JP2010094718A - エンボス加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な機構で高精度の位置合わせが行えるエンボス加工装置を提供することを目的とする。
【解決手段】マンドレル9の端部に固着される内金型9aと、内金型9aに対応して配置された外金型5aとを備え、前記内金型9aに被着された容器が搬送される間に、容器の胴部を内金型9aと外金型5aとで挟みながら、胴部にエンボス加工が施されるエンボス加工装置において、実質的に円筒状の前記内金型9aは、前記マンドレル9に回動可能に外嵌され、マンドレル9の端部に対して摩擦締結要素30で回動不能に締結されるように構成されると共に、その内金型9aの端部分に、前記摩擦締結要素30を緩めた状態で、前記内金型9aを前記マンドレル9の外周上を正方向または逆方向に回動させるネジ調整手段40を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は容器(例えば金属缶)の胴部にエンボス加工を行うためのエンボス加工装置に関し、特に、エンボス加工金型の位置合わせ調整手段を備えたエンボス加工装置に関する。
コーヒーのブランドロゴ・マーク等をエンボス(凹凸)加工してある容器は、デザインが見た目だけでなく手触りでも楽しめるため大手飲料メーカーが多く採用している。
容器の胴部にエンボスの絵柄を加工する場合、内金型の絵柄を外金型の絵柄に対して位置合わせを手作業で行うことが必要となるが、エンボス加工装置には多くのマンドレルが組み込まれていることが多く(例えば、特許文献1参照)、ある銘柄から他の銘柄に型替えして、また元の銘柄に戻すまでに数日間の型替え時間を必要としていた。このような型替えの頻度が多くなればなるほど、またその銘柄のデザインが複雑なものほど、熟練した作業者であってもその位置合わせ作業に多くの時間が費やされ、数日間にも及ぶ場合があった。特に、対象物が樹脂で被覆された金属製材料から成形された容器胴等の場合には、成形後に内金型から容器胴を抜く際の容器内面への傷付き防止のために、またエンボスデザインによっては、円周方向の位置ずれ許容範囲が厳しい(例えば、約0.1mmオーダーよりも小さい)ために、高精度な調整が要求される。また、この作業はツールの絵柄を肉眼で観察するだけでは外金型に対して内金型が合致しているか否かを判断できないため、容器をマンドレルに入れて成形して容器に転写されたエンボス形状を見て調整を繰り返す必要があった。
また、エンボス形状を見た結果、再調整の必要がある場合、特に、内金型の円周方向の調整については、従来は作業者の感覚で内金型を外金型に対して手作業で行われていた。
このような金型の位置合わせ作業を軽減するため、内金型と外金型との位置調整を必要としないように、金型のいずれか一方について、容器の胴部側壁と接触する面を弾性材料からなる金型にすることも、例えば、特許文献2や特許文献3で提案されている。
特開2001−47165号公報 特開2008−126263号公報 特開2007−167946号公報
しかしながら、上記特許文献2や特許文献3に記載されている発明は、例えば、薄板のアルミニウム材などの軟質材料からなる容器胴にエンボス加工を施す場合であって、デザインによっては採用可能な場合もあるが、鋼板に錫メッキが施されたブリキ材もしくは被覆薄鋼板などの硬質材料の場合には深さのある(例えば、0.2mmよりも深い)シャープなエンボス形状が得られず、また、耐久性に乏しく商業生産に向かないといった問題がある。
本発明は、かかる背景技術に鑑み、簡単な機構で高精度の位置合わせが行える位置合わせ手段を備えたエンボス加工装置を提供することを目的とするものである。
