JP2010117465A - 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】対象物に投影される注釈画像が対象物の形状により歪む又は曲がることを防止できる情報処理装置、情報処理システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】制御部101が、注釈画像の特徴領域を検出し(S1)、検出された注釈画像の特徴領域、対象物8の形状情報、及び投影装置の光学特性に基づいて、対象物8上の特徴領域の投影位置を算出する(S11)。制御部101は、当該特徴領域の投影位置に対する接平面を作成し(S12)、特徴領域の投影位置がずれないように、当該接平面に正対する位置にプロジェクタ5が仮想的に置かれる場合の、注釈画像の特徴領域に対応するシミュレーション画像を作成し(S15)、シミュレーション画像をプロジェクタ5のLCD51上に透視変換し、プロジェクタ5により対象物8上に投影される補正画像を作成する(S16)。
【選択図】 図8

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム及びプログラムに関する。
従来より、ビデオカメラ及びプロジェクタが接続されているサーバ(例えばコンピュータ)と、ネットワークを介して当該サーバに接続される遠隔地のクライアント(例えばコンピュータ)とを備える遠隔指示システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この遠隔指示システムでは、サーバに接続されているビデオカメラが対象物として立体物を撮影し、ネットワークを介して撮影画像をクライアントに送信する。クライアントは、表示装置の表示画面に撮影画像を表示し、当該表示画面上にアノテーション画像などが書き込まれると、当該アノテーション画像をネットワークを介してサーバに送信する。サーバは受信したアノテーション画像をプロジェクタに送信し、プロジェクタは受信したアノテーション画像を立体物を含む投影領域の適切な位置(これは、クライアントが、撮影画像の範囲内でアノテーション画像を書き込んだ位置に対応する)に投影する。
また、投影領域全体に対して1つの仮想投影面を用いて投影画像に対する補正画像を算出し、補正画像を投影する技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−33756号公報 特開2004−140845号公報
本発明の目的は、対象物に投影される注釈画像が対象物の形状により歪む又は曲がることを防止できる情報処理装置、情報処理システム及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の情報処理装置は、特徴領域を指定する指示に基づいて、又は注釈画像と前記特徴領域のテンプレート画像とのマッチング処理に基づいて、前記注釈画像の特徴領域を検出する検出手段と、前記検出された注釈画像の特徴領域、予め保有する対象物の形状情報、及び予め保有する投影装置の光学特性に基づいて、対象物上の前記特徴領域の投影位置を算出する算出手段と、前記算出された特徴領域の投影位置に対する接平面を作成する第1作成手段と、前記特徴領域の投影位置がずれないように、当該接平面に正対する位置に前記投影装置が仮想的に置かれる場合の、前記注釈画像の特徴領域に対応するシミュレーション画像を作成する第2作成手段と、前記シミュレーション画像を前記投影装置の光学素子上に透視変換し、前記投影装置により前記対象物上に投影される補正画像を作成する第3作成手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の情報処理装置は、請求項1記載の情報処理装置において、前記補正画像と前記注釈画像の特徴領域以外の部分とを連結する連結手段を備えることを特徴とする。
請求項3の情報処理装置は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、前記投影装置が仮想的に置かれる位置は、前記投影装置に含まれるレンズの主点に対応する仮想主点が、当該レンズの主点と前記対象物との間の距離だけ前記接平面から垂直に離れ、且つ当該仮想主点と、前記シミュレーション画像と、前記特徴領域の投影位置とが同一直線上に配置される位置であることを特徴とする。
請求項4の情報処理装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記接平面の法線と、前記投影装置に含まれるレンズの主点及び前記対象物上の特徴領域の投影位置を結ぶ線との間の角度が所定値以上である場合に、前記注釈画像の特徴領域に歪みが発生することを警告する警告手段を備えていることを特徴とする。
