲートパルス信号発生部15により半導体スイッチング素子2〜5がオンする時比率(デューティ比)を変えることで制御可能である。
ここで、負荷12の急変などによって大きな電流が流れ、スイッチング素子が破壊されるのを防ぐために、電流検出器13によって変圧器6に流れる電流を監視し、過電流検出部14で大きな電流が流れたことを検知して過電流保護部17でゲートパルスを強制オフして電流を絞るという方法が一般的に行われている。
ところが、この過電流保護部17が動作してゲートパルスを強制的にオフすると、これにより生じる正負のパルスのアンバランスに起因する変圧器6の偏磁が発生する。偏磁が起こると、場合によっては、変圧器6が磁気飽和を起こして装置に大きな電流が流れる。この場合には、たとえ過電流保護部17がパルスをオフしたとしても電流を絞ることができずに装置が破壊されてしまう可能性があるので、この過電流保護部17の動作に伴う偏磁の発生を防止する必要がある。
従来提案されている偏磁の防止技術としては、半導体スイッチング素子のばらつきによって変圧器に流れる直流電流分による偏磁を対象として、変圧器に流れる電流からローパスフィルタを用いて直流成分を検出してそれを零にするようにパルス幅を調整する手法が提案されている。(例えば、特許文献1,2を参照)。
特開平9−168278号公報 特開2004−14165号公報
しかしながら、このようなパルスのアンバランスによる偏磁は、瞬時に発生し変動も大きい場合があるので、応答性が要求されるが、上述の従来の技術では応答が遅く、飽和を起こしてしまう虞がある。
本発明は、上述のかかる事情に鑑みてなされたものであり、素子の特性のばらつきにより発生する変圧器に流れる電流の直流成分に起因する緩やかな変化の偏磁のみならず、過電流保護のためのパルスオフによって生じる正負のゲートパルスのアンバランスに起因する瞬時的で変動の大きい偏磁に対してもすばやく応答して偏磁を抑制することができる電力変換装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明に係わる電力変換装置は、半導体スイッチング素子により構成され、該半導体スイッチング素子のゲートをオン、オフすることにより直流電圧を交流電圧に変換し、該交流電圧を正負の電圧パルスとして交互に出力するインバータと、インバータの出力に接続され、電圧パルスを印加される変圧器と、変圧器の出力に接続される整流回路と、整流回路の出力に接続される平滑リアクトルと負荷との直列接続回路と、負荷にかかる直流出力電圧を検出し、誤差増幅器により直流出力電圧と指令値との誤差に基づき、電圧パルスのパルス幅指令値を決定するパルス幅制御部と、パルス幅指令値にしたがって、半導体スイッチング素子のゲートのオン、オフを行うゲートパルス信号を所定の周期で出力するゲートパルス信号発生部と、変圧器の入力電流を検出して所定のしきい値と比較して過電流を検出する過電流検出部と、過電流検出部が過電流を検出した時点の半周期の間、ゲートパルス信号の出力を強制的にオフする過電流保護部とを有し、ゲートパルス信号によって電圧パルスを発生させることにより直流出力電圧を制御する電力変換装置において、ゲートパルスのうち変圧器に正の電圧を印加するパルスである正側パルスのパルス幅を加算/減算し、負の電圧を印加するパルスである負側パルスのパルス幅を減算/加算していって、正側パルスと負側パルスのパルス幅の差分を累積加算し、当該差分の累積値を出力するパルス幅積分部と、変圧器の入力電流の直流成分を検出する直流分検出部と、パルス幅積分部から出力される累積値と、直流分検出部から出力される直流成分値に基づいて、パルス幅制御部で決定されたパルス幅指令値を調整するパルス幅指令調整部とを備えることを特徴とする。
本発明では、パルス幅のアンバランス分を累積するパルス幅積分部と、変圧器に流れる直流電流を検出する直流分検出部をそれぞれ設け、これらの出力を用いてパルス幅指令値を調整して偏磁を解消するようにしたので、素子の特性のばらつきにより発生する変圧器に流れる電流の直流成分に起因する緩やかな変化の偏磁に対応しつつ、過電流保護のためのパルスオフによって生じる正負のゲートパルスのアンバランスに起因する偏磁に対しても迅速に対応することができる。
好ましくは、パルス幅指令調整部は、直流成分を零にする調整をして生成したパルス幅指令値に対して、アンバランス分の累積値を零にする調整を行うようにすると良い。これにより、過電流保護によって生じる偏磁に対する調整の効果を低減することなく、変圧器の直流成分に対する調整を行うことができる。
