JP2010155179A - 濾過乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容器内に対する熱交換効率が高い濾過乾燥装置を提供する。
【解決手段】 濾過乾燥装置は、熱媒を流すための熱媒用配管31が容器11の下蓋11aに張り巡らされている。この熱媒用配管31の互いに隣接する円弧部分には、冷媒を流すための冷媒用配管32が架け渡すように設けられている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、熱媒又は冷媒を流すための半環状配管が容器の外周面に張り巡らされた濾過乾燥装置に関する。
濾過乾燥装置は、被処理物であるスラリー液を濾過し乾燥するために用いられる。濾過乾燥装置は、密閉系の容器を備えており、容器内には、撹拌翼が回転可能に設けられている。容器は、下方に開口する釣鐘状の容器本体を有し、容器本体の開口を下蓋によって閉じることで密閉される。容器の下蓋には、排出口が形成されており、下蓋上には、排出口を覆うように濾過板及び濾布が設けられている。更に、容器の下蓋の下端面及び容器本体の外側面には、熱媒又は冷媒を流すためのジャケットが設けられている。
濾過乾燥装置では、まず、容器内に原料スラリーを投入し、濾過板及び濾布により濾過して濾液を排出口から排出する。これによって、湿潤したケーキが生成される。次に、湿潤したケーキに含まれる異物を除去するためにケーキを洗浄する。なお、洗浄には、容器内に洗浄液を入れて、ケーキ内の異物を洗浄液と共に濾過する置換洗浄と、容器内に洗浄液を入れてケーキと共に撹拌翼を回転させて生成されたケーキを再びスラリーにし、スラリーを再度濾過する撹拌洗浄とがある。これらの洗浄方法は、原料スラリー中の固形物、つまり析出させたい被処理物の性質に応じて選択される。そして、ジャケットに熱媒を流して撹拌翼を回転させ、洗浄されたケーキを撹拌しながら加熱して乾燥させる。これにより、乾燥した粉体物が形成される。
容器の下蓋に形成するジャケットには、種々の形態が考えられ、例えば、第1の従来技術として容器の下蓋全面を下方から覆うような1室型のジャケットがある。このようなジャケットを容器の下蓋に設ける場合、耐圧性及び構造上の観点から容器の下蓋の板厚をジャケット内に流す熱媒の圧力に応じて決めるため、容器の下蓋の板厚を厚くする必要がある。下蓋の板厚を厚くすることで、ジャケット内の熱媒から容器内への伝熱量が低下し、効率よく容器内を加熱することができない。
図5は、第2の従来技術の濾過乾燥装置1のジャケット2周辺を示す断面図である。上記の問題を解決すべくジャケット2を半環状の配管で形成し、容器3の下蓋4に張り巡らすように配置する。半環状の配管で形成することで、ジャケット内を流れる熱媒が下蓋4に与える圧力が小さくなる。それ故、下蓋4の板厚を薄くすることができ、ジャケット内の熱媒から容器内への伝熱量が増加し、効率よく加熱することができる。(例えば、特許文献1参照)
特許第3599703号公報(図1参照)
しかしながら、濾過乾燥装置1では、原料スラリー中の固形物の種類によっては加熱だけでなく、冷却が求められる場合がある。その場合、濾過乾燥装置1では、ジャケット2を流れる熱媒全てを一旦ジャケット2から排出させてから、そのジャケット2に冷媒を供給して固形物を冷却することが考えられる。しかしながら、このような方法では、熱媒により加熱されたジャケットに冷媒を流すため、加熱されたジャケットも冷却するので、冷却効率が低下してしまう。そこで、容器3の下蓋4に形成されるジャケット2を、熱媒用のジャケットと冷媒用のジャケットとに分けて、各々に熱媒及び冷媒を供給することが考えられる。
ところが、各ジャケットを下蓋4に溶接するため溶接代及び法規上の観点から、隣接するジャケットとの間に一定の距離をあける必要がある。そのため、下蓋4に設け得るジャケット2の領域は制限され、熱媒用及び冷媒用のジャケットを夫々設けようとすると、下蓋4に設け得る熱媒用ジャケットの領域がかなり狭くなってしまう。それ故、伝熱量が大幅に減少し、熱効率が大幅に低下する。また、冷却効率についても同様である。つまり、熱媒及び冷媒による容器内の熱交換効率が大幅に低下してしまう。
