JP2010156753A - 画像出力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置等の画像出力装置において、現実に消費される電力量の増大を抑制する。
【解決手段】基準時以降に現実に消費された電力量(総消費電力量Σ)が所定電力以上となったときに、印刷モード(画像形成装置の作動モード)を消費電力の小さい他の印刷モードに移行して運転する。これにより、現実に消費される電力量の増大を抑制することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像出力装置に関するものであり、プリンタや複写機等の画像を記録シートに出力する印刷手段を有する画像出力装置、又は原稿を読み込んで画像を電子データとして出力する画像出力装置等に適用して有効である。
例えば、特許文献1に記載の複写機では、複写機の運転中に瞬間使用電力(消費電力の最大値)が所定値を超えたときに、複写機を低速印刷モードにて作動させるにより、複写機で消費される電力量が増大することを抑制している。
特開2002−292977号公報
しかし、特許文献1に記載の発明は、時々刻々と変化する消費電力の最大値が所定値を超えたときに、低速印刷モードにて複写機を作動させる複写機であるので、例えば、消費電力の最大値が所定値未満となる状態で複写機が連続的に運転し続けると、複写機は低速印刷モードに移行することなく運転し続ける。
このため、特許文献1に記載の発明では、現実に消費された電力量は運転の経過と共に増加していくこととなるので、現実に消費される総消費電力量を抑制することは難しいという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、画像出力装置において、現実に消費される電力量の増大を抑制することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、画像を出力する画像出力装置であって、第1作動モード、及び第1作動モードより消費電力が小さい第2作動モードのいずれかを選択的に作動させる切替手段と、基準時以降において消費された電力量の総合計を記憶する記憶手段とを備え、切替手段は、記憶手段に記憶されている総消費電力量が、予め設定された第1閾値以上となるときに、作動モードを第1作動モードから第2作動モードに切り替えることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、基準時以降に現実に消費された電力量(総消費電力量)が第1閾値以上となると、消費電力の小さい第2作動モードに運転されるので、現実に消費される電力量の増大を抑制することができる。
また、請求項2に記載の発明では、記録シートに画像を印刷することにより、画像を記録シートに出力する印刷手段を備えており、切替手段は、印刷中に、総消費電力量が第1閾値以上となったときに、作動モードを切り替えることを特徴とするので、現実に消費される電力量の増大を確実に抑制することができる。
また、請求項3に記載の発明では、印刷ジョブに基づいて記録シートに画像を印刷することにより、画像を記録シートに出力する印刷手段と、第1作動モードにて印刷ジョブを完了させることが可能であるか否かを判定する判定手段とを備えており、切替手段は、判定手段により、第1作動モードにて印刷ジョブを完了させることができないと判定されたときに、作動モードを切り替えることを特徴とする。
これにより、請求項3に記載の発明では、第1作動モードにて印刷ジョブを完了させることができないと判定されたときには、印刷ジョブが実行される前に作動モードが切り替えられるので、印刷ジョブの途中にて作動モードが切り替わることなく、現実に消費される電力量の増大を確実に抑制することができる。
また、請求項4に記載の発明では、印刷手段は、露光手段、転写手段及び加熱定着手段を有する電子写真方式の印刷手段であり、さらに、第2作動モードにおいては、第1作動モードに比べて低い加熱温度で加熱手段が作動することを特徴とする。
そして、電子写真方式の印刷手段を有する画像出力装置においては、一般的に、加熱定着手段にて消費される電力が大きな割合を占めるが、請求項4に記載の発明では、第2作動モードにおいては、第1作動モードに比べて低い加熱温度で作動するので、現実に消費される電力量の増大を効果的に抑制することができる。
ところで、上述したように、加熱定着手段の加熱温度を低くすると、効果的に消費電力を抑制することができるものの、加熱温度を低くすると、印刷品質の低下を招くおそれがある。
これに対して、請求項5に記載の発明では、切替手段は、第2作動モードに比べて低い加熱温度で加熱手段を作動させる第3作動モードを実行することができ、さらに、切替手段は、総消費電力量が、第1閾値より大きい第2閾値以上となるときに、作動モードを第2作動モードから第3作動モードに切り替えることを特徴とする。
これにより、請求項5に記載の発明では、加熱温度を段階的に低下させるので、印刷品質が大きく低下することを抑制しつつ、現実に消費される電力量の増大を効果的に抑制することができる。
また、請求項6に記載の発明では、第2作動モードにおいては、第1作動モードに比べて被記録媒体の搬送速度が小さくなることを特徴とするので、被記録媒体の搬送により消費される電力(例えば、搬送用電動モータでの消費電力)の増大を抑制できる。
なお、本願発明における被記録媒体とは、少なくとも、画像の印刷対象となる記録シート、並びに複写機や画像読取装置(スキャナ)の自動原稿搬送装置(ADF)により搬送される原稿を含む意味である。
また、請求項7に記載の発明では、記録シートを搬送しながら記録シートに画像を印刷することにより、画像を記録シートに出力する印刷手段を備えており、第2作動モードにおいては、第1作動モードに比べて記録シートの搬送速度が小さくなることを特徴とするので、記録シートの搬送により消費される電力の増大を抑制できる。