より好ましくは、パルス幅指令調整部は、直流成分を零にする調整をして生成したパルス幅指令値に対して、アンバランス分の累積値が、変圧器の飽和磁束に基づいてあらかじめ定められた上下限値を超えないように調整を行うと良い。累積値が上下限値を超えたことを検出したときにのみ調整することにより、変圧器の直流成分の監視によって自動的に偏磁を解消できるような場合は、過電流保護によって生じる偏磁に対する調整を行わないようできるので、安定した動作が可能となる。
以上、本発明によれば、素子の特性のばらつきにより発生する変圧器に流れる電流の直流成分に起因する緩やかな変化の偏磁のみならず、過電流保護のためのパルスオフによって生じる正負のゲートパルスのアンバランスに起因する瞬時的で変動の大きい偏磁にも応答して抑制することができる。
また、直流成分を零にする調整をした後に、アンバランス分の累積値があらかじめ定められた上下限値を超えないようにする調整を行うことにより、偏磁しているものの飽和に達する危険性のない間は緩やかに制御して本来の出力電圧制御への影響を少なくし、飽和に達しそうな危険域に入ったときは、すばやく応答して確実に偏磁を抑制して飽和を防止することができる。
本発明の一実施の形態による電力変換装置の構成図である。 図1の各部の通常時の波形を示す図である。 図1の各部の過電流発生時の波形図である。 図1のパルス幅積分部18の構成図である。 図4の各入出力点の波形図である。 図1のパルス幅指令調整部21の構成図である。 図1の他の実施例によるパルス幅指令調整部21の構成図である。 従来の電力変換装置の構成図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は、一実施の形態による電力変換装置50の構成図である。図8の構成に対して、変圧器6の一次側に取り付けられた電流検出器13を介して変圧器6の一次電流を入力し、その直流成分を検出する直流分検出部20、過電流保護部17から出力されるゲートパルスのうち変圧器6に正の電圧を印加するパルス(以下、正側パルス)のパルスと、負の電圧を印加するパルス(以下、負側パルス)の両パルス幅のアンバランス分を累積して、累積値を出力するパルス幅積分部18、および、パルス幅積分部18から出力される累積値と、直流分検出部20から出力される直流成分値に基づいて、パルス幅制御部16で決定されたパルス幅指令値を調整するパルス幅指令調整部21とを追加している。
次に、上記の構成を有する電力変換装置50の動作を説明する。
まず、通常動作においては、インバータを構成する半導体スイッチング素子2と5と半導体スイッチング素子3と4とを交互にオンすることによって高周波の交流を変圧器6に入力する。変圧器6によってこれを変圧、絶縁した後ダイオード整流器7〜10により整流し、平滑リアクトル11により平滑することで負荷12に直流電圧を印加する。負荷12に印加する電圧はパルス幅制御部16により決定された指令値をもとにゲートパルス信号発生部15が発生するゲートパルスによって半導体スイッチング素子2〜5がオンする時比率を変えることで制御を行う。また、過電流検出部14は、変圧器6の一次電流を入力し、その電流値があらかじめ設定されている正負の過電流検出レベルを超えたか否かを監視する。
図2に正常時の各部の波形を示す。この図において、(1)は過電流保護部17から出力される半導体スイッチング素子2,5へのゲートパルス(以下正側パルス2,5という。)、(2)は半導体スイッチング素子3,4へのゲートパルス(以下、負側パルス3,4という。)、(3)は変圧器6の一次電圧、(4)は変圧器6の一次電流、(5)は平滑リアクトル11の出力電流を表している。
正常時は、変圧器6の一次電流は過電流検出レベルを超えないので、過電流保護部17、ゲートパルス信号調整部18は単にゲートパルス信号発生部15から出力されるゲートパルスを順次そのまま伝達して、半導体スイッチング素子2〜5をオン・オフする。
次に、過電流が発生した場合の波形を図3に示す。この図では、時刻t1で正側の電流が過電流検出レベルを超え(図3(4))、これによって過電流保護部17がパルス2,5を強制的にオフにする。パルス幅が短くなったことにより、電流が抑えられ、次にパルス3,4を発生する時には負側の電流は過電流検出レベルを下回り、通常通りのパルスが発生する。電流が抑えられるので、保護の目的は達成しているが、時刻t1を含む1周期分のパルス幅が正負アンバランスになり、ここで偏磁が起きる。
