JP2010126845A - 紡績機 - Google Patents
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Abstract
【課題】紡績機における巻取部などの各機器のメンテナンスなどの作業を簡略化し、さらに新規なケンスの交換作業を迅速に行なえるようにして、紡績糸の生産性を向上する。
【解決手段】スライバSを収容するケンス10が格納される格納部7と、格納部7の上側に設けられて各機器が配置される機器配置部8とを糸道Rに沿って設ける。機器配置部8における糸道Rを、第1糸道R1と第2糸道R2と第3糸道R3とで構成する。第1糸道R1は、機器配置部8の一側に配置されて格納部7の上方へ延び、第2糸道R2は、第1糸道R1の下流側で横方向に方向転換操作されて、機器配置部8の一側上部から他側上部へ向かって延びる。第3糸道R3は、第2糸道R2における機器配置部8の他側側の端で下方向へ方向転換操作されて下方へ延びる。第3糸道R3の下流側には巻取部18を配置する。
【選択図】図1
【解決手段】スライバSを収容するケンス10が格納される格納部7と、格納部7の上側に設けられて各機器が配置される機器配置部8とを糸道Rに沿って設ける。機器配置部8における糸道Rを、第1糸道R1と第2糸道R2と第3糸道R3とで構成する。第1糸道R1は、機器配置部8の一側に配置されて格納部7の上方へ延び、第2糸道R2は、第1糸道R1の下流側で横方向に方向転換操作されて、機器配置部8の一側上部から他側上部へ向かって延びる。第3糸道R3は、第2糸道R2における機器配置部8の他側側の端で下方向へ方向転換操作されて下方へ延びる。第3糸道R3の下流側には巻取部18を配置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、スライバを延伸処理するドラフト処理部と、延伸処理されたスライバに撚りをかける空気紡績部と、得られた紡績糸を巻き取ってパッケージを形成する巻取部などの各機器を機台に配置してある紡績機に関する。
この種の紡績機は、例えば特許文献1に公知である。そこでは、スライバガイド、ドラフト処理部、空気紡績部、デリベリローラおよび巻取部などの各機器を、機台の下方から上方へ向かう糸道に沿って直線状に配置してあり、各機器によってケンス内に収容したスライバを紡績している。
上記のように、紡績機の各機器を上下方向へ直線状に配置する紡績ユニットにおいては、スライバからパッケージに至る糸道の全長が長くなるのを避けられない。このため、オペレータが、頭よりも上側に手を上げても紡績機の上端に配置される巻取部に手が届かないことがあった。したがって、オペレータは、巻取部のパッケージの取り扱いやメンテナンスなどを行なう際に、例えば作業台を別の場所から運んでくる必要があった。その結果、前記取り扱いやメンテナンスなどの作業性が劣り、紡績作業の効率を向上することに限界があった。
また、従来の紡績ラインにおいては、機台の長手方向に沿って紡績機を一定間隔おきに隣接配置する関係で、スライバを収容するケンスは、機台の下部に設けた格納部に1個だけ格納するようにしてある。また、交換用の新規なケンスは、ほかに載置する場所もないことから、多くの場合はオペレータ用の通路に載置してある。そのため、新規なケンスがオペレータが通路を移動するときなどの邪魔になる。さらに、ケンスを交換する場合には、空になった旧ケンスを機台の収容部から取り出し、スライバが収容された新規なケンスを該当する収容部まで移送して格納する必要があり、一連の交換作業に多くの手間と時間とを要していた。
上記のように、新規なケンスの交換作業に手間取ると、交換のために紡績機を停止させる時間が長引き、紡績糸の生産性が低下してしまう。近年の紡績機はますます高速化される傾向にあるために、スライバの単位時間当たりの消費量が大であり、その分だけケンスの交換頻度が増加する傾向にある。そのため、ケンスの交換のために紡績作業を停止させなければならない時間を短くできる紡績機の開発が望まれている。
本発明は、以上のような問題点を解決するためになされたものであり、紡績機の各機器の配置を工夫することにより、オペレータによる巻取部などの各機器の取り扱いやメンテナンスなどの作業を容易に行なえるようにして、全体装置の作業効率を向上できる紡績機を提供することを目的とする。本発明は、ケンスの交換のために停止させる時間を短くして、紡績糸の生産性を向上できる紡績機を提供することを目的とする。
