JP2010113268A - シールド材の製造方法及びフォトマスク - Google Patents

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Abstract

【課題】フォトマスクを介して露光を繰り返し行うことに基づいて連続的にパターンを形成する際に、前後の露光領域の境界部に信頼性よくパターンを形成することができるネガレジスト用のフォトマスクを提供する。
【解決手段】透明基板42と、その中央主要部Mに配置され、垂直軸から相互に逆方向に傾いて配置された複数の第1ラインパターン62と第2ラインパターン64とが交差して構成されるメッシュ状パターン60と、透明基板42上の右端部P1に第1ラインパターン62が延在して形成された第1延出ラインパターン62aと、透明基板42上の左端部P2に第2ラインパターン64が延在して形成された第2延出ラインパターン64aとを含む。レジストの露光領域E1の右端部P1にフォトマスク40の左端部P2が重なるように順次露光される。フォトマスクはシールド材の導電パターン層の形成に好適に使用される。
【選択図】図9

Description

本発明はシールド材の製造方法及びフォトマスクに係り、さらに詳しくは、PDP(プラズマディスプレイパネル)から漏洩する電磁波を遮蔽するシールド材の製造方法及びその方法で好適に使用できるフォトマスクに関する。
近年、広い視野角をもち、表示品質がよく、大画面化ができるなどの特徴をもつPDP(プラズマディスプレイパネル)は、マルチメディアディスプレイ機器などに急速にその用途を拡大している。PDPはその駆動により電磁波を発生するので、PDPの前方にはPDPからの電磁波を遮蔽するためにシールド材が配置される。
従来のシールド材には、金属層をフォトリソグラフィによってパターニングして得られる金属パターン層を電磁波遮蔽層として利用するものがある。
特許文献1には、ロールから巻きだされた高分子フィルムの片面に連続的に幾何学パターンの導電部を形成し、任意の幅に裁断してガラスに貼り合せることにより、電磁波シールド材を製造することが記載されている。
WO2006−88059
後述する関連技術の欄で説明するように、ロールから引き出されてくる銅箔付フィルムの銅箔をパターニングして連続的にメッシュ状の導電パターン層を形成し、そのフィルムを任意の長さに切断することに基づいてシールド材を製造する方法がある。
そのような製造方法では、銅箔付フィルムの上にレジストを形成し、フィルムの搬送方向にフォトマスクを介して露光を順次繰り返して行う必要がある。
前後の露光領域の境界部において、2つの露光領域が重なってしまうと、導電パターン層の配線密度が高くなって他の領域より黒っぽくみえてしまい、視覚的に好ましくない不具合が発生する。
これとは逆に、前後の露光領域の境界部において、2つの露光領域が離れてしまうと、導電パターン層が断線してしまうので、シールド材として機能しなくなってしまう。
本発明は以上の問題点を鑑みて創作されたものであり、フォトマスクを介して露光を繰り返し行うことに基づいて連続的に導電パターン層を形成する際に、前後の露光領域の境界部に信頼性よく導電パターン層を形成することができるシールド材の製造方法及びその方法で好適に使用できるフォトマスクを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明はフォトマスクに係り、透明基板と、前記透明基板上の中央主要部に配置され、垂直軸に対して相互に逆方向に傾いて配置された複数の第1ラインパターンと第2ラインパターンとが交差して構成されるメッシュ状パターンと、前記透明基板上の右端部に配置され、前記第1ラインパターン及び第2ラインパターンのうちの一方が延在して形成された第1延出ラインパターンと、前記透明基板上の左端部に配置され、前記第1ラインパターン及び第2ラインパターンのうちの他方が延在して形成された第2延出ラインパターンとを有し、前記パターンは白抜きパターンからなることを特徴とする。
