JP2010087698A - 光学装置及び画像表示装置 - Google Patents

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Hiroshi Hasegawa
浩 長谷川
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Abstract

【課題】取り付けや交換の際に、各光変調素子の相対的な位置関係に起因した画素の表示
位置のずれに起因した画質低下の防止に寄与する光学装置及び画像表示装置を提供する。
【解決手段】1画素を構成する複数の色成分のサブ画素に対応した色光を合成する光学装
置は、第1の色成分の入射光を変調して第1の変調光を射出する第1の光変調部と、第2
の色成分の入射光を変調して第2の変調光を射出する第2の光変調部と、前記第1の変調
光と前記第2の変調光とを合成する合成部とを有する変調合成ユニットと、前記第1の変
調光及び前記第2の変調光の少なくとも1つの変調光による表示サブ画素の表示位置のず
れ量に対応したパラメータを記憶するパラメータ記憶部とを含み、前記パラメータ記憶部
が、前記変調合成ユニットに設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光学装置及び該光学装置が適用された画像表示装置に関する。
画像表示装置(画像投影装置)としてのプロジェクタは、設置の自由度が高く、ビジネ
ス向けのみならず、家庭向けにもますます普及している。そのため、プロジェクタに対し
、本体のサイズの小型化や低価格化への市場の要求がより一層高くなる上に、明るい場所
でも画像を見ることができる使い勝手の良さへの要求も高くなっている。
プロジェクタ本体のサイズの小型化や低価格化のために、プロジェクタを構成する光学
部品(特に、本体のサイズの決定要因となる光変調素子(ライトバルブ))の小型化を図
り、画素ピッチが細かくなる傾向にある。一方、使い勝手の良さを向上させるために、よ
り明るい光源(ランプ)をプロジェクタに採用している。その結果、画素ピッチがより一
層細かくなる光変調素子の位置調整がますます困難となる上に、光変調素子の単位面積当
たりの光のエネルギーがますます強くなり、プロジェクタを構成する光学部品の寿命につ
いて、より高い耐久性が求められるようになっている。
そこで、プロジェクタを構成する部品のうち、光源のランプは交換可能に設けられてお
り、光変調素子もまた同様に交換可能に設けられていることが望ましい。
また、この種のプロジェクタは、光源からの光を光変調素子に入射させ、光学系におい
て合成や拡大投射してスクリーン上に結像させることで大画面の画像表示を実現している
。この際、1画素を構成する複数の原色の色成分の画素(サブ画素)を重ね合わせて表示
することで色を表現するが、種々の要因に起因して、各色成分の画素の表示位置がスクリ
ーン上でずれる現象が発生し、画質の低下を招くという問題がある。
そこで、例えば特許文献1では、画素の表示位置のずれの要因の1つが「投射光学系の
色収差」であることに着目し、色収差の発生の仕方をデータとして持ち、このデータに基
づいて画素の表示位置のずれを補正する技術が開示されている。
特開2007−150816号公報
しかしながら、画素の表示位置のずれの主な発生要因は、各光変調素子の相対的な位置
関係であり、特許文献1に開示された技術では、各光変調素子の相対的な位置関係に起因
した画素の表示位置のずれを補正することができないという問題がある。また、光変調素
子を製造時に取り付けたり、光変調素子を交換したりする場合には、その都度、各光変調
素子の相対的な位置関係に対応した画素の表示位置のずれが発生するという問題がある。
本発明は、以上のような技術的課題に鑑みてなされたものであり、その目的の1つは、
取り付けや交換の際に、各光変調素子の相対的な位置関係に起因した画素の表示位置のず
れに起因した画質低下の防止に寄与できる光学装置及び画像表示装置を提供することにあ
る。
上記課題を解決するために本発明は、1画素を構成する複数のサブ画素に対応した複数
の色光を合成する光学装置であって、前記複数のサブ画素のいずれか1つに対応した第1
の色成分の入射光を変調して第1の変調光を射出する第1の光変調部と、前記複数のサブ
画素のいずれか1つに対応した第2の色成分の入射光を変調して第2の変調光を射出する
第2の光変調部と、前記第1の変調光と前記第2の変調光とを合成する合成部とを有する
変調合成ユニットと、前記第1の変調光及び前記第2の変調光の少なくとも1つの変調光
による表示サブ画素の表示位置のずれ量に対応したパラメータを記憶するパラメータ記憶
部とを含み、前記パラメータ記憶部が、前記変調合成ユニットに設けられている光学装置
に関係する。
本発明によれば、第1の光変調部及び第2の光変調部と合成部とを有する変調合成ユニ
ットに、第1の変調光及び前記第2の変調光の少なくとも1つの変調光による表示サブ画
素の表示位置のずれ量に対応したパラメータを記憶するパラメータ記憶部を設けるように
したので、光学装置を搭載した状態で改めて表示サブ画素の表示位置のずれ量を測定し直
すことなく、各光変調部の相対的な位置関係に起因した画素の表示位置のずれに起因した
画質低下の防止に寄与できるようになる。
本発明に係る光学装置では、前記変調合成ユニットが、前記第1の変調部及び前記第2
の変調部と前記合成部とを固定する固定部を含み、前記パラメータ記憶部が、前記第1の
光変調部又は前記固定部に設けられていてもよい。
本発明によれば、光学装置固有のずれ量に対応したパラメータを光学装置それぞれに保
持させることができるので、光学装置の取り付けや交換の際に、光学装置固有のずれ量に
応じた画像信号の補正を実現させ、画質低下の防止を図ることができる。
本発明に係る光学装置では、前記変調合成ユニットが、前記第1の画像信号が入力され
る第1の画像信号インターフェース部と、前記第2の画像信号が入力される第2の画像信
号インターフェース部と、前記パラメータ記憶部に記憶された前記パラメータを出力する
パラメータインターフェース部とを含み、前記第1の光変調部が、前記第1の画像信号に
基づいて前記第1の色成分の入射光を変調し、前記第2の光変調部が、前記第2の画像信
号に基づいて前記第2の色成分の入射光を変調することができる。
本発明によれば、各光変調部の画像信号インターフェース部を設けると共に、パラメー
タ記憶部に接続されるパラメータインターフェース部とを設け、画像信号及びパラメータ
の入出力を行うことができる変調合成ユニットを提供するようにしたので、この変調合成
ユニットを有する光学装置の取り付けや交換の際に、光学装置固有のずれ量に対応したパ
ラメータに基づく画像信号の補正を実現させることができる。
本発明に係る光学装置では、前記パラメータ記憶部が、前記第1の変調光に対応した表
示サブ画素の表示位置を基準として、前記第2の変調光に対応した表示サブ画素の表示位
置のずれ量に対応したパラメータを記憶することができる。
本発明によれば、第2の変調光による表示サブ画素の表示位置を基準に、他の変調光に
よる表示サブ画素の表示位置のずれ量を記憶させるようにしたので、パラメータ記憶部に
記憶されるパラメータの記憶容量を削減することができるようになる。
本発明に係る光学装置では、前記パラメータ記憶部が、前記合成部に対する前記第1の
光変調部及び前記第2の光変調部の少なくとも一方の取り付け状態に対応したパラメータ
を記憶することができる。
本発明によれば、光学装置固有の表示サブ画素のずれ量に対応したパラメータを記憶さ
せることができるので、取り付けや交換の際に、光学装置に応じたずれ量に基づく画像信
号の補正が可能となり、画質低下の防止に寄与できるようになる。
本発明に係る光学装置では、前記第1の光変調部及び前記第2の光変調部の各光変調部
の入射方向を第1の軸、各光変調部の入射面において互いに交差する座標軸を第2の軸及
び第3の軸とした場合、前記パラメータ記憶部が、前記第1の軸、前記第2の軸及び前記
第3の軸の少なくとも1つの軸方向のずれ量に対応したパラメータ、又は前記少なくとも
1つの軸回りのずれ量に対応したパラメータを記憶することができる。
本発明によれば、各光変調部の入射方向を第1の軸、各光変調部の入射面において互い
に交差する座標軸を第2の軸及び第3の軸とした座標軸上で定義されるパラメータをパラ
メータ記憶部が記憶するようにしたので、1画面内の複数の代表点におけるパラメータを
記憶する必要がなくなり、パラメータの情報量を削減できるようになる。
本発明に係る光学装置では、前記第1の変調光又は前記第2の変調光に対応した表示サ
ブ画素がスクリーンに表示される場合に、前記パラメータ記憶部が、前記スクリーン上に
おける前記表示サブ画素の表示位置の垂直方向及び水平方向のずれ量に対応したパラメー
タを記憶することができる。
本発明によれば、表示サブ画素の表示位置の垂直方向及び水平方向のずれ量に対応した
パラメータを記憶するようにしたので、簡素な補間処理によって、垂直方向及び水平方向
のそれぞれに対して画像信号を補正することができるようになる。
また本発明は、1画素を構成する複数のサブ画素の画像信号に基づいて画像を表示する
画像表示装置であって、上記のいずれか記載の光学装置を有し、該光学装置からの合成光
を投射する投射部と、前記光学装置から前記パラメータを読み出すパラメータ読出制御部
と、前記パラメータ読出制御部によって読み出された前記パラメータに基づいて色成分毎
に画像信号を補正する画像信号補正部とを含み、前記光学装置が、前記画像信号補正部に
よって補正された前記画像信号に基づいて色成分毎に入射光を変調して各変調光を合成す
る画像表示装置に関係する。
本発明によれば、光学装置の取り付けや交換の際に、改めて表示サブ画素の表示位置の
ずれ量を測定し直すことなく、各光変調部の相対的な位置関係に起因した画素の表示位置
のずれに起因した画質の低下を防止する画像表示装置を提供できるようになる。
また本発明は、1画素を構成する複数のサブ画素の画像信号に基づいて画像を表示する
画像表示装置であって、上記のいずれか記載の光学装置を有し、該光学装置からの合成光
を投射する投射部と、前記画像表示装置が有する光学系の色収差に対応したパラメータを
記憶する光学系パラメータ記憶部と、前記光学装置から前記パラメータを読み出すパラメ
ータ読出制御部と、前記光学系パラメータ記憶部に記憶されたパラメータと、前記パラメ
ータ読出制御部によって読み出されたパラメータとに基づいて、色成分毎に画像信号を補
正する画像信号補正部とを含み、前記光学装置が、前記画像信号補正部によって補正され
た前記画像信号に基づいて色成分毎に入射光を変調して各変調光を合成する画像表示装置
に関係する。
本発明によれば、光学装置の取り付けや交換の際に、改めて表示サブ画素の表示位置の
ずれ量を測定し直すことなく、光学系の色収差と各光変調部の相対的な位置関係とに起因
した画素の表示位置のずれに起因した画質の低下を防止する画像表示装置を提供できるよ