請求項5の情報処理システムは、投影装置に接続される第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置に接続され、注釈画像を入力する第2情報処理装置とを含む情報処理システムであって、前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置のいずれか一方が、特徴領域を指定する指示に基づいて、又は前記注釈画像と前記特徴領域のテンプレート画像とのマッチング処理に基づいて、前記注釈画像の特徴領域を検出する検出手段と、前記検出された注釈画像の特徴領域、予め保有する対象物の形状情報、及び予め保有する投影装置の光学特性に基づいて、対象物上の前記特徴領域の投影位置を算出する算出手段と、前記算出された特徴領域の投影位置に対する接平面を作成する第1作成手段と、前記特徴領域の投影位置がずれないように、当該接平面に正対する位置に前記投影装置が仮想的に置かれる場合の、前記注釈画像の特徴領域に対応するシミュレーション画像を作成する第2作成手段と、前記シミュレーション画像を前記投影装置の光学素子上に透視変換し、前記投影装置により前記対象物上に投影される補正画像を作成する第3作成手段とを備えることを特徴とする。
請求項6のプログラムは、コンピュータを、特徴領域を指定する指示に基づいて、又は注釈画像と前記特徴領域のテンプレート画像とのマッチング処理に基づいて、前記注釈画像の特徴領域を検出する検出手段、前記検出された注釈画像の特徴領域、予め保有する対象物の形状情報、及び予め保有する投影装置の光学特性に基づいて、対象物上の前記特徴領域の投影位置を算出する算出手段、前記算出された特徴領域の投影位置に対する接平面を作成する第1作成手段、前記特徴領域の投影位置がずれないように、当該接平面に正対する位置に前記投影装置が仮想的に置かれる場合の、前記注釈画像の特徴領域に対応するシミュレーション画像を作成する第2作成手段、及び前記シミュレーション画像を前記投影装置の光学素子上に透視変換し、前記投影装置により前記対象物上に投影される補正画像を作成する第3作成手段として機能させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、対象物に投影される注釈画像が対象物の形状により歪む又は曲がることを防止できる。
請求項2の発明によれば、対象物側のユーザに注釈画像の全体像を提供することができる。
請求項3の発明によれば、シミュレーション画像を精度良く作成することができる。
請求項4の発明によれば、対象物に投影される注釈画像が対象物の形状により歪む又は曲がることを防止できできない場合に、警告を発することができる。
請求項5の発明によれば、対象物に投影される注釈画像が対象物の形状により歪む又は曲がることを防止できる。
請求項6の発明によれば、対象物に投影される注釈画像が対象物の形状により歪む又は曲がることを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1の情報処理システムは、サーバ1、クライアント3を備えており、これらは、ネットワーク2を介して互いに接続されている。サーバ1には、第1カメラ4、プロジェクタ5及び第2カメラ6が接続されている。プロジェクタ5は、サーバ1からの制御コマンドに基づいて、対象物8に対して、ハーフミラー7を介して単なる光線を照射する又はアノテーション画像(注釈画像)等を投影する。尚、アノテーション画像は、線、文字、記号、図形、色、フォント(書体)等のあらゆる態様の画像を含む。
第1カメラ4は、ビデオカメラで構成され、対象物8の反射画像をハーフミラー7を介して撮影し、撮影画像をサーバ1に出力する。即ち、第1カメラ4は、対象物8の全体像を撮影する。ハーフミラー7は、第1カメラ4及びプロジェクタ5の画角と光軸を一致させる。
第2カメラ6は、ネットワークカメラ又はパンチルトズーム機能付きのカメラで構成され、操作者が自由に移動させることができる。第2カメラ6は撮影画像をサーバ1に出力する。また、第2カメラ6は、対象物8の一部を拡大して撮影するために使用される。即ち、第2カメラ6は、対象物8の一部分を撮影する。
サーバ1は、第1カメラ4及び第2カメラ6の撮影画像を保存すると共にクライアント3からの撮影画像の配信要求に応じて、第1カメラ4及び/又は第2カメラ6の撮影画像をクライアント3に配信する。サーバ1は、クライアント3からアノテーション画像を取得し、プロジェクタ5に出力する。尚、サーバ1は、1つのサーバで構成されているが、複数のサーバで構成されていてもよい。
