JP2010093484A - メッセージ送信方法、メッセージ送信システム、およびコンピュータプログラム - Google Patents

メッセージ送信方法、メッセージ送信システム、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発信者から掛かってきた電話に着信者が出られないときに、着信者の事情に従来よりも柔軟に応じたメッセージを発信者に与える。
【解決手段】メディアサーバ2に、パラメータの値に応じて内容が変化するメッセージのメッセージデータを記憶した記憶手段を設けておく。メディアサーバ2は、携帯電話端末3Aからの呼が携帯電話端末3Bに着呼した際に、携帯電話端末3Bのユーザの操作に基づいてパラメータの値を取得する処理を実行し、取得したパラメータの値および記憶手段に記憶されているメッセージデータに基づいてメッセージの内容を決定する処理を実行する。そして、内容が決定したメッセージを携帯電話端末3Aへ送信する送信処理を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話の着信者が会議中または運転中などの事情で電話に出られないときに発信者へメッセージを送信する方法およびシステムなどに関する。
現在、掛かってきた電話に着信者が出られない場合に、予め用意しておいた着信者のメッセージを発信者に伝えたり発信者のメッセージを録音したりするサービスが普及している。
また、特許文献1には、次のような方法が開示されている。携帯電話機には、複数個のメッセージが予め記憶されている。着信者の携帯電話機は、着信時に発信元を検出しこれを表示し、さらに、記憶されている複数個のメッセージを表示する。着信者は発信元を確認し、発信元に合ったメッセージを選択する。すると、携帯電話機は、選択されたメッセージを発信元へ送信する。これにより、発信元に対して適切な処置を取らせることができる。
特開平9−84140号公報
しかし、従来の方法には、予め用意されたメッセージしか発信者(発信元)へ送ることができない。よって、着信者のその時時の事情に応じたメッセージを臨機応変に送ることができない。
本発明は、このような問題点に鑑み、着信者の事情に従来よりも柔軟に応じたメッセージを発信者に与えることができるようにすることを、目的とする。
第一の端末装置から掛かってきた電話に第二の端末装置のユーザである着信者が出られないときに用いられるメッセージ送信方法である。本メッセージ送信方法は、パラメータの値に応じて内容が変化するメッセージのメッセージデータを予め記憶手段に記憶させておき、前記第二の端末装置が、前記第一の端末装置からの呼が着呼した際に、前記着信者の操作に基づいて前記パラメータの値を取得するパラメータ値取得処理を実行し、前記取得されたパラメータの値および前記メッセージデータに基づいて前記メッセージの内容を決定する内容決定処理を実行し、前記内容が決定したメッセージを前記第一の端末装置へ送信するメッセージ送信処理を実行する。
好ましくは、前記第二の端末装置が、前記取得されたパラメータの値をサーバへ送信するパラメータ値送信処理を実行し、前記内容決定処理を、前記サーバが実行する。
または、前記第二の端末装置は、前記呼が着呼してから当該呼に応答するまでの間に前記第一のパラメータ値取得処理を実行する。
本発明によると、着信者の事情に従来よりも柔軟に応じたメッセージを発信者に与えることができる。
〔第一の実施形態〕
図1は携帯電話通信システムSYSの全体的な構成の例を示す図、図2は携帯電話端末3のハードウェア構成の例を示す図、図3は呼制御サーバ1のハードウェア構成の例を示す図、図4は呼制御サーバ1の機能的構成の例を示す図、図5はメディアサーバ2の機能的構成の例を示す図である。
図1に示すように、携帯電話通信システムSYSは、携帯電話通信のサービスに加入する加入者同士が通話をしたり電子データを交換したりするためのシステムであって、呼制御サーバ1、メディアサーバ2、携帯電話端末3、および無線アクセスネットワーク4などを有する。
無線アクセスネットワーク4は、加入者の携帯電話端末3同士を繋ぐためのネットワークであって、基地局および基地局制御装置などからなる。
携帯電話端末3は、加入者が使用する携帯電話端末であって、図2に示すようにCPU(Central Processing Unit)30a、メモリ30b、無線回路30c、液晶パネル30d、操作ボタン群30e、アンテナ30f、マイク30g、スピーカ30h、およびフラッシュメモリリーダライタ30iなどを有する。このように、携帯電話端末3のハードウェア構成は、従来の携帯電話端末のハードウェア構成と基本的に同様である。
メモリ30bに記憶されているソフトウェアも、基本的に従来と同様である。例えば、ファームウェア、オペレーティングシステム、メーラ、ブラウザ、およびアドレス帳管理ソフトなどがメモリ30bに記憶されている。
これらのプログラムは、適宜、CPU30aによって実行される。これらのソフトウェアの一部の機能を専用の回路などハードウェアのみによって実現してもよい。以下、各携帯電話端末3を、「携帯電話端末3A」、「携帯電話端末3B」、…と区別して記載することがある。
呼制御サーバ1は、SIP(Session Initiation Protocol)などのプロトコルによって、ある携帯電話端末3から他の携帯電話端末3またはメディアサーバ2などへの呼を制御し、両装置同士の接続を行う。呼制御サーバ1は、図3に示すようにCPU10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、ハードディスク10d、通信インタフェース10e、そのほか種々の回路などを有する。
ROM10cまたはハードディスク10dには、図4に示すような装置間接続制御部101、ガイダンス発信要求受付部102、接続先変更制御部103、セッション監視部104、時刻監視解除処理部105、ガイダンステーブル記憶部1K1、およびコールバック時刻データ記憶部1K2などの機能を実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムおよびデータは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによってプログラムが実行される。これらの機能の一部または全部を専用の回路などハードウェアのみによって実現してもよい。
メディアサーバ2は、掛かってきた電話に出られないユーザから、電話を掛けてきたユーザに対して、予め登録しておいたガイダンスを音声で与えるための処理を、行う。さらに、その後、所定の時間が経過したら、折返しの電話を掛ける(コールバックする)ように、電話に出られなかったユーザに対して促す処理を、行う。
メディアサーバ2も、呼制御サーバ1と同様に、CPU、RAM、ROM、ハードディスク、および通信インタフェースなどを有する。ただし、ROMおよびハードディスクには、図5に示す接続制御部201、ガイダンス登録処理部202、コールバック時刻登録処理部203、コールバック時刻監視部204、コールバックアラーム処理部205、ガイダンス発信処理部206、時刻監視解除処理部207、ガイダンステーブル等記憶部2K1、およびコールバック時刻データ記憶部2K2などの機能を実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムおよびデータは、必要に応じてRAMにロードされ、CPUによってプログラムが実行される。これらの機能の一部または全部を専用の回路などハードウェアのみによって実現してもよい。
そのほか、携帯電話通信システムSYSは、関門移動交換局およびホームロケーションレジスタなどを有し、インターネットや他キャリアの通信網などに接続可能である。
次に、図4に示す呼制御サーバ1の各部、図5に示すメディアサーバ2の各部、および携帯電話端末3の処理内容を、「基本的な処理およびガイダンスの登録の処理」、「応答不能時のガイダンスの出力およびコールバックの時刻の登録の処理」、「コールバックをユーザに対して促すための処理」、「コールバックのアラームを待たずに2者が通話した場合の処理」、および「発信者がコールバックを必要としなくなった場合の処理」に大別して説明する。
〔基本的な処理およびガイダンスの登録の処理〕
図6および図7はガイダンスの登録の処理の手順を示すシーケンス図、図8はテンプレートテーブルTLAの例を示す図、図9はガイダンステーブルTLBの例を示す図、図10および図11はメディアサーバ2におけるガイダンス登録処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図4において、呼制御サーバ1の装置間接続制御部101は、SIP要求メッセージに応じて発信者の装置と着信者の装置とのセッションを確立したりセッションを終了したりするための処理を行う。これらの処理の詳細は、後に説明する。
図5において、メディアサーバ2の接続制御部201は、RTP(Real-time Transport Protocol)に基づいて携帯電話端末3との間での通信を制御する。
ガイダンス登録処理部202は、ユーザが電話に出られないときに相手へ与えるべきガイダンスのデータを登録する処理を行う。
ここで、ユーザUbがガイダンスの設定を行う場合を例に、各部および携帯電話端末3Bの処理の手順などを、図6および図7などを参照しながら説明する。
ユーザUbが携帯電話端末3Bを操作して特定の電話番号をダイアルすると、携帯電話端末3Bは、その電話番号とともにINVITEメッセージを呼制御サーバ1に発信する(図6の#711)。