本発明のフォトマスクを使用してシールド材を製造する場合、まず、基材の上に形成された金属層の上にネガ型のレジストを形成する。さらに、本発明のフォトマスクを介してレジストを連続的に順次露光することにより、連続的なメッシュ状のレジストパターンを形成する。
本発明のフォトマスクでは、その中央主要部に相互に逆方向に傾いた第1ラインパターンと第2ラインパターンとが交差して構成されるメッシュ状パターンが配置されている。
フォトマスクの右端部には、メッシュ状パターンの第1ラインパターン及び第2ラインパターンのうちの一方が延在する第1延出ラインパターンが形成されている。また、フォトマスクの左端部には、第1ラインパターン及び第2ラインパターンのうちの他方が延在する第2延出ラインパターンが形成されている。
つまり、第1延出ラインパターンと第2延出ラインパターンとは線対称的な方向(例えば右上方向と左上方向の関係)に延在している。
このようなフォマスクを使用して、レジストに第1露光領域を形成し、第1露光領域の右端部にフォトマスクの左端部を重ねるようにしてレジストに第2露光領域を形成する。
これによって、前後の露光領域の境界部では第1延出ラインパターンと第2延出ラインパターンが交差するように露光されるため、中央主要部と同様なメッシュ状のレジストパターンが境界部に形成される。
その結果、導電パターン層の配線密度が高くなって局所的に黒っぽくみえる部分や導電パターン層が断線している部分が発生するおそれがなくなり、信頼性の高いメッシュ状の導電パターンを連続的に形成することができる。
そして、基材を所要の長さで切断することにより多数のシールド部材を得ることができる。
本発明の好適な態様では、第1露光領域の右端部(フォトマスクの左端部に対応)にフォトマスクの左端部が重なるように前記フォトマスクを配置する際に、第1露光領域の左端部の最内側部と、フォトマスクの左端部の先端との間に間隔が設けられる。
このようにすることにより、フォトマスクが位置ずれする場合であっても、第1露光領域のメッシュ状露光部にフォトマスクの左端部が重ならないので、導電パターン層の配線密度が高くなって黒っぽく見える不具合が発生することが回避される。
以上説明したように、本発明では、前後の露光領域の境界部に信頼性よく導電パターン層を形成することができる。
本発明の実施の形態について、図を参照しながら説明する。
(関連技術)
図1は本発明に関連する関連技術のシールド材の製造方法を示す断面図である。関連技術のシールド材の製造方法では、図1(a)に示すように、ロールから引き出される長尺状の銅箔付きフィルム100を用意する。銅箔付きフィルム100はPETフィルム120の上に銅箔200aが接着されて構成される。さらに、図1(b)に示すように、銅箔200aの上にネガ型のレジスト300を形成する。
そして、図2に示すように、銅箔200aをパターニングするためのフォトリソグラフィで使用されるフォトマスク400を用意する。図2の部分拡大図に示すように、フォトマスク400では、ガラス板500の上に遮光パターン420が形成され、これによってメッシュ状の白抜きパターン440が画定されている。
フォトマスク400は全体にわたって同一のメッシュ状の露光パターンを備えている。フォトマスク400はネガレジスト用のマスクであり、白抜きパターン440に対応する部分にレジストパターンが残される。
次いで、上記した図1(b)の銅箔付きフィルム100上のレジスト300の1番目のショット領域に対してフォトマスク400を介して1回目の露光を行う。さらに、銅箔付きフィルム100を搬送させ、2番目のショット領域のレジスト300に対してフォトマスク400を介して2回目の露光を行う。
このようにして、銅箔付きフィルム100が搬送されて、レジスト300の多数のショット領域に順次露光が行われる。その後に、図1(c)に示すように、レジスト300を現像してレジストパターン300aを形成する。さらに、図1(d)に示すように、レジストパターン300aをマスクにして銅箔200aをウェットエッチングすることにより導電パターン層200を得る。