また、請求項8に記載の発明では、ユーザに情報を報知するための表示手段を備えており、第2作動モードにおいては、表示手段への電力供給が停止又は減少することを特徴とする。
ところで、表示手段は、画像出力に直接的に影響を及ぼす機器ではないので、表示手段への電力供給を停止又は減少させても、出力される画像の品質に悪影響を及ぼすことはない。したがって、請求項8に記載の発明では、出力される画像の品質に悪影響を及ぼすことなく、現実に消費される電力量の増大を抑制することができる。
また、請求項9に記載の発明では、露光手段、転写手段及び加熱定着手段を有し、記録シートに画像を印刷することにより、画像を記録シートに出力する電子写真方式の印刷手段を備え、切替手段は、第2作動モードに比べて低い加熱温度で加熱手段を作動させる第3作動モードを実行することができ、さらに、切替手段は、総消費電力量が、第1閾値より大きい第2閾値以上となるときに、作動モードを第2作動モードから第3作動モードに切り替えることを特徴とする。
これにより、請求項9に記載の発明では、総消費電力量が第1閾値以上となると、表示手段への電力供給を停止又は減少させる第2作動モードに切り替えられ、更に、総消費電力量が増大して第2閾値以上となると、低い加熱温度で加熱手段を作動させる第3作動モードに切り替えられることとなる。
したがって、印刷品質に影響を与える第3作動モードへの切り替えが実行される前に、印刷品質に影響を与えない第2作動モードへの切り替えが実行されるので、印刷品質が大きく低下することを抑制しつつ、現実に消費される電力量の増大を効果的に抑制することができる。
また、請求項10に記載の発明では、露光手段、転写手段及び加熱定着手段を有し、記録シートに画像を印刷することにより、画像を記録シートに出力する電子写真方式の印刷手段を備え、切替手段は、第2作動モードに比べて低い加熱温度で加熱手段を作動させる第3作動モードを実行することができ、さらに、切替手段は、総消費電力量が、第1閾値より大きい第2閾値以上となるときに、作動モードを第2作動モードから第3作動モードに切り替えることを特徴とする。
これにより、請求項10に記載の発明では、総消費電力量が第1閾値以上となると、印刷品質に影響を与えない第2作動モードに切り替えられ、更に、総消費電力量が増大して第2閾値以上となると、低い加熱温度で加熱手段を作動させる第3作動モードに切り替えられることとなるので、印刷品質が大きく低下することを抑制しつつ、現実に消費される電力量の増大を効果的に抑制することができる。
また、請求項11に記載の発明では、画像を出力する画像出力装置であって、第1作動モード、及び第1作動モードより消費電力が小さい第2作動モードのいずれかを選択的に作動させる切替手段と、基準時以降において消費された電力量の総合計を記憶する記憶手段とを備え、切替手段は、記憶手段に記憶されている総消費電力量が、予め設定された第1閾値以上となるときに、ユーザの操作に基づいて作動モードを第1作動モードから第2作動モードに切り替えることを特徴とする。
これにより、請求項11に記載の発明では、ユーザの意図を反映させつつ、請求項1に記載の発明と同様に、総消費電力量の増大を抑制することができる。
本実施形態は、印刷機能、スキャナ機能を兼ね備えた画像形成装置に本発明に係る画像出力装置を適用したものであり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る画像形成装置10の概要を示すブロック図であり、図2は各印刷モードの説明用の図表であり、図3は本実施形態の特徴を示すフローチャートであり、図4はユーザに報知される情報の表示例を示す図である。
2.画像形成装置の概要(図1参照)
画像形成装置10は、図1に示すように、記録シートやOHPシート等の用紙に画像を
形成する印刷部11、ユーザにより操作される操作パネル12、各種の情報を表示する表示部13、原稿から画像情報を読み取り、その読み取った画像情報から画像データを出力するスキャナ部14、磁気記憶手段やフラッシュメモリ等の不揮発性記憶手段からなる記憶部15、NIC(Network Interface Card)16等のネットワーク接続用のインターフェース、及び印刷部11等を制御する制御部17を有して構成されている。
また、制御部17は、CPU、ROM及びRAM等からなる周知のマイクロコンピュータにて構成されたものであり、後述する処理を実行するためのプログラム等は、ROM等の不揮発性記憶手段に記憶されている。
そして、画像形成装置10は、NIC16に接続されたイーサネット(登録商標)等のネットワークを介してコンピュータ(図示せず。)に接続可能であり、ネットワークを介してコンピュータから発せられた印刷指令を受けて印刷を実行することができる。
なお、本実施形態に係る印刷部11は、露光手段、転写手段及び加熱定着手段を有する周知の電子写真方式の印刷手段にて構成されており、転写手段により用紙に転写された現像剤像が加熱定着手段により加熱されて用紙に溶着固定される。
また、操作パネル12は、ユーザにより操作されるタッチスイッチ及びこのタッチスイッチの状態(ON又はOFF等)を示すLED等のパイロットランプを有して構成されている。
また、表示部13は、ユーザが表示部13に触れたか否か、及び触れた位置を検出することが可能ないわゆるタッチパネル機能を有する液晶パネル(LCD)から構成されている。このため、本実施形態では、画像形成装置10(制御部17)は、操作パネル12に加えて、タッチパネル機能を通じてもユーザからの指示を受け付けることができる。