うになる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明す
る実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではな
い。また以下で説明される構成のすべてが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
〔実施形態1〕
図1に、本発明に係る実施形態1における画像表示システムの構成例のブロック図を示
す。
実施形態1における画像表示システム10は、画像表示装置(画像投影装置)としての
プロジェクタ20、スクリーンSCRを含む。プロジェクタ20は、1画素を構成する複
数のサブ画素に対応した画像信号に基づいて変調された光をスクリーンSCRに投射する
ことで画像表示を行う。ここで、スクリーンSCRに投射された表示画像を構成する表示
画素は、1画素を構成するサブ画素に対応した表示サブ画素により構成される。
プロジェクタ20は、画像処理装置としての画像処理部30と、画像表示部としての投
射部100とを含む。
画像処理部30は、各サブ画素の画素値に対応した画像信号に対して、スクリーンSC
Rに投射された表示画像の各表示画素を構成する表示サブ画素の表示位置のずれ量に応じ
た補正処理を行う。この画像信号は、図示しない画像信号生成装置によって生成され、画
像処理部30に供給される。
投射部100には、画像処理部30によって補正処理が行われた画像信号が供給される
。この投射部100は、例えば3板式の液晶プロジェクタにより構成される。投射部10
0は、1画素を構成するサブ画素の補正後の画像信号に基づいて色成分毎に(サブ画素毎
に)光源(図示せず)からの光を変調して各色成分の変調光を合成する光学装置としての
光変調色合成部200を含み、光変調色合成部200からの合成光を用いて拡大投射して
スクリーンSCR上に結像する。この光変調色合成部200は、複数のサブ画素を構成す
るサブ画素に対応した色成分毎に入射光を変調し、各色成分の変調光を合成する変調合成
ユニットと、少なくとも1つの色成分の変調光による表示サブ画素のずれ量に対応したパ
ラメータを記憶するパラメータ記憶部210を含む。パラメータ記憶部210は、変調合
成ユニットに設けられ、例えば表示画像の1画面の代表点(例えば1画面の4隅の画素)
のずれ量に対応したパラメータが記憶される。
画像処理部30は、パラメータ読出制御部32、ずれ量算出部34、画像信号補正部3
6を含む。パラメータ読出制御部32は、パラメータ記憶部210に記憶されたパラメー
タの読み出し制御を行う。ずれ量算出部34は、パラメータ読出制御部32によって読み
出されたパラメータに基づいて、補正対象の画素位置のずれ量を算出する。より具体的に
は、ずれ量算出部34は、1画面の代表点における表示サブ画素のずれ量に対応したパラ
メータ記憶部210からのパラメータに基づいて、補間処理により当該サブ画素位置にお
けるずれ量を算出する。これにより、ずれ量算出部34は、1画面の全画素について、表
示サブ画素の表示位置のずれ量を算出することができる。画像信号補正部36は、ずれ量
算出部34によって算出されたずれ量に基づいて、画像信号を補正する。即ち、画像信号
補正部36は、パラメータ記憶部210に記憶されたパラメータに基づいて色成分毎に画
像信号を補正する。画像信号補正部36によって補正された補正後の画像信号は、投射部
100に出力される。
光変調色合成部200は、交換可能に設けられている。従って、プロジェクタ20の製
造時における光変調色合成部200の取り付け時に、取り付けられた光変調色合成部20
0固有のずれ量に対応したパラメータに基づいて、ずれ量に応じた画像信号を補正するこ
とができる。また、光変調色合成部200の交換時に、改めてずれ量を測定することなく
、交換された光変調色合成部200固有のずれ量に対応したパラメータに基づいて、ずれ
量に応じた画像信号を補正することができる。これにより、取り付けや交換の際に、各光
変調素子の相対的な位置関係に起因した画素の表示位置のずれに起因した画質低下の防止
に寄与できるようになる。
図2に、図1の投射部100が有する光変調色合成部200の機能ブロック図の例を示
す。図2において、図1と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
光変調色合成部200は、パラメータ記憶部210と、変調合成ユニット260とを含
む。変調合成ユニット260は、第1の光変調部220と、第2の光変調部230と、第
3の光変調部240と、合成部250とを含む。変調合成ユニット260は、図示しない
固定部により、第1の光変調部220、第2の光変調部230及び第3の光変調部240
と、合成部250とを固定するようになっている。
第1の光変調部220は、図示しない光源からの第1の色成分の入射光を変調して第1
の変調光を射出する。このような第1の光変調部220は、第1の光変調素子222、第
1の駆動素子224、第1の画像信号インターフェース(InterFace:I/F)226を
含む。第1の画像信号I/F226には、画像処理部30によって補正された第1の色成
分用の画像信号である第1の画像信号が入力される。この第1の画像信号I/F226は
、画像処理部30との間で第1の画像信号の入力インターフェース処理(受信処理、バッ
ファリング処理等)を行う。第1の駆動素子224は、第1の画像信号I/F226を介
して入力された第1の画像信号に基づいて、第1の光変調素子222を駆動する。第1の
光変調素子222には図示しない第1の色成分用の入射光が入射され、第1の光変調素子
222は、第1の画像信号に対応した透過率で該入射光を透過させることで、該入射光を
変調して第1の変調光として射出する。
第2の光変調部230は、図示しない光源からの第2の色成分の入射光を変調して第2
の変調光を射出する。このような第2の光変調部230は、第2の光変調素子232、第
2の駆動素子234、第2の画像信号I/F236を含む。第2の画像信号I/F236
には、画像処理部30によって補正された第2の色成分用の画像信号である第2の画像信
号が入力される。この第2の画像信号I/F236は、画像処理部30との間で第2の画
像信号の入力インターフェース処理を行う。第2の駆動素子234は、第2の画像信号I
/F236を介して入力された第2の画像信号に基づいて、第2の光変調素子232を駆
動する。第2の光変調素子232には図示しない第2の色成分用の入射光が入射され、第
2の光変調素子232は、第2の画像信号に対応した透過率で該入射光を透過させること
で、該入射光を変調して第2の変調光として射出する。
第3の光変調部240は、図示しない光源からの第3の色成分の入射光を変調して第3
の変調光を射出する。このような第3の光変調部240は、第3の光変調素子242、第
3の駆動素子244、第3の画像信号I/F246を含む。第3の画像信号I/F246
には、画像処理部30によって補正された第3の色成分用の画像信号である第3の画像信
号が入力される。この第3の画像信号I/F246は、画像処理部30との間で第3の画
像信号の入力インターフェース処理を行う。第3の駆動素子244は、第3の画像信号I
/F246を介して入力された第3の画像信号に基づいて、第3の光変調素子242を駆
動する。第3の光変調素子242には図示しない第3の色成分用の入射光が入射され、第
3の光変調素子242は、第3の画像信号に対応した透過率で該入射光を透過させること
で、該入射光を変調して第3の変調光として射出する。
合成部250は、第1の光変調部220からの第1の変調光、第2の光変調部230か
らの第2の変調光、及び第3の光変調部240からの第3の変調光を合成し、その合成光
を射出する。投射部100は、この合成光を用いて拡大投射してスクリーン上に結像する
パラメータ記憶部210が記憶するずれ量に対応したパラメータは、合成部250に対
する第1の光変調部220、第2の光変調部230及び第3の光変調部240の少なくと
も1つの取り付け状態に対応したパラメータである。このパラメータ記憶部210は、変
調合成ユニット260に設けられる。より具体的には、パラメータ記憶部210は、第1
の光変調部220、第2の光変調部230及び第3の光変調部240と合成部250とを
固定する変調合成ユニット260の固定部に設けられたり、第1の光変調部220、第2
の光変調部230及び第3の光変調部240の少なくとも1つの変調部に設けられたりす
る。
また、光変調色合成部200は、パラメータ記憶部210に記憶されたパラメータを入
力又は出力するパラメータI/F212を含む。パラメータI/F212は、画像処理部
30との間でパラメータの入力インターフェース処理又は出力インターフェース処理(送
信処理、バッファリング処理等)を行う。
なお、図2では、1画素を構成する3種類の色成分のそれぞれに対して光変調部を含む
3板式を例に説明したが、光変調色合成部200(変調合成ユニット260)は、少なく
とも2種類の光変調部(例えば第1の光変調部220及び第2の光変調部230)を含む
ものであればよい。この場合、変調合成ユニット260は、第1の光変調部220及び第
2の光変調部230と合成部250とを固定する固定部とを含み、この固定部、或いは第
1及び第2の光変調部220、230の少なくとも1つに、パラメータ記憶部210が設
けられる。そして、パラメータ記憶部210が記憶するパラメータは、合成部250に対
する第1の光変調部220及び第2の光変調部230の少なくとも1つの取り付け状態に
対応したパラメータである。
図3に、図2の光変調色合成部200を有する図1の投射部100の構成例を示す。図
3において、図1又は図2と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。図3で
は、実施形態1における投射部100が、いわゆる3板式の液晶プロジェクタにより構成
されるものとして説明するが、本発明に係る画像表示装置の投射部がいわゆる3板式の液
晶プロジェクタにより構成されるものに限定されるものではない。
投射部100は、光源110、インテグレータレンズ112、114、偏光変換素子1
16、重畳レンズ118、R用ダイクロイックミラー120R、G用ダイクロイックミラ
ー120G、反射ミラー122、R用フィールドレンズ124R、G用フィールドレンズ
124G、R用液晶パネル130R(第1の光変調素子)、G用液晶パネル130G(第
2の光変調素子)、B用液晶パネル130B(第3の光変調素子)、リレー光学系140
、クロスダイクロイックプリズム160、投射レンズ170を含む。R用液晶パネル13
0R、G用液晶パネル130G及びB用液晶パネル130Bとして用いられる液晶パネル
は、透過型の液晶表示装置である。リレー光学系140は、リレーレンズ142、144
、146、反射ミラー148、150を含む。
光源110は、例えば超高圧水銀ランプにより構成され、少なくともR成分(第1の色