図3〜図5には、1回目及び2回目の露光領域E1,E2において、銅箔付きフィルム100の銅箔200aがパターン化されて導電パターン層200が形成された様子が示されている。
図3に示すように、露光ピッチがマスクサイズより小さくなる位置ずれが発生する場合は、1回目及び2回目の露光領域E1,E2の境界部Aでは露光が2回行われることから、境界部Aに形成される導電パターン層200の配置密度が局所的に高くなる。
図3の部分拡大図に示すように、1回目及び2回目の露光においてフォトマスク400の位置ずれが生じるため、正規のメッシュ状の導電パターン層200に別のパターンがさらに繋がるからである。
その結果、1回目及び2回目の露光領域E1,E2の境界部Aに配置される導電パターン層200は配線密度が高いことから他の領域よりも黒っぽくみえてしまい、視覚的に好ましくない状態になってしまう。
また、図4に示すように、図3と逆に、露光ピッチがマスクサイズより大きくなる位置ずれが発生する場合は、1回目及び2回目の露光領域E1,E2の境界部Aが未露光部となるため、導電パターン層200が形成されずその領域で断線してしまう。
あるいは、図5に示すように、フォトマスク400が回転方向に位置ずれする場合は、1回目及び2回目の露光領域E1,E2の境界部Aに、導電パターン層200の配線密度が局所的に高くなる部分と導電パターン層200が断線する部分とが発生する。
このように、関連技術では、銅箔付きフィルム100上のレジスト300にフォトマスク400を介して露光を連続的に行う際に、前後の露光領域E1,E2の境界部Aに配置される導電パターン層200を信頼性よく形成することは困難を極める。
このため、連続的にメッシュ状の導電パターン層200が形成されたPETフィルム120を任意の長さに切断してシールド部材を得る際に、導電パターン層200が局所的に黒っぽくみえる部分や導電パターン層200が断線している部分が含まれてしまうことが多く、歩留りの低下を招く問題がある。
以下に説明する本発明の実施形態は上記した不具合を解消することができる。
(実施の形態)
図6〜図8は本発明の実施形態のシールド材の製造方法を示す断面図、図9及び図10は同じくその製造方法で使用されるフォトマスクを示す平面図である。
本発明の実施形態のシールド材の製造方法では、図6(a)に示すように、銅箔付フィルム10が巻かれたロール5が用意され、そのロール5から銅箔付フィルム10が長尺状に引き出されて各種の製造装置6(露光装置やエッチング装置など)に搬送される(ロールツーロール方式)。
図6(b)に示すように、銅箔付フィルム10は、PETフィルム12の上に接着剤14によって銅箔20aが貼着されて構成される。本実施形態では、銅箔付フィルム10の銅箔20a(金属層)をパターニングして導電パターン層(電磁波遮蔽層)を形成するが、ロールツーロール方式で搬送可能な各種のフレキシブル層(各種の透明基材)の上に金属層が形成された積層体を使用することができる。
次いで、図6(c)に示すように、銅箔付フィルム10の銅箔20aの上にネガ型のレジスト30を形成する。レジスト30は、ドライフィルムレジストを貼着して形成してもよいし、あるいは液状のレジストを塗布してもよい。
次に、ネガ型のレジスト30をパターニングするためのフォトリソグラフィで使用されるフォトマスクについて説明する。
図9に示すように、本実施形態のフォトマスク40では、ガラス板42(透明基板)の上に遮光パターン50が形成され、それによってメッシュ状白抜きパターン60が画定されて露光パターンが構成されている。ガラス板42には、中央主要部Mとその両端側の右端部P1及び左端部P2が画定されている。
メッシュ状白抜きパターン60はフォトマスク40の右端部P1及び左端部P2を除く中央主要部Mに配置されている。メッシュ状白抜きパターン60は、垂直軸Vに対して所要の傾斜角θで右側に傾いて配置された第1白抜きラインパターン62と、同じく傾斜角θで左側に傾いて配置された第2白抜きラインパターン64とが交差して構成される。
