JP2010149909A - コンテナ用インナー及びインナー付きコンテナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のインナー20は、コンテナ10の底面に敷設されるベース板22と、複数のボックス構成体40を組み付けてなり、各ボックス構成体40には、一側方と上方とに開放した荷物収容溝49が備えられている。そして、隣り合ったボックス構成体40,40の側方開放口を同じ方向に向けたときには荷物収容溝49の1つ分の凹部50Aが形成される一方、隣り合ったボックス構成体40の側方開放口を向かい合わせたときには、荷物収容溝49,49同士が連通して荷物収容溝49の2つ分の凹部50Bが形成される。
【選択図】図8
Description
請求項1のコンテナ用インナーでは、各ボックス構成体をベース板に対して取り付ける向きに応じて比較的小さな凹部を形成するか、比較的大きな凹部を形成するかを選択することができるので、ボックス構成体を大小の凹部の両方を構成するために兼用することができる。即ち、本発明のコンテナ用インナーによれば、不使用のボックス構成体を無くす或いは従来より少なくしてコストダウンを図ることができる。しかも、本発明のコンテナ用インナーは、全体が発泡樹脂製の緩衝材で構成されているので、従来のインナーボックスより低コストで製造することができる。その上、本発明のコンテナ用インナーは、直方体状のコンテナの内部に嵌合されてコンテナ内で位置決めされるので、インナー固定用の特別な形状を有しない汎用のコンテナと組み合わせて使用することができる。
請求項2のコンテナ用インナーでは、ベース板に一体形成された閉塞起立板が、一端部のボックス構成体の側面開放口を閉塞して凹部が形成されるので、端部に配置されたボックス構成体まで有効に使用することができる。
請求項3のコンテナ用インナーでは、ボックス構成体と同じ荷物収容溝を有する固定ボックス壁がベース板に一体形成されているので、その固定ボックス壁分だけボックス構成体の数を減らすことができ、かつ、ベース板の強度アップを図ることができる。
請求項4のコンテナ用インナーでは、ボックス構成体の係合突部が、ベース板の係合孔を貫通して下面溝の奥面から下方に突出しているので、係合突部全体が係合孔に挿入されている場合に比べて、係合突部がコンテナの底面に押し付けられて圧縮変形した際に容易に側方に膨らむ。即ち、係合突部が容易に圧縮変形し、衝撃吸収機能が高まる。
請求項5のコンテナ用インナーによれば、緩衝材である上面マットによって荷物を上方から覆うので、搬送中に荷物が仮にコンテナ内で上方に移動しても、荷物の破損を防ぐことができる。また、上面マットは、マット支持壁によって荷物から上方に離間した位置に保持されるので、搬送中に荷物の上面に上面マットが常時摺接して傷を付ける事態を防ぐこともできる。
請求項6のインナー付きコンテナは、請求項1乃至5の何れかのコンテナ用インナーを内部に備えているので、インナー固定用の特別な形状を備える必要がなく、コンテナ用インナーを取り外して汎用のコンテナとして使用することができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のコンテナ10は、樹脂の射出成形品であって、上面開放の直方体状になっている。また、コンテナ10の平面形状は長方形になっていて、各側壁11が底壁12から略直角に起立している。なお、コンテナ10の外側面には、補強用のリブ13が突出形成され、下面には、図6(B)に示すように、下面突部14が突出形成されている。そして、コンテナ10を積み上げた際には、上側のコンテナ10の下面突部14が下側のコンテナ10の内側に嵌合して、上下のコンテナ10の横ずれが防がれる。また、隣り合った側壁11,11同士の間の内側角部10Aは、丸みを帯びている。
本実施形態は図9及び図10に示されており、インナー20Vの構成が第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と異なる構成に関してのみ説明する。図9に示すように、本実施形態のインナー20Vのボックス構成体40Vは、前記第1実施形態のボックス構成体40からマット支持壁45,45(図3参照)を切除した構造になっている。また、ボックス構成体40Vのサブ側壁42,42には、ボックス構成体40Vの配列方向を向いた両外側面に、上下方向の全体に亘って段差部42D,42Dが形成されている。さらに、ボックス構成体40Vの荷物収容溝49内には、メイン側壁43と各サブ側壁42とが交差してなる角部には、それら角度の稜線に沿って逃がし溝49Nが形成されている。また、ボックス構成体40Vの係合突部(図示せず)は角柱形状をなすと共に、下端部全体が全側方に段付き状に大きくなっている。