請求項1の発明は、複数のポケットにより円周方向に間隔を置いて容器を連続的に搬送するためのメインターレットと、各ポケットに回転可能に支持されたマンドレルと、そのマンドレルの端部に固着される内金型と、内金型に対応して配置された外金型とを備え、前記内金型に被着された容器が搬送される間に、容器の胴部を内金型と外金型とで挟みながら胴部にエンボス加工を施すエンボス加工装置において、前記内金型は、円筒状をなすとともに前記マンドレルに回動可能に外嵌されて前記マンドレルの端部に対して摩擦締結要素で回動不能に締結されるように構成され、その内金型の軸線方向での端部に、前記摩擦締結要素を緩めた状態で、前記内金型を前記マンドレルの外周上を正方向または逆方向に相対的に回動させるネジ調整手段を設け、前記マンドレルの先端部に固定される突設部材と前記ネジ調整手段とを係合させ、前記外金型に対する前記内金型のエンボス加工部の位置合わせが前記ネジ調整手段を介して行えるように構成されていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記突設部材は、半径方向に向けて突出させた腕部を備えるとともに、その腕部を前記内金型の端部に近接させて前記マンドレルの先端部に固定され、かつ前記腕部が前記摩擦締結要素の隣り合う締め込みボルト用レンチ穴同士の距離よりも狭い幅で半径方向に延出し、前記ネジ調整手段は、前記腕部と前記内金型とのいずれか一方に螺合するとともに他方に当接する一対の調整ネジを備え、前記調整ネジの回転操作で、前記内金型を前記マンドレルの外周上を正方向または逆方向に微少移動させるように構成されていることを特徴とするエンボス加工装置である。
請求項3の発明は、請求項1または2の発明において、前記内金型は、前記マンドレルに外嵌され、前記マンドレルの端部に対して前記摩擦締結要素で締結されるように構成されるとともに、前記摩擦締結要素の内周側に、前記マンドレルの先端部と一方向のみで係合する嵌め合い部を有するインナーボスが設けられ、前記内金型と前記インナーボスとが前記マンドレルから一体的に着脱可能に装着されていることを特徴とするエンボス加工装置である。
本発明のエンボス加工装置によれば、内金型の外金型に対する円周方向の位置合わせを行う際に、ネジ調整手段のネジを回す簡単な操作により、内金型をマンドレルの中心軸に対して円周方向に回動させることができ、それによって内金型のエンボス加工部と外金型のエンボス加工部の位置合わせが容易に行えるので、熟練を要することなく短時間に調整作業をすることができるという効果を奏する。
また、内金型と外金型とに円周方向のズレがあった場合、移動させる量を調整ネジのネジピッチから割り出して、調整ネジの回転角によりズレの補正を正確に行うことができる。そのため、シャープなエンボス形状であってもエンボス加工による容器胴の内面塗膜もしくはフィルムのダメージを少なくすることができる。
また、ネジ調整手段のネジを回す角度から移動量が簡単に判るため、多数のマンドレルを有するエンボス加工装置1台あたりでの位置合わせに要する調整時間を大幅に短縮することができ、作業性の点で極めて有利である。
しかも、摩擦締結要素の締め込みボルト位置を、予め突設部材の腕部を避けた位置にセットできるので、内金型を位置合わせ後に、突設部材を取り外すことなく摩擦締結要素のボルトを容易に締め込むことができ、マンドレルへの固着作業の容易化を図ることができる。
また、一旦外金型に対する内金型の位置合わせを行えば、銘柄替え(型替え)した後、元に戻す作業を行う際には、摩擦締結要素を緩めることなく、型替えを短時間で実施することができる。つまり、内金型とインナーボスとを一つのユニットとして交換することができるため、型替え毎に外金型に対する内金型を位置合わせする作業が不要になる。
以下、本発明の容器胴にエンボス加工を実施するためのエンボス加工装置の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。先ず、エンボス加工装置の全体構成を説明する。
図8ないし図10はこの発明が対象もしくは前提とするエンボス加工装置の一例を模式的に示しており、印刷デザイン位置合わせ機構を備えているエンボス加工装置1である。このエンボス加工装置1で加工される容器としては、底部と胴部が一体成形された2ピース缶、円筒形状の3ピース缶胴、3ピース缶胴の開口端に缶蓋が巻締められた3ピース缶などが適用できる。