第1白抜きラインパターン62と第2白抜きラインパターン64の傾斜角θは、0°を超え、90°未満の範囲で任意に設定することができる。第1白抜きラインパターン62と第2白抜きラインパターン64は垂直軸Vから相互に逆方向に傾いて配置されていればよく、各傾斜角θは同一であってもよいし、異なっていてもよい。
また、フォトマスク40の右端部P1には、メッシュ状白抜きパターン60の第1白抜きラインパターン62が同じ傾斜角θで右上に延在する第1延出白抜きラインパターン62aが配置されている。
一方、フォトマスク2の左端部P2には、メッシュ状白抜きパターン60の第2白抜きラインパターン64が同じ傾斜角θで左上に延在する第2延出白抜きラインパターン64aが配置されている。
後述するように、フォトマスク40を介して第1回目の露光を行った後に、フォトマスク40の右端部P1に対応する露光部にフォトマスク40の左端部P2が重なるように配置されて第2回目の露光が行われる。
これにより、前後の露光領域の境界部では第1延出白抜きラインパターン62aと第2延出白抜きラインパターン64aとが実質的に交差したことになり、その結果、メッシュ状露光部が構成されるようになっている。
図9のフォトマスク40では、右端部P1に、右上に延びる第1延出白抜きラインパターン62aが配置され、左端部P2に、左上に延びる第2延出白抜きラインパターン64aが配置されており、両者は線対称的な方向に延在している。
図10には変形例のフォトマスク40aが示されている。図10に示すように、図9のフォトマスク40と逆に、フォトマスク40aの右端部P1に、第2白抜きラインパターン64を延在させて右下に延びる第2延出白抜きラインパターン64aを配置し、左端部P2に、第1白抜きラインパターン62を延在させて左下に延びる第1延出白抜きラインパターン62aを配置してもよい。
第1白抜きラインパターン62と第2白抜きラインパターン64の角傾斜角θは、0°を超え、90°未満の範囲で任意に設定することができる。
つまり、本実施形態のフォトマスク40では、右端部P1に、メッシュ状白抜きパターン60を構成する第1白抜きラインパターン62及び第2白抜きラインパターン64のうちの一方が延在して第1延出白抜きパターン62a又は64aが配置される。
一方、左端部P2では、第1白抜きラインパターン62及び第2白抜きラインパターン64のうちの他方が延在して第2延出白抜きパターン64a又は62aが配置される。
図9及び図10の例では、第1延出白抜きパターン62a又は64aと第2延出白抜きパターン64a又は62aとは、フォトマスク40の中心部を軸として線対称には配置されているが、傾斜角度は必ずしも一致している必要はない。両者は、右上方向と左上方向の関係、又は右下方向と左下方向の関係で配置されていればよい。
続いて、図11に示すように、図6(c)の銅箔付きフィルム10上のレジスト30の第1ショット領域に対して上記したフォトマスク40(図9)を介して第1の露光を行うことにより第1露光領域E1を得る。これにより、第1露光領域E1の中央主要部Mのレジスト30では、フォトマスク40のメッシュ状白抜きパターン60に対応する部分がメッシュ状露光部32となる。
これと同時に、第1露光領域E1の右端部P1では、フォトマスク40の右端部P1の第1延出白抜きラインパターン62aに対応する部分が第1ライン露光部34となる(図10の拡大図の黒塗り部)。第1ライン露光部34は、第1露光領域E1のメッシュ状露光部32に繋がって配置される。
さらに、銅箔付きフィルム10を搬送させ、銅箔付きフィルム10上のレジスト30の第2ショット領域に対して上記したフォトマスク40を介して第2の露光を行うことにより第2露光領域E2を得る。このとき、第2の露光を行う際に、第1露光領域E1の右端部P1にフォトマスク40の左端部P2が重なるようにして露光が行われる。