図4は、図1の構成における本発明の特徴のひとつであるパルス幅積分部18を、アップダウンカウンタ18aと累積値保持ラッチ18bで構成した具体例であり、図5は、その動作を示したものである。
図4において、アップダウンカウンタ18aは、正側パルス2,5がオンの間、装置50の内部クロックによってカウントアップし、負側パルス3,4がオンの間カウントダウンし、カウント値(正負および零)を出力する。累積値保持ラッチ18bは、パルス発生周期の始め(図5の時刻t1, t2など)に、その時点でのアップダウンカウンタ18aのカウント値を保持する。時刻t1〜t2のような通常時は、正側パルス2,5と、負側パルス3,4は幅が等しくバランスしているので、アップするカウント値と、ダウンするカウント値とは等しく、ラッチのタイミングである時刻t2ではカウント値は0になる。
ところが、時刻t2〜t3のように、どちらか一方のパルス(図5の場合では正側パルス2,5)がオン状態で過電流を検出してパルスが途中でオフになると、アップするカウント値とダウンするカウント値が異なったものになり、ラッチのタイミングt3においては、カウント値は0にならない。図5の場合では、パルス発生周期Tに対して過電流検出で正側パルスのパルス幅が0.1T短くなったとすると、その分だけカウント値は負側が大きくなり、アンバランス累積値は、−0.1Tとなる。次の周期である時刻t3〜t4では、通常通り正負のパルス幅が等しいパルスが発生するが、カウントアップの初期値が−0.1Tになるので、次のラッチのタイミングである時刻t4ではカウント値は0にならず、前の周期のアンバランスが引き継がれて−0.1Tとなる。同様に、時刻t4〜t5で正側パルスのタイミングで過電流が検出されて途中でオフすることによって、時刻t5でラッチされるカウント値は、時刻t2〜t3で正側パルスが短くなった時間0.1Tに、時刻t4〜t5で正側パルスが短くなった時間0.1Tを加えた−0.2Tになり、アンバランス分が累積していくことになる。なお、図4の例では、パルス幅積分部18はハードウェアの構成で示しているが、マイコンを用いて一部またはすべてをソフトウェアとして実現することも可能である。
図6は、本発明の特徴のひとつであるパルス幅指令調整部21を、演算器を用いて具体的に構成した例である。図6の構成では、直流分検出部20で検出された変圧器6の電流直流分に乗算器21aで適切な係数を掛けたものを、パルス幅制御部16から入力されるパルス幅指令値から加算器21bで減算することにより、直流分を0にするような調整を加える。なお、直流分の調整手法については、たとえば特許文献1または2に記載されている技術を用いることができる。
この調整を加えたパルス幅指令値に対して、さらにパルス幅積分部18で得られたパルスのアンバランス累積値に乗算器21cで適切な係数を掛けたものを、加算器21d,21eでそれぞれ減算,加算することで、正側パルス2,5と、負側パルス3,4を、それぞれアンバランス累積値が0になるように調整する。
図7は、パルス幅指令調整部21の他の実施例である。図7の構成において、パルス幅積分部18で得られたアンバランス累積値は、まず加算器21fであらかじめ定められた上限設定値(正の値)との差が求められてリミッタ21hによって正の値に制限される(負の値の場合は0にする)。それと同時に加算器21gであらかじめ定められた下限設定値(負の値)との差が求められてリミッタ21iによって負の値に制限される(正の値の場合は0にする)。リミッタ21hおよびリミッタ21iからの出力は加算器21jによって加算される。これらの演算によって、乗算器21cへの入力は、アンバランス累積値が上限設定値を超えた場合または下限設定値を下回った場合の超過量になる。この超過量は、乗算器21cで適切な係数が掛けられ、図6の場合と同様にパルス幅指令値に対して直流分検出部20で検出された直流電流が0になるような調整が加えられたものに、加算器21d、21eによって加減算される。これによって、パルス幅指令値を、アンバランス累積値が上限を超えないように、下限を下回らないように調整する。なお、上限設定値、下限設定値は、あらかじめ変圧器の磁気飽和を考慮して決定しておく。
図6、図7に示す例は、装置50の他の部分と同様に、ハードウェアで構成することもできるし、ソフトウェアで実現することもできる。