缶胴のエンボス加工装置1は、缶胴の外面に印刷デザインが施された製造途中の缶(例えば3ピース缶用の円筒状のメガネ缶等)2を、インフィードターレット3を介して、メインターレット4の外縁部に円周方向に沿って等間隔で複数(18個)設けたポケット(缶収容部)4aのそれぞれに連続的に送り込み、図8に示すようにメインターレット4の回転により円周方向に間隔を置いた状態で連続的に搬送しながら、ランダムに供給された缶2の印刷デザインを位置合わせ調整範囲において位置合わせしてから、搬送経路に近接して配設されたエンボス加工部(外金型)5において印刷デザインに合わせて缶2の缶胴にエンボス加工を行なった後、ディスチャージターレット6によって連続的に後の工程に送り出すものである。
そのようなエンボス加工装置1の具体的な構造について説明すると、図9に示すように、床面に固定される基台7から回転自在な状態で立設されたメインシャフト8に対して、その中途部にメインターレット4の回転中心部が一体的に取り付けられており、メインシャフト8を回転駆動軸として回転するメインターレット4の外縁部には、各ポケット4a毎に、マンドレル9がメインターレット4に対して回転可能に支持されている。
メインターレット4の外縁部に回転可能に支持されている各マンドレル9には、メインターレット4の上面側に突出する上部に(図10に詳しく示すように)エンボス加工用の内金型9aが一体的に装着され、メインターレット4の下面側に突出する下部にギア部分9bが一体的に形成されていて、各マンドレル9の下部のギア部分9bは、メインターレット4の回転によるマンドレル9の移動軌跡に対応する一つの大径のインターナルギア10にそれぞれ噛合しており、インターナルギア10は基台7の上面に固設されている。
また、各マンドレル9毎に、缶2を吸着して保持するためのアッパーチャック11がマンドレル9の軸線方向の上方に配設されたアッパーチャックスライドユニット11aに弾発的に軸支されている。また、缶2を回転させるためのスピニングチャック12が内金型9aの下方でマンドレル9を囲むように回転自在に挿着され、スピニングチャック12を介して回転駆動するためのACサーボモーター13が、マンドレル9よりも内側でメインターレット4に取り付けられているとともに、缶胴の外面に施されたマークを検出するためのLED発光タイプのマーク検出用センサー14が、スピニングチャック12の上方でマンドレル9の内金型9aの最下端部近傍に配設されている。
なお、マーク検出用センサー14については、LED発光タイプのカラーマークセンサーに限られるものではないが、LED発光タイプのカラーマークセンサーを採用することにより、検出するマークの色成分を赤、緑、青に分解し、且つ、反射受光量の差でもマークを判別することができる。
メインターレット4の上方には、基台7から固定的に立設されたアッパーフレーム15が、その中心部にメインシャフト8を回転自在に貫通させた状態で設置されており、アッパーフレーム15の周壁の内側には、マーク検出用センサー14の検出結果に基づいてACサーボモーター13の回転駆動を制御するためのコントロールボックス16が、防振ゴム17を介してメインシャフト8に一体的に設置されていて、コントロールボックス16の中央部空間内のメインシャフト8の上端部には、回転側(メインシャフト8)にあるコントロールボックス16と固定側にある電源とを接続するためのスリップリング17Aが取り付けられている。
アッパーフレーム15の周壁外面には、アッパーチャックスライドカム18が固着されており、各マンドレル9毎に配設される各アッパーチャック11は、それぞれのアッパーチャックスライドホルダー19により水平方向で回転自在に支持されていて、各アッパーチャックスライドホルダー19は、何れも、マンドレル9の近傍でメインターレット4上に立設されたガイドロッド20に上下動可能に嵌挿され、且つ、アッパーフレーム15に固着されたアッパーチャックスライドカム18のカム溝18aとローラー19aを介して係合している。
