JP2010147763A - オーディオ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】EQパラメータの調整がより容易に行い得る「オーディオ装置」を提供することである。
【解決手段】調整用楽曲を再生しながら複数の周波数帯域それぞれについて調整操作することによって設定されたEQパラメータに基づいて出力音の音質を制御するイコライザ12を備えたオーディオ装置であって、前記複数の周波数帯域それぞれのEQパラメータに対応させて調整用楽曲を特定する楽曲特定情報を記憶する記憶手段25と、前記各周波数帯域についてのEQパラメータの調整を行う際に、当該周波数帯域のEQパラメータに対応した前記楽曲特定情報を前記記憶手段25から取得し、該楽曲特定情報にて特定される楽曲を再生するための処理を行う調整時処理手段21、22、23とを有する構成となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、出力音の音質を調整するイコライザを備えたオーディオ装置に関する。
従来、出力音の音質を調整するイコライザを備えたオーディオ装置がある(例えば、特許文献1参照)。この種のオーディオ装置では、出力音の複数の周波数帯域それぞれの中心周波数Fc、その音の利得G及びその先鋭度(Q値)の一または複数を調整することができるようになっている(これら中心周波数Fc、利得G及び先鋭度(Q値)を総称して、以下、EQパラメータという)。このEQパラメータの調整では、ユーザが、CD等の音源から再生される楽曲を聴きながら各周波数帯域の出力音が聴き易くかつそのEQパラメータの調整に適した楽曲範囲を見つけ、その楽曲範囲において、EQパラメータを調整し、その調整前後での音質の違いから調整レベルを決めるような操作を行うことになる。
このようなオーディオ装置によれば、出力音の複数の周波数帯域それぞれのEQパラメータを調整することができるので、CD等の音源からの楽曲をユーザの好みに合った音質にて再生することができるようになる。
実開平5−91025号公報
しかしながら、前述したEQパラメータの調整では、音源から楽曲が再生されている際に各周波数帯域のEQパラメータ調整に適した楽曲部分を聴き逃さないように注意しなければならず、細かい音質の違いを判断しながら行わなければならないその調整操作に集中し難く、結果としてその調整操作が難しいものとなっていた。このことは特に調整経験の少ないユーザにとって著しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、EQパラメータの調整がより容易に行い得るオーディオ装置を提供するものである。
本発明に係るオーディオ装置は、調整用楽曲を再生しながら複数の周波数帯域それぞれについて調整操作することによって設定されたEQパラメータに基づいて出力音の音質を制御するイコライザを備えたオーディオ装置であって、前記複数の周波数帯域それぞれのEQパラメータに対応させて調整用楽曲を特定する楽曲特定情報を記憶する記憶手段と、前記各周波数帯域についてのEQパラメータの調整を行う際に、当該周波数帯域のEQパラメータに対応した前記楽曲特定情報を前記記憶手段から取得し、該楽曲特定情報にて特定される楽曲を再生するための処理を行う調整時処理手段とを有する。
このような構成により、各周波数帯域についてのEQパラメータを調整する際に、ユーザが調整用楽曲を決めなくても、予め記憶手段に記憶しておいた楽曲特定情報にて特定される楽曲が調整用楽曲として再生され得るようになる。
前記調整用楽曲は、1曲分の楽曲であっても、1曲分の楽曲の一部であってもよい。
また、本発明に係るオーディオ装置は、調整用楽曲を再生しながらある周波数帯域についてEQパラメータの調整操作を行った際に、前記調整楽曲を特定する楽曲特定情報を前記周波数帯域のEQパラメータに対応させて前記記憶手段に記憶せる登録処理手段を有する構成とすることができる。
このような構成により、ユーザは、各周波数帯域それぞれについてEQパラメータの調整を行うのに用いられる調整用楽曲として適した楽曲を特定する楽曲特定情報を登録することができるようになる。
更に、本発明に係るオーディオ装置は、前記調整用楽曲は、当該オーディオ装置にセットされる記憶媒体から読み出されて再生されるものであって、前記楽曲特定情報は、前記記憶媒体内における前記調整用楽曲の格納位置を含むように構成することができる。