これにより、第2露光領域E2の中央主要部Mのレジスト30では、フォトマスク40のメッシュ状白抜きパターン60に対応する部分がメッシュ状露光部32となる。これと同時に、第2露光領域E1の左端部P2では、フォトマスク40の左端部P2の第2延出白抜きラインパターン64aに対応する部分が第2ライン露光部36(図10の拡大図の点ハッチング部)となる。第2ライン露光部36は、第2露光領域E2のメッシュ状露光部32に繋がって配置される。
つまり、第1の露光及び第2の露光が行われた後では、第1露光領域E1と第2露光領域E2の境界部Aでは、前述した図9のフォトマスク40の第1延出白抜きラインパターン62aと第2延出白抜きラインパターン64aとが実質的に交差するように露光される。
これにより、図11に示すように、第1露光領域E1と第2露光領域E2との境界部Aのレジスト30に、第1ライン露光部34及び第2ライン露光部36とによってメッシュ状露光部32aが得られる。境界部Aのメッシュ状露光部32aは、中央主要部Mのメッシュ露光部32に繋がった状態で形成される。
なお、実施形態では説明を簡易にするためフォトマスク40を介する露光を2回のみ行っているが、実際には、同様にして同じフォトマスク40を介して順次露光を繰り返すことにより、連続的に第n(nは2以上の整数)露光領域まで形成する。
また、前述した図10のフォトマスク40aを使用する場合も、第1露光領域E1と第2露光領域E2との境界部Aに、図11と同様なメッシュ露光部を得ることができる。
その後に、図12に示すように、レジスト30を現像することによりレジストパターン30aを得る(図7(a)を同時に参照)。第1露光領域E1と第2露光領域E2の中央主要部Mにメッシュ状のレジストパターン30aが形成されると共に、それらの境界部Aにも中央主要部のレジストパターン30aに繋がるメッシュ状のレジストパターン30bが形成される。
ネガ型のレジスト30では、露光された部分が選択的に架橋することに基づいて現像液に不溶となってパターンが残される。
続いて、図13に示すように、レジストパターン30a,30bをマスクにして銅箔20aをウェットエッチングした後に、レジストパターン30a,30bを除去することにより、導電パターン層20を得る(図7(b)及び(c)を同時に参照)。
これにより、第1露光領域E1及び第2露光領域E2の各中央主要部Mにメッシュ状の導電パターン層20が形成されると共に、それらの境界部Aにも中央主要部Mの導電パターン層20に繋がるメッシュ状の導電パターン層20xが形成される。
さらに、図7(d)に示すように、連続的に繋がったメッシュ状の導電パターン層20が形成されたPETフィルム12を所要の長さで切断することにより個々シールド部材8を得る。
以上のように、本実施形態のシールド材の製造方法では、長尺状の銅箔付きフィルム10の銅箔20aの上にレジスト30を形成し、同じフォトマスク40を介してレジスト30を連続的に順次露光することにより、連続的なメッシュ状のレジストパターン30a,30bを形成する。
本実施形態で使用されるフォトマスク40では、その中央主要部に第1白抜きラインパターン62と第2白抜きラインパターン64とが交差して構成されるメッシュ状白抜きパターン60が配置されている。
また、フォトマスク40の右端部P1には、第1白抜きラインパターン62が同一方向に延在する第1延出白抜きラインパターン62aが形成されている。また、フォトマスク40の左端部P2には、第2白抜きラインパターン64が同一方向に延在する第2延出白抜きラインパターン64aが形成されている。
このようなフォマスク20を使用して、レジスト30に第1露光領域E1を形成し、第1露光領域E1の右端部P1にフォトマスク40の左端部P2を重ねるようにしてレジスト30に第2露光領域E2を形成する。
これによって、前後の露光領域E1,E2の境界部Aのレジストパターン30bを中央主要部Mのレジストパターン30aに繋げて同様にメッシュ状に形成することができる。従って、前後の露光領域E1,E2の境界部Aに配置される導電パターン層20xも中央主要部Mの導電パターン層20に繋がって同様にメッシュ状に形成される。