成分)の光、G成分(第2の色成分)の光、B成分(第2の色成分)の光を含む光を射出
する。インテグレータレンズ112は、光源110からの光を複数の部分光に分割するた
めの複数の小レンズを有する。インテグレータレンズ114は、インテグレータレンズ1
12の複数の小レンズに対応する複数の小レンズを有する。重畳レンズ118は、インテ
グレータレンズ112の複数の小レンズから射出される部分光を液晶パネル上で重畳する
また偏光変換素子116は、偏光ビームスプリッタアレイとλ/2板とを有し、光源1
10からの光を略一種類の偏光光に変換する。偏光ビームスプリッタアレイは、インテグ
レータレンズ112により分割された部分光をp偏光とs偏光に分離する偏光分離膜と、
偏光分離膜からの光の向きを変える反射膜とを、交互に配列した構造を有する。偏光分離
膜で分離された2種類の偏光光は、λ/2板によって偏光方向が揃えられる。この偏光変
換素子116によって略一種類の偏光光に変換された光が、重畳レンズ118に照射され
る。
重畳レンズ118からの光は、R用ダイクロイックミラー120Rに入射される。R用
ダイクロイックミラー120Rは、R成分の光を反射して、G成分及びB成分の光を透過
させる機能を有する。R用ダイクロイックミラー120Rを透過した光は、G用ダイクロ
イックミラー120Gに照射され、R用ダイクロイックミラー120Rにより反射した光
は反射ミラー122により反射されてR用フィールドレンズ124Rに導かれる。
G用ダイクロイックミラー120Gは、G成分の光を反射して、B成分の光を透過させ
る機能を有する。G用ダイクロイックミラー120Gを透過した光は、リレー光学系14
0に入射され、G用ダイクロイックミラー120Gにより反射した光はG用フィールドレ
ンズ124Gに導かれる。
リレー光学系140では、G用ダイクロイックミラー120Gを透過したB成分の光の
光路長と他のR成分及びG成分の光の光路長との違いをできるだけ小さくするために、リ
レーレンズ142、144、146を用いて光路長の違いを補正する。リレーレンズ14
2を透過した光は、反射ミラー148によりリレーレンズ144に導かれる。リレーレン
ズ144を透過した光は、反射ミラー150によりリレーレンズ146に導かれる。リレ
ーレンズ146を透過した光は、B用液晶パネル130Bに照射される。
R用フィールドレンズ124Rに照射された光は、平行光に変換されてR用液晶パネル
130Rに入射される。R用液晶パネル130Rは、光変調素子として機能し、R用画像
信号に基づいて透過率(通過率、変調率)が変化するようになっている。従って、R用液
晶パネル130Rに入射された光(第1の色成分の光)は、画像処理部30によって補正
されたR用の画像信号に基づいて変調され、変調後の光がクロスダイクロイックプリズム
160に入射される。
G用フィールドレンズ124Gに照射された光は、平行光に変換されてG用液晶パネル
130Gに入射される。G用液晶パネル130Gは、光変調素子として機能し、G用画像
信号に基づいて透過率(通過率、変調率)が変化するようになっている。従って、G用液
晶パネル130Gに入射された光(第2の色成分の光)は、画像処理部30によって補正
されたG用の画像信号に基づいて変調され、変調後の光がクロスダイクロイックプリズム
160に入射される。
リレーレンズ142、144、146で平行光に変換された光が照射されるB用液晶パ
ネル130Bは、光変調素子として機能し、B用画像信号に基づいて透過率(通過率、変
調率)が変化するようになっている。従って、B用液晶パネル130Bに入射された光(
第3の色成分の光)は、画像処理部30によって補正されたB用の画像信号に基づいて変
調され、変調後の光がクロスダイクロイックプリズム160に入射される。
R用液晶パネル130R、G用液晶パネル130G及びB用液晶パネル130Bは、そ
れぞれ同様の構成を有している。各液晶パネルは、電気光学物質である液晶を一対の透明
なガラス基板に密閉封入したものであり、例えばポリシリコン薄膜トランジスタをスイッ
チング素子として、各サブ画素の画像信号に対応して各色光の通過率を変調する。
クロスダイクロイックプリズム160は、R用液晶パネル130R、G用液晶パネル1
30G及びB用液晶パネル130Bからの入射光を合成した合成光を射出光として出力す
る機能を有する。投射レンズ170は、出力画像をスクリーンSCR上に拡大して結像さ
せるレンズである。
図3では、R用液晶パネル130Rが図2の第1の光変調素子として機能し、第1の画
像信号であるR用の画像信号に基づいて透過率を変化させる。また、G用液晶パネル13
0Gが図2の第2の光変調素子として機能し、第2の画像信号であるG用の画像信号に基
づいて透過率を変化させる。更に、B用液晶パネル130Bが図2の第3の光変調素子と
して機能し、第3の画像信号であるB用の画像信号に基づいて透過率を変化させる。そし
て、クロスダイクロイックプリズム160が、図2の合成部250として機能する。図1
又は図2のパラメータ記憶部210は、このような光変調色合成部200(変調合成ユニ
ット260)に搭載(内蔵)される。
図4に、実施形態1における光変調色合成部200の分解斜視図の一例を示す。図4に
おいて、図2又は図3と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。図4では、
B用液晶パネル130B側及びクロスダイクロイックプリズム160の射出側で、光変調
色合成部200の分解を行っているが、R用液晶パネル130R及びG用液晶パネル13
0Gの構成も同様である。
光変調色合成部200は、合成部としてのクロスダイクロイックプリズム160と、ク
ロスダイクロイックプリズム160の入射端面と略直交する一対の端面である上下面に固
定された台座300と、この台座300の側面に取り付けられる透明部材のサファイア板
302と、サファイア板302と台座300の側面との間に介装される弾性部材304と
、光変調装置とサファイア板302との間に介装される楔状のスペーサ312とを含む。
この光変調色合成部200には、クロスダイクロイックプリズム160のR、G、Bの各
色成分の入射光の入射端面には、光変調装置340R(第1の光変調部220)、340
G(第2の光変調部230)、340B(第3の光変調部240)が取り付けられている
光変調装置340Bは、B用液晶パネル130Bと、B用液晶パネル130Bを収納保
持する保持枠320とを含む。B用液晶パネル130Bは、駆動基板(例えばTFT基板
)330と対向基板332とを含み、駆動基板330と対向基板332の間に液晶が封入
されており、フレキシブルケーブル334が設けられている。フレキシブルケーブル33
4には、B用液晶パネル130B(第3の光変調素子)を駆動する駆動素子(第3の駆動
素子)や、該駆動素子に画像信号を入力する画像信号I/F(第3の画像信号I/F)が
設けられている。
保持枠320は、B用液晶パネル130Bを収納する収納体316と、収納体316と
係合し収納したB用液晶パネル130Bを押圧固定する支持板314とを含む。保持枠3
20は、収納したB用液晶パネル130Bのパネル面に対応する位置に開口部336を備
えている。収納体316と支持板314との固定は、支持板314の左右両側に設けられ
たフック322と、収納体316の対応する箇所の設けられたフック係合部324との係
合により行われる。この結果、保持枠320の開口部336でB用液晶パネル130Bが
露出し、この部分が画像形成領域となる。
なお、収納体316の射出側端面の左右端縁には、斜面326が設けられており、該斜
面326にスペーサ312が対向配置する。支持板314の左右端縁もまた、斜面326
に対応した形状となっている。収納体316及び支持板314の射出側端面には、遮光膜
(図示せず)が設けられており、クロスダイクロイックプリズム160からの反射光をク
ロスダイクロイックプリズム160側に反射することを防止し、迷光によるコントラスト
低下を防ぐようになっている。
クロスダイクロイックプリズム160の上下面に固定された台座300は、光変調色合
成部200を図示しないライトガイドに固定するものであり、外周形状はクロスダイクロ
イックプリズム160と略同一であり、熱伝導性の高い材質で構成される。
サファイア板302は、保持枠320を保持固定するものであり、クロスダイクロイッ
クプリズム160に台座300が固定された状態と略同一の外形形状を有して板状に形成
されている。サファイア板302は、クロスダイクロイックプリズム160の入射側端面
及び射出側端面にそれぞれ配置され、台座300の側面に連結して固着されている。サフ
ァイア板302の略中央部には、偏光フィルム306が貼り付けられ、偏光板310とし
て機能する。
弾性部材304は、サファイア板302と台座300との接合部に発生する熱応力を緩
和するものであり、熱伝導性が良好で弾性を有するシリコーンゴムで形成される。
スペーサ312は、断面略三角形の形状を有し、サファイアから構成されている。この
スペーサ312は、各保持枠に2つずつで合計6個が配置されており、収納体316の斜
面326に当接し、該スペーサ312の移動により保持枠320を移動させ、投射レンズ
からのバックフォーカス位置にB用液晶パネル130Bを位置調整できるようになってい
る。
このような光変調色合成部200において、台座300及びサファイア板302(或い
は、これらに加えて弾性部材304及びスペーサ312)が、クロスダイクロイックプリ
ズム160と各光変調装置とを固定する固定部として機能する。なお、固定部の機能は、
図4に示す手段により実現されるものに限定されるものではなく、種々の手段によって実
現できる。
そして、変調色合成部200において、台座300にパラメータ記憶部210としての
機能するメモリ素子が搭載され、フレキシブルケーブルに形成されたパラメータ信号線3
50及びパラメータI/Fを介して、該メモリ素子に記憶されたパラメータが読み出され
るようになっている。即ち、図4では、台座300に搭載されたメモリ素子の端子が、光
変調装置340Gのフレキシブルケーブルに形成されたパラメータ信号線350と電気的
に接続されるように構成されており、該パラメータ信号線350を介してパラメータがメ
モリ素子に書き込まれたり該パラメータ信号線350を介してメモリ素子からパラメータ
が読み出されたりする。なお、パラメータ信号線350等が搭載されるフレキシブルケー
ブルは、光変調装置340R、340Bのフレキシブルケーブルであってもよい。或いは
、パラメータ信号線350及びパラメータI/Fが搭載されたフレキシブルケーブルが、
光変調装置340R、340G、340Bのフレキシブルケーブルとは別個に設けるよう
にしてもよい。
このようなパラメータ記憶部210に記憶されるパラメータは、サブ画素の表示位置の
ずれ量に対応したデータである。
図5に、図3の投射部100によりスクリーンSCRに投射された表示画像を構成する
