JP2010142827A - スパッタ付着防止機構付クランプ装置及びスパッタ付着防止方法 - Google Patents

スパッタ付着防止機構付クランプ装置及びスパッタ付着防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザ溶接箇所に直接ガス体を吹き付けることなく、ワークから生じたスパッタの排出を効果的に行う。
【解決手段】スパッタ付着防止機構付クランプ装置10aは、装置本体12と、開口部14と、第1流体導出部16と、第2流体導出部18とを有している。第1流体導出部16から開口部14へ流入する加圧ガス体32によりスパッタ30を排出することができるのに加え、加圧ガス体32で排出しきれなかったスパッタ30を、加圧ガス体32とは別異の流体で、乱流34を発生させ、開口部14へ導出させることでスパッタ30を排出することができる。
【選択図】図11

Description

本発明は、レーザ溶接時にワークやこのワークを固定保持するクランプ装置にスパッタが付着することを防止するスパッタ付着防止機構付クランプ装置及びスパッタ付着防止方法に関する。
従来、レーザ溶接の部材として、SUS(ステンレス鋼)等の表面処理された金属板が広く用いられている。これら金属板をレーザ溶接するにあたり、表面処理層と金属板が溶融する過程で、カーボン(C)や鉄(Fe4)、ニッケル、クローム等の低融点要素が、溶接時の発熱によって微細化した粉末、すなわち、スパッタとして発生し、溶接不良の要因となることは周知である。そこで、このような不都合を克服して、良好な溶接を行うために、スパッタを排出することを目的としたクランプ装置が開発されている。例えば、レーザ入射孔内に位置するレーザ溶接箇所に対し、不活性ガスを吹き付けることで、スパッタを溶接領域の近傍から排出するクランプ装置が提案されている(特許文献1)。
特開2002−28796号公報
しかしながら、前記特許文献1に示されるように、レーザ溶接箇所へ直接ガス体を吹き付けた場合、レーザ溶接領域に発生する溶融した金属が飛散し、新たなスパッタの原因となり、溶接不良の要因となることも考えられる。
また、前記特許文献1の「レーザスポット溶接装置」に用いられるクランプ機構では、クランプ装置におけるレーザ入射孔は、ワーク側が狭径の円錐台形状を有している。従って、該レーザ入射孔内に位置するレーザ溶接箇所に対して、円錐台形状の広径側からガス体を吹き付けて、該広径側へスパッタを排出させるという構造上、スパッタがレーザ入射孔内、すなわち、クランプ機構内に滞留することは避けられず、この結果、スパッタがワークやクランプ装置に付着し、クランプの維持管理に手間がかかり、また、クランプ装置の製品寿命が短くなるという不都合がある。しかも、溶接品質が優れたワークを得ることも困難である。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、レーザ溶接箇所に直接ガス体を吹き付けることなく、クランプ装置内に生じたスパッタの排出を容易に行い、これによってクランプ装置の維持管理が簡便となるとともに、耐久性も向上し、さらには溶接品質に優れたワークを得ることを可能にするスパッタ付着防止機構付クランプ装置及びスパッタ付着防止方法を提供することを目的とする。
本発明に係るスパッタ付着防止機構付クランプ装置は、金属板からなる第1と第2のワークに対してレーザ溶接を行うためのものであって、開口部を備え、前記開口部を介してレーザを第1ワークの溶接箇所に照射するための装置本体を有し、前記装置本体は、照射されるレーザに交差する軸線に沿って形成された第1の流体導出部と、前記第1の流体導出部の導出口近傍に開口する第2の流体導出部とを有することを特徴とする。
これによって、第1流体導出部から導出されるガス体(以下、第1流体、若しくは加圧ガス体と称することもある)をレーザ溶接箇所に対して直接吹き付けることなく開口部内に勢い良く導出させてスパッタを排出することができるのに加え、第2流体導出部によって導出され、該加圧ガス体とは異なる流体(以下、第2流体と称することもある)、例えば、空気を直接レーザ溶接箇所に対して吹き付けることなくスパッタを排出することができる。その結果、開口部内に滞留するスパッタを可及的に減少させることで、溶接品質に優れたワークを得ることが可能になる。また、前記開口部内に滞留するスパッタが減少することで、前記スパッタの前記装置本体への付着も回避でき、これによって、スパッタ付着防止機構付クランプ装置の維持管理が簡便化し、また耐久性の向上が図られる。