このため、導電パターン層20の配線密度が高くなって局所的に黒っぽくみえる部分や導電パターン層20が断線している部分が発生するおそれがなくなる。その結果、信頼性の高いメッシュ状の導電パターン20を長尺状のPETフィルム12の上に連続的に形成することができる。
本実施形態では、第2の露光を行う際に、フォトマスク40の位置ずれが発生していない場合について説明しているが、フォトマスク40が上下、左右、回転方向に位置ずれする場合であっても、第1露光領域E1と第2露光領域E2との境界部Aで断線するおそれがないことが理解される。
そして、PETフィルム12を所要の長さで切断することにより多数のシールド部材8を得ることができる。本実施形態では、連続的に形成された導電パターン層は全体にわたって信頼性よく形成されるので、歩留りよく多数のシールド部材8を得ることができる。
図14には、他の露光方法が示されている。前述した図11の露光方法では、第1露光領域E1の右端部P1の最内側部にフォトマスク40の左端部P2の先端が配置されるようにフォトマスク40を位置合わせしている。
このため、前述した図11において、第2露光領域E2を得る際に、フォトマスク40が第1露光領域E1のメッシュ露光部32側に位置ずれする場合は、境界部Aの近傍のメッシュ露光部32がフォトマスク40の左端部P2の第2延出白抜きラインパターン64aを介してさらに露光されることになる。
このような位置ずれが生じた場合は、前述した関連技術の図3で説明したように導電パターン層の密度が局所的に高くなり、黒っぽくみえる不具合が発生する。
この対策として、図14に示すように、前述した図11において第1露光領域E1を形成した後に、第1露光領域E1の右端部P1の最内側部とフォトマスク40の左端部P2の先端との間に間隔dが設けられるように第2の露光を行うことが好ましい。
間隔dは、第2の露光を行う際にフォトマスク40が最大で位置ずれする場合であっても、フォトマスク40の左端部P2が第1露光領域E1のメッシュ露光部32(図11)に重ならないように設定される。
図14には、上記した露光方法に基づいて導電パターン20が形成された様子が示されている。
この場合、図14に示すように、第1露光領域E1の右端部P1の最内側部Pxと第2露光領域E2の左端部P2の先端Pyとの間に対応する部分に間隔dをもつ細長領域が設けられる。
図14の部分断面図に示すように、この間隔dに配置される導電パターン層20yは局所的にストライプ状に形成されるので、メッシュ状の導電パターン層20xが配置された部分より配線密度が低くなって白っぽくみえる。しかしながら、関連技術の図3の黒っぽくみえる不具合と違って視覚的に特に問題はなく、PDPのシールド材として十分に適用することができる。
これにより、第2露光領域E2を形成する際に、フォトマスク40が第1露光領域E1側に最大で位置ずれする場合であっても、細幅領域に白っぽくみえる部分が残存するものの、視覚的に問題になる黒っぽくみえる部分が残存する不具合が回避される。
また、一般的に、長尺状のフィルムの上にかなり広い面積で連続したメッシュ状の導電パターン層を形成する場合は、大型のフォトマスクを使用する必要がある。大型のフォトマスクは、クロム層を遮光パターンとして使用する必要があることから高価であり、フォトマスクのコストが高くなる問題がある。しかも、大きさの異なるシールド材を得る場合は、寸法の異なるフォトマスクを複数用意する必要がある。
これ対して、本実施形態では、比較的小さな1つのフォトマスクを使用して露光領域を重ねることにより連続的な導電パターン層を信頼性よく形成できる。小さなマスクはエマルジョンを遮光パターンとして使用できることから廉価であり、フォトマスクのコストを低減できるメリットがある。
また、縦寸法をシールド材の最大値に設定してフォトマスクを作成しておけば、横方向に連続的に露光することにより各種の大きさのシールド材を得ることができるので、複数のフォトマスクを作成する必要もない。