表示画素を模式的に示す。
スクリーンSCRに投射された表示画像を構成する表示画素PXは、プロジェクタ20
が有する光変調素子の画素のスクリーンSCR上の像である輝点を有し、表示画素PXは
、光変調素子の画素に対応付けられる。そして、投射部100は、R用液晶パネル130
Rの画素に対応したR成分の表示サブ画素PR、G用液晶パネル130Gの画素に対応し
たG成分の表示サブ画素PG、及びB用液晶パネル130Bの画素に対応したB成分の表
示サブ画素PBの各表示サブ画素の輝点が重なるように投射する。このように、表示画素
PXは、表示サブ画素PR、PG、PBにより構成される。
ところが、投射部100は図3又は図4に示す構成を有しており、光学系の色収差や、
光学系の構成部材の位置調整手段の調整精度等に起因して、スクリーンSCR上における
表示サブ画素の表示位置のずれが生じる場合がある。そこで、実施形態1では、例えば表
示サブ画素の表示位置のずれ量又は該ずれ量に対応したパラメータを記憶しておき、この
ずれ量又はパラメータに基づいて画像信号を補正することで、表示サブ画素の表示位置の
ずれに伴う画質の低下を防止することができる。例えば、パラメータ記憶部210に、表
示画素を構成するG成分の表示サブ画素PGの表示位置を基準として、当該表示画素を構
成する他のR成分の表示サブ画素PRの表示位置のずれ量、及びB成分の表示サブ画素P
Bの表示位置のずれ量を記憶することで、記憶容量を削減することができる。
これにより、表示サブ画素の表示位置のずれが生じた場合であっても、例えば表示画像
のエッジ部分や最端部において、解像感の低下や偽色の発生を抑えて、表示画像の画質の
低下を抑えることができる。
以上のような構成を有する実施形態1におけるプロジェクタ20では、まずサブ画素の
ずれ量の取得処理が行われる。この取得処理は、例えばプロジェクタ20(光変調色合成
部200)の製造時の検査工程で行われる。
図6に、実施形態1におけるプロジェクタ20の表示サブ画素位置のずれ量を測定する
測定システムの構成例のブロック図を示す。図6において、図1と同一部分には同一符号
を付し、適宜説明を省略する。
この測定システム400は、プロジェクタ20と、サブ画素位置測定部410と、パタ
ーン画像記憶部420とを含む。なお、プロジェクタ20が、サブ画素位置測定部410
とパターン画像記憶部420とを含んでもよい。
サブ画素位置測定部410は、デジタルスチルカメラ等の撮像装置を含み、投射部10
0によって投射されたスクリーンSCR上の表示画素を構成する表示サブ画素の表示位置
を測定する。パターン画像記憶部420は、スクリーンSCRへの投射画像(表示画像)
の表示サブ画素の位置を測定するためのパターン画像を記憶する。サブ画素位置測定部4
10は、パターン画像記憶部420に記憶されたパターン画像を用いて投射部100がス
クリーンSCRに投射した画像を撮像し、この撮像データを画像情報として各表示画素を
構成する表示サブ画素の表示位置を測定する。サブ画素位置測定部410によって測定さ
れた表示サブ画素の表示位置のずれ量に対応したパラメータは、パラメータ記憶部210
に格納される。
図7に、図6の測定システム400における表示サブ画素位置のずれ量の取得処理例の
フロー図を示す。
まず、プロジェクタ20では、パターン画像記憶部420に記憶されたパターン画像に
対応した画像情報を読み出し、投射部100が、該パターン画像をスクリーンSCRに投
射する(ステップS10)。そして、パターン画像を投射した後、プロジェクタ20では
、サブ画素位置測定部410が、スクリーンSCRへの表示画像を撮影する(ステップS
12)。サブ画素位置測定部410は、スクリーンSCRへの表示画像の画素数よりも多
い撮像画素数で、表示画像を撮影する。即ち、サブ画素位置測定部410は、スクリーン
SCRへの表示画像の1画素分の表示画素を、1画素よりも多い撮像画素数で該表示画素
を撮影して取り込む。
続いて、サブ画素位置測定部410は、表示サブ画素の表示位置を決定する(ステップ
S14)。そして、サブ画素位置測定部410又は画像処理部30は、表示画像内の所与
の基準位置を基準として、ステップS14で決定した表示サブ画素の表示位置のずれ量を
求めて(ステップS16)、該ずれ量又は該ずれ量に対応したパラメータをパラメータ記
憶部210保存し(ステップS18)、一連の処理を終了する(エンド)。
図8に、実施形態1におけるパターン画像の撮像処理の一例を示す。図8において、図
6と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
図8では、実施形態1におけるパターン画像をスクリーンSCRに投射したとき、1画
素を構成するサブ画素に対応した表示サブ画素の表示位置が、互いにずれている。本来は
、表示画素を構成する表示サブ画素の表示位置が一致するようにプロジェクタ20の光学
系が調整されているが、光学系の収差や光変調色合成部200の構成部品の取り付け精度
等に起因して、1表示画素を構成する表示サブ画素の表示位置を完全に一致させることは
容易ではない。
パターン画像記憶部420に記憶されるパターン画像は、スクリーンSCRへの投射領
域PAの四隅の4画素を有する。各画素は、R成分の表示サブ画素、G成分の表示サブ画
素及びB成分の表示サブ画素を有する。なお、各表示サブ画素は、模式的に矩形の形状を
有しているものとして示しているが、実際にはレンズの歪曲収差等に起因して表示画素の
形状が矩形にはならない場合がほとんどである。
図7のステップS12では、1画素を構成する全サブ画素を一度に投射し、サブ画素位
置測定部410は、R成分のカラーフィルタFRを介して、スクリーンSCRの表示画像
を撮像する。同様に、サブ画素位置測定部410は、G成分のカラーフィルタFGを介し
てスクリーンSCRの表示画像を撮像した後、B成分のカラーフィルタFBを介してスク
リーンSCRの表示画像を撮像する。これにより、R成分のサブ画素に対応した表示サブ
画素、G成分のサブ画素に対応した表示サブ画素、及びB成分のサブ画素に対応した表示
サブ画素を取り込むことができる。
なお、表示サブ画素を取り込む方法は、図8で説明したものに限定されるものではなく
、例えばサブ画素を表示して、カラーフィルタを介さずに、表示サブ画素を撮像すること
を色成分毎に繰り返してもよい。
図7のステップS12では、サブ画素位置測定部410又は画像処理部30は、サブ画
素位置測定部410による撮像により、G成分のサブ画素に対応した表示サブ画素DG1
〜DG4の撮像データを取得する。その後、図7のステップS14において、G成分のサ
ブ画素に対応した表示画素DG1〜DG4の各表示画素の領域の中からG成分のサブ画素
に対応した表示サブ画素の位置を決定する。
この決定処理としては、例えば撮像装置側の画素値が最大の画素をサブ画素位置として
決定することができる。各表示画素の領域の、撮像装置側の画素平面における輝度分布を
求め、撮像装置側の最高輝度の画素を画素値が最大の画素として特定することができる。
或いは、各表示画素の領域の輝度ヒストグラムを算出し、所定の閾値以上の画素の重心位
置をサブ画素位置として決定することができる。
また、同様に、R成分及びB成分についてもサブ画素に対応した表示サブ画素DR1〜
DR4、DB1〜DB4に対応するサブ画素位置が決定される。この結果、R成分、G成
分及びB成分の各表示サブ画素のサブ画素位置が決定され、例えばG成分のサブ画素に対
応した表示サブ画素のサブ画素位置を基準としたR成分及びB成分のサブ画素に対応した
表示サブ画素のサブ画素位置のずれ量又は該ずれ量に対応したパラメータがパラメータ記
憶部210に保存される。
即ち、実施形態1では、ずれ量又は該ずれ量に対応したパラメータは、G成分のサブ画
素に対応した表示サブ画素の表示位置を基準としたR成分のサブ画素に対応した表示サブ
画素の表示位置のずれ量又は該ずれ量に対応したパラメータと、G成分のサブ画素に対応
した表示サブ画素の表示位置を基準としたB成分のサブ画素に対応した表示サブ画素の表
示位置のずれ量又は該ずれ量に対応したパラメータとからなる。このように、基準位置は
、画素を構成するG成分のサブ画素に対応する表示サブ画素の表示位置である。
従って、第1の光変調部220を光変調装置340Gとすると、パラメータ記憶部21
0は、第1の光変調部220による第1の変調光に対応した表示サブ画素の表示位置を基
準として、第2の光変調部230による第2の変調光に対応した表示サブ画素の表示位置
のずれ量に対応したパラメータを記憶することができる。これにより、表示画素を構成す
る1つの表示サブ画素の表示位置を基準に、他の表示サブ画素の表示位置のずれ量を定義
することで、保存すべきずれ量又はパラメータの容量を大幅に削減できるようになる。ま
た、表示画素を構成する複数の色成分の表示サブ画素のうち、G成分のサブ画素に対応し
た表示サブ画素の表示位置を基準位置とすることで、人間の眼に認識しやすい色成分の表
示サブ画素を基準に他の色成分の表示サブ画素に対応した画像信号を補正することができ
、画質の低下を防止できるようになる。
このようにサブ画素位置測定部410を備えてプロジェクタ20で投影された表示サブ
画素を撮像してサブ画素の表示位置のずれ量を算出するようにすることで、表示サブ画素
の表示位置のずれにプロジェクタの個体差があっても画質の低下を防止できるようになる
続いて、図1の画像処理部30の各部の動作について説明する。
図9に、図1のずれ量算出部34の動作説明図を示す。
図9は、投射部100によって投射された表示画像(水平方向の画素数がW、垂直方向
の画素数がH)の投射領域PAを表している。パラメータ記憶部210は、合成部に対す
る光変調素子(光変調部)の取り付け状態に対応したパラメータとして、例えば表示画像
の四隅又は四隅付近の表示画素を構成する表示サブ画素の表示位置のずれ量に対応したパ
ラメータを記憶している。より具体的には、パラメータ記憶部210は、スクリーンSC
R上における表示サブ画素の表示位置の垂直方向及び水平方向のずれ量に対応したパラメ
ータを記憶する。これは、1画面の代表点における表示サブ画素の表示位置のずれが、合
成部に対する光変調素子(光変調部)の位置関係に起因し、合成部に対する光変調素子(
光変調部)の取り付け状態に対応付けられるからである。
なお、図9では、例えばR成分の表示サブ画素PR1〜PR4の表示位置のずれ量を模
式的に表している。このずれ量は、水平方向であるx方向のずれ量dx、垂直方向である
y方向のずれ量dyからなる。即ち、パラメータ記憶部210は、例えば表示サブ画素P
R1の表示位置のずれ量について、x方向のずれ量dx[0]、y方向のずれ量dy[0
]に対応したパラメータを記憶する。
ここで、表示サブ画素の表示位置のずれ量は、以下のように正規化されていることが望
ましい。
図10に、実施形態1における表示サブ画素の表示位置のずれ量の説明図を示す。図1
0において、図9と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
