JP2010108737A - 雌型端子金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子接続部の内部に弾性片を設けることを要せずに、端子接続部が安定した状態で相手側の雄型端子と電気的に接続できる雌型端子金具を提供する。
【解決手段】相手側の雄型端子2が挿入される端子接続部3と、この端子接続部3の後端側に一体に設けられ、電線4と接続される略円筒状の電線接続部5とから構成され、上記端子接続部3は、雄型端子2の径より大径の前端部30から後端部31に向かうにしたがって次第に径が小さくなるように円錐筒状に形成されるとともに、軸方向に延びる合わせ部32を有し、径方向に弾性変形可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、一端に電線を接続し他端に相手側の雄型端子を接続する雌型端子金具に関する。
この種の従来の雌型端子金具として、特許文献1に開示されたものがある。この雌型端子金具100は、図7及び図8に示すように、円筒状に形成される端子接続部101と、図示しない同軸ケーブルなどの電線を挟む一対の圧着板102aを有する電線接続部102とから一体に構成されている。端子接続部101の前端側には、相手側の雄型端子103が挿入される端子挿入口104が形成され、この端子挿入口104には、端子接続部101の内側方向に折り返された4つの弾性片105が設けられている。弾性片105は、端子接続部101の円周方向に90度間隔で上下左右に設けられている。端子接続部101の後端側には、外側に突出し、図示しないコネクタハウジングに係止される突出片(係止ランス)106が設けられている。
上記構成によれば、相手側の雄型端子102を端子挿入口104を介して端子接続部101に挿入した際に、端子接続部101内の弾性片105がそれぞれ端子接続部101の中心軸の方向に付勢されており、各弾性片105が雄型端子103に圧接するので、雌型端子金具100と相手側の雄型端子103とが接合して電気的な接続が行われる。
特開2008−123913号公報
しかしながら、特許文献1の雌型端子金具100にあっては、端子接続部101の前端側に内側方向に折り返された4つの弾性片105が設けられているので、これらの弾性片105用のスペースを確保するために端子接続部101の径を大きくする必要があり、その分、雌型端子金具100の材料費がかさむという問題がある。また、弾性片105が比較的小さいため、弾性片105の弾性変形領域での雄型端子103との接触荷重安定性が劣るという問題もあった。
さらに、電線接続部102が一対の圧着板102aを有するとともに、端子接続部101の後端より外側に突出片106が突出することから、雌型端子金具100が中心軸を中心とする回転体形状に形成されておらず、すなわち、雌型端子金具100は回転位置に関する方向性を有し、雌型端子金具100を所定の回転位置にセットした状態でコネクタハウジングの端子挿入孔に挿入する必要があるため、その分、手間がかかるという問題があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、端子接続部の内部に弾性片を設けることを要せずに、端子接続部が安定した状態で相手側の雄型端子と電気的に接続することができる雌型端子金具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、相手側の雄型端子が挿入される端子接続部と、この端子接続部の後端側に設けられ、電線と接続される電線接続部とを有する雌型端子金具であって、前記端子接続部は、弾性を有し、かつ前記雄型端子の外径より大径に設定された前端部から後端部に向かうにしたがって次第に径が小さくなるように円錐筒状に形成され、該雄型端子を該端子接続部に挿入した際に、該雄型端子の先端部によって該端子接続部が押広げられつつ、該端子接続部が前記雄型端子の外周に圧接することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の雌型端子金具であって、前記電線接続部は、略円筒状に形成されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の雌型端子金具であって、前記電線接続部に該電線接続部を貫通する開口を設け、該電線接続部内に収容した前記電線の導線部を前記電線接続部の外周側から溶接付けすることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、相手側の雄型端子を大径の前端部を介して端子接続部に挿入した際に、端子接続部が径方向に押広げられるとともに、端子接続部が雄型端子の外周に弾性的に圧接するので、端子接続部と相手側の雄型端子とが接合して電気的な接続が行われる。これにより、端子接続部の内部に弾性片を設けることを要せずに済み、弾性片用のスペースを確保するために端子接続部の径を大きくする必要がなくなり、その分、雌型端子金具の材料費を削減できる。また、端子接続部自体が弾性変形するので、従来のように比較的小さい弾性片を用いる場合と比べて、端子接続部の弾性変形領域での接触荷重安定性が向上するので、端子接続部が安定した状態で雄型端子と電気的に接続することができる。