この場合、前記第1流体導出部は、前記装置本体と前記第1ワークとの接面に対して平行に設けられてもよい。
これによって、加圧ガス体を直接レーザ溶接箇所に吹き付けることなく、また、質量の大きいスパッタも好適に排出することができる。
また、前記第2流体導出部は、前記装置本体のワークとの接面側と前記ワークの端面で形成された接面側空間部からなり、前記接面側空間部は前記開口部と連通していてもよい。
これによって、第2流体を、接面側空間部から開口部へ安定して導出することができ、結果、スパッタを効率よく排出することができる。
さらにまた、前記第2流体導出部は、前記装置本体のワークとの接面側に設けられた膨出部を有すると好適である。
これによって、構造が簡素でありながらスパッタを効率よく排出することができる。
さらにまた、前記第1流体導出部は、前記開口部の軸線に直交する線に対して偏位する位置に設けられてもよい。
この構造によれば、加圧ガス体によって、開口部内に渦(旋回流)が形成され、該渦によって、開口部内のスパッタを排出することが可能になる。しかも、加圧ガス体によって、装置本体が冷却されることにより、スパッタの付着を可及的に減少させることができる。
本発明に係るスパッタ付着防止方法は、金属板からなる第1と第2のワークとを積層してレーザ溶接を行う際に発生するスパッタを排出するための、スパッタ付着防止方法であって、前記第1と第2のワークをレーザ溶接する部位を特定して、該部位をクランプ装置に設けられた開口部によって囲繞する工程と、前記溶接する部位に、レーザを照射する工程と、前記レーザを照射する工程の期間中に、前記クランプ装置に設けられた第1流体導出部から加圧ガスを第1流体として、前記レーザの軸線に交差する方向から導出する工程と、前記第1流体が導出される期間中に、前記クランプ装置により形成される第2流体導出部から前記第1流体とは異なる第2流体を導出する工程と、前記第1流体と第2流体とが導出される期間中に前記クランプ装置の開口部から前記レーザの照射によって発生したスパッタを外部へと排出する工程とを有することを特徴とする。
これによって、レーザ溶接箇所に対して、第1流体である加圧ガス体を直接吹き付けることなくスパッタを排出することができるのに加え、該加圧ガス体とは異なる、第2流体によっても直接レーザ溶接箇所に対して吹き付けることなくスパッタを排出することができる。
また、前記第1流体は、前記クランプ装置の開口部内で旋回流となって、スパッタを前記開口部を介して外部へと排出してもよい。
これによって、第1流体である加圧ガス体による旋回流で、開口部内のスパッタを排出することが可能になる。しかも、加圧ガス体によって、装置本体が冷却されることにより、スパッタの付着を可及的に減少させることができる。
本発明に係るスパッタ付着防止機構付クランプ装置及びスパッタ付着防止方法によれば、加圧ガス体をレーザ溶接箇所に対して直接吹き付けることなく開口部内のスパッタを排出することができるのに加え、加圧ガス体で排出しきれなかったスパッタを、例えば空気等の第2流体で直接レーザ溶接箇所に対して吹き付けることなく排出することができる。これらによって、開口部内に滞留するスパッタを可及的に減少させることで、溶接品質に優れたワークを得ることが可能になるという効果も達成することができる。しかも、前記開口部内に滞留するスパッタが可及的に減少することと、加圧ガス体によってクランプ装置が冷却されることにより、前記スパッタの前記クランプ装置への付着も回避でき、その結果、スパッタ付着防止機構付クランプ装置の維持管理の簡便化、及び耐久性の向上が可能になるという効果も達成することができる。
以下、本発明に係るスパッタ付着防止機構付クランプ装置についてスパッタ付着防止方法との関係で実施の形態を挙げ、添付の図1〜図17を参照しながら説明する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係るスパッタ付着防止機構付クランプ装置10aは、レーザLで溶融しない金属等で一体的に形成されており、平面視で略C字状であって、一方の長辺側の両隅角部を面取りしている。すなわち、クランプ装置10aの基本構成として、装置本体12は、分厚い板状体であって長尺な一方の側部側に開口部14が形成されると共に、他方の側部側に複数(ここでは3本)の第1流体導出部16が形成される。なお、装置本体12には、複数(ここでは2個)の肉ぬき用孔部20を設けるとよい。