プロジェクタ20の投射部100により投射された表示画像の投射領域PAのサイズは
、一意に定まる。そこで、投射領域PAの水平方向の長さをDLEN、水平方向の画素数
Dをとすると、DLEN/Dを1単位としたずれ量を求めることで、x方向のずれ量の数
値が何画素分に相当するかを特定できる。同様に、投射領域PAの垂直方向の長さをHL
EN、垂直方向の画素数をHとすると、HLEN/Hを1単位としたずれ量を求めること
で、y方向のずれ量の数値が何画素分に相当するかを特定できる。
このように正規化された表示サブ画素PR1のずれ量dx[0]、dy[0]、表示サ
ブ画素PR2のずれ量dx[1]、dy[1]、表示サブ画素PR3のずれ量dx[2]
、dy[2]、及び表示サブ画素PR4のずれ量dx[3]、dy[3]を用いて、ずれ
量算出部34は、投射領域PAの表示サブ画素PREのx方向のずれ量x_shift、
y方向のずれ量y_shiftを算出する。
より具体的には、ずれ量算出部34は、ずれ量dx[0]〜dx[3]に基づいて、投
射領域PAの左上隅を原点とする座標(x,y)に位置する表示サブ画素PREのx方向
のずれ量x_shift(x,y)を算出する。このとき、ずれ量算出部34は、次式で
示すように、線形補間処理によってずれ量x_shift(x,y)を算出する。
Figure 2010087698
同様に、ずれ量算出部34は、ずれ量dy[0]〜dy[3]に基づいて、投射領域P
Aの左上隅を原点とする座標(x,y)に位置する表示サブ画素PREのy方向のずれ量
y_shift(x,y)を算出する。
Figure 2010087698
なお、図9及び図10では、投射領域PA内のR成分の表示サブ画素のずれ量を算出す
るものとして説明したが、投射領域PA内のB成分の表示サブ画素のずれ量も同様に算出
できる。このように、パラメータ記憶部210が、例えば投射領域PAの四隅のずれ量に
対応したパラメータのみを保存していても、ずれ量算出部34は、パラメータ記憶部21
0に記憶されたパラメータからずれ量dx[0]〜dx[3]、dy[0]〜dy[3]
を算出し、投射領域PA内のG成分を除く他の色成分の全表示サブ画素のずれ量を算出す
ることができる。
図11に、図1の画像信号補正部36の動作説明図を示す。
図11は、例えばR成分の表示サブ画素に対応したサブ画素R(i,j)の画素値IM
Gs[i][j]の補正処理の説明図を表す。図11では、例えば投射領域の左上隅を原
点とする座標系で定義されるR成分のサブ画素R(i,j)の周囲のR成分のサブ画素が
模式的に示されている。ここで、例えばR成分のサブ画素R(i−1,j−1)は、画素
値img[i−1][j−1]を有し、R成分のサブ画素R(i,j+1)は、画素値i
mg[i][j+1]を有しているものとする。
図11のサブ画素R(i,j)に対応した表示サブ画素の表示位置は、G成分のサブ画
素に対応した表示サブ画素の表示位置を基準に、x方向にx_shift、y方向にy_
shiftだけずれているものとする。このずれ量は、パラメータ記憶部210から読み
出されたパラメータから変換されたり、図9及び図10で説明したずれ量算出部34によ
り算出されたりする。
画像信号補正部36は、このずれ量に基づいて、当該サブ画素R(i,j)の周囲のサ
ブ画素(x方向に隣接するサブ画素、y方向に隣接するサブ画素)の画素値を用いた面積
階調法により、当該サブ画素R(i,j)の画素値IMGs[i][j]を求め、この画
素値IMGs[i][j]を補正後の画像信号として投射部100に出力する。
Figure 2010087698
このようなずれ量に基づいてサブ画素に対応した画像信号を補正する画像処理部30の
機能は、ハードウェアで実現されてもよいし、ソフトウェア処理で実現されてもよい。
図12に、実施形態1における画像処理部30のハードウェア構成例のブロック図を示
す。
画像処理部30は、中央演算処理装置(Central Processing Unit:CPU)80、読み
出し専用メモリ(Read Only Memory:ROM)82、ランダムアクセスメモリ(Random Ac
cess Memory:RAM)84、インターフェース(Interface:I/F)回路86を含む。
CPU80、ROM82、RAM84及びI/F回路86は、バス88を介して接続され
ている。
ROM82には、プログラムが格納されており、バス88を介してプログラムを読み込
んだCPU80が、該プログラムに対応した処理を実行することができる。RAM84は
、CPU80が処理を実行するための作業用メモリとなったり、CPU80が読み込むプ
ログラムが一時的に格納されたりする。I/F回路86は、外部からの入力画像信号のイ
ンターフェース処理を行う。
図1のずれ量算出部34及び画像信号補正部36の機能は、ROM82又はRAM84
に格納されたプログラムをバス88を介して読み込んで実行するCPU80により実現さ
れる。
図13に、実施形態1における画像処理部30の処理例のフロー図を示す。
例えば、ROM82には、予め図13に示す処理を実現するためのプログラムが格納さ
れており、CPU80がROM82に格納されたプログラムを読み出して該プログラムに
対応した処理を実行することで、図13に示す処理をソフトウェア処理により実現できる
まず、画像処理部30は、入力画像信号取得ステップとして、図示しない画像信号生成
装置から、入力画像の各画素を構成するサブ画素に対応した入力画像信号を取得する(ス
テップS20)。
続いて、画像処理部30は、パラメータ読出制御部32において、パラメータ読み出し
ステップとして、光変調色合成部200に搭載されたパラメータ記憶部210からパラメ
ータを読み出す制御を行う(ステップS22)。この結果、パラメータ記憶部210から
パラメータが読み出され、該パラメータが、例えば図12のRAM84に格納される。こ
のパラメータは、例えばG成分の表示サブ画素の表示位置と基準として、R成分及びB成
分についての図9の投射領域PAの四隅のサブ画素のずれ量に対応したパラメータである
そして、画像処理部30は、ずれ量算出部34において、ずれ量算出ステップとして、
図9及び図10で説明したように、ステップS22で読み出されたパラメータに基づいて
、表示画面のR成分及びB成分の全サブ画素のずれ量を算出する(ステップS24)。
その後、画像処理部30は、画像信号補正部36において、画像信号補正ステップとし
て、図11で説明したように、サブ画素毎に、ステップS24で算出されたずれ量に基づ
いて、当該サブ画素位置の画像信号を補正し(ステップS26)、一連の処理を終了する
(エンド)。
このように補正された画像信号は、投射部100に入力される。投射部100は、画像
表示ステップとして、画像処理部30によって補正された画像信号に基づいて変調された
光をスクリーンSCRに投射して、画像を表示する。
図14に、図13のステップS24、ステップS26の詳細の処理例のフロー図を示す
。例えば、ROM82には、予め図14に示す処理を実現するためのプログラムが格納さ
れており、CPU80がROM82に格納されたプログラムを読み出して該プログラムに
対応した処理を実行することで、図14に示す処理をソフトウェア処理により実現できる
図13のステップS24のずれ量算出ステップでは、ずれ量算出部34が、R成分の全
サブ画素のずれ量を算出する(ステップS40)。より具体的には、ずれ量算出部34は
、パラメータ記憶部210に記憶されたパラメータに基づいて、表示画像内のR成分の全
サブ画素のずれ量を補間処理により求める。図9及び図10では、線形補間法により求め
る例について説明したが、ずれ量算出部34は、ニアレストネイバー法、バイキュービッ
ク法等で、全サブ画素のずれ量を算出するようにしてもよい。
同様に、ずれ量算出部34は、B成分の全サブ画素のずれ量を算出する(ステップS4
2)。ステップS42においても、ずれ量算出部34は、パラメータ記憶部210に記憶
されたパラメータに基づいて、表示画像内のB成分の全サブ画素のずれ量を補間処理によ
り求める。
次に、画像信号補正部36は、入力画像信号の有無を判別する(ステップS44)。ス
テップS44において、入力画像信号がないと判別されたとき(ステップS44:N)、
画像信号補正部36は、入力画像信号の入力を待つ。
ステップS44において、入力画像信号があると判別されたとき(ステップS44:Y
)、画像信号補正部36は、入力画像信号のうちR成分の入力画像信号に対して、ステッ
プS40で算出されたずれ量を用いて補正処理を行う(ステップS46)。続いて、画像
信号補正部36は、入力画像信号のうちB成分の入力画像信号に対して、ステップS42
で算出されたずれ量を用いて補正処理を行う(ステップS48)。
表示画像内のR成分及びB成分の全サブ画素について補正処理が終了するまで(ステッ
プS50:N)、ステップS46に戻って画像内の各サブ画素の補正処理を行う。一方、
表示画像内のR成分及びB成分の全サブ画素について補正処理が終了したとき(ステップ
S50:Y)、ずれ量に応じた補正処理を終了しないときは(ステップS52:N)、ス
テップS44に戻って処理を継続し、ずれ量に応じた補正処理を終了するとき(ステップ
S52:Y)、一連の処理を終了する(エンド)。
以上説明したように、実施形態1によれば、光変調色合成部200にパラメータ記憶部
210を搭載し、このパラメータ記憶部210に記憶されたパラメータに基づいて、画像
信号を補正するようにしたので、合成部に対する光変調素子の相対的な位置関係に起因し
た画質の劣化を抑えることができるようになる。また、取り付け時や交換時においても、
ずれ量を改めて測定することなく、光変調色合成部200の個々の特性に合わせて、画質
の低下を抑えることができるようになる。
〔実施形態2〕
実施形態1では、パラメータ記憶部210として機能するメモリ素子がクロスダイクロ
イックプリズム160(合成部250)(より具体的にはクロスダイクロイックプリズム
160の台座300)に搭載されている例を説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。パラメータ記憶部210として機能するメモリ素子が、光変調部(光変調装置
)に搭載されていてもよい。この場合、色成分毎に、パラメータ記憶部210として機能
するメモリ素子が光変調部に設けられていてもよいし、例えばG成分のサブ画素の表示位
置を基準に他の色成分のサブ画素の表示位置のずれ量が定義される場合、G成分を除く他
の色成分の光変調部毎に、パラメータ記憶部210として機能するメモリ素子が設けられ
ていてもよい。
図15に、本発明に係る実施形態2における光変調色合成部の分解斜視図の一例を示す
。図15において、図4と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。図15で
は、図4と同様に、B用液晶パネル130B側及びクロスダイクロイックプリズム160