上記のような構造を備えた缶胴のエンボス加工装置1の作動状態について説明すると、メインターレット4の各ポケット4aに回転可能に支持されたマンドレル9は、その下部のギア部分9bが基台7上に固設されたインターナルギア10と噛合していることにより、メインターレット4の回転によって円周方向に移動しながらメインターレット4と同期的に自転しており、前工程からコンベアにより搬送されてきた各缶2(缶胴の外面に印刷デザインが施された製造途中の缶体)は、缶胴の印刷デザインの位置がランダムな状態のままで、インフィードターレット3を介して、回転しているメインターレット4の各ポケット4aに送り込まれる。
すなわち、インフィードターレット3とメインターレット4が上下に重なった受け渡し位置において、上方に位置するアッパーチャック11により吸着された缶2は、アッパーチャック11が下降することにより下方にスライドされて、アッパーチャック11の下方に位置するマンドレル9に上方から嵌挿される。
なお、アッパーチャック11を支持しているアッパーチャックスライドホルダー19が、メインターレット4の回転に連れ、アッパーフレーム15に固着されたアッパーチャックスライドカム18のカム溝18aに案内されて、メインターレット4上に立設されたガイドロッド20に沿って上下方向に移動するようになっているので、マンドレル9の上方にあるアッパーチャック11は、メインターレット4の回転による移動に連れて所定の位置でマンドレル9に対して上昇したり下降したりするようになっている。
印刷デザインの位置がランダムな状態でマンドレル9の内金型9aの部分に上方から嵌挿された缶2は、アッパーチャック11とスピニングチャック12により挟持された状態で、僅かな間隔を持って内金型9aを囲むように保持されており、ACサーボモーター13の回転にギアを介して連動するスピニングチャック12が回転することにより、インターナルギア10との噛合によりメインターレット4の回転と同期的に自転しているマンドレル9(内金型9a)の回転に対して、その回転とは関係なくスピニングチャック12の回転に連れて回転させられる。
スピニングチャック12により回転される缶2は、メインターレット4の回転により円周方向に移動しながら、エンボス加工部(外金型)5に至るまでの搬送経路(位置合わせ調整範囲、図8参照)において、缶胴に施された位置決め用のマークをマーク検出用センサー14により検出し、その検出結果に基づくコントロールボックス16からの指令によりACサーボモーター13の回転を停止してサーボロックすることにより、スピニングチャック12の回転を停止して固定させることにより、缶胴の印刷デザインの位置をエンボス加工部5の外金型5aに合わせる位置合わせが行なわれる。
スピニングチャック12の回転停止により缶胴の印刷デザインの位置合わせを完了した缶2は、サーボロックされたままでエンボス加工部5に送り込まれ、マンドレル9の回転により内金型9aに嵌挿されている缶2が、エンボス加工部5の外金型5aを転動しながら進み、マンドレル9の内金型9aのエンボス加工部(例えば所定形状の凹部)と外金型5aのエンボス加工部(例えば所定形状の凸部)とが合致した箇所で両金型のエンボス加工部により缶2の缶胴が挟圧されてエンボス加工部の形状に変形加工される結果、その缶胴にエンボス加工が施される。そして、エンボス加工終了時に(エンボス加工範囲の最後で)ACサーボモーター13のサーボロックが解除されてスピニングチャック12の回転がフリーとなる。
エンボス加工部5の箇所を通過して缶胴にエンボス加工が施された缶2は、ディスチャージターレット6とメインターレット4が上下に重なった受け渡し位置において、缶2を吸着しているアッパーチャック11が、アッパーチャックスライドカム18のカム溝18aに案内されて上昇することにより、上方にスライドされてマンドレル9から上方に引き抜かれ、ディスチャージターレット6に受け渡されて後工程に送り出される。なお、マンドレル9の外周には複数の空気噴出口9f(図1参照)が形成され、エンボス形成後に内金型9aから缶を抜く際に缶内面への傷付きを防止することができる。