さらに、スキャナ部14は、画像読取部(図示せず。)に原稿を自動搬送する自動原稿搬送装置(ADF)を有しており、本実施形態に係るスキャナ部14は、自動原稿搬送装置を用いた原稿読取機能、及びユーザが画像読取部に原稿を載置して原稿を読み取るフラットベッド読取機能を有している。
3.本実施形態に係る画像形成装置の特徴的作動
3.1.作動の概要
本実施形態に係る画像形成装置10では、用紙に画像を形成する際の印刷(作動)モードとして、図2の左欄に示すように、2以上の印刷モードを有している。
そして、基準時以降において消費された電力量の総合計(以下、総消費電力量という。)に基づいて、下記の印刷モードのうち、いずれの印刷モードにて印刷すべきかが自動的に決定され、その決定された印刷モードにより印刷ジョブが実行される。なお、本実施形態では、基準時として、画像形成装置10の主電源スイッチ(図示せず。)が投入された時を採用している。
<通常印刷モード>
「通常印刷モード」とは、以下に述べる省エネルギー(節電)作動態様を実施せず、通常通りに用紙に画像を印刷(形成)する作動モードであり、この通常印刷モードでは、1枚の用紙に画像を印刷する際に約4whの電力量を消費する。なお、本実施形態では、通常印刷モードは、1日の総消費電力量が0Wh以上、300Wh未満の場合に実行される。
<省エネモード1>
「省エネモード1」とは、操作パネル12のLED等のパイロットランプを消灯し、かつ、表示部13(LCD)の表示を停止する等、印刷部11の作動に直接的な影響の及ぼさない機器への電力供給を停止又は減少させた状態で印刷(印刷ジョブ)を実行する作動モードをいう。
そして、省エネモード1では、1枚の用紙に画像を印刷する際に約3.7Whの電力量を消費する。なお、本実施形態では、省エネモード1は、総消費電力量が300Wh以上、350Wh未満の場合に実行される。
<省エネモード2>
「省エネモード2」とは、省エネモード1を実行した上で更に、用紙の搬送速度を通常印刷モード時に比べて低下(本実施形態では、通常印刷モードの約50%速度)させた状態で印刷(印刷ジョブ)を実行する作動モードである。
そして、この省エネモード2では、1枚の用紙に画像を印刷する際に約3.0Whの電力量を消費する。なお、本実施形態では、省エネモード2は、総消費電力量が350Wh以上、400Wh未満の場合に実行される。
<省エネモード3>
「省エネモード3」とは、省エネモード2を実行した上で更に、加熱定着手段(以下、定着器という。)の加熱温度を通常印刷モード時に比べて低い温度(本実施形態では、通常印刷モードのより約10℃低い温度)で印刷(印刷ジョブ)を実行する作動モードである。
そして、この省エネモード3では、1枚の用紙に画像を印刷する際に約2.0Whの電力量を消費する。なお、省エネモード3は、本実施形態では、総消費電力量が400Wh以上、450Wh未満の場合に実行される。
<省エネモード4>
「省エネモード4」とは、省エネモード2を実行した上で更に、定着器の加熱温度を通常印刷モード時及び省エネモード3時に比べて低い温度(本実施形態では、通常印刷モードのより約20℃低い温度)で印刷(印刷ジョブ)を実行する作動モードである。
そして、この省エネモード4では、1枚の用紙に画像を印刷する際に約1.8Whの電力量を消費する。なお、本実施形態では、省エネモード4は、総消費電力量が450Wh以上、500Wh未満の場合に実行される。
<印刷禁止モード>
「印刷禁止モード」とは、印刷部11の作動が禁止され、印刷(印刷ジョブ)を実行することができない作動モードをいう。なお、本実施形態では、印刷禁止モードは、総消費電力量が500Wh(以下、この総消費電力量を制限電力値T5という。)以上となったときに実行される。
因みに、本実施形態では、主電源スイッチが投入された時を基準時としているので、主電源スイッチが遮断されると、消費された電力量の総合計が0に再設定され、印刷禁止モードが解除され得る。
因みに、上記各印刷モードにおける1枚平均消費電力量は、本実施形態では、以下のようにして設定される。すなわち、印刷モードを固定した状態で、1日、画像形成装置10
を使用した場合の消費電力量A、及び一切印刷を行わない場合の画像形成装置10の消費電力量(待機電力量)Bを画像形成装置10の出荷前に電力量計で測定し、かつ、その測定実施日における1日の印刷枚数をXとしたとき、これらの計測値を(A−B)/Xに代入して算出した値を各印刷モードの1枚平均消費電力量としている。
3.2.作動の詳細(図3参照)
図3に示すフローチャートは、上記作動の概略(3.1.参照)の詳細を示す図であり、このフローチャートを実行するためのプログラムは、主電源スイッチが投入されたときに起動されて制御部17(CPU)で実行され、主電源スイッチが遮断されると終了する。
そして、本プログラムが起動されると、先ず、印刷ジョブ(印刷)の要求がコンピュータ等からされたか否か判定され(S1)、印刷ジョブの要求がされていないと判定された場合には(S1:NO)、再び、S1が実行され、印刷ジョブの要求がされたと判定された場合には(S1:YES)、現在の印刷モードが印刷禁止モードであるか否かが判定される(S3)。
このとき、印刷禁止モードであると判定された場合には(S3:YES)、総消費電力量が制限電力値T5以上となり、印刷モードが印刷ジョブを実行することができない作動モードに移行した旨の表示(図4参照)が表示部13に表示された後(S5)、再び、S1が実行される。
一方、印刷禁止モードでないと判定された場合には(S3:NO)、現在の印刷モードが省エネモード1であるか否かが判定され(S7)、省エネモード1でないと判定された場合には(S7:NO)、現在の印刷モードが省エネモード2であるか否かが判定される(S9)。
そして、省エネモード2でないと判定された場合には(S9:NO)、現在の印刷モードが省エネモード3又は省エネモード4であるか否かが判定され(S11)、省エネモード3又は省エネモード4でないと判定された場合には(S11:NO)、通常印刷モードにて1ページ分の印刷が実行される(S13)。