このような構成により、CD等の記憶媒体に記憶された楽曲を調整用楽曲として利用する場合に、その格納位置にて1曲分の楽曲の一部を調整用楽曲として特定することができる。
本発明に係るオーディオ装置によれば、各周波数帯域についてのEQパラメータを調整する際に、ユーザが調整用楽曲を決めなくても、予め記憶手段に記憶しておいた楽曲特定情報にて特定される楽曲が調整用楽曲として再生され得るようになるので、EQパラメータの調整がより容易に行い得るようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の一形態に係るオーディオ装置は、図1に示すように構成されている。
図1において、このオーディオ装置は、再生部11、EQ部(イコライザ)12、アンプ13及びスピーカ14を有する。再生部11は、CD等の演奏ソース(音源)100から楽曲データを読み出してその楽曲を表わすオーディオ信号を出力する。EQ部(イコライザ)12は、後述するようにEQ設定部21により複数の周波数帯域それぞれについて設定されたEQパラメータ(中心周波数Fc、利得G、Q値)の値に基づいて前記オーディオ信号に対する周波数帯域毎のフィルタ処理を行う。EQ部12から出力されたオーディオ信号がアンプ13を介してスピーカ14に供給され、スピーカ14から前記オーディオ信号に対応した楽曲音が出力される。
スピーカ14からの出力音(楽曲音)の音質は、EQ部12に設定されているEQパラメータの値に応じて決まる。例えば、比較的高い周波数帯域において大きい利得Gが設定されていれば、その出力音は高音が強調されるようになり、逆に比較的低い周波数帯域において大きい利得Gが設定されていれば、その出力音は低音が強調されるようになる。
また、前記オーディオ装置は、EQ設定部21、EQ情報取得部22、再生曲・位置設定部23、再生曲・位置取得部24及び調整用楽曲データベース25(ハードディスク等の記憶手段)を有している。EQ設定部21は、ユーザによる操作部の操作に基づいて、複数の周波数帯域それぞれについてのEQパラメータの値(中心周波数Fcの値、利得Gの値、Q値の値)を設定する。EQ情報取得部21は、EQ設定部21にて設定されるEQパラメータを取得し、そのEQパラメータを、再生曲・位置設定部23に供給し(調整時動作)、または、調整用楽曲データベース25に供給する(登録時動作)。
再生曲・位置設定部23は、EQ情報設定部22から供給されるEQパラメータに対応した楽曲特定情報(CD等のソース100の格納位置にて表される)を調整用データベース25から読み出して再生部11に提供する。再生部11は、楽曲特定情報にて特定される楽曲をCD等の演奏ソース100から読み出し、その楽曲のオーディオ信号をEQ部12に供給する。前記オーディオ信号がEQ部12での前記処理及びアンプ14での処理を経てスピーカ14に供給され、前記オーディオ信号に基づいた楽曲音(調製用楽曲音)がスピーカ14から出力される。
再生曲・位置取得部24は、再生部11がCD等の演奏ソース100から読み出している調整用楽曲の格納位置(例えば、トラック番号Tr及び再生時間範囲)を取得し、その格納位置を楽曲特定情報として調整用楽曲データベース25に格納する。
次に、このオーディオ装置での具体的な処理について説明する。
EQ部12における複数の周波数帯域それぞれについてのEQパラメータを設定する際に再生すべき楽曲を登録する場合、図2に示す手順に従った制御部(図示略)による制御に基づいてオーディオ装置の各部が処理(登録処理)を実行する。
ユーザは、EQパラメータを調整するために適している楽曲が格納されているCD(以下、リファレンスCDという)の再生操作を行う。これにより、オーディオ装置では、リファレンスCDから読み出される楽曲が調整用楽曲として再生される。このような状況において、リファレンスCDの再生開始が確認されると(S1)、EQパラメータの調整開始の指示操作がなされたか否かが判定される(S2)。ユーザは、リファレンスCDから再生される楽曲を聴きながら、ある周波数帯域、例えば、最も低域である周波数帯域(BAND1)についてのEQパラメータ(中心周波数Fc、利得G及びQ値のうちの少なくともいずれか)を調整するために適している楽曲音がスピーカ14から出力されると、EQパラメータの調整開始の指示操作を行う。それに応じてEQパラメータの調整開始の指示操作があったとの判定がなされると(S2でYES)、制御部による制御のもと、再生曲・位置取得部24が、前記指示操作がなされた時点での再生トラック番号Trを取得するとともに、その時点での再生位置を開始点STとして取得する(S3)。なお、開始点STは、例えば、その楽曲の演奏開始からの時間(秒数)にて表すことができる。その後、EQパラメータの調整終了の指示操作がなされた否かが判定される(S4)。