呼制御サーバ1の装置間接続制御部101は、INVITEメッセージを受信すると(#111)、そのINVITEメッセージがメディアサーバ2への接続の要求に係るものであると判別し、メディアサーバ2へINVITEメッセージを送信することによって発呼する(#112)。また、Tryingメッセージを携帯電話端末3Bへ送信する(#113)。
メディアサーバ2の接続制御部201は、INVITEメッセージを受信すると(#211)、Ringingメッセージを呼制御サーバ1へ返信する(#212)。ガイダンス登録処理部202による処理の開始が可能であれば、OKメッセージを呼制御サーバ1へ送信する(#213)。
装置間接続制御部101は、Ringingメッセージを受信すると(#114)、それを携帯電話端末3Bに転送する(#115)。その後、OKメッセージを受信すると(#116)、それを携帯電話端末3Bに転送する(#117)。
携帯電話端末3Bは、Tryingメッセージ、Ringingメッセージ、およびOKメッセージを順次受信する(#712〜#714)。そして、ACKメッセージを呼制御サーバ1へ送信する(#715)。
装置間接続制御部101は、携帯電話端末3BからACKメッセージを受信すると(#118)、それをメディアサーバ2へ転送する(#119)。
接続制御部201がACKメッセージを受信すると(#214)、メディアサーバ2と携帯電話端末3Bとの間にセッションが確立されRTPによる通信が可能になる。そして、携帯電話端末3Bは、ユーザUbが押したボタンに応じた信号をメディアサーバ2へ送信することができる。また、メディアサーバ2は、携帯電話端末3Bからの信号に応じた音声を携帯電話端末3Bへ送信する。
携帯電話端末3Bとメディアサーバ2との間にセッションが確立されたら、ユーザUbは、操作ボタン群30eを操作しながら、自分が電話に出られないときに相手に与えるべきガイダンスの設定を行う。また、メディアサーバ2のガイダンス登録処理部202は、携帯電話端末3Bからの信号に従ってガイダンスのデータの登録の処理を行う。この際に、メディアサーバ2と携帯電話端末3Bとは、RTPに基づいて通信を行う(#215、#716)。また、ガイダンステーブル等記憶部2K1に記憶されているデータが登録の処理のために用いられる。
ガイダンステーブル等記憶部2K1には、テンプレートテーブルTLAが記憶されており、さらにユーザごとに1つずつガイダンステーブルTLBが記憶されている。
テンプレートテーブルTLAには、図8に示すように、ガイダンスの雛形として用いられるテキスト(以下、「テンプレートテキスト」と記載する。)のテンプレートデータDTAが格納されている。
テンプレートデータDTAには、そのテンプレートテキストを他のテンプレートテキストと区別するためのテンプレートIDおよびガイダンスの内容を表わすテキストデータが含まれている。なお、テキストデータの中の「X」は、パラメータであり、後述するようにユーザが任意に設定することができる。
ガイダンステーブルTLBには、それを与えられたユーザの識別子(例えば、電話番号)が対応付けられている。ユーザは、自分のガイダンステーブルTLBに10個のガイダンスを登録させることができる。図9に示すように、ガイダンステーブルTLBには、ガイダンスごとのガイダンスデータDTBが格納されている。
ガイダンスデータDTBの「ガイダンスID」は、そのガイダンスを他のガイダンスと区別するためのIDである。「テンプレートID」は、そのガイダンスに用いられるテンプレートテキストのテンプレートIDである。「パラメータ」は、そのテンプレートIDに対応するテンプレートデータDTAの中のパラメータXに代入すべき値である。
ガイダンステーブルTLBの中の先頭のガイダンスデータDTBから順に「0」、「1」、「2」、…、「9」のガイダンスIDが予め付されている。テンプレートIDおよびパラメータはユーザが任意に設定することができる。
ここで、ユーザUbの操作およびガイダンス登録処理部202の処理の手順を、図10および図11のフローチャートなどを参照しながら説明する。
ユーザUbは、ガイダンスの設定を開始するための所定のボタンを押す。すると、ガイダンスの設定の開始の信号が携帯電話端末3Bからメディアサーバ2へ送られる。
メディアサーバ2において、この信号が受信されると、ガイダンス登録処理部202が起動し、ガイダンスの設定の登録の処理が開始する。
ガイダンス登録処理部202は、ユーザUbの10個のガイダンスの中からいずれのガイダンスの設定を開始するのかを選択するように、ユーザUbに対して要求する(#901)。具体的には「これから設定するガイダンスのガイダンスIDを押してください。」という音声のメッセージを携帯電話端末3Bへ送信する。
すると、携帯電話端末3Bはその音声のメッセージを出力する。ユーザUbが0番〜9番のいずれかのボタンを押すと、押されたボタンを示す信号が携帯電話端末3Bから発信され、メディアサーバ2に届く(#902)。
ガイダンス登録処理部202は、ユーザUbが選択したガイダンスに用いるテンプレートテキストの大分類を選択するように、ユーザUbに対して要求する(#903)。具体的には、「Y番のガイダンスに対する着信不能時のガイダンス設定を行います。メッセージの種類を次の3つの中から選択してください。会議中メッセージを選択する場合は1番を、車の運転中のメッセージを選択する場合は2番を、その他のメッセージを選択する場合は3番を押してください。設定を中止する場合は4番を押してください。」という音声のメッセージを携帯電話端末3Bへ送信する。ただし、「Y」は、ステップ#902で受け付けた信号に示される番号である。
すると、携帯電話端末3Bはその音声のメッセージを出力する。ユーザUbが「1」〜「4」のいずれかのボタンを押すと、押されたボタンを示す信号が携帯電話端末3Bから発信され、メディアサーバ2に届く(#904)。
ガイダンス登録処理部202は、受信した信号が「1」を示す場合は(#905でYes)、会議中に電話を掛けてきた相手へのガイダンスのメッセージとして用いるテンプレートテキストを選択させる(#906)。具体的には、「会議中メッセージが選択されました。具体的にどのようなメッセージを返すのかを、次の3つの中から選択してください。「ただいま、会議中です。X時間後に折り返し電話いたします。」を選択する場合は1番を、「ただいま、会議中です。明日かけ直すのでご了承ください。」を選択する場合は2番を、「ただいま、会議中です。しばらく経ってからもう一度電話ください。」を選択する場合は3番を押してください。設定を中止する場合は4番を押してください。」という音声のメッセージを携帯電話端末3Bへ送信する。
または、ガイダンス登録処理部202は、受信した信号が「2」を示す場合は(#907でYes)、運転中に電話を掛けてきた相手へのメッセージとして用いるテンプレートテキストを選択させる(#908)。具体的には、「運転中メッセージが選択されました。具体的にどのようなメッセージを返すのかを、次の3つの中から選択してください。「ただいま、運転中です。X時間後に折り返し電話いたします。」を選択する場合は1番を、「ただいま、運転中です。明日かけ直すのでご了承ください。」を選択する場合は2番を、「ただいま、運転中です。しばらく経ってからもう一度電話ください。」を選択する場合は3番を押してください。設定を中止する場合は4番を押してください。」という音声のメッセージを携帯電話端末3Bへ送信する。
または、ガイダンス登録処理部202は、受信した信号が「3」を示す場合は(#909でYes)、会議中でも運転中でもないときに電話を掛けてきた相手へのメッセージとして用いるテンプレートテキストを選択させる(#910)。「その他メッセージが選択されました。どのようなメッセージを返すのかを、次の3つの中から選択してください。「ただいま、電車に乗っています。X時間後、折り返し電話いたします。」を選択する場合は1番を、「ただいま、病院の中にいます。病院を出た後、折り返し電話いたします。」を選択する場合は2番を、「ただいま、仕事中です。退社後、折り返し電話致します」を選択する場合は3番を押してください。設定を中止する場合は4番を押してください。」という音声のメッセージを携帯電話端末3Bへ送信する。
しかし、ガイダンス登録処理部202は、受信した信号が「4」を示す場合は(#909でNo)、設定登録の処理を中止する(#911)。
携帯電話端末3Bは、メディアサーバ2からの音声のメッセージを受信すると、それを出力する。ユーザUbが「1」〜「4」のいずれかのボタンを押すと、押されたボタンを示す信号が携帯電話端末3Bから発信され、メディアサーバ2に届く(#912)。
ガイダンス登録処理部202は、受信した信号が「4」を示す場合は(図11の#913でNo)、設定登録の処理を中止する(#914)。
一方、受信した信号が「1」〜「3」のいずれかを示す場合は(図11の#913でYes)、ガイダンスに用いられるテンプレートテキストを、図10のステップ#904で受信した信号に示される番号とステップ#912で受信した信号に示される番号とを組み合わせた番号と同じテンプレートIDを有するテンプレートテキストに決定する(#915)。
例えば、ステップ#904で受信した信号に示される番号が「3」であってステップ#912で受信した信号に示される番号が「1」である場合は、「31」というテンプレートIDを有するテンプレートテキストに決定する。