上記のエンボス加工装置1においては、メインターレット4の回転で移動するマンドレル9およびマンドレル9に一体的に装着されている内金型9aは、マンドレル9の下部に設けたギア部分9bとインターナルギア10が噛合しているため、公転および自転しながらエンボス加工部5すなわち外金型5aの部分に至ることとなる。そして、エンボス加工部5においては、内金型9aと外金型5aの凹凸関係が正確に一致していることが要求される。つまり、マンドレル9に一体的に装着される内金型9aの位置合わせが重要となる。以下、本発明の主要部分であるマンドレル9と内金型9aの装着構造について、図1以下を参照しつつ説明する。
本発明で対象とするエンボス加工装置1における内金型9aは、実質的に円筒状であり、マンドレル9に外嵌されるとともに、マンドレル9の端部に対して摩擦締結要素(例えば、RINGFEDER社のシュパンリング)30で締結されるように構成されている。また、この摩擦締結要素30は、テーパ面で嵌合させた二つのリングを軸線方向に向けて挿入したボルトで連結し、そのボルトを締め込むことにより二つのリングの重ね合わせ代が増大することにより外径を増大させる作用が生じ、またボルトを緩めることにより二つのリングの重ね合わせ代が減少することにより外径を小さくする作用が生じるものであり、この摩擦締結要素30を緩めた状態で、内金型9aをマンドレル9の外周上を正逆方向に回動可能にさせるネジ調整手段40が内金型9aの軸線方向での端部に設けられている。
そのネジ調整手段40は、外金型(雄金型)5aに対する内金型(雌金型)9aのエンボス加工部5すなわち凹凸部分の位置合わせを行わせるものであって、図2に示すように、マンドレル9の先端部にロックボルト41で固定される突設部材42から半径方向に延出し、内金型9aの端部に接近する腕部43を備え、その腕部43に調整ネジ44a,44bが係合するように設けられている。この調整ネジ44a,44bは、図2に示すように、腕部43を両側から挟み込むようにして、調整ネジ44a,44bの回転操作で内金型9aと腕部43とを相対的に近接または離間させ、内金型9aを前記マンドレル9の外周上で正逆方向に微少回動させることができるように構成されている。例えば、内金型9aの軸線方向での一端部には、半径方向に向けた切欠部(例えば溝等)45が形成され、前記突設部材42の先端部がその切欠部45の内部に挿入されている。各調整ネジ44a,44bはそれぞれの先端部を切欠部の内部に臨ませるとともに突設部材42の腕部43にその両側方向から当接させられた状態で内金型9aに螺合させられている。したがって、いずれか一方の調整ネジを後退させるとともに他方の調整ネジを進めて腕部43に当接させる操作を行うことにより、内金型9aをマンドレル9の外周上で正方向又は逆方向のいずれの方向にもスムースに回動させることができる。
マンドレル9は、内金型9aの内周部を受ける支持軸部9cと、その支持軸部9cの先端側に支持軸部9cの外径より小径の先端部9dとを備え、支持軸部9cの外側に嵌合される内金型9a(円周方向には回動できる嵌合状態)より後端にはマンドレル軸方向の位置決め用の段部9eが形成され、スペーサ31を0.01mmオーダーで厚みを変えることにより内金型9aの軸線方向の位置決めが行えるようにされている。その軸線方向の位置決めがなされた上で、内金型9aを前記マンドレル9の支持軸部9cの外周上を正逆方向のいずれかに前記の調整ネジで微少移動させて外金型5aのエンボス部に対する円周方向の微調整の操作が行われる構成となっている。
具体的には、内金型9aの先端部に切欠部45が形成され、その切欠部45を貫通する方向で調整ネジ用のネジ溝が内金型9aに形成されている。一方、マンドレル9の先端部にロックボルト41で固定された突設部材42は、摩擦締結要素30の隣り合う締め込みボルト32,32のレンチ穴間の距離よりも狭い幅で半径方向に延出する腕部43を有し、ネジ溝の軸線を遮るように切欠部45に入り込んだ腕部43が両側から調整ネジ44a,44bで挟み込まれる。したがって、内金型9aを正方向に回動させる場合には、一方の調整ネジ44aを後退させるとともに他方の調整ネジ44bを前進させる。逆方向に回動させる場合にはその逆の手順となる。移動量は調整ネジ44a,44bの回転量(回転角度もしくは回転回数)とそのピッチとから割り出される(例えば、M3×P0.5を使えば、1回転で0.5mm移動する)。このようにして調整ネジ44a,44bによって外金型5aに対する内金型9aのエンボス部の微少な位置合わせが行われる。内金型9aのエンボス部の位置合わせ後、摩擦締結要素30のボルト32を緊締して内金型9aはマンドレル9に固定される。その後、調整ネジ44a,44bが緩まないようにきつく締め込めば取り外さず取り付けたまま稼働することができる。なお、稼働中には必要ないので取り外しておくことが望ましい。