以上、本実施の形態によれば、変圧器に流れる直流電流を検出する直流分検出部20からの出力を用いてパルス幅指令値を調整し、この調整後のパルス幅指令値に対して、パルス幅のアンバランス分を累積するパルス幅積分部18からの出力によってさらに調整するようにしたので、変圧器に流れる電流の直流成分に起因する緩やかな変化の偏磁に対応しつつ、過電流保護のためのパルスオフによって生じるゲートパルスのアンバランスに起因する偏磁に対して優先的に対応することができる。
また、累積値が上下限値を超えたときにのみ調整することにより、飽和に達する危険性のない偏磁に対しては本来の出力電圧制御への影響を少なくして安定した動作を可能にする一方、飽和に達しそうな危険域に入ったときは、すばやく応答して確実に偏磁を抑制して飽和を防止することができる。
1 ・・・・・・・・・ 入力側平滑コンデンサ
2〜5 ・・・・・・・・・ 電力変換半導体スイッチング素子
6 ・・・・・・・・・ 変圧器
7〜10 ・・・・・・・・・ 出力側整流ダイオード
11 ・・・・・・・・・ 平滑リアクトル
12 ・・・・・・・・・ 負荷
13 ・・・・・・・・・ 電流検出器
14 ・・・・・・・・・ 過電流検出部
15 ・・・・・・・・・ ゲートパルス信号発生部
16 ・・・・・・・・・ パルス幅制御部
17 ・・・・・・・・・ 過電流保護部
18 ・・・・・・・・・ パルス幅積分部
19 ・・・・・・・・・ 入力電圧端子
20 ・・・・・・・・・ 直流分検出部
21 ・・・・・・・・・ パルス幅指令調整部
50 ・・・・・・・・・ 電力変換装置
51 ・・・・・・・・・ 従来の電力変換装置

Claims (3)

  1. 半導体スイッチング素子により構成され、該半導体スイッチング素子のゲートをオン、オフすることにより直流電圧を交流電圧に変換し、該交流電圧を正負の電圧パルスとして交互に出力するインバータと、
    前記インバータの出力に接続され、前記電圧パルスを印加される変圧器と、
    前記変圧器の出力に接続される整流回路と、
    前記整流回路の出力に接続される平滑リアクトルと負荷との直列接続回路と、
    前記負荷にかかる直流出力電圧を検出し、誤差増幅器により前記直流出力電圧と指令値との誤差に基づき、前記電圧パルスのパルス幅指令値を決定するパルス幅制御部と、
    前記パルス幅指令値にしたがって、前記半導体スイッチング素子のゲートのオン、オフを行うゲートパルス信号を所定の周期で出力するゲートパルス信号発生部と、
    前記変圧器の入力電流を検出して所定のしきい値と比較して過電流を検出する過電流検出部と、
    前記過電流検出部が過電流を検出した時点の半周期の間、前記ゲートパルス信号の出力を強制的にオフする過電流保護部とを有し、
    前記ゲートパルス信号によって前記電圧パルスを発生させることにより前記直流出力電圧を制御する電力変換装置において、
    前記ゲートパルスのうち前記変圧器に正の電圧を印加するパルスである正側パルスのパルス幅を加算/減算し、負の電圧を印加するパルスである負側パルスのパルス幅を減算/加算していって、前記正側パルスと前記負側パルスのパルス幅の差分を累積加算し、当該差分の累積値を出力するパルス幅積分部と、
    前記変圧器の入力電流の直流成分を検出する直流分検出部と、
    前記パルス幅積分部から出力される累積値と、前記直流分検出部から出力される直流成分値に基づいて、前記パルス幅制御部で決定されたパルス幅指令値を調整するパルス幅指令調整部と、
    を備えることを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記パルス幅指令調整部は、前記直流成分を零にする調整をして生成したパルス幅指令値に対して、前記累積値を零にする調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記パルス幅指令調整部は、前記直流成分を零にする調整をして生成したパルス幅指令値に対して、前記累積値が前記変圧器の飽和磁束に基づいてあらかじめ定められた上下限値を超えないように調整を行うことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
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