さらに、ガイダンス登録処理部202は、決定したテンプレートテキストにパラメータXが含まれている場合は(#916でYes)、パラメータとして用いる値を指定するように要求する音声のメッセージを携帯電話端末3Bに送り、その指定を受け付ける(#917、#918)。なお、パラメータの値は、後述するように、ガイダンスを使用する直前に指定することもできる。よって、設定登録の際には、指定を受け付ける処理を省略してもよい。
そして、ガイダンス登録処理部202は、ガイダンスデータDTBを次のように更新する(#919)。ユーザUbのガイダンステーブルTLBに格納されている、図10のステップ#902で受信した信号に示される番号と同じガイダンスIDのガイダンスデータDTBを、検索する。そのガイダンスデータDTBの「テンプレートID」に、ステップ#915で決定したテンプレートテキストのテンプレートIDを書き込む。さらに、ステップ#918においてパラメータの値の信号が受信された場合は、そのガイダンスデータDTBの「パラメータ」に、その値を書き込む。
なお、ユーザUbが、提示した番号以外のボタンを押した場合は、携帯電話端末3Bは、選択をやり直すように促す音声のメッセージを出力する。
図6および図7に戻って、図6のステップ#215、#716におけるガイダンスの登録の処理が完了したら、ガイダンス登録処理部202は、今回の登録の内容つまりどのユーザのどのガイダンスに対してどのような設定を行ったのかを、呼制御サーバ1へ通知する(図7の#216)。
ところで、呼制御サーバ1のガイダンステーブル記憶部1K1には、メディアサーバ2が有するガイダンステーブルTLBと同様の内容のガイダンステーブルTLB’がユーザごとに記憶されている。
呼制御サーバ1において、メディアサーバ2からの通知が受信されると(#120)、その通知に基づいて、図11のステップ#919での処理と同様に、ユーザUbの操作に応じてユーザUbのガイダンステーブルTLB’のガイダンスデータDTB’が更新される。更新後、OKメッセージが呼制御サーバ1からメディアサーバ2へ返信される(#121、#217)。
以上のように、ある1つのガイダンスのガイダンスデータDTB、DTB’の設定登録に関する処理が完了する。
ユーザUbは、他のガイダンスの設定を行いたい場合は、引き続き、上述と同様の操作を行えばよい。すると、呼制御サーバ1、メディアサーバ2、および携帯電話端末3Bは、上述と同様の処理を実行する(図7の#122、#123、#218〜#220、#717、図10および図11の#901〜#919)。
そして、ユーザUbが通信の終了のボタンを押すと、携帯電話端末3Bは、BYEメッセージを呼制御サーバ1へ送信する(#718)。呼制御サーバ1の装置間接続制御部101
は、BYEメッセージを受信し、それをメディアサーバ2に転送する(#124、#125、#221)。そして、装置間接続制御部101、接続制御部201、および携帯電話端末3Bは、セッションの切断の処理を行う(#222、#126、#127、#719)。
〔応答不能時のガイダンスの出力およびコールバックの時刻の設定の処理〕
図12ないし図16はガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の流れの例を示すシーケンス図、図17はコールバック時刻データ記憶部2K2に記憶されるコールバック時刻データDTCの例を示す図である。
上述のように設定されたガイダンスは、掛かってきた電話にユーザが出られないときに相手へ出力される。この際に、後でユーザが相手に折り返し電話を掛ける(コールバックする)時刻になったことをユーザに通知するための設定の処理も、行われる。ガイダンスの出力およびコールバックの時刻の設定の処理は、図4に示す接続先変更制御部103、ガイダンス発信要求受付部102、ガイダンステーブル記憶部1K1、およびコールバック時刻データ記憶部1K2、図5に示すコールバック時刻登録処理部203、ガイダンステーブル等記憶部2K1、およびコールバック時刻データ記憶部2K2のほか、発信者および受信者それぞれの携帯電話端末3などによって行われる。
以下、ユーザUaがユーザUbに電話を掛けた場合を例に、呼制御サーバ1の各部、メディアサーバ2の各部、および携帯電話端末3A、3Bの処理内容などを、図12〜図16を参照しながら説明する。
ユーザUaが携帯電話端末3Aを操作して携帯電話端末3Bの電話番号をダイアルすると、携帯電話端末3Aは、その電話番号とともにINVITEメッセージを呼制御サーバ1に発信する(図12の#331)。
呼制御サーバ1の装置間接続制御部101は、INVITEメッセージを受信すると(#131)、そのINVITEメッセージが携帯電話端末3Bへの接続の要求に係るものであると判別し、携帯電話端末3BへINVITEメッセージを送信することによって発呼する(#132)。また、Tryingメッセージを携帯電話端末3Aへ送信する(#133、#332)。
携帯電話端末3Bは、INVITEメッセージを受信すると(#731)、Ringingメッセージを呼制御サーバ1へ返信する(#732)。装置間接続制御部101は、Ringingメッセージを受信すると(#134)、それを携帯電話端末3Aに転送する(#135、#333)。このとき、携帯電話端末3Aは呼出音を出力し、携帯電話端末3Bは着信音を出力する。このようにして、携帯電話端末3Aから携帯電話端末3Bへ電話が掛けられる。
ユーザUbは、掛かってきた電話に出られないのでガイダンスを相手(ユーザUa)に送りたい場合は、自分の10個のガイダンスの中から適当な(例えば、出られない理由に合った)ガイダンスのガイダンスIDを押す。パラメータXの値を指定したい場合は、ガイダンスIDに続けて値を入力する。例えば、ガイダンスIDが「1」であるガイダンスを、パラメータXを「3」で出力させたい場合は、「13」と押す。
すると、携帯電話端末3Bは、押されたボタンに応じた信号を、一時利用不可(Temporarily Unavailable)メッセージとともに呼制御サーバ1へ送信する(#733)。
呼制御サーバ1の接続先変更制御部103は、信号および一時利用不可メッセージを受信すると(#136)、ACKメッセージを携帯電話端末3Bに返信するとともに(#137)、携帯電話端末3Aの接続相手を変更するために、呼転送メッセージを携帯電話端末3Aへ送信し(#138)、INVITEメッセージをメディアサーバ2へ送信する(#139)。
メディアサーバ2の接続制御部201は、INVITEメッセージを受信すると(#231)、Tryingメッセージを呼制御サーバ1へ返信する(#232)。さらに、ガイダンスの提供が開始が可能であれば、OKメッセージを呼制御サーバ1へ送信する(#233)。
装置間接続制御部101は、TryingメッセージおよびOKメッセージを受信すると(#140、#141)、OKメッセージを携帯電話端末3Aに転送する(#142)。
携帯電話端末3Aは、OKメッセージを受信すると(#335)、ACKメッセージを呼制御サーバ1へ送信する(#336)。
装置間接続制御部101は、携帯電話端末3AからACKメッセージを受信すると(#143)、それをメディアサーバ2へ転送する(図13の#144)。さらに、携帯電話端末3Bから受信した、ガイダンスIDを示す信号またはガイダンスIDとパラメータの値とを示す信号を、メディアサーバ2へ転送する(#145)。
接続制御部201がACKメッセージを受信すると(#234)、メディアサーバ2と携帯電話端末3Aとの間でセッションが確立されRTPによる通信が可能になる。そして、ガイダンス発信処理部206は、呼制御サーバ1から受信した信号に対応するガイダンスを音声で携帯電話端末3Aへ発信する(#236)。なお、そのガイダンスにパラメータXがある場合は、その信号に示される値を音声化して発信する。
例えば、受信した信号に「32」と示されかつテンプレートテーブルTLAおよびユーザUbのガイダンステーブルTLBの内容がそれぞれ図8および図9に示す通りである場合は、ガイダンスIDが「3」であるガイダンスデータDTBに基づいて、テンプレートテーブルTLAからテンプレートIDが「11」であるテンプレートデータDTAをロードする。そして、そのテキストデータのパラメータXに「2」を当てはめた音声つまり「ただいま、会議中です。2時間後に折り返し電話いたします。」を携帯電話端末3Aへ送信する。
携帯電話端末3Aは、メディアサーバ2から送られてきた音声のガイダンスを受信し出力する(#337)。
ユーザUaは、そのガイダンスを聴き、電話を切る。ただし、「…2時間後に折り返し電話いたします。」のように、所定の時間後にユーザUbからコールバックする旨が伝えられた場合は、その時間に同意するか否かを選択することができる。そのために、メディアサーバ2は、所定の時間後にコールバックする旨を知らせる音声、例えば「折返し時間に同意する場合は1番を、同意しない場合は2番を押してください。」という音声を、上記のガイダンスに続いて携帯電話端末3Aへ送信し出力させる。
ユーザUaが1番または2番いずれかの番号を押すと、携帯電話端末3Aは、押された番号を示す信号をメディアサーバ2へ送信する(#338)。
メディアサーバ2のコールバック時刻登録処理部203は、その信号を携帯電話端末3Aから受信すると(#237)、その信号が1番を示すならば、着信者(つまり、ユーザUb)および発信者(つまり、ユーザUa)それぞれの識別子(例えば、電話番号)と着信者から発信者へのコールバックの時刻(コールバック時刻)とを示すコールバック時刻データDTCを生成し、コールバック時刻データ記憶部2K2に登録する(#238)。これにより、コールバック時刻データ記憶部2K2には、図17のように、複数のコールバック時刻データDTCが蓄積され得る。なお、コールバック時刻は、現在の時刻に、ユーザUbが指定した時間(パラメータの値)を加えることによって、求められる。