その後、今回の印刷実行時に消費された電力が、前回の印刷の完了時点までに消費された総消費電力量に加算され、その加算後の総消費電力量が記憶部15又はRAMに記憶される(S15)。
因みに、本実施形態では、印刷ジョブ実行時に消費された電力量として、前述した「各印刷モード毎に設定されている1枚の用紙に画像を印刷する際に消費される電力量」を用いている。なお、以下、記憶部15又はRAMに記憶された電力を総消費電力量Σという。
また、S7にて印刷モードが省エネモード1であると判定された場合には(S7:YES)、操作パネル12のLED等のパイロットランプが消灯され、かつ、表示部13(LCD)の表示が停止されることにより、印刷モードが省エネモード1に設定された後(S17)、S13が実行される。
また、S9にて印刷モードが省エネモード2であると判定された場合には(S9:YES)、現在の印刷ジョブがセキュア印刷又は予約実行印刷であるか否かが判定され(S19)、印刷ジョブがセキュア印刷等であると判定された場合には(S19:YES)、操作パネル12のLED等のパイロットランプが消灯され、かつ、表示部13(LCD)の
表示が停止されることにより、印刷モードが省エネモード1に設定された後(S21)、S13が実行される。
一方、印刷ジョブがセキュア印刷等でないと判定された場合には(S19:NO)、操作パネル12のLED等のパイロットランプが消灯されるともに、表示部13(LCD)の表示が停止され、かつ、用紙の搬送速度が通常印刷モードの約50%速度にされることにより、印刷モードが省エネモード2に設定された後(S23)、S13が実行される。
なお、「セキュア印刷」とは、印刷物が第三者に視認されてしまうことを防止すべく、例えば、印刷ジョブの要求がされた後、ユーザから明示の印刷指示が画像形成装置に対してされた場合のみ印刷ジョブを実際に実行する等の機能を有する印刷であり、予約実行印刷とは、ユーザにより指定された時刻に印刷ジョブを実行する印刷をいう。
このため、セキュア印刷及び予約実行印刷は、通常、これらの印刷ジョブが実際に実行するタイミングより早期に印刷指令がコンピュータ等から画像形成装置10に対してされているので、本実施形態では、これらの印刷ジョブは、現在の印刷モードに移行する前の印刷モード(省エネモード1)時に印刷指令がされたものとみなして、省エネモード1にて印刷を実行する構成としている。
また、S11にて印刷モードが省エネモード3又は省エネモード4であると判定された場合には(S11:YES)、LED等が消灯され、かつ、表示部13の表示が停止され、かつ、用紙の搬送速度が通常印刷モードの約50%速度とされ、かつ、定着器の加熱温度が通常印刷モード時に比べて低い所定温度とされることにより、印刷モードが省エネモード3又は省エネモード4に設定された後(S25)、S13が実行される。
そして、総消費電力量Σが記憶されると(S15)、その記憶された総消費電力量Σが、第1所定電力量T1(300Wh)以上、第2所定電力量T2(350Wh)未満であるか否かが判定され(S27)、総消費電力量Σが第1所定電力量T1以上、第2所定電力量T2未満でないと判定された場合には(S27:NO)、総消費電力量Σが第2所定電力量T2以上、第3所定電力量T3(400Wh)未満であるか否かが判定される(S29)。
このとき、総消費電力量Σが第2所定電力量T2以上、第3所定電力量T3未満でないと判定された場合には(S29:NO)、総消費電力量Σが第3所定電力量T3以上、第4所定電力量T4(450Wh)未満であるか否かが判定され(S31)、総消費電力量Σが第3所定電力量T3以上、第4所定電力量T4未満でないと判定された場合には(S31:NO)、総消費電力量Σが第4所定電力量T4以上、制限電力値T5未満であるか否かが判定される(S33)。
そして、総消費電力量Σが第4所定電力量T4以上、制限電力値T5未満であると判定された場合には(S33:NO)、総消費電力量Σが制限電力値T5以上であるか否かが判定され(S35)、総消費電力量Σが制限電力値T5以上でないと判定された場合には(S35:NO)、全ページ分の印刷が完了したか否かが判定される(S37)。
このとき、全ページ分の印刷が完了していないと判定された場合には(S37:NO)、再び、S3が実行され、一方、全ページ分の印刷が完了した判定された場合には(S37:YES)、再び、S1が実行される。
また、S27にて総消費電力が第1所定電力量T1以上、第2所定電力量T2未満であると判定された場合には(S27:YES)、印刷モードが省エネモード1に設定された
後(S39)、S37が実行され、S29にて総消費電力量が第2所定電力量T2以上、第3所定電力量T3未満であると判定された場合には(S29:YES)、印刷モードが省エネモード2に設定された後(S41)、S37が実行される。
また、S31にて総消費電力量が第3所定電力量T3以上、第4所定電力量T4未満であると判定された場合には(S31:YES)、印刷モードが省エネモード3に設定された後(S43)、S37が実行され、S33にて総消費電力量が第4所定電力量T4以上、制限電力値T5未満であると判定された場合には(S33:YES)、印刷モードが省エネモード4に設定された後(S45)、S37が実行される。
さらに、S35にて消費電力量が制限電力値T5以上であると判定された場合には(S35:YES)、印刷モードが印刷禁止モードに設定された後(S47)、S37が実行される。
4.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、基準時以降に現実に消費された電力量(総消費電力量Σ)が所定電力量以上となると、消費電力の小さい他の印刷モードに移行して画像形成装置10が運転されるので、現実に消費される電力量の増大を抑制することができる。
