JP2010090773A - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】EGRクーラの冷却水の沸騰を精度良く予測する制御装置を提供する。
【解決手段】排気通路13と吸気通路12を連通するEGR通路15と、EGRクーラ16と、EGRバルブ21よりなるEGR装置14を備え、EGRクーラ16の内部をエンジン冷却水が循環するエンジン10の制御装置1であって、エンジン10の燃料噴射量と回転数により定まる運転状態を検知する運転検知手段3と、EGRクーラ16内のエンジン冷却水の沸騰の有無および沸騰の状況を特定する主制御手段2を有する。主制御手段2は、運転検知手段3に基づいて求められるEGRガスの流量と、燃料噴射量と、エンジン冷却水の流量と、水温検知手段6に基づいて求められるエンジン冷却水の温度と、よりEGRクーラ16におけるエンジン冷却水の沸騰と、沸騰に至る状況を特定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの排気通路と吸気通路を連通するEGR通路と、EGR通路を還流する排気ガスを冷却するEGRクーラと、EGR通路を開閉制御するEGRバルブと、よりなるEGR装置を備えるエンジンの制御装置に関する。
EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置は、エンジンの排気通路と吸気通路を連通するEGR通路を有しており、エンジンの排気ガスの一部をEGR通路によって吸気系に再循環させる。これによって排気ガスに含まれる水蒸気や二酸化炭素等の不燃性と吸熱性を利用して、混合気の燃焼速度と燃焼温度が低下する。かくして燃焼時に発生する窒素酸化物が低減して、排気ガスの成分特性が向上する。このEGR通路には、EGRクーラが設けられており、EGRクーラは、再循環される排気(EGRガス)を冷却水によって冷却する。EGRガスの冷却は、EGRクーラ下流に配置されるEGRバルブの過熱を防止する目的、又は、吸気の加熱による体積効率の低下を抑制する目的、等にて行う。しかしながらEGRクーラ内の冷却水は、エンジンの状態などによって部分的に沸騰するおそれがあり、冷却水が沸騰することでEGRクーラの冷却水路が破損するおそれがある。
この問題を回避するために従来、様々な制御装置が開発されている。特許文献1には、EGRクーラに装着されたアコースティックエミッションによって冷却水の沸騰を検知し、アコースティックエミッションからの検知信号に基づいてEGRバルブを制御する制御装置が開示されている。特許文献2には、EGRクーラを迂回するバイパス通路と、EGRクーラ近傍の下流においてEGRクーラの冷却水の温度を検知する水温計が設けられ、水温計の検知信号に基づいてEGRクーラの冷却水の沸騰を予測し、バイパス通路側にEGRガスを迂回させる制御装置が開示されている。
特許文献3には、EGRクーラの冷却水の水量を調整する弁と、EGRクーラ近傍の下流においてEGRクーラの冷却水の温度を検知する水温計と、EGR通路内を流れるEGRガスの温度を検知するガス温度計が設けられ、水温計とガス温度計の検知信号に基づいてEGRクーラの冷却水の沸騰を予測し、EGRクーラの冷却水の流量を制御する制御装置が開示されている。特許文献4には、EGRクーラの冷却水の水量を調整する弁が設けられ、排気ガスの温度が急速に上昇すると予測しかつ冷却水の水量が少ないと判断した際に、弁を開いてEGRクーラの冷却水を強制的に循環させるEGRガス冷却装置が開示されている。
特開2004−360545号公報 特開2004−346918号公報 特開平11−351073号公報 特開2001−132553号公報