また、後述するように、コールバックが終了しまたは不要になったら、そのコールバックのコールバック時刻データDTCは、コールバック時刻データ記憶部2K2から削除される。
呼制御サーバ1にも、コールバック時刻データDTCと同じの内容のコールバック時刻データDTC’を記憶するためのコールバック時刻データ記憶部1K2が設けられている。メディアサーバ2のコールバック時刻登録処理部203は、生成したコールバック時刻データDTCを上述の通り自らのコールバック時刻データ記憶部2K2に記憶させるとともに、呼制御サーバ1へも送信する(#239)。
そして、呼制御サーバ1において、コールバック時刻データDTCが受信されると(#146)、それがコールバック時刻データDTC’としてコールバック時刻データ記憶部1K2に登録される(#147)。登録に成功したら、OKメッセージがメディアサーバ2へ送信される(#148、#240)。
ガイダンスの出力およびコールバックの時刻の設定の処理が完了したら、呼制御サーバ1、メディアサーバ2、および携帯電話端末3Aは、メディアサーバ2と携帯電話端末3Aとのセッションの切断の処理を行う(#149〜#152、#241、#242、#339、#340)。
一方、ユーザUaが、ユーザUbからのコールバックの電話の時間に同意できない場合は、上述の通り、2番を押す。すると、携帯電話端末3Aは、ステップ#338において、2番を示す信号をメディアサーバ2へ送信する。その後、各装置は、ステップ#146、#238、#339以降の処理の代わりに、図14〜図16に示す手順で処理を実行する。
メディアサーバ2において、コールバック時刻登録処理部203は、コールバックの電話の時間に同意できない旨の信号を受信すると、何時間後のコールバックを望んでいるのかをユーザUaに指定させる(図14の#251)。具体的には、「何時間後に折返し電話して欲しいのかを指定してください。」のような音声を、携帯電話端末3Aへ送信し出力させる。
携帯電話端末3Aは、その音声を受信し出力する(#351)。ユーザUaは、所望する時間を指定する。例えば、1時間後を指定する場合は1番を押す。携帯電話端末3Aは、指定された時間を示す信号をメディアサーバ2へ送信する(#352)。
コールバック時刻登録処理部203は、その信号を受信すると(#252)、着信者(ユーザUb)および発信者(ユーザUa)それぞれの電話番号とコールバック時刻とを示すコールバック時刻データDTCを生成し、コールバック時刻データ記憶部2K2に登録する(#253)。ただし、ここでは、コールバック時刻は、着信者が指定した時間に基づいてではなく、発信者が指定した時間つまり受信した信号に示される時間に基づいて求められる。つまり、現在の時刻に、発信者が指定した時間を加えることによって、求められる。このコールバック時刻は、着信者の同意が得られなければ、確定しない。よって、このコールバック時刻データDTCは、仮登録されていると、言える。
コールバック時刻データDTCの仮登録後、呼制御サーバ1、メディアサーバ2、および携帯電話端末3Aは、メディアサーバ2と携帯電話端末3Aとのセッションの切断の処理を行う(#151〜#154、#254、#255、#353、#354)。
メディアサーバ2は、ユーザUbの同意を得るために、次のような処理を行う。接続制御部201は、携帯電話端末3Bの電話番号をダイアルするなどして、携帯電話端末3Bとのセッションを確立する。この際の各装置の処理の手順は、前に説明した、呼制御サーバ1を介した2装置間のセッションの確立の処理と基本的に同じである(#155〜図15の#163、#256〜#260、#751〜#754)。
セッションが確立されると、コールバック時刻登録処理部203は、ユーザUaが指定した時間の経過後にコールバックすることに同意するか否かを回答するようにユーザUbに対して促す(#261)。具体的には、「発信者は、T時間後のコールバックを希望しています。発信者の希望する時間に同意しますか。同意する場合は1番を、同意しない場合は2番を押してください。」のような音声を携帯電話端末3Bへ送信し出力させる。なお、「T」は、ユーザUaが指定した時間に置き換えられて出力される。
携帯電話端末3Bは、その音声を受信し出力する(#755)。ユーザUbは、その音声に従って1番または2番のいずれかを選択する。
ユーザUbが1番または2番いずれかの番号を押すと、携帯電話端末3Bは、押された番号を示す信号をメディアサーバ2へ送信する(#756)。
メディアサーバ2において、コールバック時刻登録処理部203は、その信号を携帯電話端末3Aから受信すると(#262)、その信号が1番を示すならば、仮登録しておいたコールバック時刻データDTCを正式なデータとして認め本登録するとともに(#263)、呼制御サーバ1へ送信する(#264)。
このコールバック時刻データDTCは、呼制御サーバ1によって受信されると(#164)、コールバック時刻データ記憶部1K2にコールバック時刻データDTC’として登録される(#165)。
そして、登録が成功した旨が呼制御サーバ1からメディアサーバ2へ通知されると(#166、#265)、呼制御サーバ1、メディアサーバ2、および携帯電話端末3Aは、メディアサーバ2と携帯電話端末3Bとのセッションの切断の処理を行う(#167〜#170、#266、#267、#757、#758)。
一方、ユーザUbがユーザUaの希望に同意しない場合、つまり、ステップ#756において2番を示す信号を受信した場合は、コールバック時刻登録処理部203は、ユーザUbが最初に指定した時間(つまり、図12のステップ#235で受信した信号に示される時間)後のコールバックでよいか否かをユーザUaに対して問い直す処理を次のように行う。なお、コールバック時刻データ記憶部2K2に仮登録しておいたコールバック時刻データDTCは消去しておく。
メディアサーバ2の接続制御部201は、携帯電話端末3Aの電話番号をダイアルするなどして、携帯電話端末3Aとのセッションを確立する。この際の各装置の処理の手順は、前に説明した、呼制御サーバ1を介した2装置間のセッションの確立の処理と基本的に同じである(図16の#181〜#189、#281〜#285、#381〜#384)。
コールバック時刻登録処理部203は、ユーザUaが指定した時間をユーザUbが拒否した旨のメッセージおよびユーザUbが当初指定した時間に同意するか否かを選択するように促すメッセージを携帯電話端末3Aに送信する(#286)。
携帯電話端末3Aは、メディアサーバ2から送られてきたメッセージを受信し出力する(#385)。
ユーザUaは、そのガイダンスを聴き、合意するならば1番を押し、合意しないならば2番を押す。携帯電話端末3Aは、押された番号を示す信号をメディアサーバ2へ送信する(#386)。
以下、ユーザUaに応じた、コールバック時刻登録処理部203などによるコールバック時刻データDTCの登録または仮登録に関する処理が、前に説明した通りに行われる。
すなわち、ユーザUaが1番を選択した場合は、図13のステップ#146〜#152、#238〜#242、#339、および#340の処理、つまり、ユーザUbの指定した時間に基づくコールバック時刻データDTCの登録の処理が行われる。
一方、ユーザUaが2番を選択した場合は、図14の#151〜図15の#163、#251〜#262、#351〜#354、および#751〜#756の処理、つまり、ユーザUaの希望の時間に基づくコールバック時刻データDTCの仮登録の処理およびユーザUbがその時間に同意するか否かを確認するための処理が行われる。さらに、ユーザUbが同意した場合は、図15のステップ#164〜#170、#263〜#267、#757、および#758の処理、つまり、仮登録しておいたコールバック時刻データDTCを本登録する処理が行われる。ユーザUbが同意しなかった場合は、仮登録しておいたコールバック時刻データDTCを破棄し、改めて、図16に示す処理を実行する。
ところで、ユーザUa、Ubの双方が同意しないことが続くと、コールバック時刻データDTCの仮登録と破棄とが繰り返され、本登録が完了しない。そこで、仮登録の回数を制限してもよい。または、タイムリミットを設けてもよい。そして、仮登録の回数が所定の回数を超えた場合またはガイダンスがユーザUaに対して出力されてから所定の時間が経過した場合は、コールバック時刻の登録に失敗した旨のメッセージをコールバック時刻登録処理部203から携帯電話端末3A、3Bへ通知し出力させ、登録に関する処理を中止してもよい。
なお、コールバック時刻データDTCが仮登録されたものか本登録されたものかは、コールバック時刻データDTCにフラグを設けて判別できるようにすればよい。
〔コールバックをユーザに対して促すための処理〕
図18はアラームの処理の流れの例を示すシーケンス図である。
メディアサーバ2において、コールバック時刻監視部204は、コールバック時刻登録処理部203に記憶されているコールバック時刻データDTC(図17参照)の中から、コールバック時刻が現在の時刻と一致しまたは現在の時刻を過ぎたものを検知する。このように、コールバック時刻監視部204は、コールバックをすべき時刻が来たか否かを監視する。
コールバックアラーム処理部205は、コールバック時刻監視部204によって検知されたコールバック時刻データDTCに示される着信者(つまり、以前、発信者から掛かってきた電話に出られなかったユーザ)に対して、発信者へコールバックを行うように促す処理を行う。