請求項2の発明によれば、端子接続部が円錐筒状に形成されるとともに、この端子接続部の後端側に設けられる電線接続部が略円筒状に形成されており、すなわち、これらの端子接続部および電線接続部が中心軸を中心とする回転体形状に形成され、回転位置に関する方向性を有しないため、雌型端子金具を回転位置にこだわることなく容易にコネクタハウジングの端子挿入孔に挿入できる。これにより、雌型端子金具を備えたワイヤハーネスを製作する際の作業性を向上できるので、製作コストの低減を図ることができる。
請求項3の発明によれば、電線接続部内に電線を収容した後、電線接続部の開口を介して外周側から電線の導線部を電線接続部に溶接付けするので、電線の導線部および電線接続部の接合を確実に、かつ円滑に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図3は本発明の第1実施形態を示し、図1は雌型端子金具の組立断面図、図2は雌型端子金具の斜視図、図3は雌型端子金具の展開図である。
本願の雌型端子金具1は、図1〜図3に示すように、相手側の雄型端子2が挿入される端子接続部3と、この端子接続部3の後端側に設けられ、電線4と接続される電線接続部5とを有し、これらの端子接続部3および電線接続部5は、弾性金属板6にプレス加工あるいは冷間鍛造加工などの成型加工を施すことにより一体に形成されている。
雄型端子2は、端子接続部3への挿入を円滑に行なうため先端部20が円錐状に形成されている。
端子接続部3は、雄型端子2の径より大径の前端部30から後端部31に向かうにしたがって次第に径が小さくなるように円錐筒状に形成されるとともに、軸方向に延びる合わせ部32を有し、径方向に弾性変形可能である。上記前端部30には、雄型端子2が挿入される端子挿入口33が形成されている。
電線接続部5は、略円筒状に形成されるとともに、端子接続部3の後端側に一体に設けられ、内側に突出する複数の突起50を備えている。電線接続部5に接続される電線4は、導線部40と、この導線部40の外周の覆う被覆部41とからなっており、この被覆部41の先端をあらかじめ除去することにより導線部40の先端が露出している。
弾性金属板6は、扇状に形成される板部60と、この板部60に隣接する板部61と、これらの板部60,61を図示しない他の板部と連結する連結部62とから主として構成されている。板部60は端子接続部3用であり、また、他の板部61は、電線接続部5用で、両側に突出する突出片63,64を有している。
上記構成において、弾性金属板6に成型加工を施す際、板部60,61を連結部62から切り離した後、扇状に形成された板部60を円錐筒状に湾曲させることによって端子接続部3を得るとともに、板部61を略円筒状に湾曲させて電線接続部5を導線部40の先端外周に巻き付けて、突出片63,64を被覆部41の外周に巻き付けることにより電線4を保持する。
このようにして雌型端子金具1を成型して電線4と接続した後、相手側の雄型端子2を端子接続部3に端子挿入口33を介して挿入した際に、端子接続部3が軸方向に延びる合わせ部32を有し、径方向に弾性変形可能であるので、端子接続部3が弾性変形してその径が広がるとともに、端子接続部3が雄型端子2の外周に弾性的に圧接する。その結果、端子接続部3が相手側の雄型端子2と接合して、これらの端子接続部3との雄型端子2との電気的な接続が行われる。
上記構成によれば、相手側の雄型端子2を端子挿入口33を介して端子接続部3に挿入した際に、端子接続部3が雄型端子2の外周に弾性的に圧接するので、従来のように端子接続部の内部に弾性片を設けることを要せずに済み、弾性片用のスペースを確保するために端子接続部の径を大きくする必要がなくなり、その分、雌型端子金具の材料費を削減できる。また、端子接続部3自体が弾性変形するので、従来のように比較的小さい弾性片を用いる場合と比べて、端子接続部3の弾性変形領域での接触荷重安定性を向上でき、端子接続部3が安定した状態で雄型端子2との電気的な接続を行なうことができる。