ユーザは、調整開始の指示操作を行った後、再生される楽曲音を聴きながらEQ部(イコライザ)12においてEQパラメータ(中心周波数Fc、利得G及びQ値のうちの少なくともいずれか)の調整を行う。そして、出力される楽曲音の音質が好みにあったものになると、ユーザは、そのEQパラメータの調整終了の指示操作を行う。それに応じてEQパラメータの調整終了の指示操作がなされたと判定されると(S4でYES)、制御部による制御のもと、EQ情報取得部22が、前記ユーザにより調整されたEQパラメータ(中心周波数Fc、利得G及びQ値の少なくともいずれか)を取得する(S5)とともに、再生曲・位置取得部24が、前記指示操作がなされた時点での再生位置を終了点EDとして取得する(S6)。なお、この終了点EDも、例えば、その楽曲の演奏開始からの時間(秒数)にて表わすことができる。
その後、制御部による制御のもと、EQ情報取得部22によって取得されたEQパラメータ、及び再生曲・位置取得部24にて取得された前記調整用楽曲として再生された楽曲の再生トラック番号Trn、開始点ST及び終了点EDがそれぞれ対応付けられた状態で調整用楽曲データベース25に格納(登録)される(S7)。その後、EQパラメータの調整が継続されるか否かが、例えば、ユーザによる終了操作の有無に基づいて判定される(S8)。ここで、まだ、EQパラメータの調整が継続しているとの判定がなされると(S8でYES)、次の周波数帯域についての、あるいは、同じ周波数帯域についての次のEQパラメータの調整開始の指示操作がなされたか否かが判定される(S2)。そして、その調整開始の指示操作がなされたとの判定がなされると(S2でYES)、前述したのと同様の処理(S3〜S7)がなされ、当該周波数帯域についてのEQパラメータ及びそのEQパラメータの調整に用いられた調整用楽曲を特定する再生トラック番号Trn、開始点ST及び終了点EDがそれぞれ対応付けられた状態で調整用楽曲データベース25に登録される(S7)。
前記処理(S2〜S8)は、ユーザによって終了操作がなされるまで繰り返し実行され、その過程で、各周波数帯域についてのEQパラメータ及びそのEQパラメータの調整に用いられた調整用楽曲を特定する再生トラック番号Trn、開始点ST及び終了点EDが順次調整用楽曲データベース25に登録される。そして、ユーザによる終了操作がなされ、EQパラメータの調整が継続されないものと判定されると(S8でNO)、登録時の処理が終了する。
前述した処理の結果、例えば、図3に示すような情報が調整用楽曲データベース25に登録される。図3において、最低域の周波数帯域BAND1についてのEQパラメータである中心周波数帯域Fcと、利得Gと、所定値q1以上のQ値(先鋭度)には、リファレンスCDのトラック番号Tr1及び位置範囲ST1−ED1にて構成される楽曲特定情報が対応づけられ、同周波数帯域BAND1についてのEQパラメータである所定値q1より小さいQ値にはリファレンスCDのトラック番号Tri1及び位置範囲STi1−EDi1にて構成される楽曲特定情報が対応づけられている。また、比較的低域の周波数帯域BAND2についてのEQパラメータである中心周波数帯域Fcと、利得Gと、所定値q1以上のQ値(先鋭度)には、リファレンスCDのトラック番号Tr2及び位置範囲ST2−ED2にて構成される楽曲特定情報が対応づけられ、同周波数帯域BAND2についてのEQパラメータである所定値q1より小さいQ値にはリファレンスCDのトラック番号Tri2及び位置範囲STi2−EDi2にて構成される楽曲特定情報が対応づけられている。同じようにして各周波数帯域についての各EQパラメータに対して楽曲特定情報が対応づけられ、最高域の周波数帯域BANnについてのEQパラメータである中心周波数帯域Fcと、利得Gと、所定値q1以上のQ値(先鋭度)には、リファレンスCDのトラック番号Trn及び位置範囲STn−EDnにて構成される楽曲特定情報が対応づけられ、同周波数帯域BANDnについてのEQパラメータである所定値q1より小さいQ値にはリファレンスCDのトラック番号Trin及び位置範囲STin−EDinにて構成される楽曲特定情報が対応づけられている。