図6は、第3の従来技術の濾過乾燥装置1Aの熱媒用ジャケット2a及び冷媒用ジャケット2b周辺を示す断面図である。熱交換効率の低下の問題を解決すべく、図6に示す濾過乾燥装置1Aが考えられる。濾過乾燥装置1Aでは、下蓋4の全面を下方から覆う1室型の熱媒用ジャケット2aを下蓋4に形成し、その熱媒ジャケット2a内に半環状の配管として形成される冷媒用ジャケット2bを配置して下蓋4に張り巡らせている。
このように熱媒用及び冷媒用ジャケット2a,2bを配置すると、上述した1室型のジャケットの問題点が浮上するので、やはり下蓋4の板厚が厚くする必要があり、ケーキを充分に加熱することができない。
本発明の目的は、容器内に対する熱交換効率が高い濾過乾燥装置を提供することである。
本発明の濾過乾燥装置は、容器の外周面に張り巡らされた熱媒又は冷媒を流すための第1の半環状配管と、前記第1の半環状配管の互いに隣接する部分に架け渡された熱媒又は冷媒を流すための第2の半環状配管を備えるものである。
本発明に従えば、第1の半環状配管の隣接する部分同士の間隔を確保し、且つ第1の半環状配管により加熱又は冷却可能な領域を減らすことなく、第2の半環状配管を設けることができる。また、第2の半環状配管により、第1の半環状配管の互いに隣接する部分の間の間隙に熱媒又は冷媒を流すことができ、この間隙からも容器内との熱交換が可能となる。従って、熱交換効率が高い。
また、本発明では、第2の半環状配管により前記間隙を流れる熱媒又は冷媒が容器に与える圧力を第3の従来技術のものより低減されるため、容器の厚みを薄くすることができ、熱交換効率が向上する。また、第1及び第2の半環状配管が半環状に形成されているので、耐圧性が高く、高圧の熱媒又は冷媒を供給することができる。
上記発明において、前記第1及び第2の半環状配管は、渦状に夫々形成され、前記容器の下端面に設けられていることが好ましい。上記構成に従えば、容器の下端面に第1及び第2の半環状配管を互いに沿わせて配置することができ、且つ熱媒又は冷媒の円滑な循環が可能となる。
上記発明において、前記第1及び第2の半環状配管は、同心円状に夫々形成され、前記容器の下端面に設けられていることが好ましい。上記構成に従えば、容器の下端面に第1及び第2の半環状配管を互いに沿わせて配置することができ、且つ第1及び第2の半環状配管の構成が簡単である。
上記発明において、記第1の半環状配管は、熱媒又は冷媒を流すように構成され、前記第2の半環状配管は、熱媒及び冷媒のうち第1の半環状配管に流れるものと異なる媒体を流すように構成されていることが好ましい。
上記構成に従えば、第1又は第2の半環状配管のうち一方の半環状配管に熱媒を流して容器内を加熱した後、他方の半環状配管に冷媒を流すことで容器内を急冷することができる。また、第1又は第2の半環状配管のうち一方の半環状配管に冷媒を流して容器内を冷却した後、他方の半環状配管に熱媒を流して容器内を急加熱することもできる。この方法では、従来の技術のような加熱及び冷却を切換えることによる熱損失を少なくすることができ、また冷媒又は熱媒の入れ替えに伴う作業時間の増加を防ぐことができる。
上記発明において、前記容器内の濾液を排出するための排出管を備え、前記第1又は第2の半環状配管は、その一部分が前記排出管の外周面を覆うように構成されることが好ましい。上記構成に従えば、排出口を流れる濾液も加熱することができる。これにより、濾液に含まれる溶質が排出口にて低温析出し、排出口が詰まることを防ぐことができる。