クライアント3には、表示装置12が接続されており、表示装置12は、撮影画像を表示するウインドウ13、及びアノテーション画像を書き込むためのユーザインターフェース(UI)14を表示する。尚、表示装置12は、複数のウインドウ(例えば、第1カメラ4からの撮影画像を表示するウインドウ及び第2カメラ6からの撮影画像を表示するウインドウ)を表示してもよい。
UI14は、ペン、テキスト、及び消去などのボタン群と、線種や色種のアイコンとを含む。例えば、UI14のペンボタンが押下されて、ウインドウ13内の対象物8上にアノテーション画像が記載されると、当該アノテーション画像はクライアント3からサーバ1を介してプロジェクタ5に出力される。プロジェクタ5は当該アノテーション画像のデータ(具体的には、座標データ)に基づいて対象物8上にアノテーション画像を描く。
また、クライアント3は、サーバ1にプロジェクタ5の投影画像の明るさを制御する制御コマンドを出力し、サーバ1は、この制御コマンドに基づいてプロジェクタ5の投影画像の明るさを制御する。さらに、クライアント3は、サーバ1に第1カメラ7又は第2カメラ9の撮影角度及び/又は撮影画像の明るさを制御する制御コマンドを出力し、サーバ1は、この制御コマンドに基づいて第1カメラ7又は第2カメラ9の撮影角度及び/又は撮影画像の明るさを制御する。
尚、図1においては、情報処理システムは、1台のクライアントを備えているが、複数のクライアント(PC)を備えていてもよい。
図2は、サーバ1及びクライアント3のハードウエア構成を示すブロック図である。
クライアント3のハードウエア構成は、サーバ1のハードウエア構成と同一であるので、ここではサーバ1のハードウエア構成について説明する。尚、図2において、21〜29番の符号は、サーバ1の構成要素を示し、31〜39番の符号は、クライアント3の構成要素を示す。
サーバ1は、装置全体を制御するCPU21、制御プログラムを備えるROM22、ワーキングエリアとして機能するRAM23、各種の情報やプログラムを備えるハードディスクドライブ(HDD)24、マウス及びキーボードを接続するためのPS/2インターフェース25、他のコンピュータと接続するためのネットワークインターフェース26、表示装置を接続するためのビデオインターフェース27、及び不図示のUSB機器と接続するためのUSB(universal serial bus)インターフェース28を備えている。CPU21は、システムバス29を介してROM22、RAM23、ハードディスクドライブ(HDD)24、PS/2インターフェース25、ネットワークインタフェース26、ビデオインターフェース27及びUSBインタフェース28に接続されている。
図3は、サーバ1及びクライアント3の機能構成を示すブロック図である。
サーバ1は、装置全体を制御すると共に第1カメラ4、プロジェクタ5及び第2カメラ6の動作を制御する制御部101(検出手段、第1〜第3作成手段、連結手段、警告手段)と、ネットワーク2を介してクライアント3と情報やデータの送受信を行う送受信部102と、制御プログラム、データ及び情報等を記憶する記憶部103と、第1カメラ4、プロジェクタ5及び第2カメラ6と接続するためのインターフェイス(IF)部104と、サーバ1に入力する情報や撮影画像を表示する不図示の表示装置に表示させる表示部105を備えている。制御部101は、送受信部102、記憶部103、IF部104及び表示部105に接続されており、さらにIF部104を介して第1カメラ4、プロジェクタ5、及び第2カメラ6に接続されている。
記憶部103又は記憶部303は、プロジェクタ5の光学特性(例えば、焦点距離)を示す情報、及び対象物8の形状を示すCAD(Computer Aided Design)のデータを有している。
制御部101は、CPU21に対応し、記憶部103は、ROM22、RAM23、及びHDD24に対応する。送受信部102は、ネットワークインターフェース26に対応する。IF部104は、USBインターフェース28に対応する。表示部105は、ビデオインターフェース27に対応する。
クライアント3は、装置全体を制御する制御部301と、ネットワーク2を介してサーバ1と情報やデータの送受信を行う送受信部302と、制御プログラム、データ及び情報等を記憶する記憶部303と、マウスやキーボードなどで構成される操作部304と、表示部305とを備えている。制御部301は、送受信部302、記憶部303、操作部304、及び表示部305に接続されている。