の射出側で、光変調色合成部200の分解を行っているが、R用液晶パネル130R及び
G用液晶パネル130Gの構成も同様である。
実施形態2における光変調色合成部500は、実施形態1における図1の投射部100
の光変調色合成部200に置き換えることができる。この光変調色合成部500では、例
えば光変調装置340Bの対向基板332に、パラメータ記憶部210として機能するメ
モリ素子が設けられると共に、フレキシブルケーブル334にパラメータ信号線350及
びパラメータI/Fが設けられる。従って、対向基板332に設けられたメモリ素子の端
子が、光変調装置340Bのフレキシブルケーブル334に形成されたパラメータ信号線
350と電気的に接続されるように構成されており、該パラメータ信号線350を介して
パラメータがメモリ素子に書き込まれたり該パラメータ信号線350を介してメモリ素子
からパラメータが読み出されたりする。なお、メモリ素子が設けられる対向基板は、光変
調装置340R、340Bの対向基板であってもよい。
以上説明したように、実施形態2によれば、色成分毎にパラメータを管理することがで
き、実施形態1と同様の効果を得ることができるようになる。なお、実施形態2において
、例えばG成分の表示サブ画素の表示位置を基準に他の色成分のずれ量を定義する場合、
G成分の光変調部(光変調装置340G)にはパラメータ記憶部を搭載しない構成を採用
できる。
〔実施形態3〕
実施形態1又は実施形態2では、図9に示すように、パラメータ記憶部210に記憶さ
れるパラメータが、スクリーンSCR上における表示サブ画素の垂直方向及び水平方向の
ずれ量に対応したパラメータであるものと説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
図16(a)、図16(b)に、本発明に係る実施形態3におけるパラメータの説明図
を示す。図16(a)は、光変調色合成部の斜視図を模式的に表す。図16(b)は、図
16(a)で定義される座標軸を模式的に表す。図16(a)において、図3と同一部分
には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
ここで、光変調装置340R、340G、340B(第1〜第3の光変調部)を構成す
るR用液晶パネル130R、G用液晶パネル130G及びB用液晶パネル130Bの各液
晶パネルの入射方向をz軸(第1の軸)、各液晶パネルの入射面(各光変調部の入射面)
において互いに交差する座標軸を第2の軸(x軸)及び第3の軸(y軸)とする。ここで
、x軸、y軸、z軸を3次元の座標軸として表すと、R用液晶パネル130R、G用液晶
パネル130G及びB用液晶パネル130Bの各液晶パネルは、図16(b)に示す位置
に模式的に配置される。
実施形態3では、x軸、y軸及びz軸の少なくとも1つの軸方向のずれ量又は該ずれ量
に対応したパラメータ、或いはx軸、y軸及びz軸の少なくとも1つの軸回りのずれ量又
は該ずれ量に対応したパラメータが、パラメータ記憶部210に記憶される。そして、こ
のようなパラメータから、1画面の全画素のずれ量を求めることになる。
このような実施形態3におけるパラメータを記憶するパラメータ記憶部は、実施形態1
又は実施形態2のパラメータ記憶部210に置き換えて設けられる。
以上説明したように、実施形態3によれば、図16(b)の座標軸上で定義されるパラ
メータをパラメータ記憶部210が記憶するようにしたので、実施形態1又は実施形態2
の効果に加えて、1画面内の複数の代表点におけるパラメータを記憶する必要がなくなり
、パラメータの情報量を削減できるようになる。
〔実施形態4〕
実施形態1〜実施形態3のいずれかの実施形態では、合成部に対する光変調部の取り付
け状態に対応したパラメータのみに基づいて画像信号を補正する例を説明したが、本発明
はこれに限定されるものではない。本発明に係る実施形態4では、合成部に対する光変調
部の取り付け状態に対応したパラメータと、プロジェクタが有する光学系の色収差に対応
した光学系パラメータとを用いて、画像信号を補正することで、各光変調素子の相対的な
位置関係と光学系の色収差とに起因した画質の劣化を抑える。
図17に、実施形態4における画像表示システムの構成例のブロック図を示す。図17
において、図1と同一部分には同一符号を付し、適宜説明を省略する。
実施形態4における画像表示ステム610が実施形態1における画像表示システム10
と異なる点は、プロジェクタ620の構成である。プロジェクタ620は、投射部100
と、画像処理部630とを含む。画像処理部630は、図1の画像処理部30の構成に加
えて、光学系パラメータ記憶部632と、パラメータ統合部634とを含む。
光学系パラメータ記憶部632は、プロジェクタ620が有する光学系に起因する表示
サブ画素の表示位置のずれ量(例えば照明光学系や投射光学系の色収差)に対応したパラ
メータを記憶する。パラメータ統合部634は、パラメータ読出制御部32によって読み
出されたパラメータ記憶部210からのパラメータと、光学系パラメータ記憶部632か
らのパラメータとを統合する処理を行う。例えばパラメータ統合部634は、垂直方向の
ずれ量に対応したパラメータ同士を加算したり、水平方向のずれ量に対応したパラメータ
同士を加算したりすることで、両パラメータを統合する。パラメータ統合部634によっ
て統合処理されたパラメータは、ずれ量算出部34に送られて、実施形態1と同様に、ず
れ量の算出処理と画像信号の補正処理が行われる。
即ち、実施形態4では、画像信号補正部36は、光学系パラメータ記憶部632に記憶
されたパラメータと、パラメータ記憶部210に記憶されたパラメータとに基づいて、色
成分毎に画像信号を補正する。
実施形態4における画像処理部630の機能は、ハードウェアで実現されてもよいし、
ソフトウェア処理で実現されてもよい。
図18に、実施形態4における画像処理部630の処理例のフロー図を示す。
例えば、ROM82には、予め図18に示す処理を実現するためのプログラムが格納さ
れており、CPU80がROM82に格納されたプログラムを読み出して該プログラムに
対応した処理を実行することで、図18に示す処理をソフトウェア処理により実現できる
まず、画像処理部630は、入力画像信号取得ステップとして、図示しない画像信号生
成装置から、入力画像の各画素を構成するサブ画素に対応した入力画像信号を取得する(
ステップS60)。
続いて、画像処理部630は、パラメータ読出制御部32において、パラメータ読み出
しステップとして、光変調色合成部200に搭載されたパラメータ記憶部210からパラ
メータを読み出す制御を行うと共に、光学系パラメータ記憶部632からパラメータを読
み出す制御を行う(ステップS62)。この結果、パラメータ記憶部210及び光学系パ
ラメータ記憶部632からパラメータが読み出され、両パラメータが、例えば図12のR
AM84に格納される。
そして、画像処理部630は、パラメータ統合部634において、パラメータ統合ステ
ップとして、両パラメータを統合する処理を行う(ステップS64)。
続いて、画像処理部630は、ずれ量算出部34において、ずれ量算出ステップとして
、図9及び図10で説明したように、ステップS64において統合されたパラメータに基
づいて、表示画面のR成分及びB成分の全サブ画素のずれ量を算出する(ステップS66
)。
その後、画像処理部630は、画像信号補正部36において、画像信号補正ステップと
して、図11で説明したように、サブ画素毎に、ステップS66で算出されたずれ量に基
づいて、当該サブ画素位置の画像信号を補正し(ステップS68)、一連の処理を終了す
る(エンド)。
このように補正された画像信号は、投射部100に入力される。投射部100は、画像
表示ステップとして、画像処理部630によって補正された画像信号に基づいて変調され
た光をスクリーンSCRに投射して、画像を表示する。
以上説明したように、実施形態4によれば、光学系パラメータ記憶部632に、照明光
学系や投射光学系の色収差に対応したパラメータを記憶し、光変調色合成部からのパラメ
ータと統合して画像信号を補正するようにしたので、光変調素子と合成部との位置関係に
起因した画素ずれや光学系の色収差に対応した画素ずれによる画質の低下を抑えることが
できるようになる。また、実施形態4によれば、実施形態1と同様に、光変調色合成部2
00を交換したとしても、再度、表示画素のずれ量(特に、光学系の色収差に起因したず
れ量)を測定することなく、補正処理で画質の低下を抑えることができるようになる。
〔実施形態5〕
実施形態1〜実施形態4では、透過型の液晶表示装置を用いた3板式の液晶プロジェク
タを例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明に係る実施形態5
では、反射型の液晶表示装置を用いた3板式の液晶プロジェクタに、本発明に係る光学装
置が適用される例を説明する。
図19に、実施形態5における投射部の構成例を示す。図19は、いわゆるLCOS(
Liquid Crystal On Silicon)方式の液晶プロジェクタに搭載される投射部の構成例を模
式的に表す。
実施形態5における投射部700は、光源710、ダイクロイックミラー712、71
4、反射ミラー716、718、ダイクロイックミラー720、偏光ビームスプリッタ(
Polarizing Beam Splitter:PBS)722、724、726、R用液晶パネル730R
、G用液晶パネル730G、B用液晶パネル730B、クロスダイクロイックプリズム7
32、投射レンズ740を含む。
実施形態5における光変調色合成部750の変調合成ユニットは、R用液晶パネル73
0R(第1の光変調部、第1の光変調素子)、G用液晶パネル730G(第2の光変調部
、第2の光変調素子)、B用液晶パネル730B(第3の光変調部、第3の光変調素子)
、偏光ビームスプリッタ722、724、726、及びクロスダイクロイックプリズム7
32により構成される。光変調色合成部750は、この変調合成ユニットに加えて、実施
形態1〜4のいずれかの実施形態と同様のパラメータ記憶部を含むことができる。この場
合、実施形態1〜4のいずれかの実施形態と同様に、クロスダイクロイックプリズム73
2及び偏光ビームスプリッタ722と、R用液晶パネル730R、G用液晶パネル730
G及びB用液晶パネル730Bとを固定する固定部、又はいずれかの液晶パネル(例えば
対向基板)にパラメータ記憶部が搭載される。
R用液晶パネル730R、G用液晶パネル730G及びB用液晶パネル730Bは、そ
れぞれマトリックス状に反射型液晶素子が形成されており、その前面に垂直配向液晶が設
けられている。選択された画素に対応した反射型液晶素子は、画像信号に対応した電圧が
印加されることで液晶を変化させる。
光源710からのR成分、G成分及びB成分の光は、ダイクロイックミラー712によ
って波長が長い色成分の光(図19ではR成分の光)が反射され、ダイクロイックミラー