本発明によれば、容器内に対する熱交換効率が高い濾過乾燥装置を提供することである。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の濾過乾燥装置10を示す断面図である。濾過乾燥装置10は、前処理工程にて生成された原料スラリーを濾過、洗浄及び乾燥して粉体物を生成するための装置である。濾過乾燥装置10は、原料スラリーを入れるための容器11を備えている。容器11は、下方に開口する釣鐘状の容器本体11aと、容器本体11aの開口を塞ぐための下蓋11bとを有する。容器本体11aの上部には、原料スラリーを投入すべく図示しない投入口が形成されており、後述する洗浄液を供給するための図示しない洗浄液供給配管が設けられている。容器本体11a内には、撹拌翼12が設けられている。撹拌翼12は、回転軸13の下端部に固定され、この回転軸13を介して駆動機構14及び昇降機構15に連結されている。駆動機構14は、例えば電気モータにより構成され、回転軸13を介して撹拌翼12を正逆両方向に回転する。昇降機構15は、例えば油圧シリンダにより構成され、回転軸13を介して撹拌翼12を昇降する。
容器本体11aの外側面には、周方向全周にわたってジャケット16が形成されている。ジャケット16は、必要に応じて熱媒及び冷媒等の熱交換を行なうための媒体(例えば、温水又は冷水)を流せるように形成されている。ジャケット16には、熱媒の流入口及び流出口が形成されている。流出口及び流入口には、媒体を流すための循環装置が接続されており、本実施形態では、熱媒を循環させるための図示しない熱媒循環装置が接続されている。更に、容器本体11aには、その外周面部及びジャケット16を覆うように断熱材17が設けられている。ジャケット16は、周方向一領域において下端側の部分が切り欠かれている。容器11には、この切り欠かれた部分に対応する位置に濾過・乾燥された粉体物を排出するための排出口18、及びこの排出口18を開閉可能なバルブ19が設けられている。
容器11の下蓋11bには、それを上下方向に貫通する濾液排出管20が設けられている。下蓋11bの容器11内側の面、つまり下蓋11bの上面は、濾液排出管20に向って傾斜している。下蓋11bの上面には、濾過板21と濾布22とが順に積層されて設けられており、濾液排出管20は、その上端部が濾過板21より下方側に位置するように配置されている。
図2は、濾過乾燥装置10の容器11の下蓋11b周辺を拡大して示す拡大断面図である。図3は、容器11の下蓋11bを下方から見た拡大底面図である。下蓋11bの下面には、2つの半環状配管31,32が設けられている。本実施形態では、一方の半環状配管31が熱媒用配管31であり、他方の半環状配管32が冷媒用配管32である。なお、図3において、熱媒用配管31と冷媒用配管32とを区別し易くするために、熱媒用配管31を網掛けにて示している。
熱媒用配管31は、一端及び他端部が閉塞された渦状に敷設された配管であり、その断面が半環状、具体的には半円状に形成されている。熱媒用配管31は、濾液排出管20を中心に渦状に敷設されている。熱媒用配管31は、その開口を下蓋11bに向け、開口端部が前記下蓋11bに溶接されている。熱媒用配管31は、半径方向において最も外側に配置された円弧部分に熱媒流入管33が設けられ、最も内側に配置された円弧部分には、第1の熱媒流出管34が設けられている。
更に熱媒用配管31は、第1の熱媒流出管34よりも上流側に分岐管35が設けられている。分岐管35は、濾液加熱管36に接続されている。濾液加熱管36は、円筒状に形成され、濾液排出管20を外側から囲んで覆うように配置されている。濾液加熱管36は、上側開口部が下蓋11bに溶接されて塞がれており、また下側の開口が濾液排出管20に溶接されている。濾液加熱管36は、更に第2の熱媒流出管37に接続されている。
熱媒流入管33、第1の熱媒流出管34及び第2の熱媒流出管37は、熱媒を循環供給するための図示しない熱媒循環装置に接続されている。熱媒循環装置は、熱媒用配管31にて熱を放出して第1の熱媒流出管34及び第2の熱媒流出管37から排出された熱媒を加熱し、この熱媒を熱媒流入管33に供給して循環させるように構成されている。