これによって、クランプ装置10aは軽量化されるからである。ここで、前記肉ぬき用孔部20に隣接するねじ孔21は、装置本体12を図示しないロボットに装着するためのものである。また、説明の便宜上、図1に示すように、装置本体12の上面を本体上面13a、下面を本体下面13b、開口部14が形成されていない側の側面を本体長辺側面13c、開口部14が形成された側の側面で、本体長辺側面13c方向から見て右側を本体開口側右側面13d、同じく本体長辺側面13c方向から見て左側を本体開口側左側面13e、平面視長方形の短辺側の側面で、本体長辺側面13c方向から見て右側を本体短辺右側面13f、また本体長辺側面13c方向から見て左側を本体短辺左側面13gとする。
ここで、クランプ装置10aにおける上下方向とは、説明の便宜上、該クランプ装置10aが加圧固定される金属板からなるワーク22との接面に対し垂直方向を指し、装置本体12側を上方向、ワーク22側を下方向とするが、実際の使用時の向きがこれに限定されることはない。ここで金属板とは、表面処理されたものであってもよく、また表面処理されたものでなくてもよい。
装置本体12に形成された開口部14は、平面視で、変形した台形状であって、この開口部14を形成する装置本体12の内壁15は下方向に接近するに従って狭くなるようにテーパ面として構成されている。すなわち、開口部14は、図1に示すように、本体長辺側面13cに平行な内壁15c、前記内壁15cの両端から平行に延在する右内壁15f、左内壁15g、前記右内壁15fに連なる右斜内壁15d、左内壁15gに連なる左斜内壁15eによって形成されている。前記右斜内壁15dと左斜内壁15eの終端部はスパッタ導出口17を形成する。このように、開口部14は下方向に指向して狭い形状を有することによって、レーザLの光源を装置本体12に接することなく、後述する第1ワーク22aに可及的に接近させることができる。前記開口部14の構成によって、溶接箇所に対してレーザLを照射する作業を、より正確に行うことが可能になり、一方、前記開口部14は、第1ワーク22aとの接触面よりもレーザLの光源側(上側)が広い形状を有しているため、溶接状況が視認し易くなる。この場合、開口部14は、右斜内壁15dが本体開口側右側面13d方向へ、また、左斜内壁15eが本体開口側左側面13eへ向かうに従い、幅が狭くなるように構成されていることが図1から容易に諒解されよう。
図1及び図2に示すように、第1流体導出部16は、本体長辺側面13cと、内壁15cとを連通するように装置本体12に形成される。この第1流体導出部16は、3本互いに平行に等間隔で内壁15cの略中央に開口し、本体下面13bに対して平行に設けられる。これによって、後述する加圧ガス体32が、該第1流体導出部16から導出されると、開口部14内において略均等に拡散し、スパッタ導出口17から装置本体12の外部にスパッタ30とともに排出される。
第1の実施の形態に係るクランプ装置10aは、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、このクランプ装置10aを用いたスパッタ付着防止方法について、図3を参照しながら説明する。この場合、予めクランプ装置10aは、ねじ孔21を利用して図示しないロボットに装着されるものとする。
ステップS1において、図4及び図5に示すように、金属板からなる第1ワーク22aと第2ワーク22bとを積層した上で、クランプ装置10aを図示しないロボットのアームがティーチングされた軌跡に沿って移動せしめ、該第1ワーク22a上側の端部近傍に位置する溶接箇所26を、装置本体12の開口部14が囲繞するように加圧固定する。この場合、図5及び図6A〜Dに示すように、本体下面13bと第1ワーク22aのワーク端面23aにて区切られた接面側空間部24が、前記開口部14と連通するように隙間28を形成しておくとよい。
次に、ステップS2において、図6Aに示すように、レーザLを溶接箇所26に対して照射し、第1ワーク22aと第2ワーク22bとを溶接する。レーザLの種類としては、例えば、ファイバーレーザ、YAGレーザ、CO2レーザや半導体励起レーザ等が挙げられるが、その種類は問わない。
レーザLが、第1ワーク22aに照射されることによって、金属板からなる第1ワーク22aと第2ワーク22bとを溶接する過程で、溶融する金属に基づくガスが発生する。その結果、該ガスの圧力で、溶融した第1ワーク22a、場合によっては第2ワーク22bの一部が吹き飛ばされることで、スパッタ30が発生するに至る(図6B参照)。