なお、図7に示すように、外金型5aと内金型9aとの両方の金型に、治具(サブゲージ)60が嵌り込む仮位置合わせ用のゲージ溝(幅約3mm)51,52が形成されている。このゲージ溝51,52は、金型にエンボス形状を放電加工する際に使用される加工用の基準溝であり、この基準溝を仮位置合わせに利用することにより、大まかな位置合わせ(0.2〜0.3mm)が可能である。仮位置合わせした後に、外金型5aに対する内金型9aのエンボス部をネジ調整手段40により円周方向の微調整を行えば更に短時間で調整することができる。
この微調整は、調整ネジ44a,44bを廻して腕部43を押すことにより、内金型9aはマンドレル9の中心軸に対して廻した角度のネジのリード(軸方向に進む距離)分だけ円周方向に回動し、内金型9aのエンボス部が外金型5aのエンボス部と合致するように調整が行われる。一対の調整ネジ44a,44bにより腕部43のいずれか一方の側を押し付ける簡単な操作で、円周方向のいずれの方向でも0.01mmオーダーの微調整が可能となるため、エンボス絵柄の細かいものまで精度良く成形できる。また、シャープなエンボス部の輪郭が得られる。
本発明に係るエンボス加工装置1の構成によれば、外金型5aに対する内金型9aのエンボス加工部5の位置合わせを簡単にすることができる。また、従来、位置合わせ作業に熟練を要していたため特定の作業者しか作業できなかったが、本発明の方式を採用することにより熟練した作業者でなくても容易に作業でき合理化を図ることが可能となった。例えば、1台当たり18組のマンドレルユニットを備えているエンボス加工装置2台の型替えを型替え要員一人で行う場合、本発明では次のような型替え作業となり、従来に比べて大幅に時間短縮ができた。
まず、アッパーチャック11が組み込まれているアッパーチャックスライドユニット11aを取り外す。そして、ロックボルト41を緩めて内金型9aを取り外す。次に、外金型5aを交換して、内金型9aをマンドレル9に装着し、外金型5aに対する内金型9aを仮位置合わせ用の治具60を用いて仮位置合わせした後、内金型9aに缶2を嵌挿させてエンボス加工を行い、加工されたエンボス部の深さやズレの状態をコントレーサーやノギスを使って測定し、内金型9aのマンドレル軸方向のズレはスペーサ31の厚さを変えることで微調整する。一方、外金型5aに対する内金型9aの周方向のズレはネジ調整手段40を使用して微調整を行う。次に摩擦締結要素30の締め込みボルト32を締付けて内金型9aをマンドレル9に締結し、エンボス部の成形状態の確認後、アッパーチャックスライドユニット11aを取り付け、絵柄位置合わせ用マーク検出用センサー14を元の位置に取り付け直して感度調整して完了する。
本発明によれば、今まで20〜30時間かかっていた型替え作業を10時間程度で、しかも熟練を要することなく型替えすることができ、従来に比べて大幅な時間短縮を図ることができた。これは50〜70%の合理化に相当する。
つぎに、この発明の他の実施例を図3ないし図5を参照して説明する。ここに示す例は、インナーボス46を用いた例であり、インナーボス46はマンドレル9の先端に対して同軸上で、かつ前記マンドレル9の中心軸に対して特定角度(竪キー)で装着されるように構成されている。この構成によれば、型替え後も正確な位置決めにより精度の高い再現性を得ることができ、頻繁に行われる型替えに効率よく対応することが可能となる。つまり、内金型9aをインナーボス46にセットにした形で型替えする構成とし、しかも摩擦締結要素30の内周側に、マンドレル9の先端部と一方向のみで係合する嵌め合い部46aを有するインナーボス46が設けられ、前記内金型9aと前記インナーボス46とが前記マンドレル9から一体的に着脱可能に装着されているために型替時間を大幅に短縮することができる。