ここで、コールバックをユーザに対して促す処理の手順を、図18を参照しながら説明する。
メディアサーバ2において、コールバック時刻監視部204は、定期的に(例えば、1分おきに)、コールバック時刻が現在の時刻と一致しまたは現在の時刻を過ぎたコールバック時刻データDTCの検知を行う。
コールバック時刻データDTCが検知された場合は、接続制御部201は、コールバック時刻データDTCに示される着信者の電話番号をダイアルするなどして、着信者の携帯電話端末3とのセッションを確立する。以下、コールバック時刻データDTCに示される着信者の電話番号がユーザUbの電話番号であり発信者の電話番号がユーザUaの電話番号である場合を例に説明する。
各装置は、メディアサーバ2と携帯電話端末3Bとのセッションの確立の処理を行う(図18の#191〜#199、#291〜#295、#791〜#794)。
セッションが確立されたら、コールバックアラーム処理部205は、前に電話を掛けてきた相手へ折り返し電話を掛けるように促す音声のメッセージ(アラーム)を携帯電話端末3Bへ送信する(#296)。メッセージの中に発信者つまりユーザUaの電話番号を含めるようにしてもよい。携帯電話端末3Bは、音声のメッセージを受信し出力する(#795)。
メッセージの送信が完了したら、各装置はセッションの切断の処理を行う(#1a1〜#1a4、#297、#298、#796、#797)。
そして、コールバック時刻登録処理部203は、そのコールバック時刻データDTCをコールバック時刻データ記憶部2K2から削除するとともに(#299)、それと同じ内容のコールバック時刻データDTC’を削除するように呼制御サーバ1に対して指令を与える(#2a1)。
呼制御サーバ1において指令が受信されると(#1a5)、コールバック時刻データ記憶部2K2から削除されたコールバック時刻データDTCと同じ内容のコールバック時刻データDTC’がコールバック時刻データ記憶部1K2から削除される(#1a6)。
〔コールバックのアラームを待たずに2者が通話した場合の処理〕
図19および図20はアラーム前に2台の携帯電話端末3が接続される場合の処理の流れの例を示すシーケンス図である。
電話に出られなかったユーザ(着信者)が、メディアサーバ2からのアラームを待たずに発信者へ折り返し電話を掛けることがある。この場合は、もはや、アラームは不要である。そこで、各装置は、着信者が発信者へ折り返し電話を掛けた場合にアラームを中止するための処理を、図19および図20に示すような手順で行う。
例えば、ユーザUbがユーザUaの電話番号にダイアルすると、各装置は、携帯電話端末3Bと携帯電話端末3Aとのセッションを確立する処理を行う(図19の#1c1〜#1c9、#3c1〜#3c4、#7c1〜#7c5)。
呼制御サーバ1のセッション監視部104は、常時、携帯電話端末同士のセッションの確立を監視している。
時刻監視解除処理部105は、セッションの確立がセッション監視部104によって検知されるごとに、コールバック時刻データ記憶部1K2の中から、そのセッションの発信側の電話番号が「発信者電話番号」に示されかつ着信側の電話番号が「着信者電話番号」に示されるコールバック時刻データDTC’を、検索する。そして、そのようなコールバック時刻データDTC’が見つかったら、そのコールバック時刻データDTC’をコールバック時刻データ記憶部1K2から削除するとともに(#1d1)、それと同じ内容のコールバック時刻データDTCを削除するようにメディアサーバ2に対して指令を与える(#1d2)。
メディアサーバ2の207は、メディアサーバ2からの指令を受信すると(#2c1)、コールバック時刻データ記憶部1K2から削除されたコールバック時刻データDTC’と同じ内容のコールバック時刻データDTCを、コールバック時刻データ記憶部2K2から削除する(#2c2)。削除ができたら、OKメッセージを呼制御サーバ1へ送信する(#2c3)。
そして、呼制御サーバ1がOKメッセージを受信すると(#1d3)、アラームの実行の中止のための処理が完了する。
携帯電話端末3Aおよび携帯電話端末3Bは、上述のアラームの実行の中止のための処理の間、従来通りに通話のための処理を行う(#3c5、#7c6)。そして、一方の携帯電話端末3が電話を切ったら、セッションの切断の処理が行われる(#1d4〜#1d7、#3c6、#3c7、#7c7、#7c8)。
なお、ユーザUa(発信者)がユーザUb(着信者)へ電話を掛け直し両者が通話ができた場合も、コールバックは不要になる。そこで、時刻監視解除処理部105は、発信側の電話番号が「着信者電話番号」に示されかつ着信側の電話番号が「発信者電話番号」に示されるコールバック時刻データDTC’をも、検索する。そして、そのようなコールバック時刻データDTC’があれば、各装置は、図20で説明した処理を実行する。
〔発信者がコールバックを必要としなくなった場合の処理〕
図21および図22はユーザの要求に応じてコールバック時刻データDTCを削除する処理の流れの例を示すシーケンス図である。
発信者は、着信者からのコールバックを必要としないことがある。しかし、上述の処理によってコールバック時刻データDTC、DTC’が登録されると、所定の時間後に着信者に対してアラームが実行されるので、着信者がわざわざ折り返し電話を掛けてくる可能性が高くなる。
そこで、発信者は、着信者からのコールバックを必要としない場合に、コールバック時刻データDTC、DTC’を削除させることができる。
ここで、ユーザUaからの指示に従ってユーザUbのコールバックのコールバック時刻データDTC、DTC’を削除する場合を例に、各装置の処理の手順を、図21および図22を参照して説明する。
ユーザUaがメディアサーバ2の特定の電話番号をダイアルすると、呼制御サーバ1、メディアサーバ2、および携帯電話端末3Aは、メディアサーバ2と携帯電話端末3Aとのセッションの確立のための処理を行う(図21の#1e1〜#1e9、#2e1〜#2e4、#3e1〜#3e5)。
セッションが確立されると、メディアサーバ2の時刻監視解除処理部207は、削除のコマンドおよび相手の電話番号を入力するように要求する音声のメッセージを携帯電話端末3Aへ送信する(#2e5)。例えば、「折返しのアラームの登録を削除する場合は、1番を押してください。続けて、相手の電話番号を入力してください。」というメッセージを送信する。
携帯電話端末3Aは、そのメッセージを受信し出力する(#3e6)。ユーザUaは、1番を押し、続けてユーザUbの電話番号を入力する。すると、携帯電話端末3Aは、コマンドおよび電話番号を示す信号をメディアサーバ2へ送信する(#3e7)。
メディアサーバ2の時刻監視解除処理部207は、その信号を受信すると(#2e6)、依頼者(つまり、ユーザUa)の電話番号が「発信者電話番号」に示されかつその信号に示される電話番号(つまり、ユーザUbの電話番号)が「着信者電話番号」に示されるコールバック時刻データDTCを、コールバック時刻データ記憶部2K2(図17参照)から検索し、削除する(#2e7)。そして、削除が成功した旨のメッセージを携帯電話端末3Aへ送信する(#2e8)。携帯電話端末3Aは、そのメッセージを受信し出力する(#3e8)。
メディアサーバ2と携帯電話端末3Aとのセッションを切断し(#1f0〜図22の#1f3、#2e9、#2f0、#3e9、#3f0)、メディアサーバ2と携帯電話端末3Bとのセッションを確立する(#1f4〜図22の#1g2、#2f1〜#2f5、#7e1〜#7e4)。
セッションの確立後、時刻監視解除処理部207は、コールバック時刻データDTCが削除された旨のメッセージを携帯電話端末3Bへ送信する(#2f6)。携帯電話端末3Bは、そのメッセージを受信し出力する(#7e5)。
また、時刻監視解除処理部207は、携帯電話端末3Bへのメッセージの送信の処理と前後してまたは並行して、同じ内容のコールバック時刻データDTCを削除するように呼制御サーバ1に対して指令を与える(#2f7)。
呼制御サーバ1の時刻監視解除処理部105は、この指令を受信すると(#1g3)、コールバック時刻データ記憶部2K2から削除されたコールバック時刻データDTCと同じ内容のコールバック時刻データDTC’をコールバック時刻データ記憶部1K2から削除する(#1g4)。
メディアサーバ2から携帯電話端末3Bへのメッセージの送信が完了したら、メディアサーバ2と携帯電話端末3Bとのセッションの切断の処理が行われる(#1g4〜#1g9、#2f9、#2g0、#7e6、#7e7)。
図23はメディアサーバ2の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、メディアサーバ2におけるガイダンスの提供およびコールバックのアラームの処理の全体的な流れを、図23のフローチャートを参照しながら説明する。
メディアサーバ2は、常時、他の装置からの信号の入力を待っている。また、コールバック時刻データDTCに基づいてコールバックすべき時刻が訪れたか否かを監視している。そして、信号の入力がありまたはコールバックすべき時刻が訪れるごとに、次のように実行する。
メディアサーバ2は、携帯電話端末3とのセッションが確立された後、携帯電話端末3から指令の信号を受信すると(#11でYes)、その信号に応じて次のような処理を実行する。
ガイダンスの設定の指令の信号を受信した場合は(#12でYes)、ユーザが電話に出られないときに相手に伝えるガイダンスの設定登録の処理を行う(#13)。この処理の詳細な手順は、前に図6、図7、図10、および図11で説明した通りである。