また、従来、グラビア印刷などにより導電性ペースト(銀ペーストなど)を印刷することによって連続的な導電パターン層を形成する方法が知られている。導電性ペーストから形成される導電パターン層は電気抵抗が比較的高いため、電磁波シールドとしての十分な性能を引き出せない場合がある。
しかしながら、本実施形態の露光方法を採用することにより、フォトリソグラフィによって電気抵抗が十分に低い銅箔から導電パターン層を連続的に形成できるので、十分な電磁波遮蔽性を有するシールド材を容易に製造することができる。
次に、本実施形態の製造方法を利用して製造されるシールド材の一例について説明する。図8(a)に示すように、図7(d)の個々に切断されたシールド部材8を用意し、そのPETフィルム12の下面を下面周縁部に黒枠部70aが設けられたガラス板70の上に粘着層72を介して貼着する。
その後に、図8(b)に示すように、導電パターン層20の上に粘着層72aを介して反射防止/近赤外線吸収フィルム74を貼着することによりシールド材1が得られる。
そのようなシールド材1は、ガラス板70がPDP側になり、反射防止/近赤外線吸収フィルム74が視聴者側になるように、PDPの前方に配置される。ガラス板40の周縁部上にはメッシュ状の導電パターン(不図示)が露出しており、その領域に導電性ペーストなどによって接続電極(不図示)が設けられる。
そして、シールド材1の接続電極が導電性テープなどによってPDPのアース端子に接続されて、電磁波遮蔽シール材となる。
あるいは、剥離可能なセパレータの上に粘着層、樹脂層及び銅箔が形成されたロール状の積層体を引き出し、同様に銅箔をパターニングして導電パターン層を形成し、切断する前又は後に導電パターン層の上に反射防止/近赤外線吸収フィルムを貼着してもよい。この場合は、最終的にセパレータが剥離され、露出する粘着層がガラス板に貼付されるか、PDPに直接貼付される。
なお、本実施形態のフォトマスク40,40aを使用してシールド材1の導電パターン層20を形成する例を説明したが、それ以外にも基材上の導電層又は絶縁層をフォトリソグラフィでパターニングして連続的に各種パターンを形成する方法に適用することが可能である。
図1(a)〜(d)は関連技術のシールド材の製造方法を示す断面図である。 図2は関連技術のシールド材の製造方法で使用されるフォトマスクを示す断面図である。 図3は関連技術のシールド材の製造方法の問題点を示す平面図(その1)である。 図4は関連技術のシールド材の製造方法の問題点を示す平面図(その2)である。 図5は関連技術のシールド材の製造方法の問題点を示す平面図(その3)である。 図6(a)〜(c)は本発明の実施形態のシールド材の製造方法を示す断面図(その1)である。 図7(a)〜(d)は本発明の実施形態のシールド材の製造方法を示す断面図(その2)である。 図8(a)及び(b)は本発明の実施形態のシールド材の製造方法を示す断面図(その3)である。 図9は本発明の実施形態のシールド材の製造方法で使用されるフォトマスクを示す平面図である。 図10は本発明の実施形態のシールド材の製造方法で使用される変形例のフォトマスクを示す平面図である。 図11は本発明の実施形態のシールド材の製造方法におけるレジストが露光された様子を示す平面図である。 図12は本発明の実施形態のシールド材の製造方法におけるレジストパターンが形成された様子を示す平面図である。 図13は本発明の実施形態のシールド材の製造方法における導電パターン層が形成された様子を示す平面図である。 図14は本発明の実施形態のシールド材の製造方法における別の露光方法を示す平面図である。
符号の説明
1…シールド材、5…ロール、6…製造装置、8…シールド部材、10…銅箔付フィルム、14…接着剤、20a…銅箔、20,20x,20y…導電パターン層、30…レジスト、30a,30b…レジストパターン、32…メッシュ状露光部、34…第1ライン露光部、36…第2ライン露光部、40,40a…フォトマスク、42…ガラス基板、50…遮光パターン、60…メッシュ状白抜きパターン、62…第1白抜きラインパターン、62a…第1延出白抜きラインパターン、64…第2白抜きラインパターン、64a…第2延出白抜きラインパターン、70…ガラス板、72、72a…粘着層、74…反射防止/近赤外線吸収フィルム、A…境界部、E1…第1露光領域、E2…第2露光領域、M…中央主要部、P1…右端部、P2…左端部、d…間隔。