そこで、ステップS3において、図6Cに示すように、例えば、アルゴンガス(Ar)の如き不活性ガスからなる加圧ガス体(第1流体)32が、複数の第1流体導出部16を介して導出されることによって、スパッタ30は、開口部14からスパッタ導出口17を通り、装置本体12の外部へ排出される。同時に加圧ガス体32が内壁15、特に、直接には右斜内壁15d、左斜内壁15eに当たることによって、該内壁15が冷却され、内壁15に対するスパッタ30の付着を可及的に減少させることとなる。また本実施の形態では、第1流体導出部16が、本体下面13bに対して平行に設けられていることによって、溶接箇所26に加圧ガス体32が直接吹き付けられることなく、また、質量の大きいスパッタを排出することができる。
ステップS4において、加圧ガス体32が、開口部14を通過することによって、隙間28から空気が吸引され、開口部14内には乱流(第2流体)34が発生する(ステップS5)。
乱流34は、空気が接面側空間部24から隙間28、開口部14の順に経由してスパッタ導出口17から装置本体12の外部へと流れることによって発生する。前記乱流34は、装置本体12の外部から開口部14へ流入した空気の流れであればよく、隙間28より開口部14へ流入する空気の流れに限定されない。
ステップS6において、乱流34が生じることで、第1流体導出部16より下方に滞留したスパッタ30を勢い良く排出することができる(図6D参照)。なお、乱流34は、直接溶接箇所26にあたらない。すなわち、本体下面13bと平行に形成された隙間28から流入する空気流による乱流34は、開口部14の下方から上方にかけて拡散するので、勢い良く溶接箇所26にあたることはない。このように乱流34によって、開口部14に滞留するスパッタ30をスパッタ導出口17から可及的に排出させることができることで、溶接品質に優れたワークを得ることが可能となる。さらにまた、開口部14内に滞留するスパッタ30が可及的に減少することで、該スパッタ30の内壁15への付着も減少し、その結果、クランプ装置10aの維持管理の簡便化、及び耐久性の向上が可能になる。
次に、第2の実施の形態に係るスパッタ付着防止機構付クランプ装置10bについて説明する。なお、この第2の実施の形態に係るクランプ装置10bについて、第1の実施の形態であるクランプ装置10aと同一の構成要素については同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下同様とする。
図7に示すように、第2の実施の形態に係るクランプ装置10bは、基本構成として装置本体12と、開口部14と、複数(ここでは3本)の第1流体導出部16と、下部側に第2流体導出部18とを有している。すなわち、第1の実施の形態であるクランプ装置10aに対して、第2流体導出部18を加えた構成となっている。
第2流体導出部18は、図7及び図8に示すように、右斜内壁15d、左斜内壁15e、及び右内壁15f、左内壁15gの一部と一体化され、本体下面13bに形成された膨出部18a、18bを含む。これらの膨出部18a、18bが第1ワーク22aに接することによって該第1ワーク22aとの間で狭小な隙間36が形成され、この隙間36から空気が吸引されて負圧を生じるに至る。なお、第2流体導出部18は、装置本体12の外部と開口部14とを連通していればよく、必ずしも上述の形態に限定されない。
第2の実施の形態に係る金属板からなる第1と第2のワーク22a、22bに対してレーザ溶接を実施するクランプ装置10bは、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、このクランプ装置10bを用いたスパッタ付着防止方法について説明する。
図9〜図11に示すように、金属板からなる第1ワーク22aと第2ワーク22bとを積層した上で、該第1ワーク22a上側に位置する溶接箇所26を、装置本体12の開口部14が囲繞するように、クランプ装置10bを加圧固定する。図9及び図10に示すように、溶接箇所26が、ワーク端面23a近傍に位置する場合は、第1の実施の形態と同様になるため、ここでの説明は省略し、図11で示すように、装置本体12の開口部14全体が第1ワーク22aと接するような位置に、溶接箇所26が設けられる場合を以下に説明する。