または、ガイダンスの発信の指令およびガイダンスIDを示す信号を受信した場合は(#14でYes)、そのガイダンスIDを示すガイダンスデータDTBに基づいてガイダンスを携帯電話端末3へ送信する(#15)。さらに、ガイダンスにパラメータXが含まれている場合は(#16でYes)、コールバック時刻の登録つまりコールバック時刻データDTCの登録を行う(#17)。ガイダンスの送信およびコールバック時刻データDTCの登録の処理の詳細な手順は、前に図12〜図16で説明した通りである。
または、コールバックの登録の削除の指令の信号を受信した場合は(#18でYes)、そのコールバックのコールバック時刻データDTCを削除する処理を行う(#19)。この処理の詳細な手順は、前に図21および図22で説明した通りである。
または、2つの携帯電話端末3のセッションが確立されたことが呼制御サーバ1によって検知され呼制御サーバ1からコールバック時刻データDTCの削除の指令の信号を受信した場合は(#20でYes)、そのコールバック時刻データDTCを削除する処理を行う(#21)。この処理の詳細な手順は、前に図19および図20で説明した通りである。
コールバックすべき時刻が訪れると(#22でYes)、そのコールバックのコールバック時刻データDTCに基づいて、折り返し電話を掛けるようにアラームを与える処理を行う。この処理の詳細な手順は、前に図18で説明した通りである。
〔第二の実施形態〕
図24は携帯電話通信システムSYS2の全体的な構成の例を示す図、図25はメディアサーバ2Pの機能的構成の例を示す図である。
第一の実施形態では、着信者から発信者へ折り返し電話を掛ける時間に発信者が同意しなかった場合に、その旨を音声で着信者に対して通知したが、第二の実施形態では電子メールで通知する。
第二の実施形態に係る携帯電話通信システムSYS2は、図24に示すように、呼制御サーバ1P、メディアサーバ2P、携帯電話端末3P、電子メールサーバ5Pおよび無線アクセスネットワーク4Pなどを有する。
呼制御サーバ1P、メディアサーバ2P、および携帯電話端末3Pのハードウェア構成は、それぞれ、第一の実施形態の呼制御サーバ1、メディアサーバ2、および携帯電話端末3のハードウェア構成と基本的に同じである。ただし、メディアサーバ2Pの機能的構成がメディアサーバ2の機能的構成と相違する。また、各装置の処理内容にも、第一の実施形態と相違する点がある。
以下、第一の実施形態と相違する点を中心に、図24の各装置の処理内容などについて説明する。第一の実施形態と共通する点については、説明を省略する。
メディアサーバ2Pは、図25に示すように、接続制御部221、ガイダンス登録処理部222、コールバック時刻登録処理部223、コールバック時刻監視部224、コールバックアラーム処理部225、ガイダンス発信処理部226、時刻監視解除処理部227、ガイダンステーブル等記憶部2L1、コールバック時刻データ記憶部2L2、および電子メールアドレス記憶部2L3などの機能を実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムおよびデータは、必要に応じてRAMにロードされ、CPUによってプログラムが実行される。これらの機能の一部または全部を専用の回路などハードウェアのみによって実現してもよい。
図25の各部の役割は、図5に示したメディアサーバ2の各部の役割と、基本的に同じである。ただし、上述の通り、折り返し電話を掛ける時間に発信者が同意しなかった場合にその旨を着信者に対して通知する方法が、第一の実施形態と第二の実施形態とでは、異なる。よって、コールバック時刻登録処理部223は、着信者の携帯電話端末3Pへのメッセージの送付を、音声の代わりに電子メールによって行う。また、電子メールアドレス記憶部2L3には、ユーザごとの電子メールアドレスが電話番号と対応付けられて記憶されている。
図26ないし図28は図12ないし図16で説明したガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の、第二の実施形態における変更点を示すシーケンス図である。
次に、ユーザUaがユーザUbに電話を掛けた場合を例に、各装置の処理内容などを、図26ないし図28を参照しながら説明する。
ユーザUbは予めガイダンスの設定を行っておく必要があるが、この際の各装置の処理内容およびユーザUbの操作内容は第一の実施形態と同じであり、図6、図7、図10、および図11で説明した通りである。
ユーザUbは、ユーザUaから掛かってきた電話に出られないときは、ガイダンスをユーザUaへ送るための操作を行う。後で折り返し電話を掛ける旨のガイダンスを送る場合は、何時間後に掛けるのかを指定する。ユーザUaは、その時間後のコールバックに同意するか否かを返答する。この際の各装置の処理内容およびユーザUa、Ubの操作内容は第一の実施形態と同様であり、図12および図13のステップ#131〜#145、#231〜#237、#331〜#338、#731〜#734で説明した通りである。
ユーザUaが同意した場合の処理内容は図13のステップ#146〜#152、#238〜#242、#339、#340で説明した通りである。
ユーザUaが同意しなかった場合は、各装置は希望の時間をユーザUaに指定させる。この際の処理の内容は、図14のステップ#151〜#154、#251〜#254、#351〜#354と同じである。しかし、その後、ユーザUbとの情報のやり取りは、次に図26ないし図28で説明するように、電子メールが用いられる。
メディアサーバ2Pのコールバック時刻登録処理部223は、ユーザUaが希望した時間の経過後にコールバックすることに同意するか否かを回答するように促すメッセージを記載した電子メールを生成し、ユーザUbの電子メールアドレスへ宛てて送信する(図26の#2h1)。この電子メールは、電子メールサーバ5Pを中継し、ユーザUbの携帯電話端末3P(以下、「携帯電話端末3PB」と記載する。)に届けられる(#5h1、#5h2、#7h1)。
ユーザUbは、この電子メールを読んでユーザUaの希望(指定)に同意するか否かを決め、それを記載した返信用の電子メール(返信メール)を作成する。例えば、同意する場合は本文に「1」を記載し同意しない場合は「2」を記載する。この返信メールは、電子メールサーバ5Pを中継し、メディアサーバ2Pに届けられる(#7h2、#5h3、#5h4、#2h2)。
コールバック時刻登録処理部223は、返信メールに「1」が示されるならば、仮登録しておいたコールバック時刻データDTCを正式なデータとして認め本登録するとともに(#2h3)、呼制御サーバ1Pへ送信する(#2h4)。
第一の実施形態の場合と同様に、このコールバック時刻データDTCは、呼制御サーバ1Pによって受信されると(#1h1)、コールバック時刻データ記憶部1K2にコールバック時刻データDTC’として登録される(#1h2)。
一方、コールバック時刻登録処理部223は、返信メールに「2」が示されるならば、ユーザUbが最初に指定した時間後のコールバックでよいか否かをユーザUaに対して問い直す処理を、第一の実施形態と同様に、音声のメッセージによって行う(図27および図28の#1j1〜#1j9、#2j1〜#2j7、#3j1〜#3j6)。なお、コールバック時刻データ記憶部2L2に仮登録しておいたコールバック時刻データDTCは消去しておく。
そして、ユーザUaがユーザUbの指定した時間に同意した場合は、ユーザUbの指定した時間に基づくコールバック時刻データDTCの登録の処理が行われる(#1k0〜#1k6、#2j8〜#2k2、#3j7、#3j8)。
一方、ユーザUaがユーザUbの指定した時間に再び同意しなかった場合は、各装置は、図14のステップ#151〜#154、#251〜#254、および#351〜#354の処理つまりユーザUaの希望の時間に基づくコールバック時刻データDTCの仮登録の処理を行う。さらに、図26の#2h1、#2h2、#5h1〜#5h4、#7h1、および#7h2の処理つまりユーザUbがその時間に同意するか否かを確認するための処理を行う。そして、ユーザUbが同意した場合は、本登録の処理を行う(#2h3、#2h4、#1h1、#1h2)。ユーザUbが同意しなかった場合は、仮登録しておいたコールバック時刻データDTCを破棄し、改めて、図27および図28に示す処理を実行する。
第二の実施形態におけるメディアサーバ2Pの全体的な処理の流れは、電子メールを使用する点以外、第一の実施形態のメディアサーバ2の全体的な処理の流れと同じであり、図23に示した通りである。
〔第三の実施形態〕
図29は携帯電話通信システムSYS3の例を示す図、図30はメディアサーバの機能的構成の例を示す図である。
第二の実施形態では、着信者から発信者へ折り返し電話を掛ける時間に発信者が同意しなかった場合に、その旨を電子メールによって着信者に対して通知したが、第三の実施形態では、インスタントメッセンジャ(Instant Messenger)によって通知する。インスタントメッセンジャは、「IM」または「メッセンジャ」と略語で呼ばれることがある。
第三の実施形態に係る携帯電話通信システムSYS3は、図24に示すように、呼制御サーバ1Q、メディアサーバ2Q、携帯電話端末3Q、プレゼンスサーバ6Qおよび無線アクセスネットワーク4Qなどを有する。
呼制御サーバ1Q、メディアサーバ2Q、および携帯電話端末3Qのハードウェア構成は、それぞれ、呼制御サーバ1、1Pメディアサーバ2、2Pおよび携帯電話端末3、3Pのハードウェア構成と基本的に同じである。ただし、メディアサーバ2Qの機能的構成がメディアサーバ2、2Pの機能的構成と相違する。また、各装置の処理内容にも、第一および第二の実施形態と相違する点がある。