Claims (7)

  1. 透明基板と、
    前記透明基板上の中央主要部に配置され、垂直軸に対して相互に逆方向に傾いて配置された複数の第1ラインパターンと第2ラインパターンとが交差して構成されるメッシュ状パターンと、
    前記透明基板上の右端部に配置され、前記第1ラインパターン及び第2ラインパターンのうちの一方が延在して形成された第1延出ラインパターンと、
    前記透明基板上の左端部に配置され、前記第1ラインパターン及び第2ラインパターンのうちの他方が延在して形成された第2延出ラインパターンとを有し、
    前記パターンは白抜きパターンからなることを特徴とするフォトマスク。
  2. 前記第1延出ラインパターンと前記第2延出ラインパターンとは、前記フォトマスクの中心部を軸として線対称になって配置されていることを特徴とする請求項1に記載のフォトマスク。
  3. 前記フォトマスクを介してレジストが順次露光されて複数の露光領域が連続的に形成され、前記フォトマスクの右端部に対応する前記露光領域の右端部に前記フォトマスクの左端部を重なるように順次露光されることを特徴とする請求項1又は2に記載のフォトマスク。
  4. 基材の上に形成された金属層の上にネガ型のレジストを形成する工程と、
    透明基板と、前記透明基板上の中央主要部に配置され、垂直軸に対して相互に逆方向に傾いて配置された複数の第1ラインパターンと第2ラインパターンとが交差して構成されるメッシュ状パターンと、前記透明基板上の右端部に配置され、前記第1ラインパターン及び第2ラインパターンのうちの一方が延在して形成された第1延出ラインパターンと、前記透明基板上の左端部に配置され、前記第1ラインパターン及び第2ラインパターンのうちの他方が延在して形成された第2延出ラインパターンとを有し、前記パターンが白抜きパターンからなるフォトマスクを用意し、
    前記レジストに対して前記フォトマスクを介して露光することにより第1露光領域を得る工程と、
    前記フォトマスクの右端部に対応する前記第1露光領域の右端部に前記フォトマスクの前記左端部が重なるように前記フォトマスクを配置し、前記フォトマスクを介して前記レジストに対して露光することにより第2露光領域を得る露光方法に基づいて、連続的に第n(nは2以上の整数)露光領域まで得る工程と、
    前記レジストを現像することにより前記レジストパターンを形成する工程と、
    前記レジストパターンをマスクにして前記金属層をエッチングすることにより、導電パターン層を得る工程と、
    前記レジストパターンを除去する工程とを有することを特徴とするシールド材の製造方法。
  5. 前記金属層が形成された基材は、ロールから引き出されてくる長尺状の銅箔付きフィルムであり、
    前記レジストパターンを除去する工程の後に、所要の長さに切断することにより、シールド部材を得る工程をさらに有することを特徴とする請求項4に記載のシールド材の製造方法。
  6. 前記第1延出ラインパターンと前記第2延出ラインパターンとは、前記フォトマスクの中心部を軸として線対称になって配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載のシールド材の製造方法。
  7. 前記第1露光領域の右端部に前記フォトマスクの前記左端部が重なるように前記フォトマスクを配置する際に、
    前記第1露光領域の左端部の最内側部と、前記フォトマスクの左端部の先端との間に間隔が設けられることを特徴とする請求項4又は5に記載のシールド材の製造方法。
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