また、本実施形態では、印刷ジョブの実行中であっても、1ページ分の印刷が終了する度に総消費電力量Σが所定電力量以上となったか否かを判定して、総消費電力量Σが所定電力量以上となったときに、印刷モードを消費電力の小さい他の印刷モード切り替えるので、現実に消費される電力量の増大を確実に抑制することができる。
ところで、表示部13やLED等のユーザに情報を報知するための表示手段は、印刷部11から出力される印刷物に直接的に影響を及ぼす機器ではないので、表示部13等への電力供給を停止又は減少させても、出力される印刷物の品質に悪影響を及ぼすことはない。したがって、省エネモード1では、出力される印刷物の品質に悪影響を及ぼすことなく、現実に消費される電力量の増大を抑制することができる。
また、省エネモード2では、用紙の搬送速度を通常印刷モードより小さくするので、用紙の搬送により消費される電力(例えば、搬送用電動モータでの消費電力)の増大を抑制できる。
なお、用紙の搬送速度を小さくすると、印刷スピードは低下するものの、印刷部11から出力される印刷物に直接的に影響を及ぼす機器ではないので、省エネモード2においても、出力される印刷物の品質に悪影響を及ぼすことなく、現実に消費される電力量の増大を抑制することができる。
また、電子写真方式の画像形成装置においては、一般的に、定着器にて消費される電力が大きな割合を占めるが、本実施形態では、省エネモード3及び省エネモード4においては、通常印刷モードに比べて低い加熱温度で作動するので、現実に消費される電力量の増大を効果的に抑制することができる。
ところで、上述したように、定着器の加熱温度を低くすると、効果的に消費電力を抑制することができるものの、加熱温度を低くすると、印刷品質の低下を招くおそれがある。
これに対して、本実施形態では、省エネモード3→省エネモード4の順に加熱温度を段階的に低下させるので、印刷品質が大きく低下することを抑制しつつ、現実に消費される電力量の増大を効果的に抑制することができる。
また、本実形態では、印刷品質に影響を与える省エネモード3への移行が実行される前に、印刷品質に影響を与えない省エネモード1及び省エネモード2が実行されるので、印刷品質が大きく低下することを抑制しつつ、現実に消費される電力量の増大を効果的に抑制することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、1ページ分の印刷が終了する度に、いずれの印刷モードにて印刷を実行すべきかを判定して印刷モードを切り替えるものであったので、1つの印刷ジョブ(全ページ分の印刷)が完了する前、つまり印刷ジョブの実行途中から印刷モードが切り替わる場合もあり得る。
これに対して、本実施形態では、印刷ジョブを実行する前に、その印刷ジョブを完了させることが可能であるか否かを判定し、印刷ジョブを完了させることができないと判定された場合には、印刷ジョブを完了させることが可能と判定でき得る印刷モードにて印刷ジョブを実行するものである。以下、その詳細を図5に示すフローチャートに従って説明する。
1.作動の詳細(図5参照)
図5に示すフローチャートを実行するためのプログラムは、主電源スイッチが投入されたときに起動されて制御部17(CPU)で実行され、主電源スイッチが遮断されると終了する。
そして、本プログラムが起動されると、先ず、印刷ジョブ(印刷)の要求がコンピュータ等からされたか否か判定され(S51)、印刷ジョブの要求がされていないと判定された場合には(S51:NO)、再び、S51が実行される。
一方、印刷ジョブの要求がされたと判定された場合には(S51:YES)、現在の総消費電力量Σと制限電力値T5との差分から各印刷モードにて何ページ分を印刷することが可能であるかを示す予測値が算出される(S53)。
なお、本実施形態では、現在の総消費電力量Σと制限電力値T5との差分を、1枚の用紙に画像を印刷する際に消費する電力量(図2参照)で除したときの商を予測値としている。つまり、例えば通常印刷モードにおいては、現在の総消費電力量Σと制限電力値T5との差分を「800」で除したときの商が、通常印刷モードの予測値となる。
次に、S53にて算出された予測値に基づいて、通常印刷モードにて印刷要求された印刷ジョブの全ページを印刷することができるか否か判定され(S55)、全ページを印刷することができないと判定された場合には(S55:NO)、省エネモード1にて印刷要求された印刷ジョブの全ページを印刷することができるか否か判定される(S57)。
このとき、省エネモード1にて全ページを印刷することができないと判定された場合には(S57:NO)、省エネモード2にて印刷要求された印刷ジョブの全ページを印刷することができるか否か判定され(S59)、省エネモード2にて全ページを印刷することができないと判定された場合には(S59:NO)、省エネモード3にて印刷要求された印刷ジョブの全ページを印刷することができるか否か判定される(S61)。
そして、省エネモード3にて全ページを印刷することができないと判定された場合には(S61:NO)、省エネモード4にて印刷要求された印刷ジョブの全ページを印刷することができるか否か判定され(S63)、省エネモード4にて全ページを印刷することができないと判定された場合には(S63:NO)、総消費電力量Σが制限電力値T5以上
となる可能性があるため、印刷要求がされた印刷ジョブの全ページを印刷できない可能性がある旨の通知(図6参照)が表示部13される(S65)。
次に、ユーザから入力値(図6参照)に基づいて、印刷ジョブを実行するか否かが判定され(S67)、印刷ジョブを実行しないと判定された場合には(S67:NO)、その印刷ジョブが破棄(消去)された後(S69)、再び、S51が実行される。