上記の如く、従来、冷却水の沸騰を抑制する手段として、EGRガスの流量を減らす、燃料噴射量を減量する、EGRクーラをバイパスする、等の手段が提案されている。しかしながら、従来においては、沸騰の有無のみを検出又は予測し、沸騰抑制手段を作動させていた為、その制御は、必ずしも最適なものとなっていなかった。例えば、エンジンの燃料噴射量が少ない領域でも、高負荷運転直後等で冷却水の水温が上昇していれば沸騰が生じるケースがある。このような場合には、燃料噴射量の減量により沸騰の解消を図ろうとしても、もとの燃料噴射量が少ない為に制御可能な幅が狭く、最終的に沸騰が解消されるとしても、レスポンスは悪い。そこで本発明は、より好ましい沸騰抑制制御を可能とする為、沸騰に至る状況を判別する制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備えるエンジンの制御装置であることを特徴とする。請求項1に記載の発明によると、EGR通路とEGRクーラとEGRバルブとよりなるEGR装置を備え、EGRクーラの内部をエンジン冷却水が循環するエンジンの制御装置であって、エンジンの燃料噴射量と回転数により定まる運転状態を検知する運転状態検知手段と、エンジン冷却水の温度を検知する水温検知手段と、EGRクーラ内のエンジン冷却水の沸騰の有無及び沸騰の状況を特定する主制御手段を有している。主制御手段は、運転検知手段に基づいて求められるEGR通路を流れる排気ガスの流量と、燃料噴射量と、エンジン冷却水の流量と、水温検知手段に基づいて求められるエンジン冷却水の温度と、よりEGRクーラにおけるエンジン冷却水の沸騰と、沸騰に至る状況を特定する。
したがって制御装置は、複数のパラメータに基づいて、EGRクーラ内のエンジン冷却水の沸騰の有無と、沸騰に至る状況を特定する。そのため沸騰の有無のみを検出又は予測する従来の方法に比べて、沸騰に至る状況を精度良く分析できる。これにより好ましい制御、例えば冷却水の沸騰を起こすことなく、EGRガスをできる限り多く利用、すなわちEGRガスの適合領域を広く使用する制御を行うことができる。かくして排ガスの成分特性を向上させることができる。また本制御装置は、エンジンに一般に用いられる手段、すなわち運転検知手段と水温検知手段(EGRクーラの水温ではなくエンジン本体のエンジン水温を測定する水温検知手段)を用いて、EGRクーラ内のエンジン冷却水の沸騰の有無と、沸騰に至る状況を特定する。そのため特別な装置、例えばEGRクーラ内の冷却水の沸騰を直接検知するセンサ等が不要であり、制御装置が安価に構成され得る。
請求項2に記載の発明によると、主制御手段は、EGRガスの流量が所定量よりも多く、かつ燃料噴射量が所定量より少なく、かつエンジン冷却水の流量が所定量よりも少なく、かつエンジン冷却水の温度が所定温度よりも高いと判断した際に、EGRバルブを制御する。したがって本状況では、比較的燃料噴射量が少ない。このためEGRバルブの開度を小さくして、EGR流量を減量したとしても排気性能への影響は少ない。一方、燃料噴射量の減量により沸騰の抑制を図ろうとした場合には、もともと燃料噴射量が少ない運転状態にある為、減量できる制御の幅も小さく、レスポンスが悪い。かくして本制御によると、レスポンスが良い。
請求項3に記載の発明によると、EGRガスの流量は、吸気通路に設けられた流量センサに基づいて求められる新気の流量と、運転検知手段の検知信号に基づいて求められるEGR率とに基づいて主制御手段によって算出される。したがってEGRガスの流量は、EGR通路に流量センサ等を特別に設けることなく、新気の流量とEGR率から算出され得る。
請求項4に記載の発明によると、エンジンの回転出力に連動してエンジン冷却水に流れを加えるポンプを有している。主制御手段は、エンジンの回転数を検知する運転検知手段からの検知信号に基づいてエンジン冷却水の流量を検知または算出する。したがってエンジン冷却水の流量を直接測定する流量センサを特別に設けることなく、エンジンの回転数からエンジン冷却水の流量を検出することができる。