図3に示すような情報にて構成される調整用楽曲データベース25では、一般的に、中間周波数Fcが比較的大きい場合(比較的高域の周波数帯域)では、高音の多く含まれた楽曲が特定されるようになり、中間周波数Fcが比較的小さい場合(比較的低域の周波数帯域)では、低音の多く含まれた楽曲が特定されるようになる。また、利得Gについては、各周波数帯域とも中間周波数帯域Fc付近の成分を多く含む楽曲、即ち、中間周波数Fcに対応づけられる楽曲と同様の楽曲が特定される。Q値については、そのQ値が所定値q1以上で、中間周波数Fcを中心とした特性カーブが比較的鋭くなる場合、各周波数帯域ともその中間周波数Fc付近の成分を多く含む楽曲、即ち、中間周波数Fcに対応づけられる楽曲と同様の楽曲が特定され、そのQ値が所定値q1より小さく、中間周波数Fcを中心とした特性カーブが緩やかになる場合、各周波数帯域とも中間周波数Fc付近だけでなく、その上下の周波数成分を含む楽曲が特定されるようになる。
前述したような調整用楽曲データベース25(図3参照)が得られると、ユーザは、以後、EQパラメータの調整に調整用楽曲データベース25を利用して容易にその調整ができるようになる。その際の処理(調整時処理)について説明する。
前記リファレンスCDが当該オーディオ装置にセットされた状態で、図4に示す手順に従った処理がなされる。図4において、ユーザが、EQパラメータの調整を行うべき周波数帯域(BAND)及び調整すべきEQパラメータ(中心周波数Fc、利得G及びQ値のいずれか)の入力操作を行うと、制御部による制御のもと、EQ情報取得部22が、前記入力操作に基づいてEQ設定部21により設定されるその周波数帯域(BAND)及びEQパラメータを取得する(S11)。そして、制御部による制御のもと、再生曲・位置設定部23が前記取得された周波数帯域(BAND)及びEQパラメータに対応した楽曲特定情報(トラック番号Tr、再生範囲ST−ED)を調整用楽曲データベース25(図3参照)から取得し(S12)、再生開始指示ともにその楽曲特定情報(トラック番号Tr、再生範囲ST−ED)を再生部11に供給する(S13)。その後、EQパラメータの調整が終了したか否かの判定がなされる(S14)。
再生部11は、前記楽曲特定情報(トラック番号Tr、再生範囲ST−ED)にて特定される楽曲部分を調整用楽曲としてリファレンスCDから読み出す。そして、再生部11から対応するオーディオ信号がEQ部12及びアンプ13を介してスピーカ14に供給され、その楽曲部分(調整用楽曲)の楽曲音が出力される。ユーザは、その楽曲音を聴きながらEQ部(イコライザ)12において、出力される楽曲音が好みの音質となるように前記周波数帯域についてのEQパラメータの調整を行う。EQ部12での当該周波数帯域についてのEQパラメータの調整により、出力される楽曲音が好みに音質になると、ユーザは、調整終了の指示操作を行う。それに応じてEQパラメータの調整が終了したとの判定がなされると(S14でYES)、制御部から再生部11に再生終了指示がなされ(S15)、再生部11はリファレンスCDからの調整用楽曲としての楽曲部分の再生を停止する。
その後、EQパラメータの調整が継続されるか否かが、例えば、ユーザによる終了操作の有無に基づいて判定される(S16)。ここで、まだ、EQパラメータの調整が継続しているとの判定がなされると(S16でYES)、前述したのと同様に、ユーザの入力操作に基づいた次の周波数帯域についてのEQパラメータ、あるいは、同じ周波数帯域についてのEQパラメータが取得される(S11)。そして、それら周波数帯域及びEQパラメータに対応した楽曲特定情報(トラック番号Tr、再生範囲ST−ED)が調整用楽曲データベース25(図3参照)から取得され(S12)、その楽曲特定情報にて特定される新たな楽曲がリファレンスCDから読みだされて再生される(S13)。この状態で、ユーザは、その再生される新たな楽曲を聴きながら指定した周波数帯域についてのEQパラメータの調整を行うことができる。
前述したような処理(S11〜S16)が、ユーザによる終了操作がなされ、EQパラメータの調整が継続されないものと判定されるまで繰り返し実行される。その結果、複数の周波数帯域それぞれでのEQパラメータの調整が、当該周波数帯域についてのEQパラメータに対応して調整用楽曲データベース25に予め登録された楽曲特定情報によって特定される楽曲が再生される状況のもとで行われるようになる。そして、ユーザによる終了操作がなされ、EQパラメータの調整が継続されないものと判定されると(S16でNO)、調整時の処理が終了する。