714によって波長が短い色成分の光(図19ではG成分及びB成分の光)が反射される
。ダイクロイックミラー712によって反射された光は、反射ミラー718によって偏光
ビームスプリッタ724に導かれる。ダイクロイックミラー714によって反射された光
は、反射ミラー716によってダイクロイックミラー720に導かれる。ダイクロイック
ミラー720は、B成分の光を透過させ、G成分の光を反射する。ダイクロイックミラー
720を透過したB成分の光は、偏光ビームスプリッタ722に入射される。ダイクロイ
ックミラー720を反射したG成分の光は、偏光ビームスプリッタ726に入射される。
偏光ビームスプリッタ722、724、726は、それぞれ入射光の偏光成分を分岐す
る。偏光ビームスプリッタ722は、ダイクロイックミラー720を透過したB成分の光
の偏光成分のうちp偏光を透過させ、s偏光を界面(フィルタ面、接合面)で反射させて
B用液晶パネル730Bに入射させる。偏光ビームスプリッタ724は、反射ミラー71
8を反射したR成分の光の偏光成分のうちp偏光を透過させ、s偏光を界面で反射させて
R用液晶パネル730Rに入射させる。偏光ビームスプリッタ726は、ダイクロイック
ミラー720を反射したG成分の光の偏光成分のうちp偏光を透過させ、s偏光を界面で
反射させてG用液晶パネル730Gに入射させる。
各液晶パネルでは、s偏光が入射され、液晶層を通過して画素電極(反射型液晶素子)
で反射されて、再び偏光ビームスプリッタに戻される。このとき、電圧が印加されないと
き、このs偏光は変調されることなくs偏光のまま戻されるが、電圧が印加されたとき、
このs偏光は電圧に応じて、偏光方向がp偏光の方向に変調される。従って、偏光ビーム
スプリッタに戻された光の偏光成分のうちp偏光は透過し、クロスダイクロイックプリズ
ム732に入射される。
即ち、R用液晶パネル730Rは、光変調素子として機能し、R用画像信号に基づいて
透過率(通過率、変調率)が変化するようになっている。R用液晶パネル730Rに入射
された光(第1の色成分の光)は、画像処理部30によって補正されたR用の画像信号に
基づいて変調され、変調後の光がクロスダイクロイックプリズム732に入射される。
また、G用液晶パネル730Gは、光変調素子として機能し、G用画像信号に基づいて
透過率(通過率、変調率)が変化するようになっている。G用液晶パネル730Gに入射
された光(第2の色成分の光)は、画像処理部30によって補正されたG用の画像信号に
基づいて変調され、変調後の光がクロスダイクロイックプリズム732に入射される。
更に、B用液晶パネル730Bは、光変調素子として機能し、B用画像信号に基づいて
透過率(通過率、変調率)が変化するようになっている。B用液晶パネル730Bに入射
された光(第3の色成分の光)は、画像処理部30によって補正されたB用の画像信号に
基づいて変調され、変調後の光がクロスダイクロイックプリズム732に入射される。
こうして、偏光ビームスプリッタ722、724、726を透過した各色成分の光はク
ロスダイクロイックプリズム732において合成され、投射レンズ740によってスクリ
ーンに投射される。
実施形態5における光変調色合成部750は、実施形態1と同様にパラメータ記憶部を
有し、合成部としてのクロスダイクロイックプリズム732(或いはクロスダイクロイッ
クプリズム732及び偏光ビームスプリッタ722、724、726)に対する、光変調
部としてのR用液晶パネル730R、G用液晶パネル730G及びB用液晶パネル730
Bの位置関係に対応したパラメータを記憶している。このパラメータは、実施形態1と同
様に、図9や図16(a)、図16(b)で説明したパラメータとすることができる。
図19の投射部700は、図1のプロジェクタ20の投射部100に置き換えて、プロ
ジェクタ20に内蔵させることができる。
以上説明したように、実施形態5によれば、3板式のLCOS方式の液晶プロジェクタ
に搭載しても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
〔実施形態6〕
実施形態1〜5では、液晶表示装置を用いた3板式の液晶プロジェクタを例に説明した
が、いわゆるマイクロミラー型光変調素子を用いたプロジェクタに、本発明に係る光学装
置が適用されてもよい。
図20に、実施形態6における投射部の構成例を示す。図20は、マイクロミラー型光
変調素子を用いたプロジェクタに搭載される投射部の構成例を模式的に表す。
実施形態6における投射部800は、光源810、インテグレータロッド812、リレ
ー光学系814、内部全反射(Total Internal Reflection:TIR)プリズム816、
カラープリズム818、R用マイクロミラー型光変調装置820R(第1の光変調部、第
1の光変調素子)、G用マイクロミラー型光変調装置820G(第2の光変調部、第2の
光変調素子)、R用マイクロミラー型光変調装置820B(第3の光変調部、第3の光変
調素子)、投射レンズ830を含む。
実施形態6における光変調色合成部850の変調合成ユニットは、R用マイクロミラー
型光変調装置(広義にはライトバルブ)820R、G用マイクロミラー型光変調装置82
0G、B用マイクロミラー型光変調装置820B、TIRプリズム816、カラープリズ
ム818により構成される。光変調色合成部850は、この変調合成ユニットに加えて、
実施形態1〜5のいずれかの実施形態と同様のパラメータ記憶部を含むことができる。こ
の場合、実施形態1〜5のいずれかの実施形態と同様に、TIRプリズム816及びカラ
ープリズム818と、R用マイクロミラー型光変調装置820R、G用マイクロミラー型
光変調装置820G及びB用マイクロミラー型光変調装置820Bとを固定する固定部、
又はいずれかのマイクロミラー型光変調装置にパラメータ記憶部が搭載される。
R用マイクロミラー型光変調装置820R、G用マイクロミラー型光変調装置820G
及びB用マイクロミラー型光変調装置820Bは、それぞれマトリクス状にミラー素子が
形成されている。選択された画素に対応したミラー素子は、画像信号に対応した電圧に応
じて傾けられる。
光源810からのR成分、G成分及びB成分の光は、インテグレータロッド812及び
リレー光学系814によって、より広い範囲で均一な強度分布を有する光に変換される。
TIRプリズム816に入射されたリレー光学系814からの光は、臨界角を超えて入射
され、その界面においてカラープリズム818側に全反射され、カラープリズム818に
よって、R成分用の光、G成分用の光及びB成分用の光に分離される。
R用マイクロミラー型光変調装置820Rは、カラープリズム818によって分離され
たR成分用の光をR用画像信号に応じて変調する。R用マイクロミラー型光変調装置82
0Rによる変調後の光は、TIRプリズム816に戻される。G用マイクロミラー型光変
調装置820Gは、カラープリズム818によって分離されたG成分用の光をG用画像信
号に応じて変調する。G用マイクロミラー型光変調装置820Gによる変調後の光は、T
IRプリズム816に戻される。B用マイクロミラー型光変調装置820Bは、カラープ
リズム818によって分離されたB成分用の光をB用画像信号に応じて変調する。B用マ
イクロミラー型光変調装置820Bによる変調後の光は、TIRプリズム816に戻され
る。
即ち、R用マイクロミラー型光変調装置820Rは、光変調素子として機能し、R用画
像信号に基づいて変調率が変化するようになっている。R用マイクロミラー型光変調装置
820Rに入射された光(第1の色成分の光)は、画像処理部30によって補正されたR
用の画像信号に基づいて変調され、変調後の光がカラープリズム818を介してTIRプ
リズム816に入射される。
また、G用マイクロミラー型光変調装置820Gは、光変調素子として機能し、G用画
像信号に基づいて変調率が変化するようになっている。G用マイクロミラー型光変調装置
820Gに入射された光(第2の色成分の光)は、画像処理部30によって補正されたG
用の画像信号に基づいて変調され、変調後の光がカラープリズム818を介してTIRプ
リズム816に入射される。
更に、B用マイクロミラー型光変調装置820Bは、光変調素子として機能し、G用画
像信号に基づいて変調率が変化するようになっている。B用マイクロミラー型光変調装置
820Bに入射された光(第3の色成分の光)は、画像処理部30によって補正されたB
用の画像信号に基づいて変調され、変調後の光がカラープリズム818を介してTIRプ
リズム816に入射される。
TIRプリズム816は、臨界角を超えない角度でカラープリズム818から入射され
た各色成分の変調光を合成し、合成後の光を投射レンズ830に入射する。投射レンズ8
30は、TIRプリズム816からの合成光によって、スクリーンに像を形成させる。
実施形態6における光変調色合成部850は、実施形態1と同様にパラメータ記憶部を
有し、合成部としてのTIRプリズム816又はカラープリズム818に対する、光変調
部としてのR用マイクロミラー型光変調装置820R、G用マイクロミラー型光変調装置
820G及びB用マイクロミラー型光変調装置820Bの位置関係に対応したパラメータ
を記憶している。このパラメータは、実施形態1と同様に、図9や図16(a)、図16
(b)で説明したパラメータとすることができる。
図20の投射部800は、図1のプロジェクタ20の投射部100に置き換えて、プロ
ジェクタ20に内蔵させることができる。
以上説明したように、実施形態6によれば、3板式のマイクロミラー型光変調素子を用
いたプロジェクタに搭載しても、実施形態1と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明に係る光学装置及び画像表示装置を上記の各実施形態に基づいて説明した
が、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能であ
る。
(1)上記の各実施形態では、パラメータ記憶部が、表示画像内の全画素のうち代表点
としてサンプリングされた複数のサブ画素のずれ量に対応したパラメータを記憶しておき
、ずれ量算出部で任意のサブ画素のずれ量を算出するものとして説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではない。例えば、パラメータ記憶部は1画面全体のずれ量に対応し
たパラメータを記憶しておき、ずれ量算出部を省略してもよい。
(2)上記の各実施形態では、G成分の表示サブ画素の表示位置を基準に、R成分の表
示サブ画素の表示位置のずれ量又は該ずれ量に対応したパラメータ及びB成分の表示サブ
画素の表示位置のずれ量又は該ずれ量に対応したパラメータを保存していたが、本発明は
これに限定されるものではない。例えば、R成分の表示サブ画素の表示位置を基準に、他
の色成分の表示サブ画素の表示位置のずれ量又は該ずれ量に対応したパラメータを保存し