以下、第一および第二の実施形態と相違する点を中心に、図29の各装置の処理内容などについて説明する。第一の実施形態と共通する点については、説明を省略する。

メディアサーバ2Qは、図30に示すように、接続制御部231、ガイダンス登録処理部232、コールバック時刻登録処理部233、コールバック時刻監視部234、コールバックアラーム処理部235、ガイダンス発信処理部236、時刻監視解除処理部237、ガイダンステーブル等記憶部2M1、コールバック時刻データ記憶部2M2、およびユーザID記憶部2M3などの機能を実現するためのプログラムおよびデータが記憶されている。これらのプログラムおよびデータは、必要に応じてRAMにロードされ、CPUによってプログラムが実行される。これらの機能の一部または全部を専用の回路などハードウェアのみによって実現してもよい。
図30の各部の役割は、図5に示したメディアサーバ2の各部の役割と、基本的に同じである。ただし、上述の通り、折り返し電話を掛ける時間に発信者が同意しなかった場合にその旨を着信者に対して通知する方法が、第三の実施形態においては、第一および第二の実施形態とは、異なる。よって、コールバック時刻登録処理部233は、着信者の携帯電話端末3Qへのメッセージの送付を、インスタントメッセージによって行う。また、ユーザID記憶部2M3には、ユーザごとのインスタントメッセンジャ用のIDが電話番号と対応付けられて記憶されている。
図31ないし図33は図12ないし図16で説明したガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の、第三の実施形態における変更点を示すシーケンス図である。
次に、ユーザUaがユーザUbに電話を掛けた場合を例に、各装置の処理内容などを、図31ないし図33を参照しながら説明する。
ユーザUbは予めガイダンスの設定を行っておく必要があるが、この際の各装置の処理内容およびユーザUbの操作内容は第一および第二の実施形態と同じであり、図6、図7、図10、および図11で説明した通りである。
ユーザUbは、ユーザUaから掛かってきた電話に出られないときは、ガイダンスをユーザUaへ送るための操作を行う。後で折り返し電話を掛ける旨のガイダンスを送る場合は、何時間後に掛けるのかを指定する。ユーザUaは、その時間後のコールバックに同意するか否かを返答する。この際の各装置の処理内容およびユーザUa、Ubの操作内容は第一および第二の実施形態と同様であり、図12および図13のステップ#131〜#145、#231〜#237、#331〜#338、#731〜#734で説明した通りである。
ユーザUaが同意した場合の処理内容は図13のステップ#146〜#152、#238〜#242、#339、#340で説明した通りである。
ユーザUaが同意しなかった場合は、各装置は希望の時間をユーザUaに指定させる。この際の処理の内容は、図14のステップ#151〜#154、#251〜#254、#351〜#354と同じである。しかし、その後、ユーザUbとの情報のやり取りは、次に図31ないし図33で説明するように、インスタントメッセンジャが用いられる。
メディアサーバ2Qのコールバック時刻登録処理部233は、ユーザUaが希望した時間の経過後にコールバックすることに同意するか否かを回答するように促すメッセージを記載したインスタントメッセージを生成し、ユーザUbへ宛てて送信する(図31の#2m1)。このインスタントメッセージは、プレゼンスサーバ6Qを中継し、ユーザUbの携帯電話端末3Q(以下、「携帯電話端末3QB」と記載する。)に届けられる(#6m1、#6m2、#7m1)。
ユーザUbは、このインスタントメッセージを読んでユーザUaの希望(指定)に同意するか否かを決め、それを記載した返信用のインスタントメッセージ(返信メッセージ)を作成する。例えば、同意する場合は本文に「1」を記載し同意しない場合は「2」を記載する。この返信メッセージは、プレゼンスサーバ6Qを中継し、メディアサーバ2Qに届けられる(#7m2、#6m3、#6m4、#2m2)。
コールバック時刻登録処理部233は、返信メッセージに「1」が示されるならば、仮登録しておいたコールバック時刻データDTCを正式なデータとして認め本登録するとともに(#2m3)、呼制御サーバ1へ送信する(#2m4)。
第一および第二の実施形態の場合と同様に、このコールバック時刻データDTCは、呼制御サーバ1によって受信されると(#1m1)、コールバック時刻データ記憶部1K2にコールバック時刻データDTC’として登録される(#1m2)。
一方、コールバック時刻登録処理部233は、返信メールに「2」が示されるならば、ユーザUbが最初に指定した時間後のコールバックでよいか否かをユーザUaに対して問い直す処理を、第一および第二の実施形態と同様に、音声のメッセージによって行う(図32、図33の#1n1〜#1n9、#2n1〜#2n7、#3n1〜#3n6)。なお、コールバック時刻データ記憶部2M2に仮登録しておいたコールバック時刻データDTCは消去しておく。
そして、ユーザUaがユーザUbの指定した時間に同意した場合は、ユーザUbの指定した時間に基づくコールバック時刻データDTCの登録の処理が行われる(#1p0〜#1p6、#2n8〜#2p2、#3n7、#3n8)。
一方、ユーザUaがユーザUbの指定した時間に再び同意しなかった場合は、各装置は、図14のステップ#151〜#154、#251〜#254、および#351〜#354の処理つまりユーザUaの希望の時間に基づくコールバック時刻データDTCの仮登録の処理を行う。さらに、図31の#2m1、#2m2、#6m1〜#6m4、#7m1、および#7m2の処理つまりユーザUbがその時間に同意するか否かを確認するための処理を行う。そして、ユーザUbが同意した場合は、本登録の処理を行う(#2m3、#2m4、#1m1、#1m2)。ユーザUbが同意しなかった場合は、仮登録しておいたコールバック時刻データDTCを破棄し、改めて、図32、図33に示す処理を実行する。
第三の実施形態におけるメディアサーバ2Qの全体的な処理の流れは、インスタントメッセンジャを使用する点以外、第一および第二の実施形態のメディアサーバ2、2Pの全体的な処理の流れと同じであり、図23に示した通りである。
第一ないし第三の実施形態によると、着信者の事情に従来よりも柔軟に応じたメッセージを発信者に与えることができる。しかも、メディアサーバ2、2P、2Qを介してガイダンスを送信することによって、ガイダンスのバリエーションを容易に増やすことができる。
また、折り返し電話を掛ける時刻になったら着信者に対してアラームを与えることによって、着信者が折り返し電話を掛けるのを忘れるのを防止することができる。しかも、着信者は、発信者の都合のよい時間を聞き、折り返し電話を掛ける予定を決めることができるので、着信者にとっても発信者にとっても、便利である。
第一ないし第三の実施形態では、ユーザが端末装置として携帯電話端末を使用する場合を例に説明したが、PHS(Personal Handy-phone System)の端末またはIP電話の機能を有するパーソナルコンピュータなどを使用する場合にも、本発明を適用することができる。
第一ないし第三の実施形態では、ユーザごとのガイダンスのデータの管理、着信者から発信者へのガイダンスの送信の処理、および折り返し電話を掛ける時刻が訪れたことを着信者へ知らせる処理を、メディアサーバ2、2P、2Qが一元的に行ったが、着信者の携帯電話端末3ごとに行うように構成してもよい。
一般にプレゼンスサーバには、ユーザごとの現在の状況を検知する機能が備わっている。そこで、第三の実施形態において、折り返し電話を掛ける時刻が訪れたことを着信者へ知らせる際に、発信者(折り返し電話を掛ける相手)の状況をプレゼンスサーバ6Qに検知させメディアサーバ2Qに通知させてもよい。そして、メディアサーバ2Qは、発信者が電話に出られない状況である場合(例えば、電源が入っていない場合または圏外にいる場合)に、その旨をも着信者に知らせてもよい。または、折り返し電話を掛ける時刻の経過しかつ発信者が電話に出られる状況である場合に、折り返し電話を掛けるように着信者へアラームしてもよい。
その他、携帯電話通信システムSYS、SYS2、SYS3、呼制御サーバ1、1P、1Q、メディアサーバ2、2p、2Qの全体または各部の構成、処理内容、処理順序、データの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
上に述べた実施例には、以下に述べるような付記も開示されている。
(付記1)
第一の端末装置から掛かってきた電話に第二の端末装置のユーザである着信者が出られないときに用いられるメッセージ送信方法において、
パラメータの値に応じて内容が変化するメッセージのメッセージデータを予め記憶手段に記憶させておき、
前記第二の端末装置が、前記第一の端末装置からの呼が着呼した際に、前記着信者の操作に基づいて前記パラメータの値を取得するパラメータ値取得処理を実行し、
前記取得されたパラメータの値および前記メッセージデータに基づいて前記メッセージの内容を決定する内容決定処理を実行し、
前記内容が決定したメッセージを前記第一の端末装置へ送信するメッセージ送信処理を実行する、
メッセージ送信方法。
(付記2)
前記第二の端末装置が、前記取得されたパラメータの値をサーバへ送信するパラメータ値送信処理を実行し、