請求項5に記載の発明によると、主制御手段は、EGRガスの流量が所定量よりも多く、かつ燃料噴射量が所定量より多く、かつエンジン冷却水の流量が所定量よりも少ないかエンジン冷却水の温度が所定温度よりも高いと判断した際に、燃料噴射量を下げるように噴射量調整手段を制御する。したがって本状況では、燃料噴射量が多い。このため燃料噴射量の減量による沸騰の抑制も容易である。一方で、燃料噴射量が多い運転状態では、NOxも発生しやすい。そのためEGR流量を減量した場合には、排気性能が大きく悪化するが、本制御では、EGR流量を減量するのではなく、燃料噴射量を下げるため、排気ガスの成分特性は、EGR装置によって十分に良好になる。
本発明の実施の形態を図1〜3にしたがって説明する。図1に示すようにエンジン10は、車両に搭載されたディーゼルエンジンであって、エンジン本体11とEGR装置14と制御装置1等を有している。エンジン本体11には、エンジン本体11に吸気を導く吸気通路12と、エンジン本体11からの排気を図示省略のマフラ側へ導く排気通路13が接続されている。吸気通路12には、アクチュエータによって開閉駆動するスロットルバルブ20が設けられており、スロットルバルブ20には、バルブ開度を検出するバルブ開度センサが取り付けられている。
エンジン本体11には、燃料供給装置として、燃料ポンプから吐出された燃料を所定圧で蓄圧するコモンレールと、燃料をコモンレール側からエンジン本体11の各気筒内に噴射する噴射弁が複数設けられている。
EGR(排気再循環:Exhaust Gas Recirculation)装置14は、図1に示すように排気通路13と吸気通路12を連通して排気の一部を吸気側に再循環させるEGR通路15を有している。EGR通路15には、EGRバルブ21とEGRクーラ16が設けられている。EGRバルブ21は、吸気通路12の接続部近傍に装着されており、印加電力の大きさに応じて開度が変わる電磁弁である。
EGRクーラ16は、EGRバルブ21の上流に設けられており、EGR通路15を通過する排気ガス(EGRガス)がEGRクーラ16内を通過する。EGRクーラ16には、冷却水路16aが設けられている。冷却水路16aには、冷媒である冷却水(エンジン冷却水)が流れ、冷却水がEGRガスとの熱交換によってEGRガスを冷却する。EGRクーラ16は、エンジン本体11に装着されており、冷却水路16aの入口と出口は、それぞれエンジン本体11の冷却水路11aと連通している。冷却水は、冷却水路11aを流れることでエンジン本体11を冷却する。
冷却水路11aの入口には、図1に示すようにポンプ18が設けられている。ポンプ18は、パイプ19aによってラジエータ17の一端と連通されており、ラジエータ17の他端は、パイプ19bによって冷却水路11aの出口と連通している。ポンプ18は、エンジン本体11のクランクシャフトと連結されており、クランクシャフトの回転に連動して駆動され、ラジエータ17側から冷却水を吸い込む。したがって冷却水は、ポンプ18から力を受けて冷却水路11aを流れ、冷却水路11aの途中において分岐し、EGRクーラ16の冷却水路16aにも流れる。その後、冷却水は、冷却水路11aからラジエータ17に流れ、ラジエータ17によって放熱されて冷やされる。
図1に示すように制御装置1の主制御手段2には、エンジン10の運転状態を検知しかつ制御する為に、各種センサとアクチュエータが接続されている。主制御手段2は、中央処理装置(CPU)、各種制御マップ等が記憶されているROM、演算結果を一次記憶するRAM、等と、各種センサの出力値を読み込む外部入力回路と、アクチュエータを駆動制御する為の出力信号を送信する外部出力回路とよりなるバス、よりなる。
制御装置1の主制御手段2は、エンジン10の状態を検知する為に、外部入力回路を介して、スロットルバルブ20の開度を検出するバルブ開度センサ、吸気通路12に設けられて吸気通路12を流れる新気の量を検出する流量センサ(エアフローメータ)4、クランクシャフトの回転数を検知する回転数センサ5、運転手により操作されたアクセルペダルの踏み込み量を検知するアクセル開度センサ7、エンジン冷却水の温度を検知する為にエンジン本体11の近傍下流側のパイプ19bに設けられた水温検知手段(水温センサ)6、等が接続されている。また主制御手段2は、外部出力回路を介して、噴射弁より噴射される燃料噴射量、EGRバルブ21の開度、スロットルバルブ20の開度、等を制御する。