てもよいし、B成分の表示サブ画素の表示位置を基準に、他の色成分の表示サブ画素の表
示位置のずれ量又は該ずれ量に対応したパラメータを保存してもよい。
(3)上記の各実施形態では、1画素を3つの色成分のサブ画素で構成されるものとし
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。1画素を構成する色成分数が2
、又は4以上であってもよい。
(4)上記の各実施形態では、各表示画素を構成する表示サブ画素のうちの1つの表示
サブ画素の表示位置を基準位置として採用するものとして説明したが、本発明はこれに限
定されるものではない。例えば、スクリーン座標系の所定位置や各液晶パネルのパネル座
標系の所定位置を基準位置としてもよい。
(5)上記の各実施形態では、光変調部として、液晶プロジェクタ、LCOS方式の液
晶プロジェクタ、マイクロミラー型光変調装置を用いたプロジェクタを例に説明したが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
(6)上記の各実施形態では、光変調部として、いわゆる3板式の光変調部(光変調素
子、ライトバルブ)を例に説明したが、2板、又は4板式以上のライトバルブを採用して
もよい。
(7)上記の各実施形態では、全サブ画素のずれ量の補間処理方法や画像信号の補正処
理方法として、線形補間法、ニアレストネイバー法、バイキュービック法や面積階調法を
例に挙げたが、本発明はこれらの処理方法に限定されるものではない。
(8)上記の各実施形態において、本発明を、光学装置及び画像表示装置として説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明に係る画像処理方法や画
像表示方法の処理手順が記述されたプログラムが記録された記録媒体であってもよい。
本発明に係る実施形態1における画像表示システムの構成例のブロック図。 図1の投射部が有する光変調色合成部の機能ブロックの一例を示す図。 図2の光変調色合成部を有する図1の投射部の構成例を示す図。 実施形態1における光変調色合成部の分解斜視図の一例を示す図。 図3の投射部による表示画像を構成する表示画素を模式的に示す図。 実施形態1における測定システムの構成例のブロック図。 図6の測定システムの表示サブ画素位置のずれ量の取得処理例のフロー図。 実施形態1におけるパターン画像の撮像処理の一例を示す図。 図1のずれ量算出部の動作説明図。 実施形態1における表示サブ画素の表示位置のずれ量の説明図。 図1の画像信号補正部の動作説明図。 実施形態1における画像処理部のハードウェア構成例のブロック図。 実施形態1における画像処理部の処理例のフロー図。 図13のステップS24、ステップS26の詳細の処理例のフロー図。 実施形態2における光変調色合成部の分解斜視図の一例を示す図。 図16(a)は実施形態3における光変調色合成部の斜視図を模式的に示す図。図16(b)は、図16(a)で定義される座標軸を模式的に示す図。 実施形態4における画像表示システムの構成例のブロック図。 実施形態4における画像処理部の処理例のフロー図。 実施形態5における投射部の構成例を示す図。 実施形態6における投射部の構成例を示す図。
符号の説明
10,610…画像表示システム、 20,620…プロジェクタ、
30,630…画像処理部、 32…パラメータ読出制御部、 34…ずれ量算出部、
36…画像信号補正部、 80…CPU、 82…ROM、 84…RAM、
86…I/F回路、 88…バス、 100,700,800…投射部、
110,710,810…光源、 112,114…インテグレータレンズ、
116…偏光変換素子、 118…重畳レンズ、
120R…R用ダイクロイックミラー、 120G…G用ダイクロイックミラー、
122,148,150,716,718…反射ミラー、
124R…R用フィールドレンズ、 124G…G用フィールドレンズ、
130B,730B…B用液晶パネル、 130G,730G…G用液晶パネル、
130R,730R…R用液晶パネル、 140…リレー光学系、
142,144,146…リレーレンズ、
160,732…クロスダイクロイックプリズム、
170,740,830…投射レンズ、
200,500,750,850…光変調色合成部、 210…パラメータ記憶部、
212…パラメータI/F、 220…第1の光変調部、 222…第1の光変調素子、
224…第1の駆動素子、 226…第1の画像信号I/F、
230…第2の光変調部、 232…第2の光変調素子、 234…第2の駆動素子、
236…第2の画像信号I/F、 240…第3の光変調部、
242…第3の光変調素子、 234…第3の駆動素子、
246…第3の画像信号I/F、 250…合成部、 260…変調合成ユニット、
300…台座、 302…サファイア板、 304…弾性部材、
306…偏光フィルム、 310…偏光板、 312…スペーサ、 314…支持板、
316…収容体、 320…保持枠、 322…フック、 324…フック係合部、
326…斜面、 330…駆動基板、 332…対向基板、
334…フレキシブルケーブル、 336…開口部、
340B,340G,340R…光変調装置、 350…パラメータ信号線、
400…測定システム、 410…サブ画素位置測定部、
420…パターン画像記憶部、 632…光学系パラメータ記憶部、
634…パラメータ統合部、 712,714,720…ダイクロイックミラー、
722,724,726…PBS、 812…インテグレータロッド、
814…リレー光学系、 816…TIRプリズム、 828…カラープリズム、
820B…B用マイクロミラー型光変調装置、
820G…G用マイクロミラー型光変調装置、
820R…R用マイクロミラー型光変調装置、 SCR…スクリーン

Claims (9)

  1. 1画素を構成する複数のサブ画素に対応した複数の色光を合成する光学装置であって、
    前記複数のサブ画素のいずれか1つに対応した第1の色成分の入射光を変調して第1の
    変調光を射出する第1の光変調部と、前記複数のサブ画素のいずれか1つに対応した第2
    の色成分の入射光を変調して第2の変調光を射出する第2の光変調部と、前記第1の変調
    光と前記第2の変調光とを合成する合成部とを有する変調合成ユニットと、
    前記第1の変調光及び前記第2の変調光の少なくとも1つの変調光による表示サブ画素
    の表示位置のずれ量に対応したパラメータを記憶するパラメータ記憶部とを含み、
    前記パラメータ記憶部が、
    前記変調合成ユニットに設けられていることを特徴とする光学装置。
  2. 請求項1において、
    前記変調合成ユニットが、
    前記第1の変調部及び前記第2の変調部と前記合成部とを固定する固定部を含み、
    前記パラメータ記憶部が、
    前記第1の光変調部又は前記固定部に設けられていることを特徴とする光学装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記変調合成ユニットが、
    前記第1の画像信号が入力される第1の画像信号インターフェース部と、
    前記第2の画像信号が入力される第2の画像信号インターフェース部と、
    前記パラメータ記憶部に記憶された前記パラメータを出力するパラメータインターフェ
    ース部とを含み、
    前記第1の光変調部が、前記第1の画像信号に基づいて前記第1の色成分の入射光を変
    調し、
    前記第2の光変調部が、前記第2の画像信号に基づいて前記第2の色成分の入射光を変
    調することを特徴とする光学装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記パラメータ記憶部が、
    前記第1の変調光に対応した表示サブ画素の表示位置を基準として、前記第2の変調光
    に対応した表示サブ画素の表示位置のずれ量に対応したパラメータを記憶することを特徴
    とする光学装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記パラメータ記憶部が、
    前記合成部に対する前記第1の光変調部及び前記第2の光変調部の少なくとも一方の取
    り付け状態に対応したパラメータを記憶することを特徴とする光学装置。
  6. 請求項5において、
    前記第1の光変調部及び前記第2の光変調部の各光変調部の入射方向を第1の軸、各光
    変調部の入射面において互いに交差する座標軸を第2の軸及び第3の軸とした場合、
    前記パラメータ記憶部が、
    前記第1の軸、前記第2の軸及び前記第3の軸の少なくとも1つの軸方向のずれ量に対
    応したパラメータ、又は前記少なくとも1つの軸回りのずれ量に対応したパラメータを記
    憶することを特徴とする光学装置。
  7. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記第1の変調光又は前記第2の変調光に対応した表示サブ画素がスクリーンに表示さ
    れる場合に、
    前記パラメータ記憶部が、
    前記スクリーン上における前記表示サブ画素の表示位置の垂直方向及び水平方向のずれ
    量に対応したパラメータを記憶することを特徴とする光学装置。
  8. 1画素を構成する複数のサブ画素の画像信号に基づいて画像を表示する画像表示装置で
    あって、
    請求項1乃至7のいずれか記載の光学装置を有し、該光学装置からの合成光を投射する
    投射部と、
    前記光学装置から前記パラメータを読み出すパラメータ読出制御部と、
    前記パラメータ読出制御部によって読み出された前記パラメータに基づいて色成分毎に
    画像信号を補正する画像信号補正部とを含み、
    前記光学装置が、
    前記画像信号補正部によって補正された前記画像信号に基づいて色成分毎に入射光を変
    調して各変調光を合成することを特徴とする画像表示装置。
  9. 1画素を構成する複数のサブ画素の画像信号に基づいて画像を表示する画像表示装置で
    あって、
    請求項1乃至7のいずれか記載の光学装置を有し、該光学装置からの合成光を投射する
    投射部と、
    前記画像表示装置が有する光学系の色収差に対応したパラメータを記憶する光学系パラ
    メータ記憶部と、
    前記光学装置から前記パラメータを読み出すパラメータ読出制御部と、
    前記光学系パラメータ記憶部に記憶されたパラメータと、前記パラメータ読出制御部に
    よって読み出されたパラメータとに基づいて、色成分毎に画像信号を補正する画像信号補
    正部とを含み、
    前記光学装置が、
    前記画像信号補正部によって補正された前記画像信号に基づいて色成分毎に入射光を変
    調して各変調光を合成することを特徴とする画像表示装置。
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