制御部301は、CPU31に対応し、記憶部303は、ROM32、RAM33、及びHDD34に対応する。送受信部302は、ネットワークインターフェース36に対応する。操作部304は、PS/2インターフェース35に対応する。表示部105は、ビデオインターフェース27に対応する。
図4(A)〜(C)は、アノテーション画像における特徴領域を示す図である。
図4(A)において、アノテーション画像では、矢尻が線分の一端に設けられており、当該矢尻がアノテーション画像の特徴領域41である。特徴領域とは、アノテーション画像における重要な領域である。例えば、クライアント3のユーザが図4(A)のアノテーション画像を描いた場合、矢尻により対象物9側のユーザに注目してほしい場所を特定するため、当該矢尻がアノテーション画像の特徴領域となる。本実施の形態では、この特徴領域41がプロジェクタ5で投影された場合に、投影された特徴領域が対象物8の形状により歪んだり、曲がったりすることを防止する。図4(B)において、アノテーション画像は、特徴領域42,43を備えている。このように、アノテーション画像は、複数の特徴領域を備える場合がある。図4(C)において、アノテーション画像は、テキストデータであり、この場合、テキストデータを囲むバウンディングボックスが、特徴領域44である。
これらの特徴領域は、クライアント3のユーザがアノテーション画像を入力するときに、設定する、又はサーバ1又はクライアント3が特徴領域のテンプレート画像を予め記憶部103又は303に記憶しておき、アノテーション画像が入力されたときに、制御部101又は301が、入力されたアノテーション画像と当該特徴領域のテンプレート画像とのマッチング処理を行い、自動的にアノテーション画像の特徴領域を決定する。
尚、制御部101又は301は、アノテーション画像の特徴領域以外の部分を記憶部103又は303に記憶する。
図5は、サーバ1の制御部101で実行される処理を示すフローチャートである。
まず、制御部101は、クライアント3のユーザが指定した範囲に基づいて、又はアノテーション画像と当該特徴領域のテンプレート画像とのマッチング処理に基づいて、アノテーション画像から、アノテーション画像の特徴領域を検出する(ステップS1)。制御部101は、アノテーション画像の特徴領域に対応する補正画像の作成処理を実行する(ステップS2)。補正画像の作成処理については、後述する。
次いで、制御部101は、アノテーション画像に特徴領域以外の部分が含まれているか否かを判別する(ステップS3)。ステップS3でYESの場合には、記憶部103に記憶されている特徴領域以外の部分を補正画像に連結し(ステップS4)、本処理を終了する。一方、ステップS3でNOの場合には、本処理を終了する。図6に、本処理の実行前後のアノテーション画像を示す。
図7は、図5のステップS2の補正画像の作成処理を示す説明図であり、図8は、図5のステップS2の補正画像の作成処理を示すフローチャートである。
この処理は、サーバ1の制御部101で実行される。図7に示すようにプロジェクタ5は、レンズの主点Aと、LCD(Liquid Crystal Display)51とを含む。ここでは、制御部101が図4(A)のアノテーション画像が対象物8に投影されるシミュレーションを実行する。
まず、サーバ1の制御部101は、アノテーション画像の特徴領域と、対象物8の形状情報(具体的には、記憶部103に記憶されたCADデータ)と、プロジェクタ5の光学特性(具体的には、焦点距離)とに基づいて、対象物8上の特徴領域の投影位置を算出する(ステップS11)。
次いで、制御部101は、特徴領域の投影位置に対する接平面を作成する(ステップS12)。制御部101は、接平面の法線と、レンズの主点A及び対象物8上の特徴領域の投影位置を結ぶ線との間の角度αが所定値以上であるか否かを判別する(ステップS13)。所定値は、例えば、LCD51の1ピクセル分の画像を対象物8に垂直に投影して、対象物8上に投影される画像の幅を基準幅とした場合に、対象物8上の特徴領域の投影位置の幅が基準幅の3倍以上になる角度とする。
ステップS13でYESの場合には、制御部101は、アノテーション画像の特徴領域に歪みが発生することをクライアント3に警告し(ステップS14)、本処理を終了する。この場合、対象物側のユーザに見やすいアノテーション画像を作成することはできない。尚、クライアント3は、アノテーション画像の特徴領域に歪みが発生することを表示装置2に表示させる。