本発明に係る紡績機は、図1に示すように、ドラフト処理部と空気紡績部と巻取部などの各機器を含んで構成してある。紡績機は、スライバを収容するケンスが格納される格納部と、該格納部の上側に設けられて各機器が配置される機器配置部とを設けた機台を有する。機器配置部における糸道は、機器配置部の一側に配置されて格納部の上方へ延びる第1糸道と、第1糸道の下流側で横方向へ方向転換操作されて、機器配置部の一側上部から他側上部へ向かって延びる第2糸道と、第2糸道における機器配置部の他側側の端で下方向へ方向転換操作されて、下方へ延びる第3糸道とで構成される。巻取部は、第3糸道の下流側に配置してある。本発明における糸道としては、第2糸道が横向きの直線状に形成してある場合と、第2糸道が円弧状、鋭角状または鈍角状の山形に形成してある場合などが含まれる。第1糸道および第3糸道としては、縦向きの直線状に形成してある場合と、円弧状に形成してある場合などが含まれる。各機器としては、第1糸道および第3糸道のみに配置される場合と、第1糸道、第2糸道および第3糸道にそれぞれ配置される場合とが含まれる。
格納部には、少なくとも2個のケンスが格納可能とすることができる。
第1糸道に沿って配置される機器が、少なくとも、ドラフト処理部と、空気紡績部と、第1糸道を横方向へ案内する第1方向転換ガイドとを含み、第3糸道に沿って配置される機器が、少なくとも、第2糸道を下方向へ案内する第2方向転換ガイドと、巻取部とを含む。そして、第1方向転換ガイドと第2方向転換ガイドとの間に第2糸道が設けられる。第1方向転換ガイドおよび第2方向転換ガイドとしては、それぞれ回転自在なローラで構成する場合と、丸軸状のガイド棒で構成する場合などが含まれる。
第1糸道の下流側に、第1方向転換ガイドを兼ねるデリベリローラを配置することができる。第2糸道における機器配置部の他側側の端に、第2方向転換ガイドを兼ねる糸貯留装置を配置することができる。
本発明に係る紡績機によれば、第3糸道を下方向へ方向転換して、巻取部を第3糸道の下流側に配置した。このように第3糸道を下方向へ方向転換したため、機器配置部の全体の配置高さを低くして、各機器の配置高さをオペレータの手の届く範囲にできる。これにてオペレーターは、各機器の取り扱いやメンテナンスを、各機器に正対する状態で簡便に、しかも的確に行なうことができる。また、オペレータは、巻取部のパッケージの取り扱いやメンテナンスなどを行なう際に作業台を別の場所から運んでこなくても済み、オペレータの負担が軽減されて前記メンテナンスなどをより簡便、且つ、的確に行なうことができる。巻取部を第3糸道の下流側に配置するので、巻取部の配置高さを、オペレータが容易に作業できる高さにすることができる。これにてオペレータは、巻取部からパッケージを取り外したり、パッケージの巻芯の交換あるいは巻取部の綾振ドラムのメンテナンスなどを簡便に行なうことができる。また、巻取部のメンテナンスなどを簡便化できる分だけ、紡績作業時の作業効率を向上でき、紡績糸の生産性を向上できる。
紡績機の機台の格納部に、少なくとも2個のケンスが格納可能であると、新規なケンスの交換作業を少ない手間および時間で行なうことができ、その作業のために紡績機を停止させる時間を短縮できる。その結果、前記作業に伴なう紡績機の稼働率の低下を抑えることができ、紡績糸の生産性を向上させることができる。また、交換用のケンスを予め格納部に格納しておくことにより、オペレータ用の通路が交換用のケンスで塞がれるのを一掃して、作業時におけるオペレータの通路移動を容易化して作業効率を向上できる。
ドラフト処理部と空気紡績部と第1方向転換ガイドとを第1糸道に配置し、第2方向転換ガイドと巻取部とを第3糸道に配置すると、オペレータは、第1糸道または第3糸道に正対した状態で、各主要機器の部品交換や調整などのメンテナンス作業を的確に行なうことができる。糸道を第1方向転換ガイドと第2方向転換ガイドとで方向転換するので、方向転換に伴なって紡績糸に無理な力が作用することを低減でき、一連の紡績作業を円滑に行なうことができる。
第1糸道の下流側に、第1方向転換ガイドを兼ねるデリベリローラを配置すると、デリベリローラの駆動状態を制御して、適度のテンションを付与した状態で紡績糸を第3糸道側へ送給できる。また、第1方向転換ガイドを省略できる分だけ、紡績ユニットの構造を簡素化して、その製造コストを削減できる。