前述したようなオーディオ装置では、各周波数帯域についてのEQパラメータを調整する際に、ユーザは、リファレンスCDから再生される楽曲から各周波数帯域についてのEQパラメータの調整に適した楽曲部分を探し出すなど、自分でその調整用楽曲を決めなくても、調整すべき周波数帯域についてのEQパラメータを指定するだけで、調整用楽曲データベース25に登録された楽曲特定情報(トラック番号Trn、開始点ST、終了点ED)にて特定されるその調整に適した楽曲が再生されるようになる。従って、ユーザは、調整用楽曲を探し出す作業を行わなくて済む分、調整作業に集中することができ、EQパラメータの調整がより容易に行い得るようになる。
前述したオーディオ装置では、各周波数帯域についてのEQパラメータに対応した楽曲特定情報を調整用楽曲データベース25に登録できるものであったが、専門家によってそのような楽曲特定情報が予め登録された既製の調整用楽曲データベース25を備えるものであってもよい。この場合、そのオーディオ装置は、楽曲特定情報を調整用楽曲データベース25に登録する機能(図2の処理参照)を備えるものであっても、備えないものであってもよい。
前述したオーディオ装置では、EQパラメータを調整する際に利用される楽曲は、リファレンスCDから読みだされるものであったが、他の記録媒体から読みだされるものであっても、インターネット等のネットワークを介して利用するものであってもよい。ネットワークを利用する場合、調整用楽曲データベース25には、各楽曲のそのネットワーク上のアドレスが楽曲特定情報として用いられる。
以上、説明したように、本発明に係るオーディオ装置は、各周波数帯域についてのEQパラメータを調整する際に、ユーザが調整用楽曲を決めなくても、予め記憶手段に記憶しておいた楽曲特定情報にて特定される楽曲が調整用楽曲として再生され得るようになって、そのEQパラメータの調整がより容易に行い得るようになるという効果を有し、出力音の音質を調整するイコライザを備えたオーディオ装置として有用である。
本発明の実施の一形態に係るオーディオ装置の構成を示すブロック図である。 図1に示すオーディオ装置におけるEQ情報登録時における処理の流れを示すフローチャートである。 調整用楽曲データベースの構成例を示す図である。 図1に示すオーディオ装置におけるEQパラメータ調整時における処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11 再生部
12 EQ部(イコライザ)
13 アンプ
14 スピーカ
21 EQ設定部
22 EQ情報取得部
23 再生曲・位置設定部
24 再生曲・位置取得部
25 調整用楽曲データベース

Claims (3)

  1. 調整用楽曲を再生しながら複数の周波数帯域それぞれについて調整操作することによって設定されたEQパラメータに基づいて出力音の音質を制御するイコライザを備えたオーディオ装置であって、
    前記複数の周波数帯域それぞれのEQパラメータに対応させて調整用楽曲を特定する楽曲特定情報を記憶する記憶手段と、
    前記各周波数帯域についてのEQパラメータの調整を行う際に、当該周波数帯域のEQパラメータに対応した前記楽曲特定情報を前記記憶手段から取得し、該楽曲特定情報にて特定される楽曲を再生するための処理を行う調整時処理手段とを有するオーディオ装置。
  2. 調整用楽曲を再生しながらある周波数帯域についてEQパラメータの調整操作を行った際に、前記調整楽曲を特定する楽曲特定情報を前記周波数帯域のEQパラメータに対応させて前記記憶手段に記憶させる登録処理手段を有する請求項1記載のオーディオ装置。
  3. 前記調整用楽曲は、当該オーディオ装置にセットされる記憶媒体から読み出されて再生されるものであって、
    前記楽曲特定情報は、前記記憶媒体内における前記調整用楽曲の格納位置を含む請求項1または2記載のオーディオ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014192553A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP2018133637A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 クラリオン株式会社 音響装置及び音質調整方法

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