熱媒用配管31は、半径方向内側の円弧部分に対して半径方向外側の円弧部分が半径方向に間隔があくように渦状に形成されている。つまり、熱媒用配管31は、複数周にわたって渦状に巻きつけられ、各周同士の円弧部分が半径方向に間隔が空くように形成されている。このように形成することで、熱媒用配管31を下蓋11bに配置したときに、半径方向で互いに隣接する円弧部分の間(i周目とi+1周目(i=1,2,3・・・)との間)の領域から下蓋11bが露出する。この露出した領域(以下、「露出領域」ともいう)は、下方から見て渦状をなしており、この渦状の露出領域を覆うべく冷媒用配管32が設けられる。
冷媒用配管32もまた、一端及び他端部が閉塞され前記露出領域に対応する渦状に形成された配管である。冷媒用配管32の断面は半環状、本実施形態ではアーチ状に形成されている。冷媒用配管32は、その開口を前記露出領域に向けて配置され、熱媒用配管31の半径方向で互いに隣接する円弧部分の面上に掛け渡されて溶接されている。これにより、冷媒用配管32は、熱媒用配管31に沿って、濾液排出管20を中心とする渦状に配置されることとなる。なお、冷媒用配管32の半径方向最も外側の部分は、半径方向内側の開口端部だけが熱媒用配管31の上面に載せられて、半径方向外側の開口端部は、下蓋11bに溶接されている。
このようにして冷媒用配管32を配置することで、熱媒用配管31の半径方向で互いに隣接する円弧部分の間が下蓋11bと冷媒用配管32とにより塞がれ、前記隣接する円弧部分の間に冷媒を流すための冷媒流路40が形成される。
冷媒用配管32は、半径方向において最も外側の端部である一端部近傍に冷媒流入管38が設けられ、最も内側に配置された端部である他端部近傍には、冷媒流出管39が設けられている。これら冷媒流入管38及び冷媒流出管39は、冷媒を循環供給するための図示しない冷媒循環装置に接続されている。冷媒循環装置は、冷媒用配管32にて熱を吸収して冷媒流出管39から排出された冷媒を冷却し、この冷媒を冷媒流入管38に供給して循環させるように構成されている。
更に濾過乾燥装置10には、濾過板21及び濾布22を振動させるための振動機構41(図1参照)及び容器11の排出口が下方に位置するように容器11を傾斜させる傾斜機構42(図1参照)が設けられている。濾過乾燥装置10は、これらの2つの機構41,42を駆動することにより、排出口から回収するケーキの回収率を向上させている。
以下では、濾過乾燥装置10により原料スラリー中の固形物を取り出す際の動作について説明する。まず、撹拌翼12を容器11内の上方へと退避させ、前処理工程にて生成された原料スラリーを濾過乾燥装置10の投入口から容器11に投入する。投入される原料スラリー中の固形物が、例えば晶析のように常温で溶融するような場合、冷媒循環装置により冷媒用配管32内で冷媒を予め循環させておき、容器11内の温度を低下させておく。
次に、原料スラリーを濾過して粉粒体を含む湿潤したケーキを生成する。原料スラリーの濾過を促進するために、容器11内にはガスを供給して容器11内を加圧し、原料スラリーに圧力を作用させる。なお、加圧でなく容器11内を濾液排出側から真空引きし減圧して原料スラリーに圧力を作用させてもよい。これのように容器11内を加圧又は減圧することで、原料スラリーから固形物が取り除かれた濾液が濾布22及び濾過板21を介して濾液排出管20に排出されて回収される。このように原料スラリーを濾過することで、原料スラリー内の固形物が湿潤したケーキとして濾過板21上に堆積される。
このように堆積するケーキの表面には、濾過途中にケーキを貫通するクラックが現れ、容器11内に供給されたガスがクラックを通じて濾液排出管20へと導かれて濾過が進行しないことがある。そのため、原料スラリーを投入し濾過を行ってから一定時間経過後、撹拌翼12をケーキの表面下まで下げて回転させ、前記表面を展延する、つまり前記表面を均す。これにより、ケーキ表面に形成されたクラックが閉塞され、且つケーキに含まれる液体を更に吐き出さすことができる。
その後、ケーキ内の異物を除去するためにケーキを置換洗浄又は撹拌洗浄によって洗浄する。置換洗浄及び撹拌洗浄は、取り出す粉粒体の性質に応じて選択され、又は組み合わされる。ケーキを洗浄した後、次に容器11内を減圧する。そして、冷媒循環装置を停止させて冷媒用配管32を循環する冷媒の流れを止めてから、熱媒循環装置を作動させて熱媒用配管31及びジャケット16内に熱媒を供給し循環させる。同時に、撹拌翼12を昇降機構15により昇降させながら、駆動機構14により所定速度で回転させる。