第2糸道における機器配置部の他側側の端に、第2方向転換ガイドを兼ねる糸貯留装置を配置すると、糸貯留装置の駆動状態を制御して、適度のテンションを付与した状態で紡績糸を巻取部へ送給できる。また、第2方向転換ガイドを省略できる分だけ、紡績ユニットの構造を簡素化して、その製造コストを削減できる。
図1および図2に、本発明に係る紡績機の実施形態を示す。この紡績機4は、図2に示す紡績ラインLに設置される。紡績ラインLは、左右横長の機台1と、機台1の一端(図2では左端)に配置される原動機ボックス2と、機台1の他端(図2では右端)に配置されるブロワボックス3とを有する。各紡績機4は、機台1の前面に沿って左右方向へ直線列状に隣接配置される。各紡績機4は、図1に示すように、機台1の下部に設けてあって2個のケンス10・10を格納する格納部7と、機台1の上部となる格納部7の上側に設けられて、紡績作業を行なうための各機器が配置される機器配置部8などを有している。各ケンス10は、上面が開口する円筒状や角筒状の容器からなり、その内部に紡績糸の形成素材となる綱状のスライバSが収容される。
格納部7は、機台1の前面側が開口する直方体形状の空間からなり、その内部に前記ケンス10・10が左右に隣接する状態で並べて収容され、ケンス10内に収容されたスライバSが機器配置部8へ送給される。そして、ケンス10内のスライバSの送給終了の際には、新規なケンス10(図1では右側)内のスライバSが送給される。空になったケンス10は格納部7から取り出され、スライバSが収容された新規なケンス10に交換される。
機器配置部8には、スライバガイド11と、ドラフト処理部12と、空気紡績部13と、デリベリローラ14と、糸貯留装置15と、ヤーンクリアラ17と、巻取部18などの各機器を配置する。機器配置部8における糸道Rは、第1糸道R1と第2糸道R2と第3糸道R3とで逆U字状に構成される。第1糸道R1は、機器配置部8の一側(図1では左側)に配置されて格納部7の上方へ延びている。第2糸道R2は、第1糸道R1の下流側で横方向(図1では右方向)へ方向転換操作されて、機器配置部8の一側上部から他側上部(図1では右側)へ向かって延びている。第3糸道R3は、第2糸道R2における機器配置部8の他側側の端で下方向へ方向転換操作されて、格納部7側となる下方へ延びている。
スライバガイド11とドラフト処理部12と空気紡績部13とデリベリローラ14とが、第1糸道R1に沿って上流側から下流側へ直線状に配置される。糸貯留装置15とヤーンクリアラ17と巻取部18とは、第3糸道R3に沿って上流側から下流側へ直線状に配置され、巻取部18が第3糸道R3の下流側に配置される。デリベリローラ14は、第1糸道R1の下流側で糸道Rを横方向に案内する第1方向転換ガイドを兼ね、糸貯留装置15は、第2糸道R2における機器配置部8の他側側の端で糸道Rを下方向に案内する第2方向転換ガイドを兼ねる。
スライバガイド11は、ケンス10から送給されてきたスライバSをドラフト処理部12へ案内する。ドラフト処理部12は、糸道Rの上流側から順にバックローラ対21と、サードローラ対22と、エプロンベルトが巻き掛けられたセカンドローラ対23と、フロントローラ対24などのローラ対で構成される。スライバSは、ドラフト処理部12の各ローラ対21〜24に挟まれて、各ローラ対21〜24を通過する間に延伸されたのち、空気紡績部13へ送給される。
空気紡績部13には、旋回気流を形成する空気紡績ノズルと中空ガイド軸体とが組み込まれており、これら両者の協同作用によってドラフト処理部12から送給されてきたスライバSに旋回気流を吹き付けて紡績糸Yを形成する。デリベリローラ14は、ニップローラ26と協同して紡績糸Yを挟持し、これら両者14・26で紡績糸Yを送り操作する。空気紡績部13で形成された紡績糸Yは、デリベリローラ14とニップローラ26とを通過する際に、糸貯留装置15側へほぼ直角に方向転換操作される。
ヤーンクリアラ17は、紡績糸Yの欠陥箇所を検出するものである。糸貯留装置15は、紡績糸Yの欠陥箇所が検出されたときにデリベリローラ14側から送給される紡績糸Yを巻き取って一時貯留し、例えば紡績糸Yの欠陥箇所が除去されると貯留していた紡績糸Yを巻取部18側へ送給する。デリベリローラ14から送給されてきた紡績糸Yは、糸貯留装置15を通過する際にヤーンクリアラ17側へほぼ直角に方向転換操作される。