一方、印刷ジョブを実行すると判定された場合には(S67:YES)、印刷モードが省エネモード4に設定された後(S71)、1ページ分のデータが印刷され(S73)、その後、今回の印刷実行時に消費された電力量が、前回の印刷の完了時点までに消費された総消費電力量に加算され、その加算後の総消費電力量Σが記憶部15又はRAMに記憶される(S75)。
次に、その総消費電力量Σが制限電力値T5以上となったか否かが判定され(S77)、総消費電力量Σが制限電力値T5以上となったと判定された場合には(S77:YES)、残りのページ分のデータが破棄(消去)された後、再び、S51が実行される。
一方、総消費電力量Σが制限電力値T5以上となっていないと判定された場合には(S77:NO)、全ページ分の印刷が完了したか否かが判定され(S79)、全ページ分の印刷が完了していないと判定された場合には(S79:NO)、再び、S73が実行され、一方、全ページ分の印刷が完了した判定された場合には(S79:YES)、再び、S51が実行される。
また、S55にて通常印刷モードにて全ページ分を印刷することができると判定された場合には(S55:YES)、印刷モードが通常印刷モードに設定された後(S81)、全ページ分が印刷される(S91)。なお、S91では、印刷ジョブの実行途中で総消費電力量Σが所定電力量又は制限電力値T5以上となった場合であっても、印刷モードが切り替えられることなく、全ページ分が印刷される。
そして、全ページ分の印刷が終了して印刷ジョブが完了すると、その全ページ分の印刷実行時に消費された電力量が、前回の印刷の完了時点までに消費された総消費電力量に加算され、その加算後の総消費電力量Σが記憶部15又はRAMに記憶された後(S93)、再び、S51が実行される。
また、S57にて省エネモード1にて全ページ分を印刷することができると判定された場合には(S57:YES)、印刷モードが省エネモード1に設定された後(S83)、全ページ分が印刷される(S91)。
また、S59にて省エネモード2にて全ページ分を印刷することができると判定された場合には(S59:YES)、印刷モードが省エネモード2に設定された後(S85)、全ページ分が印刷される(S91)。
また、S61にて省エネモード3にて全ページ分を印刷することができると判定された場合には(S61:YES)、印刷モードが省エネモード3に設定された後(S87)、全ページ分が印刷される(S91)。
さらに、S63にて省エネモード4にて全ページ分を印刷することができると判定された場合には(S63:YES)、印刷モードが省エネモード4に設定された後(S89)、全ページ分が印刷される(S91)。
2.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、印刷ジョブを実行する前に、印刷ジョブを完了させることが可能であるか否かを判定し、印刷ジョブを完了させることができないと判定された場合には、印刷ジョブを完了させることが可能と判定でき得る印刷モードにて印刷ジョブを実行するので、印刷ジョブの途中にて印刷モードが切り替わることなく、現実に消費される電力量の増大を確実に抑制することができる。
(第3実施形態)
第2実施形態では、印刷要求された印刷ジョブを完了させることが可能な印刷モードを画像形成装置10が自動的に選択して印刷ジョブを実行したが、本実施形態は、ユーザが印刷モードを選択し、そのユーザにより選択された印刷モードにて印刷ジョブを実行するものである。以下、その詳細を図7に示すフローチャートに従って説明する。
1.作動の詳細(図7参照)
図7に示すフローチャートを実行するためのプログラムは、主電源スイッチが投入されたときに起動されて制御部17(CPU)で実行され、主電源スイッチが遮断されると終了する。
そして、本プログラムが起動されると、先ず、印刷ジョブ(印刷)の要求がコンピュータ等からされたか否か判定され(S101)、印刷ジョブの要求がされていないと判定された場合には(S101:NO)、再び、S101が実行される。
一方、印刷ジョブの要求がされたと判定された場合には(S101:YES)、現在の総消費電力量Σと制限電力値T5との差分から各印刷モードにて何ページ分を印刷することが可能であるかを示す予測値が、第2実施形態のS53と同様な手法で算出されるとともに、その予測値(図8参照)及びユーザが印刷モードを選択するための選択メニュー画面(図9参照)が表示部13に表示される(S103)。
次に、いずれの印刷モード又は印刷ジョブの取消(キャンセル)がユーザにより選択されたかが判定された後(S105〜S113)、いずれかの印刷モードがユーザにより選択されたと判定された場合には(S105:YES、S107:YES、S111:YES、S113:YES)、印刷モードがユーザにより選択された印刷モードに設定された後(S125〜S133)、1ページ分のデータが印刷される(S117)。
そして、1ページ分の印刷が終了すると(S117)、今回の印刷実行時に消費された電力量が、前回の印刷の完了時点までに消費された総消費電力量に加算され、その加算後の総消費電力量Σが記憶部15又はRAMに記憶される(S118)。
次に、その総消費電力量Σが制限電力値T5以上となったか否かが判定され(S119)、総消費電力量Σが制限電力値T5以上となったと判定された場合には(S119:YES)、残りのページ分のデータが破棄(消去)された後、再び、S101が実行される。
また、印刷ジョブの取消がユーザにより選択されたと判定された場合には(S115:YES)、全ページ分のデータが破棄(消去)された後(S123)、再び、S101が実行される。なお、いずれかの印刷モード又は印刷ジョブの取消がユーザにより選択されなかった場合には(S115:NO)、再び、S105が実行される。