熱媒用配管31及びジャケット16に熱媒を流すことにより、容器11を介してケーキの容器11近傍が加熱される。撹拌翼12によりケーキを撹拌することにより、容器11を介して与えられる熱がケーキに略均一に伝わり、湿潤したケーキが乾燥され、粉体物が生成される。ケーキが乾燥すると、容器11内を大気圧に戻すと共に熱媒循環装置を停止させる。そして、バルブ19を弛めて排出口18を開けて傾斜機構42により容器11を傾斜させ、振動機構41により濾過板21を振動させる。これにより排出口から粉体物が排出される。
このように構成される濾過乾燥装置10では、熱媒用配管31の半径方向で互いに隣接する円弧部分同士の間隔を充分に確保できる。それ故、熱媒用配管31を下蓋11bに溶接する際の溶接代による熱媒用配管31の製造上の制限が少なくなる。また、熱媒用配管31の隣接する円弧部分に冷媒用配管32を掛け渡す構造であるので、熱媒用配管31の隣接する円弧部分間の距離を従来の通りに維持でき、熱媒用配管31による加熱領域を減らすことなく、冷媒用配管32を設けることができる。そのため、第2の従来技術の濾過乾燥装置1の熱効率を維持しつつ、冷媒用配管32により容器11内及びケーキを冷却することができる。また、冷媒流路40に冷媒を流すことで、下蓋11bの露出領域を介して容器11内を冷却することができ、冷却効率が高い。
特に、熱媒用配管31に掛け渡され、冷媒用配管32が半環状に形成されているため、冷媒が下蓋11bに与える圧力が第3の従来技術のものより低減される。これにより、下蓋11bの厚みを薄くすることができ、熱媒及び冷媒による熱交換効率が向上する。また、熱媒用及び冷媒用配管31,32が半環状に形成されているので、耐圧性が高く、高圧の熱媒又は冷媒を供給することができる。
また、熱媒用及び冷媒用配管31,32を別々に設けることで、冷媒用配管32に冷媒を流して容器11内を冷却した後、熱媒用配管31に熱媒を流すことで容器11内を急速に加熱することができる。また、熱媒用配管31に熱媒を流して容器11内を加熱した後、冷媒用配管32に冷媒を流すことで容器11内を急冷することができる。熱媒、冷媒の供給、排出は用途に応じ短時間で容易に行うことができるので、従来の技術のような加熱及び冷却を切換えることによる熱損失を少なくすることができ、また冷媒又は熱媒の入れ替えに伴う作業時間の増加を防ぐことができる。渦状に形成される熱媒用及び冷媒用配管31,32により、熱媒及び冷媒の円滑に循環させることができ、熱交換効率が向上する。また、濾過乾燥装置10による濾過乾燥では、上記の原料スラリーの他に常温で結晶化する溶質を濾過作業時に容器11内で加熱して濾液と共に濾液排出管20から排出しなければならない場合がある。この場合、濾液排出管20内が常温以下になると、濾液に溶け込んだ溶質(例えば、液晶等)が濾液排出管20内にて結晶化してしまい、濾液排出管20が詰まることがある。
しかしながら、濾過乾燥装置10では、熱媒用配管31が濾液排出管20まで延長されており、濾液排出管20を熱媒により加熱可能に構成されている。それ故、熱媒用配管31に熱媒を流している間、濾液排出管20で濾液に含まれる溶質が再結晶化することが防がれる。これにより、濾液排出管20が詰まることを防ぐことができる。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態の濾過乾燥装置10Aの容器11の下蓋11bを下方から見た拡大底面図である。なお、図3と同様に、熱媒用配管31Aと冷媒用配管32Aとを区別し易くするために、熱媒用配管31Aを網掛けにて示している。第2実施形態の濾過乾燥装置10A(図1参照)は、第1実施形態の濾過乾燥装置10と構成が類似している。以下では、濾過乾燥装置10Aについて、第1実施形態の濾過乾燥装置10と異なる構成についてだけ説明し、同一の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