前記内容決定処理を、前記サーバが実行する、
付記1記載のメッセージ送信方法。
(付記3)
前記第二の端末装置は、前記呼が着呼してから当該呼に応答するまでの間に前記第一のパラメータ値取得処理を実行する、
付記1または付記2記載のメッセージ送信方法。
(付記4)
前記パラメータの値は、前記呼が着呼してから前記着信者がコールバックを行う予定の時までの時間であり、
前記予定の時が訪れた際に、コールバックを行うように前記第二の端末装置へアラームするアラーム処理を実行する、
付記1ないし付記3のいずれかに記載のメッセージ送信方法。
(付記5)
前記パラメータの値は、前記呼が着呼してから前記ユーザがコールバックを行う予定の時までの時間であり、
前記予定の時を前記第一の端末装置へ通知する予定時通知処理を実行し、
前記第一の端末装置が、コールバックの希望の時を前記第一の端末装置のユーザである発信者に必要に応じて指定させる希望時指定処理を実行し、
コールバックを行うように前記第二の端末装置へアラームするアラーム処理を、前記発信者が前記希望の時を指定した場合は当該希望の時が訪れた際に実行し、指定しなかった場合は前記予定の時が訪れた際に実行する、
付記1ないし付記3のいずれかに記載のメッセージ送信方法。
(付記6)
前記メッセージ送信処理において、前記内容が決定したメッセージを、音声、電子メール、またはインスタントメッセージによって送信する、
付記1ないし付記5のいずれかに記載のメッセージ送信方法。
(付記7)
第一の端末装置から掛かってきた電話に第二の端末装置のユーザである着信者が出られないときに用いられるメッセージ送信システムにおいて、
パラメータの値に応じて内容が変化するメッセージのメッセージデータを記憶する記憶手段と、
前記着信者が指定した前記パラメータの値を前記第二の装置から受信するパラメータ値受信手段と、
前記受信されたパラメータの値および前記メッセージデータに基づいて前記メッセージの内容を決定する内容決定手段と、
前記内容が決定したメッセージを前記第一の端末装置へ送信するメッセージ送信手段と、
を有するメッセージ送信システム。
(付記8)
第一の端末装置から掛かってきた電話に第二の端末装置のユーザである着信者が出られないときに用いられるコンピュータを制御するためのコンピュータプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
記憶手段から、パラメータの値に応じて内容が変化するメッセージのメッセージデータを呼び出す処理と、
前記着信者が指定した前記パラメータの値を前記第二の装置から受信する処理と、
前記受信されたパラメータの値および前記メッセージデータに基づいて前記メッセージの内容を決定する処理と、
前記内容が決定したメッセージを前記第一の端末装置へ送信する処理と、を実行させる、
コンピュータプログラム。
携帯電話通信システムの全体的な構成の例を示す図である。 携帯電話端末のハードウェア構成の例を示す図である。 呼制御サーバのハードウェア構成の例を示す図である。 呼制御サーバの機能的構成の例を示す図である。 メディアサーバの機能的構成の例を示す図である。 ガイダンスの登録の処理の手順を示すシーケンス図である。 ガイダンスの登録の処理の手順を示すシーケンス図である。 テンプレートテーブルの例を示す図である。 ガイダンステーブルの例を示す図である。 メディアサーバにおけるガイダンス登録処理の流れの例を説明するフローチャートである。 メディアサーバにおけるガイダンス登録処理の流れの例を説明するフローチャートである。 ガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 ガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 ガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 ガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 ガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 コールバック時刻データ記憶部に記憶されるコールバック時刻データの例を示す図である。 アラームの処理の流れの例を示すシーケンス図である。 アラーム前に2台の携帯電話端末が接続される場合の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 アラーム前に2台の携帯電話端末が接続される場合の処理の流れの例を示すシーケンス図である。 ユーザの要求に応じてコールバック時刻データを削除する処理の流れの例を示すシーケンス図である。 ユーザの要求に応じてコールバック時刻データを削除する処理の流れの例を示すシーケンス図である。 メディアサーバの全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 携帯電話通信システムの全体的な構成の例を示す図である。 メディアサーバの機能的構成の例を示す図である。 図12ないし図16で説明したガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の、第二の実施形態における変更点を示すシーケンス図である。 図12ないし図16で説明したガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の、第二の実施形態における変更点を示すシーケンス図である。 図12ないし図16で説明したガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の、第二の実施形態における変更点を示すシーケンス図である。 携帯電話通信システムの例を示す図である。 メディアサーバの機能的構成の例を示す図である。 図12ないし図16で説明したガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の、第三の実施形態における変更点を示すシーケンス図である。 図12ないし図16で説明したガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の、第三の実施形態における変更点を示すシーケンス図である。 図12ないし図16で説明したガイダンスの提供およびコールバック時刻の登録の処理の、第三の実施形態における変更点を示すシーケンス図である。
符号の説明
2、2P、2Q メディアサーバ
3 携帯電話端末
203、223、233 コールバック時刻登録処理部
204、224、234 コールバック時刻監視部
205、225、235 コールバックアラーム処理部
206、226、236 ガイダンス発信処理部

Claims (5)

  1. 第一の端末装置から掛かってきた電話に第二の端末装置のユーザである着信者が出られないときに用いられるメッセージ送信方法において、
    パラメータの値に応じて内容が変化するメッセージのメッセージデータを予め記憶手段に記憶させておき、
    前記第二の端末装置が、前記第一の端末装置からの呼が着呼した際に、前記着信者の操作に基づいて前記パラメータの値を取得するパラメータ値取得処理を実行し、
    前記取得されたパラメータの値および前記メッセージデータに基づいて前記メッセージの内容を決定する内容決定処理を実行し、
    前記内容が決定したメッセージを前記第一の端末装置へ送信するメッセージ送信処理を実行する、
    メッセージ送信方法。
  2. 前記第二の端末装置が、前記取得されたパラメータの値をサーバへ送信するパラメータ値送信処理を実行し、
    前記内容決定処理を、前記サーバが実行する、
    請求項1記載のメッセージ送信方法。
  3. 前記第二の端末装置は、前記呼が着呼してから当該呼に応答するまでの間に前記第一のパラメータ値取得処理を実行する、
    請求項1または請求項2記載のメッセージ送信方法。
  4. 第一の端末装置から掛かってきた電話に第二の端末装置のユーザである着信者が出られないときに用いられるメッセージ送信システムにおいて、
    パラメータの値に応じて内容が変化するメッセージのメッセージデータを記憶する記憶手段と、
    前記着信者が指定した前記パラメータの値を前記第二の装置から受信するパラメータ値受信手段と、
    前記受信されたパラメータの値および前記メッセージデータに基づいて前記メッセージの内容を決定する内容決定手段と、
    前記内容が決定したメッセージを前記第一の端末装置へ送信するメッセージ送信手段と、
    を有するメッセージ送信システム。
  5. 第一の端末装置から掛かってきた電話に第二の端末装置のユーザである着信者が出られないときに用いられるコンピュータを制御するためのコンピュータプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    記憶手段から、パラメータの値に応じて内容が変化するメッセージのメッセージデータを呼び出す処理と、
    前記着信者が指定した前記パラメータの値を前記第二の装置から受信する処理と、
    前記受信されたパラメータの値および前記メッセージデータに基づいて前記メッセージの内容を決定する処理と、
    前記内容が決定したメッセージを前記第一の端末装置へ送信する処理と、を実行させる、
    コンピュータプログラム。
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