ステップS13でNOの場合には、制御部101は、ステップS11で算出された特徴領域の投影位置がずれないように、当該接平面に正対する位置にプロジェクタ5が仮想的に置かれる場合の、アノテーション画像の特徴領域に対応するシミュレーション画像を作成する(ステップS15)。このとき、プロジェクタ5が仮想的に置かれる位置は、レンズの主点Aに対応する仮想主点(図7の点B)が、レンズの主点Aと対象物8との間の距離xだけ当該接平面から垂直に離れ、且つ仮想主点と、シミュレーション画像と、特徴領域の投影位置とが同一直線上に配置される位置である。
最後に、制御部101は、シミュレーション画像をプロジェクタ5のLCD51(光学素子)上に透視変換(透視投影)し、補正画像を作成して(ステップS16)、本処理を終了する。尚、透視変換は、3次元コンピュータグラフィックスの分野で公知の画像処理技術である。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、制御部101が、特徴領域を指定する指示に基づいて、又は注釈画像と特徴領域のテンプレート画像とのマッチング処理に基づいて、当該注釈画像の特徴領域を検出し(ステップS1)、検出された注釈画像の特徴領域、予め保有する対象物8の形状情報(CADデータ)、及び予め保有する投影装置の光学特性(焦点距離)に基づいて、対象物8上の特徴領域の投影位置を算出する(ステップS11)。さらに、制御部101は、当該算出された特徴領域の投影位置に対する接平面を作成し(ステップS12)、特徴領域の投影位置がずれないように、当該接平面に正対する位置にプロジェクタ5が仮想的に置かれる場合の、注釈画像の特徴領域に対応するシミュレーション画像を作成し(ステップS15)、シミュレーション画像をプロジェクタ5のLCD51上に透視変換し、プロジェクタ5により対象物8上に投影される補正画像を作成する(ステップS16)。よって、対象物に投影される注釈画像が対象物の形状により歪む又は曲がることが防止され、対象物側のユーザに視認しやすい注釈画像が提供される。
上記実施の形態では、サーバ1の制御部101が図5及び図8の処理を実行したが、クライアント3の制御部301が、図5及び図8の処理を実行してもよい。この場合、対象物8の形状情報(具体的には、CADデータ)及び、プロジェクタ5の光学特性(具体的には、焦点距離)に関するデータは記憶部303に格納されているものとする。
サーバ1の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、サーバ1に供給し、制御部101が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。クライアント3の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムが記録されている記録媒体を、クライアント3に供給し、制御部301が記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、CD−ROM、DVD、又はSDカードなどがある。
サーバ1の制御部101が、サーバ1の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。また、クライアント3の制御部301が、クライアント3の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを実行することによっても、上記実施の形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 サーバ1及びクライアント3のハードウエア構成を示すブロック図である。 サーバ1及びクライアント3の機能構成を示すブロック図である。 (A)〜(C)は、アノテーション画像における特徴領域を示す図である。 サーバ1の制御部101で実行される処理を示すフローチャートである。 図5の処理の実行前後のアノテーション画像を示す図である。 図5のステップS2の補正画像の作成処理を示す説明図である。 図5のステップS2の補正画像の作成処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 サーバ
2 ネットワーク
3 クライアント
4 第1カメラ
5 プロジェクタ
6 第2カメラ
12 表示装置
13 ウインドウ
14 ユーザインターフェース(UI)
101,301 制御部
102,302 送受信部
103,303 記憶部
104 IF部
105,305 表示部
304 操作部

Claims (6)