容器11の下蓋11bには、円環状に形成された複数の熱媒用配管31Aが設けられている。複数の熱媒用配管31Aは、その断面が半環状、具体的には半円状に形成されている。複数の熱媒用配管31Aは、互いに外径が異なり、濾液排出管20を中心とする同心円状に形成され、隣接する熱媒用配管31Aが互いに等間隔を開けて配置されて溶接されている。これら複数の熱媒用配管31Aは、互いに隣接する熱媒用配管31Aと熱媒用連絡管50を介して接続されている。更に、半径方向最も外側に配置される熱媒用配管31Aには、熱媒流入管33が設けられ、最も内側に配置される熱媒用配管31Aには、第1の熱媒流出管34及び分岐管35が接続されている。このように配置される熱媒用配管31A同士の間の領域からは、下蓋11bが露出する。これらの露出領域を夫々覆うべく複数の冷媒用配管32Aが設けられている。
複数の冷媒用配管32Aは、外径が異なる円環状に夫々形成されており、その断面が半環状、具体的にはアーチ状に形成されている。複数の冷媒用配管32Aは、その開口部を各露出領域に向けて、前記露出領域を覆うように互いに隣接する熱媒用配管31Aに掛け渡されて溶接される。このように設けることにより、複数の冷媒用配管32Aは、濾液排出管20を中心とする同心円状に夫々配置される。
また複数の冷媒用配管32Aは、互いに隣接する冷媒用配管32Aと冷媒用連絡管51を介して接続されている。更に半径方向最も外側に配置される冷媒用配管32Aには、冷媒流入管38が設けられ、最も内側に配置される熱媒用配管31Aには、冷媒流出管39が接続されている。
このように構成される濾過乾燥装置10Aは、第1実施形態の濾過乾燥装置10と同様の作用効果を奏する。
[その他の形態]
第1及び第2実施形態では、配管31(31A)に熱媒を流し、配管32(32A)に冷媒を流していたが、配管31(31A)に冷媒を流し、配管32(32A)に熱媒を流してもよい。互いに接続されていない2つの配管31(31A),32(32A)を有することで冷媒と熱媒を別々の配管に供給することができる。これにより媒体同士が混合することを防止できるとともに、効率よく加熱、冷却をおこなうことができる。
また、熱媒用及び冷媒用配管31(31A),32(32A)を共に備える濾過乾燥装置10(10A)について説明したが、2つの配管31(31A),32(32A)が共に、熱媒用配管又は冷媒用配管であってもよい。この場合、各配管31(31A)、32(32A)に流す熱媒又は冷媒は異なる媒体であってもよい。2つの配管31(31A),32(32A)に同時に熱媒又は冷媒を流すことによって、従来技術のものより熱交換効率が更に上昇する。なお、2つの配管31(31A),32(32A)が下蓋11bに加わる圧力を分散させるため、2つの配管31(31A),32(32A)に同時に熱媒又は冷媒を流す場合を考慮しても、下蓋11bの厚みを厚くする必要がない。
また、第1及び第2実施形態では、容器11の下蓋11bに熱媒用及び冷媒用配管31(31A),32(32A)が張り巡らされているが、容器11の容器本体11aに張り巡らしてもよい。この場合、熱媒用及び冷媒用配管31(31A),32(32A)を容器本体11aの外側面に螺旋状に巻きつけることによって実現することができる。配管31(31A),32(32A)を螺旋状に巻きつける場合、配管31(31A),32(32A)の一端側に熱媒又は冷媒の流入管を設け、他端側に流出管を設ければよい。
また、以下のような形態であってもよい。円管状に形成され且つ内側が開口する複数の熱媒用配管を上下方向に間隔をあけて容器本体11aの外側面に配置する。各熱媒用配管には、それに隣接する熱媒用配管との間に円管状に形成され且つ内側が開口する冷媒用配管が掛け渡され、互いに隣り合う熱媒用配管の間が冷媒用配管により覆われる。このような構成の場合、複数の熱媒用配管又は複数の冷媒用配管を連絡管により夫々連結し、この連結管を利用して熱媒又は冷媒を循環するようにしてもよいし、各熱媒用配管及び各冷媒用配管毎に流入管及び流出管を設けてもよい。