主制御手段2は、アクセル開度センサ7と回転数センサ5からの検知信号に基づいて基本燃料噴射量を算出し、基本燃料噴射量に冷却水温等に基づく補正を加えることで燃料噴射量を算出する。算出された燃料噴射量に基づき、実際の燃料噴射量が適切な値となるように噴射弁の開弁期間(開閉時期)を制御する。すなわち主制御手段2と噴射弁によって噴射量調整手段22が構成される。また算出された燃料噴射量は、負荷に相当する値であり、主制御手段2は、燃料噴射量と回転数センサ5からの検知信号(≒回転数)に基づいてスロットルバルブ20とEGRバルブ21の開度を制御マップに基づいて求める。そして、スロットルバルブ20とEGRバルブ21の開度が該当する値となるように、外部出力回路を介して、スロットルバルブ20とEGRバルブ21の駆動モータ(ステップモータ)を制御する。
主制御手段2は、EGRクーラ16の冷却水路16aの冷却水が沸騰することを抑制するための制御も行う。本実施形態では、沸騰を抑制する手段として、EGRバルブ21の開度減少と、燃料噴射量の減量を選択的に実施する。以下、その制御方法を図2にしたがって説明する。先ず、制御装置1は、流量センサ4に基づいて、新気の流量が所定値A1よりも大きいか否かを判断する(ステップS2)。
ステップS2において新気の流量が所定値A1よりも大きいと判断した場合は、EGR率が所定値A2よりも大きいか否かを判断する(ステップS3)。なおEGR率は、EGRガス量/(新気量+EGRガス量)であって、燃料噴射量及び回転数の組合せに対して適切な値が定められ、制御マップに記憶されている。また前述したスロットルバルブ20とEGRバルブ21の制御は、燃料噴射量及び回転数に基づき、制御マップに記憶した適切なEGR率となるように、制御装置1が各開度を制御するものである。この値は、制御装置1内のRAMに一時保存され、再度、読み出すことができる。ステップS2において新気の流量がA1よりも大きく、ステップS3においてEGR率が所定値A2よりも大きいと判断した場合は、EGRガスの流量が所定値よりも大きいと判断する(ステップS1)。
ステップS3においてEGR率が所定値A2よりも大きいと判断した場合は、燃料噴射量が所定値A3よりも小さいか否かを判断する(ステップS4)。燃料噴射量は、噴射弁を制御する際に発した指令信号をRAMに一次保存し、その値を読み出すことで得られる。ステップS4において燃料噴射量が所定値A3よりも小さいと判断した場合は、エンジン回転数が所定値A4よりも小さいか否かを判断する(ステップS5)。エンジン回転数は、ポンプ18の吐出量に対応しており、エンジン回転数を検知することでポンプ18によるエンジン冷却水の流量が検知(換算)される。したがって主制御手段2は、回転数センサ5を冷却水の水量を検知する水量検知手段として利用する。
ステップS5においてエンジン回転数が所定値A4よりも小さい、すなわちエンジン冷却水の流量が少ないと判断した場合は、エンジン本体11の下流側のエンジン水温が所定値A5よりも大きいか否かを判断する(ステップS6)。すなわちステップS1〜S6において制御装置1の主制御手段2は、EGRガスの流量、燃料噴射量、エンジン冷却水の流量と温度とを冷却水沸騰要因(EGRクーラ16内におけるエンジン冷却水の沸騰と、沸騰に至る状況)として特定する。そしてこれら冷却水沸騰要因に基づいて、エンジン冷却水が沸騰すると推定した場合、EGRバルブ21を閉じる方向に制御する(ステップS7)。例えば、EGRバルブ21の開度を小さくしたり完全に閉じたりする。