  1. 特徴領域を指定する指示に基づいて、又は注釈画像と前記特徴領域のテンプレート画像とのマッチング処理に基づいて、前記注釈画像の特徴領域を検出する検出手段と、
    前記検出された注釈画像の特徴領域、予め保有する対象物の形状情報、及び予め保有する投影装置の光学特性に基づいて、対象物上の前記特徴領域の投影位置を算出する算出手段と、
    前記算出された特徴領域の投影位置に対する接平面を作成する第1作成手段と、
    当該接平面に正対する位置に前記投影装置が仮想的に置かれる場合の、前記注釈画像の特徴領域に対応するシミュレーション画像を作成する第2作成手段と、
    前記シミュレーション画像を前記投影装置の光学素子上に透視変換し、前記投影装置により前記対象物上に投影される補正画像を作成する第3作成手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記補正画像と前記注釈画像の特徴領域以外の部分とを連結する連結手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記投影装置が仮想的に置かれる位置は、前記投影装置に含まれるレンズの主点に対応する仮想主点が、当該レンズの主点と前記対象物との間の距離だけ前記接平面から垂直に離れ、且つ当該仮想主点と、前記シミュレーション画像と、前記特徴領域の投影位置とが同一直線上に配置される位置であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記接平面の法線と、前記投影装置に含まれるレンズの主点及び前記対象物上の特徴領域の投影位置を結ぶ線との間の角度が所定値以上である場合に、前記注釈画像の特徴領域に歪みが発生することを警告する警告手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 投影装置に接続される第1情報処理装置と、前記第1情報処理装置に接続され、注釈画像を入力する第2情報処理装置とを含む情報処理システムであって、
    前記第1情報処理装置及び前記第2情報処理装置のいずれか一方が、
    特徴領域を指定する指示に基づいて、又は前記注釈画像と前記特徴領域のテンプレート画像とのマッチング処理に基づいて、前記注釈画像の特徴領域を検出する検出手段と、
    前記検出された注釈画像の特徴領域、予め保有する対象物の形状情報、及び予め保有する投影装置の光学特性に基づいて、対象物上の前記特徴領域の投影位置を算出する算出手段と、
    前記算出された特徴領域の投影位置に対する接平面を作成する第1作成手段と、
    前記特徴領域の投影位置がずれないように、当該接平面に正対する位置に前記投影装置が仮想的に置かれる場合の、前記注釈画像の特徴領域に対応するシミュレーション画像を作成する第2作成手段と、
    前記シミュレーション画像を前記投影装置の光学素子上に透視変換し、前記投影装置により前記対象物上に投影される補正画像を作成する第3作成手段とを備えることを特徴とする情報処理システム。
  6. コンピュータを、
    特徴領域を指定する指示に基づいて、又は注釈画像と前記特徴領域のテンプレート画像とのマッチング処理に基づいて、前記注釈画像の特徴領域を検出する検出手段、
    前記検出された注釈画像の特徴領域、予め保有する対象物の形状情報、及び予め保有する投影装置の光学特性に基づいて、対象物上の前記特徴領域の投影位置を算出する算出手段、
    前記算出された特徴領域の投影位置に対する接平面を作成する第1作成手段、
    当該接平面に正対する位置に前記投影装置が仮想的に置かれる場合の、前記注釈画像の特徴領域に対応するシミュレーション画像を作成する第2作成手段、及び
    前記シミュレーション画像を前記投影装置の光学素子上に透視変換し、前記投影装置により前記対象物上に投影される補正画像を作成する第3作成手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017179272A1 (ja) * 2016-04-15 2017-10-19 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
WO2023189212A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 富士フイルム株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム

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