嵌め合い部46aは、図4に分解して示すように、マンドレル9の軸線方向での端部にリング47がノックピンNに位置決めされてボルトSで取り付けられ、そのリング47の一面には直径方向に向けた竪キー溝48a,48bが形成され、一方の竪キー溝48aに竪キー49aがボルト50で固着されている。また、インナーボス46の対向面にも、同様の竪キー溝51a,51bが形成され他方の竪キー溝51bにも竪キー49bがボルト50で固着されている。インナーボス46の装着に際し、竪キー49a,49bと竪キー溝51a,48bの嵌合によって円周方向の角度が再現性良く決められるようにされている。内金型9aの軸線方向の位置合わせは、スペーサ52で調整するように構成されている。
本実施例のエンボス加工装置によれば、インナーボス46をマンドレル9に取り付けた状態で、前述したネジ調整手段40によってインナーボス46と内金型9aとの相対位置が調整される。この操作は前述の例と同じであるが、型替えした後、元に戻す作業を行う際には、インナーボス46とマンドレル9とは、上記の竪キー49a,49bによって再現性良く位置決めされる。即ち、ロックボルト41を外せば、内金型9aをインナーボス46とともに一体化させた状態でマンドレル9から取り外すことができ、これを再度使用する場合には、内金型9aをインナーボス46と一体化させた状態のままマンドレル9に取り付けるだけで、再度の調整を行うことなく、内金型9aを外金型5aに対して位置合わせされた状態で取り付けることができる。そのため、型替え時間を、更に大幅に短縮することができる(70%以上の合理化)。また、元の銘柄に戻すときに、ロックボルト41でインナーボス46をマンドレル9に直接取り付けることができ、突設部材42は使う必要がなくなる(初期設定のみ使用)ため、2ピース缶の胴部にエンボス加工する場合に、2ピース缶の缶底ドーム内面とロックボルトとの間にスペースを作ることができるため、その分、内金型を缶の奥深くまで挿入でき、缶底近くまでエンボス加工を施すことができるというメリットがある。
本発明のエンボス加工装置1において、上記の実施形態に限らず、エンボス加工装置の外金型として、内金型と同様に円筒状にした回転ロール式の場合(例えば、特開2000−343153号公報の図2に開示されたエンボス加工装置)には、内金型と外金型のいずれか一方にネジ調整手段を設ければ良く、適宜設計変更が可能である。また、縦型エンボス成形装置に限らず、横型としても良い。
また更に、上述した実施形態では、竪キー49a,49bと竪キー溝51a,48bとの嵌合としているが、本発明では、これをピンとピンとに嵌り合う穴に置き換えても良い。
エンボス加工部5の形状は、容器胴の外面に印刷された印刷デザインに合わせてエンボス加工を行うもののほか、印刷デザインに関係なく容器胴の全周に亘り形成される模様や多面体壁のエンボス加工にも適用することができる。
本発明のエンボス加工装置1のネジ調整手段40の調整ネジについても、上記の実施形態に限らず、調整ネジ一本でも内金型を移動調整することは可能であるが、腕部43に対して一対の調整ネジ44a,44bで内金型を近接・離間させるのが作業性の点で好ましく、また調整ネジの取り外しも可能である。また、一対の調整ネジの取り付け方についても、図6(a)に示すように同じ側から廻せるようにしても良く、また、図6(b)に示すように、腕部43に設けたネジ溝とネジ係合させた調整ネジ52a,52bの先端を壁面に突き当て、内金型9aにはやや大きめの逃がし孔53を形成するようにしても良い。このようにすれば、従来から使用している金型に追加加工して使用することができるので経済的である。焼入れ硬化された内金型9aにネジ溝の追加加工は困難であるが、孔加工は容易に加工できるからである。そして、本発明によれば、内金型9aに加工するのは、前述した切欠部45や、調整ネジ44a,44bのためのネジ加工あるいは孔加工程度であって僅かな加工であるから、既存の内金型9aあるいはエンボス加工装置を特に大きく変更することなく、ほぼそのまま使用することができ、設備コストを高騰させることなく、エンボス加工の型替効率を向上させることができる。