巻取部18は、紡績糸Yを一定の幅範囲内で左右にトラバース操作する綾振ドラム28と、紡績糸Yを巻き取ってパッケージPを形成するための巻芯29を回転可能に支持する、図示していないクレードルなどで構成される。巻取部18は、オペレータが容易に作業できる高さ位置にあり、機台1を載置している床30から例えば1.2〜1.6mの高さに配置される。なお、図1では、綾振ドラム28とパッケージPとを上下に配置してあるが、例えば、綾振ドラム28を後ろ側にパッケージPを前側に配置してもよい。
以上のように、紡績ユニット4の機器配置部8における糸道Rを、第1糸道R1と第2糸道R2と第3糸道R3とで逆U字状に構成し、第1糸道R1と第3糸道R3とに沿って機器配置部8の各機器(主要機器)を配置すると、機台1の上下長を低くすることができる。具体的には、第3糸道R3を第1糸道R1と同じ高さ範囲内に位置させることで機台1の上下長を低くできる。
これにより、機器配置部8の上端に位置する糸貯留装置15などの主要機器の配置高さを、平均的なオペレータの手の届く範囲にできる。したがって、オペレータは、自然で楽な姿勢のままで各機器のメンテナンスなどを行なうことができ、この分だけオペレータの負担を軽減して前記メンテナンスなどを簡便に、しかも的確に行なうことができる。巻取部18を第3糸道R3の下流側に配置するので、巻取部18の配置高さを、オペレータが容易に作業できる高さにすることができる。したがって、オペレータは、巻取部18からパッケージPを取り外したり、パッケージPの巻芯29の交換あるいは巻取部18の綾振ドラム28のメンテナンスなどを簡便に行なうことができる。さらに、巻取部18のメンテナンスなどを簡便化できる分だけ、紡績機4を稼動するときの作業効率を向上でき、紡績糸Yの生産性を向上できる。
2個のケンス10・10を機台1の格納部7に収容できるので、スライバSが全て送出されたことで旧ケンス10が空になっても、新規なケンス10の交換作業を少ない手間および時間で行なうことができ、その作業のために紡績機4を停止させる時間を短縮できる。その結果、前記作業に伴なう紡績機4の稼働率の低下を抑えて、紡績糸Yの生産性を向上できる。
また、機台1の格納部7に2個のケンス10・10を格納できるので、オペレータが通路を移動する際などにケンス10が邪魔になるのを解消できる。したがって、オペレータは、先に説明した各機器の取り扱いやメンテナンスなどを、楽な姿勢で行なうことができる。なお、ケンス10の交換に伴なって格納部7から取り出された空のケンス10は、スライバSを補給する部署へと返却され、新規なケンス10が格納部7に補給される。
デリベリローラ14を第1方向転換ガイドとして利用し、さらに糸貯留装置15を第2方向転換ガイドとして利用するので、デリベリローラ14あるいは糸貯留装置15の駆動状態を制御することで、適度のテンションを付与した状態で紡績糸Yを送給できる。また、第1方向転換ガイドと第2方向転換ガイドとを別途設ける必要がないので、その分だけ紡績機4の構造の複雑化を防止して、製造コストを削減できる利点もある。
上記の実施例におけるデリベリローラ14は省略することができ、その場合には第1糸道R1の上流側に第1方向転換ガイドを設けることになる。同様に、上記の実施例における糸貯留装置15は省略することができ、その場合には第3糸道R3の上流側に第2方向転換ガイドを設けることになる。また、糸貯留装置15と共にヤーンクリアラ17を省略することができる。第1方向転換ガイドおよび第2方向転換ガイドとしては、回転自在なローラや、丸軸状のガイド棒などで構成することができる。
前記説明では、糸道Rは、第1糸道R1の上流側でほぼ90度の横向きに方向転換し、第3糸道R3でほぼ90度の下向きに方向転換操作して、第2糸道R2を直線状に設けたが、その必要はなく、例えば、第2糸道R2に少なくとも1個のガイドを設けて、第2糸道R2を円弧状、鋭角状または鈍角状の山形に形成してもよい。
さらに第1糸道R1および第3糸道R3は、それぞれ左右方向に傾斜するように配置してもよい。この場合、第1糸道R1および第3糸道R3は、同一方向に傾いてもよく、互いに逆方向に傾いてもよい。加えて第1糸道R1および第3糸道R3の左右方向への傾斜は、任意の角度に設定できる。機台1の格納部7は、3個以上のケンス10が格納できるように構成してもよい。ドラフト処理部12は、例えば3組のローラ対で構成してもよい。