装置本体12の開口部14全体が、第1ワーク22aと接するような位置に、溶接箇所26が設けられる場合は、膨出部18a、18bによって、第1ワーク22aとの間に、隙間36が形成される(図12A〜D参照)。
次に、図12Aに示すように、レーザLを溶接箇所26に対して照射し、金属板からなる第1ワーク22aと第2ワーク22bとを溶接する。これによって、第1ワーク22aと第2ワーク22bとを溶接する過程で、溶融する金属に基づくガスが発生し、それに伴いスパッタ30も発生する(図12B参照)。
そこで、図12Cに示すように、不活性ガスからなる加圧ガス体32が、複数の第1流体導出部16を介して導出されることによって、スパッタ30は、開口部14からスパッタ導出口17を通り、装置本体12の外部へ排出される。同時に加圧ガス体32が内壁15に当たることによって、該内壁15が冷却され、内壁15に対するスパッタ30の付着を可及的に減少させることとなる。さらに、第1流体導出部16が、本体下面13bに対して平行に設けられていることによって、溶接箇所26に加圧ガス体32が直接吹き付けられることなく、また、質量の大きいスパッタを排出することができる。
加圧ガス体32が、開口部14を通過することによって、装置本体12の外部から隙間36、開口部14、スパッタ導出口17の順に経由して装置本体12の外部へと通る空気の流れが生じる、すなわち、乱流34が生じる(図12D参照)。なお、該乱流34は、装置本体12の外部から開口部14へ流入する空気の流れであればよく、隙間36より開口部14へ流入した空気の流れに限定されない。乱流34は、開口部14の下方から上方にかけて拡散するので、勢い良く溶接箇所26にあたることはなく、第1流体導出部16より下方に滞留したスパッタ30を良好に排出する効果が得られる。
次に、第3の実施の形態に係るスパッタ付着防止機構付クランプ装置10cについて説明する。
図13に示すように、クランプ装置10cは、レーザLで溶融しない金属等で一体的に形成されており、平面視で略U字状に形成される。すなわち、装置本体12は、分厚い板状体であって曲線部内側に開口部14が形成されると共に、該開口部14に連通して複数(ここでは2本)の第1流体導出部16が形成され、下部側には第2流体導出部18が形成される。図14及び図15に示すように、第2流体導出部18は、装置本体12の下面に突出形成される一対の膨出部19a、19bを含む。なお、第2流体導出部18は、装置本体12の外部と開口部14とを連通していればよく、必ずしも上述の形態に限定されない。また、説明の便宜上、図13に示すように、装置本体12の上面を本体上面13a、下面を本体下面13b、装置本体12の開口部14が形成されていない側の側面を本体端側面13h、装置本体12を平面視した時に略U字状に形成された側面を本体側面13iとする。
開口部14は、装置本体12における曲線部側の端部に位置し、平面視すると、その軸心に沿って同径の円形状であるが、第1ワーク22aに近づくにつれて狭径となる、円錐台形状を有してもよい。このように円錐台形状を有することによって、レーザLの光源を装置本体12に接することなく、第1ワーク22aに可及的に接近させることができる。
第1流体導出部16は、図14に示すように、開口部14の軸線に直交する線に対して偏位する位置にそれぞれ1本ずつ(16a、16b)設けられている。すなわち、第1流体導出部16は、本体下面13bに対して平行に設けられ、本体側面13i又は本体端側面13hと、内壁15とを連通している。
第3の実施の形態に係るクランプ装置10cは、基本的には以上のように構成されるものであり、ここで、このクランプ装置10cを用いたスパッタ付着防止方法について説明する。
図16、図17A、及び図17Cに示すように、金属板からなる第1ワーク22aと第2ワーク22bとを積層し、当該クランプ装置10cを、第1ワーク22aの溶接箇所26が、装置本体12の開口部14の略中央となるように加圧固定する。これにより、第2流体導出部18によって、第1ワーク22aとの間に、隙間36が形成される。
次に、図17Aに示すように、レーザLを溶接箇所26に対して照射し、金属板からなる第1ワーク22aと第2ワーク22bとを溶接する。これによって、第1ワーク22aと第2ワーク22bとを溶接する過程で、溶融する金属に基づくガスが発生し、それに伴いスパッタ30も発生する。