上記構成によれば、端子接続部3が円錐筒状に形成されるとともに、この端子接続部3の後端側に設けられる電線接続部5が略円筒状に形成されており、すなわち、これらの端子接続部3および電線接続部5が中心軸を中心とする回転体形状に形成され、回転位置に関する方向性を有しないため、雌型端子金具1を回転位置にこだわることなく容易にコネクタハウジングの端子挿入孔に挿入できる。また、弾性金属板6にプレス加工あるいは冷間鍛造加工を施すことにより端子接続部3および電線接続部5を一体的に成型する際に、上記のように回転位置に関する方向性を有しないため、プレス加工あるいは冷間鍛造加工用の金型の調整も容易である。これにより、雌型端子金具1を備えたワイヤハーネスを製作する際の作業性を向上できるので、製作コストの低減を図ることができる。
また、端子接続部3および電線接続部5を回転体形状に形成し、表面のエッジ発生を抑制したので、防水コネクタなどのハウジングへの脱着時に端子接続部3および電線接続部5がマットシール(図示せず)内を円滑に通過することができ、従来のように円筒部の突出片や電線接続部の圧着板などが外側へ突出する場合と比べて、マットシールが損傷せずシール性能を保持でき、したがって、マットシールの交換を要せずに雌型端子金具1を防水コネクタなどのハウジングに脱着できる。
上記構成によれば、雄型端子2を端子接続部3に端子挿入口33を介して挿入することにより、雄型端子2の先端部20が端子接続部3の円錐状の内周面に当接するので、径の異なる複数の雄型端子2を端子接続部3に挿入して円錐状の内周面に当接させることができ、雌型端子金具としての汎用性を高めることができる。
図4〜図6は本発明の第2実施形態を示し、図4は雌型端子金具の組立断面図、図5は雌型端子金具の斜視図、図6は雌型端子金具の展開図である。なお、図4〜図6において前述した図1〜図3に示すものと同様のものには同一符号を付してある。
本願の雌型端子金具1Aでは、図4〜図6に示すように、電線4と接続される電線接続部5が、電線接続部5を貫通する開口51を備え、導線部40の先端が抵抗溶接、超音波溶接、レーザ溶接、あるいはアーク溶接により電線接続部5に対して溶接付けされる。
上記構成において、あらかじめ電線4の被覆部41の先端を除去することにより導線部40の先端を露出させて、電線接続部5に電線4を収納して圧着した後、電線接続部5の開口51を介して外周側から導線部40を電線接続部5に溶接付けする。
上記構成によれば、前述した第1実施形態と同様の効果が得られるとともに、電線接続部5の開口51を介して外周側から電線4の導線部40を電線接続部5に溶接付けするので、電線4の導線部40および電線接続部5の接合を確実に、かつ円滑に行うことができる。
本発明の第1実施形態を示し、雌型端子金具の組立断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌型端子金具の斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、雌型端子金具の展開図である。 本発明の第2実施形態を示し、雌型端子金具の組立断面図である。 本発明の第2実施形態を示し、雌型端子金具の斜視図である。 本発明の第2実施形態を示し、雌型端子金具の展開図である。 従来例の雌型端子金具を示す斜視図である。 従来例の雌型端子金具に相手側の雄側端子を挿入した状態を示す断面図である。
符号の説明
1,1A…雌型端子金具
2…雄型端子
3…端子接続部
4…電線
5…電線接続部
30…前端部
31…後端部
32…合わせ部
40…導線部
51…開口

Claims (3)

  1. 相手側の雄型端子が挿入される端子接続部と、この端子接続部の後端側に設けられ、電線と接続される電線接続部とを有する雌型端子金具であって、
    前記端子接続部は、弾性を有し、かつ前記雄型端子の外径より大径に設定された前端部から後端部に向かうにしたがって次第に径が小さくなるように円錐筒状に形成され、
    該雄型端子を該端子接続部に挿入した際に、該雄型端子の先端部によって該端子接続部が押広げられつつ、該端子接続部が前記雄型端子の外周に圧接することを特徴とする雌型端子金具。
  2. 請求項1記載の雌型端子金具であって、
    前記電線接続部は、略円筒状に形成されたことを特徴とする雌型端子金具。
  3. 請求項1記載の雌型端子金具であって、
    前記電線接続部に該電線接続部を貫通する開口を設け、
    該電線接続部内に収容した前記電線の導線部を前記電線接続部の外周側から溶接付けすることを特徴とする雌型端子金具。
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