また、第1及び第2実施形態では、容器11の下蓋11bに熱媒用及び冷媒用配管31(31A),32(32A)が渦状に形成されているが、蛇腹状に形成されてもよく、また直線状、曲線状又はそれらを組み合わせた形状に形成してもよい。即ち、容器11に張り巡らせるように配置されていればよい。
また、第1の実施形態に記載の振動機構41や傾斜機構42は必須ではなく、目的及び内容物によっては設けなくとも良い。
更に、第1の実施形態及び第2の実施形態では、容器11の下蓋11bの半径方向外側に熱媒又は冷媒流入管33,38を設置し、半径方向内側に熱媒又は冷媒流出管34,37,39を設置しているが、それらの配置位置を限定するものではない。例えば、半径方向外側の配管33、38を熱媒又は冷媒流出管とし、半径方向内側の配管34、37、39を熱媒又は冷媒流入管としてもよい。また、熱媒及び冷媒のうち一方の媒体を半径方向内側から外側に向けて流通させ、他方の媒体を半径方向外側から内側に向けて流通させてもよい。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態においては、濾液排出管20を熱媒用配管31で覆う形状としているが、必須ではなく、内容物によっては濾液排出管20を熱媒用配管31で覆わない構成としてもよい。
また、第2の実施形態において、熱媒用配管同士31A(又は冷媒用配管32A同士)を熱媒用連絡管50(冷媒用連絡管51)により接続する構成としたが、このような構成に限定されない。例えば、各熱媒用配管同士31A及び各冷媒用配管32A毎に流入管及び流出管を設けた構造としてもよい。
なお、本発明は、実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
本発明の第1実施形態の濾過乾燥装置を示す断面図である。 濾過乾燥装置の容器の下蓋周辺を拡大して示す拡大断面図である。 容器の下蓋を下方から見た拡大底面図である。 第2実施形態の濾過乾燥装置の容器の下蓋を下方から見た拡大底面図である。 第2の従来技術の濾過乾燥装置のジャケット周辺を示す断面図である。 第3の従来技術の濾過乾燥装置の熱媒用ジャケット及び冷媒用ジャケット周辺を示す断面図である。
符号の説明
10,10A 濾過乾燥装置
11 容器
11a 容器本体
11b 下蓋
16 ジャケット
31,31A 熱媒用配管
32,32A 冷媒用配管
33 熱媒流入管
34 熱媒流出管
36 濾液加熱管

Claims (5)

  1. 容器の外周面に張り巡らされた熱媒又は冷媒を流すための第1の半環状配管と、
    前記第1の半環状配管の互いに隣接する部分に架け渡された熱媒又は冷媒を流すための第2の半環状配管を備えることを特徴とする濾過乾燥装置。
  2. 前記第1及び第2の半環状配管は、渦状に夫々形成され、前記容器の下端面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の濾過乾燥装置。
  3. 前記第1及び第2の半環状配管は、同心円状に夫々形成され、前記容器の下端面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の濾過乾燥装置。
  4. 前記第1の半環状配管は、熱媒又は冷媒を流すように構成され、
    前記第2の半環状配管は、熱媒及び冷媒のうち第1の半環状配管に流れるものと異なる媒体を流すように構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の濾過乾燥装置。
  5. 前記容器内の濾液を排出するための排出管を備え、
    前記第1又は第2の半環状配管は、その一部分が前記排出管の外周面を覆うように構成されることを特徴とする請求項4に記載の濾過乾燥装置。
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