そこで、図17Bに示すように、加圧ガス体32が、複数の第1流体導出部16を介して導出される。一組の第1流体導出部16a、16bが、互いにオフセットするように開口部14の軸線に直交する線に対して偏位する位置に設けられていることによって、加圧ガス体32は開口部14内で渦(旋回流)を形成し、スパッタ30を開口部14の上方向へ排出する。同時に加圧ガス体32によって、内壁15が冷却されることにより、スパッタ30の付着を可及的に減少させることができる。これによって、クランプ装置10cの維持管理の簡便化、及び耐久性の向上が可能になる。また、第1流体導出部16が、内壁15の上下方向における略中央に開口し、本体下面13bに対して平行に設けられていることによって、溶接箇所26に加圧ガス体32を直接吹き付けることなく、また、質量の大きいスパッタを排出することができる。
前記のように、加圧ガス体32が、開口部14を渦状に通過することによって、装置本体12の外部から隙間36、開口部14の順に経由して装置本体12の外部へと通る空気の流れが生じる、すなわち、乱流34が生じる。なお、該乱流34は、装置本体12の外部から開口部14へ流入する空気の流れであればよく、隙間36より開口部14へ流入した空気の流れに限定されない。乱流34は上昇して、直接溶接箇所26に対して吹き付けられることはなく、第1流体導出部16より下方に滞留したスパッタ30を排出することができる(図17C参照)。
すなわち、内壁15の下方に形成された隙間36から流入する乱流34は、開口部14へ流入すると、渦状になって第1流体導出部16の高さまで上昇することとなり、直接溶接箇所26にあたることはない。また、乱流34によって、開口部14に滞留するスパッタ30を可及的に減少させることで、溶接品質に優れたワークを得ることが可能となる。さらにまた、開口部14内に滞留するスパッタ30が減少することで、該スパッタ30の内壁15への付着も回避でき、該クランプ装置10cの維持管理の簡便化、及び耐久性の向上が可能になる。
上述したように、本実施の形態に係るスパッタ付着防止機構付クランプ装置10a、10b、10c及びスパッタ付着防止方法によれば、加圧ガス体をレーザ溶接箇所に対して直接吹き付けることなく開口部内のスパッタを排出することができるのに加え、加圧ガス体で排出しきれなかったスパッタを、他の流体、例えば空気によっても直接レーザ溶接箇所に対して吹き付けることなくスパッタを排出することができる。これらによって、開口部内に滞留するスパッタを可及的に減少させ、これによって、溶接品質に優れたワークを得ることが可能になる。また、滞留するスパッタが可及的に減少することと、加圧ガス体によってクランプ装置が冷却されることにより、前記スパッタの前記クランプ装置への付着も減少し、その結果、クランプ装置10a、10b、10cの維持管理が簡便化し、耐久性も向上するという効果を得ることが可能になる。
本発明に係るスパッタ付着防止機構付クランプ装置及びスパッタ付着防止方法は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成乃至方法を採り得ることはもちろんである。
第1の実施の形態に係るスパッタ付着防止機構付クランプ装置を示す全体斜視図である。 第1の実施の形態に係るクランプ装置の一部断面図である。 スパッタ付着防止方法の工程を示すフローチャートである。 第1及び第2ワークを、クランプ装置で加圧固定した状態を示す斜視図である。 第1及び第2ワークを、クランプ装置で加圧固定した状態を示す平面図である。 図6Aは、第1ワーク及び第2ワークをクランプ装置で押圧し、且つ溶接前の状態を示す一部断面図である。図6Bは、レーザがワークに照射されることによって、スパッタが発生した状態を示す一部断面図である。図6Cは、加圧ガス体が導出された状態を示す一部断面図である。図6Dは、乱流が生じた状態を示す一部断面図である。 第2の実施の形態に係るクランプ装置を示す全体斜視図である。 第2の実施の形態に係るクランプ装置の一部断面図である。 第1及び第2ワークを、クランプ装置で加圧固定した状態を示す斜視図である。 第1及び第2ワークを、クランプ装置で加圧固定した状態を示す平面図である。 第2の実施の形態に係るクランプ装置と第1ワーク、第2ワークの位置関係を示す全体斜視図である。 図12Aは、第1ワーク及び第2ワークの溶接前の状態を示す一部断面図である。図12Bは、レーザがワークに照射されることによって、スパッタが発生した状態を示す一部断面図である。図12Cは、加圧ガス体が導出された状態を示す一部断面図である。図12Dは、乱流が生じた状態を示す一部断面図である。 第3の実施の形態に係るクランプ装置を示す全体斜視図である。 第3の実施の形態に係るクランプ装置の底面図である。 第3の実施の形態に係るクランプ装置の一部断面図である。 第1及び第2ワークを、クランプ装置で加圧固定した状態を示す斜視図である。 図17Aは、第1ワーク及び第2ワークが溶接され、スパッタが発生した状態を示す一部断面図である。図17Bは、加圧ガス体が導出された状態を示す一部斜視図である。図17Cは、乱流が生じた状態を示す一部断面図である。