本実施形態は、図11〜図13に示されている。本実施形態のコンテナ10Wの内部には、ボックス構成体40Wが4つずつ2列に並べられて収容されている。また、各ボックス構成体40Wは、図12に示すように、第2実施形態のボックス構成体40Vと同様に、マット支持壁45,45(図1参照)を有さず、サブ側壁42に段差部42D,42Dを備え、さらに、荷物収容溝49内に逃がし溝49Nを備えている。そして、第1実施形態のボックス構成体40における係合突部44より1つ少ない2つの係合突部44を下面に備えている。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
20,20V,20W インナー
22,22V,22W ベース板
23,23V,23W 係合孔
24 下面溝
30,30W 閉塞起立板
40,40V,40W ボックス構成体
44 係合突部
45 マット支持壁
49 荷物収容溝
50A,50B 凹部
51 上面マット
52 固定ボックス壁
60 マット支持支柱(マット支持壁)
61〜63 電気機器(荷物)
Claims (6)
- 全体が発泡樹脂製の緩衝材で構成されて、コンテナ内に嵌合されると共に、略直方体状の荷物を嵌合可能な複数の凹部を備えたコンテナ用インナーであって、
前記コンテナの底面に敷設されると共に、等間隔に配列された複数の係合孔を有するベース板と、
前記係合孔に係合可能な係合突部を下面に有し、前記係合突部を前記係合孔に係合させて前記ベース板に取り付けられ、前記係合孔の配列方向に配列される複数のボックス構成体とを備えてなり、
前記ボックス構成体は、一側方と上方とに開放した荷物収容溝を有すると共に、その荷物収容溝の側方開放口を前記配列方向の一方と他方の任意の方向に向けて前記ベース板に取り付け可能とされ、
隣り合った前記ボックス構成体の前記側方開放口を同じ方向に向けたときには、一方の前記ボックス構成体の前記側方開放口が他方の前記ボックス構成体の外側面にて閉塞されて前記荷物収容溝1つ分の前記凹部が形成される一方、隣り合った前記ボックス構成体の前記側方開放口を向かい合わせたときには、前記荷物収容溝同士が連通して前記荷物収容溝2つ分の前記凹部が形成されることを特徴とするコンテナ用インナー。 - 前記ベース板のうち前記配列方向の一端側の縁部に一体形成されて起立し、一端部の前記ボックス構成体の前記側方開放口を閉塞可能な閉塞起立板を備えたことを特徴とする請求項1に記載のコンテナ用インナー。
- 前記ベース板のうち前記閉塞起立板と反対側の端部に、前記ボックス構成体と同じ前記荷物収容溝を有する固定ボックス壁を一体形成すると共に、その固定ボックス壁における前記荷物収容溝の前記側方開放口を、前記閉塞起立板側に向けたことを特徴とする請求項2に記載のコンテナ用インナー。
- 前記ベース板の下面には、前記配列方向に延びた下面溝が形成され、前記係合突部が、前記係合孔を貫通して前記下面溝の奥面から下方に突出し、前記ベース板のうち前記下面溝の奥部が下方に撓んだときに、前記係合突部が前記コンテナの底面に押し付けられて圧縮変形することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のコンテナ用インナー。
- 前記凹部に収容された荷物を上方から覆う上面マットが、前記コンテナの上部に嵌合可能に備えられ、
前記ボックス構成体又は前記ベース板には、前記荷物から上方に離間した位置に前記上面マットを保持するマット支持壁が一体形成されたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のコンテナ用インナー。 - 前記請求項1乃至5の何れかのコンテナ用インナーを内部に備えたことを特徴とするインナー付きコンテナ。
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