2.本実施形態に係る画像形成装置の特徴
本実施形態では、ユーザにより選択された印刷モードにて印刷ジョブを実行するので、
ユーザの意図を反映させつつ、総消費電力量の増大を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態では、総消費電力量Σが制限電力値T5以上となったときに(S121:YES)、印刷ジョブが停止されて残ページ分のデータが破棄されるものであったが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、S121を廃止し、ユーザにより選択された印刷モードにて印刷ジョブを完了させてもよい。
(第4実施形態)
本実施形態は、図10のS38、S40、S42、S44、S46に示すように、印刷モードが変更される前に、印刷モードが変更されようとしている旨をユーザに対して報知するとともに、ユーザに対して印刷モード変更の許可(確認)を要求するものである。
なお、既に説明済みの制御ステップには、同一の符号を付したので、説明済みの制御ステップと同一符号が付された制御ステップの説明は省略する。
すなわち、S38、S40、S42、S44、S46にて、印刷モード変更の許可がユーザによりされたと判定された場合には(S38:YES、S40:YES、S42:YES、S44:YES、S46:YES)、実際に印刷モードが変更され(S39、S41、S43、S45、S47)、一方、印刷モード変更の許可がユーザによりされなかったと判定された場合には(S38:NO、S40:NO、S42:NO、S44:NO、S46:NO)、印刷モードが変更されることなく、S1が実行される。
これにより、本実施形態では、総消費電力量Σが、所定電力量以上となるときに、ユーザの操作に基づいて選択された印刷モードにて印刷ジョブを実行するので、ユーザの意図を反映させつつ、総消費電力量の増大を抑制することが可能となる。
なお、図10では、図3(第1実施形態)に示す制御を例に本実施形態を説明したが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、他の実施形態に適用することができる。
(第5実施形態)
本実施形態は、画像形成装置10に対して印刷指令を発したユーザ毎に制限電力値T5を設定することができるようにしたものである(図11参照)。なお、ユーザ毎の制限電力値T5は、操作パネル12を介して設定することができ、この設定されたユーザ毎の制限電力値T5は、記憶部15に記憶される。
すなわち、本実施形態では、図12に示すように、印刷ジョブの要求がされたと判定された場合には(S1:YES、S51:YES、S101:YES)、制限電力値T5にユーザ毎に設定された制限電力値(図11参照)が入力される(S2)。
そして、S2以降は、印刷ジョブが完了又は破棄されるまでは、S2にて入力された値を制限電力値T5として画像形成装置10が制御される。なお、S2以降は、図3、図5又は図7に示されるフローチャートに従って画像形成装置10が制御される。
また、本実施形態では、ユーザ毎に制限電力値T5を相違させることが可能であるので、総消費電力量Σもユーザ毎に記憶部15に記憶される(図11参照)。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、印刷物として画像を出力する場合を例に本発明を説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、原稿の画像を読み込んで画像を電子データとして出力するスキャナ装置にも適用できる。
なお、本発明をスキャナ装置に適用した場合には、省エネモード3及び省エネモード4を実行することはできないが、通常印刷モード、省エネモード1及び省エネモード2は実
行可能である。また、この例における省エネモード2における搬送速度とは、自動原稿搬送装置(ADF)により搬送される原稿の搬送速度となる。
また、通常印刷モード以外の作動モードは、上述の実施形態に限定されるものではなく、その他の作動モードであってもよい。
また、上述の実施形態では、総消費電力量Σの増加に応じて、通常印刷モード→省エネモード1→省エネモード2→省エネモード3→省エネモード4→印刷禁止モードと印刷モードを切り替えたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、印刷モードを、通常印刷モード及び省エネモード1〜4のうちいずれか1つ又は2つの印刷モードのみとして、印刷モードを切り替えてもよい。
また、上述の実施形態では、省エネモード1として、操作パネル12のLED等のパイロットランプを消灯し、かつ、表示部13(LCD)の表示を停止した状態で印刷を実行したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、通常印刷モードに比べて、表示部13等に供給する電力を低減してもよい。
また、上述の実施形態では、主電源スイッチの投入時を基準時として消費電力量を積算して総消費電力量Σを決定したが、本発明はこれに限定されるものでなく、例えば、総消費電力量Σが制限電力値T5以上となった時(印刷モードが印刷禁止モードとなった時)、又は日若しくは月が変わった時を基準時としてもよい。