符号の説明
10a、10b、10c…スパッタ付着防止機構付クランプ装置
12…装置本体 13a…本体上面
13b…本体下面 13c…本体長辺側面
13d…本体開口側右側面 13e…本体開口側左側面
13f…本体短辺右側面 13g…本体短辺左側面
13h…本体端側面 13i…本体側面
14…開口部 15、15c…内壁
15d…右斜内壁 15e…左斜内壁
15f…右内壁 15g…左内壁
16、16a、16b…第1流体導出部
17…スパッタ導出口 18…第2流体導出部
18a、18b、19a、19b…膨出部
20…肉ぬき用孔部 21…ねじ孔
22…ワーク 22a…第1ワーク
22b…第2ワーク 23a…ワーク端面
24…接面側空間部 26…溶接箇所
28、36…隙間 30…スパッタ
32…加圧ガス体 34…乱流
L…レーザ

Claims (7)

  1. 金属板からなる第1と第2のワークに対してレーザ溶接を行うためのスパッタ付着防止機構付クランプ装置において、
    開口部を備え、前記開口部を介してレーザを第1ワークの溶接箇所に照射するための装置本体を有し、
    前記装置本体は、照射されるレーザに交差する軸線に沿って形成された第1の流体導出部と、
    前記第1の流体導出部の導出口近傍に開口する第2の流体導出部と、
    を有することを特徴とするスパッタ付着防止機構付クランプ装置。
  2. 請求項1記載のスパッタ付着防止機構付クランプ装置において、
    前記第1流体導出部は、前記装置本体と前記第1ワークとの接面に対して平行に設けられること
    を特徴とするスパッタ付着防止機構付クランプ装置。
  3. 請求項1又は2記載のスパッタ付着防止機構付クランプ装置において、
    前記第2流体導出部は、前記装置本体のワークとの接面側と前記ワークの端面で形成された接面側空間部からなり、前記接面側空間部は前記開口部と連通していること
    を特徴とするスパッタ付着防止機構付クランプ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のスパッタ付着防止機構付クランプ装置において、
    前記第2流体導出部は、前記装置本体のワークとの接面側に設けられた膨出部を有すること
    を特徴とするスパッタ付着防止機構付クランプ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のスパッタ付着防止機構付クランプ装置において、
    前記第1流体導出部は、前記開口部の軸線に直交する線に対して偏位した位置に設けられること
    を特徴とするスパッタ付着防止機構付クランプ装置。
  6. 金属板からなる第1と第2のワークとを積層してレーザ溶接を行う際に発生するスパッタを排出するための、スパッタ付着防止方法であって、
    前記第1と第2のワークをレーザ溶接する部位を特定して、該部位をクランプ装置に設けられた開口部によって囲繞する工程と、
    前記溶接する部位に、レーザを照射する工程と、
    前記レーザを照射する工程の期間中に、前記クランプ装置に設けられた第1流体導出部から加圧ガス体を第1流体として、前記レーザの軸線に交差する方向から導出する工程と、
    前記第1流体が導出される期間中に、前記クランプ装置により形成される第2流体導出部から前記第1流体とは異なる第2流体を導出する工程と、
    前記第1流体と第2流体とが導出される期間中に前記クランプ装置の開口部から前記レーザの照射によって発生したスパッタを外部へと排出する工程と、
    からなることを特徴とするスパッタ付着防止方法。
  7. 請求項6記載のスパッタ付着防止方法において、
    前記第1流体は、前記クランプ装置の開口部内で旋回流となって、スパッタを前記開口部を介して外部へと排出すること
    を特徴とするスパッタ付着防止方法。
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