マンドレルに装着された内金型の組み込み状態図である。 図1のA−A矢視図である。 本発明の第2の実施形態におけるマンドレルに装着された内金型の組み込み状態図である。 同じく組み込み状態の分解斜視図である。 (a)は、図3のB−B矢視図であり、(b)は、図3のC−C矢視図である。 (a)は、調整ネジ手段の他の例を示す図2と同様の図であり、(b)は、さらに他の例を示す図2と同様の図である。 本発明のエンボス加工装置における予備的な位置合わせ機構の概略図である。 本発明の実施形態のエンボス加工装置における容器の搬送経路を示す上面説明図である。 図8に示したエンボス加工装置の全体の構造を示す断面説明図である。 図8に示したエンボス加工装置において、容器をマンドレルに嵌挿してアッパーチャックとスピニングチャックにより挟持した状態を示す断面図である。
符号の説明
1…エンボス加工装置、 2…缶、 3…インフィードターレット、 4…メインターレット、 4a…ポケット、 5…エンボス加工部、 5a…外金型、 6…ディスチャージターレット、 9…マンドレル、 9a…内金型、 30…摩擦締結要素、 40…ネジ調整手段、 41…ロックボルト、 42…突設部材、 43…腕部、 44a,44b…調整ネジ、 45…切欠部、 46…インナーボス、 46a…嵌め合い部、 47…リング、 48a,48b…竪キー溝、 49a,49b…竪キー、 50…ボルト、 51a,51b…竪キー溝、 52a,52b…調整ネジ、 60…治具(サブゲージ)。

Claims (3)

  1. 複数のポケットにより円周方向に間隔を置いて容器を連続的に搬送するためのメインターレットと、各ポケットに回転可能に支持されたマンドレルと、そのマンドレルの端部に固着される内金型と、内金型に対応して配置された外金型とを備え、前記内金型に被着された容器が搬送される間に、容器の胴部を内金型と外金型とで挟みながら胴部にエンボス加工を施すエンボス加工装置において、
    前記内金型は、円筒状をなすとともに前記マンドレルに回動可能に外嵌されて前記マンドレルの端部に対して摩擦締結要素で回動不能に締結されるように構成され、その内金型の軸線方向での端部に、前記摩擦締結要素を緩めた状態で、前記内金型を前記マンドレルの外周上を正方向または逆方向に相対的に回動させるネジ調整手段を設け、前記マンドレルの先端部に固定される突設部材と前記ネジ調整手段とを係合させ、前記外金型に対する前記内金型のエンボス加工部の位置合わせが前記ネジ調整手段を介して行えるように構成されていることを特徴とするエンボス加工装置。
  2. 前記突設部材は、半径方向に向けて突出させた腕部を備えるとともに、その腕部を前記内金型の端部に近接させて前記マンドレルの先端部に固定され、かつ前記腕部が前記摩擦締結要素の隣り合う締め込みボルト用レンチ穴同士の距離よりも狭い幅で半径方向に延出し、前記ネジ調整手段は、前記腕部と前記内金型とのいずれか一方に螺合するとともに他方に当接する一対の調整ネジを備え、
    前記調整ネジの回転操作で、前記内金型を前記マンドレルの外周上を正方向または逆方向に微少移動させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエンボス加工装置。
  3. 前記内金型は、前記マンドレルに外嵌され、前記マンドレルの端部に対して前記摩擦締結要素で締結されるように構成されるとともに、前記摩擦締結要素の内周側に、前記マンドレルの先端部と一方向のみで係合する嵌め合い部を有するインナーボスが設けられ、前記内金型と前記インナーボスとが前記マンドレルから一体的に着脱可能に装着されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエンボス加工装置。
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