また、上述の実施形態では、総消費電力量Σとして、「各印刷モード毎に設定されている1枚の用紙に画像を印刷する際に消費される電力量(図2参照)」を用いて順次積算したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば画像形成装置10の電源回路に入力される電力量を直接的に計測して消費電力量を算出してもよい。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要を示すブロック図である。 各印刷モードの説明用の図表である。 本発明の第1実施形態の特徴を示すフローチャートである。 ユーザに報知される情報の表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態の特徴を示すフローチャートである。 ユーザに報知される情報の表示例を示す図である。 本発明の第3実施形態の特徴を示すフローチャートである。 ユーザに報知される情報の表示例を示す図である。 ユーザに報知される情報の表示例を示す図である。 本発明の第4実施形態の特徴を示す図である。 ユーザ毎の制限電力値T5を示す図表である。 本発明の第5実施形態の特徴を示す図である。
符号の説明
10…画像形成装置、11…印刷部、12…操作パネル、13…表示部、
14…スキャナ部、15…記憶部、17…制御部。

Claims (11)

  1. 画像を出力する画像出力装置であって、
    第1作動モード、及び前記第1作動モードより消費電力が小さい第2作動モードのいずれかを選択的に作動させる切替手段と、
    基準時以降において消費された電力量の総合計を記憶する記憶手段とを備え、
    前記切替手段は、前記記憶手段に記憶されている総消費電力量が、予め設定された第1閾値以上となるときに、作動モードを前記第1作動モードから前記第2作動モードに切り替えることを特徴とする画像出力装置。
  2. 記録シートに画像を印刷することにより、画像を記録シートに出力する印刷手段を備えており、
    前記切替手段は、印刷中に、前記総消費電力量が前記第1閾値以上となったときに、作動モードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 印刷ジョブに基づいて記録シートに画像を印刷することにより、画像を記録シートに出力する印刷手段と、
    前記第1作動モードにて印刷ジョブを完了させることが可能であるか否かを判定する判定手段とを備えており、
    前記切替手段は、前記判定手段により、前記第1作動モードにて印刷ジョブを完了させることができないと判定されたときに、作動モードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  4. 前記印刷手段は、露光手段、転写手段及び加熱定着手段を有する電子写真方式の印刷手段であり、
    さらに、前記第2作動モードにおいては、前記第1作動モードに比べて低い加熱温度で前記加熱手段が作動することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像出力装置。
  5. 前記切替手段は、前記第2作動モードに比べて低い加熱温度で前記加熱手段を作動させる第3作動モードを実行することができ、
    さらに、前記切替手段は、前記総消費電力量が、前記第1閾値より大きい第2閾値以上となるときに、作動モードを前記第2作動モードから前記第3作動モードに切り替えることを特徴とする請求項4に記載の画像出力装置。
  6. 前記第2作動モードにおいては、前記第1作動モードに比べて被記録媒体の搬送速度が小さくなることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  7. 記録シートを搬送しながら記録シートに画像を印刷することにより、画像を記録シートに出力する印刷手段を備えており、
    前記第2作動モードにおいては、前記第1作動モードに比べて記録シートの搬送速度が小さくなることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  8. ユーザに情報を報知するための表示手段を備えており、
    前記第2作動モードにおいては、前記表示手段への電力供給が停止又は減少することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  9. 露光手段、転写手段及び加熱定着手段を有し、記録シートに画像を印刷することにより、画像を記録シートに出力する電子写真方式の印刷手段を備え、
    前記切替手段は、前記第2作動モードに比べて低い加熱温度で前記加熱手段を作動させる第3作動モードを実行することができ、
    さらに、前記切替手段は、前記総消費電力量が、前記第1閾値より大きい第2閾値以上となるときに、作動モードを前記第2作動モードから前記第3作動モードに切り替えることを特徴とする請求項8に記載の画像出力装置。
  10. 露光手段、転写手段及び加熱定着手段を有し、記録シートに画像を印刷することにより、画像を記録シートに出力する電子写真方式の印刷手段を備え、
    前記切替手段は、前記第2作動モードに比べて低い加熱温度で前記加熱手段を作動させる第3作動モードを実行することができ、
    さらに、前記切替手段は、前記総消費電力量が、前記第1閾値より大きい第2閾値以上となるときに、作動モードを前記第2作動モードから前記第3作動モードに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  11. 画像を出力する画像出力装置であって、
    第1作動モード、及び前記第1作動モードより消費電力が小さい第2作動モードのいずれかを選択的に作動させる切替手段と、
    基準時以降において消費された電力量の総合計を記憶する記憶手段とを備え、
    前記切替手段は、前記記憶手段に記憶されている総消費電力量が、予め設定された第1閾値以上となるときに、ユーザの操作に基づいて作動モードを前記第1作動モードから前記第2作動モードに切り替えることを特徴とする画像出力装置。
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