前記の実施形態において、糸貯留装置15は、円筒形状に形成されており、その外周面に紡績糸Yを巻き付けることで紡績糸Yを貯留している。しかし、糸貯留装置15は、これに限定されるものではなく、例えば、エアで紡績糸Yを貯留する、所謂スラックチューブとして構成してあってもよい。但し、その場合には第3糸道R3の上流側に第2方向転換ガイドを設けることになる。
1 機台
4 紡績機
7 格納部
8 機器配置部
10 ケンス
12 ドラフト処理部
13 空気紡績部
14 デリベリローラ
15 糸貯留装置
18 巻取部
S スライバ
Y 紡績糸
R 糸道
R1 第1糸道
R2 第2糸道
R3 第3糸道
4 紡績機
7 格納部
8 機器配置部
10 ケンス
12 ドラフト処理部
13 空気紡績部
14 デリベリローラ
15 糸貯留装置
18 巻取部
S スライバ
Y 紡績糸
R 糸道
R1 第1糸道
R2 第2糸道
R3 第3糸道
Claims (5)
- ドラフト処理部と空気紡績部と巻取部などの各機器を含んで構成してある紡績機であって、
スライバを収容するケンスが格納される格納部と、該格納部の上側に設けられて前記各機器が配置される機器配置部とを設けた機台を有し、
前記機器配置部における糸道が、
前記機器配置部の一側に配置されて前記格納部の上方へ延びる第1糸道と、
前記第1糸道の下流側で横方向へ方向転換操作されて、前記機器配置部の一側上部から他側上部へ向かって延びる第2糸道と、
前記第2糸道における前記機器配置部の他側側の端で下方向へ方向転換操作されて、下方へ延びる第3糸道とで構成されており、
前記巻取部が、前記第3糸道の下流側に配置してあることを特徴する紡績機。 - 前記格納部には、少なくとも2個の前記ケンスが格納可能である請求項1に記載の紡績機。
- 前記第1糸道に沿って配置される機器が、少なくとも、前記ドラフト処理部と、前記空気紡績部と、前記第1糸道を横方向へ案内する第1方向転換ガイドとを含み、
前記第3糸道に沿って配置される機器が、少なくとも、前記第2糸道を下方向へ案内する第2方向転換ガイドと、前記巻取部とを含み、
前記第1方向転換ガイドと前記第2方向転換ガイドとの間に、前記第2糸道が設けられる請求項1または2に記載の紡績機。 - 前記第1糸道の下流側に、前記第1方向転換ガイドを兼ねるデリベリローラが配置されている請求項3に記載の紡績機。
- 前記第2糸道における前記機器配置部の他側側の端に、前記第2方向転換ガイドを兼ねる糸貯留装置が配置されている請求項3または4に記載の紡績機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008303400A JP2010126845A (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | 紡績機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008303400A JP2010126845A (ja) | 2008-11-28 | 2008-11-28 | 紡績機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010126845A true JP2010126845A (ja) | 2010-06-10 |
Family
ID=42327427
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010126845A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015168899A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 株式会社豊田自動織機 | 紡機 |
-
2008
- 2008-11-28 JP JP2008303400A patent/JP2010126845A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015168899A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 株式会社豊田自動織機 | 紡機 |
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