これによりEGRクーラ16に流れるEGRガスの流量が少なくなり、EGRクーラ16内のエンジン冷却水の沸騰(部分的な沸騰)が抑制され得る。かくして冷却水の沸騰によるEGRクーラ16の破損が防止され得る。ステップS7に至る状況では、比較的燃料噴射量が少なく、エンジン回転数も低い。このためEGR流量を減量したとしても排気性能への影響は少ない。一方、燃料噴射量の減量により沸騰の抑制を図ろうとした場合には、もともと燃料噴射量が少ない運転状態にある為、減量できる制御の幅も小さく、レスポンスが悪い。
ステップS4において燃料噴射量が所定値A3よりも小さくない(大きい)と判断した場合は、エンジン回転数が所定値A6よりも小さいか否かを判断する(ステップS8)。エンジン回転数が所定値A6よりも小さく、エンジン冷却水の流量が少ない、と判断した際には、EGRクーラ16の冷却水の沸騰が発生し得ると予測して、燃料噴射量を下げるように噴射量調整手段22を制御する(ステップS10)。これによりEGRガスの温度が低くなって、EGRクーラ16の冷却水の沸騰が抑制され得る。
ステップS8においてエンジン回転数が所定値A6よりも小さくない(大きい)と判断した場合は、エンジン水温が所定値A7よりも大きいか否かを判断する(ステップS9)。ステップS9においてエンジン水温が所定値A7よりも大きいと判断した場合は、EGRクーラ16内の冷却水の沸騰が発生し得ると判断して、燃料噴射量を下げるように噴射量調整手段22を制御する(ステップS10)。これによりEGRガスの温度が低くなり、EGRクーラ16の冷却水の沸騰が抑制され得る。ステップS10に至る状況では、燃料噴射量が多い。このため燃料噴射量の減量による沸騰の抑制も容易である。一方で、燃料噴射量が多い運転状態では、NOxも発生しやすい。そのためEGR流量を減量した場合には、排気性能が大きく悪化するが、ステップS10に至る状況では、EGR流量を減量しないために、排気ガスの成分特性は、EGR装置14によって十分に良好になる。
ステップS2においてEGRバルブ開度が所定値A1より大きくないと判断した場合は、冷却水の沸騰が発生しないと判断してステップS2を繰り返す。同様に、ステップS3においてEGR率が所定値A2より大きくないと判断した場合と、ステップS5においてエンジン回転数が所定値A4よりも小さくないと判断した場合と、ステップS6,S9においてエンジン水温が所定値A5,A7よりも高くないと判断した場合においても、冷却水の沸騰が発生しないと判断してステップS2に戻る。
上記の所定値A1〜A7は、主制御手段2がROMに予め記憶された沸騰防止用マップから決定する。マップは、例えば実験によって求められた冷却水の沸騰の限界線に基づいて求められる。図3に示すように沸騰の限界線は、EGRガスの流量、EGRガスの温度、エンジン回転数(換言するとエンジン冷却水の流量)とエンジン冷却水の温度によって求められる。そしてEGRクーラ16内のエンジン冷却水の沸騰は、図3の限界線の上側領域において発生する。
図3に示すように限界線は、EGRガスの温度が高いほどEGRガスの許容流量が少なくなる。これら限界線は、エンジン水温が高いほど下方に移動して、許容されるEGRガス温度と流量が少なくなる。また境界線は、エンジン回転数(エンジン冷却水の流量)が少ないほど下方に移動して、許容されるEGRガス温度と流量が少なくなる。したがって所定値A1〜A7は、複数のパラメータから特定された沸騰の限界線に基づくマップから求められる。そのためパラメータが本実施例よりも少ない場合は、沸騰を予測する精度が下がってしまう。その結果、安全性を考慮して沸騰の限界線を図3において下方に移動させる必要があり、これによりEGRガスの適合領域が狭くなってしまう。
沸騰を特定するパラメータの一つであるEGRガスの流量は、ステップS1において、新気の流量とEGR率から求められ、一定値以上において沸騰の可能性があると判断される。なお、前述した制御方法ではEGRガスの流量の具体的な値までは算出していないが、EGR率の定義より、EGRガスの流量を求めることが出来ることは明らかである。
以上のように、制御装置1は、運転検知手段3に基づいて求められるEGRガスの流量と燃料噴射量とエンジン冷却水の流量と、水温検知手段6に基づいて求められるエンジン冷却水の温度と、よりEGRクーラ16におけるエンジン冷却水の沸騰と、沸騰に至る状況を特定する。
したがって制御装置1は、複数のパラメータに基づいて、EGRクーラ16内のエンジン冷却水の沸騰の有無と、沸騰に至る状況を特定する。そのため沸騰の有無のみを検出又は予測する従来の方法に比べて、沸騰に至る状況を精度良く分析できる。これにより好ましい制御、例えば冷却水の沸騰を起こすことなく、EGRガスをできる限り多く利用、すなわちEGRガスの適合領域を広く使用する制御を行い得る。かくして排ガスの成分特性の向上させ得る。また制御装置1は、エンジンに一般に用いられる手段、すなわち運転検知手段3と水温検知手段6(EGRクーラ16の水温ではなくエンジン本体11のエンジン水温を測定する水温検知手段)を用いて、EGRクーラ16内のエンジン冷却水の沸騰の有無と、沸騰に至る状況を特定する。そのため特別な装置、例えばEGRクーラ16内の冷却水の沸騰を直接検知するセンサ等が不要であり、制御装置1が安価に構成され得る。
また主制御手段2は、EGRガスが所定量よりも多く(ステップS1)、かつ燃料噴射量が所定量より少なく(ステップS4)、かつエンジン冷却水の流量が所定量よりも少なく(ステップS5)、かつエンジン冷却水の温度が所定温度よりも高い(ステップS6)と判断した際に、EGRバルブ21の開度を小さくするように制御する。したがって本状況では、比較的燃料噴射量が少ない。このためEGRバルブ21の開度を小さくして、EGR流量を減量したとしても排気性能への影響は少ない。一方、燃料噴射量の減量により沸騰の抑制を図ろうとした場合には、もともと燃料噴射量が少ない運転状態にある為、減量できる制御の幅も小さく、レスポンスが悪い。かくして本制御によると、レスポンスが良い。
また主制御手段2は、EGRガスの流量が所定量よりも多く(ステップS1)、かつ燃料噴射量が所定量より多く(ステップS4)、かつエンジン冷却水の流量が所定量よりも少ない(ステップS8)かエンジン冷却水の温度が所定温度よりも高い(ステップS9)と判断した際に、燃料噴射量を下げるように噴射量調整手段22を制御する(ステップS10)。したがって本状況では、燃料噴射量が多い。このため燃料噴射量の減量による沸騰の抑制も容易である。一方で、燃料噴射量が多い運転状態では、NOxも発生しやすい。そのためEGR流量を減量した場合には、排気性能が大きく悪化するが、本制御では、EGR流量を減量するのではなく、燃料噴射量を下げるため、排気ガスの成分特性は、EGR装置14によって十分に良好になる。
(他の実施の形態)
本発明は、上記実施の形態に限定されず、以下の形態等であっても良い。
(1)上記実施の形態は、水量検知手段としてエンジン回転数を検知する回転数センサ5を利用する形態であった。しかし冷却水の水路の一部、例えばパイプ19a,19bに流量センサや水圧センサを設けて、水量を検知する形態であっても良い。
(2)上記実施の形態は、EGRガスの流量を運転検知手段3に基づいて求めていた。しかし運転検知手段がEGR通路15に設けられたガス流量センサを備え、そのガス流量センサによってEGRガスの流量を直接検知する形態であっても良い。
(3)上記実施の形態の主制御手段2は、EGRクーラ16内のエンジン冷却水の沸騰要因として、EGRガスの流量、燃料噴射量、エンジン冷却水の流量と温度を特定していた。しかし沸騰要因として、さらに冷却水のLLC濃度やクーラ効率などを特定する形態であっても良い。
(4)上記実施の形態の主制御手段2は、ステップS1〜10を図2の順番で行っていた。しかし図2の順番を代えることも可能である。例えばステップS2〜6の順番を変えたり、ステップS8,9の順番を変えたりすることも可能である。
(5)上記実施の形態のポンプ18は、冷却水を吸い込んで冷却水に流れを加えていた。しかし冷却水を送り出して冷却水に流れを加える形態であっても良い。
(6)上記実施の形態のエンジン10は、ディーゼルエンジンであるが、本発明は、EGRクーラ及びEGR装置を備えたエンジンであるならば、例えば、ガソリンエンジン等、他のエンジンに適用することも可能である。ただしEGRを用いる主な目的は、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンで異なるために、フローチャートで用いる閥値(所定値)などは異なったものとなる。
EGR装置付きエンジンの構成図である。 EGRクーラ冷却水の沸騰を抑制する制御フローチャートである。 冷却水の沸騰限界線を示す図である。
符号の説明
1…制御装置
2…主制御手段
3…運転検知手段
4…流量センサ
5…回転数センサ(水量検知手段)
6…水温検知手段
7…アクセル開度センサ
10…エンジン
11…エンジン本体
11a,16a…冷却水路
12…吸気通路
13…排気通路
14…EGR装置
15…EGR通路
16…EGRクーラ
17…ラジエータ
18…ポンプ
20…スロットルバルブ
21…EGRバルブ
22…噴射量調整手段

Claims (5)

  1. エンジンの排気通路と吸気通路を連通するEGR通路と、該EGR通路を還流する排気ガスを冷却するEGRクーラと、該EGRクーラの下流側で前記EGR通路を開閉制御するEGRバルブと、よりなるEGR装置を備え、前記EGRクーラの内部をエンジン冷却水が循環するエンジンの制御装置であって、
    前記エンジンの燃料噴射量と回転数により定まる運転状態を検知する運転状態検知手段と、前記エンジン冷却水の温度を検知する水温検知手段と、前記EGRクーラ内の前記エンジン冷却水の沸騰の有無及び沸騰の状況を特定する主制御手段を有し、
    前記主制御手段は、前記運転検知手段に基づいて求められる前記EGR通路を流れる排気ガスの流量と、燃料噴射量と、前記エンジン冷却水の流量と、前記水温検知手段に基づいて求められる前記エンジン冷却水の温度と、より前記EGRクーラにおける前記エンジン冷却水の沸騰と、前記沸騰に至る状況を特定することを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンの制御装置であって、
    主制御手段は、EGR通路に還流する排気ガスの流量が所定量よりも多く、かつ燃料噴射量が所定量より少なく、かつエンジン冷却水の流量が所定量よりも少なく、かつ前記エンジン冷却水の温度が所定温度よりも高いと判断した際に、前記EGR通路の開度を小さくするようにEGRバルブを制御することを特徴とするエンジンの制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のエンジンの制御装置であって、
    EGR通路を還流する排気ガスの流量は、吸気通路に設けられた流量センサに基づいて求められる新気の流量と、運転検知手段の検知信号に基づいて求められるEGR率とに基づいて主制御手段によって算出されることを特徴とするエンジンの制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載のエンジンの制御装置であって、
    エンジンの回転出力に連動してエンジン冷却水に流れを加えるポンプを有し、
    主制御手段は、前記エンジンの回転数を検知する運転検知手段からの検知信号に基づいて前記エンジン冷却水の流量を検知または算出することを特徴とするエンジンの制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載のエンジンの制御装置であって、
    主制御手段は、EGR通路に還流する排気ガスの流量が所定量よりも多く、かつ燃料噴射量が所定量より多く、かつエンジン冷却水の流量が所定量よりも少ないか前記エンジン冷却水の温度が所定温度よりも高いと判断した際に、前記燃料噴射量を下げるように噴射量調整手段を制御することを特徴とするエンジンの制御装置。
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